JP2002316726A - 混載情報処理装置、混載情報処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

混載情報処理装置、混載情報処理方法、記録媒体及びプログラム

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JP2002316726A
JP2002316726A JP2001122946A JP2001122946A JP2002316726A JP 2002316726 A JP2002316726 A JP 2002316726A JP 2001122946 A JP2001122946 A JP 2001122946A JP 2001122946 A JP2001122946 A JP 2001122946A JP 2002316726 A JP2002316726 A JP 2002316726A
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Takashi Takeya
隆 竹谷
Naruaki Matsuo
成晃 松尾
Yasufumi Inoue
康文 井上
Hajime Matsuno
一 松野
Masahiro Sodeyama
征宏 袖山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナで混載輸送する荷物の組み合わせの
決定を容易にすることを課題とする。 【解決手段】 本発明の混載情報処理装置は、複数の荷
物の情報を記憶するデータベース(303)と、荷物の
情報を基に各荷物がコンテナで混載輸送可能か否かを判
断する判断手段と、判断結果を出力する出力手段とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混載情報処理技術
に関し、特にコンテナで混載輸送するための混載情報処
理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】物流センタは、工場で生産された商品を
在庫管理している。商品の発注があると、物流センタ内
の商品はコンテナに収納される。そのコンテナは、海上
輸送で海外に輸出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この際、配船スケジュ
ール、商品のサイズ等に応じて、コンテナ内にどの商品
を収納するかを効率よく決める必要がある。コンテナ内
の収納率は、理論的には100%に近いことが好まし
い。しかし、商品の内容や梱包形態等を考慮して、経験
上の最適な組み合わせで、人間がコンテナに収納する商
品の組み合わせを決めている。また、商品の中には、他
の種類の商品と同じコンテナに混載できるものとできな
いものがある。混載可能な商品は、混載して輸送するこ
とが好ましい。
【0004】本発明の目的は、コンテナに混載して輸送
する荷物の組み合わせを効率的に決めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、複数の荷物の情報を記憶するデータベースと、前記
荷物の情報を基に各荷物がコンテナで混載輸送可能か否
かを判断する判断手段と、前記判断結果を出力する出力
手段とを有する混載情報処理装置が提供される。
【0006】本発明の他の観点によれば、コンテナで混
載輸送可能な荷物の情報を記憶するデータベースと、前
記データベースを基に前記混載輸送可能な荷物の情報を
表示する表示手段と、前記混載輸送可能な複数の荷物の
中から1つのコンテナに混載する荷物の組み合わせを入
力する入力手段とを有する混載情報処理装置が提供され
る。
【0007】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベース内の荷物の情報を基に各荷物がコンテナで混載輸
送可能か否かを判断する判断ステップと、前記判断結果
を出力する出力ステップとを有する混載情報処理方法が
提供される。
【0008】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベースを基にコンテナで混載輸送可能な荷物の情報を表
示する表示ステップと、前記混載輸送可能な複数の荷物
の中から1つのコンテナに混載する荷物の組み合わせを
入力する入力ステップとを有する混載情報処理方法が提
供される。
【0009】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベース内の荷物の情報を基に各荷物がコンテナで混載輸
送可能か否かを判断する判断手順と、前記判断結果を出
力する出力手順とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体が提供される。
【0010】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベースを基にコンテナで混載輸送可能な荷物の情報を表
示する表示手順と、前記混載輸送可能な複数の荷物の中
から1つのコンテナに混載する荷物の組み合わせを入力
する入力手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
が提供される。
【0011】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベース内の荷物の情報を基に各荷物がコンテナで混載輸
送可能か否かを判断する判断手順と、前記判断結果を出
力する出力手順とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムが提供される。
【0012】本発明のさらに他の観点によれば、データ
ベースを基にコンテナで混載輸送可能な荷物の情報を表
示する表示手順と、前記混載輸送可能な複数の荷物の中
から1つのコンテナに混載する荷物の組み合わせを入力
する入力手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムが提供される。
【0013】本発明によれば、データベースを基に各荷
物がコンテナで混載輸送可能か否かを判断して出力する
ので、その混載輸送可能な荷物の中から実際に混載輸送
する荷物の組み合わせを容易に決めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態による
商品の発注から商品の輸送までを示す。工場101は、
所定の商品を生産する。物流センタ102は、工場10
1で生産された商品を在庫管理する。商品の発注がある
と、物流センタ102内の商品は第1のルート111又
は第2のルート112でコンテナヤード104に運ばれ
る。
【0015】まず、第1のルート111について説明す
る。物流センタ102内の商品(荷物)は、物流センタ
102でコンテナ内に混載バンニング(積み付け)され
る。例えば、図2に示すように、複数の荷物202がコ
ンテナ201内にバンニングされる。バンニングされた
コンテナは、物流センタ102からコンテナヤード10
4に陸上輸送される。
【0016】次に、第2のルート112について説明す
る。物流センタ102内の荷物は、トラックで輸出上屋
(港の近くの倉庫)103に運ばれる。その荷物は、輸
出上屋103でコンテナにバンニングされる。バンニン
グされたコンテナは、輸出上屋103からコンテナヤー
ド104に陸上輸送される。
【0017】第1のルート111は、第2のルート11
2に比べて、輸出上屋103を介さないので、作業ステ
ップが減り、コストが安くなり、速度が速くなる。ま
た、コンテナの積載効率も上がる。そこで、物流センタ
102内の荷物の中でコンテナで混載輸送可能なもの
は、物流センタ102でバンニングし、第1のルート1
11でコンテナヤード104に運ぶ。そして、混載輸送
不適切なものは、輸出上屋103でバンニングし、第2
のルート112でコンテナヤード104に運ぶ。
【0018】物流センタ102は、複数存在する。第1
のルート111では、複数の物流センタ102内の荷物
を1つのコンテナに混載することができる。その方法に
は2つある。第1の方法は、第1の物流センタから第2
の物流センタへトラックで荷物を運び、その後に、第2
の物流センタでまとめて1つのコンテナに荷物を混載す
る方法である。第2の方法は、第1の物流センタでコン
テナに荷物をバンニングし、その後、そのコンテナを第
1の物流センタから第2の物流センタへ運び、その後、
第2の物流センタでそのコンテナに他の荷物をバンニン
グする方法である。
【0019】コンテナヤード104に運ばれたコンテナ
は、船105により海上輸送され、海外に輸出される。
【0020】図3は、本発明の実施形態による混載バン
ニングシステム(混載情報処理装置)の構成を示す。ネ
ットワーク301上には、サーバ302、事業部端末3
04、物流管理部端末305、輸出業務部端末306、
運送会社端末307、物流センタ端末308及び出荷先
端末309が接続される。サーバ302には、データベ
ース303が接続される。
【0021】事業部端末304、物流管理部端末30
5、輸出業務部端末306は、例えば1つの会社内に設
けられる。運送会社端末307は、図1の物流センタ1
02とコンテナヤード104との間でコンテナの陸上輸
送を行う運送会社の端末である。
【0022】図6は、図3のデータベース303の内容
を示す。データベース303は、混載バン物流センタテ
ーブル601、混載バンニングリスト管理602、輸出
出庫伝票603、PS明細604、PSマスタ605、
梱包グルーピング606、梱包積載数量607、得意先
マスタ608、配船スケジュール確定版609、自社バ
ン管理マスタ610、物流センタマスタ611、商品マ
スタ612、官署情報マスタ613、物流センタ間移動
伝票614、輸出プレD/O(デリバリオーダ)61
5、自社バン616、及び物流センタ在庫617等の情
報を記憶する。
【0023】図4は、図3のサーバ302及び端末30
4〜309の構成を示す。これらは、例えばパーソナル
コンピュータや汎用コンピュータ等である。バス401
には、中央処理装置(CPU)402、ROM403、
RAM404、ネットワークインタフェース405、入
力装置406、出力装置407及び外部記憶装置408
が接続されている。
【0024】CPU402は、データの処理又は演算を
行うと共に、バス401を介して接続された各種構成要
素を制御するものであり、後に説明する混載バンニング
システムの処理を実行する。
【0025】ROM403には、予めCPU402の制
御手順(コンピュータプログラム)を記憶させておき、
このコンピュータプログラムをCPU402が実行する
ことにより、起動する。外部記憶装置408にコンピュ
ータプログラムが記憶されており、そのコンピュータプ
ログラムがRAM404にコピーされて実行される。
【0026】外部記憶装置408は、例えばハードディ
スク記憶装置やCD−ROM等であり、電源を切っても
記憶内容が消えない。RAM404は、データの入出力
及び送受信等のためのワークエリア、各構成要素の制御
のための一時記憶として用いられる。
【0027】ネットワークインタフェース405は、図
3に示すネットワーク301に接続するためのインタフ
ェースである。入力装置406は、例えばキーボード及
びマウス等であり、各種指定又は入力等を行うことがで
きる。出力装置407は、ディスプレイ及びプリンタで
あり、荷物の情報及び混載情報を表示したり、印刷する
ことができる。
【0028】図5は、混載バンニングシステムの処理を
示すフローチャートである。ステップS501では、事
業部が例えば販売会社から商品を受注すると、事業部端
末304が受注単位でC/O(コンファメーション/オ
ーダ)ナンバを付与し、そのC/Oナンバを輸送する船
毎に分割する。すなわち、1つのC/Oナンバには、1
種類又は複数種類の商品が含まれており、複数の船に分
けて輸送したい場合には、C/O分割を行う。
【0029】ステップS502では、事業部端末304
が在庫引当てを行う。具体的には、上記の受注した商品
を、どの物流センタから何個いつ配送するかを決める。
図1において、工場101及び物流センタ102が複数
あるため、複数の物流センタ102の中の1つを特定す
る必要がある。ここでは、サーバ302が在庫履歴の古
い物流センタから順に在庫を自動的に選択する。
【0030】ステップS501でC/O分割が行われる
と、サーバ302はD/Oナンバを生成する。C/Oナ
ンバに枝番が付与されたものがD/Oナンバである。
【0031】ステップS503では、物流管理部端末3
05が事業部別にD/O(デリバリ/オーダ)処理を行
う。事業部は複数あり、各事業部は異なる商品を扱って
いる。例えば、ある事業部はプリンタを扱っており、他
の事業部は複写機を扱っている。その後、ステップS5
04及びS506へ進む。
【0032】ステップS504では、物流管理部端末3
05がD/Oリスト出力処理を行い、D/Oリスト50
5をプリンタにより印刷する。
【0033】ステップS506では、物流管理部端末3
05が混載バン(バンニング)検討処理を行う。図7
に、その処理画面を示す。ユーザは、事業部・エリア・
カテゴリ701をチェックし、事業部703、エリア7
04、カテゴリ705、及び/又は物流センタ706の
検索条件を入力し、検索ボタン712をマウスでクリッ
クすると、その検索を行い、表示エリア720に検索結
果を表示する。
【0034】また、ユーザは、D/Oナンバ702をチ
ェックし、D/Oナンバ707を入力し、検索ボタン7
12をクリックすると、そのD/Oナンバ707の情報
を表示エリア720に表示させることができる。
【0035】ラジオボタン708をチェックすれば、保
留状態のD/Oナンバの情報は表示エリア720に表示
されない。ラジオボタン709をチェックすれば、保留
状態のD/Oナンバの情報も表示エリア720に表示さ
れる。
【0036】手番710には、検索日から将来の所定範
囲日数を検索対象として入力することができる。手番7
10に何も入力しなければ、デフォルト値が採用され
る。検索件数711には、検索された件数が表示され
る。
【0037】表示エリア720には、物流センタの出庫
予定日721、出庫処理の締め日722、D/Oナンバ
723、仕向地724、総容積(サイズ:m3)72
5、総重量726、注意項目(複数物流センタ、PS
(Packing Slip:梱包情報)未完、コメント、積送、梱
包注意)727、混載検討728、完了729が表示さ
れる。
【0038】混載検討728は、Yがコンテナで混載輸
送可能であることを示し、Nがコンテナで混載輸送不適
切であることを示す。例えば、上から第3及び5番目の
荷物は、総容積725が小さすぎるために、Nになって
いる。また、上から第3及び第6番目の荷物は、PSが
未完のためにNになっている。物流管理部端末305
は、サーバを介して、複数の荷物の情報を記憶するデー
タベース303を基に、各荷物がコンテナで混載輸送可
能か否かを判断し、その判断結果を混載検討728上に
表示する。
【0039】注意項目727は、混載可能か否かを示す
判断材料になる。ユーザは、注意項目727を参照しな
がら、混載検討728のY又はNを修正する必要がなけ
れば、完了729にYを入力する。ここでは、確実性を
確保するために、N→Yへの修正を許していない。入力
後、更新ボタン731をクリックすると、入力した情報
がデータベース303に登録され、図5のステップS5
07へ進む。終了ボタン732をクリックすると、処理
を終了する。
【0040】図5において、ステップS507では、物
流管理部端末305が混載バン検討メニュー処理を行
う。この処理では、図6のデータベース情報601〜6
15を用いる。図8に、その処理画面を示す。全コンサ
イニー(荷受人)803をチェックし、出庫日の範囲8
04及び805を入力し、検索ボタン806をクリック
すると、出庫日の範囲804及び805を基に検索を行
い、合致する全コンサイニーのコンサイニーコード80
7及びD/O件数808を表示する。
【0041】また、コンサイニー指定801をチェック
し、コンサイニーコード802を入力し、検索ボタン8
06をクリックすると、そのコンサイニーの検索を行
い、検索結果としてコンサイニー807及びD/O件数
808を表示する。
【0042】所定のコンサイニー807及びD/O件数
808をライン指定し、次画面ボタン809をクリック
すると、図9の画面を表示する。終了ボタン810をク
リックすると、処理を終了する。
【0043】図9では、上記のライン指定したコンサイ
ニーについての詳細な情報を表示エリア903に表示す
る。表示内容は、例えば、コンサイニー、アカウンテ
ィ、運賃、保険、物流センタグループ、事業体グルー
プ、本船名、キャリア、上屋締日、D/O件数等であ
る。そのコンサイニー宛ての荷物が複数の船に分けて輸
送される場合には、複数の船が表示される。
【0044】また、コンサイニー901にコンサイニー
コードを入力し、検索ボタン902をクリックすると、
その検索を行い、表示エリア903に検索結果を表示す
る。
【0045】終了ボタン905をクリックすると、処理
を終了する。表示エリア903の表示内容をライン指定
し、明細ボタン904をクリックすると、図5のステッ
プS508に進む。
【0046】ステップS508では、物流管理部端末3
05が混載バン作成処理を行う。この処理では、図6の
輸出出庫伝票603、自社バン管理マスタ610及び自
社バン616を更新する。図10に、その処理画面を示
す。この画面には、上記の詳細な情報が表示される。エ
リア1001には、図9の画面と同様な情報が表示され
る。その後、検索ボタン1002をクリックすると、エ
リア1001の項目を条件に検索を行い、検索結果をエ
リア1010に表示する。
【0047】エリア1010には、D/Oナンバ101
4毎に、物流センタ1011、出庫日1015、容積1
016、コンテナ収容効率1017が表示される。印刷
ボタン1022をクリックすると、図11に示すような
より詳細な情報がプリンタによりリスト510として印
刷される(S509)。この処理では、図6のデータベ
ース情報603〜615を用いる。
【0048】図11に示すように、より詳細な情報とし
て、図10の情報の他、アイテムナンバ、商品コード、
商品略称、数量、ケース数、梱包形態、サイズ(長さ、
幅、高さ)、重量が印刷される。ユーザは、この印刷さ
れた情報を参照しながら、所定の大きさのコンテナ種類
を決定し、その1つのコンテナに混載する荷物(D/O
ナンバ)の組み合わせを決定する。この組み合わせの決
定をコンピュータ処理により行う方法も考えられるが、
現実には、印刷された種々の情報を総合的に加味し、経
験則に基づいて人間が行う方が確実であり、かつ速く決
定を行うことができる。例えば、図10のコンテナ収容
効率1017の合計を100%に近づけることが基本的
には好ましいが、その他の要素を加味すれば、100%
に近いことが必ずしも適切ではない。次に、ユーザは、
図13の画面でその決定事項を入力する。
【0049】なお、上記のように、複数の物流センタの
荷物を1つのコンテナに混載することができる。その場
合は、港から遠い物流センタから近い物流センタへ向け
て、コンテナ又は荷物が順に移動することが好ましい。
そのため、図10及び図11では、港から遠い物流セン
タから近い物流センタへと順に、距離の順番で物流セン
タを並べて表示及び印刷することが好ましい。また、D
/O件数が多い順に表示及び印刷させてもよい。
【0050】図12は、図10の画面で1つのコンテナ
に混載する荷物を示すライン1201、1202、12
03、1204を指定した画面である。また、図12で
は、図10の画面でD/O分割を行ったため、D/Oナ
ンバ1014が図10とは一部異なっている。すなわ
ち、混載する荷物の組み合わせを考えたときに、1つの
D/Oナンバに含まれる商品の数量を複数に分けた方が
効率よく、バンニングできることがある。例えば、コン
テナに2列でバンニングする場合には、数量を偶数個に
した方がよい。そのような場合には、1つのD/Oナン
バを複数のD/Oナンバに分割する。例えば、図10の
第2番目のラインであるD/Oナンバ1014の「FA
MS182−21」は、図12では、「FAMS182
−23」及び「FAMS182−24」に分割されてい
る。上記の4つのライン1201〜1204を指定し、
自社バン作成ボタン1021をクリックすると、図5の
ステップS508へ進む。
【0051】ステップS508では、物流管理部端末3
05が混載バン作成処理を行う。図13に、その処理画
面を示す。エリア1303には、本船名1304、キャ
リア1305、シッピングコード1306、バン可能日
の範囲1307、エリア1308が表示される。エリア
1309には、上記で決定した1つのコンテナにバンニ
ングするD/Oナンバの情報として、D/Oナンバ、ア
イテムナンバ、物流センタが表示される。また、エリア
1310では、荷物の容積1316及び重量1317が
計算されて、表示される。
【0052】ユーザは、エリア1310内のコンテナ種
類1311、バンニング1312、第1のバンニング場
所1314、第2のバンニング場所1315を入力し、
必要に応じてバンニング指示票コメント1313を入力
することができる。コンテナ種類1311を決定するこ
とにより、そのコンテナの大きさをデータベースから参
照することができる。バンニング日1312は、バン可
能日の範囲1307から選択することができる。
【0053】積載シミュレーションボタン1321をク
リックすると、決定された4つのD/Oナンバの情報及
びコンテナの大きさ等を自動積み付けソフトに渡して起
動する。自動積み付けソフトは、コンテナに荷物をバン
ニングしたシミュレーション図を表示する。ユーザは、
そのシミュレーション図を参考にすることができる。
【0054】終了ボタン1323をクリックすると、処
理を終了する。更新ボタン1322をクリックすると、
入力した情報がデータベースに登録され、自社バン管理
ナンバ1301には、コンテナ毎に1つのナンバが自動
付与され、表示される。その後、図5のステップS51
1へ進む。
【0055】ステップS511では、物流管理部端末3
05がD/O調整処理を行う。図14に、その処理画面
を示す。図14は、図12の画面に対して以下の表示が
変更されたものである。上記のバンニングを決定した4
つのライン1401、1402、1403、1404に
ついて、図13の画面での入力に応じて、バンニングナ
ンバ1012、コンテナサイズ(コンテナ種類)101
3、出庫日(バンニング日)1015が表示される。コ
ンテナサイズ1013の決定に伴い、そのコンテナサイ
ズでのコンテナ収容効率1017を再計算して表示させ
ることができる。
【0056】バンニング指定したライン1401〜14
04以外のラインについて、完了1019に「Y」を入
力すると、図1の第2のルート112による輸送を指示
することができる。ライン1401〜1404の完了1
019には、自動的に「Y」が入力され、図1の第1の
ルート111による輸送が指示される。
【0057】終了ボタン1024をクリックすると、処
理を終了する。更新ボタン1023をクリックすると、
入力した情報がデータベースに登録される。
【0058】ステップS512では、物流管理部端末3
05がD/O確定処理を行う。図15に、その処理画面
を示す。ラジオボタン1503をチェックし、事業体1
504、エリア1505及び/又は物流センタ1506
の検索条件を入力し、検索ボタンをクリックすると、検
索を行い、エリア1510に検索結果としてD/Oナン
バ1511、自社バン管理ナンバ1512、出庫日15
13、警告1514を表示する。確定1515に「Y」
を入力し、更新ボタン1521をクリックすると、その
D/Oナンバのデリバリオーダを確定する。なお、ラジ
オボタン1501をチェックし、D/Oナンバ1502
の検索条件を入力し、検索ボタン1507をクリックす
ると、その検索結果をエリア1510に表示させること
もできる。終了ボタン1522をクリックすると、処理
を終了する。その後、図3のステップS513及びS5
16へ進む。情報は、ステップS512にて確定される
が、コンテナ手配のための情報は図13の更新ボタン1
322の押下に応じて作成される。
【0059】ステップS516では、物流センタ端末3
08がデータベース303を基にD/O及び自社バン指
示票出力処理を行い、自社バン指示票517及びD/O
リスト518をプリンタにより印刷する。その後、ステ
ップS515へ進む。
【0060】ステップS513では、輸出業務部が輸出
業務部端末306を用いて確定されたD/Oナンバの情
報を参照し、必要な種類及び数のコンテナ手配を船会社
及び運送業者に行う。
【0061】次に、ステップS514では、運送会社が
コンテナヤードからコンテナをピッキングし、所定の物
流センタへ運ぶ。次に、ステップS515では、物流セ
ンタが、D/Oリスト518を基にコンテナにバンニン
グする商品をピッキングし、自社バン指示票517を基
にその商品をコンテナにバンニングする。その後、ステ
ップS519へ進む。
【0062】ステップS519では、物流センタ端末3
08が出庫処理を行う。この処理では、図6の輸出出庫
伝票103、物流センタ在庫617及び自社バン616
等を更新する。図16に、その処理画面を示す。バンニ
ングナンバ1601及び物流センタコード1602の検
索条件を入力し、検索ボタン1603をクリックする
と、検索を行い、対応するバンニング日1617、それ
に含まれるD/Oナンバ1621を表示する。
【0063】D/Oナンバ1621のうちの所望のD/
Oナンバをライン指定し、検索ボタン1622をクリッ
クすると、そのD/Oナンバの情報がエリア1630に
表示される。エリア1630には、PSナンバ163
1、ケース番号の範囲1632,1633が表示され
る。位置1634には、そのケース番号1632,16
33がバンニングされたコンテナ内の位置(例えば、フ
ロント、ミドル、ドア)を入力する。
【0064】また、コンテナナンバ1611、シールナ
ンバ1612,1613、テアウエイト(コンテナ自
重)1614を入力し、チェックボタン1641及び更
新ボタン1643をクリックすると、出庫処理の情報が
データベースに登録される。ボタン1642をクリック
すると、処理を終了する。
【0065】その後、運送会社は、バンニングされたコ
ンテナを物流センタからコンテナヤードに運ぶ。そのコ
ンテナは、船に積まれ、海上輸送される。コンテナ内の
荷物は、荷受人の下へ運ばれる。
【0066】以上のように、複数の荷物の情報を記憶す
るデータベース303を基に各荷物がコンテナで混載輸
送可能か否かを判断し、その判断結果を出力することに
より、実際に混載輸送する荷物の組み合わせを容易に決
めることができ、混載作業の効率が向上する。
【0067】本発明の実施形態は、コンピュータがプロ
グラムを実行することによって実現することができる。
また、プログラムをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等
の記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネ
ット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用するこ
とができる。上記のプログラム、記録媒体及び伝送媒体
は、本発明の範疇に含まれる。
【0068】上記実施形態は、何れも本発明を実施する
にあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することな
く、様々な形で実施することができる。上述した実施形
態のように、海上輸送のためのコンテナに混載する場合
に特に好適であるが、地上輸送のためのコンテナに混載
する場合にも適用し得るものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータベースを基に各荷物がコンテナで混載輸送可能か否
かを判断して出力するので、その混載輸送可能な荷物の
中から実際に混載輸送する荷物の組み合わせを容易に決
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品の発注から輸送までを示す図である。
【図2】荷物をバンニングしたコンテナを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施形態による混載バンニングシステ
ムの構成を示す図である。
【図4】サーバ及び端末のハードウエア構成を示すブロ
ック図である。
【図5】混載バンニングシステムの処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】データベースの内容を示す図である。
【図7】事業部別D/O処理画面を示す図である。
【図8】第1の混載バン検討処理画面を示す図である。
【図9】第2の混載バン検討処理画面を示す図である。
【図10】第1の混載バン検討画面を示す図である。
【図11】印刷されるリストを示す図である。
【図12】第2の混載バン検討画面を示す図である。
【図13】自社バン作成画面を示す図である。
【図14】第3の混載バン検討画面を示す図である。
【図15】D/O確定画面を示す図である。
【図16】出庫処理画面を示す図である。
【符号の説明】
101 工場 102 物流センタ 103 輸出上屋 104 コンテナヤード 105 船 111 第1のルート 112 第2のルート 201 コンテナ 202 荷物(ケース) 301 ネットワーク 302 サーバ 303 データベース 304 事業部端末 305 物流管理部端末 306 輸出業務部端末 307 運送会社端末 308 物流センタ端末 309 出荷先端末 401 バス 402 CPU 403 ROM 404 RAM 405 ネットワークインタフェース 406 入力装置 407 出力装置 408 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 康文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松野 一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 袖山 征宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷物の情報を記憶するデータベー
    スと、 前記荷物の情報を基に各荷物がコンテナで混載輸送可能
    か否かを判断する判断手段と、 前記判断結果を出力する出力手段とを有する混載情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、混載輸送可能な荷物の
    情報であって、前記データベースに記憶されている荷物
    の情報を出力する請求項1記載の混載情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記荷物の情報を表示
    し、さらに詳細な該荷物の情報を印刷する請求項2記載
    の混載情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷される荷物の情報は、荷物のサ
    イズ及び/又は重量を含む請求項3記載の混載情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記混載輸送可能な複数の荷物
    の中から1つのコンテナに混載する荷物の組み合わせを
    入力する入力手段を有する請求項1記載の混載情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、さらにコンテナ種類、
    バンニング日及びバンニング場所を入力する請求項5記
    載の混載情報処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、荷受人毎に荷物の情報を検索す
    るための検索手段を有し、 前記出力手段は、前記検索された荷物の情報を出力する
    請求項1記載の混載情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、前記混載輸送可能な荷
    物が存在する物流センタの情報を出力する請求項1記載
    の混載情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、前記コンテナを海上輸
    送するための港から遠い順に前記物流センタの情報を出
    力する請求項8記載の混載情報処理装置。
  10. 【請求項10】 コンテナで混載輸送可能な荷物の情報
    を記憶するデータベースと、 前記データベースを基に前記混載輸送可能な荷物の情報
    を表示する表示手段と、 前記混載輸送可能な複数の荷物の中から1つのコンテナ
    に混載する荷物の組み合わせを入力する入力手段とを有
    する混載情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記入力手段は、さらにコンテナ種
    類、バンニング日及びバンニング場所を入力する請求項
    10記載の混載情報処理装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記入力手段により入力され
    た情報を前記データベースに登録する登録手段を有する
    請求項11記載の混載情報処理装置。
  13. 【請求項13】 データベース内の荷物の情報を基に各
    荷物がコンテナで混載輸送可能か否かを判断する判断ス
    テップと、 前記判断結果を出力する出力ステップとを有する混載情
    報処理方法。
  14. 【請求項14】 データベースを基にコンテナで混載輸
    送可能な荷物の情報を表示する表示ステップと、 前記混載輸送可能な複数の荷物の中から1つのコンテナ
    に混載する荷物の組み合わせを入力する入力ステップと
    を有する混載情報処理方法。
  15. 【請求項15】 データベース内の荷物の情報を基に各
    荷物がコンテナで混載輸送可能か否かを判断する判断手
    順と、 前記判断結果を出力する出力手順とをコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 データベースを基にコンテナで混載輸
    送可能な荷物の情報を表示する表示手順と、 前記混載輸送可能な複数の荷物の中から1つのコンテナ
    に混載する荷物の組み合わせを入力する入力手順とをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 データベース内の荷物の情報を基に各
    荷物がコンテナで混載輸送可能か否かを判断する判断手
    順と、 前記判断結果を出力する出力手順とをコンピュータに実
    行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 データベースを基にコンテナで混載輸
    送可能な荷物の情報を表示する表示手順と、 前記混載輸送可能な複数の荷物の中から1つのコンテナ
    に混載する荷物の組み合わせを入力する入力手順とをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022096091A (ja) * 2020-12-17 2022-06-29 株式会社新星流通サービス 混載輸送支援システム
JP2022109161A (ja) * 2021-01-14 2022-07-27 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム

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