JP2002316185A - 汚水処理槽 - Google Patents

汚水処理槽

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JP2002316185A JP2001193072A JP2001193072A JP2002316185A JP 2002316185 A JP2002316185 A JP 2002316185A JP 2001193072 A JP2001193072 A JP 2001193072A JP 2001193072 A JP2001193072 A JP 2001193072A JP 2002316185 A JP2002316185 A JP 2002316185A
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treatment tank
tank
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幸彦 岡本
Atsushi Endo
淳 遠藤
Kazusato Oohashi
一聡 大橋
Junji Shinohara
淳二 篠原
Seiichi Kanamori
聖一 金森
Masanori Nagafuji
雅則 長藤
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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】処理槽内に設置した撹拌機による汚泥沈積の防
止効果を向上させることによって、従来以上の汚泥沈積
の防止効果を維持しつつ、さらに撹拌機の所用動力の大
幅な省エネルギー化を図ることができる汚水処理槽を提
供する。 【解決手段】攪拌プロペラ翼を備え、略垂直な軸を首振
り回転軸2とする首振り機能を有する攪拌機1を処理槽
10内に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、攪拌機を備えた汚
水処理槽に関する。
【0002】
【従来の技術】生物反応を利用して汚水処理を行うため
の矩形処理槽には、処理槽内の汚泥の沈積を防止し、処
理効率を向上させるために攪拌機が設置される場合があ
る。図11に、従来技術に係る下水処理用の矩形槽に攪
拌機を設置する場合の一例を示す。図11(a)は平面
図、図11(b)は側面図である。ここで、攪拌機とし
ては、回転する攪拌プロペラ翼を持つプロペラ型の攪拌
機20が通常用いられ、処理槽底部流速が汚泥沈降防止
に必要な流速、例えば槽底面から10cm上方の位置に
おいて0.1m/sec以上の流速を確保できるように
固定して配置するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示す
ような従来の固定型のプロペラ型攪拌機を備えた処理槽
では、攪拌プロペラ翼から吹き出される加速流れの及ぶ
範囲21及び22では流速が非常に早くなるが、その周
辺部23では流速が遅くなり、槽底部全面で汚泥沈積防
止に必要な流速を確保するためには大きな容量の攪拌機
を使用しなければならないという問題があった。
【0004】また、平面形状が細長い矩形処理槽等では
槽底部全面でこの流速を達成するために複数の攪拌機を
配置しなければならないという問題もあった。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決し、処理槽
内に設置した攪拌機による汚泥沈積の防止効果を向上さ
せることによって、従来以上の汚泥沈積の防止効果を維
持しつつ、さらに攪拌機の所用動力の大幅な省エネルギ
ー化を図ることができる汚水処理槽を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の特徴は以下の通りである。
【0007】請求項1の発明は、攪拌プロペラ翼を備
え、略垂直な軸を首振り回転軸とする首振り機能を有す
る攪拌機を処理槽内に設置したことを特徴とする汚水処
理槽である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、処
理槽が平面矩形状であり、攪拌機の首振り回転軸を、処
理槽の両長辺を2等分する仮想面aから両短辺方向に
0.25B以内(但し、B:処理槽の短辺の長さ)の距
離を隔てた、前記仮想面aに平行な2つの仮想面b1,
b2に囲まれた領域であって、かつ、長辺から攪拌プロ
ペラ翼の直径Dの距離以上離れた領域に配置することを
特徴とする汚水処理槽である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、攪拌機の攪拌プロペラ翼回転中心の処理槽底
面からの距離hが、攪拌プロペラ翼の直径Dに対し0.
6D≦h≦2.5Dの範囲にあり、かつ、前記攪拌機の
攪拌プロペラ翼回転軸の向きが水平方向或いは水平方向
から下方に30度以内の傾きを有していることを特徴と
する請求項2に記載の汚水処理槽である。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかにおいて、処理槽内に流入する流入水によっ
て発生する前記処理槽内底面近傍の水の流れ方向と、攪
拌機の攪拌プロペラ翼による加速流れの方向が同一方向
の流れ成分を有するように前記攪拌機を設けたことを特
徴とする汚水処理槽である。
【0011】請求項5の発明は、請求項1において、L
/B≧3(但し、L:処理槽の長辺の長さ,B:処理槽
の短辺の長さ)となる場合には、処理槽内に攪拌機を複
数台設置することを特徴とする汚水処理槽である。
【0012】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
のいずれかにおいて、処理槽の上下方向に沿って配置さ
れる回転可能な長尺の首振り回転軸を備え、該首振り回
転軸または該首振り回転軸の長手方向に沿って設けられ
た支持ガイドに攪拌機を昇降自在に設け、前記首振り回
転軸を駆動装置により正逆回転させることによって、前
記攪拌機を首振り動作させるようにしたことを特徴とす
る汚水処理槽である。
【0013】請求項7の発明は、請求項6において、駆
動装置が、モータと、該モータの一定方向への回転運動
を首振り回転軸の正逆回転運動に変換するリンク機構と
を有することを特徴とする汚水処理槽である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る汚水処理槽は、攪拌
プロペラ翼を備え、処理槽底面に対して略垂直に設けた
軸を首振り回転軸とする首振り機能を有する攪拌機を処
理槽内に設置したものである。処理槽内に首振り機能を
有すると共に攪拌プロペラ翼を備えた攪拌機を設置し、
首振りを行いながら処理槽内の攪拌を行うことにより、
攪拌プロペラ翼による加速流れが間歇的にではあるが処
理槽底面のほぼ全体に及ぶため、汚泥沈積の防止効果を
向上させることができる。
【0015】図1は、本発明に係る汚水処理槽の実施形
態の一例を示す図であり、図1(a)は処理槽の平面
図、図1(b)は長辺に対し垂直方向から見た処理槽の
側面図、図1(c)は攪拌機周辺の拡大図である。この
処理槽10は長辺の長さL、短辺の長さB、深さ(水
深)dの平面矩形状の処理槽である。
【0016】処理槽10内に設置される攪拌プロペラ翼
を備えた攪拌機1は、略垂直な軸を首振り回転軸とする
首振り機能を有している。この首振り機能を有する攪拌
機1の首振り回転軸2は、図1(a)に示すように、処
理槽10の両長辺を2等分する仮想面aから両短辺方向
に0.25B以内の距離を隔てた、前記仮想面aに平行
な2つの仮想面b1,b2に囲まれた領域であって、か
つ、長辺から攪拌プロペラ翼の直径Dの距離以上離れた
領域に配置される。前記領域に首振り回転軸2を配置す
ることにより、攪拌機1の攪拌プロペラ翼による加速流
れが処理槽の隅々まで行き渡り、処理槽底部へ沈積しよ
うとしている活性汚泥を効果的に水中へ巻き上げ、汚泥
の沈積が防止でき、活性汚泥による汚水の処理機能を高
いレベルで維持することが可能となる。
【0017】なお、前記攪拌機1は、その攪拌プロペラ
翼の回転中心9が旋回位置に拘りなく攪拌プロペラ翼回
転軸の軸方向にある後方の壁から攪拌プロペラ翼の直径
Dの距離の2倍(つまり、2D)以上離れるように設置
することが望ましい。2D未満の場合には、攪拌プロペ
ラ翼による加速流れが効果的に発生できなくなり、加速
流れの流速が遅くなる場合があるからである。
【0018】また、図1(b),(c)に示すように、
攪拌機1の攪拌プロペラ翼の回転中心位置9の処理槽底
面からの距離hが、攪拌プロペラ翼の直径Dに対し0.
6D≦h≦2.5Dの範囲にあり、かつ、前記攪拌機1
の攪拌プロペラ翼回転軸の向きが水平方向或いは水平方
向から下方に30度以内の傾きとなるように配置するこ
とが好ましい。
【0019】これにより、汚泥沈積が発生する処理槽底
部の流速を効果的に増速する事ができ、かつ攪拌プロペ
ラ翼による加速流れをより遠方まで到達させることがで
き、汚泥沈積防止効果をより向上させることができるか
らである。なお、前記攪拌機1の攪拌プロペラ翼回転軸
の向きが水平方向から下方に30度より大きい傾きとす
ると、攪拌プロペラ翼による加速流れの到達距離が短く
なり、汚泥沈積の防止効果が十分に得られなくなるおそ
れがある。
【0020】ここで、攪拌機1の首振り回転の角度は、
攪拌プロペラ翼が処理槽10の長辺側及び短辺側の壁に
あたらない範囲とすることが好ましい。これにより、攪
拌機1の攪拌プロペラ翼による加速流れが処理槽の隅々
まで行き渡り、処理槽底部へ沈積しようとしている活性
汚泥を効果的に水中へ巻き上げ、汚泥の沈積が効果的に
防止できる。
【0021】また、処理槽内へ流入する流入水が作る流
れのエネルギーを利用して処理槽底部流速をより効果的
に加速するために、処理槽内に流入する流入水によって
発生する前記処理槽内底面近傍の水の流れ方向と、攪拌
機の攪拌プロペラ翼による加速流れの方向が同一方向の
流れ成分を有するように前記攪拌機を設けることが好ま
しい。
【0022】図2は、処理槽10内に処理槽10の上部
近傍に設けられた流入水入口14から流入する流入水1
5によって処理槽10内底面近傍に汚水の流れが発生す
る場合の攪拌機の設置位置を説明するための説明図であ
り、図2(a)は処理槽の平面図、図2(b)は短辺に
対し垂直方向から見た処理槽の側面図である。
【0023】図2(b)に示すように、前記流入水入口
14から流入する流入水15が重力落下によって処理槽
10内へ流入する場合、旋回流16が処理槽内に発生
し、処理槽10の底部では処理槽底部を図2(b)の紙
面に向かって左から右に向かう流れが形成される。この
場合には、処理槽10底部の前記流れのエネルギーを攪
拌機1による加速流れに利用できるように、前記流れを
強める方向に前記攪拌機1の攪拌プロペラ翼による加速
流れの方向を設定する。これにより流入水が作る流れの
エネルギーを利用して処理槽底部流速をより効果的に加
速することが可能になり、また、加速流れの到達距離が
長くなる。
【0024】この結果として、攪拌機1の攪拌プロペラ
翼による加速流れが処理槽の隅々まで行き渡り、処理槽
底部へ沈積しようとしている活性汚泥を効果的に水中へ
巻き上げ、汚泥の沈積が効果的に防止できる。
【0025】以上の実施形態では、首振り機能を有する
攪拌プロペラ翼を備えた攪拌機1を処理槽10内に1台
設置する場合について記載したが、例えばL/B≧3
(但し、L:処理槽の長辺の長さ,B:処理槽の短辺の
長さ)となるような場合には、前記攪拌機を複数台設置
することが好ましい。
【0026】図3は、L/B≧3となる場合で、処理槽
内に攪拌機を2台設置した場合を示した図である。図3
(a)は攪拌機1a,1bの首振り回転軸2a,2bを
処理槽100の両長辺を4等分する仮想面a1,a2,
a3の両短辺側仮想面上(図中のa1,a3)で、か
つ、処理槽100の同じ長辺側から攪拌プロペラ翼の直
径Dの距離だけ離れた位置に配置した場合、図3(b)
は攪拌機1a,1bの首振り回転軸2a,2bを処理槽
100の両長辺を4等分する仮想面a1,a2,a3の
両短辺側仮想面上(図中のa1,a3)で、かつ、処理
槽100の相対する長辺側からそれぞれから攪拌プロペ
ラ翼の直径Dの距離だけ離した位置に配置した場合を示
している。
【0027】なお、前記攪拌機1a,1bの首振り回転
軸2a,2bは、図3に示す処理槽100の両長辺を4
等分する仮想面a1,a3からそれぞれ両短辺方向に
0.25B以内(但し、B:処理槽の短辺の長さ)の距
離を隔てた、前記仮想面a1,a3に平行なそれぞれの
2つの仮想面b11,b21及びb13,b23に囲ま
れた領域であって、かつ、長辺から攪拌プロペラ翼の直
径D以上離れた領域に配置することができる。
【0028】ここで、攪拌機1a,1bの首振り回転の
角度については、図1で示した実施形態と同様であり、
攪拌プロペラ翼が処理槽100の長辺側の壁にあたらな
い範囲とすることが好ましい。
【0029】また、図1で示した実施形態の説明で記載
した理由と同様の理由により、前記攪拌機1a,1bの
攪拌プロペラ翼の回転中心9a,9bの位置は、前記攪
拌プロペラ翼による加速流れの流れ方向から見た場合
に、後方の壁から攪拌プロペラ翼の直径Dの2倍(つま
り、2D)以上離れた位置に設置することが望ましい。
また、攪拌機1a,1bの攪拌プロペラ翼の回転中心位
置9a,9bの処理槽底面からの距離hが、攪拌プロペ
ラ翼の直径Dに対し0.6D≦h≦2.5Dの範囲にあ
り、かつ、前記攪拌機1a,1bの攪拌プロペラ翼回転
軸の向きが水平方向或いは水平方向から下方に30度以
内の傾きとなるように配置することが好ましい。
【0030】前記領域に首振り回転軸2a,2bを配置
することにより、攪拌機1a,1bの攪拌プロペラ翼に
よる加速流れが処理槽の隅々まで行き渡り、処理槽底部
へ沈積しようとしている活性汚泥を効果的に水中へ巻き
上げ、汚泥の沈積が防止でき、活性汚泥による汚水の処
理機能を高いレベルで維持することが可能となる。
【0031】なお、L/B≧6となるような横長の処理
槽の場合には、((L/B)/2)台(小数点切り捨
て)の攪拌機を設置することが好ましい。この場合も、
各攪拌機の設置方法は上記同様であり、例えば、攪拌機
を3台設置する場合には、処理槽の両長辺を6等分する
仮想面を一方の短辺側から順にa1,a2,a3,a
4,a5とした場合には、仮想面a1,a3,a5から
それぞれ両短辺方向に0.25B以内の距離を隔てた、
前記仮想面a1,a3,a5に平行なそれぞれの2つの
仮想面に囲まれた領域であって、かつ、長辺から攪拌プ
ロペラ翼の直径D以上離れた領域に配置する。これによ
り、横長の処理槽の場合においても、より効果的に本発
明の効果が発揮される。
【0032】また、図4は、L/Bがほぼ1となるよう
な略正方形の処理槽の場合における攪拌機の好ましい設
置方法の一例を示した図である。図4(a)は処理槽の
略中心に首振り機能を有する攪拌機1の首振り回転軸2
を配置した場合であり、攪拌機1の首振り回転の角度は
左右に180度とするか、一方向への連続回転とするこ
とが好ましい。図4(b)は処理槽の4辺から攪拌機1
の攪拌プロペラ翼の直径Dの距離だけ離れた仮想面が交
差する4隅の一個所に攪拌機1の首振り回転軸2を配置
した場合であり、攪拌機1の首振り回転の角度は、攪拌
プロペラ翼が処理槽の壁にあたらない範囲とすることが
好ましい。
【0033】図5は、首振り機能を有する攪拌機を処理
槽内に設置した汚水処理槽の一実施形態を示した図であ
る。
【0034】図5では、処理槽10内にその上下方向に
沿って配置される回転可能な長尺の首振り回転軸2cを
備え、該首振り回転軸2cの長手方向に沿って設けられ
た支持ガイド19に攪拌機1cを昇降自在に設け、前記
首振り回転軸2cを駆動装置18により正逆回転させる
ことによって、前記攪拌機1cを首振り動作させるよう
にしたものである。ここで、攪拌機1cの昇降は、例え
ば、前記支持ガイド19の上部に設けたフック20と攪
拌機1cとをチェーン21で連結し、前記チェーン21
を図示しない巻き取り装置で巻き上げ或いは巻き戻しし
て長さを調整することにより行うことができる。なお、
前記首振り回転軸2cを正逆回転させる駆動装置18
は、図5のように処理槽10の上部に設けても良いが、
首振り回転軸2cを正逆回転させることができる位置で
あれば特に限定されない。
【0035】また、図5に示した例では、攪拌機のメン
テナンス性等を考慮して攪拌機1cを首振り回転軸2c
の長手方向に沿って設けられた支持ガイド19に取り付
けるようにしているが、支持ガイド19を設けずに攪拌
機1cを直接首振り回転軸2cに取り付けるような構成
にしても良い。
【0036】図6から図8は、前記首振り回転軸2cを
正逆回転させる駆動装置18の構成の一例を示したもの
であり、前記駆動装置18は、モータ22と、該モータ
22の一定方向への回転運動を首振り回転軸2cの正逆
回転運動に変換するリンク機構23とを有するものであ
る。前記リンク機構23を用いてモータ22の一定方向
への回転運動を首振り回転軸2cの正逆回転運動に変換
することにより、モータを正逆回転させながら用いる場
合と比較してモータ寿命の大幅な延命化が図られる。な
お、首振り回転軸2cを正逆回転させる方法は図6から
図8に示した方法に限定されるものではなく、首振り回
転軸2cを正逆回転させることができる方法であれば他
の方法を用いることができることはいうまでもない。
【0037】以下、図6から図8に示した方法によりモ
ータ22の一定方向への回転運動を首振り回転軸2cの
正逆回転運動に変換する機構を説明する。ここで、図6
(a),図7(a),図8(a)はリンク機構23の平
面図、図6(b),図7(b),図8(b)はリンク機
構23の側面図である。
【0038】図6に示したリンク機構23は、首振り回
転軸2cに固定されたギア27と、ガイドレール28に
スライド可能に保持されているラック26と、モータ2
2の出力回転軸に取り付けられた円盤24と、一端側が
前記円盤24の中心と外縁との間の任意の位置に枢着さ
れ他端側が前記ラック26に枢着されたロッド25とを
有しており、前記ギア27は前記ラック26と噛合する
ように設けられている。
【0039】モータ22の出力回転軸に取り付けられた
円盤24の回転に伴ってロッド25に枢着されたラック
26がガイドレール28に沿ってスライド運動する。ラ
ック26のスライド運動は、ラック26と噛合するよう
に設けられたギア27を正逆回転させ、ギア27に固定
されている首振り回転軸2cを正逆回転させる。これに
より、首振り回転軸2cの長手方向に沿って設けられた
支持ガイド19に取り付けられた攪拌機1cが首振り動
作することになる。前記円盤24の大きさ、或いはロッ
ド25の円盤24への取り付け位置を調整することで、
前記ラック26のスライド運動の移動距離を調整でき
る。さらに、前記ラック26と噛合するように設けられ
たギア27の大きさを調整することでギア27に固定さ
れている首振り回転軸2cの正逆回転する角度を任意に
調整でき、これにより前記攪拌機1cの首振り角度も任
意に、好ましくは左右180度以下の角度で任意に調整
できる。なお、前記円盤24の形状は円盤に限ったもの
ではなく、例えばアーム状の部材、或いはその他の形状
のものを用いることも可能である。
【0040】また、図7に示したリンク機構23は、首
振り回転軸2cに固定されている円盤31と、モータ2
2の出力回転軸に取り付けられた円盤29と、一端側が
前記円盤31に枢着され他端側が前記円盤29に枢着さ
れたロッド30とから構成される。
【0041】モータ22の出力回転軸に取り付けられた
円盤29の回転に伴ってロッド30に枢着された円盤3
1が正逆回転する。円盤31の正逆回転は、円盤31に
固定されている首振り回転軸2cを正逆回転させる。こ
れにより、首振り回転軸2cの長手方向に沿って設けら
れた支持ガイド19に取り付けられた攪拌機1cが首振
り動作することになる。前記円盤29と円盤31の大き
さ、或いはロッド30のそれぞれの枢着位置を調整する
ことで、前記円盤31に固定されている首振り回転軸2
cの正逆回転の角度を左右90度未満の角度で任意に調
整でき、これにより前記攪拌機1cの首振り角度も左右
90度未満の角度で任意に調整できる。
【0042】また、図8に示したリンク機構23は、図
7に示した構成において、首振り回転軸2cを円盤31
に固定するのではなく、円盤31と連動して回転するよ
うに設けられたギア32と噛合するように設けられたギ
ア33に固定して構成したものである。なお、図8にお
いて、図7と同一の部分には同一の番号を付して説明を
省略する。
【0043】この場合、前記ギア32とギア33のギア
比を調整することにより、ギア32に固定された首振り
回転軸2cの首振り角度は、図7に示した場合のように
左右90度未満の角度に制限されること無く任意に、好
ましくは左右180度以下の角度で任意に調整すること
が可能となる。
【0044】
【実施例】(実施例1)図9は、本願発明に係る攪拌プ
ロペラ翼を備え、首振り機能を有する攪拌機1を処理槽
10内に設置した汚水処理槽における汚泥沈積の防止効
果を示した図であり、攪拌機1の首振り回転軸2を、処
理槽10の両長辺を2等分する仮想面上で、処理槽10
の長辺から攪拌プロペラ翼の直径Dの距離だけ離れた位
置に配置した場合を示している。
【0045】図9は、前記処理槽10の底部に汚泥相当
の比重を持つトレーサーを予め沈めておき、その後、前
記攪拌機1を首振り回転させながら攪拌プロペラ翼を回
転させて加速流れを起こさせ、前記トレーサーの沈積状
態が定常状態になった場合を表したものである。ここ
で、黒点のハッチが掛かっている部分はトレーサーの残
っている部分、白抜きの部分はトレーサーが除去された
部分を表す。
【0046】実施例によるトレーサーの除去率は約95
%となり、処理槽10底部のほぼ全面でトレーサーが除
去されていることが確認できた。
【0047】また、図10に比較例として、首振り機能
を有さない攪拌機を備えた従来技術に係る汚水処理槽に
おける汚泥沈積の除去結果を示す。図10(a)は処理
槽の長辺に対し垂直方向に加速流れを起こさせた場合、
図10(b)は処理槽の短辺に対し垂直方向に加速流れ
を起こさせた場合を示す。ここでは、実施例と同様に前
記処理槽の底部に汚泥相当の比重を持つトレーサーを予
め沈めておき、首振り機能を有さない攪拌機から実施例
と同程度の加速流れを起こさせて、前記トレーサーの沈
積状態が定常状態になった場合を示している。
【0048】実施例と同程度の加速流れでは、図10
(a)の場合でトレーサーの除去率は約15%、図10
(b)の場合でトレーサーの除去率は約30%であり、
実施例と同程度の除去率を確保するには、大きな容量の
攪拌機を使用するか、攪拌機の数を増やす必要があるこ
とがわかる。
【0049】(実施例2)活性汚泥浮遊物質(Suspende
d Solid:以下「SS」と記す。)沈降実験を行った結
果を以下に示す。
【0050】実験は、実施例として図9に示した汚水処
理槽、比較例として図10(a),(b)に示した汚水
処理槽を用いて行った。標準活性汚泥法の汚泥を全体が
完全混合状態になった場合に500mg/Lになるよう
に汚泥の量を調整し、図9及び図10(a),(b)に
示した汚水処理槽の底部に汚泥が沈むまで静置し、その
後、攪拌機を停止状態から運転を開始し、30分後に処
理槽内9カ所で水のサンプリングを実施した。
【0051】図9及び図10(a),(b)に示した汚
水処理槽のそれぞれにおいてサンプリングした水に含ま
れるSSの分析結果の平均値を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】図9(実施例)の場合が完全混合状態に最
も近く、汚泥の沈積が少ないことが確認された。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理槽内に設置した攪拌機による汚泥沈積の防止効果が向
上し、従来以上の汚泥沈積の防止効果を維持しつつ、さ
らに攪拌機の所用動力の大幅な省エネルギー化が図れる
汚水処理槽が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚水処理槽の実施形態の一例を示
す図であり、(a)は処理槽の平面図、(b)は長辺に
対し垂直方向から見た処理槽の側面図、(c)は攪拌機
周辺の拡大図である。
【図2】処理槽内に、処理槽上部近傍に設けられた流入
水入口からの流入水によって処理槽内底面近傍に汚水の
流れが発生する場合の攪拌機の設置位置を説明するため
の説明図であり、(a)は処理槽の平面図、(b)は短
辺に対し垂直方向から見た処理槽の側面図である。
【図3】L/B≧3となる場合で、処理槽内に攪拌機を
2台設置した場合を示した図である。
【図4】L/Bがほぼ1となるような略正方形の処理槽
の場合における攪拌機の設置方法の一例を示した図であ
る。
【図5】本願発明に係る首振り機能を有する攪拌機を処
理槽内に設置した汚水処理槽の一実施形態を示した図で
ある。
【図6】本願発明に係る首振り回転軸を正逆回転させる
駆動装置の構成の一例を示した図である。
【図7】本願発明に係る首振り回転軸を正逆回転させる
駆動装置の構成の他の一例を示した図である。
【図8】本願発明に係る首振り回転軸を正逆回転させる
駆動装置の構成の他の一例を示した図である。
【図9】本願発明に係る攪拌プロペラ翼を備え、首振り
機能を有する攪拌機を処理槽内に設置した汚水処理槽に
おける汚泥沈積の防止効果を示した図である。
【図10】従来技術に係る首振り機能を有さない攪拌機
を備えた汚水処理槽における汚泥沈積の除去結果を示し
た図である。
【図11】従来技術に係る下水処理用の矩形槽に攪拌機
を設置する場合の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 攪拌機 2,2a,2b,2c 首振り回転軸 9,9a,9b 回転中心 10,100 処理槽 14 流入水入口 18 駆動装置 19 ガイド軸 20 フック 21 チェーン 22 モータ 23 リンク機構 24,29,31 円盤 25,30 ロッド 26 ラック 27,32,33 ギア 28 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 一聡 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 篠原 淳二 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 金森 聖一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 長藤 雅則 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D029 AA04 AA05 BB10 4G036 AC52 4G078 AA02 AB20 BA01 BA03 DA19 DB08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】攪拌プロペラ翼を備え、略垂直な軸を首振
    り回転軸とする首振り機能を有する攪拌機を処理槽内に
    設置したことを特徴とする汚水処理槽。
  2. 【請求項2】処理槽が平面矩形状であり、攪拌機の首振
    り回転軸を、処理槽の両長辺を2等分する仮想面aから
    両短辺方向に0.25B以内(但し、B:処理槽の短辺
    の長さ)の距離を隔てた、前記仮想面aに平行な2つの
    仮想面b1,b2に囲まれた領域であって、かつ、長辺
    から攪拌プロペラ翼の直径Dの距離以上離れた領域に配
    置することを特徴とする請求項1に記載の汚水処理槽。
  3. 【請求項3】攪拌機の攪拌プロペラ翼回転中心の処理槽
    底面からの距離hが、攪拌プロペラ翼の直径Dに対し
    0.6D≦h≦2.5Dの範囲にあり、かつ、前記攪拌
    機の攪拌プロペラ翼回転軸の向きが水平方向或いは水平
    方向から下方に30度以内の傾きを有していることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の汚水処理槽。
  4. 【請求項4】処理槽内に流入する流入水によって発生す
    る前記処理槽内底面近傍の水の流れ方向と、攪拌機の攪
    拌プロペラ翼による加速流れの方向が同一方向の流れ成
    分を有するように前記攪拌機を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の汚水処理槽。
  5. 【請求項5】L/B≧3(但し、L:処理槽の長辺の長
    さ,B:処理槽の短辺の長さ)となる場合には、処理槽
    内に攪拌機を複数台設置することを特徴とする請求項1
    に記載の汚水処理槽。
  6. 【請求項6】処理槽の上下方向に沿って配置される回転
    可能な長尺の首振り回転軸を備え、該首振り回転軸また
    は該首振り回転軸の長手方向に沿って設けられた支持ガ
    イドに攪拌機を昇降自在に設け、前記首振り回転軸を駆
    動装置により正逆回転させることによって、前記攪拌機
    を首振り動作させるようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれかに記載の汚水処理槽。
  7. 【請求項7】駆動装置が、モータと、該モータの一定方
    向への回転運動を首振り回転軸の正逆回転運動に変換す
    るリンク機構とを有することを特徴とする請求項6に記
    載の汚水処理槽。
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