JP2002316035A - 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法 - Google Patents

真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法

Info

Publication number
JP2002316035A
JP2002316035A JP2001119265A JP2001119265A JP2002316035A JP 2002316035 A JP2002316035 A JP 2002316035A JP 2001119265 A JP2001119265 A JP 2001119265A JP 2001119265 A JP2001119265 A JP 2001119265A JP 2002316035 A JP2002316035 A JP 2002316035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
degree
valve
pressure
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001119265A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Imamura
浩二 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001119265A priority Critical patent/JP2002316035A/ja
Publication of JP2002316035A publication Critical patent/JP2002316035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の反応用チャンバーを、一つのポンプ、
コンダクタンスバルブ、真空計で真空度を制御するシス
テムにおいて、ガス導入を行いながら、コンダクタンス
バルブで真空度の調整を行うシステムでは、ガス流量の
安定時間にバルブ動作が左右され、調圧制御に時間がか
かる。 【解決手段】 真空処理室1の所定の真空度と前回プロ
セス処理した時の真空度の値とを比較し、所定の真空度
より圧力が高い時は前記真空処理室1を真空に排気する
ポンプ3とこの真空処理室1との間に設けられたバルブ
2を開く方向に、所定の真空度より圧力が低い時は前記
バルブ2を閉じる方向にバルブ開度データを補正し、プ
ロセス処理を行い、前記真空処理室1に導入するガス流
量に応じてバルブ開度データを補正する量を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空度を制御して
連続してプロセス処理を行う真空処理方法及び装置に関
するもので、主に半導体や液晶の製造に使用する真空処
理方法及び装置、半導体、液晶基板の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に反応用チャンバーの真空制御にお
いては、図3に示すようなフローで、処理が行われてい
る。S11でガス導入を行うとともに、その時の真空計
の値を読み、一定のチャンバ圧力となるようコンダクタ
ンスバルブの開度を制御し、S12で調圧を行い、所定
の圧力であるかどうかをS13で、判断している。圧力
が、所定の範囲内に入っていれば、その後、S14でプ
ロセス処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同一の反応用チャンバ
ーを、ガス導入を行いながら、一つのポンプ、コンダク
タンスバルブ、真空計で真空度の調整を行うシステムで
は、ガス流量の安定時間にバルブ動作が左右され、調圧
制御に時間がかかる。
【0004】またバルブの開度をあらかじめ設定してお
くことで、調圧時間を短縮させる方式もあるが、プロセ
ス開始前に真空計の値を元に、再度調圧をおこなってお
り、調圧制御が効率的におこなわれていない。
【0005】本発明は、コンダクタンスバルブの開度補
正を効率的に行い、ガス流量、外的要因等の影響を受け
にくいコンダクタンスバルブ制御を、短時間で行うこと
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、真空処理室の所定の真空度と前回プロセス
処理した時の真空度の値とを比較し、所定の真空度より
圧力が高い時は前記真空処理室を真空に排気するポンプ
とこの真空処理室との間に設けられたバルブを開く方向
に、所定の真空度より圧力が低い時は前記バルブを閉じ
る方向にバルブ開度データを補正し、プロセス処理を行
い、前記真空処理室に導入するガス流量に応じてバルブ
開度データを補正する量を決定するものである。
【0007】これにより、次回のプロセスにおける調圧
を正確に短時間で一定範囲内に制御することが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1、図2を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態に係る真空処
理装置の概略図を示しており、図1において反応チャン
バー1は、コンダクタンスバルブ2を介して、真空に排
気するためのポンプ3に接続されている。この反応チャ
ンバー1には、ガス供給器4を通してガス導入がされ、
真空計5でチャンバーの圧力を監視している。
【0010】ガス供給器4とバルブコントローラ6およ
び真空計5が装置コントローラと接続されており、これ
によりチャンバ内部をプロセスに必要な真空度に制御し
ている。
【0011】図2は、本発明の実施の形態に係る真空処
理装置の調圧制御のフローを示している。半導体や液晶
基板を真空処理室に搬送した後、S1でガス導入を行
い、S2でバルブの開度データをセットしている。この
時の開度データは、後述するS6で測定した前回の真空
度とガス流量で決定している。具体的には、所定の真空
度より測定した真空度が高い(圧力が低い)場合、コン
ダクタンスバルブ2を閉じる方向に制御する。そしてこ
の閉じる量は、ガス流量によって異なり、ガス流量が大
であれば少し閉じるように、小であれば多く閉じるよう
にしている。逆に、所定の真空度より測定した真空度が
低い(圧力が高い)場合、コンダクタンスバルブ2を開
く方向に制御する。そしてこの開く量は、ガス流量によ
って異なり、ガス流量が大であれば多く閉じるように、
小であれば少し閉じるようにしている。そしてS3でバ
ルブ動作を行うとともに、その時の真空計の値を読み、
一定のチャンバ圧力となるようコンダクタンスバルブの
開度を制御し、所定の圧力であるかどうかをS4で、判
断している。圧力が、所定の範囲内に入っていれば、そ
の後、S5でプロセス処理を行い、S6で真空度を測定
している。
【0012】これにより、次回のプロセスにおける調圧
を正確に短時間で一定範囲内に制御することが可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置構成
を変更することなく調圧を短時間で一定範囲内にコント
ロールすることが可能であり、それによりプロセス時間
が短縮され設備の生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空処理装置の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係る真空処理のフロー図
【図3】従来の真空処理のフロー図
【符号の説明】
1 反応チャンバー 2 コンダクタンスバルブ 3 真空ポンプ 4 ガス供給器 5 真空計 6 バルブコントローラ 7 装置コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理室の所定の真空度と前回プロセ
    ス処理した時の真空度の値とを比較し、所定の真空度よ
    り圧力が高い時は前記真空処理室を真空に排気するポン
    プとこの真空処理室との間に設けられたバルブを開く方
    向に、所定の真空度より圧力が低い時は前記バルブを閉
    じる方向にバルブ開度データを補正する工程と、プロセ
    ス処理を行う工程とを有し、前記真空処理室に導入する
    ガス流量に応じてバルブ開度データを補正する量を決定
    することを特徴とする真空処理方法。
  2. 【請求項2】 バルブ開度データを補正する量は、所定
    の真空度より圧力が高くかつガス流量が大であれば補正
    量を小に、所定の真空度より圧力が高くかつガス流量が
    小であれば補正量を大に、所定の真空度より圧力が低く
    かつガス流量が大であれば補正量を大に、所定の真空度
    より圧力が低くかつガス流量が小であれば補正量を小に
    したことを特徴とする請求項1に記載の真空処理方法。
  3. 【請求項3】 真空処理室と、この真空処理室を真空に
    排気するポンプと、このポンプと前記真空処理室との間
    に設けられたバルブと、前記真空室の真空度を測定する
    真空計と、前記バルブ開度を制御する手段と、前記真空
    度を記憶する手段と、この記憶した真空度とガス流量か
    ら前記バルブ開度のデータを補正する手段とを有したこ
    とを特徴とする真空処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の真空処
    理方法を用いてプロセス処理を行うことを特徴とする半
    導体または液晶基板の製造方法。
JP2001119265A 2001-04-18 2001-04-18 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法 Pending JP2002316035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119265A JP2002316035A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119265A JP2002316035A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002316035A true JP2002316035A (ja) 2002-10-29

Family

ID=18969517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001119265A Pending JP2002316035A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002316035A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100989220B1 (ko) 2007-06-29 2010-10-20 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 진공 처리 장치, 진공 처리 방법 및 기억 매체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100989220B1 (ko) 2007-06-29 2010-10-20 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 진공 처리 장치, 진공 처리 방법 및 기억 매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4954995B2 (ja) マルチ・チャンバ・ツールのためのオゾン・システム
US7793685B2 (en) Controlling gas partial pressures for process optimization
JP3902583B2 (ja) 可搬式密閉容器内部のパージシステムおよびパージ方法
JP2004510221A (ja) 環境が制御されたチャンバ内で圧力を維持するための装置及び方法
JPH07122498A (ja) チャンバーへのガス供給方法
WO2004008008A2 (en) Control of a gaseous environment in a wafer loading chamber
US6287984B1 (en) Apparatus and method for manufacturing semiconductor device
JP7175210B2 (ja) 排気装置、処理システム及び処理方法
JP2002316035A (ja) 真空処理装置及び方法、半導体、液晶基板の製造方法
JP2008248395A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の調圧方法
JPH0969515A (ja) 半導体製造装置用真空処理装置
JP2002093773A (ja) 基板処理装置
JP2003071270A (ja) 真空処理装置
JPH1015378A (ja) 真空処理室の調圧方法
JP2002363755A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の調圧方法
JP2000243705A (ja) 気相成長方法
US20220384178A1 (en) Etching method and etching apparatus
JP3582784B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JPS6025232A (ja) 半導体製造装置の圧力調整方法
US20190181056A1 (en) Silicon-containing film etching method, computer-readable storage medium, and silicon-containing film etching apparatus
JP2002303295A (ja) 排気能力監視方法、真空処理方法及び装置
JPH06259144A (ja) 高速圧力制御方法
JP2002339065A (ja) 成膜装置における放電トリガ制御方法
KR200248852Y1 (ko) 반도체 제조 장비에서의 챔버 가스 압력 조절 장치
JP2004071740A (ja) プラズマ処理装置