JP2002315084A - 音出力装置 - Google Patents

音出力装置

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JP2002315084A JP2001116602A JP2001116602A JP2002315084A JP 2002315084 A JP2002315084 A JP 2002315084A JP 2001116602 A JP2001116602 A JP 2001116602A JP 2001116602 A JP2001116602 A JP 2001116602A JP 2002315084 A JP2002315084 A JP 2002315084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者毎に自身に適するように側圧機構の微調
整を行うことができる新規な構造を有する音出力装置を
提供する。 【解決手段】側圧機構としてのフレーム11の両端部
に、側圧機構に微調整を加える微調整部材としての支持
脚部21を有し、各支持脚部21の先端にパッド23が
取り付けられている。ヘッドホーン(音出力装置)の装
着時に、パッド23が使用者の頭部に当接する。フレー
ム11のほぼ両端部にイヤホーン取付部13が設けら
れ、このイヤホーン取付部13に回動可能にイヤホーン
アーム17が取り付けられている。イヤホーンアーム1
7の先端にイヤホーン部(音出力部)19が設けられて
いる。一時的に外部の音声を聞きたい場合などには、音
出力装置を頭部に装着したまま、イヤホーンアーム17
を回動させて耳部をイヤホーンから解放することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を再生する音
出力装置に関し、特に、人体頭部に装着する音出力装置
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人の耳に近接して音声の出力を行
う音出力装置としては、両方の耳穴に別々に挿入する型
のイヤホーン(以下、第1の型の音出力装置という)、
逆U字型の弾性フレームの両端部で両耳全体を覆う型の
ヘッドホーン(以下、第2の型の音出力装置という)、
湾曲した耳掛け部が付属し平板状のイヤホーンを両方の
耳翼に別々に押圧する型のイヤホーン(以下、第3の型
の音出力装置という)、等が主なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのうち、第1の
型の音出力装置は、イヤホーンを耳穴に挿入するだけな
ので概して脱落しやすい。脱落を防止するためにイヤホ
ーンを耳穴に強く押し込むのは苦痛が伴う。また、使用
者の耳穴のサイズや形が同じではないために、使用者に
よっては適切に装着できない場合もある。
【0004】第2の型の音出力装置(ヘッドホーン)
は、側圧機構としての弾性フレームの押圧力で使用者の
両耳全体を覆うために圧迫感がある。また、頭部のサイ
ズ(横幅)によって圧力が異なり、使用者によって装着
感が異なるという問題があった。さらに、耳の周囲を覆
う部分が眼鏡のつるの抜き差しの支障となるため、眼鏡
装着時に一旦ヘッドホーンを外さなければならない場合
がある。特に、比較的頻繁に着脱する老眼鏡やサングラ
スのような眼鏡を利用する場合に煩雑な手間を要し、不
便であった。
【0005】第3の型の音出力装置は、耳に負担が掛か
るとともに、第2の型の音出力装置の場合と同様、耳掛
け部が眼鏡のつるの抜き差しの支障となるという問題が
あった。
【0006】また、従来、音出力装置を頭部に装着した
状態で、電話の着信があったり人から話しかけられたり
したような場合に、一時的に片耳だけでも音出力装置か
ら解放して、外部の音を聞きたい場合がある。このよう
な場合に、第1や第3の型のイヤホーンは片耳のみ外す
ことは容易ではあるが、外した音出力部は重力で垂れ下
がるために邪魔になり、ステレオ型の場合、その重みで
他方のイヤホーンまで脱落してしまう場合がある。この
ような場合に垂れ下がったイヤホーンが何かに引っかか
ってワイヤの断線等の装置破損が生じるおそれがある。
さらに、第2の型の場合、その都度、ヘッドホーン全体
を頭部から外す必要があり、煩雑な動作が必要であっ
た。
【0007】したがって、本発明の目的は、上記第2の
型の改良であって、使用者毎に自身に適するように側圧
機構の微調整を行うことができる新規な構造を有する音
出力装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、頭部に常時装着して
いても眼鏡の着脱の支障とならない新規な構造を有する
音出力装置を提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、頭部に装着し
た状態で片耳のみ一時的に音出力部から解放することが
できる新規な構造を有する音出力装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による音出力装置
は、側圧機構を構成するフレーム部材と、このフレーム
部材の両端部に設けられ、前記側圧機構に微調整を加え
る微調整部材と、この微調整部材に付属し、使用者の頭
部表面に当接するパッド部材と、前記フレーム部材の少
なくとも一端側に取り付けられた音出力部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】この構成では、使用者は、側圧機構の側圧
に対して微調整部材により微調整を加えることができ
る。これにより、使用時における各使用者の頭部形状、
及び装着感の嗜好に合わせて、快適な装着感が得られ
る。
【0012】また、この音出力装置は、前記フレーム部
材および前記微調整部材が使用者の耳の付け根および耳
翼のいずれにも接触することなく装着可能である。よっ
て、サングラスや補助眼鏡等の脱着頻度の高い用具使用
時に支障となることがない。
【0013】前記微調整部材は、例えば、少なくとも1
本の可撓性かつ可塑性を有する棒状部材により構成さ
れ、その一端が前記フレーム部材に結合されるととも
に、他端が前記パッド部材に結合されたものである。あ
るいは、2本の可撓性かつ可塑性を有する棒状部材によ
り構成され、それらの棒状部材の各一端が前記フレーム
部材に結合されるとともに、各他端が前記パッド部材に
結合されたものである。
【0014】上記構成に対して、さらに、音出力装置を
頭部に装着した状態で、前記フレーム部材および前記微
調整部材を移動させることなく、前記音出力部を移動
(例えば回動)させて使用者の耳部から離脱させること
ができる音出力部移動機構を備えることが好ましい。
【0015】前記パッド部材は、弾力性のある部材によ
り構成することが望ましい。
【0016】前記フレーム部材に対して、使用者の鼻骨
上に載置することができる眼鏡部材が取り付けられても
よい。この眼鏡部材は、単なる眼鏡だけでなくディスプ
レイ手段を備えるものであってよい。
【0017】上記音出力装置は、微調整部材を必須の構
成としたが、上記音出力部移動機構を備える場合には、
微調整部材は必須ではない。すなわち、本発明による他
の音出力装置は、側圧機構を構成するフレーム部材と、
このフレーム部材の両端部において使用者の頭部表面に
当接する当接部と、前記フレーム部材の少なくとも一端
側に取り付けられた音出力部と、前記フレーム部材を頭
部に装着した状態で、前記音出力部を移動させて使用者
の耳部から離脱させることができる音出力部移動機構と
を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
音出力装置としてのヘッドホーンについて、図面を参照
して詳細に説明する。本明細書では、ヘッドホーンと
は、人体頭部に装着して音声を聴取するための器具の総
称であり、携帯電話用レシーバー、各種音声認識操作用
レシーバー等を含む。さらに、後述するように、眼鏡等
の別の器具と兼用の形態であってもよい。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態による
ヘッドホーンの外観図である。図2は、このヘッドホー
ンの正面図(a)、側面図(b)、一部下面図(c)お
よびイヤホーン部(音出力部)の正面図(d)を示して
いる。
【0020】このヘッドホーンは、ほぼ逆U字状の形状
のフレーム11を中心として、左右対称の構造を有す
る。フレーム11は、金属や合金、プラスチック(合成
樹脂)等により構成され、弾性を有し、人体頭部への装
着時に両端が広げられたときに元の状態(内側方向)に
復元しようとする力(側圧)が働く。フレーム11の両
端には、例えばプラスチック等の材質により形成された
1対のイヤホーン取付部13が固着されている。イヤホ
ーン取付部13は、この例ではラグビーボールを細くし
たような形状を有しているが、この形状に限らず、装着
に支障にならない範囲で他の任意の形状を採用すること
ができる。本発明のヘッドホーンの音声信号の受信イン
タフェースは、有線、無線を問わないが、特に無線の場
合などにはこのイヤホーン取付部13に必要な電気回路
を内蔵させることが可能である。
【0021】イヤホーン取付部13のほぼ中央部には、
イヤホーンアーム17の基部15が回動可能に取り付け
られている。イヤホーンアーム17は、プラスチック等
の材質からなり、その基部15から側方へ突出し、先端
部にイヤホーン部19を有する。イヤホーン部19は、
耳穴内に挿入可能なサイズおよび形状を有する。本発明
では、イヤホーンアーム17によってヘッドホーンを頭
部に支持する必要がないので、イヤホーン部19は従来
のイヤホーンのように耳穴内に窮屈に挿入する必要はな
く、そのようなイヤホーンサイズである必要もない。各
イヤホーン取付部13の先端部には、ワイヤ状または棒
状の2本の支持脚部21が開脚状に突出し、それらの先
端部にはそれぞれパッド23が取り付けられている。支
持脚部21は、ある程度の外力に対しては変形しても元
の形状に復帰する弾性を有し、ある程度を越える外力に
対しては変形後に元の形状に戻らない可塑性を有する。
そのような性質を得るために、支持脚部21は、例えば
金属や合金により形成することができる。但し、これら
に限らず、そのような性質を示す材質であれば任意の材
質を用いることができる。この支持脚部21は、本発明
における微調整部材を構成し、使用者の頭部のサイズや
形状に応じて変形させることにより、頭部装着時のフレ
ーム11による側圧を微調整したり、パッド23の当接
する位置を変更したりすることができる。これにより、
個々の使用者は、自身の嗜好に合わせて快適な装着感を
得ることができる。
【0022】パッド23の材質としては、シリコーンや
合成ゴム、プラスチック等が挙げられる。頭部表面に接
触して滑りにくくまた接触感の良好な材質という観点か
らは、シリコーンのような軟質または弾力性のある材質
のものが好ましい。この例では、支持脚部21の先端を
リング状としてそこにパッド23の突起部をはめ込む構
成を示している。但し、支持脚部21へのパッド23の
取り付け構造はこれに限るものではない。
【0023】図3に、このヘッドホーンを頭部に装着し
た様子を示す。図2(b)からも分かるように、本実施
の形態のヘッドホーンは、側面から見たとき、イヤホー
ン取付部13の長手方向に対してフレーム11が所定の
傾斜角を有するように構成されている。これは、ヘッド
ホーンの装着時の安定性が得られるように、かつ、極
力、使用者の髪型によって装着に支障が生じないような
位置にフレーム11が配置されるようにするためであ
る。イヤホーン取付部13は頭部側面からは浮き上がっ
た(頭部表面から離れた)位置にあり、使用者の耳31
の付け根および耳翼のいずれに接触することなく装着可
能である。特に耳の付け根上側を占領することがないの
で、眼鏡の着脱時にヘッドホーンが支障となることがな
い。
【0024】図4は、図3の装着状態において、使用者
が右の耳31をイヤホーンから一時的に解放した状態を
示している。図4から分かるように、ヘッドホーンは頭
部30に装着したまま、イヤホーン移動機構により、イ
ヤホーンアーム17をイヤホーン取付部13を中心とし
て上方へ回転させている。これにより、使用者はヘッド
ホーン全体を頭部から取り外す必要なく、片耳をイヤホ
ーンから解放することが可能となる。イヤホーンアーム
17は、後述するイヤホーン係止機構により跳ね上げた
位置に係止される。この状態でも、外した方のイヤホー
ン部は、従来のようにケーブルで垂れ下がったりするも
のではないので、邪魔になったり何かに引っかかったり
することがない。勿論、ヘッドホーンを装着したまま、
両耳ともイヤホーンから解放することも可能である。
【0025】図5は、イヤホーン移動機構およびイヤホ
ーン係止機構の一例を示す、イヤホーンアーム17の一
部切り欠き断面図であり、(a)は係止前、(b)は係
止後の状態を示している。この例では、イヤホーンアー
ム17の基部15が環状に形成され、この内部にイヤホ
ーン取付部13の断面円形の支持桿51が嵌合してい
る。この状態でイヤホーンアーム17は、外力に応じ
て、支持桿51の周りを回動可能である。支持桿51の
外周の上部箇所には突起53が設けられている。一方、
環状の基部15の内壁の1箇所にも突起54が設けられ
ている。図5(a)は使用者がイヤホーン部19を装着
した場合の回転位置(第1の位置)を示しており、この
位置からイヤホーンアーム17を外側上方へ回動させて
いくと、基部15の内壁の突起54が支持桿51の外周
上を摺動していき、支持桿51の突起53に衝突する。
その後も、さらに回転させると突起54が突起53を乗
り越える。図5(b)はこの状態を示している。この第
2の位置では、イヤホーンアーム17に対して重力によ
り図で右回りのモーメントが掛かるが、突起同士の衝突
によりイヤホーンアーム17は右回りに回転せず、その
位置に維持される。使用者が右回りの力を掛けることに
より、突起54が突起53を乗り越えて、再度、イヤホ
ーン部19を耳部に装着することができる。
【0026】図6は、イヤホーン移動機構およびイヤホ
ーン係止機構の他の例を示す、イヤホーンアーム17の
一部切り欠き断面図であり、(a)は係止前、(b)は
係止後の状態を示している。この例では、一部を拡大し
て示したように、支持桿51と同様の支持桿61の外周
において、図5のような突起53の代わりに凹部63を
設けており、ここに突起54が嵌合するようになってい
る。図6(a)の状態からイヤホーンアーム17が回転
して、突起54が凹部63の位置まで達すると、突起5
4が凹部63に嵌まり込み、重力によるイヤホーンアー
ム17の回動が阻止される。使用者がイヤホーンアーム
17を回動させるよう外力を掛ければ、突起54が凹部
63から離脱して再度回動可能な状態となる。
【0027】なお、突起53や凹部63がなくても、突
起54が常時支持桿63の表面に接触しており、その摩
擦力だけでイヤホーンアーム17が任意の回転位置にお
いて静止支持されるならば、突起53や凹部63は必ず
しも必要ではない。また、突起54を基部15側に設
け、突起53および凹部63を支持桿51,61側に設
けたが、これと逆の関係であってもよい。さらには、支
持桿51,61および基部15の各々における突起や凹
部の個数は複数であってもよい。
【0028】次に図7に、本発明の第2の実施の形態の
ヘッドホーンの側面図を示す。第1の実施の形態と同様
の部位には同じ参照符号を付してある。第1の実施の形
態との違いは、微調整部材の構成にある。この実施の形
態では、イヤホーン取付部13の先端側からは支持脚部
71が1本のみ突出し、その先端が枝分かれして、横方
向に広がりのあるパッド73を支持している。支持脚部
71は、第1の実施の形態の支持脚部21と同じく可撓
性および可塑性を有する。パッド73の材質も第1の実
施の形態のパッド23と同じでよい。
【0029】この第2の実施の形態のヘッドホーンにお
いても、微調整部材により、フレーム11の側圧機構の
側圧を微調整することができる。
【0030】図8に、本発明の第3の実施の形態による
ヘッドホーンの外観図を示す。先の実施の形態では、い
ずれも、フレーム11が使用者の後頭部側に位置する形
で頭部に装着されたが、この実施の形態では、微調整部
材としての支持脚部21、およびパッド23は、先の実
施の形態の場合と異なり、後頭部側に当接する。さら
に、フレーム11aに眼鏡部材81が付属しており、フ
レーム11aは、眼鏡部材81の鼻掛け部83で使用者
の鼻骨上に支持されるようになっている。また、この眼
鏡部材81は、ガラスやプラスチックのような単なる光
学部品であっても、あるいは、ウェアラブル端末のディ
スプレイモニタのようなものであってもよい。
【0031】この第3の実施の形態においても、微調整
部材によりフレームの側圧が適正に調整できるのは、上
記他の実施の形態と同様である。また、イヤホーンアー
ム17の回動自在な構成も同様である。
【0032】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、上記で言及した以外にも、種々の変形、変
更が可能である。例えば、イヤホーン部はフレーム11
の両端に設けたが、一端側にのみ設けてもよい。フレー
ムの長さは固定としたが、フレームの長さを調整する伸
縮機構を追加することも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、微調整手段により、フ
レームの側圧を微調整することができるので、音出力装
置の使用時の各使用者の頭部形状、及び装着感の嗜好に
合った、適切な装着感が得られる。また、音出力部自体
は音出力装置の支持機能を持つ必要がないため、脱着頻
度の高い使用時においても簡便かつ快適な装着を行うこ
とができる。
【0034】従来のヘッドホーンのように耳全体を覆う
構造ではないので、耳部への圧迫感がなく長時間の使用
が容易となる。身体と構造部分の接触面積が比較的少な
く、アレルギー疾患の使用者にも適する。
【0035】装着時に、耳の周囲、特に耳の上部付け根
部分を占領しないので、眼鏡の着脱の支障とならない。
よって、眼鏡の着脱の度に音出力装置を取り外す必要が
なくなり、装着を継続することができる。
【0036】さらに、イヤホーン移動機構を採用すれ
ば、一時的に外部の音声を聞きたい場合などに、音出力
装置全体を頭部から取り外すことなく、左右いずれにお
いても音出力部の使用/不使用の切り替えがワンタッチ
で可能となる。
【0037】耳全体を覆う従来のヘッドホーンに比べて
小型、軽量化が図れる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるヘッドホーン
の外観図である。
【図2】図1のヘッドホーンの正面図(a)、側面図
(b)、一部下面図(c)およびイヤホーン部の正面図
(d)を示している。
【図3】図1のヘッドホーンを頭部に装着した様子を示
す図である。
【図4】図3の装着状態において、使用者が右の耳をイ
ヤホーンから一時的に解放した状態を示す図である。
【図5】図1の実施の形態において、イヤホーン移動機
構およびイヤホーン係止機構の一例を示す、イヤホーン
アームの一部切り欠き断面図で(a)(b)である。
【図6】イヤホーン移動機構およびイヤホーン係止機構
の他の例を示す、イヤホーンアームの一部切り欠き断面
図(a)(b)である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のヘッドホーンの側
面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるヘッドホーン
の外観図である。
【符号の説明】
11…フレーム、13…イヤホーン取付部、15…基
部、21,71…支持脚部、23…パッド、17…イヤ
ホーンアーム、19…イヤホーン部、51,61…支持
桿、53,54…突起、63…凹部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側圧機構を構成するフレーム部材と、 このフレーム部材の両端部に設けられ、前記側圧機構に
    微調整を加える微調整部材と、 この微調整部材に付属し、使用者の頭部表面に当接する
    パッド部材と、 前記フレーム部材の少なくとも一端側に取り付けられた
    音出力部と、 を備えたことを特徴とする音出力装置。
  2. 【請求項2】前記微調整部材は、少なくとも1本の可撓
    性かつ可塑性を有する棒状部材により構成され、その一
    端が前記フレーム部材に結合されるとともに、他端が前
    記パッド部材に結合されたことを特徴とする請求項1記
    載の音出力装置。
  3. 【請求項3】前記微調整部材は、2本の可撓性かつ可塑
    性を有する棒状部材により構成され、それらの棒状部材
    の各一端が前記フレーム部材に結合されるとともに、各
    他端が前記パッド部材に結合されたことを特徴とする請
    求項1記載の音出力装置。
  4. 【請求項4】音出力装置を頭部に装着した状態で、前記
    フレーム部材および前記微調整部材を移動させることな
    く、前記音出力部を移動させて使用者の耳部から離脱さ
    せることができる音出力部移動機構を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の音出力装置。
  5. 【請求項5】前記フレーム部材に対して前記音出力部を
    回動可能に支持する音出力部取付部を設けたことを特徴
    とする請求項4記載の音出力装置。
  6. 【請求項6】前記音出力部を耳に装着している状態の第
    1の位置から回動させた第2の位置に前記音出力部を係
    止する音出力部係止機構を備えたことを特徴とする請求
    項5記載の音出力装置。
  7. 【請求項7】前記パッド部材は、弾力性のある部材によ
    り構成されたことを特徴とする請求項1記載の音出力装
    置。
  8. 【請求項8】前記フレーム部材に対して、使用者の鼻骨
    上に載置することができる眼鏡部材が取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の音出力装置。
  9. 【請求項9】側圧機構を構成するフレーム部材と、 このフレーム部材の両端部において使用者の頭部表面に
    当接する当接部と、 前記フレーム部材の少なくとも一端側に取り付けられた
    音出力部と、 前記フレーム部材を頭部に装着した状態で、前記音出力
    部を移動させて使用者の耳部から離脱させることができ
    る音出力部移動機構と、 を備えたことを特徴とする音出力装置。
  10. 【請求項10】前記フレーム部材に対して前記音出力部
    を回動可能に支持する音出力部取付部を設けたことを特
    徴とする請求項9記載の音出力装置。
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