JP2002314944A - 再生制御情報設定装置及び映像信号再生装置 - Google Patents

再生制御情報設定装置及び映像信号再生装置

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JP2002314944A JP2001113436A JP2001113436A JP2002314944A JP 2002314944 A JP2002314944 A JP 2002314944A JP 2001113436 A JP2001113436 A JP 2001113436A JP 2001113436 A JP2001113436 A JP 2001113436A JP 2002314944 A JP2002314944 A JP 2002314944A
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Naoki Tanifuji
尚起 谷藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツを含む記録媒体全体、コンテンツ
単位、コンテンツ中のそれぞれの任意の箇所にパレンタ
ルロック領域を設定可能とし、さらに、複数のユーザの
それぞれが、複数の箇所にパレンタルロック領域を設定
可能とする。 【解決手段】 映像信号受信手段が、映像信号を他の装
置又は記録媒体から受信し、再生制御情報設定手段が、
映像信号の異なる2つの時間情報に関連して、同一の再
生制御情報を設定する。これにより、映像信号を再生す
る際、再生制御情報を参照して映像信号の再生を制御可
能とする。また、さらに、ユーザによる任意の情報の入
力を可能とするユーザ入力手段を配置して、再生制御情
報がユーザを特定するユーザ情報及び前記任意の情報に
より構成されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG2などに
よりデジタル符号化されたコンテンツ(映像信号)の記
録の際にパレンタルロックを付加するための再生制御情
報設定装置、パレンタルロックが付加されたコンテンツ
を再生するための映像信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々なデジタルメディアが急速に
普及しつつある。その中で有望なメディア媒体として光
ディスクを中心としたディスク媒体が最も注目を浴び、
PCメディアや映像又は音楽の記録や再生などに用いら
れ、様々なジャンルのメディア媒体として普及しつつあ
る。
【0003】特に、映像記録再生系のメディア媒体の普
及が著しく、それに伴って最近は鑑賞するのにふさわし
くないコンテンツも増加しており、さらにそれらを実際
に見る機会も増加してきている。例えば極端な暴力シー
ン、性的な描写などがその代表で、子供が見るにはふさ
わしくないようなシーンがコンテンツに挿入されている
場合がある。近年、子供に対して、そのようなシーンが
与える影響が取り沙汰されており、非常に問題化してい
る。そのため、チャイルドロックをテレビに設けて、そ
のようなシーンを含むコンテンツを子供に見せないよう
にすることも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、コンテンツの鑑賞を制限する場合、通常プログラム
単位での制限となり、番組自体を見ることができなくな
ってしまうことになる。また、コンテンツの一部に対し
てロックが掛けられる場合でも、ロックを掛けるシーン
があらかじめ設定されており、暴力的或いは性的描写を
含むシーンが、あらかじめ設定された別の画面に差し替
えられるようになっている。
【0005】また、ロックに関しても、例えばボタン1
つをON/OFFするだけの単純なパレンタルロックで
あったり、またロックの対象である子供などに簡単に解
除できないようにパスワードが設置可能な場合であって
も、ただ1つのパスワードが設定されるだけで、このパ
スワードは容易に解除可能であったりするなど、セキュ
リティに問題がある場合がほとんどである。
【0006】また、ロックによりコンテンツ全体又はあ
らかじめ設定されているシーンのみで映像のロックを行
うことが可能となっているので、ユーザがロックを掛け
るシーンを指定することは不可能である。また、ロック
を掛けたシーンが差し替えられて映し出される別の画面
もあらかじめ設定されており、ユーザの趣向などが反映
される余地はほとんどない。
【0007】上記課題を解決するため、本発明は、コン
テンツを含む記録媒体(ディスク)全体、コンテンツ単
位、コンテンツ中のそれぞれの任意の箇所にパレンタル
ロック領域を設定可能とし、さらに、複数のユーザのそ
れぞれが、複数の箇所にパレンタルロック領域を設定可
能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、映像信号の異なる2つの時間情報に関
連して同一の再生制御情報を設定し、映像信号を再生す
る際、再生制御情報を参照して映像信号の再生を制御可
能とするようにしている。
【0009】すなわち、本発明によれば、デジタル符号
化された映像信号の再生を制御するため、前記映像信号
に再生制御情報を設定する再生制御情報設定装置であっ
て、前記映像信号を他の装置又は記録媒体から受信する
映像信号受信手段と、前記映像信号の異なる2つの時間
情報に関連して、同一の再生制御情報を設定する再生制
御情報設定手段とを有し、前記映像信号を再生する際、
前記再生制御情報を参照して前記映像信号の再生を制御
可能とする再生制御情報設定装置が提供される。
【0010】さらに、ユーザによる任意の情報の入力を
可能とするユーザ入力手段を有し、前記再生制御情報
が、前記ユーザを特定するユーザ情報及び前記任意の情
報により構成されることは、本発明の好ましい態様であ
る。
【0011】また、映像信号再生の際に、映像信号と関
連して設定された再生制御情報と、映像信号の再生制御
を行うために記録されている設定情報とを比較し、その
結果に応じて、映像信号の再生を制御可能とするように
している。
【0012】すなわち、本発明によれば、デジタル符号
化された映像信号の異なる2つの時間情報に関連して、
同一の再生制御情報が設定された前記映像の再生を行う
映像信号再生装置であって、前記映像信号を再生する映
像情報再生手段と、前記映像信号に関連して設定された
前記再生制御情報を読み出す再生制御情報読出し手段
と、前記映像信号の再生制御を行うための設定情報が記
録される記録手段と、前記再生制御情報と前記設定情報
とを比較する情報比較手段とを有し、前記情報比較手段
による比較の結果に応じて、前記映像信号の再生を制御
可能とする映像信号再生装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の再生制御情報設定装置及び映像信号再生装置に係る
一実施形態を説明する。図1は、パレンタルロックをか
けるコンテンツを時間軸に展開した概念図である。な
お、コンテンツ(映像信号)1は左から右に再生される
ものとし、コンテンツ1の左端がコンテンツの開始位
置、コンテンツ1の右端がコンテンツの終了位置とす
る。図1では、例えばMPEG2などによりストリーム
化されたコンテンツ1が時間軸に沿って帯状に展開され
ている。
【0014】コンテンツ1の主要部分であるMPEG2
などのストリームは、複数のパケットで構成されてい
る。パケットのヘッダ又は複数のパケットを束ねたパッ
クのヘッダには、再生処理の時刻管理のタグとなるPT
S(Presentation Time Stamp:再生出力の時刻管理情
報)と呼ばれるタイムスタンプが記録されている。
【0015】また、DVD(デジタルビデオディスク)
などの記録媒体2にコンテンツ1が記録される場合、実
際のビデオやオーディオなどのデータとなるコンテンツ
ファイルの他に、様々な特殊再生を管理するIFOファ
イル(インフォメーションファイル)3や、不図示のV
OBファイル(ビデオオブジェクトファイル)が同時に記
録される。
【0016】DVD(Digital Video Disk:デジタルビ
デオディスク)などの光ディスク記録媒体2には、映画
などのコンテンツ1がMPEG2形式で記録されてお
り、さらに、そのコンテンツ1を管理するためのIFO
ファイル3が記録されている。このIFOファイル3に
は、コンテンツ1の画像情報及び音声情報の時間情報な
ど様々な情報が含まれており、コンテンツ1のブックマ
ークを設定する領域であるエントリ・ポイント(エント
リ・ポイント、以下EPと呼ぶ)4も、IFOファイル
3内に存在する。
【0017】図2は、IFOファイル内に存在するEP
を説明するための概念図である。EP4には、図2
(a)に示すキャラクタ(文字情報)の設定が不可能な
EP4と、図2(b)に示すキャラクタ(文字情報)の
設定が可能なEP4の2つのタイプが存在する。
【0018】図2(a)に示す文字情報の設定が不可能
なEP4は、EP4のタイプを識別する情報(文字情報
の設定が不可能であるという情報)と、EP4が設定さ
れている時間情報(EPがコンテンツのどの時間に設定
されているかを示す情報)とを有している。一方、図2
(b)に示す文字情報の設定が可能なEP4は、EP4
のタイプを識別する情報と、EP4が設定されている時
間情報とに加えて、さらに文字情報を設定できる128
バイトの文字領域を有しており、この文字領域は、アス
キーコードによる文字情報の入力が可能な64バイトの
アスキー領域と指定された文字コード(例えばShift-JI
Sなど使用できる文字コードの種類がいくつか定められ
ている)による文字情報の入力が可能な64バイトの指
定文字領域に分けられる。
【0019】ブックマークとして、この文字情報の設定
が可能なEP4が使用されるのが好ましく、128バイ
トの文字領域にパスワードを設定することが好ましい。
例えば、パスワードが英数字のみで設定できる場合は前
半の64バイトのアスキー領域、記号やカタカナ、漢字
などが入る場合には後半の64バイトの指定文字領域を
使用する。
【0020】図3は、IFOファイル中に存在するEP
に記録された再生制御情報に関する情報を説明するため
の概念図である。文字情報の設定が可能なEP4には、
ユーザID及びユーザIDに関連づけられたパスワード
が記録される。以下、これらのユーザID及びパスワー
ドをまとめて再生制御情報と呼ぶことにする。さらに、
この再生制御情報は、コンテンツ1内に設定されている
位置を示す時間情報と関連づけられている。この再生制
御情報に関する時間情報としては、EP4自体が有する
時間情報(EP4が設定されている時間情報)を用いる
ことも可能であり、IFOファイル3や他のメモリ領域
に時間情報を記録しておくことも可能である。
【0021】このように、ユーザを識別するユーザI
D、パスワード、再生制御情報が設定された位置を示す
時間情報は、1組の情報としてIFOファイル3に記録
される。また、図3にも示されているように、異なるユ
ーザIDを有する複数のユーザのそれぞれが、1つのコ
ンテンツ1に対してパスワードを設定することが可能で
あり、また、1人のユーザが複数個のパスワードを設定
することも可能である。さらに、パスワードはコンテン
ツ1の任意の再生時間(任意の時間情報)において設定
することが可能である。
【0022】一方、コンテンツ再生時に再生制御情報を
検出した場合の処理を記録しておく必要もあり、この処
理を記録する領域として、マニュファクチァーズ情報
(Manufacturer’s Information、以下MNFITと呼
ぶ)を用いることが可能である。このMNFITは、I
FOファイルが有する7つのテーブルのうちの7番目の
領域で、コンテンツ記録者が自由に設定することが可能
な最大50kバイトの領域を含んでいる。例えば再生制
御情報をパレンタルロックとして利用する場合には、こ
のベンダー自由設定領域に、最初の再生制御情報(以
下、スタートブックマークと呼ぶ)から次に検出される
同一の再生制御情報(以下、エンドブックマークと呼
ぶ)まで、コンテンツ1の再生を自動的にスキップさせ
るスキップ再生処理を記録しておくことが好ましい。こ
れにより、同一の再生制御情報によって挟まれたコンテ
ンツ領域が、パレンタルロックが掛けられたパレンタル
ロック領域となる。
【0023】次に、コンテンツ1に再生制御情報を設定
(記録)するための再生制御情報設定装置について説明
する。図4は、本発明の再生制御情報設定装置に係る一
実施形態を示す構成図である。再生制御情報設定装置5
は、記録すべきコンテンツ1を他の装置又は媒体から受
信したり読み出したりすることが可能なコンテンツ受信
手段(映像信号受信手段)6、ユーザによる再生制御情
報(ユーザID及びパスワード)の入力を可能とするユ
ーザ入力手段7、コンテンツ1を記録媒体2に記録する
コンテンツ記録手段(映像信号記録手段)8、コンテン
ツ1と共に記録媒体2に記録されるIFOファイル3の
EP4に、再生制御情報を記録する再生制御情報設定手
段9、コンテンツ1を再生するコンテンツ再生手段(映
像信号再生手段)10、各手段の処理動作を制御するC
PU11により構成される。
【0024】上記の再生制御情報設定装置5を基にし
て、コンテンツ1に再生制御情報を設定(記録)する方
法について説明する。図5は、コンテンツにパレンタル
ロック領域を設定する際の動作を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS11において、コンテンツ再生
における再生制御情報設定装置5は、ユーザを特定する
ユーザID及びパスワードの設定をユーザに要求し、ス
テップS12において、ユーザ入力手段7により入力さ
れたユーザID及びパスワードを例えばCPU11の記
憶領域などに記録しておく。
【0025】続いて、ステップS13において、ユーザ
からの指示により、コンテンツ受信手段6がパレンタル
ロックを設定するコンテンツ1を読み出して、コンテン
ツ再生手段10がコンテンツ1の再生を行う。再生され
たコンテンツ1は、不図示の出力手段によりユーザが確
認可能なように出力される。ステップS14において、
ユーザによりパレンタルロックを設定したい領域の開始
箇所の指示を受けた場合、ステップS15において、そ
の箇所をスタートブックマークとして、ユーザID及び
パスワードにより構成される再生制御情報と開始箇所の
時間情報とを関連させて、再生制御情報設定手段9によ
りEP4に記録される。
【0026】さらに、ステップS16において、ユーザ
によりパレンタルロックを設定したい領域の終了箇所の
指示を受けた場合、ステップS17において、その箇所
をスタートブックマークとして、スタートブックマーク
で設定されたものと同一の再生制御情報と終了箇所の時
間情報とを関連させて、再生制御情報設定手段9により
EP4に記録される。これにより、ユーザは、同一の2
つの再生制御情報(スタートブックマーク及びエンドブ
ックマーク)により挟まれたパレンタルロック領域を設
定することが可能となる。
【0027】なお、1つのコンテンツ1に対して、複数
のパレンタルロック領域を設定することも可能であり、
異なるユーザがそれぞれ異なるパレンタルロック領域を
設定することも可能である。また、図4では、コンテン
ツ1及び再生制御情報と共に、コンテンツ1も記録媒体
2に記録している態様が示されているが、あらかじめコ
ンテンツ1が記録されている記録媒体2に再生制御情報
のみを記録することも可能であり、また、再生制御情報
を記録媒体2に記録せず、伝送媒体を介して他の装置に
送信することも可能である。
【0028】次に、再生制御情報が設定されたコンテン
ツ1を再生するための映像信号再生装置について説明す
る。図6は、本発明の映像信号再生装置に係る一実施形
態を示す構成図である。映像信号再生装置12は、コン
テンツ1やIFOファイル3を記録媒体2から読み出す
記録媒体読出し手段13、ユーザによる再生制御情報
(ユーザID及びパスワード)の入力を可能とするユー
ザ入力手段14、コンテンツ1を再生するコンテンツ再
生手段(映像信号再生手段)15、コンテンツ1に設定
された再生制御情報と、CPU17の記憶領域などに記
録されたユーザID及びパスワードとを比較する情報比
較手段16、各手段の処理動作を制御するCPU17に
より構成される。
【0029】上記の映像信号再生装置12を基にして、
再生制御情報が設定されたコンテンツ1を再生する方法
について説明する。図7は、パレンタルロック領域が設
定されたコンテンツを再生する際の動作を示すフローチ
ャートである。まず、コンテンツ再生の前に、ステップ
S21において、映像信号再生装置12は、ユーザを特
定するユーザID及びパスワードの設定をユーザに要求
し、ステップS22において、ユーザ入力手段14によ
り入力されたユーザID及びパスワードを例えばCPU
17の記憶領域などに記録しておく。次に、ステップS
23において、記録媒体読出し手段13が、記録媒体内
に記録されているIFOファイル3内のEP4から再生
制御情報及びその時間情報を読み出して、不図示のメモ
リに記録する。
【0030】続いて、ステップS24において、ユーザ
からの指示によりコンテンツ1を記録媒体2から読み出
して、コンテンツ再生手段15がコンテンツの再生を行
う。再生されたコンテンツ1は不図示の出力手段によ
り、ユーザが確認可能なように出力される。ステップS
25において、読み出された再生制御情報の位置(時
間)までコンテンツ1を再生した場合、情報比較手段1
6が、その位置に設定された再生制御情報と、CPU1
7の記憶領域などに記録されたユーザID及びパスワー
ドとを比較する。
【0031】設定された再生制御情報と同一のものが、
CPU17の記憶領域などに記録されたユーザID及び
パスワードに存在しない場合には、ステップS26にお
いて、他の機能を有するブックマークと認識する。一
方、設定された再生制御情報と同一のものが、CPU1
7の記憶領域などに記録されたユーザID及びパスワー
ドに存在する場合には、ステップS27において、例え
ばCPU17からコンテンツ再生手段15に制御信号を
出力して、次に同一の再生制御情報が存在する位置まで
再生を行わずにスキップするスキップ再生を行う。
【0032】このスキップ再生は、ベンダー自由設定領
域に記録されている処理命令であって、次に同一の再生
制御情報が存在する位置まで早送り処理をしたり、再生
停止処理をしたりするように設定することも可能であ
る。これにより、本発明の映像信号再生装置12に、あ
らかじめ同一のユーザID及びパスワードが記録されて
いる場合には、同一の2つの再生制御情報(スタートブ
ックマーク及びエンドブックマーク)により挟まれたパ
レンタルロック領域を再生せず、スキップ再生すること
が可能となる。
【0033】また、上記の実施形態では、読み出された
再生制御情報の位置(時間)までコンテンツ1を再生し
た場合に、その位置に設定された再生制御情報と、CP
Uの記憶領域などに記録されたユーザID及びパスワー
ドとを比較しているが、コンテンツ再生前に上記比較を
行って、パレンタルロック領域をあらかじめ検出してお
くことも可能である。これにより、例えばパレンタルロ
ック領域内からコンテンツ1を途中再生しても、その部
分がパレンタルロック領域であることを検出でき、確実
にパレンタルロック領域の再生を不可能とすることがで
きる。
【0034】また、上記の実施形態では部分的にパレン
タルロックを設定しているが、コンテンツ1の最初と最
後に再生制御情報を設定することにより、コンテンツ1
全体をロックして鑑賞不可能とすることが可能である。
さらに、インフォメーションエリア内に自由に使用可能
なメモリ領域がある場合には、光ディスクなどの記録媒
体2自体にパレンタルロックを設定することも可能であ
る。
【0035】また、上記の実施形態では、あらかじめ同
一のユーザID及びパスワードが記録されている場合に
は、同一の2つの再生制御情報(スタートブックマーク
及びエンドブックマーク)により挟まれたパレンタルロ
ック領域を再生せず、スキップ再生しているが、この実
施形態とは逆に、コンテンツ再生前にユーザID及びパ
スワードの入力を要求し、入力されたユーザID及びパ
スワードとコンテンツ1に設定された再生制御情報とが
一致しない場合には、同一の2つの再生制御情報(スタ
ートブックマーク及びエンドブックマーク)により挟ま
れたパレンタルロック領域を再生せず、スキップ再生を
行うようにすることも可能である。これにより、コンテ
ンツ1にパレンタルロック領域を設定したユーザID及
びパスワードを知らないユーザは、パレンタルロック領
域内のコンテンツ1を鑑賞することができないようにな
る。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、同一の再生制御情報で挟まれたコンテンツの時間領
域をパレンタルロック領域とするので、コンテンツ単
位、コンテンツ中の任意の箇所にパレンタルロック領域
を設定することが可能となり、他人に見られたくないコ
ンテンツ及び子供に与える影響が大きいと思われるコン
テンツに対し、再生の制限を設けることで幼児などの成
長過程のおける精神上の衛生を守ることが可能となる。
さらに、インフォメーションエリア内の自由に使用可能
なメモリ領域に再生制御情報を設定することで、記録媒
体(ディスク)自体にパレンタルロックを設定すること
も可能である。
【0037】また、再生制御情報がユーザID及びパス
ワードにより構成されているので、複数のユーザのそれ
ぞれが、コンテンツ内の複数の箇所にパレンタルロック
領域を設定することが可能となり、各ユーザが、所望の
パレンタルロック領域を任意の位置に設けることでユー
ザの趣向を反映することができ、さらに、複数のパスワ
ードを設定することで、個人のプライバシーなどを守る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレンタルロックをかけるコンテンツを時間軸
に展開した概念図である。
【図2】IFOファイル内に存在するEPを説明するた
めの概念図である。
【図3】IFOファイル中に存在するEPに記録された
再生制御情報に関する情報を説明するための概念図であ
る。
【図4】本発明の再生制御情報設定装置に係る一実施形
態を示す構成図である。
【図5】コンテンツにパレンタルロック領域を設定する
際の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の映像信号再生装置に係る一実施形態を
示す構成図である。
【図7】パレンタルロック領域が設定されたコンテンツ
を再生する際の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンテンツ(映像信号) 2 記録媒体 3 IFOファイル 4 EP(エントリ・ポイント) 5 再生制御情報設定装置 6 コンテンツ受信手段(映像信号受信手段) 7、14 ユーザ入力手段 8 コンテンツ記録手段(映像信号記録手段) 9 再生制御情報設定手段 10、15 コンテンツ再生手段(映像信号再生手段) 11、17 CPU 12 映像信号再生装置 13 記録媒体読出し手段 16 情報比較手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA02 AB03 AB04 CC06 CC11 DD04 EE02 5C053 FA14 FA24 GB06 GB38 JA16 JA21 KA24 LA04 5D044 AB07 BC04 CC06 DE29 DE49 DE54 EF05 FG18 GK12 HH15 HL02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル符号化された映像信号の再生を
    制御するため、前記映像信号に再生制御情報を設定する
    再生制御情報設定装置であって、 前記映像信号を他の装置又は記録媒体から受信する映像
    信号受信手段と、 前記映像信号の異なる2つの時間情報に関連して、同一
    の再生制御情報を設定する再生制御情報設定手段とを有
    し、 前記映像信号を再生する際、前記再生制御情報を参照し
    て前記映像信号の再生を制御可能とする再生制御情報設
    定装置。
  2. 【請求項2】 さらに、ユーザによる任意の情報の入力
    を可能とするユーザ入力手段を有し、 前記再生制御情報が、前記ユーザを特定するユーザ情報
    及び前記任意の情報により構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の再生制御情報設定装置。
  3. 【請求項3】 デジタル符号化された映像信号の異なる
    2つの時間情報に関連して、同一の再生制御情報が設定
    された前記映像の再生を行う映像信号再生装置であっ
    て、 前記映像信号を再生する映像情報再生手段と、 前記映像信号に関連して設定された前記再生制御情報を
    読み出す再生制御情報読出し手段と、 前記映像信号の再生制御を行うための設定情報が記録さ
    れる記録手段と、 前記再生制御情報と前記設定情報とを比較する情報比較
    手段とを有し、 前記情報比較手段による比較の結果に応じて、前記映像
    信号の再生を制御可能とする映像信号再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517797A (ja) * 2005-12-01 2009-04-30 ボナン シリル 記録媒体の無許可の読み出しに対する保護手段
JP2009528786A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 ティヴォ インク Dvdコンテンツを制限するための方法及び装置
JP2011199598A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Sharp Corp 録画再生装置及び特殊再生方法

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