JP2002314721A - 低額通信接続システム，低額通信接続方法，通信接続プログラムおよびそのプログラム記録媒体 - Google Patents
低額通信接続システム，低額通信接続方法，通信接続プログラムおよびそのプログラム記録媒体Info
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- JP2002314721A JP2002314721A JP2001109716A JP2001109716A JP2002314721A JP 2002314721 A JP2002314721 A JP 2002314721A JP 2001109716 A JP2001109716 A JP 2001109716A JP 2001109716 A JP2001109716 A JP 2001109716A JP 2002314721 A JP2002314721 A JP 2002314721A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが移動先等の通常使用していない場所
からプロバイダ等への接続を行う場合にも，そのプロバ
イダ等の全国統一番号だけを認識しているだけで，どこ
から発信しても最も低額のルートで接続できるようにす
る。 【解決手段】 契約者毎の全国統一番号を用意し，その
番号への発信に対して，発信交換機１およびデータベー
ス３にて発信者の料金エリアを特定し，当該料金エリア
と着信先電話番号群から最寄りの着信先電話番号を自律
で決定し，着信させることにより，低額のルートを用い
た接続を実現する。
からプロバイダ等への接続を行う場合にも，そのプロバ
イダ等の全国統一番号だけを認識しているだけで，どこ
から発信しても最も低額のルートで接続できるようにす
る。 【解決手段】 契約者毎の全国統一番号を用意し，その
番号への発信に対して，発信交換機１およびデータベー
ス３にて発信者の料金エリアを特定し，当該料金エリア
と着信先電話番号群から最寄りの着信先電話番号を自律
で決定し，着信させることにより，低額のルートを用い
た接続を実現する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，通信網における番
号翻訳ルーチング方法の技術に関し，特に電話網におけ
るＩＰプロバイダへの接続時に最も低額の電話料金とな
る番号に着信させることを可能とした低額通信接続シス
テムに関する。
号翻訳ルーチング方法の技術に関し，特に電話網におけ
るＩＰプロバイダへの接続時に最も低額の電話料金とな
る番号に着信させることを可能とした低額通信接続シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術として，特定の電話番号へ発信
すると，その電話番号にリンクしてグループ化された着
信先電話番号群について，着信者が指定した比率によっ
て着信先電話番号を振り分ける手法がある。ユーザであ
る発信者は，着信先電話番号を自ら選択することはでき
ず，着信者が指定したルーチングに従って着信先電話番
号が決定される。このため，発信者は，決定した着信先
電話番号に対する電話利用料金を支払わなければならな
い。
すると，その電話番号にリンクしてグループ化された着
信先電話番号群について，着信者が指定した比率によっ
て着信先電話番号を振り分ける手法がある。ユーザであ
る発信者は，着信先電話番号を自ら選択することはでき
ず，着信者が指定したルーチングに従って着信先電話番
号が決定される。このため，発信者は，決定した着信先
電話番号に対する電話利用料金を支払わなければならな
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ＩＰプロバイダ等を利
用するユーザは，プロバイダ等が周知させているフリー
ダイヤル番号（着信者課金）またはナビダイヤル番号
（発信者課金）といった全国統一番号に発信することに
より，プロバイダ等にアクセスすることができる。しか
し，着信先の振り分けは，プロバイダ等の着信側で設定
した特定の比率での振り分けとなる。したがって，ユー
ザである発信者側は着信先の選択権がなく，着信側の論
理で指定された電話番号に接続することしかできない。
用するユーザは，プロバイダ等が周知させているフリー
ダイヤル番号（着信者課金）またはナビダイヤル番号
（発信者課金）といった全国統一番号に発信することに
より，プロバイダ等にアクセスすることができる。しか
し，着信先の振り分けは，プロバイダ等の着信側で設定
した特定の比率での振り分けとなる。したがって，ユー
ザである発信者側は着信先の選択権がなく，着信側の論
理で指定された電話番号に接続することしかできない。
【０００４】また，プロバイダ等に全国統一番号がない
ような状況において，ユーザが例えば移動先から接続す
るというように，通常接続している場所と異なる場所か
ら接続を行いたい場合に，最も安く接続するためには，
プロバイダ等が公表しているアクセスポイントの電話番
号一覧の中から，自分が今いる地域内の電話番号をユー
ザ自身が選択してダイヤルする必要がある。この場合に
は，プロバイダ等が公表している電話番号一覧について
の最新情報を，常にユーザが知っていなければならず，
ユーザにとっては不便である。
ような状況において，ユーザが例えば移動先から接続す
るというように，通常接続している場所と異なる場所か
ら接続を行いたい場合に，最も安く接続するためには，
プロバイダ等が公表しているアクセスポイントの電話番
号一覧の中から，自分が今いる地域内の電話番号をユー
ザ自身が選択してダイヤルする必要がある。この場合に
は，プロバイダ等が公表している電話番号一覧について
の最新情報を，常にユーザが知っていなければならず，
ユーザにとっては不便である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め，本発明は，複数の交換機を有し，複数の着信先電話
番号（着信先電話番号群）を持つ契約者が存在する通信
網において，本発明に係るサービスを識別できる契約者
毎の全国統一番号を用意する。
め，本発明は，複数の交換機を有し，複数の着信先電話
番号（着信先電話番号群）を持つ契約者が存在する通信
網において，本発明に係るサービスを識別できる契約者
毎の全国統一番号を用意する。
【０００６】ユーザがこの全国統一番号をダイヤルする
と，交換機の翻訳処理によって該電話番号の場合にはデ
ータベースへアクセスさせるよう決定させ，データベー
スへダイヤル番号と発信者の電話番号，料金区域情報，
交換機識別子を含む情報を転送する。
と，交換機の翻訳処理によって該電話番号の場合にはデ
ータベースへアクセスさせるよう決定させ，データベー
スへダイヤル番号と発信者の電話番号，料金区域情報，
交換機識別子を含む情報を転送する。
【０００７】データベースでは，交換機から受け取るダ
イヤル番号からサービスを特定し，料金区域情報（料金
区域情報がない場合あるいは特定できない場合には発信
者の電話番号または発信交換機情報をキー情報として特
定した料金区域）をもとに，データベースで保持する料
金区域情報のマトリックスデータと着信側の契約により
登録されている着信先電話番号群との対応から，発信者
と同じ料金区域の電話番号あるいは隣接する料金区域の
電話番号（最も安く接続できる番号）を特定して，交換
機へ返却する。
イヤル番号からサービスを特定し，料金区域情報（料金
区域情報がない場合あるいは特定できない場合には発信
者の電話番号または発信交換機情報をキー情報として特
定した料金区域）をもとに，データベースで保持する料
金区域情報のマトリックスデータと着信側の契約により
登録されている着信先電話番号群との対応から，発信者
と同じ料金区域の電話番号あるいは隣接する料金区域の
電話番号（最も安く接続できる番号）を特定して，交換
機へ返却する。
【０００８】交換機では，データベースから受け取った
着信先電話番号を用いて翻訳ルーチングし，該当番号に
対して着信させることで接続を実現する。
着信先電話番号を用いて翻訳ルーチングし，該当番号に
対して着信させることで接続を実現する。
【０００９】また，データベースの全国統一番号に対す
る着信先電話番号の更新は，プロバイダ等の着信者側に
ていつでも変更できるようにする手段を設け，データベ
ースでは着信先電話番号の増減を契機として電話番号と
料金区域情報のデータを更新する。
る着信先電話番号の更新は，プロバイダ等の着信者側に
ていつでも変更できるようにする手段を設け，データベ
ースでは着信先電話番号の増減を契機として電話番号と
料金区域情報のデータを更新する。
【００１０】本発明と従来技術の全国大代表との違い
は，全国大代表が統一番号とリンクする一つの番号グル
ープしか形成できないのに対し，本発明は，大代表のグ
ループの中でユーザの位置情報（料金区域情報）をもと
に個別に，かつ動的に番号のグルーピングを行うことが
できる点である。
は，全国大代表が統一番号とリンクする一つの番号グル
ープしか形成できないのに対し，本発明は，大代表のグ
ループの中でユーザの位置情報（料金区域情報）をもと
に個別に，かつ動的に番号のグルーピングを行うことが
できる点である。
【００１１】また，本発明では，データベースにおい
て，料金区域情報の代わりに，発信者の契約情報やＩＰ
アドレス，ドメイン名等を保持し，これらの情報をもと
に全国の番号グループの中から個別の番号グループを形
成し，着信させることもできる。
て，料金区域情報の代わりに，発信者の契約情報やＩＰ
アドレス，ドメイン名等を保持し，これらの情報をもと
に全国の番号グループの中から個別の番号グループを形
成し，着信させることもできる。
【００１２】以上の処理を交換機のコンピュータに実行
させるためのプログラムは，コンピュータが読み取り可
能な可搬媒体メモリ，半導体メモリ，ハードディスク等
の適当な記録媒体に格納することができる。
させるためのプログラムは，コンピュータが読み取り可
能な可搬媒体メモリ，半導体メモリ，ハードディスク等
の適当な記録媒体に格納することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】〔第１の実施の形態〕本システム
は，複数の交換機と，加入者線により交換機と接続され
る端末と，プロバイダ等が持つ複数のアクセスポイント
（着信先の電話番号）と全国統一番号との対応および料
金区域情報のロケーション情報を管理するデータベース
とからなる網によって構成され，交換機には，プロバイ
ダ等に個々に割り振る本サービスを特定できる全国統一
番号を認識し，データベースへアクセスする翻訳テーブ
ルを用意する。
は，複数の交換機と，加入者線により交換機と接続され
る端末と，プロバイダ等が持つ複数のアクセスポイント
（着信先の電話番号）と全国統一番号との対応および料
金区域情報のロケーション情報を管理するデータベース
とからなる網によって構成され，交換機には，プロバイ
ダ等に個々に割り振る本サービスを特定できる全国統一
番号を認識し，データベースへアクセスする翻訳テーブ
ルを用意する。
【００１４】図１は，本発明の一実施形態を説明するた
めのネットワーク構成図である。図中，１は発信交換
機，２は着信交換機，３は料金区域情報と着信先電話番
号群を保持するデータベース，４は加入者線により発信
交換機１に接続される発信端末，５は着信交換機２に接
続される着信端末を示している。発信交換機１は，発信
端末４からの発信を受け付ける交換機であり，着信交換
機２は，着信端末５へ着信させる交換機である。発信交
換機１とデータベース３とは，通信リンクにより接続さ
れる。
めのネットワーク構成図である。図中，１は発信交換
機，２は着信交換機，３は料金区域情報と着信先電話番
号群を保持するデータベース，４は加入者線により発信
交換機１に接続される発信端末，５は着信交換機２に接
続される着信端末を示している。発信交換機１は，発信
端末４からの発信を受け付ける交換機であり，着信交換
機２は，着信端末５へ着信させる交換機である。発信交
換機１とデータベース３とは，通信リンクにより接続さ
れる。
【００１５】発信交換機１は，プロバイダ等に個々に割
り振られる本サービスを特定できる全国統一番号を認識
し，データベース３へアクセスするための翻訳テーブル
を持つ。
り振られる本サービスを特定できる全国統一番号を認識
し，データベース３へアクセスするための翻訳テーブル
を持つ。
【００１６】図２は，本発明の第１の実施の形態におけ
る発信交換機１の構成例を示す。図中，１１はサービス
制御選択翻訳テーブル，１２はルーチング先決定翻訳テ
ーブル，１３はデータベースアクセス部，１４はルーチ
ング先決定部を表す。
る発信交換機１の構成例を示す。図中，１１はサービス
制御選択翻訳テーブル，１２はルーチング先決定翻訳テ
ーブル，１３はデータベースアクセス部，１４はルーチ
ング先決定部を表す。
【００１７】サービス制御選択翻訳テーブル１１は，ダ
イヤル番号と本サービスを識別するサービス識別子とを
対応づける情報を保持するテーブルである。ルーチング
先決定翻訳テーブル１２は，データベース３から返却さ
れる着信先電話番号とルーチング先を対応づける情報を
保持するテーブルである。
イヤル番号と本サービスを識別するサービス識別子とを
対応づける情報を保持するテーブルである。ルーチング
先決定翻訳テーブル１２は，データベース３から返却さ
れる着信先電話番号とルーチング先を対応づける情報を
保持するテーブルである。
【００１８】データベースアクセス部１３は，発信端末
４から本サービスを識別できる契約者毎の全国統一番号
に発信された場合に，サービス制御選択翻訳テーブル１
１を用いてサービスを特定し，データベース３へのアク
セスを決定し，データベース３に対し，ダイヤル番号，
発信者の電話番号，料金区域情報，交換機識別子を含む
情報を転送する。
４から本サービスを識別できる契約者毎の全国統一番号
に発信された場合に，サービス制御選択翻訳テーブル１
１を用いてサービスを特定し，データベース３へのアク
セスを決定し，データベース３に対し，ダイヤル番号，
発信者の電話番号，料金区域情報，交換機識別子を含む
情報を転送する。
【００１９】ルーチング先決定部１４は，データベース
３からの着信先電話番号の返却を受け付け，該着信先電
話番号をもとに，ルーチング先決定翻訳テーブル１２を
用いてルーチング先を決定する手段である。
３からの着信先電話番号の返却を受け付け，該着信先電
話番号をもとに，ルーチング先決定翻訳テーブル１２を
用いてルーチング先を決定する手段である。
【００２０】データベース３は，プロバイダ等に個々に
割り振られた本サービスを特定できる全国統一番号一覧
と料金区域情報との対応，料金区域情報のロケーション
情報を保持し，発信交換機１から与えられた全国統一番
号によりサービスを特定し，ダイヤル番号と発信者の電
話番号，料金区域情報（料金区域情報がない場合あるい
は特定できない場合には，発信者の電話番号または発信
交換機情報をキー情報として特定した料金区域）をもと
に料金区域情報のマトリックスデータから最も低額に接
続できる近接料金区域にある電話番号をダイヤル番号に
リンクされた着信先電話番号一覧の中から選択し，発信
交換機１へ返却するデータベースである。
割り振られた本サービスを特定できる全国統一番号一覧
と料金区域情報との対応，料金区域情報のロケーション
情報を保持し，発信交換機１から与えられた全国統一番
号によりサービスを特定し，ダイヤル番号と発信者の電
話番号，料金区域情報（料金区域情報がない場合あるい
は特定できない場合には，発信者の電話番号または発信
交換機情報をキー情報として特定した料金区域）をもと
に料金区域情報のマトリックスデータから最も低額に接
続できる近接料金区域にある電話番号をダイヤル番号に
リンクされた着信先電話番号一覧の中から選択し，発信
交換機１へ返却するデータベースである。
【００２１】図３は，データベース３が管理するテーブ
ルの構成例を示す。図３（Ａ）は，着信先電話番号選択
翻訳テーブル３１の構成を示している。着信先電話番号
選択翻訳テーブル３１は，発信交換機１から転送される
ダイヤル番号をキーにサービスを特定し，ダイヤル番号
から登録されている着信先電話番号群を求めることがで
きるデータテーブルとなっており，ダイヤル番号，料金
区域情報（あるいは料金区域のＸＹ座標），着信先電話
番号から構成される。なお，着信先電話番号選択翻訳テ
ーブル３１は，同一料金区域に複数の着信先電話番号を
登録することができるように構成されている。
ルの構成例を示す。図３（Ａ）は，着信先電話番号選択
翻訳テーブル３１の構成を示している。着信先電話番号
選択翻訳テーブル３１は，発信交換機１から転送される
ダイヤル番号をキーにサービスを特定し，ダイヤル番号
から登録されている着信先電話番号群を求めることがで
きるデータテーブルとなっており，ダイヤル番号，料金
区域情報（あるいは料金区域のＸＹ座標），着信先電話
番号から構成される。なお，着信先電話番号選択翻訳テ
ーブル３１は，同一料金区域に複数の着信先電話番号を
登録することができるように構成されている。
【００２２】図３（Ｂ）は，料金区域ロケーションデー
タマトリックス３２の構成を示している。料金区域ロケ
ーションデータマトリックス３２は，料金区域情報のマ
トリックスデータを持ち，発信交換機１から送られる料
金区域情報（料金区域情報がない場合あるいは特定でき
ない場合には発信者の電話番号または発信交換機情報を
キー情報として特定した料金区域）のＸＹ座標を求める
ために用いる。料金区域ロケーションデータマトリック
ス３２の一つの料金エリアには，例えば市外局番に対応
するような同一料金で接続できる料金区域の識別情報が
格納されており，ＸＹ座標は，接続料金に対応する料金
エリア間の距離情報を表している。すなわち，マトリッ
クス上でＸＹ座標間の距離が近い料金エリアが低額で接
続できる料金エリアということになる。
タマトリックス３２の構成を示している。料金区域ロケ
ーションデータマトリックス３２は，料金区域情報のマ
トリックスデータを持ち，発信交換機１から送られる料
金区域情報（料金区域情報がない場合あるいは特定でき
ない場合には発信者の電話番号または発信交換機情報を
キー情報として特定した料金区域）のＸＹ座標を求める
ために用いる。料金区域ロケーションデータマトリック
ス３２の一つの料金エリアには，例えば市外局番に対応
するような同一料金で接続できる料金区域の識別情報が
格納されており，ＸＹ座標は，接続料金に対応する料金
エリア間の距離情報を表している。すなわち，マトリッ
クス上でＸＹ座標間の距離が近い料金エリアが低額で接
続できる料金エリアということになる。
【００２３】以下に，本発明の動作を説明する。図４
に，第１の実施の形態における処理フローチャートを示
す。
に，第１の実施の形態における処理フローチャートを示
す。
【００２４】ユーザの発信端末４から本サービスを識別
できる契約者毎の全国統一番号に発信すると（図４のス
テップＳ１），発信交換機１では，データベースアクセ
ス部１３により，発信されたダイヤル番号からサービス
制御選択翻訳テーブル１１を引き，ダイヤル番号からサ
ービスを特定して，データベース３へのアクセスを決定
する（Ｓ２）。さらに，発信者の電話番号から料金区域
を決定し（Ｓ３），料金区域を決定できない場合には，
発信交換機１が収容する料金区域または特別に用意した
料金区域を設定する（Ｓ４）。
できる契約者毎の全国統一番号に発信すると（図４のス
テップＳ１），発信交換機１では，データベースアクセ
ス部１３により，発信されたダイヤル番号からサービス
制御選択翻訳テーブル１１を引き，ダイヤル番号からサ
ービスを特定して，データベース３へのアクセスを決定
する（Ｓ２）。さらに，発信者の電話番号から料金区域
を決定し（Ｓ３），料金区域を決定できない場合には，
発信交換機１が収容する料金区域または特別に用意した
料金区域を設定する（Ｓ４）。
【００２５】次に，データベースアクセス部１３は，発
信ダイヤル番号，発信者の電話番号，発信者の料金区域
情報，および交換機識別子をデータベース３へ転送する
（Ｓ５）。
信ダイヤル番号，発信者の電話番号，発信者の料金区域
情報，および交換機識別子をデータベース３へ転送する
（Ｓ５）。
【００２６】データベース３では，着信先電話番号選択
翻訳テーブル３１をもとに，発信交換機１から与えられ
た発信ダイヤル番号から本サービスを特定し，着信先電
話番号群を決定する（Ｓ６）。さらに，発信ダイヤル番
号と料金区域情報（料金区域が特定できない場合には，
発信者の電話番号または発信交換機情報から決定したダ
ミーの料金区域情報）とをキーとして，料金区域ロケー
ションデータマトリックス３２のデータを用いて，発信
者の料金区域情報（料金エリア）のＸＹ座標を求め，着
信先電話番号選択翻訳テーブル３１の料金区域毎に対応
する着信先電話番号群の中から発信者の料金区域のＸＹ
座標と距離が最も近い料金区域のＸＹ座標に登録されて
いる電話番号（着信先電話番号）を決定する（Ｓ７）。
データベース３は，決定した着信先電話番号を発信交換
機１へ返却する（Ｓ８）。
翻訳テーブル３１をもとに，発信交換機１から与えられ
た発信ダイヤル番号から本サービスを特定し，着信先電
話番号群を決定する（Ｓ６）。さらに，発信ダイヤル番
号と料金区域情報（料金区域が特定できない場合には，
発信者の電話番号または発信交換機情報から決定したダ
ミーの料金区域情報）とをキーとして，料金区域ロケー
ションデータマトリックス３２のデータを用いて，発信
者の料金区域情報（料金エリア）のＸＹ座標を求め，着
信先電話番号選択翻訳テーブル３１の料金区域毎に対応
する着信先電話番号群の中から発信者の料金区域のＸＹ
座標と距離が最も近い料金区域のＸＹ座標に登録されて
いる電話番号（着信先電話番号）を決定する（Ｓ７）。
データベース３は，決定した着信先電話番号を発信交換
機１へ返却する（Ｓ８）。
【００２７】発信交換機１では，ルーチング先決定部１
４により，受け取った着信先電話番号でルーチング先決
定翻訳テーブル１２を引き，ルーチング先を決定する
（Ｓ９）。着信交換機２では，収容している該当着信先
電話番号の着信端末５に着信させ，接続する（Ｓ１
０）。
４により，受け取った着信先電話番号でルーチング先決
定翻訳テーブル１２を引き，ルーチング先を決定する
（Ｓ９）。着信交換機２では，収容している該当着信先
電話番号の着信端末５に着信させ，接続する（Ｓ１
０）。
【００２８】プロバイダ等の着信先契約者は，データベ
ース３に蓄積されている着信先電話番号選択翻訳テーブ
ル３１の着信先電話番号一覧に変更が生じた場合には，
契約者の端末から特定番号へ発信することによりデータ
ベース３へアクセスし，データベース３の案内に沿った
ダイヤルを押下することにより，着信先電話番号の追加
・削除を何時でも行うことが可能である。
ース３に蓄積されている着信先電話番号選択翻訳テーブ
ル３１の着信先電話番号一覧に変更が生じた場合には，
契約者の端末から特定番号へ発信することによりデータ
ベース３へアクセスし，データベース３の案内に沿った
ダイヤルを押下することにより，着信先電話番号の追加
・削除を何時でも行うことが可能である。
【００２９】契約者による着信先電話番号の増減が発生
した場合には，発信交換機１では，プロバイダ等の着信
先契約者から特定番号への発信を受けて，サービス制御
選択翻訳テーブル１１からサービス（着信先電話番号変
更サービス）を特定し，データベース３へのアクセスを
決定する。データベース３では，自律的に着信先電話番
号選択翻訳テーブル３１の着信先電話番号の追加・削除
の処理を行い，更新する。
した場合には，発信交換機１では，プロバイダ等の着信
先契約者から特定番号への発信を受けて，サービス制御
選択翻訳テーブル１１からサービス（着信先電話番号変
更サービス）を特定し，データベース３へのアクセスを
決定する。データベース３では，自律的に着信先電話番
号選択翻訳テーブル３１の着信先電話番号の追加・削除
の処理を行い，更新する。
【００３０】なお，データベース３で保持する着信先電
話番号選択翻訳テーブル３１を，以下のように変形する
ことも可能である。例えば，図５に示す着信先電話番号
選択翻訳テーブル３５のように，着信先電話番号群を伝
達能力（接続スピードなど）に対応づけるように設定し
てもよい。また，図６に示す着信先電話番号選択翻訳テ
ーブル３６のように，着信先電話番号群を発信加入者と
の契約情報に対応づけるように設定してもよい。
話番号選択翻訳テーブル３１を，以下のように変形する
ことも可能である。例えば，図５に示す着信先電話番号
選択翻訳テーブル３５のように，着信先電話番号群を伝
達能力（接続スピードなど）に対応づけるように設定し
てもよい。また，図６に示す着信先電話番号選択翻訳テ
ーブル３６のように，着信先電話番号群を発信加入者と
の契約情報に対応づけるように設定してもよい。
【００３１】以下に，着信先電話番号群を伝達能力情報
で対応づけている場合の処理を，図４に示す処理フロー
チャートを用いて説明する。
で対応づけている場合の処理を，図４に示す処理フロー
チャートを用いて説明する。
【００３２】図４に示す処理フローチャートにおいて，
ステップＳ１からステップＳ４までの処理，ステップＳ
９およびステップＳ１０の処理は同様であるので説明を
省略する。
ステップＳ１からステップＳ４までの処理，ステップＳ
９およびステップＳ１０の処理は同様であるので説明を
省略する。
【００３３】ステップＳ５の処理において，発信端末４
から発呼時に転送される発信端末４の端末データ（例え
ばＳＥＴＵＰの伝達能力情報要素）と発信ダイヤル番
号，発信者の電話番号，発信者の料金区域情報，および
交換機識別子をデータベース３へ転送する（Ｓ５）。着
信先電話番号を管理するデータベース３では，着信先電
話番号選択翻訳テーブル３５を用いて，発信ダイヤル番
号からサービスを特定し，さらに端末データ（例えばＳ
ＥＴＵＰの伝達能力情報要素）をもとに端末データ（例
えばＳＥＴＵＰの伝達能力情報要素）毎に設定された着
信先電話番号群の中から該当する着信先電話番号群を決
定する（Ｓ６）。
から発呼時に転送される発信端末４の端末データ（例え
ばＳＥＴＵＰの伝達能力情報要素）と発信ダイヤル番
号，発信者の電話番号，発信者の料金区域情報，および
交換機識別子をデータベース３へ転送する（Ｓ５）。着
信先電話番号を管理するデータベース３では，着信先電
話番号選択翻訳テーブル３５を用いて，発信ダイヤル番
号からサービスを特定し，さらに端末データ（例えばＳ
ＥＴＵＰの伝達能力情報要素）をもとに端末データ（例
えばＳＥＴＵＰの伝達能力情報要素）毎に設定された着
信先電話番号群の中から該当する着信先電話番号群を決
定する（Ｓ６）。
【００３４】さらに発信電話番号と発信者の料金区域情
報（料金区域が特定できない場合には発信者の電話番号
または発信交換機情報から決定したダミーの料金区域）
をキーとして，料金区域ロケーションデータマトリック
ス３２から料金区域のＸＹ座標を求め，着信先電話番号
選択翻訳テーブル３５の料金区域毎に対応する着信先電
話番号群の中から発信者の料金区域のＸＹ座標と距離が
最も近い料金区域のＸＹ座標に登録されている電話番号
を決定する（Ｓ７）。データベース３では，決定した着
信先電話番号を発信交換機１へ返却する（Ｓ８）。
報（料金区域が特定できない場合には発信者の電話番号
または発信交換機情報から決定したダミーの料金区域）
をキーとして，料金区域ロケーションデータマトリック
ス３２から料金区域のＸＹ座標を求め，着信先電話番号
選択翻訳テーブル３５の料金区域毎に対応する着信先電
話番号群の中から発信者の料金区域のＸＹ座標と距離が
最も近い料金区域のＸＹ座標に登録されている電話番号
を決定する（Ｓ７）。データベース３では，決定した着
信先電話番号を発信交換機１へ返却する（Ｓ８）。
【００３５】以下に，着信先電話番号群を発信加入者の
契約情報で対応づけている場合の処理の流れを，図４に
示す処理フローチャートを用いて説明する。
契約情報で対応づけている場合の処理の流れを，図４に
示す処理フローチャートを用いて説明する。
【００３６】図４に示す処理フローチャートにおいて，
ステップＳ１からステップＳ４までの処理，ステップＳ
９およびステップＳ１０の処理は同様であるので説明を
省略する。
ステップＳ１からステップＳ４までの処理，ステップＳ
９およびステップＳ１０の処理は同様であるので説明を
省略する。
【００３７】ステップＳ５の処理において，サービスを
特定した発信交換機１は，発信交換機１で保持している
発信加入者の加入者データ（加入者契約情報）を検索
し，必要なデータを取得する。その後，発信交換機１は
加入者データとダイヤル番号，発信者の電話番号，発信
者の料金区域情報，および交換機識別子をデータベース
３へ転送する（Ｓ５）。
特定した発信交換機１は，発信交換機１で保持している
発信加入者の加入者データ（加入者契約情報）を検索
し，必要なデータを取得する。その後，発信交換機１は
加入者データとダイヤル番号，発信者の電話番号，発信
者の料金区域情報，および交換機識別子をデータベース
３へ転送する（Ｓ５）。
【００３８】着信先電話番号を管理するデータベース３
では，着信先電話番号選択翻訳テーブル３６を用いて，
発信ダイヤル番号からサービスを特定し，さらに加入者
契約情報（契約の有無）をもとに，その契約情報毎に設
定された着信先電話番号群の中から該当する着信先電話
番号群を決定する（Ｓ６）。さらに発信電話番号と発信
者料金区域情報（料金区域が特定できない場合には発信
者の電話番号または発信交換機情報から決定したダミー
の料金区域）をキーとして料金区域ロケーションデータ
マトリックス３２から料金区域のＸＹ座標を求め，着信
先電話番号選択翻訳テーブル３６の料金区域毎に対応す
る着信先電話番号群の中から発信者の料金区域ＸＹ座標
と距離が最も近い料金区域ＸＹ座標に登録されている電
話番号を決定する（Ｓ７）。データベース３では，決定
した着信先電話番号を発信交換機１へ返却する（Ｓ
８）。
では，着信先電話番号選択翻訳テーブル３６を用いて，
発信ダイヤル番号からサービスを特定し，さらに加入者
契約情報（契約の有無）をもとに，その契約情報毎に設
定された着信先電話番号群の中から該当する着信先電話
番号群を決定する（Ｓ６）。さらに発信電話番号と発信
者料金区域情報（料金区域が特定できない場合には発信
者の電話番号または発信交換機情報から決定したダミー
の料金区域）をキーとして料金区域ロケーションデータ
マトリックス３２から料金区域のＸＹ座標を求め，着信
先電話番号選択翻訳テーブル３６の料金区域毎に対応す
る着信先電話番号群の中から発信者の料金区域ＸＹ座標
と距離が最も近い料金区域ＸＹ座標に登録されている電
話番号を決定する（Ｓ７）。データベース３では，決定
した着信先電話番号を発信交換機１へ返却する（Ｓ
８）。
【００３９】〔第２の実施の形態〕以上の第１の実施の
形態では，データベース３において料金区域情報と料金
区域のロケーション情報を保持し，これらを用いる手段
を述べている。本発明の第２の実施の形態では，料金区
域情報と料金区域のロケーション情報を用いる代わり
に，データベース３においてＩＰアドレスとドメインの
対応テーブルを持つことでユーザのＩＰアドレスをもと
にした着信先電話番号の選択を行えるようにする。
形態では，データベース３において料金区域情報と料金
区域のロケーション情報を保持し，これらを用いる手段
を述べている。本発明の第２の実施の形態では，料金区
域情報と料金区域のロケーション情報を用いる代わり
に，データベース３においてＩＰアドレスとドメインの
対応テーブルを持つことでユーザのＩＰアドレスをもと
にした着信先電話番号の選択を行えるようにする。
【００４０】図７は，第２の実施の形態におけるネット
ワーク構成図である。発信交換機１と着信交換機２と
は，図１に示すような電話網の代わりにＩＰ網によって
接続されている。
ワーク構成図である。発信交換機１と着信交換機２と
は，図１に示すような電話網の代わりにＩＰ網によって
接続されている。
【００４１】図８は，第２の実施の形態におけるデータ
ベース３の保持する着信先電話番号選択翻訳テーブルの
構成を示す図である。図８に示すように，着信先電話番
号選択翻訳テーブル３７では，第１の実施の形態での料
金区域情報と料金区域の位置情報を保持する代わりに，
発信者のＩＰアドレスとセグメント情報をもとにセグメ
ント毎に設定された着信先電話番号群を決定する情報を
持つ。
ベース３の保持する着信先電話番号選択翻訳テーブルの
構成を示す図である。図８に示すように，着信先電話番
号選択翻訳テーブル３７では，第１の実施の形態での料
金区域情報と料金区域の位置情報を保持する代わりに，
発信者のＩＰアドレスとセグメント情報をもとにセグメ
ント毎に設定された着信先電話番号群を決定する情報を
持つ。
【００４２】以下に，第２の実施の形態における処理の
流れを図４に示す処理フローチャートを用いて説明す
る。
流れを図４に示す処理フローチャートを用いて説明す
る。
【００４３】ユーザの発信端末４から本サービスを識別
できる契約者毎の全国統一番号に発信すると（Ｓ１），
発信交換機１で保持するサービス制御選択翻訳テーブル
１１によってダイヤル番号からサービスを特定し，デー
タベース３へのアクセスを決定する（Ｓ２）。発信交換
機１は，発信者のＩＰアドレスからセグメントを決定し
（Ｓ３），ダイヤル番号，発信者の電話番号，ＩＰアド
レス，発信者のセグメン情報をデータベース３へ転送す
る（Ｓ５）。
できる契約者毎の全国統一番号に発信すると（Ｓ１），
発信交換機１で保持するサービス制御選択翻訳テーブル
１１によってダイヤル番号からサービスを特定し，デー
タベース３へのアクセスを決定する（Ｓ２）。発信交換
機１は，発信者のＩＰアドレスからセグメントを決定し
（Ｓ３），ダイヤル番号，発信者の電話番号，ＩＰアド
レス，発信者のセグメン情報をデータベース３へ転送す
る（Ｓ５）。
【００４４】データベース３では，着信先電話番号選択
翻訳テーブル３７を用いて，発信ダイヤル番号からサー
ビスを特定し，発信者のＩＰアドレスとセグメント情報
をもとにセグメント毎に設定された着信先電話番号群の
中から該当する着信先電話番号群を決定する（Ｓ６）。
該当着信先電話番号群から電話番号を例えばラウンドロ
ビン方式により順次選択し，着信先電話番号を決定する
（Ｓ７）。データベース３では，決定した着信先電話番
号を発信交換機１へ返却する（Ｓ８）。発信交換機１で
は受け取った電話番号でルーチング先決定翻訳テーブル
１２を引き，ルーチング先を決定する（Ｓ９）。着信交
換機２は収容している該当電話番号の着信端末５に着信
させる（Ｓ１０）。なお，着信先電話番号選択翻訳テー
ブル３７に，前述した例と同様に料金区域情報が設定さ
れている場合には，さらに料金区域情報を利用して着信
先電話番号を決定する。着信先として着信先電話番号で
はなくＩＰアドレスが設定されている場合にも，同様に
着信先のＩＰアドレスの選択を行う。
翻訳テーブル３７を用いて，発信ダイヤル番号からサー
ビスを特定し，発信者のＩＰアドレスとセグメント情報
をもとにセグメント毎に設定された着信先電話番号群の
中から該当する着信先電話番号群を決定する（Ｓ６）。
該当着信先電話番号群から電話番号を例えばラウンドロ
ビン方式により順次選択し，着信先電話番号を決定する
（Ｓ７）。データベース３では，決定した着信先電話番
号を発信交換機１へ返却する（Ｓ８）。発信交換機１で
は受け取った電話番号でルーチング先決定翻訳テーブル
１２を引き，ルーチング先を決定する（Ｓ９）。着信交
換機２は収容している該当電話番号の着信端末５に着信
させる（Ｓ１０）。なお，着信先電話番号選択翻訳テー
ブル３７に，前述した例と同様に料金区域情報が設定さ
れている場合には，さらに料金区域情報を利用して着信
先電話番号を決定する。着信先として着信先電話番号で
はなくＩＰアドレスが設定されている場合にも，同様に
着信先のＩＰアドレスの選択を行う。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
利用者は加入しているプロバイダ等の全国統一番号のみ
を認識しているだけで，どの地域から発信しても最も安
い料金による接続ルートでプロバイダなどの着信先へ接
続することができるようになる。
利用者は加入しているプロバイダ等の全国統一番号のみ
を認識しているだけで，どの地域から発信しても最も安
い料金による接続ルートでプロバイダなどの着信先へ接
続することができるようになる。
【図１】本発明の第１の実施の形態におけるネットワー
ク構成を説明するための図である。
ク構成を説明するための図である。
【図２】第１の実施の形態における発信交換機の構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】第１の実施の形態におけるデータベースが持つ
テーブルの構成例を示す図である。
テーブルの構成例を示す図である。
【図４】第１の実施の形態における処理フローチャート
である。
である。
【図５】第１の実施の形態における着信先電話番号選択
翻訳テーブルの他の構成例を示す図である。
翻訳テーブルの他の構成例を示す図である。
【図６】第１の実施の形態における着信先電話番号選択
翻訳テーブルの他の構成例を示す図である。
翻訳テーブルの他の構成例を示す図である。
【図７】本発明の第２の実施の形態におけるネットワー
ク構成を説明するための図である。
ク構成を説明するための図である。
【図８】第２の実施の形態における着信先電話番号選択
翻訳テーブルの構成例を示す図である。
翻訳テーブルの構成例を示す図である。
１ 発信交換機 １１ サービス制御選択翻訳テーブル １２ ルーチング先決定翻訳テーブル １３ データベースアクセス部 １４ ルーチング先決定部 ２ 着信交換機 ３ データベース ３１ 着信先電話番号選択翻訳テーブル ３２ 料金区域ロケーションデータマトリックス ３５ 着信先電話番号選択翻訳テーブル ３６ 着信先電話番号選択翻訳テーブル ３７ 着信先電話番号選択翻訳テーブル ４ 発信端末 ５ 着信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K024 AA61 BB09 CC11 GG01 GG05 GG10 5K025 AA08 BB05 CC01 EE17 EE22 KK06 5K051 CC07 FF01 GG01 HH17 KK10
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の交換機により構成される通信網に
おける通信接続システムにおいて，サービスを識別でき
る着信先契約者毎の一意の電話番号と複数の着信先電話
番号と料金区域情報との対応情報を記憶するデータベー
スと，発信者からのサービスを識別できる一意の電話番
号に対する発信に対して，前記データベースへアクセス
し，前記一意の電話番号に対応する着信先電話番号群の
中から発信者の料金区域情報をもとに発信者が最も低額
で接続できる電話番号を決定し，当該番号へ着信させる
手段とを備えることを特徴とする低額通信接続システ
ム。 - 【請求項２】 請求項１記載の低額通信接続システムに
おいて，前記データベースは，前記料金区域情報の代わ
りにまたは前記料金区域情報の他に，発信加入者の契約
情報を持ち，発信加入者の契約情報を利用して前記デー
タベース中の着信先電話番号群の中から着信先の電話番
号を決定することを特徴とする低額通信接続システム。 - 【請求項３】 請求項１記載の低額通信接続システムに
おいて，前記データベースは，前記料金区域情報の代わ
りにまたは前記料金区域情報の他に，ＩＰアドレスのセ
グメント情報を持つとともに，前記着信先電話番号群の
代わりに着信先電話番号または着信先ＩＰアドレスの情
報を持ち，発信者のＩＰアドレスを利用して前記データ
ベース中の該当するセグメントに対応する着信先電話番
号または着信先ＩＰアドレスを決定することを特徴とす
る低額通信接続システム。 - 【請求項４】 複数の交換機により構成される通信網に
おける通信接続方法において，サービスを識別できる着
信先契約者毎の一意の電話番号と複数の着信先電話番号
と料金区域情報との対応情報を記憶するデータベースを
用い，発信者からのサービスを識別できる一意の電話番
号に対する発信に対して，前記データベースへアクセス
し，前記一意の電話番号に対応する着信先電話番号群の
中から発信者の料金区域情報をもとに発信者が最も低額
で接続できる電話番号を決定し，当該番号へ着信させる
ことを特徴とする低額通信接続方法。 - 【請求項５】 複数の交換機により構成される通信網に
おいて通信接続を行う交換機のプログラムであって，サ
ービスを識別できる着信先契約者毎の一意の電話番号と
複数の着信先電話番号と料金区域情報との対応情報を記
憶するデータベースを用い，発信者からのサービスを識
別できる一意の電話番号に対する発信に対して，前記デ
ータベースへアクセスし，前記一意の電話番号に対応す
る着信先電話番号群の中から発信者の料金区域情報をも
とに発信者が最も低額で接続できる電話番号を決定し，
当該番号へ着信させる処理をコンピュータに実行させる
ための通信接続プログラム。 - 【請求項６】 複数の交換機により構成される通信網に
おいて通信接続を行う交換機のプログラムを記録した記
録媒体であって，サービスを識別できる着信先契約者毎
の一意の電話番号と複数の着信先電話番号と料金区域情
報との対応情報を記憶するデータベースを用い，発信者
からのサービスを識別できる一意の電話番号に対する発
信に対して，前記データベースへアクセスし，前記一意
の電話番号に対応する着信先電話番号群の中から発信者
の料金区域情報をもとに発信者が最も低額で接続できる
電話番号を決定し，当該番号へ着信させる処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
特徴とする通信接続プログラム記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001109716A JP2002314721A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 低額通信接続システム，低額通信接続方法，通信接続プログラムおよびそのプログラム記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001109716A JP2002314721A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 低額通信接続システム，低額通信接続方法，通信接続プログラムおよびそのプログラム記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002314721A true JP2002314721A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18961619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001109716A Pending JP2002314721A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 低額通信接続システム，低額通信接続方法，通信接続プログラムおよびそのプログラム記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002314721A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100460351B1 (ko) * | 2001-04-28 | 2004-12-08 | 코리아디지텔(주) | 선불카드의 정보를 공유하는 후불제통화과금시스템 |
| JP2006262325A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Vodafone Kk | 移動体通信ネットワーク利用システム及び通信ネットワークシステム |
-
2001
- 2001-04-09 JP JP2001109716A patent/JP2002314721A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100460351B1 (ko) * | 2001-04-28 | 2004-12-08 | 코리아디지텔(주) | 선불카드의 정보를 공유하는 후불제통화과금시스템 |
| JP2006262325A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Vodafone Kk | 移動体通信ネットワーク利用システム及び通信ネットワークシステム |
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