JP4278537B2 - 電話交換機網、電話交換機、回線交換方法、および回線交換プログラム - Google Patents

電話交換機網、電話交換機、回線交換方法、および回線交換プログラム Download PDF

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Description

本発明は電話交換機網、電話交換機、回線交換方法、および回線交換プログラムに関し、例えば、IPプロトコルに応じた経路制御が行われるIP網へのアクセス回線として使用される電話交換機網などに適用して好適なものである。
加入電話網(PSTN)内の電話交換機は多くの機能を持つ多機能な中継装置であるが、そのなかでも重要な機能の1つがルーチングを実行するルーチング機能である。
ルーチングとは、着電番号を展開して出方路を求めるための機能である。
国内のルーチングには大きく分けて以下の2つのルールがある。
・地域電話(0AB〜J)の場合は着信先の加入者が収容されている網に一番近いPOI(相互接続点)を通って接続する(以下、パターンA)
・移動体接続(0A0〜K)等の場合は発側と着側の事業者間の協議で決定されたPOIを使用して接続する(以下、パターンB)
パターンAは、発側に料金決定権があるケースに使用され、図11に示すように、なるべく多く自網内の経路を使って接続できるようにルーチングを行う。
また、パターンBで決定されるPOIは事業者間精算を正しく行えるように、発信地域に一番近いPOIになるのが一般的である。このため、図2に示すように、発信側の端末10と同じ地域EAに属するPOI18経由で着信先の端末11への接続が行われている。
このようなパターンAおよびBにしたがったルーチングを実現するために、従来の電話交換機のルーチング機能は、発信側の加入者よりダイヤルされた着電番号の必要最小限の桁数を用いて出方路を決定するが、自網内の複数の電話交換機がこれと同様な動作を実行することにより、自網内の経路が決まる。自網内の経路が決まれば自ずからPOIも決まるから、そのPOIを利用して呼接続が行われる。
ルーチングの際に発信した地域を意識しているケースもあるが、その発信地域はある特定のエリアで決められている。
加入電話網内の電話交換機には、下位層のGCを、上位層のZC(IC)が1または複数収容するというように明確な階梯があるが、その階梯を意識した動作は図3に示すステップS1〜S3のようになる。
端末20を操作する発信側の加入者が相手番号をダイヤルすると(S1)、その端末20を収容しているGC26は、ダイヤルされた相手番号の1桁目が2〜9ならば市内電話と判断し、同一GC26に収容されている他の加入者の端末(例えば、21)か同じ発信エリア(発信地域)EA内の他のGC27への経路(出方路)を選択する。
一方、1桁目が0ならば、当該GC26は市外電話であると判断し、自身を収容しているZC28への経路(出方路)を選択する(S3)。
ただし1桁目が0でも、着電番号の市外局番部分が発信地域の局番の場合は市内電話と判断し、ZC28への経路は選択しない。
ZC28まで来た呼の中には、あらかじめ事業者間の協議で決められたPOIを使用する必要のあるケースがある。そのためZC28は着電番号とどのGCからの接続なのか、つまりどの発信地域の加入者から発呼があったのかを判断して次の経路を選択する(S4)。
以上の説明から、加入電話網内で実行されるルーチング方式には、前記ステップS2,S3におけるGC26の振る舞いのように着電番号のみでルーチング先を決定する方式(前記パターンAに対応)と、前記ステップS4のZC28の振る舞いのように着電番号と発信地域をもとにルーチング先を決定する方式(前記パターンBに対応)の2種類があることが分かる。
着電番号のみでルーチングを行う際に各電話交換機が使用するルート翻訳情報TB1は、図4に示す構成を持つテーブルである。このルート翻訳情報TB1は、着電番号(相手番号)と経路を表す方路番号との対応関係を規定する情報である。このようなルート翻訳情報TB1は各交換機が所データとして持っている。
一台の交換機で複数POIのエリアの加入者を収容させる場合は、着信先の加入者が収容される総合通信事業者網に一番近い方路が求められるようにルート翻訳情報を設定することになる。
図4では、説明を簡単にするために、ダイヤル番号として通常より桁数の少ない4桁を用いている。
交換機は、受け取った着電番号を検索キーとしてこのルート翻訳情報TB1を検索すると、検索結果として方路番号を得ることができるため、上述したルーチングが可能となる。例えば、着電番号が「0011」の場合は、図4に示す矢印D1で指した方路番号「1」が検索結果として得られるため、この方路番号が指定する出方路が選ばれる。
また、方路番号の特定は、必ず4桁の番号によって特定されるのではなく、図4の矢印D2の指す方路番号「2」のように「111」という番号だけで方路番号が特定できることもある。この場合、ルート翻訳情報TB1の4桁目に該当するフィールドには、既に特定できたことを示す識別番号(ここでは、「99」)が記憶されている。このケースでは実質的に着電番号の3桁目までを翻訳した時点で、方路番号は「2」と特定される。
前記ZC28がステップS4で実行したパターンBのように、着電番号と発信地域に基づいて行うルーチングでは、図5(A)および(B)に示すルート翻訳情報TB2,発信地域翻訳情報TB3を用いて、図6に示すような処理を実行することになる。図6のフローチャートは、S10〜S17の各ステップから構成されている。
図6において、ルーチングが開始されると(S10)、入力IAM上の料金区域情報(CA)、前位交換機からの入接続で使用された回線番号/方路番号、または発電番号を元に発信地域を特定する(S11)。
次に、着電番号を検索キーとして図5(A)に示すルート翻訳情報TB2の検索処理を行う(S12)。図5(A)に示すルート翻訳情報TB2は、基本的に図4に示したルート翻訳情報TB1と同じであるが、データ項目として処理指標を設けた点が相違する。したがってこのルート翻訳情報TB2を検索するステップS12の処理では、検索結果として方路番号と処理指標の値(パターンAまたはパターンB)が得られる。得られた処理指標がパターンAであれば、得られた方路番号の出方路からそのまま送信することによってルーチングを行うが(S14,S17)、パターンBの場合には、さらに図5(B)に示す発信エリア翻訳情報TB3を検索することによって出方路の方路番号を特定した上で(S15,S16)、その出方路から送信することによってルーチングを行う(S17)。
ステップS15で行う発信エリア翻訳情報TB3の検索では、検索キーとして前記ステップS11で得られた発信エリア(発信エリア正規化番号)を用い、検索結果として方路番号を得る。
この発信エリアは、通常、ZCが実行しているように、入力IAM上の料金区域情報(CA)、前位交換機からの入接続で使用された回線番号/方路番号、または発電番号を利用して特定することができる。
ステップS15,S16を実行する場合、事業者間の協議によって決定されたPOIを経由するようにルーチングを制御することができる。
ところが、IPプロトコルに応じた経路制御が行われるIP網へのアクセス回線として使用される電話交換機網(アクセス回線網)の場合、一台の交換機が管理するエリア(発信地域)が、加入電話網で規定される発信地域にとらわれずに設定され、一台の交換機が管理する発信地域は加入電話網より広くなることが多い。
そのため、加入電話網で規定される発信地域をそのまま、前記アクセス回線網においても発信地域の単位として用いることは不適当であり、それをもとに、発信地域ごとに接続するPOIを選択するルーチングを行うことは困難である。
また、アクセス回線網では、個々の交換機間に前記加入電話網のGCやZCのあいだにみられたような明確な階梯が存在しないため、前位交換機に依存することなく、どの交換機を経由して届いた呼に対しても発信地域を特定できるようなルーチングが求められる。加入電話網の電話交換機は、もともとこのように広範囲な発信地域を管理するように構成されていないため、このようなルーチングを行うことはできない。
かかる課題を解決するために、第1の本発明では、複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網において、各電話交換機が、(1)発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定部と、(2)前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定部と、(3)当該選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択部とを備えたことを特徴とする。
また、第2の本発明では、複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網の構成要素としての電話交換機において、(1)発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定部と、(2)前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定部と、(3)選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択部とを備えたことを特徴とする。
さらに、第3の本発明では、複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網で用いられる回線交換方法において、各電話交換機内で、(1)発信地域特定部が、発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定し、(2)選択制限判定部が、前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定し、(3)経路選択部が、当該選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信することによって、前記電話交換機網内における、前記呼のための電話回線の経路を決定することを特徴とする。
さらにまた、第4の本発明では、複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網内で用いられる回線交換プログラムにおいて、コンピュータに、(1)発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定機能と、(2)前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定機能と、(3)当該選択制限判定機能が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択機能とを実現させることを特徴とする。
本発明によれば、中継先ネットワークへのアクセス回線として使用される電話交換機網で、発信地域ごとに接続する相互接続点を選択する適切な経路制御を実現することができる。
(A)実施形態
以下、本発明にかかる電話交換機網、電話交換機、回線交換方法、および回線交換プログラムの実施形態について説明する。
(A−1)実施形態の構成
本実施形態にかかる通信システム40の全体構成例を図7に示す。
図7において、当該通信システム40は、アクセス回線網41と、外部IP網42、43と、POI44,45と、通信端末46〜51とを備えている。
このうちアクセス回線網41は、通信端末(例えば、46)から外部IP網(例えば、42)へアクセスするためのアクセス回線として使用されるネットワークである。当該アクセス回線網41の実体は、基本的に電話番号(着信先を指定する着電番号)に基づいてルーチングを行う電話交換機網であるが、現実の通信事業者が提供するサービスでは、このアクセス回線網41に相当するネットワーク自体がIP網と呼ばれることがある。
このアクセス回線網41には、本実施形態に特徴的な交換機(電話交換機)60,61が含まれるが、その詳細については後述する。
通信端末46〜51は、基本的に着電番号を指定して発呼する機能を持つ端末であればどのようなものであってもかまわない。したがって通信端末46〜51は、必ずしも、いわゆる電話機である必要はない。例えば、ダイヤルアップIP接続を行う機能を持つパーソナルコンピュータなども、当該通信端末46〜51に該当し得る。
通信端末46はユーザU1によって使用され、通信端末47はユーザU2によって使用され、通信端末48はユーザU3によって使用され、通信端末49はユーザU4によって使用され、通信端末50はユーザU5によって使用され、通信端末51はユーザU6によって使用される。また、通信端末46と47は発信エリア(発信地域)EAに属し、通信端末48と49は発信地域EBに属し、通信端末50と51は発信地域ECに属する。通信端末46〜51はすべて同じ機能を持つものであってよい。また、交換機60,61の機能は実質的に同じである。したがって、以下では主として、この通信端末46〜51のうちの1つである通信端末46と、前記交換機60、61のうちの交換機60に注目して説明する。
図7上は図示していないが、通常、通信端末46は加入電話網内の交換機を経由してアクセス回線網41内の交換機(例えば、60)に接続されることになる。これは、個々のユーザ宅などに配置された通信端末46が交換機(例えば、60)に接続するためには、加入電話網の加入者線(例えば、ISDN)などを利用する必要があるからである。
前記アクセス回線網41にはPOI44を介して外部IP網42が接続され、POI45を介して外部IP網43が接続されている。
外部IP網42は通信事業者E2よって運営され、外部IP網43は通信事業者E3によって運営され、アクセス回線網41は通信事業者E1によって運営される。通常、E1,E2,E3はすべて相違する。
例えば、前記通信端末46がアクセス回線網41経由で外部IP網42上のサーバなどにアクセスする場合、通信端末46が発呼時に指定した着電番号などに基づくルーチングによりアクセス回線網41内にPOI44経由の回線が設定され、その回線上をIPパケットなどが当該サーバに宛てて伝送されることになる。ただし当該IPパケットのヘッダに含まれる宛先IPアドレスが経路制御に使用されるのは、外部IP網42側においてのみであり、アクセス回線網41上で使用されることはない。
前記交換機60は、交換機61とともに当該アクセス回線網41で着電番号に基づく経路制御を担う中継装置である。
交換機60は、図10(A)〜(C)に示す3つのテーブルTB11〜TB13を備えている。
図10(A)に示すルート翻訳情報TB11は、前記ルート翻訳情報TB2に対応するテーブルである。当該ルート翻訳情報TB11は、データ項目として、対地コード、方路、ZA展開フラグ、事業者コード正規化番号、ダイヤル番号、方路番号などを備えている。このうち本実施形態の構成上、重要なものは、ZA展開フラグとダイヤル番号と方路番号である。
ダイヤル番号は、図4に示すテーブルTB1や図5(A)に示すテーブルTB2のダイヤル番号と同様、着電番号を示す。前記通信端末46が発呼するには、呼設定を要求する信号(呼設定要求信号)を送信することになる。この呼設定要求信号に含まれる各種情報のなかに、当該着電番号がある。
この呼設定要求信号の内容は、アクセス回線網41内の1または複数の交換機(例えば、60)、POI(ここでは、44)、外部IP網42上の複数のルータ(図示せず)などを経由して、前記サーバまで届けられることで、そのサーバと通信端末46のあいだの呼の確立が可能となるため、アクセス回線網41のなかで複数の交換機(例えば、60と61)を経由する場合、2番目以降の交換機は、前の交換機(前位交換機)が中継する呼設定要求信号(入力IAM)を受け取ることになる。この中継により前位交換機が届けてきた呼設定要求信号には、前位交換機における処理により通信端末46が送信した時点の呼設定要求信号には含まれていない情報が付加されることもあり得るし、通信端末46が送信した時点の呼設定要求信号には含まれていた情報の一部が削除されること等もあり得るが、少なくとも、当該着電番号や通信端末46を指定する電話番号(発電番号)などは含まれている。
したがって、交換機(例えば、60)が通信端末46から最初に当該呼設定要求信号を受信する交換機であっても、前位交換機を経由して受け取る交換機(例えば、61)であっても、当該呼設定要求信号に含まれる着電番号を検索キーとして自身が搭載するルート翻訳情報TB11を検索することができる。
また、上述したように、通信端末46は通常、加入電話網の交換機経由でアクセス回線網41内の交換機(例えば、60)に接続することから、アクセス回線網41内で最初に呼設定要求信号を受け取る交換機(例えば、60)であっても、通常は、直接、通信端末46から呼設定要求信号を受け取るのではなく、加入電話網の交換機が送信したIAMを受け取ることになる。このIAMには、前記料金区域情報(CA)が含まれている。
前記ZA展開フラグは、図5(A)に示すテーブルTB2の処理指標に相当するデータ項目である。ZA展開フラグの値が「ZA展開無し」の場合は上述したパターンAに対応し、着電番号のみで出方路を決定することを示す。反対に、ZA展開フラグの値が「ZA展開有り」の場合は上述したパターンBに対応し、着電番号と発信地域をもとに出方路を決定することを示す。
方路番号は、図5(A)のテーブルTB2などに示した方路番号と同じもので、交換機(例えば、60)内において、出方路を一意に示すための識別番号である。
なお、事業者コード正規化番号は、前記外部IP網を運営する事業者(ここでは、E2、E3)を識別するための識別子である。
当該事業者コード正規化番号は他のテーブルTB12,TB13にも設けられているため、交換機60が当該テーブルTB11を検索した結果(ZA展開フラグが「ZA展開有り」で)、他のテーブルを検索する必要が生じたときには、当該事業者コード正規化番号の値を検索キーとして用いることができる。
図10(B)に示すZA翻訳情報TB12はデータ項目として、事業者コード正規化番号、ZA番号、方路番号などを備えている。このうち本実施形態の構成上、重要なものはZA番号と方路番号である。
方路番号は、前記テーブルTB11の方路番号と同じである。ただし、方路番号の値はテーブルTB11とTB12で相違している。
テーブルTB11ではZA展開フラグの値が「ZA展開有り」の行L1,L2において方路番号の値は空値を示す「−」で、ZA展開フラグの値が「ZA展開無し」の行L3において方路番号の値は有効な値(ここでは、「23」)となっているが、テーブルTB12ではこれとは反対に、ZA展開フラグの値が「ZA展開有り」の行L1,L2に対応(事業者コード正規化番号の値が対応している)する行L11,L12おいて方路番号の値は有効な値(ここでは、「21,「22」)で、ZA展開フラグの値が「ZA展開無し」の行L3に対応する行は存在しない。
なお、「ZA展開無し」の着信先に対してどのような経路を設定するか(すなわち、どのPOIを選択するか)は事業者E1が自由に決めることができるため、事業者E1は例えば、テーブルTB11内の前記方路番号「23」の替わりに任意の値を設定し、所望のPOIを選択することが可能である。
データ項目としての方路番号は、当該テーブルTB12にのみ設け、前記テーブルTB11には設けない構成とすることも可能であるが、その場合には、テーブルTB11の検索結果として得られたZA展開フラグの値が何であっても、ルーチングのたびに必ず当該テーブルTB12を検索することが必要になる。
なお、行とは、データ項目を除く、各テーブル(例えば、TB11)中の横の並びを指す。例えば、図10(A)の場合、「1111 − ZA展開有り 1 DS1 − 」は1つの行(これは、前記行L1)である。
ZA番号は、ZA(Zone Area)を識別するための識別子である。ZAは、ほぼ県単位に相当するエリアを指し、全国で54箇所が規定されている。
図10(C)に示す事業者情報TB13は、外部IP網42,43などの事業者(E2,E3)を管理するためのテーブルである。当該事業者情報TB13には、データ項目として、事業者正規化コード、事業者コードなどを備えている。
事業者コードは事業者E1が各事業者(例えば、E2)に付与した元の事業者コードを示し、事業者コード正規化番号は、所定の規則にしたがってこの事業者コードを正規化した結果を登録してあるデータ項目である。
前記テーブルTB12やTB11の事業者コード正規化番号の値は、このテーブルTB13の事業者コード正規化番号の値に基づいて登録されたものである。
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について、図1のフローチャートを参照しながら説明する。図1のフローチャートは、S20〜S28の各ステップから構成されている。
(A−2)実施形態の動作
前記ユーザU1の操作などに応じて通信端末46が外部IP網43側のサーバを着信先として指定する呼設定要求信号を送信すると、その呼設定要求信号はまず最初に、加入電話網内の交換機で受信されて中継されるときに前記IAMに置き換えられる。そして、当該IAMを、前記アクセス回線網41内の交換機60が受信することによって、図1に示す交換機60におけるルーチングの処理が開始される(S20)。
このとき当該交換機60はそのIAMに含まれている前記料金区域情報(CA)を得て、当該CAから通信端末46が属する発信地域(ここでは、図7に示すEA)を特定することができる(S21)。次に当該交換機60は、このCAを前記ZAに変換する(S22)。CAは全国で571箇所と数が多いが、上述したように、ZAは54箇所である。
前記IAMにはまた、着電番号が含まれているため、当該交換機60はその着電番号を検索キーとして前記ルート翻訳情報TB11を検索する(S23)。検索の結果として、前記ZA展開フラグの値と方路番号の値が得られるが、ZA展開フラグの値をもとに、前記パターンがAであるかBであるかを判定し(S24)、判定結果がパターンA(すなわち、ZA展開無し)の場合には、当該ルート翻訳情報TB11の検索の結果として得られた方路番号をもとに出方路を決定してルーチングを終える(S25,S28)。なお、図10(A)に示す構成のテーブルTB11を前提とするなら、ステップS24の判定は、ZA展開フラグの値ではなく、方路番号の値が空値(「−」)であるか有効な値(例えば、「23」)であるかに応じて行うようにしてもよいことは当然である。
図10(A)の行L3から明らかなように、例えば、IAMに含まれる着電番号がDS3の場合には、ステップS24はパターンA側に分岐する。
この場合、図8に示すように、着電番号のみに応じて出方路が決定されルーチングがなされる。
一方、ステップS24の判定の結果がパターンB(すなわち、ZA展開有り)の場合には、その行の事業者コード正規化番号と、前記ステップS22で得られたZA番号の値を検索キーとしてZA翻訳情報TB12を検索し(S26)、方路番号を特定する(S27)。
図10(A)の行L1から明らかなように、例えば、IAMに含まれる着電番号がDS1の場合には、ステップS24の判定結果がパターンB(すなわち、「ZA展開有り」)となり、その行L1の事業者コード正規化番号(ここでは、「1」)を検索キーとしてZA翻訳情報TB12を検索するので、方路番号としてテーブルTB12の行L11に対応する「21」が得られることになる。
この場合、図9に示すように、着電番号だけでなく、発信地域(発信エリア)にも依存して出方路が決定されルーチングがなされる。なお、図10(B)のテーブルTB12に、事業者コード番号の値が同じで、ZA番号の値が相違する行が複数存在していてもよいことは当然である。もしそのような行がまったく存在しないのなら、テーブルTB12を検索するときの検索キーとして、上述したように、事業者コード正規化番号とZA番号の値を用いる必要はない。
前記通信端末46の発呼に応じた呼設定要求信号(IAM)を交換機60を介して受け取るアクセス回線網41内の他の交換機(例えば、61)が実行するルーチングも、これと同様である。
ただし、実際に特定される方路番号が、その交換機の仕様(出方路の数)や、アクセス回線網41内におけるその交換機の位置などに応じて変化することは当然である。
ここでは、前記通信端末46が送信した呼設定要求信号に含まれる着電番号が外部IP網43側のサーバを指定するものとしているので、アクセス回線網41内の各交換機(例えば、60,61など)が以上と同様なルーチングを実行した結果として、POI45経由で外部IP網43に至る経路で呼設定要求信号(IAM)が伝送されこの経路に沿って回線が設定される。そして、外部IP網43側のサーバが応答すると、この回線上で、通信端末46とサーバのあいだに呼が確立され、必要な通信が実行されることになる。この通信には、通信端末46上で利用される通信アプリケーションの種類に応じて、例えば、Web、電子メール、IP電話など、様々なものがあり得る。
なお、図1において前記ステップS21,S22は、前記ステップS24のパターンB側の分岐とステップS26のあいだに配置するようにしてもよい。
CAをZAに変換する必要があるのはステップS24がパターンB側に分岐した場合だけであるため、これによって、ステップS24がパターンA側に分岐したときの処理量(ステップ数)を低減することができる。
(A−3)実施形態の効果
本実施形態によれば、階梯を持たないアクセス回線網(41)内の交換機(例えば、60)を用いて、発呼した通信端末(例えば、46)が属する発信地域(例えば、EA)に応じたルーチングを実現することができる。
(C)他の実施形態
上記実施形態にかかわらず、発信地域を指定する情報としては、CAをそのまま用いてもよく、CAのほか、前位交換機からの入接続で使用された回線番号/方路番号、または発電番号を元に発信地域を特定するようにしてもよい。
CAをそのまま用いる場合のフローチャートは、図13に示した通りであり、CAのほかに、前位交換機からの入接続で使用された回線番号/方路番号、または発電番号を元に発信地域を特定する場合のフローチャートは、図12に示した通りである。
図13のフローチャートは、S20〜S28およびS41の各ステップを備え、図12のフローチャートは、S20〜S28およびS31,S32の各ステップを備えている。図13,図12中で図1と同じ符号を付与した各ステップの機能は上記実施形態と同じであるのでその詳しい説明は省略する。
図13の場合、ステップS41でCAをそのまま用いて発信地域を特定するため、ルート翻訳情報などの前記各テーブルTB11、TB12もZAの替わりにCAに対応したものとなっており、その点が、図13のステップS26,S27にも反映されている。
また、図12のステップS31では、CAのほか、前位交換機からの入接続で使用された回線番号/方路番号、または発電番号を元に発信地域を特定している。
なお、上記実施形態では、アクセス回線網に接続されたPOIは2つであったが、このPOIの数は3つ以上であってもよいことは当然である。
また、上記実施形態では、アクセス回線網に含まれる交換機(60,61)は2つであったが、これは1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
また、上記実施形態では、テーブルTB11〜TB13を用いたが、同様の機能はテーブル以外の方法で実現することも可能である。
さらに、上記実施形態で例示した通信プロトコルは他の通信プロトコルに置換可能である。例えば、前記外部IP網(例えば、43)で使用されるIPプロトコルは、一例として、IPXプロトコルなどに置換できる可能性もある。
以上の説明でハードウエア的に実現した機能の大部分はソフトウエア的に実現することが可能であり、ソフトウエア的に実現した機能のほとんど全ては、ハードウエア的に実現することが可能である。
実施形態にかかる通信システムで使用する交換機の動作説明図である。 従来の経路選択の様子を示す概略図である。 従来の交換機に関する動作説明図である。 従来の交換機で使用するルート翻訳情報の構成を示す概略図である。 従来の交換機で使用するルート翻訳情報と発信エリア翻訳情報の構成を示す概略図である。 従来の交換機に関する動作説明図である。 実施形態にかかる通信システムの全体構成例を示す概略図である。 実施形態にかかる通信システムで使用する交換機の動作説明図である。 実施形態にかかる通信システムで使用する交換機の動作説明図である。 実施形態の交換機で使用するルート翻訳情報とZA展開情報と事業者情報の構成を示す概略図である。 従来の交換機に関する動作説明図である。 実施形態にかかる通信システムで使用する交換機の動作に関する変形例の説明図である。 実施形態にかかる通信システムで使用する交換機の動作に関する変形例の説明図である。
符号の説明
40…通信システム、41…アクセス回線網、42,43…外部IP網、44,45…POI、46〜51…通信端末、60,61…交換機、EA〜EC…発信地域(発信エリア)、TB1〜TB3,TB11〜TB13…テーブル。

Claims (5)

  1. 複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網において、
    各電話交換機が、
    発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定部と、
    前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定部と、
    当該選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択部とを備えたことを特徴とする電話交換機網。
  2. 請求項1の電話交換機網において、
    前記発信地域情報として、料金区域情報または、当該料金区域情報が指定する地理的領域よりもはるかに広大な地理的領域に対応する所定の単位料金区域情報を用いることを特徴とする電話交換機網。
  3. 複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網の構成要素としての電話交換機において、
    発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定部と、
    前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定部と、
    当該選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択部とを備えたことを特徴とする電話交換機。
  4. 複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網で用いられる回線交換方法において、
    各電話交換機内で、
    発信地域特定部が、発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定し、
    選択制限判定部が、前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定し、
    経路選択部が、当該選択制限判定部が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信することによって、前記電話交換機網内における、前記呼のための電話回線の経路を決定することを特徴とする回線交換方法。
  5. 複数の中継先ネットワークとの相互接続点を持ち、各中継先ネットワークへのアクセス回線として利用される電話交換機網内で用いられる回線交換プログラムにおいて、コンピュータに、
    発呼側の通信端末が呼設定を要求するときに送信する呼設定要求信号に含まれる情報または、当該通信端末と自身とのあいだに存在する他の電話交換機が当該通信端末からの呼設定要求信号を受けて送信してきた呼設定要求中継信号に含まれる料金区域情報に基づいて、当該通信端末が属する発信地域を示す発信地域情報を特定する発信地域特定機能と、
    前記呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に含まれている着信先指定電話番号を元に、その呼が経由する前記相互接続点の選択に、前記発信地域情報に応じた制限があるか否かを判定する選択制限判定機能と、
    当該選択制限判定機能が制限がないと判定した場合、予め当該電話交換機網内で定めた第1の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択し、制限があると判定した場合には、予め事業者間の協議によって定めた第2の選択規則にしたがってその呼が経由する相互接続点を選択するような出方路からその呼設定要求信号または呼設定要求中継信号に応じた呼設定要求中継信号を送信する経路選択機能とを実現させることを特徴とする回線交換プログラム。
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