JP2002314690A - モーニングコールサービスシステム、モーニングコールサービス方法及びモーニングコールサービスプログラム - Google Patents

モーニングコールサービスシステム、モーニングコールサービス方法及びモーニングコールサービスプログラム

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JP2002314690A
JP2002314690A JP2001113918A JP2001113918A JP2002314690A JP 2002314690 A JP2002314690 A JP 2002314690A JP 2001113918 A JP2001113918 A JP 2001113918A JP 2001113918 A JP2001113918 A JP 2001113918A JP 2002314690 A JP2002314690 A JP 2002314690A
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JP2001113918A
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English (en)
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Masaomi Yasuoka
正臣 安岡
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NEC Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーニングコールサービスの実行時刻を登録
した加入者が指定した特定条件に応じて、呼び出しの実
行、実行中止、実行時間変更などを可能にする。 【解決手段】 モーニングコールサービスを受ける加入
者端末1を接続している加入者データベース3を持つ交
換機2と、加入者が行ったモーニングコールサービスの
指定日時に対し付加すべきサービス条件指定のメニュー
リストを持つメニューリストサーバ4と、メニューリス
トにもとづいて加入者が指定したサービス条件のサービ
ス情報を提供するサービス情報提供サーバ5とを備え、
交換機2はサービス情報提供サーバ5が提供する加入者
が指定したサービス情報を、モーニングコールの起動時
に加入者端末1へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者が指定した
条件のもとでモーニングコールのサービスを行うモーニ
ングコールサービスシステム、モーニングコールサービ
ス方法およびモーニングコールサービスプログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のモーニングコールサービスでは、
単に一日、連日、指定日数に対して、呼び出し実行時刻
をあらかじめサービス業者に登録することで、希望する
日の希望する時刻になったとき、モーニングコールのサ
ービスを受ける登録加入者(以下、加入者という)に対
し電話により呼び出しを行うことで、起床を促すように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のモーニングコールサービスシステムにあっては、登
録した呼び出し実行時刻になると、無条件に呼び出しを
行うことしかできず、ある特定条件のもと、例えばイベ
ントが雨天中止となって呼び出しが必要ない場合でも、
呼び出しを受けてしまい、この場合には改めて別の方法
で、その雨天中止の情報を確認する必要があった。
【0004】本発明は前記のような問題を解決するもの
であり、モーニングコールサービスの実行時刻を登録し
た加入者が指定した特定条件に応じて、呼び出しの実
行、実行中止、実行時間変更などを可能にするモーニン
グコールサービスシステム、モーニングコールサービス
方法およびモーニングコールサービスプログラムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるモーニングコールサービスシス
テムは、モーニングコールサービスを受ける加入者端末
を接続している加入者データベースを持つ交換機と、加
入者が行ったモーニングコールサービスの指定日時に対
し付加すべきサービス条件指定のメニューリストを持つ
メニューリストサーバと、前記メニューリストにもとづ
いて加入者が指定したサービス条件のサービス情報を提
供するサービス情報提供サーバとを備え、前記交換機
は、前記サービス情報提供サーバが提供する加入者が指
定したサービス情報を、モーニングコールの起動時に加
入者端末へ通知することを特徴とする。これにより、呼
び出しが不必要となった場合などでの呼び出しを未然に
回避できる。
【0006】また、請求項2の発明にかかるモーニング
コールサービスシステムは、前記加入者により指定され
るサービス情報が、特定した地域および時刻の気象情報
であることを特徴とする。これにより、雨天となった場
合などでの呼び出しを未然に回避できる。
【0007】また、請求項3の発明にかかるモーニング
コールサービスシステムは、前記加入者により指定され
るサービス情報が、飛行機や乗物の発着時刻情報である
ことを特徴とする。これにより、交通に障害が発生した
場合などでの呼び出しを未然に回避できる。
【0008】また、請求項4の発明にかかるモーニング
コールサービスシステムは、前記加入者により指定され
るサービス情報が、イベント会社が催すイベントの開催
時刻情報や開催の有無情報であることを特徴とする。こ
れにより、イベントが中止となった場合などでの呼び出
しを未然に回避できる。
【0009】また、請求項5の発明にかかるモーニング
コールサービスシステムは、前記加入者端末を接続する
交換機がネットワークを介して前記メニューリストサー
バおよびサービス情報提供サーバに接続されていること
を特徴とする。これにより、種々のサービス情報をモー
ニングコールに付加することができる。
【0010】また、請求項6の発明にかかるモーニング
コールサービスシステムは、前記モーニングコールの起
動時に、前記サービス情報が加入者端末にてディスプレ
イ出力されることを特徴とする。これにより、呼び出し
実行時に指定された条件を加入者に確認させることがで
きる。
【0011】また、請求項7の発明にかかるモーニング
コールサービス方法は、モーニングコールサービスを受
ける加入者端末を、加入者データベースを持つ交換機に
接続し、加入者が行ったモーニングコールサービスの指
定日時に対し付加すべきサービス条件指定のメニューリ
ストをメニューリストサーバに保持させ、前記メニュー
リストにもとづいて加入者が指定したサービス条件のサ
ービス情報をサービス情報提供サーバに提供させ、前記
交換機に、前記サービス情報提供サーバが提供する加入
者が指定したサービス情報を、モーニングコールの起動
時に加入者端末へ通知させることを特徴とする。これに
より、人為的な操作をすることなく、条件付きのモーニ
ングコールを自動的に実施できる。
【0012】また、請求項8の発明にかかるモーニング
コールサービスプログラムは、モーニングコールサービ
スするためにコンピュータに、モーニングコールサービ
スを受ける加入者端末を加入者データベースを持つ交換
機に接続する機能、加入者が行ったモーニングコールサ
ービスの指定日時に対し付加すべきサービス条件指定の
メニューリストをメニューリストサーバに保持させる機
能、前記メニューリストにもとづいて加入者が指定した
サービス条件のサービス情報をサービス情報提供サーバ
に提供させる機能、前記サービス情報提供サーバが提供
する加入者が指定したサービス情報を、モーニングコー
ルの起動時に交換機から加入者端末へ通知する機能を実
現させるものである。これにより、コンピュータによる
モーニングコールサービスを誰でも簡単に実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
ついて説明する。本発明のモーニングコールサービスシ
ステムでは、モーニングコールのサービス契約者である
加入者が、モーニングコールの実行時刻を登録する際、
指定日時の他に、任意の条件を指定するかどうかを選択
し、条件の指定を選択した場合、指定したい条件、例え
ば気象情報、交通情報、イベント情報などをリストから
選ぶことができる。例えば、気象情報を選択した場合を
例にとると、モーニングコールの加入者は、呼び出し実
行時刻を登録する際、サービス情報である条件の指定を
選択し、システム側が提供するリストより気象情報を選
択する。条件の指定を受けた場合、モーニングコールの
加入者を指定条件のサービスを提供する気象情報サーバ
に接続する。
【0014】次に、加入者と気象情報サーバとの間で呼
び出しの条件を決定するために、以下の情報、すなわ
ち、気象情報を知りたい場所と時刻、気象情報毎の呼び
出しの有無、気象情報毎の呼び出し時刻を加入者が入力
する。システム側では、加入者が指定した上記の条件に
もとづいて、その加入者が登録した呼び出し時刻に、特
定地域における指定時刻の気象情報を読みだす。そし
て、この読み出した気象情報と加入者の登録情報から、
モーニングコールサービスを起動し、呼び出しの実行と
気象情報の通知を行う。
【0015】次に、本発明の詳細を図1について具体的
に説明する。同図において、1はモーニングコールサー
ビスを契約している加入者の加入者端末、2は加入者端
末1が属している交換機、3は交換機2に属している加
入者データベース、4は加入者がサービス情報であるサ
ービス条件を指定するためのメニュ−リストを持つサー
バ、5は気象情報サーバ、6は気象情報サーバ5に属す
る気象データベース、7は交通情報サーバ、8はイベン
ト情報サーバ、9は交通情報サーバ7に属する交通情報
データベース、10はイベント情報サーバに属するイベ
ント情報データベースである。なお、交換機2と各サー
バ4、5、7、8はネットワーク11を介して相互に接
続されている。
【0016】このようなモーニングコールサービスシス
テムでは、モーニングコールのサービス契約者である加
入者が、実際に呼び出される時刻の設定を、サービス登
録のアクセスコードをダイヤルすることで開始される。
次に、加入者は、条件指定の呼び出しを行うか、単純に
時間指定のみの呼び出しを行うかを選択する。単純に時
間指定のみの呼び出しを行う場合は、呼び出しの日時等
を設定して登録を終了する(既存モーニングコールサー
ビス機能)。一方、条件指定の呼び出しを行う場合は、
交換機2からネットワーク11を介して、メニューリス
トを持つメニューリストサーバ4にアクセスして、加入
者とメニューリストサーバ4の音声による通信を可能と
する。音声による通信は例えば、IN(Intelli
gent Networks)のIP(Intelli
gent Peripheral)機能を用いた音声通
信や、VoIP(Voice over IP)を使っ
て音声をパケットで送受信する方法等が採用される。
【0017】メニューリストサーバ4は加入者に対して
メニューリストを提示し、加入者に前記気象情報などの
条件の指定の入力を促す。条件の入力を受けたメニュー
リストサーバ4は、その条件に合うサーバ、ここでは気
象情報を選択する気象情報サーバ5にネットワーク11
を介してアクセスし、加入者と音声による通信を可能と
する。この気象情報サーバ5にアクセスした場合には、
実際に加入者が呼び出しを受けるための条件の指定を気
象情報サーバ5との音声通信で行う。
【0018】まず、気象情報を必要とする特定地域(例
えば東京都中央区)を指定する。次に、この特定地域の
何月何日何時の気象情報を判断材料にすべきかを入力す
る。例えば、モーニングコールは午前7時に設定する
が、同日午前5時の時点で、上記特定地域の天候が雨で
あれば、呼び出しの実行が必要で無い場合には、同日午
前5時を設定時刻に入力する。また、同様に同日午前1
1時の上記特定地域の気象予報が雨であれば、サービス
の実行が必要ない場合には、同日午前11時を設定時刻
に入力する。すなわち、呼び出し実行時刻の午前7時に
特定地域の判断材料を入力した日時(午前5時や午前1
1時)の気象情報を読み出し、必要な場合だけ呼び出し
を実行する。呼び出し実行時刻のみの気象情報だけでな
く、設定時刻に幅を持たせることが可能となる。
【0019】最後に、前記特定地域の、何月何日何時の
気象情報にもとづいて、モーニングコール実行時刻の登
録を行う。晴天時、雨天時に応じた呼び出し時刻を設定
する場合は、まず、気象情報が晴天であることを選択
し、つづいて、呼び出し実行時刻を入力する。その後、
サーバ側から加入者に他の気象情報での呼び出し時刻指
定を行うか否かを問いあわせ、指定する場合、同様に雨
天時の呼び出し時刻の設定を可能とする。晴天時以外は
呼び出しが不要なら条件の入力を終了する。
【0020】図2は前記交換機2および気象情報サーバ
5との間で取り交わされる前記呼び出しを受けるための
入力条件データBを示す。この入力条件データBにおい
て、送信者情報aには、送信元サーバ(ここでは気象情
報サーバ5)を示す情報を載せ、呼び出し時刻bには、
呼び出し時刻bに設定された時刻(条件毎に複数の時刻
を設定した場合には、最も早い時刻)を載せる。これら
2つの情報a、bは交換機2側で読み出すことが可能で
あることを条件とする。
【0021】さらに、入力条件データBには呼び出し条
件cを載せるが、交換機2側はその内容を意識する必要
は無い。まず、図3のに示すように気象情報サーバ5
から交換機2に入力条件データBを渡す。この入力条件
データBのやり取りは、例えば、IN機能を使って実現
したり、または気象情報サーバ5と交換機2のパッケト
通信で実現する。交換機2では、入力条件データBのう
ちの呼び出し時刻bを、モーニングコールサービスの呼
び出し起動タイマーに設定する。そして入力条件データ
Bは交換機2に属する加入者データベース3に保管され
る。次に、図3ので、呼び出しタイマー設定時刻にな
ったら、交換機2の加入者データベース3に保管されて
いる入力条件データBをもとに、気象情報サーバ5にア
クセスする。加入者データベース3に保管されていた入
力条件データを再度気象情報サーバ5に渡し、気象情報
サーバ5で気象データベース3から条件に指定されてい
る特定地域の特定日時の気象情報を読み出し、交換機2
からの入力条件データBと比較する。
【0022】続いて、図3ので、読み出した気象情報
が、加入者が入力した呼び出し条件を満たしていれば、
例えば、入力条件データBに設定したように、特定地域
の特定日時の気象情報が晴天であれば、気象情報サーバ
5は呼び出し実行可を意味する条件判定結果と、読み出
した気象情報を交換機2に送る。条件判定結果を受けた
交換機2は加入者に対して呼び出しを実行し、気象情報
をディスプレイ上にて通知する。
【0023】逆に呼び出し条件を満たしていない場合に
は、例えば特定地域の特定日時の気象情報が雨天であれ
ば、気象情報サーバ5は呼び出し実行不可を意味する条
件判定結果と、雨天時の呼び出し時刻が設定されていれ
ばその情報と、そして読み出した気象情報とをそれぞれ
交換機2に返す。交換機2は雨天時の呼び出し時刻にタ
イマーを再設定し、再呼び出し時刻に気象情報と共に加
入者に対して呼び出しを実行する。また、雨天時の呼び
出しが不要であれば、気象情報サーバ5は呼び出し実行
不可を意味する条件判定結果のみを交換機2に返し、条
件判定結果を受け取った交換機2は呼び出しの実行を行
わない。モーニングコールサービスの全予定終了時また
は、加入者からのサービス実行のキャンセル要求があっ
た場合には、加入者データベース3に保管されている情
報はクリアするものとする。
【0024】次に、図4乃至図9に示すフローチャート
を参照して、動作について詳細に説明する。図4は、気
象情報毎のモーニングコールサービスの登録手順におい
て、加入者が登録のアクセスコードをダイヤルした後
に、交換機2が行う処理手順を示す。まず、モーニング
コールのサービス契約者である加入者が、実際にサービ
スの起動時刻を設定する場合、加入者が登録処理開始の
アクセスコードをダイヤルすることで、登録処理が開始
される。そこで、条件指定の呼び出しサービス、例えば
気象情報サービスを実行するかどうかを加入者が判断す
る(ステップS20)。気象毎のサービスの実行を行わ
ない場合は、既存のモーニングコールサービスの処理と
同様に、呼び出し実行日時の設定を行う(ステップS2
2、ステップS23、ステップS24)。これに対し、
条件指定の呼び出しサービスの実行を行う場合は、指定
できる条件のリストを持つメニューリストサーバ4へア
クセスする(ステップS21)。
【0025】続いて、交換機2からのアクセスを受け
て、メニューリストサーバ4が行う登録時の処理につい
て、図を参照しながら説明する。交換機2からネットワ
ーク11を介してメニューリストサーバ4に接続が行わ
れると(ステップS28)、加入者との音声による通信
が可能になる。メニューリストサーバ4は加入者に対し
保有する条件リストの提示を行う(ステップS29)。
加入者は指定したい条件をメニューリストより選択し
(ステップS30)、メニューリストサーバ4で選択さ
れた条件が正常か否かを判断し(ステップS31)、選
択された条件が不正である場合には、指定リスト不正の
メッセージを交換機2に返し、メニューリストサーバ4
での処理を終了する(ステップS32、ステップS3
3)。指定リスト不正の報告を受けた交換機2では、再
度、図4のステップS20から後の処理を行う。一方、
選択された条件が正常であれば、選択条件の該当サーバ
である例えば前記気象情報サーバ5へアクセスを行う
(ステップS34)。
【0026】図6はサーバ4からのアクセスを受けた、
指定条件の気象情報サーバ5での登録時の条件指定処理
手順を示す。ここでは、気象条件を選択し、気象情報サ
ーバ5へアクセスした場合を説明する。まず、サーバ4
を気象情報サーバ5にネットワーク11を介して接続す
る(ステップS35)。これにより、加入者と音声によ
る通信を可能にする。気象情報サーバ5は加入者に気象
毎の呼び出しを行うか否かを問い合わせる(ステップS
36)。気象毎の呼び出しを行わない場合には気象毎の
呼び出し中止を交換機2に送信し(ステップS37)、
気象情報サーバ5での処理を終了し、再度、交換機2側
でのステップS20からの処理を行う(ステップS3
8)。
【0027】一方、気象毎の呼び出しを行う場合には、
加入者に気象情報を知りたい特定地域の入力要求を行う
(ステップS39)。加入者から特定地域の入力を受け
て(ステップS40)、特定地域の決定、保管処理を行
う(ステップS41)。次に入力された特定地域の指定
が正常かの分析を気象情報サーバ5で行い(ステップS
42)、非正常である場合は、ステップS39の処理に
戻り、再度、特定地域の入力を要求する。また、特定地
域の入力が正常な場合には、次に、特定地域の何時の気
象情報を判断材料に指定するか、加入者に入力を要求す
る(ステップS43)。そして、判断材料とする指定日
時の入力を受けて(ステップS44)、気象情報サーバ
5は、指定日時の特定および保管処理を行う(ステップ
S45)。ここで、入力された指定日時が正常か、気象
情報サーバ5で分析を行い(ステップS46)、非正常
である場合はステップS43の処理に戻り、再度、日時
の入力を要求する。日時の指定が正常な場合には、次
に、気象毎の呼び出し時刻の入力を加入者に要求する
(ステップS47)。
【0028】加入者から、気象情報、呼び出し時刻の入
力を受けて(ステップS48)、気象毎呼び出し時刻の
決定と保管処理を行う(ステップS49)。また、入力
された気象毎の呼び出し時刻の指定が正常か否かを気象
情報サーバ5で分析を行い(ステップS50)、非正常
の場合はステップS47の処理に戻り、再度、気象毎の
入力を促す。正常の場合は、他の気象情報に関しても呼
び出し時刻の設定を行うか否かを加入者に問い合わせ、
気象情報サーバ5で分析を行う(ステップS51)。
【0029】その他の気象でも呼び出しを行う場合は、
ステップS47の処理で気象毎の呼び出し時刻の入力要
求を再度行う。他の気象情報での呼び出しが不要な場合
は、気象毎の呼び出し時刻の設定を終了する。終了する
ことにより、設定した気象条件以外の気象情報の場合
は、呼び出しサービスの実行を行わない。加入者が入力
した条件で、気象情報サーバ5は、入力条件データBを
作成し、交換機2に送信して、処理を終了する(ステッ
プS52)。入力条件データBを受け取った交換機2
は、図4に示すように、受け取った入力条件の呼び出し
時刻情報を、呼び出し実行時刻としてタイマーに設定す
る(ステップS25、ステップS26)。そして、入力
条件データを加入者データベース3に保管する(ステッ
プS27))。
【0030】図7乃至図9はモーニングコールサービス
実行時の加入者登録条件データと実際に読み出すデータ
との比較の手順を、気象条件を設定した場合を例にとっ
て説明する。図7は、交換機2側の処理手順を示す。ま
ず、あらかじめ設定された呼び出し時刻に、タイマー報
告を受けると(ステップS61)、交換機2は加入者デ
ータベース3からこれに保管されている入力条件データ
Bを読み出す(ステップS62)。そこで、この読み出
した入力条件データBから条件を指定したサーバ、例え
ば気象情報サーバ5を特定し、アクセスする(ステップ
S63)。この読み出した入力条件データを、特定した
前記気象情報サーバ5へ送信する(ステップS64)。
【0031】図8は指定サーバである前記気象情報サー
バ5での入力条件データBの比較の手順を説明するフロ
ー図である。まず、交換機2から入力条件データを受信
すると(ステップS81)、気象情報サーバ5は気象デ
ータベース6にアクセスし、入力条件データBに記載の
特定地域の特定日時の気象情報を読み出す(ステップS
82)。また、気象情報の読み出しに失敗した場合には
(ステップS83)、気象情報通知=該当気象情報無し
を設定し(ステップS84)、呼び出し実行条件の判定
結果=サービス起動可と気象情報通知の情報を交換機2
に送信する(ステップS85)。一方、気象情報の読み
出しに成功した場合には、入力条件データBの呼び出し
実行条件との比較を行う(ステップS86)。
【0032】この比較の結果、気象データベース6から
読み出した気象情報が、呼び出し実行の気象条件に一致
した場合(ステップS87)、気象情報サーバ5は気象
情報通知を作成し(ステップS88)、呼び出し実行条
件の判定結果=サービス起動可と気象情報通知の情報を
交換機2に送信する(ステップS85)。一方、呼び出
し実行の気象条件に一致しなかった場合には、例えば、
晴天時の呼び出し時刻が設定されていたが、気象データ
ベース6から読み出した気象情報は雨天であった場合、
読み出した気象情報に対する呼び出し時刻の設定がされ
ているか、分析を行う(ステップS89)。呼び出し時
刻が設定されている場合には、気象情報通知を作成し、
入力条件データの呼び出し時刻を設定されている時刻に
書き換える(ステップS90)。そして、気象情報サー
バ6より呼び出し実行条件の判定結果=サービス起動不
可と気象情報通知のデータ入力条件データを交換機2に
送信する(ステップS91)。一方、ステップS89に
おいては、呼び出し時刻が設定されていない場合には、
気象情報通知を作成し(ステップS92)、呼び出し実
行条件の判定結果=サービス起動不可と気象情報通知の
情報を交換機に送信する(ステップS93)。
【0033】次に、図7に戻り、交換機2でサーバより
呼び出し実行条件の判定結果を受けた場合の処理につい
て説明する。交換機2で呼び出し実行条件の判定結果を
受けると(ステップS65)、呼び出し実行条件の判定
結果がサービス起動が可であるか不可であるかを分析す
る(ステップS66)。サービスの起動が可である場
合、モーニングコールサービスを起動し、加入者を呼び
出す。同時に気象情報サーバ5から受け取った気象情報
通知を加入者に送信する(ステップS67)。一方、サ
ービスの起動が不可である場合には、呼び出し時刻の再
設定が有るか、否かを分析し(ステップS68)、呼び
出し時刻の再設定がある場合は、呼び出し時刻タイマー
の再設定を行い(ステップS69)、気象情報通知を加
入者データベースに保管する(ステップS70)。呼び
出し時刻の再設定が無い場合は、呼び出し不要と判断
し、呼び出しは行わない。
【0034】図9は呼び出し時刻タイマーの再設定を行
った場合の、加入者の呼び出し実行手順を示す。ここで
は、再設定を行った呼び出し時刻タイマーの再報告を受
信した場合(ステップS101)ステップS70の処理
で保管した気象情報通知を加入者データベース3から読
み出す(ステップS102)。続いて、加入者に対して
呼び出しを実行し、また、同時に読み出した気象情報通
知を加入者に送信する(ステップS103)。
【0035】図10は、気象情報毎のモーニングコール
サービスを実行した時に、加入者に送信する気象情報通
知のディスプレイ画面を示す。この画面上には、実際に
加入者に呼び出しを行った日にちと時間111と、気象
情報を読み出した特定日時および指定地域名112と、
読み出した指定地域の気象情報113とがそれぞれ表示
される。気象情報の読み出しに失敗した場合または指定
地域の指定日時の気象情報が見つからない場合は、その
旨が前記画面上に表示される。
【0036】なお、前記実施の形態では、気象データベ
ースへのアクセスにより、気象条件毎の呼び出し時間の
設定を可能にしたものを示したが、同様の方式を使い、
アクセスするデータベースを変えることで、以下のよう
にも応用が可能である。すなわち、航空機会社のデータ
ベースにアクセスすることで、飛行機の発着時間のずれ
に対応して、呼び出し時間の設定が可能である。また、
イベント会社のデータベースにアクセスすることによ
り、目的とするイベントが、定刻どおりの開催、開始時
間の延期、または中止などの状況により、前記同様に呼
び出し時間の設定が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、日時で
指定されるモーニングコールサービス機能に、気象情報
や交通情報、あるいはイベント情報などのサービス条件
を付加することで、そのサービス条件に応じた加入者呼
び出しの実行、非実行、実行時間などの変更が可能とな
る。また、加入者呼び出しの実行に前記のようなサービ
ス条件の設定が任意に行えることと、サービスの条件の
読み出し結果を、ディスプレイ情報として同時に加入者
に通知できるため、呼び出しを受けた後に、他のメディ
アを用いて情報確認を行うという手間を省くことができ
るという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態によるモーニングコー
ルサービスシステムを示すブロック図である。
【図2】 本発明における入力条件データの内容を示す
説明図である。
【図3】 本発明における交換機およびサービス情報提
供サーバ間の情報提供方法を示す説明図である。
【図4】 本発明における交換機による条件指定モーニ
ングコールサービスの登録手順を示すフロー図である。
【図5】 本発明におけるメニューリストサーバによる
条件指定モーニングコールサービスの登録手順を示すフ
ロー図である。
【図6】 本発明における気象情報サーバへのアクセス
手順を示すフロー図である。
【図7】 本発明における加入者登録データと気象情報
データの比較の手順を示すフロー図である。
【図8】 本発明における気象情報サーバでの入力条件
データの比較手順を示すフロー図である。
【図9】 本発明における呼び出し時刻タイマー再設定
の場合の呼び出し実行手順を示すフロー図である。
【図10】 本発明における気象情報通知のディスプレ
イ画面を概念的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 加入者端末 2 交換機 4 メニューリストサーバ 5 気象情報サーバ(サービス情報提供サーバ) 7 交通情報サーバ(サービス情報提供サーバ) 8 イベント情報サーバ(サービス情報提供サーバ) 11 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AD01 GA01 5K024 AA71 CC01 FF03 FF05 5K051 BB01 CC01 CC02 DD01 EE01 FF01 JJ01 JJ16 JJ17 KK06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーニングコールサービスを受ける加入
    者端末を接続している加入者データベースを持つ交換機
    と、 加入者が行ったモーニングコールサービスの指定日時に
    対し付加すべきサービス条件指定のメニューリストを持
    つメニューリストサーバと、 前記メニューリストにもとづいて加入者が指定したサー
    ビス条件のサービス情報を提供するサービス情報提供サ
    ーバとを備え、 前記交換機は、前記サービス情報提供サーバが提供する
    加入者が指定したサービス情報を、モーニングコールの
    起動時に加入者端末へ通知することを特徴とするモーニ
    ングコールサービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記加入者により指定されるサービス情
    報が、特定した地域および時刻の気象情報であることを
    特徴とする請求項1に記載のモーニングコールサービス
    システム。
  3. 【請求項3】 前記加入者により指定されるサービス情
    報が、飛行機や乗物の発着時刻情報であることを特徴と
    する請求項1に記載のモーニングコールサービスシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記加入者により指定されるサービス情
    報が、イベント会社が催すイベントの開催時刻情報や開
    催の有無情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    モーニングコールサービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記加入者端末を接続する交換機がネッ
    トワークを介して前記メニューリストサーバおよびサー
    ビス情報提供サーバに接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載のモーニングコールサービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記モーニングコールの起動時に、前記
    サービス情報が加入者端末にてディスプレイ出力される
    ことを特徴とする請求項1に記載のモーニングコールサ
    ービスシステム。
  7. 【請求項7】 モーニングコールサービスを受ける加入
    者端末を加入者データベースを持つ交換機に接続し、加
    入者が行ったモーニングコールサービスの指定日時に対
    し付加すべきサービス条件指定のメニューリストをメニ
    ューリストサーバに保持させ、前記メニューリストにも
    とづいて加入者が指定したサービス条件のサービス情報
    を提供するサービス情報提供サーバに提供させ、前記交
    換機に、前記サービス情報提供サーバが提供する加入者
    が指定したサービス情報を、モーニングコールの起動時
    に加入者端末へ通知させることを特徴とするモーニング
    コールサービス方法。
  8. 【請求項8】 モーニングコールサービスするためにコ
    ンピュータに、モーニングコールサービスを受ける加入
    者端末を加入者データベースを持つ交換機に接続する機
    能、加入者が行ったモーニングコールサービスの指定日
    時に対し付加すべきサービス条件指定のメニューリスト
    をメニューリストサーバに保持させる機能、前記メニュ
    ーリストにもとづいて加入者が指定したサービス条件の
    サービス情報をサービス情報提供サーバに提供させる機
    能、前記サービス情報提供サーバが提供する加入者が指
    定したサービス情報を、モーニングコールの起動時に交
    換機から加入者端末へ通知する機能を実現させるための
    モーニングコールサービスプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6354024B1 (ja) * 2017-05-31 2018-07-11 株式会社Pdmhd 自動調査方法
CN111713956A (zh) * 2019-03-19 2020-09-29 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪设备的控制方法、装置及其相关设备

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