JP2002313495A - 前面コネクタのシールド構造及びシールドケース - Google Patents

前面コネクタのシールド構造及びシールドケース

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JP2002313495A
JP2002313495A JP2001113980A JP2001113980A JP2002313495A JP 2002313495 A JP2002313495 A JP 2002313495A JP 2001113980 A JP2001113980 A JP 2001113980A JP 2001113980 A JP2001113980 A JP 2001113980A JP 2002313495 A JP2002313495 A JP 2002313495A
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JP
Japan
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shield case
front connector
connector
shield
front plate
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JP2001113980A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kasuga
伸一 春日
Katsuhiko Fujiwara
雄彦 藤原
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージに前面コネクタを搭載する場合、
前面コネクタと正面板に隙間が生じると、十分なEMI
対策がとれなかった。 【解決手段】 前面コネクタ11の外周を、正面板と電
気的に接続する接点バネ16を備えたシールドケース1
5で覆うことによりEMI対策をした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器ユニットに
搭載されるパッケージの前面コネクタのシールド構造及
びそのシールドケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電子機器ユニットを示す図
で、電子機器ユニットはユニット枠1とバックボード2
とバックボードコネクタ3から成り、パッケージは印刷
配線板4とパッケージコネクタ5と正面板6と前面コネ
クタ7で構成されている。
【0003】ユニット枠1は筐体で、その裏面にはバッ
クボードコネクタ3を搭載した印刷配線板のバックボー
ド2が搭載されている。
【0004】パッケージはユニット枠1の内部に設けら
れた図示してないレールに沿ってユニット枠1に挿入さ
れバックボードコネクタ3とパッケージコネクタ5がユ
ニット枠1内で嵌合される。
【0005】印刷配線板4の前面側に取り付けられた正
面板6には開口穴8があけられ印刷配線板4の前面側に
搭載された前面コネクタ7とケーブルコネクタ9が開口
穴8を通して嵌合が可能な構成となっている。
【0006】電子機器ユニットはEMI(Electro Magn
etic Interference)対策のために、ユニット枠1がア
ース接続されており、また、正面板6もEMI対策のた
めにユニット枠1と例えば図示してない導電性バネ部材
を介して電気的に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッケ
ージ前面に前面コネクタを搭載する場合は、前面コネク
タと正面板が干渉しないように適度なクリアランスをと
って搭載する。そのため、組立時に前面コネクタと正面
板の間に隙間が生じると、十分なEMI対策がとれなか
った。
【0008】また、前面コネクタはケーブル収容性や基
板へのコネクタ搭載性等の装置要求により正面板の内部
に搭載されたり、正面板の外部に飛び出るように搭載さ
れる場合があり、EMI対策が施された前面コネクタに
ついてその都度ふさわしい部品選定をする必要があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は前面コネクタの外周をパッケージの正面板
と電気的に接続する接点バネを備えたシールドケースで
覆ったものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示す図で、(a)は前面コネクタの先端部へシールドケ
ースを搭載した例を示し、(b)は前面コネクタの中央
部にシールドケースを搭載した例を示している。
【0011】電子機器ユニットに搭載されるパッケージ
の前面側に搭載される前面コネクタ11は角型をしてお
り、前面側にはケーブルコネクタが挿入される穴12が
形成され、後部には印刷配線板に係合するコネクタ端子
13が設けられている。
【0012】また、上部には、複数の異なる位置即ち先
端部側と中央部側にそれぞれ突起14が形成されてい
る。
【0013】前面コネクタ11の外周は金属製ケースで
あるシールドケース15により四方を覆われており、シ
ールドケース15の一端には接点バネ16が設けられて
いる。
【0014】シールドケース15は前面コネクタ11の
形状に対応して四角筒状に板金等で形成され、正面板と
接する4辺の端部を切り起こして接点バネ16を形成し
ている。接点バネ16の形状や数等は一例を示したもの
で、図示のものに限定されない。
【0015】また、シールドケース15には、前面コネ
クタ11の突起14に対応して、ここでは上部に位置す
る部分に突起14と係合して固定するはめ込み穴17が
形成されている。
【0016】図2はシールドケースの取付方法を示す図
である。
【0017】シールドケース15を前面コネクタ11に
取り付けるときは、シールドケース15を前面コネクタ
11の外周を覆うように装着し、前面コネクタ11の先
端部側又は中央部側の突起14にシールドケース15の
はめ込み穴17をはめ込んで固定する。
【0018】このように、シールドケース15は図の例
では前面コネクタ11の先端部側と中央部側への2種類
の搭載が可能で、更に前面コネクタ11の突起14を形
成する位置を多くすれば、シールドケース15は前面コ
ネクタ11の任意の位置に取り付けることができ、シー
ルドケース15の固定位置を可変にすることができる。
【0019】なお、取付手段を上記の例と反対にして、
シールドケース15に板金を切り起こした突起を形成
し、前面コネクタ11にはめ込み凹部を形成しても良
い。
【0020】既存の非シールド前面コネクタにシールド
ケース15を後付けする場合には、金型を新規にする必
要があるため、金型を削るだけで可能な図示の例の方が
容易に実施することができる。
【0021】また、シールドケースの取付方法は上記し
た例だけでなくネジ止めする方法や接着する方法等の各
種方法が考えられる。
【0022】シールドケース15の取付けを図示の例や
接着にすれば、既存の前面コネクタを変更せずに又は最
小限の変更により、既存の非シールド前面コネクタをシ
ールドコネクタにすることが可能である。図3及び図4
は第1の実施形態の適用例を示す図である。
【0023】パッケージの印刷配線板4に正面板6を固
定し、印刷配線板4に前面コネクタ11を搭載したとき
に、正面板6と前面コネクタ11はシールドケース15
の接点バネ16により電気的に接続される。
【0024】従来技術で説明したように、正面板6は図
7のユニット枠1と何らかの方法によりアース接続され
ているので、シールドケース15はアース接続され、前
面コネクタ11はシールドされる。
【0025】図3のように、正面板6の内部に前面コネ
クタ11を搭載する場合、前面コネクタ11の構造にも
よるが印刷配線板4と正面板6の間隔を適度に広げる必
要があり、パッケージを図7のユニット枠1内に納める
ためにはパッケージの奥行き方向の寸法を短かくしなけ
ればならない。
【0026】これではパッケージ面積(部品搭載領域)
が縮小されるため、部品搭載性、パターン配線性が悪く
なることがある。
【0027】これを解決するためには、前面コネクタ1
1を正面板6の外部にはみ出すように搭載すればパッケ
ージの奥行き寸法を増大でき、パッケージ面積が拡大さ
れる。
【0028】そこで、パッケージ面積の拡大が必要な場
合には、図4に示したように正面板6の外部に前面コネ
クタ11の一部をはみ出させれば良い。
【0029】図3の場合は、図1(a)に示したように
シールドケース15を前面コネクタ11の先端部側に取
り付けたものを搭載するが図4の場合は、図1(b)に
示したようにシールドケース15を前面コネクタ11の
中央部側に取り付けたものを搭載する。
【0030】図3の場合には開口穴8及び前面コネクタ
11の穴12を通して図7に示したケーブルコネクタ9
が嵌合するが、図4の場合は正面板6に前面コネクタ1
1が通る程度の開口穴があけられ、ケーブルコネクタ9
は前面コネクタ11の穴12を通して嵌合する。
【0031】この場合、シールドケース15は前面コネ
クタ11の中央部に装着されているため、図3と同様に
正面板6とシールドケース15は接点バネ16により電
気的に接続される。
【0032】以上のように、第1の実施形態によれば、
前面コネクタ11を搭載した場合、その搭載位置によら
ず、正面板6の開口穴8と前面コネクタ11の間に隙間
が生じてもシールドケース15の接点バネ16により塞
がれ、且つシールドケース15はアース接続されている
ので前面コネクタ15に十分なEMI対策を施すことが
可能となる。
【0033】また、シールドケース15の取付位置を変
えることにより、正面板6と前面コネクタ15の位置関
係を変えることが可能となり、部品選定をすることなく
パッケージ面積を拡大することができる。
【0034】図5は本発明の第2の実施形態を示す図
で、正面板の幅が狭い例を示している。
【0035】前面コネクタ21は正面板22から突出さ
せ、シールドケース23を前面コネクタ21の中央部側
に搭載している。
【0036】接点バネ24は相対向する上下の2辺に形
成され、前面コネクタ21の裏面側に接触している。
【0037】図6は本発明の第3の実施形態を示す図
で、正面板が断面コ字状をしている例を示している。
【0038】前面コネクタ31は正面板32の内部に搭
載され、シールドケース33は前面コネクタ31の先端
部側に装着されている。
【0039】接点バネ34はシールドケース33の相対
向する左右の外壁部の一部を切り起こして形成され、正
面板32の両側のコ字状部分と接触している。
【0040】なお、図5及び図6では省略しているが、
前面コネクタとシールドケースに取付手段が設けられて
いる。
【0041】このように、正面板の形状等に対応して、
既存の前面コネクタに合うシールドケースを作成すれ
ば、従来EMI対策を考慮していなかった前面コネクタ
に対してもEMI対策を施すことが可能となる。
【0042】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、接点
バネを備えたシールドケースで前面コネクタの外周を覆
うことによって、前面コネクタに十分なEMI対策を施
すことができ、シールドケースの取付位置を変えること
によりパッケージ面積を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図
【図2】シールドケースの取付方法を示す図
【図3】第1の実施形態の適用例を示す図
【図4】第1の実施形態の適用例を示す図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図
【図6】本発明の第3の実施形態を示す図
【図7】従来の電子機器ユニットを示す図
【符号の説明】
6,22,32 正面板 11,21,31 前面コネクタ 14 突起 15,23,33 シールドケース 16,24,34 接点バネ 17 はめ込み穴
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB02 FB14 FC21 LA09 5E321 AA01 CC02 CC03 GG09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器ユニットに搭載されるパッケー
    ジの前面コネクタにおいて、前記前面コネクタの外周を
    前記パッケージの正面板と電気的に接続する接点バネを
    備えたシールドケースで覆ったことを特徴とする前面コ
    ネクタのシールド構造。
  2. 【請求項2】 前記前面コネクタの複数の異なる位置に
    取付手段を形成し、前記シールドケースに取付手段を形
    成し、前記前面コネクタの取付手段と前記シールドケー
    スの取付手段を係合させることにより、前記前面コネク
    タへの前記シールドケースの取付位置を可変にしたこと
    を特徴とする請求項1記載の前面コネクタのシールド構
    造。
  3. 【請求項3】 前記前面コネクタの取付手段が突起であ
    り、前記シールドケースの取付手段がはめ込み穴である
    ことを特徴とする請求項2記載の前面コネクタのシール
    ド構造。
  4. 【請求項4】 板金で四角筒状に形成し、正面板と接す
    る端部を切り起こして接点バネを形成したことを特徴と
    するシールドケース。
  5. 【請求項5】 前記接点バネを4辺に設けたことを特徴
    とする請求項4記載のシールドケース。
  6. 【請求項6】 前記接点バネを相対向する2辺に設けた
    ことを特徴とする請求項4記載のシールドケース。
  7. 【請求項7】 板金で四角筒状に形成し、正面板と接す
    る外壁部の一部を切り起こして接点バネを形成したこと
    を特徴とするシールドケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090471A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Fujitsu Limited プラグインユニット及び通信装置
JP2010008621A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Opnext Japan Inc コネクタ型光ファイバ

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