JP2002312713A - 公募申請書作成支援システムおよび公募申請書作成支援方法 - Google Patents

公募申請書作成支援システムおよび公募申請書作成支援方法

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JP2002312713A
JP2002312713A JP2001115645A JP2001115645A JP2002312713A JP 2002312713 A JP2002312713 A JP 2002312713A JP 2001115645 A JP2001115645 A JP 2001115645A JP 2001115645 A JP2001115645 A JP 2001115645A JP 2002312713 A JP2002312713 A JP 2002312713A
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Masumi Narita
真澄 成田
Toru Shimizu
透 清水
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公募希望者が複数の公募先に応募する場合で
も、 複数の公募申請書を効率よく作成することができる
公募申請書作成支援システムおよび公募申請書作成支援
方法を得る。 【解決手段】 公募案内情報ならびに各公募用件が定め
た公募申請書様式を収集・管理・提供する第1の情報処
理システム1と、公募希望者が所定の公募申請書を作成
・管理する第2の情報処理システム2を有してシステム
は構成される。公募希望者は、公募申請書作成支援ネッ
トワーク26の通信回線を介して第1の情報処理システ
ム1を利用するための申込み登録処理を行う。第1の情
報処理システム1から提示される公募用件の中から希望
する公募を指定すると、指定された公募に対応する所定
の公募申請様式が公募希望者に提供される。公募希望者
が複数の公募先に応募する場合でも、 各公募に共通の書
誌的事項の記入は1度である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公募申請書作成支
援システムおよび公募申請書作成支援方法に関し、例え
ば、研究助成金支給等の公募に対して各公募先が指定し
た公募申請書の作成を支援する、公募申請書作成支援シ
ステムおよび公募申請書作成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公募申請書作成支援システムは一
般に、各公募先によって決められた所定の様式に合わせ
て必要事項を記入して提出している。技能や能力を有し
ていても、 資金がないために研究開発を進めることがで
きない者は、 国や財団法人、ベンチャーキャピタルから
提供される研究助成金公募に応募することにより必要な
研究開発費を獲得する努力を続けている。
【0003】本発明と技術分野の類似する先願発明例1
として特開平9−16682号公報では、各種サービス
等に利用にともなってそのつど作成が必要となる契約書
を販売店において即時に作成可能なシステムとこのシス
テムを用いた契約書作成方法が提案されている。先願発
明例1は、初回のサービス利用の際に、顧客特定情報を
ネットワークを介して顧客特定情報管理システムに登録
・蓄積する。これにより、次回の契約書作成時には氏名
や番号といった顧客キー情報を入力するだけで顧客特定
情報管理システムから顧客特定情報を検索し、この検索
によって得られた情報を契約書に自動的に挿入する。こ
のようにして、従来の、サービス利用のつどに同種の契
約書を手書きによって作成しなければならないという欠
点を解決している。
【0004】また、文書の添削手法に関するものとし
て、先願発明例2の特開2000−90080号公報が
あげられる。先願発明例2は、作成文書の添削を、あら
かじめ蓄積されている過去の添削例文を利用して行うも
のである。具体的には、作成中の文章から入力文字列を
切り出し、切り出した文字列を基にして添削例文を検索
し、再利用する。このように過去の添削例文を再利用す
ることにより、繰り返しておかしやすい文章作成上の誤
りを効率的に検出・訂正できるという利点は大きい。
【0005】また、機械翻訳の分野では、従来より翻訳
結果の再利用が提案されている。これは、例えばメーカ
等で商品のバージョンアップのたびに作成される母語に
よるマニュアルを外国語に翻訳する場合に利用されるこ
とが多い。商品のバージョンアップにともなってマニュ
アルの中で記述変更がされる箇所は実は一部分であるこ
とが多いため、記述変更がされた箇所のみを機械翻訳処
理を実施し、記述変更がなかった箇所については旧バー
ジョンの時に作成された翻訳結果を再利用するという手
法である。この場合、日本語で書かれた新旧バージョン
のマニュアルを照合して記述が異なる箇所をあらかじめ
抽出し、その箇所についてのみ新しい翻訳結果と置換す
る。このようにして、翻訳処理の無駄をなくし、マニュ
アルの翻訳作業の効率化をはかっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公募の
採択率は年々増加の一途をたどっており、複数の公募先
に応募せざるを得ない状況になってきた。この場合、公
募希望者は、 各公募先によって決められた所定の様式に
合わせて必要事項を記入して提出しなければならず、複
数の公募申請書の作成に時間を要するという問題があ
る。
【0007】また、公募希望者が記入しなければならな
い内容は公募先が異なっても共通する項目が見られる
が、公募時期が異なるために各公募のつど似たような内
容をあらためて記述したり、以前に作成した他の公募先
への申請書ファイルを検索して再利用する必要があり簡
便性・即時性に欠けるという問題がある。
【0008】さらにまた、公募の主旨やその公募により
達成した技術等が将来どのように展開されるのか等の細
部の計画に関する資料が膨大であったり、公募先特有の
専門用語や公募/運用手順を公募希望者が短時間には理
解できなかったりするにもかかわらず、公募申請書の提
出期限は比較的短時間となっており、公募申請書に記述
した内容が公募の主旨に十分かなっているか、適切な用
語を用いているか、記述内容が首尾一貫しているか等を
十分にチェックできないでいた。結果として、公募受付
時点で提出書類の訂正や追加を求められるという不手際
を招いたり、公募落選となったりする。そこで、公募申
請にあたり、公募の主旨との関連づけや効果的な申請書
の書き方等に関して外部の専門家にコンサルタントやア
ドバイスを依頼することがあったが、時間的および地理
的な制約から十分な助言を得られないという問題があっ
た。
【0009】さらに、同一の記述内容が部分的に含まれ
ることになる複数の文書を作成する場合には、上記添削
手法のように1文書ごとに文書を作成しながら過去の添
削例文を検索して再利用するやり方は効率性に欠けると
いう問題がある。
【0010】さらにまた、最近では公募先によっては母
語だけでなく外国語で作成した公募申請書の提出が求め
られたり、企業の側でも国際的なチームを組んで研究開
発を推進する場合には外国人の研究分担者から研究内容
や研究計画等についての確認を得るために母語で作成し
た公募申請書を外国語(特に共通語としての英語等)に
翻訳する必要が出てきた。これにより、母語による公募
申請書の作成に加えて翻訳作業にも多くの時間を割かな
ければならなくなり、希望する公募先の数が増えればさ
らに多くの時間と労力が必要となるという問題も出てき
た。
【0011】先願発明例1は、反復性のある契約書の作
成を簡易な手続きで即時的に行えるようにした利点は大
きいが、ユーザにとっては一度に一種類の契約書しか作
成することができないという欠点がある。このため、複
数のサービスを利用するために複数の契約書を作成する
必要がある場合には、契約書を1通ずつ作成しなければ
ならず、簡便性・即時性に欠けてしまう。また、本手法
はあらかじめ作成された原文書と翻訳文書とのペアを元
にして新しい翻訳要求があった時にその翻訳文書を有効
利用するという手法であり、同一の記述内容が部分的に
含まれる複数の文書を一度に翻訳しようとする場合には
効率的な解決方法を提供するものではない。
【0012】本発明は、上記の欠点を補い、公募希望者
が複数の公募先に応募する場合でも、 複数の公募申請書
を効率よく作成することができる公募申請書作成支援シ
ステムおよび公募申請書作成支援方法を提供することを
目的とする。
【0013】さらに詳述すると、本発明は、複数の公募
申請書を、しかも外国語による翻訳も併せて効率よく作
成することができ、公募希望者が書いた原文書と添削結
果の文書とをデータベースとして蓄積し、必要に応じて
これらの文書ペアを対応表示させることによって効果的
な公募申請書の書き方を学習することができるようにす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の公募申請書作成支援システムは、公
募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募申請書様式
を収集・管理・提供する手段を備える第1の情報処理シ
ステムと、公募希望者が所定の公募申請書を作成・管理
する手段を備える第2の情報処理システムとを有するコ
ンピュータシステムであって、第2の情報処理システム
が、公募希望者が第1の情報処理システムを利用するた
めの申込み登録処理を通信回線を介して行う手段と、第
1の情報処理システムから取得した公募用件を公募希望
者に提示する手段と、公募希望者が提示された公募用件
の中から指定した公募に応じて、指定された公募に対応
する所定の公募申請書様式を公募希望者に提供する手段
とを有する公募申請書作成支援システムにおいて、公募
希望者が複数の公募先に応募する場合に、各公募に共通
の書誌的事項の記入を1度とする手段をさらに有するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、第1の情報処理システ
ムは、通信回線を介して種々の機関から発信される公募
案内と各機関が指定した公募申請書様式とを収集する手
段と、公募案内と公募申請書とを含む公募情報を構造化
する手段と、構造化した公募情報を蓄積するデータベー
スとをさらに有することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、第1の情報処理システ
ムは、複数の公募先が指定した各公募申請書に共通する
書誌的事項をあらかじめ分析・抽出する手段と、分析・
抽出した書誌的事項を共通記入フォームとして格納する
手段とをさらに有することを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項1記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、第1の情報処理システ
ムは、公募希望者が選択した複数の各公募に共通の書誌
的事項を抽出する手段と、抽出した書誌的事項を公募希
望者から取得する手段とをさらに有することを特徴とす
る。
【0018】請求項5の発明は、請求項1記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、第2の情報処理システ
ムは、第1の公募先への書誌的事項および公募内容詳細
を公募希望者から取得する手段と、第2の公募先への書
誌的事項を、記入前に表示装置に表示する手段とをさら
に有することを特徴とする。
【0019】請求項6の発明は、請求項4または5記載
の公募申請書作成支援システムにおいて、第1の情報処
理システムは、公募希望者が選択した複数の公募先に対
応する各々の公募申請書を言語解析する手段と、言語解
析した公募申請書に共通する書誌的事項を抽出する手段
とをさらに有することを特徴とする。
【0020】請求項7記載の公募申請書作成支援システ
ムは、公募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募申
請書様式を収集・管理・提供するとともに公募申請書の
添削サービスを提供する手段を備える第1の情報処理シ
ステムと、公募希望者が通信回線を介して第1の情報処
理システムから入手した公募申請様式を用いて公募申請
書を作成・管理する手段を備える第2の情報処理システ
ムとを有するコンピュータシステムであって、第2の情
報処理システムが、公募希望者が第1の情報処理システ
ムを利用するための申込み登録処理を通信回線を介して
行う手段と、第1の情報処理システムから公募用件を取
得する手段と、取得した公募用件を公募希望者に提示す
る手段と、公募希望者が提示された公募用件の中から指
定した公募に応じて、指定された公募に対応する所定の
公募申請書様式を公募希望者に提供する手段とを有する
公募申請書作成支援システムにおいて、公募希望者が複
数の公募先に応募する場合に、各公募申請書に共通する
書誌的事項の記入と添削とを1度とする手段をさらに有
することを特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、請求項7記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、添削業務を実施する手
段と、添削結果を第1の情報処理システムを介して第2
の情報処理システムに返送する手段とを備える第3の情
報処理システムをさらに有し、第1の情報処理システム
は、第2の情報処理システムから添削対象の公募申請書
を通信回線を介して取得する手段と、取得した添削対象
の公募申請書を通信回線を介して第3の情報処理システ
ムに送信する手段とをさらに有し、第2の情報処理シス
テムは、返送された添削結果を公募希望者に提示する手
段をさらに有することを特徴とする。
【0022】請求項9の発明は、請求項7記載の公募申
請書作成支援システムにおいて、第2の情報処理システ
ムは、公募希望者が第1の公募先への公募申請書を完成
させた後に第2の公募先への公募申請書様式を第1の情
報処理システムから呼び出したとき、共通する書誌的事
項に対する記述内容が当該公募申請書様式内の所定の欄
に添削済みであることを示す情報とともに記入前に表示
する手段をさらに有することを特徴とする。
【0023】請求項10の発明は、請求項7または8記
載の公募申請書作成支援システムにおいて、第1の情報
処理システムは、添削前の原文書と添削文書との両方を
公募希望者に返信する手段をさらに有することを特徴と
する。
【0024】請求項11の発明は、請求項10記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、第2の情報処理シ
ステムは、添削前の原文書と添削文書とを対応づける手
段と、対応づけた添削前の原文書と添削文書とを蓄積す
る添削用例データベースをさらに有することを特徴とす
る。
【0025】請求項12の発明は、請求項11記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、添削前の原文書と
添削文書とを対比させてディスプレイ画面上で提示する
手段をさらに有することを特徴とする。
【0026】請求項13記載の公募申請書作成支援シス
テムは、公募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募
申請書様式を収集・管理・提供するとともに公募申請書
の翻訳サービスを提供する手段を備える第1の情報処理
システムと、公募希望者が所定の公募申請書を作成・管
理する手段を備える第2の情報処理システムと、を有す
るコンピュータシステムであって、第2の情報処理シス
テムが、公募希望者が第1の情報処理システムを利用す
るための申込み登録処理を通信回線を介して行う手段
と、第1の情報処理システムから公募用件を取得する手
段と、取得した公募用件を公募希望者に提示する手段
と、公募希望者が提示された公募用件の中から指定した
公募に応じて、指定された公募に対応する所定の公募申
請書様式を公募希望者に提供する手段を有する公募申請
書作成支援システムにおいて、公募希望者が複数の公募
先に応募する場合に、各公募に共通の書誌的事項の記入
と翻訳とを1度とする手段をさらに有することを特徴と
する。
【0027】請求項14の発明は、請求項13記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、公募希望者が第1
の公募先への公募申請書を作成した後、第2の公募先へ
の公募申請書様式を呼び出した時には共通の書誌的事項
に対する記述内容が公募申請書様式内に記入前に表示す
る手段をさらに有することを特徴とする。
【0028】請求項15の発明は、請求項13記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、第1の情報処理シ
ステムは、機械翻訳装置と、公募希望者から翻訳依頼が
出された公募申請書を機械翻訳装置に翻訳させる手段
と、翻訳結果の文書を第2の情報処理システムに返送す
る手段とをさらに有し、第2の情報処理システムは返送
された翻訳結果を公募希望者に提示することを特徴とす
る。
【0029】請求項16の発明は、請求項15記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、第1の情報処理シ
ステムが有する機械翻訳装置は、公募希望者から翻訳依
頼が出された複数の公募申請書に対して、同一の記述内
容を持つ箇所を同定する手段を有し、当該記述内容に対
する翻訳処理は1度だけ実行することを特徴とする。
【0030】請求項17の発明は、請求項15記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、第2の情報処理シ
ステムは、第1の情報処理システムから返送された翻訳
文書を原文書と対応づけて蓄積する翻訳用例データベー
スをさらに有することを特徴とする。
【0031】請求項18の発明は、請求項17記載の公
募申請書作成支援システムにおいて、公募申請書の元の
言語を紙の一方面に、翻訳した言語を他方面に印刷する
手段をさらに有することを特徴とする。
【0032】請求項19記載の公募申請書作成支援方法
は、公募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募申請
書様式を収集・管理・提供する手段を備える第1の情報
処理システムと、公募希望者が所定の公募申請書を作成
・管理する手段を備える第2の情報処理システムとを有
するコンピュータシステムにおける公募申請書作成支援
方法であって、第2の情報処理システムが、公募希望者
が第1の情報処理システムを利用するための申込み登録
処理を通信回線を介して行う申込工程と、第2の情報処
理システムが、第1の情報処理システムから公募用件を
取得する用件取得工程と、第2の情報処理システムが、
取得した公募用件を公募希望者に提示する用件提示工程
と、第2の情報処理システムが、公募希望者が提示され
た公募用件の中から指定した公募に応じて、指定された
公募に対応する所定の公募申請書様式を公募希望者に提
供する様式提供工程とを有する公募申請書作成支援方法
において、様式提供工程の後段に、公募希望者が複数の
公募先に応募する場合に、各公募に共通の書誌的事項の
記入を1度とする簡略化工程をさらに有することを特徴
とする。
【0033】請求項20の発明は請求項19記載の公募
申請書作成支援方法であって、申込工程の前段に、第1
の情報処理システムが、通信回線を介して種々の機関か
ら発信される公募案内と各機関が指定した公募申請書様
式とを収集する工程と、第1の情報処理システムが、公
募案内と公募申請書とを含む公募情報を構造化する工程
と、第1の情報処理システムが、構造化した公募情報を
蓄積する工程とをさらに有することを特徴とする。
【0034】請求項21の発明は請求項19記載の公募
申請書作成支援方法であって、様式提供工程の後段に、
第1の情報処理システムが、複数の公募先が指定した各
公募申請書に共通する書誌的事項をあらかじめ分析・抽
出する工程と、第1の情報処理システムが、分析・抽出
した書誌的事項を共通記入フォームとして格納する工程
とをさらに有することを特徴とする。
【0035】請求項22の発明は請求項19記載の公募
申請書作成支援方法であって、様式提供工程の後段に、
第1の情報処理システムが、公募希望者が選択した複数
の各公募に共通の書誌的事項を抽出する工程をさらに有
することを特徴とする。
【0036】請求項23の発明は請求項19記載の公募
申請書作成支援方法であって、簡略化工程は、第2の情
報処理システムが、第1の公募先への書誌的事項および
公募内容詳細を公募希望者から取得し、第2の公募先へ
の書誌的事項を、記入前に表示装置に表示することを特
徴とする。
【0037】請求項24の発明は請求項22または23
記載の公募申請書作成支援方法であって、簡略化工程の
前段に、第1の情報処理システムが、公募希望者が選択
した複数の公募先に対応する各々の公募申請書を言語解
析する工程と、言語解析した公募申請書に共通する書誌
的事項を抽出する工程とをさらに有することを特徴とす
る。
【0038】請求項25記載の公募申請書作成支援方法
は、公募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募申請
書様式を収集・管理・提供するとともに公募申請書の添
削サービスを提供する手段を備える第1の情報処理シス
テムと、公募希望者が通信回線を介して第1の情報処理
システムから入手した公募申請様式を用いて公募申請書
を作成・管理する手段を備える第2の情報処理システム
とを有するコンピュータシステムにおける公募申請書作
成支援方法であって、第2の情報処理システムが、公募
希望者が第1の情報処理システムを利用するための申込
み登録処理を通信回線を介して行う申込工程と、第2の
情報処理システムが、第1の情報処理システムから公募
用件を取得する用件取得工程と、第2の情報処理システ
ムが、取得した公募用件を公募希望者に提示する用件提
示工程と、第2の情報処理システムが、公募希望者が提
示された公募用件の中から指定した公募に応じて、指定
された公募に対応する所定の公募申請書様式を公募希望
者に提供する様式提示工程とを有する公募申請書作成支
援方法において、様式提示工程の後段に、公募希望者が
複数の公募先に応募する場合に、各公募申請書に共通す
る書誌的事項の記入と添削とを1度とする簡略化工程を
さらに有することを特徴とする。
【0039】請求項26の発明は請求項25記載の公募
申請書作成支援方法であって、添削業務を実施する手段
を備える第3の情報処理システムをさらに有するコンピ
ュータシステムにおける公募申請書作成支援方法であっ
て、簡略化工程の後段に、第1の情報処理システムが、
第2の情報処理システムから添削対象の公募申請書を通
信回線を介して取得する工程と、第1の情報処理システ
ムが、取得した添削対象の公募申請書を通信回線を介し
て第3の情報処理システムに送信する工程と、第3の情
報処理システムが、添削結果を第1の情報処理システム
を介して第2の情報処理システムに返送する工程と、第
2の情報処理システムが、返送された添削結果を公募希
望者に提示する工程とをさらに有することを特徴とす
る。
【0040】請求項27の発明は請求項25記載の公募
申請書作成支援方法であって、簡略化工程は、第2の情
報処理システムが、公募希望者が第1の公募先への公募
申請書を完成させた後に第2の公募先への公募申請書様
式を第1の情報処理システムから呼び出したとき、共通
する書誌的事項に対する記述内容が当該公募申請書様式
内の所定の欄に添削済みであることを示す情報とともに
記入前に表示することを特徴とする。
【0041】請求項28の発明は請求項25または26
記載の公募申請書作成支援方法であって、簡略化工程の
後段に、第1の情報処理システムが、添削前の原文書と
添削文書との両方を公募希望者に返信する工程をさらに
有することを特徴とする。
【0042】請求項29の発明は請求項28記載の公募
申請書作成支援方法において、簡略化工程の後段に、第
2の情報処理システムは、添削前の原文書と添削文書と
を対応づける工程と、対応づけた添削前の原文書と添削
文書とを蓄積する工程をさらに有することを特徴とす
る。
【0043】請求項30の発明は請求項29記載の公募
文書作成支援方法であって、簡略化工程の後段に、添削
前の原文書と前削文書とを対比させてディスプレイ画面
上で提示する工程をさらに有することを特徴とする。
【0044】請求項31記載の公募申請書作成支援方法
は、公募案内情報ならびに各公募用件が定めた公募申請
書様式を収集・管理・提供するとともに公募申請書の翻
訳サービスを提供する手段を備える第1の情報処理シス
テムと、公募希望者が所定の公募申請書を作成・管理す
る手段を備える第2の情報処理システムとを有するコン
ピュータシステムにおける公募申請書作成支援方法であ
って、第2の情報処理システムが、公募希望者が第1の
情報処理システムを利用するための申込み登録処理を通
信回線を介して行う申込工程と、第2の情報処理システ
ムが、第1の情報処理システムから公募用件を取得する
用件取得工程と、第2の情報処理システムが、取得した
公募用件を公募希望者に提示する用件提示工程と、第2
の情報処理システムが、公募希望者が提示された公募用
件の中から指定した公募に応じて、指定された公募に対
応する所定の公募申請書様式を公募希望者に提供する様
式提示工程とを有する公募申請書作成支援方法におい
て、様式提示工程に後段に、公募希望者が複数の公募先
に応募する場合に、各公募に共通の書誌的事項の記入と
翻訳とを1度とする簡略化工程をさらに有することを特
徴とする。
【0045】請求項32の発明は請求項31記載の公募
申請書作成支援方法であって、簡略化工程は、公募希望
者が第1の公募先への公募申請書を作成した後、第2の
公募先への公募申請書様式を呼び出した時には共通の書
誌的事項に対する記述内容を公募申請書様式内に記入前
に表示することを特徴とする。
【0046】請求項33の発明は請求項31記載の公募
申請書作成支援方法であって、簡略化工程の後段に、第
1の情報処理システムが、公募希望者から翻訳依頼が出
された公募申請書を機械翻訳装置に翻訳させる翻訳工程
と、第1の情報処理システムが、翻訳結果の文書を第2
の情報処理システムに返送する工程と、第2の情報処理
システムが、返送された翻訳結果を公募希望者に提示す
る工程とを有することを特徴とする。
【0047】請求項34の発明は請求項33記載の公募
申請書作成支援方法であって、翻訳工程の前段に、機械
翻訳装置が、公募希望者から翻訳依頼が出された複数の
公募申請書に対して、同一の記述内容を持つ箇所を同定
する工程をさらに有し、当該記述内容に対する翻訳処理
は1度だけ実行することを特徴とする。
【0048】請求項35の発明は請求項33記載の公募
申請書作成支援方法であって、翻訳工程の後段に、第2
の情報処理システムが、第1の情報処理システムから返
送された翻訳文書を原文書と対応づけて蓄積する蓄積工
程をさらに有することを特徴とする。
【0049】請求項36の発明は請求項35記載の公募
申請書作成支援方法であって、蓄積工程の後段に、公募
申請書の元の言語を紙の一方面に、翻訳した言語を他方
面に印刷する工程をさらに有することを特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による公募申請書作成支援システムおよび公募申請書作
成支援方法の実施形態を詳細に説明する。図1から図2
2を参照すると、本発明による公募申請書作成支援シス
テムおよび公募申請書作成支援方法の一実施形態が示さ
れている。
【0051】<実施例1>図1から図8は、本発明によ
る公募申請書作成支援システムを研究助成公募申請にお
いて実現する実施例を示す図である。図1は本発明によ
る公募申請書作成支援システムにおける第1の情報処理
システムおよび第2の情報処理システム全体のブロック
図、図2は公募希望者が第1の情報処理システムに申し
込み登録する情報ファイルの例を示す図、図3は本発明
における第1の情報処理システムに用いる公募情報デー
タベースの例、図4は本発明における第1の情報処理シ
ステムに格納される、複数の公募申請書に共通する書誌
的事項を記載した共通記入フォームの例、図5は本発明
による公募申請書作成支援システムにおいて共通記入フ
ォームを利用した公募申請書の作成フローを示すフロー
チャート、図6は本発明による公募申請書作成支援シス
テムにおいて複数の公募申請書に共通する書誌的事項を
言語解析処理により抽出して利用する場合の公募申請書
の作成フローを示すフローチャート、図7は、第1の公
募先への書誌的事項および公募内容詳細を入力した後に
は、 第2の公募先への書誌的事項は、 記入前に表示装置
に表示される場合のフローチャート、図8は本発明の実
施例に用いる公募申請書(研究助成公募申請書)の例を
示す図である。
【0052】図1において、1は第1の情報処理システ
ム、2は第2の情報処理システム、11は第1の情報処
理システムの処理装置、12は公募情報データベース、
13は公募希望者の登録情報記憶装置、14は複数の公
募申請書に共通する書誌的事項を記載した共通記入フォ
ーム記憶装置、21は第2の情報処理システムの処理装
置、22は入力装置、23は編集・表示装置、24は作
成した公募申請書を格納する公募申請書記憶装置、25
は印字装置、26は公募申請書作成支援ネットワークを
示す。本実施例では、第1の情報処理システムは公募申
請書作成支援サービスを提供する機関に設置してあり、
第2の情報処理システムは研究開発業務を実施している
任意の機関に設置してある。
【0053】図5に示すフローチャートに基づいて、複
数の公募先に応募する公募申請書の作成処理の実施例を
説明する。研究開発業務を実施している機関において、
公募希望者が複数の公募先に公募申請書の応募を希望し
た場合には、当該機関に設置してある第2の情報処理シ
ステムから第1の情報処理システムに公募申請書作成支
援ネットワーク26の通信回線を介して第1の情報処理
システムの利用を申し込むと第1の情報処理システムは
利用者に図2に示すような申し込み登録情報の入力を求
める。サービス利用の申し込み登録処理が終了すると
(ステップS101)、この情報は第1の情報処理シス
テムの登録情報記憶装置13に格納される。
【0054】次に、第1の情報処理システムは利用者
(公募希望者)に共通記入フォーム記憶装置14から書
誌的事項の共通記入フォームを呼び出し、共通記入フォ
ームへの入力を求める。その入力が完了すると、この情
報は登録情報記憶装置13に先の利用者申し込み情報と
関連づけて格納される(ステップS102)。さらに、
第1の情報処理システムは利用者に公募情報データベー
ス12へのアクセスを促し、希望する公募用件の選択を
求める。その際、利用者は研究開発の専門分野等の入力
を求められ、所定の情報を入力すると公募情報データベ
ース12から関連する公募情報のみを検索した後に(ス
テップS103)、所望の公募先を選択することができ
る。利用者による公募先の選択が終了すると(ステップ
S104)、第1の情報処理システムは選択された複数
の公募先のうち、まず第1の公募先によって指定された
公募申請書の作成を利用者に求める。
【0055】利用者は当該公募申請書の様式を呼び出
し、第2の情報処理システムの編集・表示装置23を使
って必要な情報を記入する。その際、先に登録した共通
記入フォームを第1の情報処理システムから呼び出し
(ステップS105)、所望の情報を複写利用すると同
時に、必要に応じて情報を追加入力して第1の公募先に
応募する公募申請書の作成を終了して公募申請書記憶装
置24に格納する(ステップS106)。同じようにし
て、他の公募先に応募する公募申請書を作成し、全ての
公募申請書の作成を終了した後(ステップS107/N
o)、印字装置25により出力する。
【0056】図6に示す作成フローでは、図5に示す作
成フローにおいて書誌的事項の共通記入フォームを用意
するかわりに利用者が選択した複数の公募先の公募申請
書に共通する書誌的事項を言語解析処理を用いて抽出す
るようにした。ステップS201からS203は図5の
ステップS101、S103およびS104と同様の処
理を行う。その後、複数の公募申請書様式の言語解析を
行い(ステップS204)、共通する書誌的事項を抽出
する(ステップS205)。利用者は抽出された書誌的
事項を入力し、これを共通記入フォーム記憶装置に記憶
させる(ステップS206)。その後、印刷システムは
第1の公募先の公募申請書の様式を検索し(ステップS
207)、また、記憶させた複数の公募に共通する書誌
的事項で第1の公募先に該当する事項を検索する(ステ
ップS208)。利用者は書誌的事項以外の部分を記入
して公募申請書を作成する。作成した公募申請書は公募
申請書記憶装置24に格納する(ステップS209)。
全ての公募申請書の作成を終了したのち(ステップS2
10/No)処理を終了する。ここで、ステップS20
4の言語解析処理、およびステップS205の共通の書
誌的事項の抽出処理の例としては、各公募申請書に記述
されている見出し部分を形態素解析することによって
(ステップS204)、切り出された文字列の照合を行
い、共通の、あるいはシソーラス等を用いて意味的に類
似していると判断された文字列が多い見出し部分を同定
して共通の書誌的事項として抽出することを行う(ステ
ップS205)ことがあげられる。
【0057】さらに、図7に示す作成フローでは、第1
の公募先の公募申請書を作成した後に第2の公募先の公
募申請書を作成する際に、共通する書誌的事項は記入前
に表示装置に表示されるようにした。これは、例えば、
対象とする複数の公募申請書に対して言語解析処理を行
って共通する書誌的事項と各申請書内の記述項目との対
応関係を保持しておくことにより、作成した第1の公募
先の公募申請書の中から共通する書誌的事項の記述部分
のみを抽出して、第2の公募先の所定の部分に挿入する
ことによって実現することができる。ステップS301
からS305までの処理は、図6に示したステップS2
01からS205と同様である。共通の書誌的事項を抽
出した後、抽出した書誌的事項と各申請書の対応項目と
を対応づける(ステップS306)。その後、第1の公
募先の申請書の様式を検索する(ステップS307)。
利用者は公募申請書の作成し、作成した公募申請書は公
募申請書記憶装置24に格納する(ステップS30
8)。第2の公募先以降の公募申請書を作成する際には
(ステップS309/Yes)、共通の書誌的事項を自
動挿入する(ステップS310)。全ての公募申請書の
作成を終えると処理を終了する(ステップS309/N
o)。
【0058】<実施例2>以下、図9から図15を参照
して本発明における一実施形態による第2の実施例を詳
細に説明する。図9は本発明による公募申請書作成支援
システムにおける第1の情報処理システム、第2の情報
処理システムおよび第3の情情処理システム全体のブロ
ック図、図10は公募希望者が第1の情報処理システム
にサービス利用の申し込み登録をするための記入フォー
ムの例を示す図、図11は第1の情報処理システムに用
いる公募情報データベースの例、図12は実施例に用い
る公募申請書(研究助成公募申請書)の例を示す図、図
13は本発明による公募申請書作成支援システムにおけ
る公募申請書の作成フローを示すフローチャート、図1
4は本発明による公募申請書作成支援システムにおいて
第1の公募先に提出する公募申請書を作成した後に第2
の公募先への公募申請書の作成を開始した際の画面図、
図15は本発明による公募申請書作成支援システムにお
いて公募希望者が作成した原文書と添削文書とが対比さ
れて表示される画面図である。
【0059】図9において、1は第1の情報処理システ
ム、2は第2の情報処理システム、3は第3の情報処理
システム、11は第1の情報処理システムの処理装置、
12は公募情報データベース、13は公募希望者の登録
情報記憶装置、21は第2の情報処理システムの処理装
置、22は入力装置、23は編集・表示装置、25は印
字装置、26は公募申請書作成支援ネットワーク、27
は公募申請書の添削用例データベース、31は第3の情
報処理システムの処理装置、32は入力装置、33は編
集・表示装置、34は添削登録情報記憶装置、35は印
字装置、36は公募申請書添削支援ネットワークを示
す。
【0060】本実施例では、第1の情報処理システムは
公募申請書作成支援サービスを提供する機関に設置して
あり、第2の情報処理システムは研究開発業務を実施し
ている任意の機関に設置してあり、第3の情報処理シス
テムは公募申請書の添削業務を実施する専門家(あるい
は専門家を有する任意の機関)のところに設置してあ
る。なお、公募希望者が作成した公募申請書の添削作業
が第1の情報処理システム設置機関で直接実施される場
合には、第3の情報処理システムは不要となる。
【0061】図13に示すフローチャートに基づいて、
複数の公募先に応募する公募申請書の作成処理の実施例
を説明する。研究開発業務を実施している機関におい
て、公募希望者が複数の公募先に公募申請書の応募を希
望した場合には、当該機関に設置してある第2の情報処
理システムから第1の情報処理システムに公募申請書作
成支援ネットワーク26の通信回線を介して第1の情報
処理システムの利用を申し込むと第1の情報処理システ
ムは利用者に図10に示すようなサービス利用申し込み
記入フォームへの入力を求める。この記入フォームへの
記入が終了すると、この情報は第1の情報処理システム
の登録情報記憶装置13に格納される(ステップS40
1)。次に、第1の情報処理システムは利用者(公募希
望者)に公募情報データベース12へのアクセスを促
し、希望する公募用件の選択を求める。その際、利用者
は研究開発の専門分野等の入力を求められ、所定の情報
を入力すると公募情報データベース12から関連する公
募情報のみを検索した後に(ステップS402)、所望
の公募先を選択することができる(ステップS40
3)。
【0062】利用者による公募先の選択が終了すると、
第1の情報処理システムは処理装置11内に有する言語
解析手段により選択された複数の公募先の公募申請書に
共通する書誌的事項を自動的に抽出して(ステップS4
04)、申請書間での対応関係を同定し、その情報を登
録情報記憶装置13内に格納する(ステップS40
5)。この処理は、例えば、各公募申請書に記述されて
いる見出し部分を形態素解析することによって切り出さ
れた文字列の照合を行い、共通の、あるいはシソーラス
等を用いて意味的に類似していると判断された文字列が
多い見出し部分を同定して共通の書誌的事項として抽出
する。複数の公募先に共通する書誌的事項として抽出さ
れる記述項目には、研究テーマ、研究代表者、研究目
的、研究方法等がある。
【0063】次に、第1の公募先に対する公募申請書の
作成を利用者に求める。利用者は当該公募申請書の様式
を呼び出し、第2の情報処理システムの編集・表示装置
23を使用して必要な情報を記入した後に(ステップS
406)、第1の情報処理システムに添削サービスを依
頼する(ステップS407)。第1の情報処理システム
は添削依頼を受けた公募申請書(原文書)を該当する利
用者の登録情報記憶装置13に格納するとともに公募申
請書添削支援ネットワーク36の通信回線を介して第3
の情報処理システムに添削を発注する。
【0064】添削業務の発注を受けると第3の情報処理
システムは専門家による添削を行い、添削前の原文書と
添削後の添削文書との両方を添削登録情報記憶装置34
に格納するとともに公募申請書添削支援ネットワーク3
6の通信回線を介して第1の情報処理システムに返送す
る。第1の情報処理システムは、受け取った文書と既に
登録情報記憶装置13内に格納してある原文書との照合
を行った後、その添削文書を新たに格納する。さらに、
公募申請書作成支援ネットワーク26の通信回線を介し
て利用者に添削前の原文書と添削後の添削文書との両方
を返送する。
【0065】こうして添削前後の両方の文書を受け取っ
た利用者は、添削用例データベース27にこれらの文書
ペアを格納した後(ステップS408)、第1の情報処
理システムから第2の公募先が指定した公募申請書様式
を呼び出す(ステップS409/Yes)。このとき、
第1の情報処理システムは登録情報記憶装置13内に格
納してある添削文書と利用者が指定した複数の公募先に
共通する書誌的事項の申請書間の対応関係情報とを参照
し(ステップS410)、第2の公募先の公募申請書様
式を提供する際に、共通の書誌的事項に対する記述内容
を添削文書から抽出して添削済みであるという情報とと
もに所定の欄に挿入して表示する(ステップS41
1)。図14の画面図では、文字を強調表示することに
よって添削済みであるという情報を示している。これ以
外に、文字種や文字の色を変えたり、文章の最後に<添
削済み>といったタグをつけることによっても実現でき
る。
【0066】次に、利用者は、記入が必要な箇所に内容
を記述した後(ステップS412)、第1の情報処理シ
ステムに添削サービスを依頼する。この後の処理の流れ
は前記した通りである。これにより、利用者は複数の公
募先に対して各々の公募申請書を作成する場合でも、共
通の書誌的事項に対する記入と添削とが1回で済むこと
になり、また添削者の側も添削済みである部分とそうで
ない部分が明確に区別されて送られてくるので添削に要
する時間を短縮することができる。
【0067】また、公募希望者は、公募申請のために自
分が書いた原文書とその添削文書とを、処理装置21内
に有する検索手段を用い、公募先の名称等を指定して添
削用例データベース27から検索して図15に示すよう
に画面上に対応表示させて比較することにより、訴求力
のある公募申請書の書き方を学習することができる。な
お、本実施例においては画面の左右対応表示としたが、
上下対応表示とすることもできる。
【0068】<実施例3>図16から図22は、本発明
による公募申請書作成支援システムを研究助成公募申請
において実現する第3の実施例を示す図である。図16
は本発明による公募申請書作成支援システムにおける第
1の情報処理システムおよび第2の情報処理システム全
体のブロック図、図17は公募希望者が第1の情報処理
システムにサービス利用の申し込み登録をするための記
入フォームの例を示す図、図18は第1の情報処理シス
テムに用いる公募情報データベースの例、図19は実施
例に用いる公募申請書(研究助成公募申請書)の例を示
す図、図20は本発明による公募申請書作成支援システ
ムにおける公募申請書の作成フローを示すフローチャー
ト、図21は第1の情報処理システムが有する機械翻訳
装置による翻訳文書作成処理の流れを示すフローチャー
ト、図22は翻訳処理過程において参照される、公募希
望者が作成した複数の公募申請書(原文書)における翻
訳対象ユニットの対応例を示す図である。
【0069】図16において、1は第1の情報処理シス
テム、2は第2の情報処理システム、11は第1の情報
処理システムの処理装置、12は公募情報データベー
ス、13は公募希望者の登録情報記憶装置、15は機械
翻訳装置、21は第2の情報処理システムの処理装置、
22は入力装置、23は編集・表示装置、25は印字装
置、26は公募申請書作成支援ネットワーク、28は作
成した公募申請書の原文書と翻訳文書とを格納する翻訳
用例データベースを示す。本実施例では、第1の情報処
理システムは公募申請書作成支援サービスを提供する機
関に設置してあり、第2の情報処理システムは研究開発
業務を実施している任意の機関に設置してある。
【0070】図20に示すフローチャートに基づいて、
複数の公募先に応募する公募申請書の作成処理の実施例
を説明する。研究開発業務を実施している機関におい
て、公募希望者が複数の公募先に公募申請書の応募を希
望した場合には、当該機関に設置してある第2の情報処
理システムから第1の情報処理システムに公募申請書作
成支援ネットワーク26の通信回線を介して第1の情報
処理システムの利用を申し込むと第1の情報処理システ
ムは利用者に図17に示すようなサービス利用申し込み
記入フォームへの入力を求める。この記入フォームへの
記入が終了すると、この情報は第1の情報処理システム
の登録情報記憶装置13に格納される(ステップS50
1)。次に、第1の情報処理システムは利用者(公募希
望者)に公募情報データベース12へのアクセスを促
し、希望する公募用件の選択を求める。その際、利用者
は研究開発の専門分野等の入力を求められ、所定の情報
を入力すると公募情報データベース12から関連する公
募情報のみを検索した後に(ステップS502)、所望
の公募先を選択することができる(ステップS50
3)。
【0071】利用者による公募先の選択が終了すると、
第1の情報処理システムは処理装置11内に有する言語
解析手段により選択された複数の公募先の公募申請書に
共通する書誌的事項を自動的に抽出して(ステップS5
04、S505)、申請書間での対応関係を同定し(ス
テップS506)、その情報を登録情報記憶装置13内
に格納する。この処理は、例えば、各公募申請書に記述
されている見出し部分を形態素解析することによって切
り出された文字列の照合を行い、共通の、あるいはシソ
ーラス等を用いて意味的に類似していると判断された文
字列が多い見出し部分を同定して共通の書誌的事項とし
て抽出する。複数の公募先に共通する書誌的事項として
抽出される記述項目には、研究テーマ、研究代表者、研
究目的、研究方法等がある。
【0072】次に、第1の公募先に対する公募申請書の
作成を利用者に求める。利用者は当該公募申請書の様式
を呼び出し(ステップS507)、第2情報処理のシス
テムの編集・表示装置23を使用して必要な情報を記入
する。こうして第1の公募先に対する公募申請書の作成
を終了・保存した後に(ステップS508)、第2の公
募先に対する公募申請書様式を呼び出すと(ステップS
509/Yes)、第1の情報処理システムは共通の書
誌的事項に対する記述内容を既に作成した第1の公募先
の公募申請書の中から自動的に抽出して当該の公募申請
書様式の所定の欄に挿入して表示する(ステップS51
0)。従って、利用者は空欄の部分のみを記入すれば当
該の公募申請書を作成することができる。このようにし
て希望する複数の公募先に対する全ての公募申請書の作
成が終了すると(ステップS509/No)、利用者は
第1の情報処理システムにこれらの公募申請書の翻訳サ
ービスを依頼する(ステップS511)。第1の情報処
理システムにおける翻訳処理の具体的な流れについては
図21のフローチャートを用いて後述する。
【0073】第1の情報処理システムは、翻訳依頼を受
けた公募申請書に対する翻訳処理を完了すると、その結
果である翻訳文書を利用者に返送する。利用者は受信し
た翻訳文書を元の原文書と対応づけて翻訳用例データベ
ース28に格納するとともに(ステップS512)、印
字装置25で出力する(ステップS513)。このと
き、公募申請書の元の言語を紙の一方面に、 翻訳した言
語を他方面に印刷可能とした。公募審査においては複数
の言語を読み比べて審査することはまれであるため、紙
の一面に対訳形式で情報を開示することによる審査効率
の低減を防止できるだけでなく、言語ごとに印刷出力す
る場合に比べて資源の節約がはかれるという効果も得ら
れる。
【0074】ここで、第1の情報処理システムにおける
翻訳処理の流れを図21のフローチャートを用いて説明
する。第1の情報処理システムが有する機械翻訳装置1
5は、翻訳を必要とする複数の公募申請書(原文書)を
読込み(ステップS5111)、各々の文書構造を解析
して照合を行い(ステップS5112)、同一の記述内
容を有する箇所を同定する(ステップS5113)。こ
うして、同一の記述内容を有する箇所と文書固有の記述
内容を有する部分とを区別し、図22のAからFに示す
ような翻訳対象ユニットを設定するとともに文書間での
対応表を作成する(ステップS5114)。図22の場
合、翻訳対象ユニットは、複数の文書で共通して使用さ
れている記述内容に与えられたA,B,C,Dと、特定
の文書にのみ記述されているE,Fとからなる。
【0075】翻訳対象ユニットが設定されると各ユニッ
トに対して自動翻訳処理が実行される(ステップS51
15)。翻訳が終了すると、各ユニットに対して生成さ
れた自動翻訳結果を、各申請書ごとに図22の対応例に
基づいて合成することにより翻訳文書を完成させる(ス
テップS5116)。このようにして、同一の記述内容
を有する箇所が複数の文書にわたって使用されている場
合、文書ごとに翻訳処理を実行して同じ翻訳を繰り返し
て実行するのではなく、重複して翻訳しなくてよい箇所
を翻訳に先立って同定しておくことによって一度だけの
翻訳処理で済ませることができるようにして翻訳処理を
効率化している。
【0076】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1から6のいずれか1項記載の発明によれば、従来作成
が面倒であった複数の公募先に対する公募申請書の作成
を極めて簡易に行うことができると同時に、複数の公募
申請書を早期に提出することができる。
【0077】具体的には、請求項1記載の公募申請書作
成支援システムによれば、各公募に共通の書誌的事項の
記入を1度だけ行って登録することにより、複数の公募
申請書を作成する際に、既に登録されている書誌的情報
を利用することができ、公募申請書の早期提出が可能と
なる。
【0078】請求項2記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、各機関から発信される公募情報を構造化し
てデータベースに蓄積することにより、公募希望者は所
望の学術分野や研究課題に関連する公募情報のみを効率
的に検索して選択することができるようになる。
【0079】請求項3記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、複数の公募先が指定した各公募申請書に共
通する書誌的事項をあらかじめ分析・抽出して共通記入
フォームとして格納しておくことにより、公募希望者は
この共通記入フォームに1度だけ記入すればその内容を
複数の公募申請書の作成に利用することができ、短時間
に公募申請書を作成することができるようになる。
【0080】請求項4記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、複数の公募先に共通する書誌的事項を公募
希望者が選択した公募の組み合わせに応じて自動的に抽
出することができるようになり、公募申請書のより効率
的な作成が可能となる。
【0081】請求項5記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、公募申請書への入力時間を短縮することが
でき、特に短時間での早期提出が必要な公募に対して即
時提出が可能となり、公募採用機会をより確実にするこ
とができる。
【0082】さらに、請求項6記載の公募申請書作成支
援システムによれば、各公募申請書を言語解析すること
によって共通する書誌的事項を自動的に、かつより柔軟
に抽出することができるようになる。
【0083】請求項7から12のいずれか1項記載の発
明によれば、従来作成が面倒であった複数の公募先に対
する公募申請書の作成を極めて簡易に行うことができる
と同時に、訴求力のある公募申請書を早期に提出するこ
とができる。
【0084】具体的には、請求項7記載の公募申請書作
成支援システムによれば、各公募に共通の書誌的事項の
記入と添削とは1度だけ行えば済むので、公募申請書の
早期提出が可能となる。
【0085】請求項8記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、効果的な公募申請書の書き方に熟知した専
門家による添削が受けられるので、公募採用機会をより
確実にすることができる。
【0086】請求項9記載の公募申請書作成支援システ
ムによれば、第1の公募先に提出する公募申請書を作成
した後に第2の公募先に対する公募申請書を作成する際
に、共通の書誌的事項に対する記述内容が添削済みであ
ることを示す情報とともに表示されるので、公募希望者
は当該申請書の空欄のみを記入すればよく、複数の公募
先に対して効率よく申請書を作成することができる。
【0087】請求項10から12のいずれか1項記載の
公募申請書作成支援システムによれば、第2の情報処理
システムは第1の情報処理システムから添削前の原文書
と添削文書とを取得することができる。加えて、添削前
の原文書と添削文書とを必要に応じて対応づけて添削用
例データベースに格納し、添削前後の文書をディスプレ
イ画面上に対比させて閲覧できるようにしたので、公募
希望者は自分自身が作成した文書内容の不備な点を容易
に確認できると同時に添削者の能力を確認することがで
きる。
【0088】請求項13から18のいずれか1項記載の
発明によれば、従来作成が面倒であった複数の公募先に
対する公募申請書の作成を、しかも外国語による翻訳も
含めて極めて簡易に行うことができ、複数の公募申請書
を早期に提出することができる。
【0089】具体的には、請求項13記載の公募申請書
作成支援システムによれば、各公募に共通の書誌的事項
の記入と翻訳とは1度だけで済ませることができ、複数
の公募申請書を効率的に作成することができ、公募申請
書の早期提出が可能となり、公募採用機会をより確実に
することができる。
【0090】請求項14記載の公募申請書作成支援シス
テムによれば、公募申請書への入力時間を短縮すること
ができるようになる。
【0091】請求項15記載の公募申請書作成支援シス
テムによれば、機械翻訳装置を利用することにより、従
来人手による翻訳作業に要した時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0092】請求項16記載の公募申請書作成支援シス
テムによれば、複数の公募申請書間で同一の記述内容を
有する箇所をあらかじめ同定しておき、当該記述内容に
対しては翻訳処理を1度だけ実行するようにしたので、
翻訳処理時間を短縮することができ、効率的に公募申請
書の翻訳を作成することができる。
【0093】請求項17記載の公募申請書作成支援シス
テムによれば、公募申請書の原文書と翻訳文書とを翻訳
用例データベースとして蓄積するようにしたので、必要
に応じていずれの言語でも所望の公募申請書を検索して
閲覧することができると同時に、次の機会に公募申請書
を書く際の参考データとすることができる。
【0094】さらに、請求項18記載の公募申請書作成
支援システムによれば、公募申請書の元の言語を紙の一
方面に、 翻訳した言語を他方面に印刷することにより、
一面に対訳形式で情報を開示することによる審査効率の
低減を防止できるだけでなく、言語ごとに印刷出力する
場合に比べて資源の節約がはかれるという効果も得られ
る。
【0095】請求項19から24のいずれか1項記載の
発明によれば、従来作成が面倒であった複数の公募先に
対する公募申請書の作成を極めて簡易に行うことができ
ると同時に、複数の公募申請書を早期に提出することが
できる。
【0096】具体的には、請求項19記載の公募申請書
作成支援方法によれば、各公募に共通の書誌的事項の記
入を1度だけ行って登録することにより、複数の公募申
請書を作成する際に、既に登録されている書誌的情報を
利用することができ、公募申請書の早期提出が可能とな
る。
【0097】請求項20記載の公募申請書作成支援方法
によれば、各機関から発信される公募情報を構造化して
データベースに蓄積することにより、公募希望者は所望
の学術分野や研究課題に関連する公募情報のみを効率的
に検索して選択することができるようになる。
【0098】請求項21記載の公募申請書作成支援方法
によれば、複数の公募先が指定した各公募申請書に共通
する書誌的事項をあらかじめ分析・抽出して共通記入フ
ォームとして格納しておくことにより、公募希望者はこ
の共通記入フォームに1度だけ記入すればその内容を複
数の公募申請書の作成に利用することができ、短時間に
公募申請書を作成することができるようになる。
【0099】請求項22記載の公募申請書作成支援方法
によれば、複数の公募先に共通する書誌的事項を公募希
望者が選択した公募の組み合わせに応じて自動的に抽出
することができるようになり、公募申請書のより効率的
な作成が可能となる。
【0100】請求項23記載の公募申請書作成支援方法
によれば、公募申請書への入力時間を短縮することがで
き、特に短時間での早期提出が必要な公募に対して即時
提出が可能となり、公募採用機会をより確実にすること
ができる。
【0101】さらに、請求項24記載の公募申請書作成
支援方法によれば、各公募申請書を言語解析することに
よって共通する書誌的事項を自動的に、かつより柔軟に
抽出することができるようになる。
【0102】請求項25から30のいずれか1項記載の
発明によれば、従来作成が面倒であった複数の公募先に
対する公募申請書の作成を極めて簡易に行うことができ
ると同時に、訴求力のある公募申請書を早期に提出する
ことができる。
【0103】具体的には、請求項25記載の公募申請書
作成支援方法によれば、各公募に共通の書誌的事項の記
入と添削とは1度だけ行えば済むので、公募申請書の早
期提出が可能となる。
【0104】請求項26記載の公募申請書作成支援方法
によれば、効果的な公募申請書の書き方に熟知した専門
家による添削が受けられるので、公募採用機会をより確
実にすることができる。
【0105】請求項27記載の公募申請書作成支援方法
によれば、第1の公募先に提出する公募申請書を作成し
た後に第2の公募先に対する公募申請書を作成する際
に、共通の書誌的事項に対する記述内容が添削済みであ
ることを示す情報とともに表示されるので、公募希望者
は当該申請書の空欄のみを記入すればよく、複数の公募
先に対して効率よく申請書を作成することができる。
【0106】請求項28から30のいずれか1項記載の
公募申請書作成支援方法によれば、第2の情報処理シス
テムは第1の情報処理システムから添削前の原文書と添
削文書と取得することができる。加えて、添削前の原文
書と添削文書とを必要に応じて対応づけて添削用例デー
タベースに格納し、添削前後の文書をディスプレイ画面
上に対比させて閲覧できるようにしたので、公募希望者
は自分自身が作成した文書内容の不備な点を容易に確認
できると同時に添削者の能力を確認することができる。
【0107】請求項31から36のいずれか1項記載の
発明によれば、従来作成が面倒であった複数の公募先に
対する公募申請書の作成を、しかも外国語による翻訳も
含めて極めて簡易に行うことができ、複数の公募申請書
を早期に提出することができる。
【0108】具体的には、請求項31記載の公募申請書
作成支援方法によれば、各公募に共通の書誌的事項の記
入と翻訳とは1度だけで済ませることができ、複数の公
募申請書を効率的に作成することができ、公募申請書の
早期提出が可能となり、公募採用機会をより確実にする
ことができる。
【0109】請求項32記載の公募申請書作成支援方法
によれば、公募申請書への入力時間を短縮することがで
きるようになる。
【0110】請求項33記載の公募申請書作成支援方法
によれば、機械翻訳装置を利用することにより、従来人
手による翻訳作業に要した時間を大幅に短縮することが
できる。
【0111】請求項34記載の公募申請書作成支援方法
によれば、複数の公募申請書間で同一の記述内容を有す
る箇所をあらかじめ同定しておき、当該記述内容に対し
ては翻訳処理を1度だけ実行するようにしたので、翻訳
処理時間を短縮することができ、効率的に公募申請書の
翻訳を作成することができる。
【0112】請求項35記載の公募申請書作成支援方法
によれば、公募申請書の原文書と翻訳文書とを翻訳用例
データベースとして蓄積するようにしたので、必要に応
じていずれの言語でも所望の公募申請書を検索して閲覧
することができると同時に、次の機会に公募申請書を書
く際の参考データとすることができる。
【0113】さらに、請求項36記載の公募申請書作成
支援方法によれば、公募申請書の元の言語を紙の一方面
に、 翻訳した言語を他方面に印刷することにより、一面
に対訳形式で情報を開示することによる審査効率の低減
を防止できるだけでなく、言語ごとに印刷出力する場合
に比べて資源の節約がはかれるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による公募申請書作成支援システムの第
1の実施例における構成を示すブロック図である。
【図2】顧客登録情報ファイルの例を示す図である。
【図3】公募情報データベースの例を示す図である。
【図4】書誌的事項の共通記入フォームの例を示す図で
ある。
【図5】共通記入フォームを利用した公募申請書の作成
フローを示すフローチャートである。
【図6】複数の公募申請書に共通する書誌的事項を言語
解析処理により抽出して利用する場合の公募申請書の作
成フローを示すフローチャートである。
【図7】第1の公募先への書誌的事項および公募内容詳
細を入力した後には、 第2の公募先への書誌的事項は記
入前に表示装置に表示される場合の公募申請書の作成フ
ローを示すフローチャートである。
【図8】公募申請書(研究助成公募申請書)の例を示す
図である。
【図9】本発明による第2の実施例における構成を示す
ブロック図である。
【図10】サービス利用申し込み記入フォームの例を示
す図である。
【図11】公募情報データベースの例を示す図である。
【図12】公募申請書(研究助成公募申請書)の例を示
す図である。
【図13】公募申請書作成処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図14】第2の公募先への公募申請書作成開始画面を
示す図である。
【図15】原文書と添削文書との対応表示画面を示す図
である。
【図16】本発明による第3の実施例における構成を示
すブロック図である。
【図17】サービス利用申し込み記入フォームの例を示
す図である。
【図18】公募情報データベースの例を示す図である。
【図19】公募申請書(研究助成公募申請書)の例を示
す図である。
【図20】公募申請書作成処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図21】翻訳文書作成処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図22】翻訳対象文書(原文書)の翻訳対象ユニット
の対応例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の情報処理システム 2 第2の情報処理システム 11、21 処理装置 12 公募情報データベース 13 登録情報記憶装置 14 共通記入フォーム記憶装置 15 機械翻訳装置 22 入力装置 23 編集・表示装置 24 公募申請書記憶装置 25 印字装置 26 公募申請書作成支援ネットワーク 27 添削用例データベース 28 翻訳用例データベース 36 公募申請書添削支援ネットワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 124 G06F 17/60 124 Fターム(参考) 5B009 NA03 NB01 ND01 ND04 QB12 QB13 VB01 VC01 5B075 KK07 KK13 KK33 KK38 ND20 ND23 ND34 PQ02 PQ03 PQ20 UU06 5B091 AA04 BA03 CB22 CB30 CD03

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公募案内情報ならびに各公募用件が定め
    た公募申請書様式を収集・管理・提供する手段を備える
    第1の情報処理システムと、 公募希望者が所定の公募申請書を作成・管理する手段を
    備える第2の情報処理システムとを有するコンピュータ
    システムであって、 前記第2の情報処理システムが、 前記公募希望者が前記第1の情報処理システムを利用す
    るための申込み登録処理を通信回線を介して行う手段
    と、 前記第1の情報処理システムから取得した前記公募用件
    を前記公募希望者に提示する手段と、 前記公募希望者が前記提示された公募用件の中から指定
    した前記公募に応じて、指定された該公募に対応する所
    定の前記公募申請書様式を前記公募希望者に提供する手
    段とを有する公募申請書作成支援システムにおいて、 前記公募希望者が複数の公募先に応募する場合に、前記
    各公募に共通の書誌的事項の記入を1度とする手段をさ
    らに有することを特徴とする公募申請書作成支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報処理システムは、 前記通信回線を介して種々の機関から発信される公募案
    内と各機関が指定した公募申請書様式とを収集する手段
    と、 前記公募案内と前記公募申請書とを含む公募情報を構造
    化する手段と、 前記構造化した公募情報を蓄積するデータベースとをさ
    らに有することを特徴とする請求項1記載の公募申請書
    作成支援システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の情報処理システムは、 複数の公募先が指定した前記各公募申請書に共通する書
    誌的事項をあらかじめ分析・抽出する手段と、 前記分析・抽出した書誌的事項を共通記入フォームとし
    て格納する手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項1記載の公募申請書作成支援システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の情報処理システムは、 前記公募希望者が選択した複数の前記各公募に共通の前
    記書誌的事項を抽出する手段と、 前記抽出した書誌的事項を前記公募希望者から取得する
    手段とをさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    公募申請書作成支援システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の情報処理システムは、 第1の公募先への前記書誌的事項および公募内容詳細を
    前記公募希望者から取得する手段と、 第2の公募先への前記書誌的事項を、記入前に表示装置
    に表示する手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項1記載の公募申請書作成支援システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の情報処理システムは、 前記公募希望者が選択した複数の前記公募先に対応する
    各々の前記公募申請書を言語解析する手段と、 前記言語解析した公募申請書に共通する前記書誌的事項
    を抽出する手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項4または5記載の公募申請書作成支援システム。
  7. 【請求項7】 公募案内情報ならびに各公募用件が定め
    た公募申請書様式を収集・管理・提供するとともに公募
    申請書の添削サービスを提供する手段を備える第1の情
    報処理システムと、 公募希望者が通信回線を介して前記第1の情報処理シス
    テムから入手した前記公募申請様式を用いて前記公募申
    請書を作成・管理する手段を備える第2の情報処理シス
    テムとを有するコンピュータシステムであって、 前記第2の情報処理システムが、 前記公募希望者が前記第1の情報処理システムを利用す
    るための申込み登録処理を前記通信回線を介して行う手
    段と、 前記第1の情報処理システムから前記公募用件を取得す
    る手段と、 前記取得した公募用件を前記公募希望者に提示する手段
    と、 前記公募希望者が前記提示された公募用件の中から指定
    した前記公募に応じて、指定された該公募に対応する所
    定の前記公募申請書様式を前記公募希望者に提供する手
    段とを有する公募申請書作成支援システムにおいて、 前記公募希望者が複数の公募先に応募する場合に、各前
    記公募申請書に共通する書誌的事項の記入と添削とを1
    度とする手段をさらに有することを特徴とする公募申請
    書作成支援システム。
  8. 【請求項8】 添削業務を実施する手段を備える第3の
    情報処理システムをさらに有し、 前記第1の情報処理システムは、 前記第2の情報処理システムから添削対象の前記公募申
    請書を前記通信回線を介して取得する手段と、 前記取得した添削対象の公募申請書を前記通信回線を介
    して前記第3の情報処理システムに送信する手段とをさ
    らに有し、 前記第3の情報処理システムは、添削結果を前記第1の
    情報処理システムを介して前記第2の情報処理システム
    に返送する手段をさらに有し、 前記第2の情報処理システムは、前記返送された添削結
    果を前記公募希望者に提示する手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項7記載の公募申請書作成支援システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第2の情報処理システムは、前記公
    募希望者が第1の公募先への前記公募申請書を完成させ
    た後に第2の公募先への前記公募申請書様式を前記第1
    の情報処理システムから呼び出したとき、共通する書誌
    的事項に対する記述内容が当該公募申請書様式内の所定
    の欄に添削済みであることを示す情報とともに記入前に
    表示する手段をさらに有することを特徴とする請求項7
    記載の公募申請書作成支援システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の情報処理システムは、添削
    前の原文書と添削文書との両方を前記公募希望者に返信
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項7また
    は8記載の公募申請書作成支援システム。
  11. 【請求項11】 前記第2の情報処理システムは、前記
    添削前の原文書と前記添削文書とを対応づける手段と、 前記対応づけた添削前の原文書と添削文書とを蓄積する
    添削用例データベースをさらに有することを特徴とする
    請求項10記載の公募申請書作成支援システム。
  12. 【請求項12】 前記添削前の原文書と前記添削文書と
    を対比させてディスプレイ画面上で提示する手段をさら
    に有することを特徴とする請求項11記載の公募申請書
    作成支援システム。
  13. 【請求項13】 公募案内情報ならびに各公募用件が定
    めた公募申請書様式を収集・管理・提供するとともに公
    募申請書の翻訳サービスを提供する手段を備える第1の
    情報処理システムと、 公募希望者が所定の前記公募申請書を作成・管理する手
    段を備える第2の情報処理システムと、を有するコンピ
    ュータシステムであって、 前記第2の情報処理システムが、 前記公募希望者が前記第1の情報処理システムを利用す
    るための申込み登録処理を通信回線を介して行う手段
    と、 前記第1の情報処理システムから前記公募用件を取得す
    る手段と、 前記取得した公募用件を前記公募希望者に提示する手段
    と、 前記公募希望者が前記提示された公募用件の中から指定
    した前記公募に応じて、指定された該公募に対応する所
    定の前記公募申請書様式を前記公募希望者に提供する手
    段とを有する公募申請書作成支援システムにおいて、 前記公募希望者が複数の公募先に応募する場合に、各前
    記公募に共通の書誌的事項の記入と翻訳とを1度とする
    手段をさらに有することを特徴とする公募申請書作成支
    援システム。
  14. 【請求項14】 前記公募希望者が第1の公募先への前
    記公募申請書を作成した後、第2の公募先への前記公募
    申請書様式を呼び出した時には前記共通の書誌的事項に
    対する記述内容が前記公募申請書様式内に記入前に表示
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項13記
    載の公募申請書作成支援システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の情報処理システムは、 機械翻訳装置と、 前記公募希望者から翻訳依頼が出された前記公募申請書
    を前記機械翻訳装置に翻訳させる手段と、 翻訳結果の文書を前記第2の情報処理システムに返送す
    る手段とをさらに有し、前記第2の情報処理システムは
    前記返送された翻訳結果を前記公募希望者に提示するこ
    とを特徴とする請求項13記載の公募申請書作成支援シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記第1の情報処理システムが有する
    前記機械翻訳装置は、前記公募希望者から翻訳依頼が出
    された複数の前記公募申請書に対して、同一の記述内容
    を持つ箇所を同定する手段を有し、当該記述内容に対す
    る翻訳処理は1度だけ実行することを特徴とする請求項
    15記載の公募申請書作成支援システム。
  17. 【請求項17】 前記第2の情報処理システムは、前記
    第1の情報処理システムから返送された翻訳文書を原文
    書と対応づけて蓄積する翻訳用例データベースをさらに
    有することを特徴とする請求項15記載の公募申請書作
    成支援システム。
  18. 【請求項18】 前記公募申請書の元の言語を紙の一方
    面に、翻訳した言語を他方面に印刷する手段をさらに有
    することを特徴とする請求項17記載の公募申請書作成
    支援システム。
  19. 【請求項19】 公募案内情報ならびに各公募用件が定
    めた公募申請書様式を収集・管理・提供する手段を備え
    る第1の情報処理システムと、 公募希望者が所定の公募申請書を作成・管理する手段を
    備える第2の情報処理システムとを有するコンピュータ
    システムにおける公募申請書作成支援方法であって、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    第1の情報処理システムを利用するための申込み登録処
    理を通信回線を介して行う申込工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記第1の情報処理シ
    ステムから前記公募用件を取得する用件取得工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記取得した前記公募
    用件を前記公募希望者に提示する用件提示工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    提示された公募用件の中から指定した前記公募に応じ
    て、指定された該公募に対応する所定の前記公募申請書
    様式を前記公募希望者に提供する様式提供工程とを有す
    る公募申請書作成支援方法において、 前記様式提供工程の後段に、前記公募希望者が複数の公
    募先に応募する場合に、前記各公募に共通の書誌的事項
    の記入を1度とする簡略化工程をさらに有することを特
    徴とする公募申請書作成支援方法。
  20. 【請求項20】 前記申込工程の前段に、 前記第1の情報処理システムが、前記通信回線を介して
    種々の機関から発信される公募案内と各機関が指定した
    公募申請書様式とを収集する工程と、 前記第1の情報処理システムが、前記公募案内と前記公
    募申請書とを含む公募情報を構造化する工程と、 前記第1の情報処理システムが、前記構造化した公募情
    報を蓄積する工程とをさらに有することを特徴とする請
    求項19記載の公募申請書作成支援方法。
  21. 【請求項21】 前記様式提供工程の後段に、前記第1
    の情報処理システムが、複数の公募先が指定した前記各
    公募申請書に共通する書誌的事項をあらかじめ分析・抽
    出する工程と、 前記第1の情報処理システムが、前記分析・抽出した書
    誌的事項を共通記入フォームとして格納する工程とをさ
    らに有することを特徴とする請求項19記載の公募申請
    書作成支援方法。
  22. 【請求項22】 前記様式提供工程の後段に、前記第1
    の情報処理システムが、前記公募希望者が選択した複数
    の前記各公募に共通の前記書誌的事項を抽出する工程を
    さらに有することを特徴とする請求項19記載の公募申
    請書作成支援方法。
  23. 【請求項23】 前記簡略化工程は、前記第2の情報処
    理システムが、第1の公募先への前記書誌的事項および
    公募内容詳細を前記公募希望者から取得し、第2の公募
    先への前記書誌的事項を、記入前に表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項19記載の公募申請書作成支援
    方法。
  24. 【請求項24】 前記簡略化工程の前段に、 前記第1の情報処理システムが、 前記公募希望者が選択した複数の前記公募先に対応する
    各々の前記公募申請書を言語解析する工程と、 前記言語解析した公募申請書に共通する前記書誌的事項
    を抽出する工程とをさらに有することを特徴とする請求
    項22または23記載の公募申請書作成支援方法。
  25. 【請求項25】 公募案内情報ならびに各公募用件が定
    めた公募申請書様式を収集・管理・提供するとともに公
    募申請書の添削サービスを提供する手段を備える第1の
    情報処理システムと、 公募希望者が通信回線を介して前記第1の情報処理シス
    テムから入手した前記公募申請様式を用いて前記公募申
    請書を作成・管理する手段を備える第2の情報処理シス
    テムとを有するコンピュータシステムにおける公募申請
    書作成支援方法であって、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    第1の情報処理システムを利用するための申込み登録処
    理を前記通信回線を介して行う申込工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記第1の情報処理シ
    ステムから前記公募用件を取得する用件取得工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記取得した公募用件
    を前記公募希望者に提示する用件提示工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    提示された公募用件の中から指定した前記公募に応じ
    て、指定された該公募に対応する所定の前記公募申請書
    様式を前記公募希望者に提供する様式提示工程とを有す
    る公募申請書作成支援方法において、 前記様式提示工程の後段に、前記公募希望者が複数の公
    募先に応募する場合に、各前記公募申請書に共通する書
    誌的事項の記入と添削とを1度とする簡略化工程をさら
    に有することを特徴とする公募申請書作成支援方法。
  26. 【請求項26】 添削業務を実施する手段を備える第3
    の情報処理システムをさらに有するコンピュータシステ
    ムにおける公募申請書作成支援方法であって、 前記簡略化工程の後段に、 前記第1の情報処理システムが、前記第2の情報処理シ
    ステムから添削対象の前記公募申請書を前記通信回線を
    介して取得する工程と、 前記第1の情報処理システムが、前記取得した添削対象
    の公募申請書を前記通信回線を介して前記第3の情報処
    理システムに送信する工程と、 前記第3の情報処理システムが、添削結果を前記第1の
    情報処理システムを介して前記第2の情報処理システム
    に返送する工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記返送された添削結
    果を前記公募希望者に提示する工程とをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項25記載の公募申請書作成支援方
    法。
  27. 【請求項27】 前記簡略化工程は、前記第2の情報処
    理システムが、前記公募希望者が第1の公募先への前記
    公募申請書を完成させた後に第2の公募先への前記公募
    申請書様式を前記第1の情報処理システムから呼び出し
    たとき、共通する書誌的事項に対する記述内容が当該公
    募申請書様式内の所定の欄に添削済みであることを示す
    情報とともに記入前に表示することを特徴とする請求項
    25記載の公募申請書作成支援方法。
  28. 【請求項28】 前記簡略化工程の後段に、前記第1の
    情報処理システムが、添削前の原文書と添削文書との両
    方を前記公募希望者に返信する工程をさらに有すること
    を特徴とする請求項25または26記載の公募申請書作
    成支援方法。
  29. 【請求項29】 前記簡略化工程の後段に、 前記第2の情報処理システムが、前記添削前の原文書と
    前記添削文書とを対応づける工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記対応づけた添削前
    の原文書と添削文書とを蓄積する工程をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項28記載の公募申請書作成支援方
    法。
  30. 【請求項30】 前記簡略化工程の後段に、前記添削前
    の原文書と前記添削文書とを対比させてディスプレイ画
    面上で提示する工程をさらに有することを特徴とする請
    求項29記載の公募申請書作成支援方法。
  31. 【請求項31】 公募案内情報ならびに各公募用件が定
    めた公募申請書様式を収集・管理・提供するとともに公
    募申請書の翻訳サービスを提供する手段を備える第1の
    情報処理システムと、 公募希望者が所定の前記公募申請書を作成・管理する手
    段を備える第2の情報処理システムとを有するコンピュ
    ータシステムにおける公募申請書作成支援方法であっ
    て、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    第1の情報処理システムを利用するための申込み登録処
    理を通信回線を介して行う申込工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記第1の情報処理シ
    ステムから前記公募用件を取得する用件取得工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記取得した公募用件
    を前記公募希望者に提示する用件提示工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記公募希望者が前記
    提示された公募用件の中から指定した前記公募に応じ
    て、指定された該公募に対応する所定の前記公募申請書
    様式を前記公募希望者に提供する様式提示工程とを有す
    る公募申請書作成支援方法において、 前記様式提示工程に後段に、前記公募希望者が複数の公
    募先に応募する場合に、各前記公募に共通の書誌的事項
    の記入と翻訳とを1度とする簡略化工程をさらに有する
    ことを特徴とする公募申請書作成支援方法。
  32. 【請求項32】 前記簡略化工程は、前記公募希望者が
    第1の公募先への前記公募申請書を作成した後、第2の
    公募先への前記公募申請書様式を呼び出した時には前記
    共通の書誌的事項に対する記述内容を前記公募申請書様
    式内に記入前に表示することを特徴とする請求項31記
    載の公募申請書作成支援方法。
  33. 【請求項33】 前記簡略化工程の後段に、 前記第1の情報処理システムが、前記公募希望者から翻
    訳依頼が出された前記公募申請書を前記機械翻訳装置に
    翻訳させる翻訳工程と、 前記第1の情報処理システムが、前記翻訳結果の文書を
    前記第2の情報処理システムに返送する工程と、 前記第2の情報処理システムが、前記返送された翻訳結
    果を前記公募希望者に提示する工程とを有することを特
    徴とする請求項31記載の公募申請書作成支援方法。
  34. 【請求項34】 前記翻訳工程の前段に、前記機械翻訳
    装置が、前記公募希望者から翻訳依頼が出された複数の
    前記公募申請書に対して、同一の記述内容を持つ箇所を
    同定する工程をさらに有し、当該記述内容に対する翻訳
    処理は1度だけ実行することを特徴とする請求項33記
    載の公募申請書作成支援方法。
  35. 【請求項35】 前記翻訳工程の後段に、前記第2の情
    報処理システムが、前記第1の情報処理システムから返
    送された翻訳文書を原文書と対応づけて蓄積する蓄積工
    程をさらに有することを特徴とする請求項33記載の公
    募申請書作成支援方法。
  36. 【請求項36】 前記蓄積工程の後段に、前記公募申請
    書の元の言語を紙の一方面に、翻訳した言語を他方面に
    印刷する工程をさらに有することを特徴とする請求項3
    5記載の公募申請書作成支援方法。
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