JP2002312479A - 疾患管理システム - Google Patents

疾患管理システム

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JP2002312479A
JP2002312479A JP2001115547A JP2001115547A JP2002312479A JP 2002312479 A JP2002312479 A JP 2002312479A JP 2001115547 A JP2001115547 A JP 2001115547A JP 2001115547 A JP2001115547 A JP 2001115547A JP 2002312479 A JP2002312479 A JP 2002312479A
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Nobuhiko Yamada
伸彦 山田
Tsudoi Miyoshi
集 三好
Masakatsu Ogawa
真克 小川
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0002Remote monitoring of patients using telemetry, e.g. transmission of vital signals via a communication network

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者、医者及び医療相談機関の三者が互いに
協力しながら患者の生活習慣病の治療を行ない得る生活
習慣病管理システムを構築する。 【解決手段】 患者に係る検査データが定期的に入力さ
れ、入力された上記検査データを蓄積し、上記検査デー
タにより上記患者に関する病状データを更新し、予め設
定された監視条件により上記検査データ及び上記病状デ
ータを随時判断し、患者に通知を発すべき監視条件を満
たせば患者に対する通知データを出力する、疾患管理サ
ーバシステムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活習慣病管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満症等の
生活習慣病の発症初期には、患者は自覚症状に乏しいこ
とが通例である。よって、それら疾患の早期発見・早期
治療は困難であると言われる。
【0003】しかも、高脂血症、高血圧、糖尿病等が早
期に発見されたとしても、それら生活習慣病に対する基
本的療法である食事・運動療法及び服薬が遵守されにく
いことが多い。加えて、患者の(勝手な)自己判断によ
り治療中断されてしまうことも少なくない。
【0004】このようなことから、生活習慣病に関する
患者への恒久的な指導・相談の必要性が唱えられてい
る。また、発症予防に向け、生活習慣の改善を目的とす
る効果的な指導・相談も求められている。
【0005】今日では、インターネットに接続される自
らのサーバにおいて、生活習慣病医療相談システムを構
築し医療相談サービスを行なう、という事業(者)が登
場しつつある。インターネットに接続されているため、
利用者は、常時、サービスを享受できる。然も利用者
は、相当に高度な医療に係る判断を手軽に求めること等
もできる。
【0006】とはいえ、そこで提供され或いは分析され
る生活習慣病に係る情報は、一般の人々に共通する事由
の範囲を出ることは殆ど無い。即ち、利用者固有の特殊
事情を踏まえた木目細かな分析や提言を示すものが殆ど
見られない。
【0007】生活習慣病予備軍とも呼ぶべき人々には、
「かかりつけ医」と言うべき主治医が往々にして存在す
る。かれら主治医は、利用者(患者)に関する有形無形
の医療データを相当量有していることが多い。しかし、
上記のような生活習慣病医療相談システムは、そのよう
な主治医の有する情報とは全く分断されて構築されてい
るものである。つまり、上記システムの利用者は、自ら
が日常生活にて把握できる情報のみを携えて上記システ
ムを利用することになる。また、上記生活習慣病医療相
談システムが、利用者に対し有益な情報(例えば、病状
が重症に陥る直前である、というような情報)を与えて
いるとしても、主治医はその事態を速やかに把握する術
は取り立てて存在しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、患者、医者
(主治医)及び医療相談機関の三者が、お互いに協力し
ながら、患者の生活習慣病の治療を行ない得る、生活習
慣病管理システムを構築することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために為されたものである。本発明に係る請求
項1に記載の疾患管理サーバシステムは、患者に係る検
査データが定期的に入力され、入力された上記検査デー
タを蓄積し、上記検査データにより、上記患者に関する
病状データを更新し、予め設定された監視条件により、
上記検査データ及び上記病状データを随時判断し、患者
に通知を発すべき監視条件を満たせば、患者に対する通
知データを出力する、疾患管理サーバシステムである。
【0010】本発明に係る請求項2に記載の疾患管理ク
ライアントシステムは、患者に係る検査データを定期的
に入力する入力手段と、上記検査データ、及び、上記検
査データにより更新される病状データを、参照する照会
手段と、予め設定された監視条件により随時上記検査デ
ータ及び上記病状データが判断されて、患者に通知を発
すべき監視条件を満たした場合に、出力される患者に対
する通知データを、受信する出力手段と、を有する、疾
患管理クライアントシステムである。
【0011】本発明に係る請求項3に記載の疾患管理シ
ステムは、患者に係る検査データが定期的に入力され、
入力された上記検査データを蓄積し、上記検査データに
より、上記患者に関する病状データを更新し、予め設定
された監視条件により、上記検査データ及び上記病状デ
ータを随時判断し、患者に通知を発すべき監視条件を満
たせば、患者に対する通知データを出力する、疾患管理
サーバシステムと、患者に係る検査データを定期的に入
力する入力手段と、上記検査データ、及び、上記検査デ
ータにより更新される病状データを、参照する照会手段
と、予め設定された監視条件により随時上記検査データ
及び上記病状データが判断されて、患者に通知を発すべ
き監視条件を満たした場合に、出力される患者に対する
通知データを、受信する出力手段とを有する、疾患管理
クライアントシステムとを含み、上記疾患管理サーバシ
ステムと上記疾患管理クライアントシステムとが通信回
線により接続され、検査データ、病状データ、及び通知
データを送受信する、疾患管理システムである。
【0012】本発明に係る請求項4に記載の疾患管理シ
ステムは、上記監視条件が、医師が利用する疾患管理ク
ライアントシステムにより設定され、該監視条件が通信
回線を介して疾患管理サーバシステムに送信され、該疾
患管理システムに格納される、請求項3に記載の疾患管
理システムである。
【0013】本発明に係る請求項5に記載の処理プログ
ラムは、請求項1に記載の疾患管理クライアントシステ
ム、請求項2に記載の疾患管理サーバシステム、又は請
求項3若しくは請求項4に記載の疾患管理システムを、
稼動する処理プログラムである。
【0014】本発明に係る請求項6に記載の記録媒体
は、請求項5に記載の処理プログラムを記録されたこと
を特徴とする記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る好適な実施の形態について説明する。
【0016】図3は、本発明に係る生活習慣病管理シス
テムの背景的概念とも言うべき基本概念を示す模式図で
ある。本発明の生活習慣病管理システムの基本概念にお
いては、患者6、医師(主治医)8及び生活習慣病管理
センタ4の三者が、生活習慣病管理システムを利用し
て、お互いに協力しつつ患者の生活習慣病の治療を行な
う。図において、各矢印は情報やサービスのやりとりを
示す。
【0017】生活習慣病管理センタ4は、先ず、医療相
談機関であり、例えば、医療に関するアドバイザなどが
そこで活動する。さらに、生活習慣病管理センタ4は、
サーバコンピュータにおいて、その活動機能を有する。
コンピュータ上における生活習慣病管理センタ4の機能
は、管理センタシステムとして実現される。なお、この
サーバコンピュータは、構成や能力において特に限定さ
れない。また、該サーバコンピュータは、磁気ディスク
などの外部記憶媒体を備えていてもよい。
【0018】図3の生活習慣病管理システムの基本概念
では、先ず、患者6と医師8との間に、診療関係(矢印
A)のあることを前提とする。生活習慣病管理センタ4
は、患者6から、日々、検査データを受け取り、それら
データを蓄積しつつ検査分析(矢印B)を行なうのであ
るが、その分析は、該患者6と診療関係(矢印A)にあ
る医師8からのサポート(矢印C)に基づくものであ
る。
【0019】従って、患者6が医師8の診療行為を受け
ることが前提とされるが、該診療行為では覆い切れない
木目細かな部分、図3では日々の検査データの監視など
を、生活習慣病管理センタ4が行なうことになる。よっ
て、医師8の診療の合間における医療相談(矢印B)な
ども、生活習慣病管理センタ4は患者4から受け付け且
つ対応する。
【0020】生活習慣病管理システムの基本概念上の関
係には、専門医10も組み込まれる。専門医10は、医
師8及び生活習慣病管理センタ4の連携(病診連携)先
(矢印D、矢印F)であり、例えば、医師8が自らの技
術・設備に負えなくなる程度まで、治療に専門技術が要
求される場合に、該医師8が対処を依頼する(矢印F)
相手先である。上記基本概念においては、専門医10の
対処(治療)を受け終えた患者4は、該治療後も専門医
10の事後フォローを継続して受け得る(矢印E)よう
に、構成されている。また、専門医10には、本発明に
係る生活習慣病管理システムを通じて患者6のデータが
開示される(矢印D)。
【0021】図2は、本発明に係る生活習慣病管理シス
テム2の、一連の動作手順に着目した、全体の構成を示
す模式図である。患者6、医師8、及び生活習慣病管理
センタ4の夫々が、患者6の生活習慣病を如何に監視し
対応していくか、の手順を示す。図2を参照して、上記
の一連の動作手順を説明する。
【0022】(手順1):医師8が自分の患者6に対
し、生活習慣病管理センタ4の利用を勧誘する。例え
ば、医師8が、ひとりの患者6を相当程度の期間診察し
続けてきて、生活習慣病を発症する虞がある或いは生活
習慣病を発症しつつある、というような合理的疑いを持
つ場合、医師8はその患者6と相談の上、生活習慣病管
理センタ4利用を進言することになる。
【0023】(手順2):生活習慣病管理センタ4の利
用が決定されると、医師8はインターネット網14に接
続するパソコン(パーソナルコンピュータ)などによ
り、管理センタシステムのホームページを開き、上記患
者6が生活習慣病管理センタ4を利用する旨を入力す
る。この場合、医師8は所定の用紙に必要事項を記入し
て生活習慣病管理センタ4に郵送し、生活習慣病管理セ
ンタ4にて管理センタシステムにデータ入力される、と
いう形態であってもよい。
【0024】(手順3):上記(手順2)の入力時に
は、患者6毎の「指導ポイント」が設定される。この
「指導ポイント」は、生活習慣病の管理において、眼目
となるポイントである。例えば、 .患者の臨床検査データ .生活(食事、運動など)状況 .生活習慣病管理センタへ依頼するチェックポイント などである。ここで、「.生活習慣病管理センタへ依
頼するチェックポイント」については後で説明するよう
に、日々患者6が生活習慣病管理センタ4に送信する種
々の検査データ項目のうち、生活習慣病管理センタ8が
特に注視すべきポイントである。このチェックポイント
は、患者6の症状・病状を考慮して設定され、具体的数
値(例えば、警戒すべき血糖値)により表現される。
【0025】(手順4):患者6は、生活習慣病管理セ
ンタ4の利用申し込みを行ない、適宜、費用等を支払
う。
【0026】(手順5):日々の生活において、患者6
は様々な測定器を利用して検査データを得る。検査デー
タとしては、 ・血糖値 ・血圧 ・脂質 ・体重 ・体脂肪率 ・摂取カロリー量 ・摂取塩分量 ・心電図波形 ・脳波 などが挙げられる。また、その日に行なった運動(量)
のデータなどでもよい。
【0027】上記の検査データを様々な通信機器を利用
して、生活習慣病管理センタ4(の管理センタシステ
ム)に、医師8が予め指定した間隔、例えば毎日、隔日
等に送信する。通信機器及び通信手段としては、次のよ
うなものが例示され得る。 (例1)プッシュ式電話機により音声ガイダンスに従い
入力する。 (例2)デジタルデータを生成する測定器を携帯電話に
接続し、該携帯電話を経由して入力する。 (例3)パソコンにて管理センタシステムの入力用ホー
ムページを開き、そこでデータ入力する。 (例4)Bluetoothを利用して、デジタルデー
タを生成する測定器からデータを通信機器を介して送信
する。 (例5)所定の用紙にデータを記入して生活習慣病管理
センタ4へファクシミリにより送信し、同センタにて入
力させる。
【0028】(手順6):患者6は、検査データを送付
するだけではなく、随時、生活習慣病に関する相談をす
ることもできる。相談内容は、例えば、電子メールによ
り生活習慣病管理センタ4に送信される。
【0029】(手順7):生活習慣病管理センタ4は、
医師8が設定した指導ポイントを基準として、患者6に
対し定期的(例えば、週1回)に生活習慣病に関するア
ドバイスを与える。具体的に言うと、入力される検査デ
ータに基づき、患者の健康状況のデータが更新される。
患者6は、それをインターネット網14を介して、自ら
のページ上で確認することができる。また、生活習慣病
管理センタ4に所属するアドバイザは、医療的見地を踏
まえつつ、患者の健康状態のデータを基礎としたアドバ
イスを与える。この際、上記の患者のページ、電子メー
ル、又は各種電話が利用される。
【0030】夫々の患者6には、識別番号とパスワード
が割り振られており、その識別番号及びパスワードが無
ければ上記の健康状況データを確認できない仕組みが構
成されている。医師8は、自分の担当する患者6に関す
る上記健康状況データを確認できるように構成されてい
る。
【0031】(手順8):患者6の日々の検査データの
うち、医師8が設定したチェックポイントにおいて異常
値が発生した場合、患者6にそのことが即時に通知され
即座の対応を促す。各患者6への即時の通知手順は、予
め管理センタシステムに格納されている。通知手段及び
通知機器には、様々な形態が存在する。例えば、管理セ
ンタシステムが異常値を検出すると、所与の電話番号に
自動通話し、自動音声ガイダンスにより異常内容を通知
する、というものがある。異常内容(データ)をファク
シミリにより自動送信する、という形態であってもよ
い。
【0032】上記(手順4)の利用申し込み時におい
て、チェックポイントの異常値発生時の即時通知手段を
何にするか、も患者6は併せて決定しておく。
【0033】(手順9):管理センタシステムは、日々
の検査データを基に、月に1、2回程度、レポート12
を作成する。作成されたレポート12は、患者6及びそ
の担当の医師8に送付される。
【0034】日々の検査データは上記レポート12の基
礎データとなり、更に図1に示す「検査データベース4
0」に格納される。検査データベース40へのデータ蓄
積により、当該患者6の過去からの傾向値、即ち症状の
傾向を探ることが可能になる。更に、多数の患者6の検
査データの蓄積により、例えば、地域別や職種別の疾病
の傾向を抽出することも可能となる。
【0035】(手順10):医師8は、レポート12を
もとに患者6と面談する。
【0036】なお、図示していないが、医師8は、患者
6に関するデータを適宜追加して入力することができ
る。 ・患者6の診察を行なった場合、 ・患者6と(手順10)の面談を行なった場合 などの、カルテに記されるべきデータ(カルテデータ)
が入力される。
【0037】以上で、本発明に係る生活習慣病管理シス
テム2の一連の動作手順の説明を終る。
【0038】図1は、本発明に係る生活習慣病管理シス
テム2の全体構成ブロック図である。特に、管理センタ
システムの構成を中心にして示す図である。
【0039】管理センタシステムは、主に、患者カルテ
データベース42、検査データベース40、及び診療デ
ータ(判断システム)46から構成される。
【0040】患者カルテデータベース42には、管理セ
ンタシステムホームページ16を介して、医師8からデ
ータ入力される。入力されるデータは、「指導ポイン
ト」データやカルテ・データを含む各患者別のデータで
ある。図2(手順3)で説明したように、データ(用
紙)は郵送されてもよい(矢印15)。
【0041】検査データベース40には、患者6の日々
の検査データが格納される。図1では検査データベース
40への入力手段として、(1)プッシュ式電話機によ
り音声ガイダンスに従い入力する電話入力システム1
8、(2)所定の用紙にデータを記入して生活習慣病管
理センタ4へファクシミリにより送信し同センタにて入
力させる、ファクシミリ入力システム20、(3)パソ
コンにて管理センタシステムの入力用ページを開きそこ
でデータ入力する、管理センタホームページ22、
(4)デジタルデータを生成する測定器を携帯電話に接
続し、該携帯電話を経由して入力する、携帯電話経由測
定器データデータ入力システム24、が例示されてい
る。例えば、管理センタホームページ22からの入力に
おいて、通信回線としてインターネット網14が利用さ
れる。
【0042】診療データ(判断システム)46は、患者
カルテデータベース42や検査データベース40に格納
されるデータを利用して、様々な基準に基づき、診療判
断を行なうシステムとその結果のデータである。診療判
断から、異常値返信システム28、レポート作成システ
ム30、及びアドバイザ画面システム26に必要なデー
タが、渡される。
【0043】異常値判断システム28は、図2の(手順
8)で説明した、チェックポイントの異常値発生時の即
時通知を行なう。図1では、インターネット網14を経
由する通知手順を例として示している。
【0044】レポート作成システム30は、図2の(手
順9)で説明した、レポートを作成するシステムであ
る。
【0045】アドバイザ画面システム26は、生活習慣
病管理センタ4に所属するアドバイザが、患者6にアド
バイスを与える際に参照する画面を作成するシステムで
ある。上記アドバイスの内容については、図2(手順
7)の説明にて示した。このアドバイス画面の全部又は
一部は、患者6自身が、割り振られた識別番号とパスワ
ードにより確認できることについても、図2(手順7)
の説明にて示した。
【0046】また、医師8と患者6とは、管理センタシ
ステムに用意されているホームページ32により、簡単
なコミュニケーションを図れるように設定されている。
また、医師8が患者6に係るページにメッセージを発信
すると、該メッセージが電子メールへ転送されて該患者
6のもとへ届けられる、という機能も設定されている。
【0047】コミュニケーションデータベース44は、
医師8と患者6との間のコミュニケーションの履歴デー
タを格納するデータベースである。
【0048】更に、蓄積された検査データ、カルテデー
タ、診療データを、統計的に活用する機能も付されてい
る。データ活用システム34は、膨大な症例データを統
計的に分析するシステムである。このデータ活用システ
ムは、ウエブ上の症例検討コミュニティを、専門医を含
む医師間に提供するものである。
【0049】≪その他の実施の形態≫患者6が、検査デ
ータ以外に日々の食事や運動等のデータも入力できるよ
うに、管理センタシステムを構築することも可能であ
る。その際、さらに疾患発症リスクシミュレーション機
能をサーバ側に持たせると、生活習慣病に対するリスク
マネージメント機能が付加されることになる。
【0050】センタホームページ32やアドバイザ画面
システム26において、関連するサービス提供ホームペ
ージやサイトへ、連携可能とすることもできる。そうす
ることにより、患者6の生活習慣病に関するポータルサ
イトを実現することが可能になる。
【0051】生活習慣病管理センタ4と医師8との契約
(例えば、該センタが医師を雇用する雇用契約)が可能
になった場合には、生活習慣病管理センタ4(自身)が
電話回線やインターネット網を利用して診療行為を行な
うことも可能となり得る。その場合、必要に応じて、生
活習慣病管理センタ4が患者6に適切な専門医や医療機
関を紹介することも可能になる。
【0052】本発明に係る生活習慣病管理システム2を
利用して、生活習慣病管理センタ4は生命保険会社と提
携することも可能である。その提携する形態において
は、生活習慣病管理システム利用契約に加入し且つ日々
の検査データを欠かさず送信している患者に対して、保
険料を引き下げる、というような特典付与も実現可能で
ある。
【0053】
【発明の効果】本発明を利用することにより、以下のよ
うな効果を得ることができる。
【0054】患者、医者(主治医)及び医療相談機関の
三者が、お互いに協力しながら、患者の生活習慣病の治
療を行なうことが可能になる。患者の日々の生活そのも
のの質(QOL;Quality Of Life,ク
オリティ・オブ・ライフ)の向上を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る生活習慣病管理システムの全体
構成ブロック図である。
【図2】 本発明に係る生活習慣病管理システムの一連
の動作手順に着目した全体の構成を示す模式図である。
【図3】 本発明に係る生活習慣病管理システムの基本
概念を示す模式図である。
【符号の説明】
2・・・生活習慣病管理システム、 4・・・生活習慣病管理センタ、 6・・・患者、 8・・・医師、 10・・・専門医、 12・・・レポート、 14・・・インターネット網、 40・・・検査データベース、 42・・・患者カルテデータベース、 46・・・診療データ(判断システム)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者に係る検査データが定期的に入力さ
    れ、 入力された上記検査データを蓄積し、 上記検査データにより、上記患者に関する病状データを
    更新し、 予め設定された監視条件により、上記検査データ及び上
    記病状データを随時判断し、 患者に通知を発すべき監視条件を満たせば、患者に対す
    る通知データを出力する、疾患管理サーバシステム。
  2. 【請求項2】 患者に係る検査データを定期的に入力す
    る入力手段と、上記検査データ、及び、上記検査データ
    により更新される病状データを、参照する照会手段と、 予め設定された監視条件により随時上記検査データ及び
    上記病状データが判断されて、患者に通知を発すべき監
    視条件を満たした場合に、出力される患者に対する通知
    データを、受信する出力手段と、を有する、疾患管理ク
    ライアントシステム。
  3. 【請求項3】 患者に係る検査データが定期的に入力さ
    れ、 入力された上記検査データを蓄積し、 上記検査データにより、上記患者に関する病状データを
    更新し、 予め設定された監視条件により、上記検査データ及び上
    記病状データを随時判断し、 患者に通知を発すべき監視条件を満たせば、患者に対す
    る通知データを出力する、 疾患管理サーバシステムと、 患者に係る検査データを定期的に入力する入力手段と、 上記検査データ、及び、上記検査データにより更新され
    る病状データを、参照する照会手段と、 予め設定された監視条件により随時上記検査データ及び
    上記病状データが判断されて、患者に通知を発すべき監
    視条件を満たした場合に、出力される患者に対する通知
    データを、受信する出力手段とを有する、疾患管理クラ
    イアントシステムとを含み、 上記疾患管理サーバシステムと上記疾患管理クライアン
    トシステムとが通信回線により接続され、検査データ、
    病状データ、及び通知データを送受信する、疾患管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記監視条件が、医師が利用する疾患管
    理クライアントシステムにより設定され、該監視条件が
    通信回線を介して疾患管理サーバシステムに送信され、
    該疾患管理システムに格納される、請求項3に記載の疾
    患管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の疾患管理クライアント
    システム、請求項2に記載の疾患管理サーバシステム、
    又は請求項3若しくは請求項4に記載の疾患管理システ
    ムを、稼動する処理プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の処理プログラムを記録
    されたことを特徴とする記録媒体。
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