JP2002312300A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002312300A
JP2002312300A JP2001110790A JP2001110790A JP2002312300A JP 2002312300 A JP2002312300 A JP 2002312300A JP 2001110790 A JP2001110790 A JP 2001110790A JP 2001110790 A JP2001110790 A JP 2001110790A JP 2002312300 A JP2002312300 A JP 2002312300A
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proxy control
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JP2001110790A
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Yukihide Inagaki
幸秀 稲垣
Takashi Maruyama
隆 丸山
Giichiro Yokokura
義一郎 横倉
Kunihiro Katou
晋弘 加藤
Masahito Ishii
雅人 石井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUの動作状態に関係なく自動的に移動式電
話とデータ通信する制御手段を設け、無線データ通信を
省電力かつ使い勝手よく実現すること。 【解決手段】情報処理装置本体に内蔵のCPU1により
制御する第一の通信路14と、これと分離された第二の
通信路15と、これらを接続したり分離するバススイッ
チ13と、第二の通信路に接続された代理制御部19お
よび通信インタフェース部16と、を備えた情報処理装
置本体であって、前記バススイッチ13を開いて通信路
14,15を互いに分離したときに代理制御部19が通
信インタフェース部に対してCPU1に成り済まして通
信するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置と移
動式電話機等の周辺機器を接続するためのシリアルイン
タフェースに関し、特に、シリアルインタフェースの制
御についての技術に関する。
【0002】
【従来の技術】移動式電話機の普及と携帯型情報処理装
置の小型化,データ通信のインフラ整備などにより、携
帯型情報処理装置から移動式電話機を介して無線データ
通信を行う使用形態が増加してきた。例えば特開平9−
200360号公報に記載されている連結ケーブルは、
情報処理装置のシリアルポートと移動式電話機のデータ
ポートとを接続するものである。
【0003】また、情報処理装置間でデータ通信を行う
接続方式にも、電波や赤外線を用いたワイヤレス接続を
利用したものも登場した。IrDA(Infrared Data Ass
ociation)が赤外線通信方式の規格を制定しており、ま
た例えば特開2000−138698号公報に記載され
ている接続装置はパソコンと携帯情報機器とを直接接続
できない場合に無線接続によりデータ通信を行う方式に
ついて記述している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ダイアルアップによる
他の情報処理装置、例えばISP(Internet Service Pr
ovider)、サーバ装置等、への接続において、接続が常
時確立してはいないため、他の情報処理装置側のメール
サーバに自分当ての電子メールが新たに届いているか否
かを即座に知るためには頻繁に他の情報処理装置へ接続
し、所定のチェック項目を処理したら即座に切断すると
いう繰り返しを行わなければならない。特に電池駆動式
の携帯型情報端末やノートパソコンでは、省電力の目的
でユーザーが操作していない時は頻繁に電源を切ったり
スタンバイモード,サスペンドモードなどの省電力動作
にすることが普通である。このような機器から頻繁に他
の情報処理装置への接続,切断を繰り返すと、接続のた
びに情報処理装置本体をフル稼働させることになり、電
力消費の無駄が多かった。
【0005】今後、移動式電話機と情報処理装置との接
続もワイヤレス化が進むと、両者をケーブルで接続せず
に個別にカバンに入れておき、情報処理装置をカバンか
ら出した時点でメール着信の有無を即座に判定したいと
いう欲求が高まると予想される。この場合、カバンに収
納された状態の情報処理装置が定期的かつ自動的に活動
状態に遷移し、自動的に移動式電話機と通信してユーザ
ーIDのある他の情報処理装置へと接続するシステムを
組むと、ダイヤルアップの度に消費電力の大きいCPU
(処理装置)を初期化,動作させることになり電力消費
が大きくなるばかりでなく、悪意のある他人から送り込
まれたソフトウェア等により必要以上に頻繁,長距離,
長時間の通話が自動的に行われるなど、金銭面および安
全面でユーザーが不利益を被る可能性があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。本体
に内蔵のCPUにより制御する第一の通信路と、この第
一の通信路と分離された第二の通信路と、これら第一と
第二の通信路を接続したり分離するバススイッチと、前
記第二の通信路に接続された代理制御部と、同じく第二
の通信路に接続された外部との通信を行なうための通信
インタフェース部と、を備えた情報処理装置本体であっ
て、第二の通信路を経由して通信インタフェース部を介
して通信するために必要な情報をCPUから代理制御部
へと通知する手段を備え、前記バススイッチを開いて第
一および第二の通信路を互いに分離した場合には代理制
御部が通信インタフェース部に対してCPUに成り済ま
して通信するよう構成する情報処理装置である。成りす
まして通信するとは、CPUと同様の制御を実行するこ
とを含む。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施形態に係る情
報処理装置について、図1〜図4を用いて以下説明す
る。前記情報処理装置は、図1に示すように、各種演算
を行うCPU1と、主メモリ3と、表示データを生成回
路する表示制御部4と、液晶式表示デバイスなどからな
る表示装置5と、これらのデータ転送を制御するシステ
ムコントローラ2と、前記システムコントローラ2から
システムバスを介して相互に接続される第二のシステム
コントローラ7と代理制御部19と、LANや音源機能
などの機能8,機能9を備え、また前記第二のシステム
コントローラ7に接続された、キーボードやポインティ
ングデバイスからなる入力装置12と、ハードディスク
などを用いた補助記憶装置10と、プロンタポートなど
の汎用通信インタフェース部11と、さらには信号路を
接続,切断できるバススイッチ13と、外部デバイスと
の間を無線でデータ通信するデータ通信インタフェース
部16と、無線通信の際に電波の送受信を行なうアンテ
ナ17とを備えている。
【0008】データ通信インタフェース部16は、シリ
アル通信路15で前記代理制御部19と、前記バススイ
ッチ13とに接続され、さらにバススイッチ13は自ら
の機能で分離できる別のシリアル通信路14を介して第
二のシステムコントローラ7に内蔵されたシリアル通信
インタフェースに接続される。代理制御部19は、制御
線18によりバススイッチ13の切替え制御を行なう。
また、代理制御部19は、システムバス6に直接接続さ
れているように描かれているが、システムコントローラ
7を介して間接的にシステムバス6へ接続しても、さら
に他の回路を経由しても構わない。以下、図1のように
代理制御部19がシステムバス6に接続されている例を
用いて説明する。
【0009】CPU1が活動状態にあるときに、データ
通信インタフェース部16を介した通信を行なうには、
バススイッチ13を閉じてシリアル通信路14とシリア
ル通信路15とを信号的に接続する。この場合、代理制
御部19はシリアル通信路15に流れるデータを傍受す
る。代理制御部19は、コマンドやデータの送信をしな
いだけではなく、シリアル通信規格によっては受信側に
要求されることのあるアクノリッジビット等の出力を出
力しない構成としてもよい。
【0010】省電力などの目的でCPU1が停止または
スタンバイ状態に移行する際、前もってCPU1からシ
ステムバス6経由で代理制御部19に対して、これまで
システムコントローラが行なってきたシリアル通信のハ
ンドルを譲渡し、代理制御部19が今後行なうべき操作
のテーブルを与えた後、CPU1がまもなく停止または
スタンバイ状態に移行する旨を通知する。代理制御部1
9はシリアル通信路15を監視しながら適切なタイミン
グで制御信号18によりバススイッチ13を開放し、二
つのシリアル通信路14,15を切り離す。この時点か
ら、代理制御部19はシリアル通信路15に対してコマ
ンドやデータを出力する権利を得て、システムコントロ
ーラ7経由のシリアル通信の代理としてデータ通信イン
タフェース部16とシリアル通信を行なう。これに先立
ち、代理制御部19はデータ通信インタフェース部16
に対して、完全にシステムコントローラ7に成り済ます
ための情報をそれまでのシリアル通信路15に対する傍
受の中から選択的に記録しておくことができる。あるい
は、必要な情報をすべてCPU1からシステムバス6経
由で受け取っておいても良い。
【0011】こうして、特にCPU1が停止している場
合、領域20の内側にある構成要素すべての電源を切っ
てもなお、代理制御部19の制御によりデータ通信イン
タフェース16を介した外部とのデータ通信が行なえ
る。
【0012】CPU1が停止またはスタンバイ状態から
通常の活動状態に移行した場合、代理制御部19はデー
タ通信インタフェース部16とのシリアル通信路14を
介した通信を適切な早いタイミングで終了し、以後の通
信に必要な情報とシリアル通信のハンドル,通信結果な
どをシステムバス6を介してCPU1に渡し、バススイ
ッチ13を閉じて接続状態にしてシリアル通信路14と
シリアル通信路15とを信号的に繋ぐ。この瞬間から代
理制御部19はシリアル通信路15に流れるデータを傍
受する動作を行い、電気的出力を行なわなくともよい。
【0013】なお、図1において、代理制御部19は一
つの独立した構成要素として描いたが,代理制御部19
とバススイッチ13をシステムコントローラ7やデータ
通信インタフェース部16などに取り込んでもよい。ま
た、バススイッチ13を代理制御部19内に取り込んだ
り代理制御部19がシリアル通信路14,15をソフト
的に中継することにより、ハードウェア的なバススイッ
チ13を見かけ上排除して代理制御部19で実現しても
よい。
【0014】図2は本発明の実施形態に係る情報処理装
置本体21と移動式電話器22の間でデータ通信を行な
う際の使用形態を示す概略図である。情報処理装置本体
21は、図1で説明した要素を内蔵しているが、ここで
はおおよその概観とアンテナ17を図示した。また、ア
ンテナ17は情報処理装置本体21から外へ突起して描
いてあるが、チップ型のアンテナ等を使って情報処理装
置本体21の内部に内蔵してもよい。
【0015】データ通信インタフェース部16は、図2
に示すようにアンテナ17,電波25,アンテナ24を
介して相手側のデータ通信インタフェース部23とのデ
ータ通信を行なう。相手側のデータ通信インタフェース
部23は,ケーブルやコネクタ等の接続手段26を介し
て移動式電話機22に接続する。これらの経路を経由し
て情報処理装置21は移動式電話機22と通信し、移動
式電話機22のメモリに蓄積された個人電話帳データや
通話記録などを読み込んだり,反対に書きこんだりする
ことができる。また、データ通信インタフェース部23
または移動式電話機22にMODEMエミュレーション
機能を持たせることにより、移動式電話機22を経由し
て通話している相手側とデータ通信を行なうこともでき
る。なお、アンテナ17,24間で送受信される電波の
周波数または変調方式あるいはその両方は、移動式電話
機22が通話に使用する電波とは異なり、互いに干渉す
ることは無いものとする。図2では説明のため、移動式
電話機22とデータ通信インタフェース部23、アンテ
ナ24を分けて描いたが、データ通信インタフェース2
3とアンテナ24を移動式電話機22の内部に内蔵して
も構わない。
【0016】図3は、本実施形態に係る代理制御部19
の内部構成を示すブロック図である。代理制御部19
は、前記情報処理装置本体21の動作を掌るCPU1と
は別の、固有なCPU27と、前記CPU27が処理す
るプログラムを書き込んだROM30と、RAM28と
を備える。図1で説明したデータ通信インタフェース1
6との間のシリアル通信路15は簡単のためバススイッ
チ13を省略して描いてある。また、システムバス6の
先に接続されている構成要素も省略してある。
【0017】RAM28の中には、情報処理装置本体2
1のCPU1との通信や情報交換に使う領域があり、こ
の中に代理制御部19がCPU1の替わりにデータ通信
インタフェース部16との通信を行なう際に必要な通信
ハンドル33や、今後行なうべき操作の一覧であるタス
クテーブル34を格納する。図1を使って既に説明した
ようにCPU1が停止またはスタンバイ状態に移行する
際、これまでCPU1がデータ通信インタフェース部1
6との通信に使用していた通信ハンドル33を、システ
ムバス6から経路31を経てRAM28内の所定の領域
に転送する。シリアル通信路15の通信に使用するプロ
トコルが、個々のデバイスにアドレスを必要とするもの
であれば、これまでシステムコントローラ7に割り当て
られていたアドレスおよびその使用権も代理制御部19
に移す。この他、シリアル通信でペンディングになって
いる項目に対して、必要なパラメータをコピーする。こ
のコピーは、CPU1が停止またはスタンバイ状態から
通常の活動状態に移行した場合、RAM28に格納され
ていた通信ハンドル33や必要に応じて前記アドレスや
その使用権,通信のステータスやペンディングになって
いる項目に対して必要なパラメータを経路31によりC
PU1へ転送する。CPU1の停止またはスタンバイ状
態から通常の活動状態への移行は、情報処理装置21の
要因、例えばユーザーのスイッチ操作や内部タイマーイ
ベントによる予定された復帰に依るものもあるが、代理
制御部19により経路32を経たイベントに依る手段も
可能である。特に図1の領域20内部に電源が供給され
ていない場合、システムバス6を介した経路32のイベ
ントでCPU1を活動状態に移行させることができない
が、必要ならば代理制御部19から情報処理装置21の
電源部を直接操作する制御手段を設けてもよい。なお代
理制御部19は、ワンチップマイコンと若干の周辺回路
によって容易に実現することができる。
【0018】CPU1が停止またはスタンバイ状態に移
行する際、通信ハンドルの他にCPU1からRAM28
へ転送するデータである、タスクテーブル34について
一例を図4により説明する。この例で設定したダイヤル
アップ(35)は、電話を介して行なわれる電子メール
のチェックを目的としたもので,予め契約しておいたイ
ンターネット・サービス・プロバイダへのアクセス電話
番号(38),通信プロトコル,ユーザーIDやパスワ
ードその他接続に必要な手順一式をスクリプトとしてま
とめたもの(40),未読メールの有無やその件数など
回線接続後に予定する操作内容(41、42)などの他
に、何時に接続するのかまたは何分毎に接続するのかと
いったスケジュール(39)も設定しておく。
【0019】蓄積データチェック(36,37)は、移
動式電話機22の内蔵メモリに蓄えられた情報にアクセ
スするものである。ここでは、移動式電話機22から回
線へのダイヤルアップは行わなくともよい。特にスケジ
ュールを毎秒行なうよう(47)に設定し、現時点で移
動式電話機が待ち受け,呼び出し,通信中などいずれの
状態にあるのかというステータスをチェック(48)す
ることにより、例えばデータ通信ポートに受信通知出力
の機能を持たない移動式電話機22に対して他の電話機
から呼び出しが掛かっているのか否かをポーリングする
ことができる。ここでFAXデータの着信時に情報処理
装置本体を起動する(49)ように設定しておけば、音
声通話の場合はユーザーが通話を開始するまで放置され
るが、FAXデータの着信を受けた場合には代理制御部
19のCPU27が情報処理装置21を経路32経由で
レジュームさせるか、改めて電源を入れ直すかによりC
PU1を活動状態にさせ、CPU1により実行されるF
AX受信ソフトウェアで自動的にFAXデータを取り込
むことができる。
【0020】なお上記の例では、タスクテーブル34へ
のタスク登録は、CPU1が停止またはスタンバイ状態
に移行する直前に毎回行うものとして説明したが、テー
ブルの内容に変更の必要が生じたときのみ更新を行うよ
うにしてもよい。タスクテーブル34への変更は頻繁に
行われるものではないため、書き込み時にユーザーにパ
スワード入力を要求するなどセキュリティ手段を付加し
ても使い勝手をあまり損なわない。そのうえ、CPU1
上で動作するプログラムに対して不正な改変を行うプロ
グラムが(悪意のある)第三者から送り込まれたとして
もタスクテーブル34の内容が改変される可能性は低く
なる。
【0021】次に、本発明に係る第二の実施形態として
の情報処理装置について説明する。図5に図示した情報
処理装置において、シリアル通信路15の先に通信用コ
ネクタ50が直接接続されている点が図1の無線式デー
タ通信インタフェース16と異なる。その他の構成要素
と働きは図1と同一なので個々の説明は省略する。
【0022】図6を用いて本実施形態のユーザー使用形
態について説明する。通信用コネクタ50にはシリアル
通信ケーブル52を接続し、MODEM51と繋ぎ、M
ODEM51は回線電話用のケーブル、住居やデータ通
信対応公衆電話等に設けられたローゼット端子54を介
して加入者電話回線に接続してある。この概観は、情報
処理装置21のシリアルポートから外付けMODEMを
経て加入者電話回線に接続した状態と相違無い。しかし
情報処理装置21に代理制御部19およびバススイッチ
13が内蔵されているため、第一の実施形態で説明した
のと同じように、情報処理装置21のCPU1が停止ま
たはスタンバイ状態にある場合でも、ダイヤルアップに
よる電子メールのチェックを行なうことができる。ま
た、番号通知機能を使うことにより、着信時に情報処理
装置21を起動するか放置するかという選択を行なうこ
ともできる。
【0023】次に図7を用いて本実施形態の別のユーザ
ー使用形態について説明する。通信用コネクタ50には
シリアル通信ケーブル52を接続し、電子的に記録可能
な測定装置55へと繋ぎ、測定装置55から被測定物5
8に対してはプローブやセンサなどの測定手段57で常
時測定が可能な状態になっている。この例では、特にC
PU1がスタンバイ状態でなくても、バススイッチ13
を開放にして代理制御部19と測定装置55とを通信さ
せて測定値を観測し、予め設定したトリガー条件が成立
した時点で代理制御部19の処理をCPU1へ移すこと
により、不必要な測定結果を記録したりCPU1の処理
能力を無駄にしたりせずに測定と並行して情報処理装置
21で他の処理を行なうことができる。
【0024】本発明も実施の形態によれば、情報処理装
置と移動式電話機とを無線で接続する上で、ISP接続
とメールチェック程度の軽い処理はCPU上で動くソフ
トウェアとは独立かつ自動的に動かすことができるた
め、CPUの活動状態,省電力状態に関係なく常にユー
ザーがあらかじめ設定した通りの動きを繰り返すことが
できる。特にCPUの電源を切ったままの状態でも無線
データ接続を行うことができ、CPUの処理能力を使う
必要がある程度のデータが届いていた場合には改めて情
報処理装置本体を起動してそれ以後の処理をCPUに任
せることもできる。
【0025】また、無線データ通信のダイヤルアップ先
や頻度などのスケジュールは、CPU上で動作する一般
的なソフトウェアに拠らず、予めユーザーが設定してお
いたスケジュールに基づき代理処理部が行うので、スケ
ジュールの設定方法に十分なセキュリティを備えておけ
ば、CPU上で動作するソフトウェアに対してはアップ
グレードやアドインなどの利便性,柔軟性を損なわず
に、自動ダイヤルアップに関する安全性を確保すること
ができる。
【0026】さらに、CPUが活動状態にあるときも、
処理の負荷が軽いデータ通信を代理制御部に任せること
により、CPUのパフォーマンスを他の処理に廻して有
効に活用することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、情報処理装置による通
信の使い勝手を向上することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る情報処理装置と移動式
電話機の間でデータ通信を行なう際のユーザー使用形態
を示す概略図である。
【図3】本発明の実施形態に係る情報処理装置の部分を
構成する代理制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施形態に係る情報処理装置において
代理制御部の処理内容を説明する表である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る情報処理装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図6】本実施形態の情報処理装置に契約電話回線用の
MODEM装置を接続したユーザー使用形態を示す概略
図である。
【図7】本実施形態の情報処理装置に電子式測定装置を
接続したユーザー使用形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1…CPU、2,7…システムコントローラ、3…主メ
モリ、13…バススイッチ、14,15…シリアル通信
路、16…データ通信インタフェース部、19…代理制
御部、33…シリアル通信ハンドル、34…タスクテー
ブル・データ、50…通信用コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横倉 義一郎 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットホー ム事業部内 (72)発明者 加藤 晋弘 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットホー ム事業部内 (72)発明者 石井 雅人 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B014 GD17 GD31 5B061 FF01 GG01 5B077 NN02 5K101 KK02 LL12 MM07 NN45 RR11 SS07 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の通信路におけるデータの通信を制御
    する処理装置と、 外部との通信を行う第二の通信路に接続された外部装置
    との通信を行う通信インタフェース部と、 前記第一および前記第二の通信路の接続を制御するバス
    スイッチと、 前記第二の通信路を経由して通信インタフェース部を介
    して通信するために必要な情報を前記処理装置から前記
    代理制御部へと通知する通知部と、 前記第二の通信路に接続され、前記第一および前記第二
    の通信路を互いに分離した場合に前記通信インタフェー
    ス部に対して、通信の制御を実行する代理制御部とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報処理装置において、 前記代理制御部は、メモリを有し、 前記メモリは、前記処理装置より書き換え可能なタスク
    テーブル領域を有し、 前記代理制御部は、前記タスクテーブル領域に予め記述
    された項目に従い通信制御を実行することを特徴とする
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の情報
    処理装置において、 前記代理制御部は、前記外部装置に対して通信するよう
    制御することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処
    理装置において、 通信インタフェース部は、電話回線である前記第二の通
    信路はと接続することを特徴とする情報処理装置。
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