JP2002311506A - 折り畳み式スクリーン - Google Patents

折り畳み式スクリーン

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JP2002311506A
JP2002311506A JP2001115176A JP2001115176A JP2002311506A JP 2002311506 A JP2002311506 A JP 2002311506A JP 2001115176 A JP2001115176 A JP 2001115176A JP 2001115176 A JP2001115176 A JP 2001115176A JP 2002311506 A JP2002311506 A JP 2002311506A
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frame
bag
screen
screen curtain
opening
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Hiroyuki Hamamura
宏幸 濱村
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OS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち運びに便利なように小型にすることがで
きる折り畳み式スクリーンを提供する点にある。 【解決手段】 分割された複数の構成部材1A,1Bを
連結して一体化することにより構成される枠体2と、枠
体2に取り外し自在に装着され、かつ、取り外した状態
で小型化が可能なスクリーン幕5とから、折り畳み式ス
クリーンを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持ち運びや収納時
等にコンパクトにまとめることができる折り畳み式スク
リーンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロタイプのモバイルプロジ
ェクターという小型の液晶プロジェクターと、ノート型
のパソコン(パーソナルコンピュータ)とを用いて、プ
レゼンテーションを行う機会が多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような液晶プロジェクターやパソコンは、持ち運び易い
のであるが、液晶プロジェクターからの映像を映し出す
ためのスクリーン幕を小型化することができない。つま
り、通常のスクリーン幕は、巻き取り軸に巻き取るタイ
プのものがほとんどであり、巻き取り軸がスクリーン幕
の幅の寸法よりも小型にすることができず、持ち運び難
いものであり、改善の余地があった。特に、電車やバス
等を利用しての移動時においてスクリーン幕が嵩張るた
め、前記不都合を顕著にするものである。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、持ち運びに便利なように小型にすること
ができる折り畳み式スクリーンを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳み式スク
リーンは、前述の課題解決のために、分割された複数の
構成部材を連結して一体化することにより構成される枠
体と、この枠体に取り外し自在に装着され、かつ、取り
外した状態で小型化が可能なスクリーン幕とから構成し
ている。スクリーンを構成する場合には、分割された複
数の構成部材を連結することによって枠体を構成し、こ
の枠体にスクリーン幕を装着して、スクリーンを構成す
るのである。このように構成されたスクリーンを持ち運
ぶ場合には、スクリーン幕を枠体から取り外し、その取
り外したスクリーン幕を折り畳んだり、丸くすることに
よって、スクリーン幕を小さく(小型化)することがで
きる。次に、構成部材の連結を解除することによって、
複数の構成部材になったものをひとまとめにすると共
に、前記小さくなったスクリーン幕を収納バック等に一
緒に収納して持ち運ぶことができる。
【0006】前記各構成部材が、それの両端部それぞれ
に他の構成部材の端部を差し込んで連結するための抜き
差し自在な差し込み部を備え、前記すべての構成部材を
差し込んで連結することにより特定の環状体に前記枠体
を構成している。上記のように構成部材同士を抜き差し
するだけで、連結状態にしたり連結解除状態にすること
ができ、ねじ止め等に比べて迅速に行うことができるだ
けでなく、特別な止め具等が不要になる。
【0007】前記構成部材が内部中空の筒状部材からな
り、前記すべての筒状部材又は特定の筒状部材を各筒状
部材の内部に挿入される弾性体により連係することによ
って、例えばすべての筒状部材が連係されていないバラ
バラの状態である場合に、筒状部材を一々手元まで持っ
てきて連結したり、バラバラになっているすべての筒状
部材をひとまとめにしなければならないものに比べて、
筒状部材の連結作業や連結解除してすべての筒状部材を
ひとまとめにする作業を迅速に行うことができる。
【0008】前記スクリーン幕が、少なくとも一箇所に
開口を備えた袋体からなり、前記袋体の内部にそれの開
口を通して前記枠体を挿入することによって、一枚でな
るスクリーン幕を枠体の一側面に被せた場合に枠体が影
となってスクリーン幕に影響することがないだけでな
く、スクリーン幕の映写面が波打つことがなく平滑面に
することができる。又、袋体であることから、表裏両面
を映写面として使用することが可能であり、汚れていな
い面を映写面として使用したり、両面を映写面として異
なる映像を映し出す目的で使用することができる。
【0009】前記袋体の開口を閉じるための開閉手段を
備えさせることによって、塵等の侵入を阻止することが
できることは勿論のこと、袋体の表面に作用する張力を
どの部分においても均一にし易い。
【0010】前記袋体がほぼ矩形状に構成されたもので
なり、その袋体に挿入されて該袋体の外周に位置する前
記枠体の下部を係止する脚部本体と、この脚部本体から
延びて該枠体の横側部を係止保持するアーム部とからな
る固定具を用いてスクリーン幕を立姿勢に保持する左右
一対の脚体を設けている。上記のように枠体の下部及び
横側部の2箇所を係止保持する構成とすることによっ
て、スクリーン幕の映写面に影響を与えることなく、し
かも安定よくスクリーン幕を立姿勢にすることができ
る。
【0011】前記左右一対の脚体同士をスクリーン幕の
裏面側で連結する連結部材を設けることによって、脚体
全体の剛性を向上させることができるから、スクリーン
幕に対して脚体の係止が外れ難くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2(a),(b)に、
図示していないプロジェクターからの映像を映し出すた
めの折り畳み式のスクリーンを示している。この折り畳
み式スクリーンは、分割された複数の構成部材1A,1
Bを連結して環状でほぼ長方形(正方形でもよい)とな
る外枠を構成する枠体2と、この枠体2を図3に示すよ
うに一箇所に形成される開口3を通して挿入することに
よりスクリーン幕を形作るための枠体2とほぼ同一形状
の袋体5と、前記開口3を閉じるための開閉手段として
前記袋体5に備えさせたファスナー4と、前記形作られ
たスクリーン幕5を立姿勢に保持するための左右一対の
脚体6,6とから構成している。前記スクリーン幕5を
左右一対の脚体6,6にて立姿勢に保持するように構成
しているが、吊り下げ具等を用いて天井から吊り下げる
ようにしてもよく、スクリーン幕5を映写可能な姿勢に
する具体的手段は、どのような手段であってもよい。図
2(a),(b)に示す7は、前記左右一対の脚体6,
6同士を連結するための連結部材であり、この連結部材
7にて脚体6,6同士を連結することによって、脚体
6,6からスクリーン幕5が外れ難い構成とすることが
できる利点があるが、連結部材7を省略して実施するこ
とも可能である。又、前記枠体2を端部のない環状(無
端状)に構成することによって、枠体2の保形強度を高
めることができるから、後述のように枠体2を構成する
構成部材をパイプから構成して軽量化を図ることができ
る利点があるが、強度のある構成部材を用いる場合には
環状で無くてもよい。
【0013】前記枠体2について詳述すれば、図3〜図
6に示すように、4つのコーナー部配置され、かつ、中
間部がほぼ90度に緩やかに折り曲げられた湾曲部を有
する金属製(合成樹脂等でもよい)のコーナー用の筒状
部材である第1円筒パイプ1Aの4本と、これら筒状部
材1A,1A同士を直線状に連結する金属製(合成樹脂
等でもよい)の筒状部材である第2円筒パイプ1Bの4
本とを備え、前記第1円筒パイプ1Aの両端の外面それ
ぞれを切削することにより(一体的に成形してもよい)
前記第2円筒パイプ1Bの端部を差し込んで連結するた
めの抜き差し自在な差し込み部1Sを形成してある。
又、図4及び図5に示すように、左右に位置する前記3
本の円筒パイプ1A,1B,1Aそれぞれの内部に、こ
れら3本の円筒パイプを連結したときの一端部から他端
部までの長さよりも少し長い寸法(不必要に長くすると
連結がし難くなる)を有する弾性体としてのゴム紐8の
1本を挿通させ、両端に位置する円筒パイプ1A,1A
の端部から外部に位置するゴム紐8の両端それぞれに、
前記差し込み部1Sの端面に接当してゴム紐8の端部が
パイプ内部に入り込むことを阻止するためのストッパー
部材9を取り付けることによって、3本の円筒パイプ1
A,1B,1Aを連係して、それらがバラバラにならな
いようにしている。従って、左右の連係された円筒パイ
プ群の2組と、これらの間に位置する上下一対の2本の
円筒パイプ1B,1Bとから、枠体2を構成している。
前記枠体2を構成する円筒パイプ1A,1Bの連結を解
除し、各パイプの向きを図6に示すようにすることによ
って、円筒パイプ群をコンパクトに配置することができ
る。このとき、2本の円筒パイプ1B,1Bと3本が連
結された円筒パイプ群の2組とから構成されていること
から、例えばすべてがバラバラの8本の円筒パイプから
構成したものに比べて連結作業を行うときの円筒パイプ
に対する取扱を迅速に行うことができる利点がある。こ
こでは、8本の円筒パイプにより枠体2を構成したが、
複数本であれば何本で構成してもよいが、本数が多くな
ればなるほど連結解除したときの小型化を図れるもの
の、連結箇所が多くなる不都合があるため、連結作業面
を考えると10本程度までが適当である。前記ゴム紐8
以外の弾性体であってもよい。又、前記ゴム紐8を連係
するすべての円筒パイプ1A,1B,1Bの内部を挿通
させた構成とすることによって、連係作業面において有
利になるが、隣り合う円筒パイプ1A,1B同士をそれ
ぞれ連係するだけの長さに構成された複数のゴム紐8で
あってもよい。
【0014】前記左右にそれぞれ位置する3本の円筒パ
イプ1A,1B,1Aを連係したが、図10に示すよう
に、7本の円筒パイプ1A,1B,1A,1B,1A,
1B,1Aを前述のようにゴム紐8で連係して円筒パイ
プ群を構成し、この円筒パイプ群と、円筒パイプ群の両
端部に位置する円筒パイプ1A,1Aの端部に連結する
1本の円筒パイプ1Bとから枠体2を構成するようにし
てもよい。このように連係された円筒パイプ群の1組と
1本の円筒パイプ1Bとから構成することによって、取
扱面において有利になるが、図6で示したように収納す
ることが多少困難になる不都合があり、連係本数も7本
までが適当である。前記円筒パイプ1A,1Bは、楕円
形や角形等、どのような形状のものであってもよい。
又、内部中空のパイプで無くてもよい。この場合、構成
部材の両端に他の構成部材を抜き差し自在な差し込み部
を備えさせることになる。
【0015】前記スクリーン幕5は、ポリウレタンやシ
リコン等の合成樹脂を一体成形により一体化して伸縮性
を有するシート状のものを袋体にしたり、該合成樹脂に
より袋体に一体成形して伸縮性を有するものに構成する
ことによって、図6に示すように2つ折りに折り畳んだ
り、図示していないが適当に丸めておいても皺が付く
(発生)することがない利点があるが、他の材料で構成
してもよい。前記袋体に構成されたスクリーン幕5の一
端に開口された開口縁に、金属又は合成樹脂の歯4Aの
多数を2本の布テープに並べて付け、その間に金具4B
をすべらせて互いに噛み合わせたり、離したりして開閉
するようにした留め具である前記ファスナー4を取り付
けて、開口の開閉操作を迅速に行えるようにしている
が、ボタンやホック等であってもよい。又、1つの開口
のみを形成するスクリーン幕5としたが、2つ以上の開
口を備えるスクリーン幕5であってもよい。又、ファス
ナー4を設けることによって、開口部付近のスクリーン
幕5の映写(表)面が波打つ等の現象を可及的に抑える
ことができる利点があるが、開口を閉じるための開閉手
段を省略して実施することもできる。又、前記開口3
(図3参照)の大きさは、前記枠体2を容易に出し入れ
することができる大きさであればどのような大きさに設
定してもよい。ここでは、袋体にしたスクリーン幕5を
示しているが、枠体2の片面に装着することができる一
枚のスクリーン幕5であってもよい。
【0016】図7、図8及び図9(a),(b)に示す
ように、前記各脚体6は、前記袋体2に挿入されて袋体
2の外周に位置する枠体2の左右端部寄りの下部を係止
する係止凹部10が前方上部に形成された板状の脚部本
体11と、この脚部本体11から延びて枠体2の横側部
を係止保持する保持部12が上端に取り付けられた内部
中空(パイプ状)のアーム部13とからなる固定具14
からなり、これら左右一対の固定具14,14を用いて
スクリーン幕5を立姿勢に保持することができるように
しているが、脚体6の具体的構成は、図に示されるもの
に限定されるものではない。前記のように脚部本体11
を板状に構成することによって、テーブルや机等に置い
た場合にスクリーン幕5の下端と載置面との間に発生す
る隙間を極力少なくすることができ、テーブルや机等に
載置して使用する場合に有効となる利点があるが、上下
方向に長い脚部本体であってもよい。前記脚部本体11
の後側に前記アーム部13の下端を回転自在に嵌合する
ための凹部11Aを形成し、この凹部11Aの上端に前
記アーム部13に貫通されたピン体15が入り込む切欠
き部11Bを形成してあり、ピン体15が切欠き部15
の左右の側壁に接当する範囲内でアーム部13を回転さ
せることができるようにしている。又、前記保持部12
の前端(先端)部に前記枠体2を係止することができる
凹部12Aを形成すると共に、該保持部12の下端に前
記アーム部13の上端を回転自在に嵌合することができ
る差し込み部12Bを形成している。又、前記アーム部
13は、前記凹部11Aに嵌合されて上方に延びる基端
部13Aと、その基端部13Aの上端から約100度程
度折り曲げられ、斜め上方に向けて延びる延出部13B
と、この延出部13Bの先端から上方に延びると共に前
記保持部12に嵌合する先端部13Cとからなってい
る。
【0017】このように構成された脚体6,6を用いて
スクリーン幕5を立姿勢に保持させる場合について説明
すれば、まず、連結部材7を用いて2つの脚体6,6を
連結する(図7参照)。次に、枠体2が内挿されたスク
リーン幕5の下端を前記脚体6,6の凹部10,10に
係止させる。続いて、図2(a)に2点鎖線で示す位
置、つまりアーム部13,13を外方側から内方側のス
クリーン幕5側へ接近するように回転移動させながら、
保持部12,12をスクリーン幕5の横側部に係止させ
てスクリーン幕5を立姿勢に保持させることができる。
前記保持部12,12をスクリーン幕5の横側部に係止
させる場合には、保持部12,12を係止可能な方向に
向くように回転させることになる。前記2つの脚体6,
6を先にスクリーン幕5にセットした後、連結部材7に
て両脚体6,6を連結するようにしてもよい。
【0018】前記連結部材7は、図7に示すように、前
記2つの脚部本体11,11それぞれに形成された凹部
11Eに嵌合する嵌合部16Aと、この嵌合部16Aか
らほぼ90度折り曲げられて水平方向に延出された水平
部16Bとからなる棒状体16と、前記水平部16B,
16Bの端部同士を抜き差し連結する嵌合部材17とか
ら構成しているが、他の構成であってもよい。
【0019】前記コーナー用の第1円筒パイプ1Aを1
つの部材から構成することによって、製造コスト面にお
いて有利にすることができる利点があるが、図11に示
すように、2つの構成部材18,19のうちの一方を図
に示す水平軸芯周りで回転自在に構成することによっ
て、図の2点鎖線で示すように一方の構成部材19を他
方の構成部材18に平行で接当又は接近させる状態に位
置させることができ、小型化する上において有利にな
る。
【0020】又、図12(a),(b)に示すように枠
体2を構成することができる。つまり、上側に位置する
構成部材20の両端に、それぞれの水平軸芯Y周りで揺
動自在に縦向きの構成部材21,22の一端(上端)を
枢支連結し、これら縦向きの構成部材21,22の下端
同士を連結する連結用の構成部材23を設けて、図12
(a)に示す枠体2を構成した状態から、図12(b)
に示すように、上端の構成部材20の下面に接当又は接
近する状態になるまで揺動した構成部材21,22と、
単独になった連結用の構成部材23とから構成すること
ができる。この場合には、上端の構成部材20を単一の
ものから構成しているから、図4や図10で示したもの
に比べて、長さ方向において小さくすることができない
ものであるが、枠体2を迅速に構成することができる利
点がある。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、分割された複
数の構成部材からなる枠体と、枠体に取り外し自在に装
着される小型化が可能なスクリーン幕とから折り畳み式
スクリーンを構成することによって、持ち運びに便利な
小型なスクリーンにすることができ、移動時においてス
クリーンが嵩張ることなく持ち運びが行えるものにする
ことができる。
【0022】請求項2の発明によれば、構成部材同士を
抜き差しするだけで、連結状態にしたり連結解除状態に
することができ、例えばねじ止め等に比べて迅速に行う
ことができるだけでなく、特別な止め具等が不要にな
り、コスト面及び取扱面のいずれにおいても有利にな
る。
【0023】請求項3の発明によれば、構成部材が内部
中空の筒状部材からなり、すべての筒状部材又は特定の
筒状部材を各筒状部材の内部に挿入される弾性体により
連係することによって、例えばすべての筒状部材が連係
されていないバラバラの状態である場合に、筒状部材を
一々手元まで持ってきて連結したり、バラバラになって
いるすべての筒状部材をひとまとめにしなければならな
いものに比べて、筒状部材の連結作業や連結解除してす
べての筒状部材をひとまとめにする作業を迅速に行うこ
とができ、取扱面において有利なものにすることができ
る。
【0024】請求項4の発明によれば、スクリーン幕
が、少なくとも一箇所に開口を備えた袋体からなり、袋
体の内部にそれの開口を通して枠体を挿入することによ
って、一枚でなるスクリーン幕を枠体の一側面に被せた
場合に枠体が影となってスクリーン幕に影響することが
ないだけでなく、スクリーン幕の映写面が波打つことが
なく平滑面にすることができ、スクリーンの使用面にお
いて有利になる。又、袋体であることから、表裏両面を
映写面として使用することが可能であり、汚れていない
面を映写面として使用したり、両面を映写面として異な
る映像を映し出す目的で使用する等、いろんな状況に合
わせて使用形態を変更することができる便利なものにす
ることができる。
【0025】請求項5の発明によれば、袋体の開口を閉
じるための開閉手段を備えさせることによって、塵等の
侵入を阻止することができることは勿論のこと、袋体の
表面に作用する張力をどの部分においても均一にし易い
ことから、映写面(表面)に皺等の発生がないだけでな
く、特定部分が他の部分よりも強い力で引っ張られるこ
となく長期間に渡って良好に使用することができる利点
がある。
【0026】請求項6の発明によれば、スクリーン幕の
最外方に位置する枠体の下部及び横側部の2箇所を脚体
にて係止保持する構成とすることによって、スクリーン
幕の映写面に影響を与えることがなく、しかも安定よく
スクリーン幕を立姿勢に保持することができ、製品の完
成度を高めることができる。
【0027】請求項7の発明によれば、左右一対の脚体
同士をスクリーン幕の裏面側で連結する連結部材を設け
ることによって、脚体全体の剛性を向上させることがで
きるから、スクリーン幕に対して脚体の係止が外れ難く
することができ、信頼性の高いものにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーン幕を脚体にて立姿勢に保持した状態
を示す斜視図である。
【図2】スクリーン幕を脚体にて立姿勢に保持した状態
を示し、(a)はそれの平面図、(b)はそれの背面図
である。
【図3】スクリーン幕に枠体を内挿する直前の状態を示
す斜視図である。
【図4】連結前の枠体の一部切欠き分解斜視図である。
【図5】枠体の要部を示す断面図である。
【図6】構成部材の連結を解除して枠体を小型化すると
共にスクリーン幕を2つ折りに折り畳んだ状態を示す斜
視図である。
【図7】連結部材の斜視図である。
【図8】脚体の斜視図である。
【図9】脚体を示し、(a)はそれの縦断面図、(b)
はそれの横断平面図である。
【図10】別の構成の枠体を示す斜視図である。
【図11】別のコーナー用の構成部材を示す斜視図であ
る。
【図12】別の構成の枠体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B 筒状パイプ(構成部材) 1S 差し込み部 2 枠体 3 開口 4 ファスナー(開閉手段) 5 袋体(スクリーン幕) 6 脚体 7 連結部材 8 ゴム紐 9 ストッパー部材 10 凹部 11 脚部本体 11A 凹部 11B 切欠き部 11C,11D 側壁 11E 凹部 12 保持部 12A 凹部 12B 差し込み部 13 アーム部 13A 基端部 13B 延出部 13C 先端部 14 固定具 15 ピン 16 棒状体 16A 嵌合部 16B 水平部 17 嵌合部材 18〜23 構成部材 X,Y 水平軸芯

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割された複数の構成部材を連結して一
    体化することにより構成される枠体と、この枠体に取り
    外し自在に装着され、かつ、取り外した状態で小型化が
    可能なスクリーン幕とからなる折り畳み式スクリーン。
  2. 【請求項2】 前記各構成部材が、それの両端部それぞ
    れに他の構成部材の端部を差し込んで連結するための抜
    き差し自在な差し込み部を備え、前記すべての構成部材
    を差し込んで連結することにより特定の環状体に前記枠
    体を構成してなる請求項1記載の折り畳み式スクリー
    ン。
  3. 【請求項3】 前記構成部材が内部中空の筒状部材から
    なり、前記すべての筒状部材又は特定の筒状部材を各筒
    状部材の内部に挿入される弾性体により連係してなる請
    求項1記載の折り畳み式スクリーン。
  4. 【請求項4】 前記スクリーン幕が、少なくとも一箇所
    に開口を備えた袋体からなり、前記袋体の内部にそれの
    開口を通して前記枠体を挿入してなる請求項1記載の折
    り畳み式スクリーン。
  5. 【請求項5】 前記袋体の開口を閉じるための開閉手段
    を備えてなる請求項4記載の折り畳み式スクリーン。
  6. 【請求項6】 前記袋体がほぼ矩形状に構成されたもの
    でなり、その袋体に挿入されて該袋体の外周に位置する
    前記枠体の下部を係止する脚部本体と、この脚部本体か
    ら延びて該枠体の横側部を係止保持するアーム部とから
    なる固定具を用いてスクリーン幕を立姿勢に保持する左
    右一対の脚体を設けてなる請求項5記載の折り畳み式ス
    クリーン。
  7. 【請求項7】 前記左右一対の脚体同士をスクリーン幕
    の裏面側で連結する連結部材を設けてなる請求項6記載
    の折り畳み式スクリーン。
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