JP2002310927A - パターン識別方法およびパターン識別装置 - Google Patents

パターン識別方法およびパターン識別装置

Info

Publication number
JP2002310927A
JP2002310927A JP2001110981A JP2001110981A JP2002310927A JP 2002310927 A JP2002310927 A JP 2002310927A JP 2001110981 A JP2001110981 A JP 2001110981A JP 2001110981 A JP2001110981 A JP 2001110981A JP 2002310927 A JP2002310927 A JP 2002310927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aggregate
data
point
points
extracting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001110981A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Nakada
一樹 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001110981A priority Critical patent/JP2002310927A/ja
Publication of JP2002310927A publication Critical patent/JP2002310927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面上に分布している複数の点からなるデー
タから、特徴的な分布状態にある複数の点の集合体に着
目し、互いに類似しているデータを検出する。 【解決手段】 平面上に分布している複数の点の位置を
示すデータAおよびデータBについて、データA内およ
びデータB内において密集した複数の点を1つの集合体
と認識する集合体を抽出する。次に、各集合体の中心の
位置を算出する位置を解析する。次に、データAの集合
体の中心の位置とデータBの集合体の中心の位置との距
離が予め設定した範囲内であれば、互いの集合体は類似
していると判断する。これにより、特徴的な分布状態に
ある集合体を抽出し、その出現位置を比較して互いに類
似している分布データを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン識別方法
およびパターン識別装置、特に半導体製造時のパターン
欠陥を診断するパターン識別技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の歩留まりが低下する要因の一つ
に、ウェハに付着した異物等によって生じる配線パター
ン等の欠陥が挙げられる。この対策として、レーザ表面
検査装置やパターン欠陥検査装置を用いて、ウェハ上の
異物や欠陥をチェックし、異物や欠陥の個数が多けれ
ば、製造装置内部のクリーニングを行っている。
【0003】異物の個数の管理では、例えば、特開平8
−250385号公報に示されているように、定期的に
装置内でウェハ上に付着した異物の個数を測定し、その
経時変化等から装置内のクリーニングの必要性を判断し
ている。
【0004】一方、パターン欠陥の管理では、例えば、
特開平9−134940号公報に示されているように、
ウェハ上のパターン欠陥の位置を示したマップと電気特
性不良の位置を示したフェイルビットマップを比較して
不良が発生した工程や装置を特定し、その装置に対して
クリーニングを実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パター
ン欠陥の分布状態からクリーニングの必要性の有無を人
間が判断する場合、個人差が生じてしまう為、コンピュ
ータによる自動診断が必要になる。しかし、欠陥の分布
状態は、いつも同じになることはない為、単に欠陥分布
のパターンマッチングを行うだけでは、歩留まり低下時
の過去の欠陥分布と同じ欠陥分布を検出することはでき
ない。
【0006】したがって、特開平8−250385号公
報に示されているような異物の個数を管理する方法で
は、パターン欠陥を引き起こす異物が発生しているのか
又、偶然にウェハに付着した異物であって次回は発生し
ない異物なのか分からない為、実際にどの程度の個数が
ウェハに付着したら製造装置内のクリーニングを行うべ
きか判別しがたいという問題がある。
【0007】一方、特開平9−134940号公報のよ
うなパターン欠陥の管理では、ウェハ処理の全工程が終
了し、電気特性が測定されないとクリーニングが必要な
装置が特定できないという問題がある。
【0008】そこで、本発明では、各工程が終了したと
きに測定するパターン欠陥検査のデータを用いて、ウェ
ハ上の欠陥分布の状態から製造装置のクリーニングの必
要性を判断できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に、本発明に係る第1のパターン識別方法は、平面上に
分布している複数の点の位置を示すデータ1およびデー
タ2について、データ1内およびデータ2内において密
集した複数の点を1つの集合体と認識する集合体抽出工
程と、各集合体の中心の位置を算出する位置解析工程
と、データ1の集合体の中心の位置とデータ2の集合体
の中心の位置との距離が予め設定した範囲内であれば、
互いの集合体は類似していると判断する診断工程とを有
する。
【0010】このようにすることで、平面上に分布して
いる複数の点の中からある程度密集して分布する複数の
点の集合体のみを比較して、これらのデータが類似して
いるかどうかを診断することができる。
【0011】本発明に係る第1のパターン識別方法にお
いて、集合体抽出工程は、データ内の任意の第1の点に
対して予め定めた範囲内に第1の点と異なる第2の点の
存否を解析し、第2の点が存在しない場合は調査を終了
し、存在する場合は第2の点を第1の点と同じ集合体に
属する点と認識し、次に第2の点に対して予め定めた範
囲内に第1および第2の点と異なる第3の点の存否を解
析し、第3の点が存在しない場合は調査を終了し、存在
する場合は第3の点を第1の点と同じ集合体に属する点
と認識し、次に第3の点に対して予め定めた範囲内に第
1乃至第3の点と異なる第4の点の存否を解析する手順
を繰り返すことによって、第1の点と同じ集合体に属す
る点を抽出することが好ましい。
【0012】このようにすることで、コンピュータを用
いて比較的密集した点を抽出することができる。
【0013】本発明に係る第1のパターン識別方法にお
いて、位置解析工程は、集合体に属する点の座標を用い
て算出した集合体の重心を集合体の中心の位置を示す座
標として取り扱うことが好ましい。
【0014】また、本発明に係る第2のパターン識別方
法は、平面上に分布している複数の点の位置を示すデー
タ1およびデータ2について、データ1内およびデータ
2内において密集した複数の点を1つの集合体と認識す
る集合体抽出工程と、各集合体の中心の位置を算出する
位置解析工程と、集合体の形状に関する特徴を抽出する
特徴抽出工程と、データ1の集合体とデータ2の集合体
の中心の位置または特徴を比較し、データ1の集合体の
中心の位置とデータ2の集合体の中心の位置との距離が
予め設定した範囲内にあるか、またはデータ1の集合体
とデータ2の集合体の特徴が似ている場合に、互いの集
合体は類似していると判断する診断工程とを有する。
【0015】このようにすることで、集合体の位置だけ
でなく集合体の形状の特徴も比較対象とするため、第1
のパターン識別方法よりも正確な判断を診断工程で実施
することができる。
【0016】本発明に係る第2のパターン識別方法にお
いて、特徴抽出工程は、集合体に属する複数の点に関し
て、ある特定の位置から測定した複数の点の密度分布ま
たは集合体に属する複数の点が示す分布状態の偏り具合
を集合体の特徴とすることが好ましい。
【0017】このようにすることで、分布状態の特徴を
調べる為、ある基準点から見てどのような形状をしてい
るか又はどの方向に偏った分布をしているかを解析する
ことができる。
【0018】本発明に係るパターン識別装置は、平面上
に分布している測定点の座標や測定値を検査装置から収
集するデータ収集手段と、データ収集手段で収集したデ
ータから密集した測定点を1つの集合体として抽出する
集合体抽出手段と、集合体の位置を算出する位置解析手
段と、集合体の形状に関する特徴を抽出する特徴抽出手
段と、集合体の中心の位置または形状に関する特徴を蓄
積したデータベースに対して、データの集合体の中心の
位置または形状の特徴と類似したデータがデータベース
に存在するか否かを診断する診断手段とを備えている。
【0019】このようにすることで、類似した集合体に
関連する事項がデータベースに格納してあれば、その関
連事項が検査中の集合体にも当てはまると推測すること
が可能となる。
【0020】本発明に係るパターン識別装置において、
データ収集手段で用いるデータはウェハのパターン欠陥
検査または電気特性検査によって収集したデータであ
り、特徴抽出手段で用いる集合体の形状はウェハ処理装
置やウェハ搬送装置の構造に依存した固有の形状である
ことが好ましい。
【0021】このようにすることで、特定の形状で分布
しているパターン欠陥は、ランダムに分布しているパタ
ーン欠陥より比較的密に分布している為、集合体抽出手
段で特定の形状に分布しているパターン欠陥を抽出で
き、特徴抽出手段では、特定の形状とはどのようなもの
であるかを示すデータを算出することができる。
【0022】本発明に係るパターン識別装置において、
集合体抽出手段で抽出した集合体に属するパターン欠陥
や電気特性データにおいて、前記パターン欠陥は予め定
めた範囲内のサイズを有するパターン欠陥であり、前記
電気特性データは予め定めた範囲内の測定値を有する電
気特性データであることが好ましい。
【0023】このようにすることで、ほぼ同じような原
因によって生じたパターン欠陥だけを抽出することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1に、第1の実施形態の概念図を示す。
【0025】図1において、調査対象のデータA及びB
はある平面上に分布している複数の点の座標データであ
り、例えば、半導体ウェハをパターン欠陥検査装置で測
定することによって得られるパターン欠陥の分布状態を
示したXY座標データやウェハ内の電気特性不良の位置
を示した分布データ、画像データの中から特定の色情報
等を持った画素の座標データ等である。また、データA
はある平面上に分布している各点の座標データであり、
データBは別の平面上に分布している各点の座標データ
である。
【0026】特に、パターン欠陥分布を用いた場合、ウ
ェハ毎にパターン欠陥の分布状態は異なっており互いに
一致するデータはない為、パターン欠陥分布の全体像か
ら類似しているものを検索するのは難しい。しかし、パ
ターン欠陥の中には、ウェハへの接触部等から発生した
異物によるパターン欠陥が存在する。このような欠陥分
布は、装置固有の特徴を持った分布状態になっている
為、ウェハ全体の分布状態が一致しなくとも特徴的な部
分に着目することによって、互いの分布が類似している
か否かを診断することができる。
【0027】集合体抽出工程1は、データAの座標デー
タから点の集合体を抽出する。集合体とは、互いに近傍
の点同士を同一のグループと捕らえて構成された点の集
まりである。
【0028】ここで、集合体を抽出する為のアルゴリズ
ムについて図2及び図3を用いて説明する。
【0029】図2のステップS100では、データAか
ら点Piを1つ選択する。ステップS101では、図3
のように、点Piを中心とした半径rの円内に別の点P
jが存在するか否かを調査する。もし点Pjが存在しな
い場合は調査を終了する。もし点Pjが存在する場合
は、ステップS102で、点Pjは点Piと同じ集合体
に属すると判断する。そして、ステップS101へ戻
り、今度は点Pjを中心とした半径rの円内に別の点P
kが存在するか否かを調査する。但し、点Pkは、点P
iや点Pjとは異なる。
【0030】このようにして、集合体抽出工程1では、
互いに一定範囲内に存在する点を次々に同一集合体とし
て認識し、同じ集合体に属する点を検出する。特に、コ
ンピュータを用いれば、比較的密集した点を容易に抽出
することができる。
【0031】なお、集合体の抽出方法として、上記以外
に、例えば特願平8−4555号公報に示された、ある
点Piを中心とした所定領域内に存在する点とこの所定
領域に沿った周辺の所定領域内に存在する点とを同じ集
合体に属する点として検出する方法を用いてもよい。
【0032】位置解析工程2は、集合体抽出工程1で抽
出した集合体の位置を算出する。集合体の位置を示す新
たな座標として、集合体の重心の座標を用いる。
【0033】集合体の重心は、次式で示すように、集合
体を構成する各点の座標によって算出する。
【0034】 但し、式(1)のG(x,y)は原点から重心Gへのベ
クトル成分であり、Pi(x,y)は原点から点Piへ
のベクトル成分である。nは集合体を構成する点の総数
である。
【0035】このようにして、集合体抽出工程1で抽出
された集合体の位置を示す座標が算出される。
【0036】例えば、図4のように点が分布している場
合は、点P1〜点P16で構成された点の集合体Cが抽
出され、集合体の重心Gが集合体の位置を示す座標とな
る。
【0037】なお、重心の算出では、各点の座標だけで
なく、各点の重みを用いても良い。重みとは、例えば、
パターン欠陥分布を解析対象とした場合は欠陥のサイズ
を示し、電気特性不良の分布の場合は電気特性値とな
る。
【0038】データBについても、上記データAの場合
と同様にして、集合体抽出工程1および位置解析工程2
を実施する。
【0039】診断工程3は、データA及びデータBから
抽出した集合体の位置を比較し、データAの集合体とデ
ータBの集合体の距離が、予め定めた範囲内であるか否
かを調べる。もし、データAとデータBの集合体の距離
が範囲内であれば、互いの集合体は類似していると判断
する。
【0040】以上のように、第1の実施形態によれば、
集合体抽出工程を用いて比較的密集した点の集まり(集
合体)を抽出し、その集合体の位置を示す座標として集
合体の重心を算出する位置解析工程を用いるので、複雑
に分布する点の中に、特徴的な分布状態を示す集合体が
存在すれば、その集合体を検出することができる。
【0041】従って、平面上に分布した点が示されてい
るデータに対して、特徴的な分布状態を示した部分が類
似している集合体同士を検出できれば良い場合には、こ
のパターン識別方法を用いて、互いに類似したデータで
あるか否かを診断することができる。
【0042】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。図5
に、第2の実施形態の概念図を示す。
【0043】第2の実施形態において、第1の実施形態
と異なる点は、診断工程3における類似性の評価方法も
第1の実施形態と異なること、および特徴抽出工程4が
追加されていることである。
【0044】特徴抽出工程4は、集合体抽出工程1によ
って検出された集合体を構成する各点の座標を用いて、
集合体の形状の特徴を解析する。形状の特徴を示す情報
は、次の通りである。 1)「基準点からの距離」と「集合体を構成する点の密
度」との関係 2)集合体を構成する点の分布状態(分布の偏り状態) ここで、上記1)の例を図6に示す。図6では、図6
(a−1)のように点が円内に分布している場合は、基
準点Qからの距離Lと密度の関係は図6(a−2)とな
る。また、図6(b−1)のように点が円の周辺に沿っ
て分布している場合は、基準点Qからの距離Lと密度の
関係は図6(b−2)となる。なお、図6(a−2)及
び(b−2)の密度は、基準点Qからの距離L〜L+Δ
Lの領域に存在する点の面密度を示している。また、こ
こでは、集合体の重心は基準点Qと一致するように設定
している。
【0045】図6で示すように、上記1)の情報を用い
れば、重心の位置が互いに同じでも、重心付近の密度の
違いによって密度分布が明らかに異なっており、第1の
実施形態より高い信頼性で集合体の違いを認識すること
ができる。
【0046】次に、上記2)の例を図7に示す。図7で
は、図7(a−1)のように点が分布している場合は、
等角度に分割された各領域内の点の密度は、図7(a−
2)のようになる。ここで、図7(a−2)は、円内の
角度θ〜θ+Δθの領域に存在する点の面密度を示して
おり、これより点の分布状態がどの方向に偏っているか
を示すことができる。
【0047】また、別の方法として、点の位置を示すX
座標とY座標を用いて算出した相関係数や近似直線の傾
き(一次係数)によっても、点の分布状態の偏り具合を
算出することができる。
【0048】次に、診断工程3について説明する。診断
工程3では、集合体の状態を示す以下の情報1)〜3)
の内、1つ以上の情報について、データAの集合体とデ
ータBの集合体を比較し、類似しているか否かを判断す
る。 1)「基準点からの距離」と「集合体を構成する点の密
度」との関係 2)集合体を構成する点の分布状態(分布の偏り状態) 3)集合体の位置(重心の座標) データAとデータBの集合体が類似しているか否かを判
断する為に、上記1)の場合は、例えばパターンマッチ
ングの技術を用いて、図6(a−2)や(b−2)のグ
ラフについて比較する。上記2)の場合は、同様に図7
(a−2)のグラフについて比較する。上記3)の場合
は、第1の実施形態と同様に、互いの重心までの距離が
予め定めた範囲内であれば類似していると判断する。
【0049】以上のように、第2の実施形態によれば、
第1の実施形態に比べ、分布状態の形状を解析し、その
特徴を抽出する特徴抽出工程を用いているので、特徴的
な分布状態を示す部分が如何に類似しているかを判断で
き、第1の実施形態より類似性の診断の精度を高めるこ
とができる。
【0050】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実
施形態は、第2の実施形態であるパターン識別方法を用
いた診断装置である。図8に、本実施形態の機能ブロッ
ク図を示す。
【0051】図8において、10はコンピュータのCP
U、11はウェハ上のパターン欠陥等を検査する装置、
12及び13は検査中のデータを格納するデータベース
であり、14は歩留まり低下等が生じたときの関連情報
を蓄積しているデータベースである。ウェハ内に検出さ
れた欠陥(パターン欠陥や電気特性の不良箇所)の位置
を示す座標データを検査装置11から収集し、データ収
集手段20によってデータベース12に格納する。
【0052】次に、集合体抽出手段21によって、欠陥
の座標データから集合体を抽出する。次に、位置解析手
段22によって、集合体の位置を示す座標を算出する。
この座標は、集合体の特徴を示すデータの一つであり、
ウェハのどの位置に現れているかを示す。なお、この集
合体は、近傍の欠陥同士を互いに同じグループに属する
ものとして認識された欠陥の集まりである。また、特徴
抽出手段23によって、集合体の形状に関する特徴を調
べ、その情報を抽出する。
【0053】次に、診断手段24によって、集合体の位
置や形状の特徴を示すデータをデータベース14に蓄積
されている集合体のデータと比較する。そして、類似し
た集合体がデータベース14に存在する場合は、検査中
のウェハに対して、類似した集合体を有したウェハと同
じような状況下にあると推測する。
【0054】ここで、この診断装置に適用する第2の実
施形態のパターン認識方法において、データ1がデータ
収集手段で収集するデータに対応し、データ2がデータ
ベースに蓄積されているデータに対応している。
【0055】なお、データ収集手段20で収集している
調査対象の集合体を調査用集合体と記す。また、データ
ベース14に蓄積されている参照対象の集合体を参照用
集合体と記す。
【0056】データ収集手段20は、検査装置11で検
出した欠陥の座標データを収集し、データベース12に
格納する。
【0057】ここで、データベース12のテーブル構造
について図9を用いて説明する。f20は、欠陥の番号
を格納するフィールドであり、1,2,・・・と欠陥毎
に異なるユニークな値である。f21は、ウェハ上の欠
陥の位置を示すX座標の値を格納するフィールドであ
り、f22はY座標の値を格納するフィールドである。
f23は、どの集合体に属する欠陥であるかを示すデー
タ(集合体ID)を格納するフィールドである。なお、
フィールドf20〜f22の値はデータ収集手段20に
よって格納され、その値は不変であるが、フィールドf
23の値はデータ収集手段20によって初期値(NUL
L)が格納され、後述の集合体抽出手段21によって値
が変更される。
【0058】集合体抽出手段21は、データベース12
のデータを用いて集合体を検出する。また、集合体を識
別する為の集合体IDを作成し、データベース12のフ
ィールドf23や後述のデータベース13に格納する。
【0059】ここで、集合体を検出する為のアルゴリズ
ムについて図10を用いて説明する。
【0060】ステップS200では、データ収集手段2
0で収集した欠陥のデータが格納されているデータベー
ス12からフィールドf23の値がNULLである欠陥
(欠陥Pi)を1つ選択し、その欠陥の座標をフィール
ドf21,f22から抽出し、欠陥番号をフィールドf
20から抽出する。なお、フィールドf23の値がNU
LLである欠陥は、どの集合体に属するものかを未だ調
査されていないことを示している。
【0061】ステップS201では、欠陥Piの欠陥番
号をフィールドf23に入れる。このフィールドf23
のデータは、同じ集合体として今後検出される欠陥に対
し、その欠陥が属する集合体のID(集合体ID)とし
て使用する。
【0062】ステップS202では、欠陥Piを中心と
した半径rの円内に別の欠陥(欠陥Pj)が存在するか
否かを調査する。ステップS202において、別の欠陥
が存在しない場合は、ステップS200へ戻り、フィー
ルドf23の値がNULLである新たな欠陥をデータベ
ース12から抽出して同様の手順を繰り返す。
【0063】一方、別の欠陥Pjが存在する場合は、ス
テップS203で、欠陥Pjのフィールドf23に欠陥
Piと同じ集合体IDを格納する。そして、再びステッ
プS202へ戻り、欠陥Piの場合と同様に欠陥Pjを
中心とした半径rの円内に別の欠陥が存在するか否かを
調査する。
【0064】このように、ステップS202及びステッ
プS203は、ある欠陥の周辺に別の欠陥が存在しなく
なるまで繰り返される。
【0065】このようなアルゴリズムを用いて、集合体
抽出手段21ではウェハ上の全欠陥を調査し集合体を抽
出する。フィールドf23の値が同じ欠陥は、同じ集合
体に属するものであり、複数の欠陥で構成される集合体
の集合体IDは、後述のデータベース13に格納され
る。
【0066】位置解析手段22は、集合体抽出手段21
が抽出した集合体の位置をその集合体の重心とし、第1
の実施形態の式(1)を用いて、各集合体に属する欠陥
の座標から算出する。そして、集合体の位置をデータベ
ース13に格納する。
【0067】ここで、データベース13のテーブル構造
について図11を用いて説明する。f30は、集合体抽
出手段21で抽出された集合体の集合体IDを格納する
フィールドである。f31は、位置解析手段22で算出
された集合体の位置を示すX座標及びY座標を格納する
フィールドある。f32及びf33は、後述の特徴抽出
手段23で算出した集合体の特徴を示すデータを格納す
るフィールドである。
【0068】特徴抽出手段23は、集合体IDを検索キ
ーとしてデータベース12から集合体を構成する欠陥の
座標を抽出する。そして、それらの欠陥の座標は、集合
体の特徴を示す以下の情報を解析する為に用いられる。 1)「基準点からの距離」と「集合体を構成する点の密
度」との関係 2)集合体を構成する欠陥の分布状態(分布の偏り状
態) 上記1)の解析結果はデータベース13のフィールドf
32に格納され、上記2)の解析結果はフィールドf3
3に格納される。
【0069】なお、上記1)及び2)の解析方法は、第
2の実施形態と同じである。但し、上記1)の基準点は
次のように定める。例えば、製造装置の円形の器具がウ
ェハに接することによって、円周上付近にパターン欠陥
が分布する場合、ウェハに接する円形部分の中心の座標
を基準点とする。すなわち、ウェハに接する等器具の形
状に対応した欠陥分布が生じる場合、その形状の中心点
を基準点とする。
【0070】診断手段24は、位置解析手段22及び特
徴抽出手段23で算出した集合体の特徴を示す次の3つ
の情報1)〜3)の内、1つ以上の情報について、デー
タベース13に格納されている調査用集合体とデータベ
ース14に格納されている参照用集合体とをパターンマ
ッチング技術を用いて比較し、類似しているか否かを判
断する。 1)「基準点からの距離」と「集合体を構成する点の密
度」との関係 2)集合体を構成する欠陥の分布状態(分布の偏り状
態) 3)集合体の位置(重心の座標) なお、例えば、製造装置内が汚れ始めると特徴的な分布
状態を持つ集合体がウェハ上に3箇所出現する場合は、
3つの集合体に対して上記1)〜3)の比較を行い、全
ての集合体が類似している必要がある。すなわち、3つ
の集合体が特定の位置に出現することも特徴を示すデー
タの一部となる。
【0071】ここで、データベース14のテーブル構造
について図12を用いて説明する。データベース14に
は、参照用集合体に関するデータを格納している。f4
0は、集合体の位置を示すX座標及びY座標を格納する
フィールドである。f41は、”「基準点からの距離」
と「集合体を構成する点の密度」との関係”を示すグラ
フのXY座標を格納するフィールドである。f42
は、”集合体を構成する欠陥の分布状態(分布の偏り状
態)”を示すグラフのXY座標を格納するフィールドで
ある。f43は、過去において、上記1)〜3)で示さ
れる特徴的なデータが生じたときの関連事項を格納する
フィールドである。そして、このフィールドf43に歩
留まり低下発生等の品質関連の情報を格納することによ
り、上記1)〜3)が示す特徴を持ったパターン欠陥分
布と歩留まり低下を関連付けることができる。
【0072】このようなデータベース14を有すること
により、診断手段24において、調査用集合体が参照用
集合体と類似していると判断すれば、参照用集合体が生
じたときと同じような歩留まり低下が生じる可能性があ
ると推測することができる。
【0073】なお、上述の特徴抽出手段23では、個々
の集合体の形状から特徴を見出しているが、各集合体の
形状よりも、ウェハ上に表れた複数の集合体の位置に特
徴がある場合は、個々の集合体の形状を比較するのでは
なく、各集合体の位置を比較する。これは、製造装置内
の構造により、特定の箇所に異物が付着し易くなる場合
において、特定の位置に集合体が表れたら装置内のクリ
ーニングが必要な製造装置の管理に有効である。
【0074】また、本実施形態では、様々な大きさのパ
ターン欠陥を区別することなく取り扱っているが、サイ
ズ毎にパターン欠陥を分別し、特定のサイズのパターン
欠陥によって構成される集合体を集合体抽出手段21で
抽出しても良い。別の要因で生じた異物はサイズが大き
く異なる場合がある為、偶然に生じた大きなパターン欠
陥等を削除することができる。
【0075】また、本実施形態では、パターン欠陥分布
を調査対象のデータに用いているが、ウェハ内の電気特
性分布のデータを用いることも可能である。例えば、電
気特性不良の分布データや規格内ではあるが、通常の測
定ばらつきの範囲より外れた箇所の分布を調査対象にす
ることにより、警戒すべき製造装置を割り出すことも可
能となる。
【0076】また、本実施形態の位置解析手段22にお
いて、式(1)の代わりに次式を用いても良い。
【0077】 式(2)のmiは、欠陥Piの大きさを示しており、パ
ターン欠陥の場合は欠陥のサイズを示し、また電気特性
不良の場合は測定値を示す。すなわち、式(2)は、各
点の重みを考慮して重心を計算することができる。
【0078】また、本実施形態の診断手段24におい
て、歩留まり低下が発生しそうだと診断された集合体に
属するパターン欠陥の個数をカウントし、個数が多けれ
ば、歩留まり低下の危険性がより高いと診断するように
してもよい。すなわち、警戒すべき欠陥の個数を数段階
に分け、歩留まり低下に関する警戒度を集合体内の個数
と対応付けて診断結果を出力することにより、製造装置
の管理者はクリーニング対策等の緊急性を判断し易くな
る。
【0079】また、診断手段24が調査用集合体をデー
タベース13から抽出する際、その集合体に属する欠陥
の個数は予め定めた数以上であるという制限を設けて、
診断に費やす時間を短縮させても良い。何故ならば、例
えば2個の欠陥で構成された集合体が、製造装置固有の
形状を持った分布を示しているとは考えられないからで
ある。
【0080】ところで、このような製造装置の管理以外
に、鮮明でない画像を検索することを目的とした装置に
も本発明を応用することができる。例えば、映像の画像
データを調査対象とし、その画像データの中にある特定
の色に注目することによって、本実施形態では、その色
を持つ画素の集まりを一つの集合体として扱うことがで
きる。そして、位置解析手段22及び特徴抽出手段23
で解析した集合体の特徴を検索キーとし、且つデータベ
ース14のフィールドf43に参照用の画像データ又は
画像データのファイル名を、フィールドf40〜f42
に参照用画像データの特徴を示したデータを格納するこ
とにより、ぼやけた画像と類似した画像をデータベース
14から検索することができる。
【0081】以上のように、第3の実施形態の診断装置
によれば、第2の実施形態のパターン認識方法を用いて
おり、平面上に点在する測定点の座標から、比較的密集
した測定点の集まり(集合体)を抽出する集合体抽出手
段と、集合体の位置を算出する位置解析手段と、集合体
の形状を解析し、その特徴を抽出する特徴抽出手段を有
している。診断手段では、位置解析手段や特徴抽出手段
から得たデータは検索キーとしてデータベースから類似
する集合体を抽出している為、類似する集合体と関連付
けられた事柄がデータベースに蓄積されていれば、その
事柄が集合体抽出手段で抽出した集合体にも当てはまる
かどうかを推測でき、過去のデータに基づいた適切な対
応を行うことができる。
【0082】また、調査対象のデータに、ウェハ上のパ
ターン欠陥や電気特性データを用いることにより、製造
装置の管理に本診断装置を適用することができる。例え
ば、ウェハ上には一見ランダムに異物が付着しパターン
欠陥が生じているように見えるが、ウェハを処理する際
に製造装置の一部がウェハに接触する場合は、その接触
部分の形状に対応した特有の分布状態がパターン欠陥分
布に含まれている為、その分布状態を診断することによ
り、製造装置内のクリーニングの必要性を検討すること
ができる。
【0083】また、パターン欠陥のサイズが大きく異な
る場合、その原因となる異物の発生状況が異なっている
場合がある。そこで、集合体抽出手段で、そのような異
物によるパターン欠陥の情報を排除することにより、ほ
ぼ同じような原因によって生じたパターン欠陥だけを取
り扱えるようにすることができる。
【0084】
【発明の効果】本発明のパターン識別方法によれば、平
面上に分布した点が示されているデータに対して、特徴
的な分布状態を示した部分が類似している集合体同士を
検出でき、さらに、特徴的な分布状態を示す部分が如何
に類似しているかを判断できる。
【0085】本発明のパターン識別装置によれば、本発
明のパターン識別方法を用いることによって、類似する
集合体と関連付けられた事柄がデータベースに蓄積され
ていれば、その事柄が集合体抽出手段で抽出した集合体
にも当てはまるかどうかを推測でき、過去のデータに基
づいた適切な対応を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概念図
【図2】本発明の第1の実施形態における、集合体抽出
工程に用いる集合体を抽出する為のアルゴリズムを示す
【図3】本発明の第1の実施形態における、集合体抽出
工程に用いる集合体を構成する点を抽出する為の概念図
【図4】本発明の第1の実施形態における、位置解析工
程に用いる集合体の位置を示す重心を示す図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す概念図
【図6】本発明の第2の実施形態における、特徴抽出工
程に用いる集合体の形状及びその形状の特徴を表す一例
を示す図
【図7】本発明の第2の実施形態における、特徴抽出工
程に用いる集合体の形状及びその形状の特徴を表す一例
を示す図
【図8】本発明の第3の実施形態を示す機能ブロック図
【図9】本発明の第3の実施形態で用いるデータベース
12のテーブル構造の一例を示す図
【図10】本発明の第3の実施形態における、集合体抽
出手段に用いる集合体を抽出する為のアルゴリズムを示
す図
【図11】本発明の第3の実施形態で用いるデータベー
ス13のテーブル構造の一例を示す図
【図12】本発明の第3の実施形態で用いるデータベー
ス14のテーブル構造の一例を示す図
【符号の説明】
1 集合体抽出工程 2 位置解析工程 3 診断工程 4 特徴抽出工程 10 CPU 11 検査装置 12 データベース 13 データベース 14 データベース 20 データ収集手段 21 集合体抽出手段 22 位置解析手段 23 特徴抽出手段 24 診断手段 A,B 調査対象のデータ f20〜f23 データベース12が有するテーブルの
フィールド f30〜f33 データベース13が有するテーブルの
フィールド f40〜f43 データベース14が有するテーブルの
フィールド G 集合体の重心 P1〜P16 平面上の点 Pi,Pj,Pk 平面上の点又はウェハ上の欠陥 Q 基準点 S100〜S102 集合体抽出工程1で用いる集合体
を抽出する為のアルゴリズムのステップ S200〜S203 集合体抽出手段21で用いる集合
体を抽出する為のアルゴリズムのステップ
フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AB02 EA14 EC02 ED22 ED23 4M106 AA01 BA01 CA39 CA50 DB21 DJ17 DJ21 DJ27 5B057 AA03 CA02 CA06 CA12 CA16 CC01 DA03 DB02 DB05 DB08 DC02 DC06 DC08 DC32 5L096 AA03 AA07 BA03 FA60 FA62 FA66 FA67 FA69 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上に分布している複数の点の位置を
    示すデータ1およびデータ2について、前記データ1内
    およびデータ2内において密集した複数の点を1つの集
    合体と認識する集合体抽出工程と、前記各集合体の中心
    の位置を算出する位置解析工程と、前記データ1の集合
    体の中心の位置と前記データ2の集合体の中心の位置と
    の距離が予め設定した範囲内であれば、互いの集合体は
    類似していると判断する診断工程とを有することを特徴
    とするパターン識別方法。
  2. 【請求項2】 集合体抽出工程は、データ内の任意の第
    1の点に対して予め定めた範囲内に前記第1の点と異な
    る第2の点の存否を解析し、前記第2の点が存在しない
    場合は調査を終了し、存在する場合は前記第2の点を前
    記第1の点と同じ集合体に属する点と認識し、次に前記
    第2の点に対して予め定めた範囲内に前記第1および第
    2の点と異なる第3の点の存否を解析し、前記第3の点
    が存在しない場合は調査を終了し、存在する場合は前記
    第3の点を前記第1の点と同じ集合体に属する点と認識
    し、次に前記第3の点に対して予め定めた範囲内に前記
    第1乃至第3の点と異なる第4の点の存否を解析する手
    順を繰り返すことによって、前記第1の点と同じ集合体
    に属する点を抽出することを特徴とする請求項1記載の
    パターン識別方法。
  3. 【請求項3】 位置解析工程は、集合体に属する点の座
    標を用いて算出した前記集合体の重心を前記集合体の中
    心の位置を示す座標として取り扱うことを特徴とする請
    求項1記載のパターン識別方法。
  4. 【請求項4】 平面上に分布している複数の点の位置を
    示すデータ1およびデータ2について、前記データ1内
    およびデータ2内において密集した複数の点を1つの集
    合体と認識する集合体抽出工程と、前記各集合体の中心
    の位置を算出する位置解析工程と、前記集合体の形状に
    関する特徴を抽出する特徴抽出工程と、前記データ1の
    集合体と前記データ2の集合体の中心の位置または特徴
    を比較し、前記データ1の集合体の中心の位置と前記デ
    ータ2の集合体の中心の位置との距離が予め設定した範
    囲内にあるか、または前記データ1の集合体と前記デー
    タ2の集合体の特徴が似ている場合に、互いの集合体は
    類似していると判断する診断工程とを有することを特徴
    とするパターン識別方法。
  5. 【請求項5】 特徴抽出工程は、集合体に属する複数の
    点に関して、ある特定の位置から測定した前記複数の点
    の密度分布または前記集合体に属する複数の点が示す分
    布状態の偏り具合を前記集合体の特徴とすることを特徴
    とする請求項4記載のパターン識別方法。
  6. 【請求項6】 平面上に分布している測定点の座標や測
    定値を検査装置から収集するデータ収集手段と、前記デ
    ータ収集手段で収集したデータから密集した測定点を1
    つの集合体として抽出する集合体抽出手段と、前記集合
    体の位置を算出する位置解析手段と、前記集合体の形状
    に関する特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記集合体の
    中心の位置または形状に関する特徴を蓄積したデータベ
    ースに対して、前記データの集合体の中心の位置または
    形状の特徴と類似したデータが前記データベースに存在
    するか否かを診断する診断手段とを備えたことを特徴と
    するパターン識別装置。
  7. 【請求項7】 データ収集手段で用いるデータはウェハ
    のパターン欠陥検査または電気特性検査によって収集し
    たデータであり、特徴抽出手段で用いる集合体の形状は
    ウェハ処理装置やウェハ搬送装置の構造に依存した固有
    の形状であることを特徴とする請求項6記載のパターン
    識別装置。
  8. 【請求項8】 集合体抽出手段で抽出した集合体に属す
    るパターン欠陥や電気特性データにおいて、前記パター
    ン欠陥は予め定めた範囲内のサイズを有するパターン欠
    陥であり、前記電気特性データは予め定めた範囲内の測
    定値を有する電気特性データであることを特徴とする請
    求項7記載のパターン識別装置。
JP2001110981A 2001-04-10 2001-04-10 パターン識別方法およびパターン識別装置 Pending JP2002310927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110981A JP2002310927A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 パターン識別方法およびパターン識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110981A JP2002310927A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 パターン識別方法およびパターン識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002310927A true JP2002310927A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18962667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001110981A Pending JP2002310927A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 パターン識別方法およびパターン識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002310927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257660A (ja) * 2004-02-13 2005-09-22 Nippon Steel Corp 薄板の表面欠陥の分布形態解析装置、薄板の表面欠陥の分布形態解析方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013531880A (ja) * 2010-05-17 2013-08-08 ケーエルエー−テンカー コーポレイション 欠陥レビュー中における欠陥場所のランタイム補正方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257660A (ja) * 2004-02-13 2005-09-22 Nippon Steel Corp 薄板の表面欠陥の分布形態解析装置、薄板の表面欠陥の分布形態解析方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4516777B2 (ja) * 2004-02-13 2010-08-04 新日本製鐵株式会社 薄板の表面欠陥の分布形態解析装置、薄板の表面欠陥の分布形態解析方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013531880A (ja) * 2010-05-17 2013-08-08 ケーエルエー−テンカー コーポレイション 欠陥レビュー中における欠陥場所のランタイム補正方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI755613B (zh) 基於機器學習之圖案分組方法
TWI603409B (zh) 用於半導體檢查處方創建、缺陷檢閱及計量之適應性取樣
JP5460662B2 (ja) 領域決定装置、観察装置または検査装置、領域決定方法および領域決定方法を用いた観察方法または検査方法
US7062081B2 (en) Method and system for analyzing circuit pattern defects
US8081814B2 (en) Linear pattern detection method and apparatus
US6741941B2 (en) Method and apparatus for analyzing defect information
US9171364B2 (en) Wafer inspection using free-form care areas
CN108520514B (zh) 基于计算机视觉的印刷电路板电子元器一致性检测方法
JP2002071575A (ja) 欠陥検査解析方法および欠陥検査解析システム
CN109285791B (zh) 设计布局为主的快速在线缺陷诊断、分类及取样方法及系统
JP2003100825A (ja) 半導体装置の製造方法並びに欠陥検査データ処理方法及びその装置
US8953894B2 (en) Pattern matching method and image processing device
CN108431936A (zh) 基于形状的分组
Dom et al. Recent advances in the automatic inspection of integrated circuits for pattern defects
JPH10209230A (ja) 不良解析装置およびその方法
JP3431567B2 (ja) 欠陥検査装置及び検査方法
WO2012148854A1 (en) Database-driven cell-to-cell reticle inspection
JP3665215B2 (ja) 異常原因特定システムおよびその方法
JP3950608B2 (ja) エミッション顕微鏡を用いた不良解析方法およびそのシステム並びに半導体装置の製造方法
JP2005236094A (ja) 半導体装置の製造方法、不良解析方法および不良解析システム
JP2002310927A (ja) パターン識別方法およびパターン識別装置
US6586263B2 (en) Correction of overlay offset between inspection layers in integrated circuits
JPH1187443A (ja) 欠陥判別方法、欠陥判別装置及び欠陥判別プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002026102A (ja) 検査情報処理方法及びその検査システム
JP2008258486A (ja) 分布解析方法および装置、異常設備推定方法および装置、上記分布解析方法または異常設備推定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040705

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061003