JP2002308718A - 化粧品用組成物 - Google Patents
化粧品用組成物Info
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- JP2002308718A JP2002308718A JP2001112353A JP2001112353A JP2002308718A JP 2002308718 A JP2002308718 A JP 2002308718A JP 2001112353 A JP2001112353 A JP 2001112353A JP 2001112353 A JP2001112353 A JP 2001112353A JP 2002308718 A JP2002308718 A JP 2002308718A
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- oils
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 しっとり感、クリームの伸び等の性能に優れ
た化粧品用組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸類及び/または糖類、更に必要に応じ
てレシチンを配合してなる化粧品用組成物。
た化粧品用組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸類及び/または糖類、更に必要に応じ
てレシチンを配合してなる化粧品用組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トケイソウオイ
ル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択され
る一種または二種以上の油剤を含有し、油うきやしっと
り感、クリームの伸びやコク、更には下地クリームとし
た場合の化粧のりや化粧のくずれにくさに優れた化粧品
用組成物に関する。
ル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択され
る一種または二種以上の油剤を含有し、油うきやしっと
り感、クリームの伸びやコク、更には下地クリームとし
た場合の化粧のりや化粧のくずれにくさに優れた化粧品
用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に液体植物油は、流動性、均一性、
潤滑性、可食性等の特性を有しており、食品分野に利用
されているばかりでなく、化粧品用油脂、薬用油脂、潤
滑油、無揮発生溶剤等の基剤としても重要であり、広く
利用されている。特に近年においては、動物油が狂牛病
等の問題で忌避される傾向にあり、植物油の需要はます
ます高まっている。
潤滑性、可食性等の特性を有しており、食品分野に利用
されているばかりでなく、化粧品用油脂、薬用油脂、潤
滑油、無揮発生溶剤等の基剤としても重要であり、広く
利用されている。特に近年においては、動物油が狂牛病
等の問題で忌避される傾向にあり、植物油の需要はます
ます高まっている。
【0003】また、リノール酸は角質層の細胞間間隙に
脂質構造を保持しかつ乾燥した皮膚のバリア機能を回復
させるのに非常に重要な役割を果たすものである。従っ
て、リノール酸が人体によって合成されない限り、この
酸を遊離の酸の形か又はトリグリセリドの形で、局部投
与によるか又は経口投与により皮膚組織に供給しなけれ
ばならないことが知られている。
脂質構造を保持しかつ乾燥した皮膚のバリア機能を回復
させるのに非常に重要な役割を果たすものである。従っ
て、リノール酸が人体によって合成されない限り、この
酸を遊離の酸の形か又はトリグリセリドの形で、局部投
与によるか又は経口投与により皮膚組織に供給しなけれ
ばならないことが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化粧品
として用いた時の油うきやしっとり感、クリームの伸び
やコク、化粧くずれ防止等の性能については、まだまだ
開発の余地が残されている。本発明は、このような背景
下において、上記課題を解決した化粧品としての性能に
優れた組成物を提供することを目的とする。
として用いた時の油うきやしっとり感、クリームの伸び
やコク、化粧くずれ防止等の性能については、まだまだ
開発の余地が残されている。本発明は、このような背景
下において、上記課題を解決した化粧品としての性能に
優れた組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は、か
かる問題を克服すべく鋭意検討した結果、トケイソウオ
イル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択さ
れる一種または二種以上の油剤に、アミノ酸及び/又は
糖類を配合してなる化粧品用組成物が、上記目的と合致
することを見いだし、本発明を完成した。
かる問題を克服すべく鋭意検討した結果、トケイソウオ
イル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択さ
れる一種または二種以上の油剤に、アミノ酸及び/又は
糖類を配合してなる化粧品用組成物が、上記目的と合致
することを見いだし、本発明を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0007】トケイソウオイル(passion flower oi
l)としては、トケイソウの実の種子から得られるもの
が好適に使用できる。
l)としては、トケイソウの実の種子から得られるもの
が好適に使用できる。
【0008】チェリーピットオイル(cherry pit oi
l)としては、チェリーフルーツ(サクランボの果実)
の核から得られるものが好適に使用できる。
l)としては、チェリーフルーツ(サクランボの果実)
の核から得られるものが好適に使用できる。
【0009】クルミオイル(walnut oil)としては、
クルミの実から得られる乾性油が好適に使用できる。
クルミの実から得られる乾性油が好適に使用できる。
【0010】これら上記の油はリノール酸を含有したも
のであり、使用に際してはこれを濃縮してリノール酸含
有量を高めたもの、あるいはこれらと他の成分を調製し
た油脂でも差し支えない。
のであり、使用に際してはこれを濃縮してリノール酸含
有量を高めたもの、あるいはこれらと他の成分を調製し
た油脂でも差し支えない。
【0011】本発明に用いるアミノ酸類としては、グリ
シン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、トレオニ
ン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シ
スチン、プロリン、メチオニン、アスパラギン酸、アス
パラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒ
スチジン、δ−アミノ酪酸、ピロリドンカルボン酸塩、
ε−アミノカプロン酸、トリメチルグリシン(ベタイ
ン)等が挙げられるが、グリシン、アルギニン、セリン
が好ましく用いられる。
シン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、トレオニ
ン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シ
スチン、プロリン、メチオニン、アスパラギン酸、アス
パラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒ
スチジン、δ−アミノ酪酸、ピロリドンカルボン酸塩、
ε−アミノカプロン酸、トリメチルグリシン(ベタイ
ン)等が挙げられるが、グリシン、アルギニン、セリン
が好ましく用いられる。
【0012】又、本発明に用いる糖類としては、ソルビ
ット、マンニトール、ブドウ糖、蔗糖、白糖、果糖、キ
シリトール、乳糖、麦芽糖、トレハロース等が挙げられ
るが、ソルビット、トレハロース、マンニトールが好ま
しく用いられる。
ット、マンニトール、ブドウ糖、蔗糖、白糖、果糖、キ
シリトール、乳糖、麦芽糖、トレハロース等が挙げられ
るが、ソルビット、トレハロース、マンニトールが好ま
しく用いられる。
【0013】本発明においては、上記トケイソウオイ
ル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択され
る一種または二種以上の油剤に、アミノ酸類及びまたは
糖類を配合することにより、化粧品配合用の組成物とし
て用いたときの油うき、しっとり感、クリームののび、
コク、更には化粧の下地クリームとした場合の化粧のり
や化粧のくずれにくさといった性能に優れた効果を示
す。更に上記トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸類及び/又は糖類に加え、更にレシチ
ンを配合するとき、本発明の効果を顕著に示す。該レシ
チンとしては、大豆レシチン、卵黄レシチンが好ましく
用いられる。
ル、チェリーピットオイル、クルミオイルから選択され
る一種または二種以上の油剤に、アミノ酸類及びまたは
糖類を配合することにより、化粧品配合用の組成物とし
て用いたときの油うき、しっとり感、クリームののび、
コク、更には化粧の下地クリームとした場合の化粧のり
や化粧のくずれにくさといった性能に優れた効果を示
す。更に上記トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸類及び/又は糖類に加え、更にレシチ
ンを配合するとき、本発明の効果を顕著に示す。該レシ
チンとしては、大豆レシチン、卵黄レシチンが好ましく
用いられる。
【0014】本発明において上記組成物の配合量は、ト
ケイソウオイル、チェリーピットオイル、クルミオイル
から選択される一種または二種以上の油剤100重量部
に対して、アミノ酸類を0.01〜10重量部及び糖類
を0.01〜10重量部含有することが好ましく、更に
はアミノ酸類を1.0〜9重量部及び糖類を0.1〜5
重量部である。アミノ酸類あるいは糖類の配合量が10
重量部を越えると 油剤への着色やオイルのにごりの原
因となり、一方0.01重量部未満では組成物の効果が
出ず、油うきや化粧くずれの原因となり好ましくない。
ケイソウオイル、チェリーピットオイル、クルミオイル
から選択される一種または二種以上の油剤100重量部
に対して、アミノ酸類を0.01〜10重量部及び糖類
を0.01〜10重量部含有することが好ましく、更に
はアミノ酸類を1.0〜9重量部及び糖類を0.1〜5
重量部である。アミノ酸類あるいは糖類の配合量が10
重量部を越えると 油剤への着色やオイルのにごりの原
因となり、一方0.01重量部未満では組成物の効果が
出ず、油うきや化粧くずれの原因となり好ましくない。
【0015】又、アミノ酸類と糖類を併用する場合、そ
の配合割合は1/2〜10/1〔アミノ酸類/糖類(重
量比)〕が好ましく、更には1/2〜5/1である。
の配合割合は1/2〜10/1〔アミノ酸類/糖類(重
量比)〕が好ましく、更には1/2〜5/1である。
【0016】更に、組成物がアミノ酸類や糖類以外にレ
シチンを含む場合、その配合割合はトケイソウオイル、
チェリーピットオイル、クルミオイルから選択される一
種または二種以上の油剤100重量部に対して、レシチ
ンが、0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜30
重量部とすることが有利である。
シチンを含む場合、その配合割合はトケイソウオイル、
チェリーピットオイル、クルミオイルから選択される一
種または二種以上の油剤100重量部に対して、レシチ
ンが、0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜30
重量部とすることが有利である。
【0017】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて更に詳
しく説明する。尚、実施例中、「部」、「%」とあるの
は、断りのない限り重量基準を意味する。 実施例1 トケイソウオイル100部に対してグリシンを8.3
部、トレハロースを4.2部、大豆レシチンを16.7
部配合した。得られた組成物から下記の組成のクリーム
を調製した。
しく説明する。尚、実施例中、「部」、「%」とあるの
は、断りのない限り重量基準を意味する。 実施例1 トケイソウオイル100部に対してグリシンを8.3
部、トレハロースを4.2部、大豆レシチンを16.7
部配合した。得られた組成物から下記の組成のクリーム
を調製した。
【0018】クリーム組成 上記組成物 15.5% ステアリン酸 4.0% セタノール 2.0% パルミチン酸セチル 2.0% 1、3−ブチレングリコール 6.0% 精製水 70.5%
【0019】得られたクリームについて、以下の評価項
目についてパネラー10人にて以下のように判定した。 (1) しっとり感 ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (2) クリームののび ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (3)クリームのコク ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (4)下地クリームとしたときの化粧のり ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (5)下地クリームとしたときの化粧のくずれにくさ ○・・・8人以上がくずれにくいことを認めた △・・・4〜7人がくずれにくいことを認めた ×・・・4人未満がくずれにくいことを認めた 結果を表1に示した。
目についてパネラー10人にて以下のように判定した。 (1) しっとり感 ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (2) クリームののび ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (3)クリームのコク ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (4)下地クリームとしたときの化粧のり ○・・・8人以上が良好と認めた △・・・4〜7人が良好と認めた ×・・・4人未満が良好と認めた (5)下地クリームとしたときの化粧のくずれにくさ ○・・・8人以上がくずれにくいことを認めた △・・・4〜7人がくずれにくいことを認めた ×・・・4人未満がくずれにくいことを認めた 結果を表1に示した。
【0020】実施例2 実施例1でグリシン8.3部に替えて、アルギニン8.
3部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
3部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0021】実施例3 実施例1でグリシン8.3部に替えて、セリン8.3部
を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0022】実施例4 実施例1でトレハロース4.2部に替えて、ソルビット
4.2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
4.2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0023】実施例5 実施例1でトレハロース4.2部に替えて、マンニトー
ル4.2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をし
た。
ル4.2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をし
た。
【0024】実施例6 実施例1でグリシン8.3部に替えて、精製水8.3部
を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0025】実施例7 実施例1でトレハロース4.2部に替えて、精製水4.
2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
2部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0026】実施例8 実施例1でレシチン16.7部に替えて、精製水16.
7部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
7部を用いた以外は実施例1と同様の実験をした。
【0027】比較例1 実施例1でグリシン、トレハロースの使用を省略した替
わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と同
様の実験を行った。
わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と同
様の実験を行った。
【0028】比較例2 実施例1でトケイソウオイル100部の替わりに、流動
パラフィン100部を用いた以外は実施例1と同様の実
験をした。
パラフィン100部を用いた以外は実施例1と同様の実
験をした。
【0029】比較例3 実施例1でトケイソウオイル100部の替わりに、トリ
2−エチルヘキサン酸グリセリル100部を用いた以外
は実施例1と同様の実験をした。
2−エチルヘキサン酸グリセリル100部を用いた以外
は実施例1と同様の実験をした。
【0030】比較例4 実施例1でトケイソウオイル100部の替わりに、月見
草油100部を用いた以外は実施例1と同様の実験をし
た。実施例1〜8、比較例1〜4の結果を表1に示し
た。
草油100部を用いた以外は実施例1と同様の実験をし
た。実施例1〜8、比較例1〜4の結果を表1に示し
た。
【0031】
【表1】
【0032】アミノ酸、糖類無配合の比較例1、トケイ
ソウオイルとは異なる油剤を配合した比較例2〜4のク
リームに比べ、トケイソウオイルとアミノ酸及び/又は
糖類を配合した実施例1〜8のクリームの方が、しっと
り感、クリームののび、クリームのコク、下地クリーム
としたときの化粧のり、下地クリームとしたときの化粧
のくずれにくさの点で優れていることが示された。
ソウオイルとは異なる油剤を配合した比較例2〜4のク
リームに比べ、トケイソウオイルとアミノ酸及び/又は
糖類を配合した実施例1〜8のクリームの方が、しっと
り感、クリームののび、クリームのコク、下地クリーム
としたときの化粧のり、下地クリームとしたときの化粧
のくずれにくさの点で優れていることが示された。
【0033】実施例9 実施例1でトケイソウオイル100部の替わりに、チェ
リーピットオイル100部を用いた以外は実施例1と同
様の実験をした。
リーピットオイル100部を用いた以外は実施例1と同
様の実験をした。
【0034】実施例10 実施例1でトケイソウオイル100部の替わりに、クル
ミオイル100部を用いた以外は実施例1と同様の実験
をした。
ミオイル100部を用いた以外は実施例1と同様の実験
をした。
【0035】比較例5 実施例9でグリシン、トレハロースの使用を省略した替
わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と同
様の実験を行った。
わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と同
様の実験を行った。
【0036】比較例6 実施例10でグリシン、トレハロースの使用を省略した
替わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と
同様の実験を行った。実施例9〜10、比較例5〜6の
結果を表2に示した。
替わりに、精製水12.5部を用いた以外は実施例1と
同様の実験を行った。実施例9〜10、比較例5〜6の
結果を表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】チェリーピットオイル、クルミオイルとア
ミノ酸及び糖類を配合した実施例9〜10のクリームの
方が、アミノ酸、糖類無配合の比較例5〜6のクリーム
に比べ、しっとり感、クリームののび、クリームのコ
ク、下地クリームとしたときの化粧のり、下地クリーム
としたときの化粧のくずれにくさの点で優れていること
が示された。
ミノ酸及び糖類を配合した実施例9〜10のクリームの
方が、アミノ酸、糖類無配合の比較例5〜6のクリーム
に比べ、しっとり感、クリームののび、クリームのコ
ク、下地クリームとしたときの化粧のり、下地クリーム
としたときの化粧のくずれにくさの点で優れていること
が示された。
【0039】実施例11 エモリエントクリーム 次の処方に従い、常法によりエモリエントクリームを製
造した。 POE(40)モノステアリン酸 2.0% 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.0% ステアリン酸 2.0% セタノール 2.0% スクワラン 10.0% トケイソウオイル 6.0% メチルポリシロキサン(350cSt) 0.2% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 7.0% 水添大豆レシチン 0.5% マンニトール 0.2% グリシン 0.4% 精製水 残余
造した。 POE(40)モノステアリン酸 2.0% 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.0% ステアリン酸 2.0% セタノール 2.0% スクワラン 10.0% トケイソウオイル 6.0% メチルポリシロキサン(350cSt) 0.2% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 7.0% 水添大豆レシチン 0.5% マンニトール 0.2% グリシン 0.4% 精製水 残余
【0040】実施例12 サンスクリーンクリーム 次の処方に従い、常法によりサンスクリーンクリームを
製造した。 ペンタステアリン酸デカグリセリル 0.95% ステアロイル乳酸ナトリウム 0.3% ベヘニルアルコール 3.75% クルミオイル 4.0% トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0% パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 6.0% オキシベンゾン 2.0% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 5.0% ソルビット 0.2% L−セリン 0.2% キサンタンガム 0.3% 精製水 残余
製造した。 ペンタステアリン酸デカグリセリル 0.95% ステアロイル乳酸ナトリウム 0.3% ベヘニルアルコール 3.75% クルミオイル 4.0% トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0% パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 6.0% オキシベンゾン 2.0% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 5.0% ソルビット 0.2% L−セリン 0.2% キサンタンガム 0.3% 精製水 残余
【0041】実施例13 クレンジングクリーム 次の処方に従い、常法によりクレンジングクリームを製
造した。 モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 2.0% テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 1.0% 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 2.0% ステアリン酸 4.0% セタノール 2.0% パルミチン酸セチル 2.0% パラフィン(135°F) 2.0% 流動パラフィン 30.0% パルミチン酸イソプロピル 10.0% チェリーピットオイル 10.0% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 5.0% L−アルギニン 0.5% トレハロース 0.3% 精製水 残余
造した。 モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 2.0% テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 1.0% 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 2.0% ステアリン酸 4.0% セタノール 2.0% パルミチン酸セチル 2.0% パラフィン(135°F) 2.0% 流動パラフィン 30.0% パルミチン酸イソプロピル 10.0% チェリーピットオイル 10.0% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 5.0% L−アルギニン 0.5% トレハロース 0.3% 精製水 残余
【0042】実施例14 乳液 次の処方に従い、常法により乳液を製造した。 モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 1.0% テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 1.5% 親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0% ステアリン酸 0.5% ベヘニルアルコール 1.5% パルミチン酸セチル 0.5% トケイソウオイル 5.0% 2−エチルヘキサン酸セチル 5.0% メチルポリシロキサン(100cSt) 0.5% 防腐剤 適量 水添大豆レシチン 0.1% 1,3−ブチレングリコール 7.0% グリシン 0.4% トレハロース 0.25% キサンタンガム 0.1% 精製水 残余
【0043】実施例15 ピールオフパック 次の処方に従い、常法によりピールオフパックを製造し
た。 POE(50)硬化ヒマシ油 2.0% 酸化チタン 6.0% カオリン 3.0% 濃グリセリン 2.8% 水添大豆レシチン 0.1% L−セリン 0.3% トレハロース 0.2% トケイソウオイル 4.0% ポリビニルアルコール 12.0% エタノール 12.0% ホエイ 0.1% 酢酸dl−α−トコフェロール 0.01% パルミチン酸レチノール 0.01% リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.01% クマコケモモエキス 0.02% 香料 適量 防腐剤 適量 精製水 残余
た。 POE(50)硬化ヒマシ油 2.0% 酸化チタン 6.0% カオリン 3.0% 濃グリセリン 2.8% 水添大豆レシチン 0.1% L−セリン 0.3% トレハロース 0.2% トケイソウオイル 4.0% ポリビニルアルコール 12.0% エタノール 12.0% ホエイ 0.1% 酢酸dl−α−トコフェロール 0.01% パルミチン酸レチノール 0.01% リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.01% クマコケモモエキス 0.02% 香料 適量 防腐剤 適量 精製水 残余
【0044】実施例16 クリームファンデーション 次の処方に従い、常法によりクリームファンデーション
を製造した。 親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0% ステアリン酸 4.0% ベヘニルアルコール 1.0% セタノール 0.5% 液状ラノリン 2.5% トケイソウオイル 4.0% α−オレフィンオリゴマー 4.0% 顔料 10.0% 水添大豆レシチン 0.3% パーフルオロポリエーテル 0.2% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 8.0% ソルビット 0.2% グリシン 0.3% トリエタノールアミン 1.5% 精製水 残余
を製造した。 親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0% ステアリン酸 4.0% ベヘニルアルコール 1.0% セタノール 0.5% 液状ラノリン 2.5% トケイソウオイル 4.0% α−オレフィンオリゴマー 4.0% 顔料 10.0% 水添大豆レシチン 0.3% パーフルオロポリエーテル 0.2% 防腐剤 適量 1,3−ブチレングリコール 8.0% ソルビット 0.2% グリシン 0.3% トリエタノールアミン 1.5% 精製水 残余
【0045】実施例17 クリームリンス 次の処方に従い、常法によりクリームリンスを製造し
た。 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 4.0% モノステアリン酸グリセリル 1.0% セタノール 2.5% チェリーピットオイル 2.0% プロピレングリコール 5.0% 防腐剤 適量 加水分解コラーゲン末 0.5% グリシン 0.1% マンニトール 0.1% 精製水 残余
た。 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 4.0% モノステアリン酸グリセリル 1.0% セタノール 2.5% チェリーピットオイル 2.0% プロピレングリコール 5.0% 防腐剤 適量 加水分解コラーゲン末 0.5% グリシン 0.1% マンニトール 0.1% 精製水 残余
【0046】
【発明の効果】本発明は、トケイソウオイル、チェリー
ピットオイル、クルミオイルから選択される一種または
二種以上の油剤に、アミノ酸類及び/または糖類、更に
必要に応じレシチンを配合した化粧品用組成物で、化粧
品に用いられたときには、油うきやしっとり感、クリー
ムの伸びやコク、更には下地クリームとした場合の化粧
のりやくずれにくさといった点に非常に優れた効果を示
す。
ピットオイル、クルミオイルから選択される一種または
二種以上の油剤に、アミノ酸類及び/または糖類、更に
必要に応じレシチンを配合した化粧品用組成物で、化粧
品に用いられたときには、油うきやしっとり感、クリー
ムの伸びやコク、更には下地クリームとした場合の化粧
のりやくずれにくさといった点に非常に優れた効果を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/021 A61K 7/021 7/08 7/08 7/42 7/42 7/50 7/50 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA112 AA121 AA122 AB242 AB442 AC012 AC032 AC072 AC102 AC122 AC131 AC132 AC172 AC242 AC342 AC352 AC402 AC422 AC432 AC442 AC472 AC542 AC581 AC582 AC692 AD022 AD042 AD112 AD152 AD191 AD192 AD211 AD212 AD352 AD432 AD512 AD572 AD622 AD642 AD662 CC03 CC05 CC07 CC12 CC19 CC23 CC39 DD23 DD27 DD31 EE06 EE07 EE12 EE17
Claims (5)
- 【請求項1】 トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸及び/又は糖類を配合してなることを
特徴とする化粧品用組成物。 - 【請求項2】 トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤に、アミノ酸及び/又は糖類、更にレシチンを配合
してなることを特徴とする化粧品用組成物。 - 【請求項3】 トケイソウオイル、チェリーピットオイ
ル、クルミオイルから選択される一種または二種以上の
油剤100重量部に対して、アミノ酸を0.01〜10
重量部及び糖類を0.01〜10重量部配合することを
特徴とする請求項1あるいは2記載の化粧品用組成物。 - 【請求項4】 アミノ酸がグリシン、アルギニン、セリ
ンからなる群から選ばれる一種又は2種以上であること
を特徴とする請求項1〜3いずれか記載の化粧品用組成
物。 - 【請求項5】 糖類がトレハロース、ソルビット、マン
ニトールからなる群から選ばれる一種又は2種以上であ
ることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の化粧品
用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001112353A JP2002308718A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 化粧品用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001112353A JP2002308718A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 化粧品用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002308718A true JP2002308718A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18963789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001112353A Pending JP2002308718A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 化粧品用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002308718A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009044248A3 (en) * | 2007-10-04 | 2009-10-29 | Sinerga S.P.A. | Cosmetic and dermopharmaceutical compositions for skin barrier restoration and disorders prevention |
JP2012158570A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | エマルジョン |
JP2015531380A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-11-02 | ナチュラ コスメティコス ソシエダッド アノニマ | 角質物質の機能を調節するための植物脂質組成物、前記の機能を調節するための方法および前記の植物脂質の使用 |
-
2001
- 2001-04-11 JP JP2001112353A patent/JP2002308718A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009044248A3 (en) * | 2007-10-04 | 2009-10-29 | Sinerga S.P.A. | Cosmetic and dermopharmaceutical compositions for skin barrier restoration and disorders prevention |
JP2012158570A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | エマルジョン |
JP2015531380A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-11-02 | ナチュラ コスメティコス ソシエダッド アノニマ | 角質物質の機能を調節するための植物脂質組成物、前記の機能を調節するための方法および前記の植物脂質の使用 |
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