JP2002307648A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2002307648A
JP2002307648A JP2001118151A JP2001118151A JP2002307648A JP 2002307648 A JP2002307648 A JP 2002307648A JP 2001118151 A JP2001118151 A JP 2001118151A JP 2001118151 A JP2001118151 A JP 2001118151A JP 2002307648 A JP2002307648 A JP 2002307648A
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English (en)
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Nobuyoshi Hoshi
信義 保志
Teruaki Mitsuya
輝章 三矢
Hiroshi Sasaki
佐々木  洋
Saburo Shoji
三良 庄司
Yutaka Ito
伊藤  豊
Kenichi Kawashima
憲一 川島
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Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生可能な刷版を用いた印刷装置において粘度
の低い水、インキ、溶剤等の液体を使用する場合に、刷
版の周囲への機器の配置を正規の印刷工程にとらわれず
に配置することにより、特別な対策なしに前記液体が漏
れるのを防止出来る印刷装置を提供する。 【解決手段】再生可能な刷版を用いた印刷装置におい
て、粘度の低い水、インキ、溶剤等の液体を使用する場
合に、「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」の正規の工
程順とは異なり、洗浄手段や現像手段等液体を使用する
装置を記録体の下部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に係り、さ
らに詳細には、再生可能な刷版を用いて印刷する印刷装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録用紙に画像情報を記録する方式とし
てはオフセット印刷、グラビア印刷のように凸版、凹
版、平版等の刷版にインキを付着させて印刷する通常の
印刷、液体インクの液滴を記録用紙に直接吹き付けて記
録するインクジェット方式、粉体トナ−を使用する電子
写真方式等が知られている。
【0003】特に前記通常の印刷はグ−テンベルグの印
刷術の発明以来、大量印刷手段としての役割を果たし、
現在においても記録方法の主流である。ところが、この
通常の印刷方式はその誕生以来、刷版が書き換え不能で
あり、印刷物の内容を変えるためには印刷機とは別の専
用の製版機で作った刷版と使用済みの刷版とを交換する
ため、刷版の作製および刷版交換の時間がかかり、印刷
機の稼動効率を低下させていた。したがって特に少量多
品種の印刷には不向きである。また少量多品種の印刷に
は刷版を多数使用するため当然のこととして印刷コスト
が非常にかかるという問題もある。
【0004】近年、この欠点を改良し、刷版作製を効率
的に短時間で行うものとして、一般にCTP(Computer
To Plate)と云われている技術すなわちコンピュ−タで
編集した印刷すべき文章や画像を版材料に直接に書き込
むダイレクト製版の技術開発が盛んであり、既に各種方
式が製品化されている。この技術により製版時間は大幅
に短くなり、ある程度の少量印刷への対応が改善されて
いる。また、印刷機に装着したままの刷版に直接画像情
報を書き込む技術が先に提案されている。しかしながら
依然として刷版は書き換え不可能である。また使用済み
の刷版は再生不可能のため廃棄物として捨てられるとい
う問題もある。また少量多品種の印刷時には刷版を多数
交換するため印刷コストが高くなるという問題もそのま
ま存在する。
【0005】これらの欠点を更に改良するものとして、
書き換え可能な刷版に対する技術開発も従来から行われ
ている。例えば特開平6−31889号、特開平6−226948号
公報には刷版表面の濡れ性を光によって制御する技術が
開示されている。また1998年のIs&Tの国際学会「
International Conference on Digital Printing Techn
ologies」においてChemnitz Technical Universityから
アルミニウムをマスタシリンダとし、それにホットメル
トインキで画像を書き込み、そのホットメルトインキに
印刷インキを付着させてオフセット印刷を行い、その後
に加熱と機械的な手段により付着しているホットメルト
インキを除去してアルミニウムのマスタシリンダを再使
用する技術が開示されている。また本発明者等は、撥水
性を有する記録体を刷版として用い、水性インキで記録
し、その刷版を再使用する技術を先に提案した。このよ
うに再生可能な刷版は資源の有効利用となり、廃棄物を
出さないという長所を有し、印刷コストを下げるという
長所も有する。
【0006】ところで、書き換え可能な刷版を用いた印
刷装置は、書き換え出来ない刷版を用いた印刷装置に比
べ、再生可能な刷版を用いる印刷装置は刷版のまわりに
新たに画像情報を記録する情報書き込み手段、印刷動作
終了後に刷版を再使用可能に再生する再生手段を有する
が、従来提案のこの種印刷装置は、情報書き込み手段、
現像手段、転写手段、再生手段が工程順の「情報書き込
み〜現像〜転写〜再生」に従って配置されており、現像
手段や水洗手段等が記録体ドラムの側部にあり、インキ
や水等が漏れるのを防止するための対策が必要になる。
また水性インキを噴流として刷版に流しかける高速現像
方式が採用出来ないという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、再生
可能な刷版を用いた印刷装置において粘度の低い水、イ
ンキ、溶剤等の液体を使用する場合に、刷版の周囲への
機器の配置を正規の印刷工程にとらわれずに配置するこ
とにより、特別な対策なしに前記液体が漏れるのを防止
出来る印刷装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、再生可能な
刷版を用いた印刷装置において、粘度の低い水、イン
キ、溶剤等の液体を使用する場合に、「情報書き込み〜
現像〜転写〜再生」の正規の工程順とは異なり、洗浄手
段や現像手段等液体を使用する装置を記録体の下部に配
置することによって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は本発明で採用する再生可能
な刷版を用いた印刷原理を説明するための印刷装置の概
略構成例を示したものである。本発明は本質的には再生
可能な刷版を用いる記録方式の全てに適用可能である
が、一例として図2では本発明者等が先に提案した水性
インキを用いる記録方式について説明する。
【0010】刷版であるドラム状の記録体2の表面は超
撥水性を示す。印刷装置1において記録体2の周囲に
は、画像情報に応じて水溶性物質32を記録体2に付着
させることにより撥水性の大小による潜像を形成して画
像情報を記録する情報書き込み手段3、情報を書き込ん
だ記録体2に水性インキ42を付着させインキ画像45
を形成する現像手段4、インキ画像45を記録用紙7に
転写する転写手段5、印刷動作終了後に記録体2に書き
込まれている画像情報を消去し記録体2を再生する再生
手段6が配置されている。以下にそれぞれの工程で用い
られる部材、機器について記述する。
【0011】刷版である記録体2は基材としてのアルミ
ニウムのドラムに超撥水性を示す表面を形成する塗料
(以後、超撥水塗料と略記する)を塗布する。超撥水塗
料は少なくとも撥水性を付与する撥水材料、超撥水表面
に凹凸を与える微粒子、撥水材料と微粒子を保持するた
めの樹脂、これらを溶解・分散しておくための有機溶剤
の4種類からなる。実施例ではエポキシ樹脂、フェノ−
ル樹脂、硬化促進剤をメチルエチルケトンに溶解し、こ
れに撥水材料として分子内にフッ素原子を含んだ含フッ
素化合物を加えて攪拌し、次に微粒子としてシリカを加
えて攪拌して超撥水塗料を作製した。この超撥水塗料に
浸漬したアルミニウムのドラムを引き上げ、これを加熱
して刷版である記録体2を作製した。
【0012】情報書き込み手段3による潜像形成は、記
録体2の表面のインキを塗布したい部分にエチレングリ
コ−ル、ポリビニルアルコ−ル等の水溶性物質32を液
滴として付着させるという操作である。水溶性物質32
を刷版に付着させることで付着部分の親水性が高まり、
濡れ性の大小による潜像が形成されて選択的に水性イン
キ42が付着しインキ画像45が形成されるという仕組
みである。具体的には、インクジェットプリンタのイン
クタンクにポリビニルアルコ−ルの水溶液を入れて、イ
ンク吐出用ヘッド31のノズルから画像情報に応じて吐
出させ記録体2に付着乾燥させる。
【0013】インク吐出用ヘッド31としては、いわゆ
るインクジェットプリンタに使用されているインク吐出
用ヘッドは全て使用可能である。ノズル数も1個のも
の、ライン状に複数並べたもの等ノズル数には限定され
ない。また記録すべき画像に応じてインクの吐出をオ
ン、オフするいわゆるオンデイマンド方式、連続的に吐
出したインク液滴の飛翔を電界により制御して記録用紙
の必要な位置にインクを付着させる荷電変調方式等記録
方式にも限定されない。
【0014】現像手段4による可視化すなわち現像は記
録体2の水溶性物質32の付着した部分のみに水性イン
キ42を塗布するという操作である。水性インキ42は
インキ皿41からインキ出しロ−ラ43、インキ着けロ
−ラ44を介して記録体2に塗布されインキ画像45を
形成する。出来たインキ画像45は、転写手段5である
転写ロ−ルで矢印方向に搬送する記録用紙7を記録体2
に押圧することにより記録用紙7に転写される。
【0015】同じ画像の印刷物を複数枚印刷するときに
は、2枚目以降は既に刷版である記録体2に潜像が形成
されているので現像と転写の工程を繰り返す。必要な枚
数の印刷が終わり別の画像情報を印刷する場合には、記
録体2を再生して使用する。
【0016】再生手段6は水洗手段61と乾燥手段62
より構成されている。印刷動作終了後の記録体2には水
性インキが付着している。また水性インキ付着部分は超
撥水性が失われている。つまり再生はインキの除去と超
撥水性の回復という二つの事柄を行う工程となる。水洗
いは記録体2の表面に残ったインキを除去する作業であ
る。インキは水性であるから水洗手段61の洗浄器63
で水を記録体2に向けて吹き出し、記録体2の表面に残
ったインキを洗浄除去する。洗浄によって出た廃液は廃
液受け64にトラップする。乾燥は記録体2表面に残っ
た洗浄液を除去する操作であり、記録体2に乾燥手段6
2であるドライヤにより熱風を吹き付けて行う。これに
より記録体2の超撥水性が復活し新たな画像の潜像形成
工程に移ることが出来るようになる。
【0017】再生可能な刷版を用いた前記印刷装置にお
いて、記録体の反時計方向の回転に対して、情報書き込
み手段、現像手段、転写手段、再生手段が工程順の「情
報書き込み〜現像〜転写〜再生」に従って配置されてい
る。本構成において水性インキを用いる現像手段や水洗
手段が記録体ドラムの側部にあり、インキや水が漏れる
のを防止するための対策が必要になる。また水性インキ
を噴流として刷版に流しかける高速現像方式が採用出来
ないという問題もある。
【0018】図3は本発明で採用する再生可能な刷版を
用いた別の印刷原理を説明するための印刷装置の概略構
成例を示したものである。本例は基本的にはホットメル
トインクを用いたインクジェット記録方式により刷版を
作り油性インキでオフセット印刷する方式に関する。
【0019】刷版であるドラム状の記録体2の表面は親
水性を示す。印刷装置1において記録体2の周囲には、
情報書き込み手段3、ゴム胴8、再生手段6が配置され
ている。情報書き込み手段3ではワックスを主成分とす
る親油性のホットメルトインク320を加熱融解して画
像情報に応じてインク吐出用ヘッド31から噴射して記
録体2に付着させることにより画像情報を記録する。現
像手段4は記録体2の非画像部を水で濡らすための浸し
水装置40とホットメルトインクの表面に油性インキ4
20を付着させるインキング装置46よりなる。記録体
2に付着したホットメルトインクの表面にのみ現像手段
4により油性インキ420を付着させインキ画像45を
形成する。出来たインキ画像45をゴム胴8に転写した
のち転写手段5により記録用紙7に再転写する。再生手
段6はホットメルトインクの表面に付着している油性イ
ンキ420を有機溶剤にて洗浄するための溶剤洗浄装置
9と洗浄後のホットメルトインキを機械的にブラシで擦
り落とすためのクリ−ニング装置10より構成される。
図3に示した再生可能な刷版を用いた印刷装置におい
て、記録体2の反時計方向の回転に対して、情報書き込
み手段3、現像手段4、ゴム胴8、再生手段6が工程順
の「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」に従って配置さ
れている。粘度の高い油性インキは記録体ドラムの側部
あるいは上部にあってもインキが漏れる心配はないが、
有機溶剤を使用する溶剤洗浄装置9が記録体ドラムの側
部にあり有機溶剤が漏れるのを防止するための対策が必
要になる。
【0020】本発明の第1の実施例を図1により説明す
る。
【0021】図1は、図2と同方式の印刷装置1の情報
書き込み手段3、現像手段4、転写手段5、再生手段6
の位置関係を模式的に表したものである。
【0022】記録体2の反時計方向の回転に対して、情
報書き込み手段3、現像手段4、転写手段5、再生手段
6が工程順の「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」とは
異なって配置されている。記録体2の反時計方向の回転
に対して、情報書き込み手段3から順に転写手段5、再
生手段6、現像手段4の順に配置され、さらに再生手段
6では水洗手段61と乾燥手段62の位置関係が逆転し
ている。すなわち水洗手段61の上流側に乾燥手段62
を設置している。刷版への情報書き込み時には情報書き
込み手段3のみが動作し、情報書き込みが終了したら現
像手段4と転写手段5が動作し矢印方向に搬送する記録
用紙7に印刷する。一連の印刷動作が終了して刷版の再
生を行う場合には再生手段6のみを動作させるとよい。
このように情報書き込み、現像・転写、再生の工程は記
録体2が一周する間に連続しては行われないので、各々
の工程の相互の位置的関係は不要となる。再生工程では
刷版はまず水洗手段61で水洗された後ドラム状の記録
体2が反時計方向に一周して水洗手段61の上部に設置
してある乾燥手段62により乾燥されて再生が完了す
る。現像手段4においてインキ出しロ−ラ43を時計方
向に高速で回転することによりインキ皿41に入ってい
る水性インキ42の液面がインキ出しロ−ラ43の表面
に沿って盛り上がり、記録体2に対して高速印刷に十分
対応するインキの供給が可能となる。このように高速で
インキを記録体2に供給する方式は現像手段4を記録体
2の下部に設置することによりはじめて可能となる。再
生工程においては破線で示したように記録体2を逆回転
すなわち時計方向に回転させて水洗手段61で水洗され
た後すぐに乾燥することも可能である。情報書き込み時
には記録体2の回転速度を落としてゆっくり回転するこ
とにより印刷すべき画像の解像度を上げることが可能と
なる。同様に再生時にも記録体2の回転速度を印刷速度
よりも遅くすることにより効果的に洗浄、乾燥すること
が可能となる。本実施例によれば、液体である水性イン
キ42を用いる現像手段4と洗浄水を用いる水洗手段6
1をドラム状の記録体2の下部に設置することにより特
別な対策なしにインキや水が漏れるのを防止出来るとい
う長所を有する。また、水性インキ42を十分に記録体
2に供給し高速現像出来るという長所を有する。
【0023】次に本発明の第2の実施例を図4により説
明する。
【0024】図4において、第1の実施例と異なる主な
点は、情報書き込み手段3と乾燥手段62の位置を入れ
換えたことにある。情報書き込み、現像・転写、再生工
程の相互の位置的関係は不要であるので時系列的に情報
書き込み手段3、現像手段4、転写手段5、再生手段す
なわち水洗手段61、乾燥手段62を動作させるとよ
い。本実施例において現像・転写時に乾燥手段62の熱
風の吹き付け方向を記録用紙7に向けて転写前の記録用
紙7を加熱することにより、転写時のインキのにじみを
低減することも可能となる。
【0025】次に本発明の第3の実施例を図5により説
明する。
【0026】図5は、図3と同方式の印刷装置1の情報
書き込み手段3、現像手段4、転写手段5、再生手段6
の位置関係を模式的に表したものである。
【0027】記録体の反時計方向の回転に対して、情報
書き込み手段3、現像手段4、ゴム胴8、再生手段6が
工程順の「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」とは異な
って配置されている。記録体2の反時計方向の回転に対
して、情報書き込み手段3から順に再生手段6、現像手
段4、ゴム胴8の順に配置され、さらに再生手段6では
溶剤洗浄装置9とクリ−ニング装置10の位置関係が逆
転している。すなわち溶剤洗浄装置9の上流側にクリ−
ニング装置10を設置している。刷版への情報書き込み
時には情報書き込み手段3のみが動作し、情報書き込み
が終了したら現像手段4とゴム胴8、転写手段5が動作
し矢印方向に搬送する記録用紙7に印刷する。印刷動作
が終了して刷版の再生を行う場合には再生手段6のみが
動作する。
【0028】本実施例によれば、液体である水を使用す
る浸し水装置40と有機溶剤を使用する溶剤洗浄装置9
をドラム状の記録体2の下部に設置することにより特別
な対策なしに水や有機溶剤が漏れるのを防止出来るとい
う長所を有する。
【0029】本発明実施例においては、再生可能な刷版
を用いた印刷方式として2例を挙げて説明した。再生可
能な刷版をもちいた印刷方式のプロセスは基本的には本
実施例と同じく潜像形成、現像・転写、再生の工程から
成り立っており、本発明は再生可能な刷版を用いた具体
的印刷方式については限定されない。刷版については親
水性、疎水性を問わず、またインキについても水性イン
キ、油性インキを問わない。また潜像形成の具体的方式
についても限定されない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、再
生可能な刷版を用いた印刷装置において粘度の低い水、
インキ、溶剤等の液体を使用する装置を記録体の下部に
設置しているので、特別な対策なしに前記液体が漏れる
のを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す印刷装置の概念図
である。
【図2】従来例を説明する印刷装置の概念図である。
【図3】図2と異なる従来例を説明する印刷装置の概念
図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す印刷装置の概念図
である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す印刷装置の概念図
である。
【符号の説明】
1…印刷装置、2…記録体、3…情報書き込み手段、4
…現像手段、5…転写手段、6…再生手段、7…記録用
紙、8…ゴム胴、9…溶剤洗浄装置、10…クリ−ニン
グ装置、31…インク吐出用ヘッド、61…水洗手段、
62…乾燥手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三矢 輝章 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 佐々木 洋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 庄司 三良 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 伊藤 豊 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 川島 憲一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2C034 AA09 AA12 2C056 FD02 FD20 JB18 2H084 AA25 AA40 AE05 AE08 CC05 CC07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷版である記録体に画像情報に応じてイ
    ンキに対する濡れ性を制御して画像情報を記録する情報
    書き込み手段、情報を書き込んだ前記記録体にインキを
    付着させインキ画像を形成する現像手段、前記インキ画
    像を記録用紙に転写する転写手段、印刷動作終了後に前
    記記録体を再使用可能に再生する再生手段を有する印刷
    装置において、 前記再生手段が前記記録体に付着した前記インキを液体
    で洗浄する洗浄手段を含み、前記インキ画像を前記記録
    用紙に転写する印刷動作時の前記記録体の回転方向に対
    して、前記記録体の周囲への前記それぞれの手段の配置
    を「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」の正規の工程順
    とは異なり、前記洗浄手段を、前記他の手段よりも下方
    に位置して、前記記録体の下部に配置したことを特徴と
    する印刷装置。
  2. 【請求項2】 刷版である記録体に画像情報に応じてイ
    ンキに対する濡れ性を制御して画像情報を記録する情報
    書き込み手段、情報を書き込んだ前記記録体にインキを
    付着させインキ画像を形成する現像手段、前記インキ画
    像を記録用紙に転写する転写手段、印刷動作終了後に前
    記記録体を再使用可能に再生する再生手段を有する印刷
    装置において、 前記インキが水性インキであり、前記インキ画像を前記
    記録用紙に転写する印刷動作時の前記記録体の回転方向
    に対して、前記記録体の周囲への前記それぞれの手段の
    配置を「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」の正規の工
    程順とは異なり、前記現像手段を、前記他の手段よりも
    下方に位置して、前記記録体の下部に配置したことを特
    徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 刷版である記録体に画像情報に応じてイ
    ンキに対する濡れ性を制御して画像情報を記録する情報
    書き込み手段、情報を書き込んだ前記記録体にインキを
    付着させインキ画像を形成する現像手段、前記インキ画
    像を記録用紙に転写する転写手段、印刷動作終了後に前
    記記録体を再使用可能に再生する再生手段を有する印刷
    装置において、 前記再生手段が前記記録体に付着した前記インキを液体
    で洗浄する洗浄手段を含み、前記インキ画像を前記記録
    用紙に転写する印刷動作時の前記記録体の回転方向に対
    して、前記記録体の周囲への前記それぞれの手段の配置
    を「情報書き込み〜現像〜転写〜再生」の正規の工程順
    とは異なり、前記洗浄手段および前記現像手段を、前記
    他の手段よりも下方に位置して、前記記録体の下部に配
    置したことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記再生手段の動作時に前記記録体の前記回転方向を逆
    回転とすることを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記情報書き込み手段の動作時の前記記録体の回転速度
    を、印刷動作時の前記記録体の回転速度より遅くするこ
    とを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記再生手段の動作時の前記記録体の回転速度を、印刷
    動作時の前記記録体の回転速度より遅くすることを特徴
    とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記情報書き込み手段、前記再生手段の動作時の前記記
    録体の回転速度を、印刷動作時の前記記録体の回転速度
    より遅くすることを特徴とする印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008075742A1 (ja) * 2006-12-20 2010-04-15 株式会社ニコン メンテナンス方法、露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008075742A1 (ja) * 2006-12-20 2010-04-15 株式会社ニコン メンテナンス方法、露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法

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