JP2002307345A - ロボット座標校正システム - Google Patents

ロボット座標校正システム

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JP2002307345A
JP2002307345A JP2001119626A JP2001119626A JP2002307345A JP 2002307345 A JP2002307345 A JP 2002307345A JP 2001119626 A JP2001119626 A JP 2001119626A JP 2001119626 A JP2001119626 A JP 2001119626A JP 2002307345 A JP2002307345 A JP 2002307345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成を用いて視覚座標から把持点のロ
ボット座標を正確に取得できるようにして、ロボットの
位置決め精度を向上させる。 【解決手段】 所定の把持位置Kを回転中心として校正
用物体5を回転させる把持ツール4を設け、校正用物体
5を複数の異なる角度に回転させたときの校正用物体5
上の単一の計測点に対応する複数の視覚座標に基づいて
回転不動点の視覚座標を算出し、さらにロボット座標と
視覚座標との変換関係を用いてロボット座標における把
持位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多関節ロボットな
どのロボットにカメラなどの撮像手段を付設し、この撮
像手段による撮像画像を用いてロボットを制御するロボ
ットシステムにおいて、前記撮像手段による視覚座標と
ロボット座標との変換に係わるロボット座標校正システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラなどの撮像手段でロボットの先端
を撮像した撮像画像をモニタに表示し、このモニタ表示
画面を見ながら、オペレータがロボットあるいはワーク
の位置、姿勢を制御したり或いはティーチングを行うロ
ボットシステムが知られている。
【0003】この種のロボットシステムでは、撮像手段
による視覚座標とロボット座標とを対応づける必要があ
る。
【0004】そこで、特開平7−117403号公報に
おいては、物体の回転の前後で物体上の複数の視覚座標
を求め、求められた複数組の視覚座標の間で変換の不動
点としての視覚座標を算出し、回転中心のロボット座標
と不動点の視覚座標を同一の点としてロボット座標と視
覚座標の対応付けを行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、物体を回転させるときの回転中心を求める
ことはできるが、物体を実際に把持している位置自体
(以下把持点あるいは把持位置という)を正確に求める
ことができない。すなわち、この従来技術では、把持点
自体の座標を校正しているのではないので、把持点の座
標を求めるためには、求めた回転中心に対し、設計値よ
り与えられる回転中心から把持点までのオフセット分を
加算して把持点座標を推測しなくてはならない。
【0006】上記オフセットが設計値どおりに与えられ
ているときには問題がないが、実際は、各部品の取り付
け誤差、各部品の加工ばらつきなどにより、前記オフセ
ットには誤差が含まれる。したがって、従来技術の場
合、このオフセット誤差を解消するためには、作業員が
いちいち加工の度に、回転中心から把持点までのオフセ
ットを計測しなくてはならず、煩雑であり、作業効率が
低下する。
【0007】特に、物体を回転させる回転中心と把持点
との間に大きな位置の違い(オフセット)がある場合、
あるいはワークを把持するハンドがアタッチメントとし
て交換可能な場合には、上記誤差が大きくなり、ロボッ
ト先端の位置決め精度が低下する。昨今は、非常に微少
なサイズのワークを把持する作業を行うロボットも開発
されており、このようなロボットの場合、ごく僅かな位
置決め精度の低下が、ワークの把持ミスなどの原因とな
る。
【0008】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
簡単な構成によって把持点の座標を正確に取得できるよ
うにして、ロボットの位置決め精度を向上させることが
可能なロボット座標校正システムを得ることを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明にかかるロボット座標校正システムは、複数の
軸を有しその先端軸から所定のオフセット量だけ離れた
把持位置で物体を把持するロボットと、撮像手段とを備
え、ロボットに把持された校正用物体を前記撮像手段に
よって撮像し、その撮像画像に基づいてロボット座標と
視覚座標との校正を行うロボット座標校正システムにお
いて、前記把持位置に取り付けられ、校正用物体を把持
してかつ前記把持位置を中心に回転可能な把持ツール
と、前記撮像画像に基づいて前記校正用物体上に設定し
た単一の所定の計測点の視覚座標を計測するとともに、
前記把持ツールを回転させることにより前記校正用物体
を2以上の複数の異なる回転角度をもって回転させたと
きの、これら複数の回転角度での前記計測点の視覚座標
を計測する手段と、前記回転前の計測点の視覚座標およ
び回転後の複数の回転角度での複数の視覚座標に基づい
て前記撮像画像中の回転不動点の視覚座標を算出し、さ
らにこの回転不動点の視覚座標およびロボット座標と視
覚座標との変換関係を用いてロボット座標における前記
把持位置を求める手段とを備えることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、先端軸から所定のオフ
セット量だけ離れた把持位置に校正用物体を把持しかつ
回転可能な把持ツールを設ける。そして、把持ツール上
に設定した単一の計測点を複数の異なる回転位置で計測
する。すなわち、撮像画像に基づいて把持物体上に設定
した単一の所定の計測点の視覚座標を計測し、ロボット
座標の既知の点を中心に把持物体を2以上の複数の異な
る回転角度をもって回転させ、これら複数の回転角度で
の計測点の視覚座標を計測し、回転前の計測点の視覚座
標および回転後の複数の回転角度での複数の視覚座標に
基づいて撮像画像中の回転不動点の視覚座標を算出し、
さらにこの回転不動点の視覚座標およびロボット座標と
視覚座標との変換関係を用いてロボット座標における前
記把持位置を求める。
【0011】つぎの発明にかかるロボット座標校正シス
テムは、複数の軸を有しその先端軸から所定のオフセッ
ト量だけ離れた把持位置で物体を把持するロボットと、
撮像手段とを備え、ロボットに把持された校正用物体を
前記撮像手段によって撮像し、その撮像画像に基づいて
ロボット座標と視覚座標との校正を行うロボット座標校
正システムにおいて、前記把持位置に取り付けられ、校
正用物体を把持してかつ前記把持位置を中心に回転可能
な把持ツールと、前記撮像画像に基づいて前記把持物体
上に設定した複数の所定の計測点の視覚座標を計測する
とともに、前記把持ツールを回転させることにより前記
把持物体を回転させたときのこれら複数の計測点の視覚
座標を計測する手段と、前記回転前の複数の計測点の視
覚座標および回転後の複数の計測点の視覚座標に基づい
て前記撮像画像中の回転不動点の視覚座標を算出し、さ
らにこの回転不動点の視覚座標およびロボット座標と視
覚座標との変換関係を用いてロボット座標における前記
把持位置を求める手段とを備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、先端軸から所定のオフ
セット量だけ離れた把持位置に校正用物体を把持しかつ
回転可能な把持ツールを設ける。そして、把持ツール上
に設定した複数の計測点の回転前後の位置を計測する。
すなわち、撮像画像に基づいて把持物体上に設定した複
数の所定の計測点の視覚座標を計測するとともに、把持
ツールを回転させることにより把持物体を回転させたと
きのこれら複数の計測点の視覚座標を計測し、回転前の
複数の計測点の視覚座標および回転後の複数の計測点の
視覚座標に基づいて撮像画像中の回転不動点の視覚座標
を算出し、さらにこの回転不動点の視覚座標およびロボ
ット座標と視覚座標との変換関係を用いてロボット座標
における把持位置を求める。
【0013】次の発明においては、上記発明において、
前記把持ツールは、前記ロボットの先端に固定されるツ
ール本体部と、この本体部に対し回転可能に配設されて
前記物体を把持する把持回転部とを備え、さらに前記把
持回転部の回転を禁止させるためのストッパ部材を着脱
自在に設けたことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、着脱自在なストッパに
よって把持ツールの回転を禁止できるようにしており、
これにより通常作業時には把持ツールが自由回転しない
ように構成できるため、この把持ツールを用いて通常の
ワークの移載作業等が可能となる。
【0015】次の発明においては、上記発明において、
前記把持ツールは、前記ロボットの先端に固定されるツ
ール本体部と、この本体部に対し回転可能に配設されて
前記校正用物体を把持する把持回転部とを備え、さらに
前記把持回転部を複数の異なる角度位置で仮止めする仮
止め部材を設けたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、把持ツールを特定の角
度において仮固定可能な構造としたので、回転角度を計
算する必要がなくなり、これにより回転不動点算出の際
の計算が容易となり、計算処理を簡易化することができ
る。
【0017】次の発明においては、上記発明において、
前記把持ツールは、前記ロボットの先端に固定される第
1ツール本体部と、この第1ツール本体部に固定されて
物体を把持可能な把持部とを有する第1把持ツールと、
この第1把持ツールの把持部によって着脱自在に把持さ
れる第2ツール本体部と、この第2ツール本体部に対し
回転可能に配設されて前記校正用物体を把持する把持回
転部とを有する第2把持ツールとを備えることを特徴と
する。
【0018】この発明によれば、第1把持ツールに対
し、第2把持ツールを着脱自在としたので、把持位置校
正作業時にのみ第2把持ツールを取り付ければ良く、通
常のロボット作業の時は第2把持ツールを取り外せばよ
い。
【0019】次の発明においては、上記発明において、
前記把持ツールは、前記ロボットの先端に固定される第
1ツール本体部と、このツール本体部に固定されて物体
を把持可能な把持部とを有する第1把持ツールと、この
第1把持ツールの把持部によって把持される第2ツール
本体部と、この第2ツール本体部に対し回転可能に配設
され、前記校正用物体を一体的に形成した回転体とを有
する第2ツールとを備えることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、第1把持ツールに対
し、第2ツールを着脱自在としたので、把持位置校正作
業時にのみ第2ツールを取り付ければ良く、通常のロボ
ット作業の時は第2ツールを取り外せばよい。さらに、
校正用物体を第2ツール本体部に一体的に構成したの
で、校正用物体の位置、姿勢ずれがなくなり、高精度の
校正をなし得る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるロボット座標校正システムの好適な実施の
形態を詳細に説明する。
【0022】実施の形態1.図1は本発明にかかるロボ
ット座標校正システムの概念的構成を示すものである。
このロボットシステムは、ロボット10、撮像手段とし
てのカメラ18、画像認識部60,ロボットコントロー
ラ70およびディスプレイ50を有して構成される。
【0023】ロボット10は、この場合、2軸構成の垂
直多関節ロボットであり、第1軸1と第2軸2の間に垂
直および水平方向に延在する略コ字状の第1アームA1
を備え、第2軸2の先端軸3を手先回転軸としている。
この先端軸3には、各種のハンドをアタッチメントとし
て取り付け可能であるが、この場合は、先端軸3から水
平方向に所定のオフセット量dだけ離間したハンド軸6
を取り付けている。このオフセット量dは設計値より概
略量は推測する事ができるものの、実際には取り付け誤
差、接続部材の加工誤差等によりその正確な値は未知で
ある。ハンド軸6には、校正用物体5を把持するための
把持ツール4が取り付けられている。
【0024】図2は、把持ツール4の構造を示すもので
ある。この把持ツール4は、ロボット10のハンド軸6
に取り付けられるツール本体部11と、この本体部11
に対し任意の回転角度に回転可能に配設される把持回転
部12と、この把持回転部12に固定される吸着パッド
13とを備えている。吸着パッド13は、座標校正の際
に用いる校正用物体5(以下ワークという)を吸着して
校正用物体5を支持する。この把持ツール4において
は、オペレータが把持回転部12を手動で回転させるこ
とで、図3に示すように、ワーク5を複数の異なる回転
角度に回転させることができる。この場合、ワーク5は
図3に示すように、薄板の正方形形状であるとする。
【0025】このような把持ツール4を設けたので、座
標校正のために校正用物体5を回転させるときには、そ
の回転中心軸は、校正用物体5を把持している把持点
(把持位置)Kに一致することになる。
【0026】図1において、カメラ18は、例えばCC
Dカメラであり、把持ツール4に支持されたワーク5を
撮像できるように、その位置あるいは角度が設定されて
いる。カメラ18で撮像された画像データは画像認識部
60へ入力される。画像認識部60は、カメラ18から
の画像データを画像認識して、ワーク5上の計測点の視
覚座標を特定するなどの処理を実行する。カメラ18の
撮像画像はディスプレイ50上に表示されている。
【0027】ロボットコントローラ70は、ロボットの
位置、姿勢を制御するものであり、画像認識部60から
の認識結果に基づいて、カメラ18による視覚座標と予
め設定されているロボット座標との校正(キャリブレー
ション)を実行する。
【0028】実施の形態1においては、ワーク5上に単
一の計測点Pq(図3)を設定し、この計測点Pqの回
転前の位置と、この単一の計測点Pqに関する回転後の
複数の位置とを計測し、これらの計測点の位置から回転
不動点の位置を算出している。
【0029】以下、その手順を、図4に示す概念図およ
び図5に示すフローチャートに従って説明する。図4に
示すように、回転不動点P0の座標を(X0,Y0)と
し、計測点Pqの座標を(Xqi,Yqi)(i=1,2,
3)とする。計測点Pqはこの場合、正方形状のワーク
5の角部とする。
【0030】まず、ワーク5における単一の計測点Pq
を含むようにカメラ18で撮像する。画像認識部60は
この撮像データを画像認識することで、回転前の計測点
Pqの視覚座標Pq1(Xq1,Yq1)を求める(ステッ
プ100)。
【0031】つぎに、オペレータが把持ツール4を回転
させることにより、ワーク5を把持点K(図1参照)を
中心に任意の角度θ1だけ回転させる(ステップ11
0)。そして、この回転後の計測点Pqを含むようにカ
メラ18で撮像する。画像認識部60はこの撮像データ
を画像認識することで、回転後の計測点Pqの視覚座標
Pq2(Xq2,Yq2)を求める(ステップ120)。
【0032】さらに、オペレータが把持ツール4を回転
させることにより、ワーク5を把持点K(図1参照)を
中心にさらに任意の角度(θ2−θ1)だけ回転させる
(ステップ130)。そして、この回転後の計測点Pq
を含むようにカメラ18で撮像する。画像認識部60は
この撮像データを画像認識することで、回転後の計測点
Pqの視覚座標Pq3(Xq3,Yq3)を求める(ステッ
プ140)。
【0033】つぎに、回転前後の位置Pq1とPq2、
Pq1とPq3との間には、下式のような座標変換関係
が成立する。なお、これらの座標変換では並進成分はな
く、回転成分のみであるとして、2次元の座標変換で表
している。
【0034】
【数1】
【0035】
【数2】
【0036】ロボットコントローラ70では、3つの既
知の視覚座標Pq1(Xq1,Yq1)、Pq2(Xq2,Y
q2)およびPq3(Xq3,Yq3)と上式とを用いて回転
不動点P0、すなわち把持点Kの視覚座標を(X0
0)、回転角度θ1およびθ2を求める(ステップ1
50)。
【0037】さらに、このようにして求めた回転不動点
の視覚座標P0(X0,Y0)をロボット座標と視覚座標
との変換関係Rを用いて、次式に示すように、ロボット
座標におけるP′0(X′0,Y′0)に変換する。 P′0=RP0 このようにして、把持点Kのロボット座標における位置
P′0を求めることができ、さらには前記オフセット量
dを求めることができる。
【0038】なお、通常、先端軸3はロボットの手先回
転軸に設定し、ロボットの動作制御点とするためその正
確な位置は既知である。したがって、把持点Kのロボッ
ト座標における位置、あるいは上記オフセット量dが正
確に求めることができれば、把持点K自体の正確な制御
が可能となり、ロボットの位置決め精度が向上する。
【0039】また、この実施の形態1では、ワーク5上
に単一の計測点Pqを設定し、この計測点Pqの回転前
の位置Pq1(Xq1,Yq1)と、この単一の計測点Pq
に関する回転後の複数の位置Pq2(Xq2,Yq2)、P
q3(Xq3,Yq3)とを計測し、これらの計測点の位置
から回転不動点の位置を算出するようにしているので、
実施の形態2で説明する複数の計測点を用いる手法に比
べ、カメラ18による撮像所要エリアを小さくすること
ができる。極端なことを言えば、回転前後の単一の計測
点が撮像できていればよく、ワーク全体を撮像する必要
もなくなる。このため、この実施の形態1においては、
計測点自体の撮像エリア全体に対する割合が大きくな
り、計測点の画像品質が向上し、その後行われる画像認
識精度、さらにはキャリブレーション精度も向上する。
また、同様の理由で、校正用物体5のサイズを小さく構
成できるため、ロボット先端での把持が容易となる。
【0040】実施の形態2.次に図6を参照してこの発
明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2
では、図6に示すように、校正用物体5上に複数(この
場合2つ)の計測点P1、P2を設定し、カメラ18によ
ってこれら複数の計測点P1、P2の回転前の位置P
11(X11,Y11)、P21(X21,Y21)と、回転後の位置
12(X12,Y12)、P22(X22,Y22)とを計測し、こ
れらの位置と回転角度θを用いて、回転不動点P
0(X0,Y0)を算出するようにしている。
【0041】すなわち、回転前後の2つの計測点P1
2には以下の座標変換関係が成立する。なお、この場
合も、これらの座標変換では並進成分はなく、回転成分
のみであるとして、2次元の座標変換で表している。
【0042】
【数3】
【0043】ロボットコントローラ70では、4つの既
知の視覚座標P11(X11,Y11)、P21(X21,Y21)、
12(X12,Y12)、P22(X22,Y22)と、上式とを用
いて回転不動点P0、すなわち把持点Kの視覚座標を
(X0,Y0)と回転角度θとを求める。
【0044】さらに、このようにして求めた回転不動点
の視覚座標P0(X0,Y0)をロボット座標と視覚座標
との変換関係Rを用いて、実施の形態1と同様にてロボ
ット座標におけるP′0(X′0,Y′0)に変換する。
このようにして、把持点Kのロボット座標における位置
P′0を求めることができ、さらには前記オフセット量
dを求めることができる。
【0045】このようにこの実施の形態2では、把持点
Kのロボット座標における位置、あるいは上記オフセッ
ト量dが正確に求めることができるので、把持点K自体
の正確な制御が可能となり、ロボットの位置決め精度が
向上する。
【0046】実施の形態3.つぎに図7を参照してこの
発明の実施の形態3について説明する。この実施の形態
3においては、把持ツール4に把持回転部12の回転を
禁止させるためのストッパ部材14を着脱自在に設ける
ようにしている。すなわち、ツール本体部11および把
持回転部12にストッパ部材14を挿入するための凹部
15を設け、この凹部15にストッパ部材14を挿入で
きるようにしており、ストッパ部材14は把持回転部1
2の回止めとなる。
【0047】このようにこの実施の形態3においては、
把持ツール4の把持回転部12が自由回転することがな
いので、この把持ツール4を用いて通常のワークの移載
作業等が可能となる。
【0048】実施の形態4.つぎに図8を参照してこの
発明の実施の形態4について説明する。この実施の形態
4においては、把持ツール4に、把持回転部12を複数
の異なる角度位置で仮止めする仮止め部材としての複数
のボールスプリング16を設けるようにしている。ボー
ルスプリング16、把持回転部12に形成された複数の
孔17に配設固定され、またツール本体部11には付勢
されたボールスプリング16を仮止めするための複数の
凹部が形成されている。
【0049】このようにこの実施の形態4においては、
特定の複数の角度位置において把持回転部12を仮固定
が可能な構造としたので、先の実施の形態1の回転角度
θ1、θ2あるいは実施の形態2の回転角度θを、既知
の角度とすることができ、ロボットコントローラ70の
メモリに予め登録しておくことができる。したがって、
回転角度θ1、θ2、θを計算する必要がなくなり、こ
れにより回転不動点算出の際の計算が容易となり、計算
処理を簡易化することができる。
【0050】実施の形態5.つぎに図9を参照してこの
発明の実施の形態5について説明する。この実施の形態
5においては、ロボット10のハンド軸6に取り付ける
把持ツール4を2つのツール(第1把持ツール20およ
び第2把持ツール30)で構成し、第1把持ツール20
に対し第2把持ツール30を着脱自在としている。
【0051】第1把持ツール20は、ロボットのハンド
軸6に固定される第1ツール本体部21と、この第1ツ
ール本体部21に固定されて任意のワークあるいは第2
把持ツール30を把持可能な把持部22とを有してい
る。この場合、把持部22は吸着パッドで構成されてい
る。
【0052】第2把持ツール30は、第1把持ツール2
0の把持部22によって把持される第2ツール本体部3
1と、この第2ツール本体部31に対し任意の回転角度
に回転可能に配設される把持回転部32と、この把持回
転部32に固定される吸着パッド33とを備えている。
吸着パッド33は、座標校正の際に用いる校正用物体5
を吸着して校正用物体5を支持する。
【0053】このようにこの実施の形態5においては、
通常はワークを把持するための第1把持ツール20に対
し校正用物体を把持するための第2把持ツール30を把
持されるようにしたので、把持位置校正作業時にのみ第
2把持ツール30を取り付ければ良いので、校正作業か
ら通常のロボット作業への移行を速やかになし得る。ま
た、第1把持ツール20は既存のものを使用することが
できるため、コストが低下する。また、第1把持ツール
20を通常の構造とすることができ、構造の単純化が図
れる。
【0054】実施の形態6.つぎに図10を参照してこ
の発明の実施の形態6について説明する。この実施の形
態6においては、先の実施の形態5における第2把持ツ
ール30の吸着パッド33を、校正用物体40に置換す
るようにしている。校正用物体40は、第2ツール本体
部31に対し回転可能に配設される把持回転部32に固
定される。すなわち、把持回転部32と校正用物体40
とは一体的に構成されており、これら把持回転部32と
校正用物体40とは、第2ツール本体部31に対する回
転体として機能する。
【0055】このようにこの実施の形態6においては、
通常はワークを把持するための第1把持ツール20に対
し校正用物体40を一体的に構成した第2ツール30'
を把持されるようにしたので、把持位置校正作業時にの
み第2ツール30'を取り付ければ良いので、校正作業
から通常のロボット作業への移行を速やかになし得る。
また、第1把持ツール20は既存のものを使用すること
ができるため、コストが低下する。また、第1把持ツー
ル20を通常の構造とすることができ、構造の単純化が
図れる。さらに、校正用物体40を把持回転部32に一
体的に構成したので、校正用物体40の位置、姿勢ずれ
がなくなり、高精度の校正をなし得る。
【0056】なお、上記実施の形態では、把持ツール4
は、オペレータによって手動で回転するようにしたが、
把持ツール回転用のモータを設け、ロボットコントロー
ラ70の制御によって把持ツール4を回転させるように
してもよい。
【0057】また、上記実施の形態1では、画像を撮像
する毎に、計測点Pqの視覚座標を求めるようにしてい
るが、回転前、回転後の各画像をメモリに記憶してお
き、全ての撮像が終了した後に、画像認識、視覚座標の
算出を行うようにしてもよい。
【0058】また、上記実施の形態では、計測点をワー
ク5の角部に設定したが、ユニークな点であれば他の任
意の位置に設定しても良いし、さらには計測点用のマー
クをワークに刻設あるいは貼設するようにしてもよい。
【0059】また、上記実施の形態1では、2つの異な
る回転角度位置にワークを回転させるようにしたが、3
つ以上の異なる回転角度位置にワークを回転させてもよ
い。
【0060】また、上記実施の形態では、2軸構成の垂
直多関節ロボットを用いるようにしたが、他の任意の構
成あるいは軸数のロボットに本発明を適用するようにし
てもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
所定の把持位置を回転中心として校正用物体を回転させ
る把持ツールを設け、校正用物体を複数の異なる角度に
回転させたときの校正用物体上の単一の計測点に対応す
る複数の視覚座標に基づいて回転不動点の視覚座標を算
出し、さらにロボット座標と視覚座標との変換関係を用
いてロボット座標における把持位置を求めるようにして
いるので、ロボット座標における把持位置を正確に算出
することができ、これによりロボットの位置決め精度が
向上する。したがって、ロボットの先端軸と実際にワー
クを把持する位置に大きなオフセットがあった場合、あ
るいはワークが非常に微少な場合であっても、ワークを
掴み損なうことなく確実に把持でき、作業効率が向上す
る。また、この発明では、校正用物体を複数の異なる角
度に回転させたときの校正用物体上の単一の計測点に対
応する複数の視覚座標に基づいて回転不動点の視覚座標
を算出し、この算出結果に基づいてロボット座標と視覚
座標との校正を行うようにしているので、撮像所要エリ
アを従来よりも小さくすることができ、したがって計測
位置を求める際の画像計測精度を向上することができ、
これによりキャリブレーション精度を向上させることが
できる。また、校正用物体を小さく構成できるため、ロ
ボット先端での把持が容易となる。
【0062】つぎの発明では、所定の把持位置を回転中
心として校正用物体を回転させる把持ツールを設け、回
転前後での校正用物体上の複数計測点の視覚座標を基に
回転不動点の視覚座標を算出し、ロボット座標と視覚座
標の変換関係を用いることにより前記把持位置のロボッ
ト座標における位置を算出するようにしたので、ロボッ
ト座標における把持位置を正確に算出することができ、
これによりロボットの位置決め精度が向上する。したが
って、ロボットの先端軸と実際にワークを把持する位置
に大きなオフセットがあった場合、あるいはワークが非
常に微少な場合であっても、ワークを掴み損なうことな
く確実に把持でき、作業効率が向上する。
【0063】つぎの発明によれば、着脱自在なストッパ
によって把持ツールの回転を禁止できるようにしている
ので、通常作業時には把持ツールが自由回転しないよう
に構成できるため、この把持ツールを用いて通常のワー
クの移載作業等が可能となる。
【0064】つぎの発明によれば、把持ツールを特定の
角度において仮固定可能な構造としたので、これらの角
度を予め設定登録しておくようにすれば、回転角度を計
算する必要がなくなり、これにより回転不動点算出の際
の計算が容易となり、計算処理を簡易化することができ
る。
【0065】つぎの発明によれば、第1把持ツールに対
し、校正作業用の第2把持ツールを着脱自在としたの
で、把持位置校正作業時にのみ第2把持ツールを取り付
ければ良く、通常のロボット作業の時は第2把持ツール
を取り外せばよくなり、校正作業から通常のロボット作
業への移行を速やかになし得る。また、第1把持ツール
は既存のものを使用することができるため、コストが低
下する。
【0066】つぎの発明によれば、第1把持ツールに対
し、校正作業用の第2ツールを着脱自在としたので、把
持位置校正作業時にのみ第2ツールを取り付ければ良く
なり、校正作業から通常のロボット作業への移行を速や
かになし得る。また、第1把持ツールは既存のものを使
用することができるため、コストが低下する。さらに、
校正用物体を第2ツール本体部に一体的に構成したの
で、校正用物体の位置、姿勢ずれがなくなり、高精度の
校正をなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかるロボット座標構成システム
の実施の形態1の構成を示す概念図である。
【図2】 ロボットに取り付けられる把持ツールの一例
を示す断面図である。
【図3】 校正用物体の回転前後の姿勢を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態1による校正用物体の回転前後の
姿勢を示す図である。
【図5】 実施の形態1による座標校正の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】 実施の形態2による校正用物体の回転前後の
姿勢を示す図である。
【図7】 実施の形態3に用いられる把持ツールの一例
を示す断面図である。
【図8】 実施の形態4に用いられる把持ツールの一例
を示す断面図である。
【図9】 実施の形態5に用いられる把持ツールの一例
を示す断面図である。
【図10】 実施の形態6に用いられる把持ツールの一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1軸、2 第2軸、3 先端軸、4 把持ツー
ル、5 校正用物体、6ハンド軸、10 ロボット、1
1 ツール本体部、12 把持回転部、13吸着パッ
ド、14 ストッパ部材、15 凹部、16 ボールス
プリング、17孔、18 カメラ、20 第1把持ツー
ル、21 第1ツール本体部、22把持部、30 第2
把持ツール、30' 第2ツール、31 第2ツール本
体部、32 把持回転部、33 吸着パッド、40 校
正用物体、50 ディスプレイ、60 画像認識部、7
0 ロボットコントローラ、d オフセット量、K把持
位置(把持点)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲見 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA03 BB01 BB27 EE00 FF04 FF66 JJ03 JJ26 PP13 PP25 QQ00 QQ24 SS02 SS13 3C007 BS15 BT00 KT01 KT06 KT09 5H269 AB33 BB07 CC09 DD06 FF02 FF06 JJ09 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の軸を有しその先端軸から所定のオ
    フセット量だけ離れた把持位置で物体を把持するロボッ
    トと、撮像手段とを備え、ロボットに把持された校正用
    物体を前記撮像手段によって撮像し、その撮像画像に基
    づいてロボット座標と視覚座標との校正を行うロボット
    座標校正システムにおいて、 前記把持位置に取り付けられ、校正用物体を把持してか
    つ前記把持位置を中心に回転可能な把持ツールと、 前記撮像画像に基づいて前記校正用物体上に設定した単
    一の所定の計測点の視覚座標を計測するとともに、前記
    把持ツールを回転させることにより前記校正用物体を2
    以上の複数の異なる回転角度をもって回転させたとき
    の、これら複数の回転角度での前記計測点の視覚座標を
    計測する手段と、 前記回転前の計測点の視覚座標、および回転後の複数の
    回転角度での複数の視覚座標に基づいて前記撮像画像中
    の回転不動点の視覚座標を算出し、さらにこの回転不動
    点の視覚座標およびロボット座標と視覚座標との変換関
    係を用いてロボット座標における前記把持位置を求める
    手段と、 を備えることを特徴とするロボット座標校正システム。
  2. 【請求項2】 複数の軸を有しその先端軸から所定のオ
    フセット量だけ離れた把持位置で物体を把持するロボッ
    トと、撮像手段とを備え、ロボットに把持された校正用
    物体を前記撮像手段によって撮像し、その撮像画像に基
    づいてロボット座標と視覚座標との校正を行うロボット
    座標校正システムにおいて、 前記把持位置に取り付けられ、校正用物体を把持してか
    つ前記把持位置を中心に回転可能な把持ツールと、 前記撮像画像に基づいて前記把持物体上に設定した複数
    の所定の計測点の視覚座標を計測するとともに、前記把
    持ツールを回転させることにより前記把持物体を回転さ
    せたときのこれら複数の計測点の視覚座標を計測する手
    段と、 前記回転前の複数の計測点の視覚座標および回転後の複
    数の計測点の視覚座標に基づいて前記撮像画像中の回転
    不動点の視覚座標を算出し、さらにこの回転不動点の視
    覚座標およびロボット座標と視覚座標との変換関係を用
    いてロボット座標における前記把持位置を求める手段
    と、 を備えることを特徴とするロボット座標校正システム。
  3. 【請求項3】 前記把持ツールは、前記ロボットの先端
    に固定されるツール本体部と、この本体部に対し回転可
    能に配設されて前記物体を把持する把持回転部とを備
    え、さらに前記把持回転部の回転を禁止させるためのス
    トッパ部材を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項
    1または2に記載のロボット座標校正システム。
  4. 【請求項4】 前記把持ツールは、前記ロボットの先端
    に固定されるツール本体部と、この本体部に対し回転可
    能に配設されて前記校正用物体を把持する把持回転部と
    を備え、さらに前記把持回転部を複数の異なる角度位置
    で仮止めする仮止め部材を設けたことを特徴とする請求
    項1または2に記載のロボット座標校正システム。
  5. 【請求項5】 前記把持ツールは、 前記ロボットの先端に固定される第1ツール本体部と、
    このツール本体部に固定されて物体を把持可能な把持部
    とを有する第1把持ツールと、 この第1把持ツールの把持部によって着脱自在に把持さ
    れる第2ツール本体部と、この第2ツール本体部に対し
    回転可能に配設されて前記校正用物体を把持する把持回
    転部とを有する第2把持ツールと、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のロ
    ボット座標校正システム。
  6. 【請求項6】 前記把持ツールは、 前記ロボットの先端に固定される第1ツール本体部と、
    この第1ツール本体部に固定されて物体を把持可能な把
    持部とを有する第1把持ツールと、 この第1把持ツールの把持部によって把持される第2ツ
    ール本体部と、この第2ツール本体部に対し回転可能に
    配設され、前記校正用物体を一体的に形成した回転体と
    を有する第2ツールと、 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のロ
    ボット座標校正システム。
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