JP2002306793A - プリペードカードシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＣＲ機で使用されるプリペードカードは偽造
や閉鎖性の問題がある。また、券売した店でしか使用で
きず、使い勝ってが悪い。 【解決手段】 パチンコ店には、新規プリペードカード
１の券売と既存プリペードカード１への点数のチャージ
を行う券売／チャージャ装置２と、プリペードカードに
チャージされている点数の範囲で遊戯玉を貸与する玉貸
与装置３と、券売／チャージ装置によるプリペードカー
ドの券売処理と、パチンコ店内で券売したプリペードカ
ードの認証およびチャージ処理を行う中間サーバ４とを
備える。プリペードカード発行／管理サイト５は、中間
サーバとの間の通信により、券売／チャージ装置による
プリペードカードの発行と、各プリペードカードの認証
およびチャージされている点数の管理を行う。プリペー
ドカードの残玉で他の店舗の商品と引き換え可能にする
ことも含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プリペードカード
を遊戯玉の有償貸与券としてパチンコ遊戯を行うための
プリペードカードシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ遊戯者は、現金または購入した
プリペードカードを使用して遊戯玉の貸与を受け、遊戯
玉を使用してパチンコを行い、勝ち玉（賞球）数に応じ
た景品を獲得することができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】既存のプリペードカー
ドは、価値そのものがデータとして書込まれた金券にな
るため、その偽造が頻繁に行われ、プリペードカードの
管理組織に巨額な損失を与えている。また、この損失が
プリペードカードを使用する各店舗に直接還元されない
為、店舗が偽造の抑止足りえない面も持つ。また、現行
のプリペードカードは、各発行店舗に於いてのみ有効と
なっている閉鎖性をもつ為、顧客の定着性と言う意味に
於いては効果的であるが、使用する消費者としては使い
勝手が悪いものであった。また、パチンコの遊戯玉は、
勝ち玉も含め、それを有償貸与した店舗（あるいはチェ
ーン店）にその使用（＝遊戯、景品引き換え）が制限さ
れている。しかし、限られたスペースの中で景品引き換
えの為に充分な品揃えをすることは、事実上不可能であ
り、このことが、（合法的）景品の現金化と過剰なギャ
ンブル性を容認させる温床となっていることは否めな
い。また、現在のように各店舗に閉じて運用される状況
では、昨今問題となっている“遠隔操作”による出玉の
調整等の不正行為の防止は、各店舗の良心にのみよると
ころとなり、長引く不況の中ますます熾烈を極めている
各店舗間の集客競争の中にあっては、充分に機能すると
言えない。

【０００４】本発明の目的は、プリペードカードの偽造
や不正使用を確実に防止でき、しかもプリペードカード
使用者の使い勝手を高めるプリペードカードシステムを
提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】（第１の発明）ここ１年
の国を挙げてのＩＴ化の流れを受け、嘗っては高価であ
ったインターネットへの常時接続が個人レベルでも安価
にできる環境となって来ている。そこで、本発明は、ネ
ット上の発行／管理機関によりプリペードカードの発行
（販売）と残高管理を行うことにより、前記のプリペー
ドカードの偽造と閉鎖性の問題を解決するものである。
まず、プリペードカードの偽造については、当システム
に移行した後のカードはチャージ（決済）及び玉貸与時
の本人確認のみとなり、カードそのものに価値を持たせ
ない（購入した金額相当の点数は管理機関のサーバのみ
に持つ）為、偽造対象とならないようにする。また、プ
リペード部分はセンター管理となる為、同センターに接
続することにより、どの店舗においても使用を可能とす
るもので、以下の構成を特徴とする。 （１）プリペードカードを遊戯玉の有償貸与券とするプ
リペードカードシステムであって、パチンコ店に設置さ
れ、遊戯者に対する新規プリペードカードの券売と既存
プリペードカードへの点数のチャージを行う券売／チャ
ージャ装置と、パチンコ店に設置され、前記プリペード
カードにチャージされている点数の範囲で遊戯玉を貸与
する玉貸与装置と、パチンコ店に設置され、前記券売／
チャージャ装置によるプリペードカードの券売処理と、
パチンコ店内で券売したプリペードカードの認証および
チャージ処理を行う中間サーバと、前記中間サーバとの
間のオンライン通信により、前記券売／チャージャ装置
によるプリペードカードの発行と、各プリペードカード
の認証およびチャージされている点数の管理を行うプリ
ペードカード発行／管理サイトとを備えたことを特徴と
する。

【０００６】（２）前記プリペードカードの券売は、前
記券売／チャージャ装置は、現金の投入と暗証番号の入
力が行なわれたとき、該暗証番号と購入金額を前記中間
サーバに渡し、前記中間サーバは、暗号化した暗証番号
とパチンコ店の識別番号および乱数値により識別コード
を生成し、この識別コードから署名生成鍵を用いて電子
署名を生成し、前記発行／管理サイトは、購入金額と生
成した識別コードを受け取り、金額と購入店舗を関連付
けて保存し、前記中間サーバを介して券売／チャージャ
装置に生成した電子署名と暗号化した暗証番号を送り、
前記券売／チャージャ装置は、前記電子署名と暗号化し
た暗証番号およびパチンコ店識別番号をプリペードカー
ドに書込んで発行することを特徴とする。

【０００７】（３）前記プリペードカードの認証は、前
記券売／チャージャ装置または玉貸与装置に挿入された
プリペードカードと券売時に指定した暗証番号が入力さ
れたとき、前記電子署名の検証を行い、該暗証番号と前
記暗号化した数字および識別コード上の番号の一致で認
証し、この認証をプリペードカードが自店発行カードで
は前記中間サーバで認証し、他店発行カードでは前記発
行／管理サイトで認証することを特徴とする。

【０００８】（４）前記チャージは、前記券売／チャー
ジャ装置に既存のプリペードカードが挿入され、現金が
投入されたとき、前記中間サーバは投入金額と識別コー
ドと店識別番号を前記発行／管理サイトに送信し、前記
発行／管理サイトは投入金額を前記識別コードで指定さ
れるプリペードカードの使用残高に追加すると共に該金
額と店識別番号を関連付けて保存し、この処理の完了で
前記券売／チャージャ装置は挿入されたプリペードカー
ドに投入金額に相当する点数を追加することを特徴とす
る。

【０００９】（５）前記遊戯玉の貸与は、パチンコ台ま
たは玉有償貸与装置にプリペードカードが挿入されたと
き、前記認証処理をした後、前記発行／管理サイトによ
り前記チャージされている金額を前記中間サーバ経由で
前記玉貸与装置に渡し、玉貸与装置がチャージ金額の範
囲内で遊戯玉を有償貸与し、貸与した金額を前記中間サ
ーバを経由して発行／管理サイトの保存内容に反映させ
ることを特徴とする。

【００１０】（６）前記券売／チャージャ装置と玉貸与
装置と中間サーバおよび発行／管理サイト間の通信は、
公開鍵方式の暗号を用いて保護することを特徴とする。 （第２の発明）現行のパチンコ業界の持つ閉鎖性の改善
手段として、勝ち玉の管理と遊戯玉の還流をインターネ
ットから接続可能なネット上の第３者組織（遊戯玉管理
組織）で行う。これにより、現在有償貸与した店舗でし
か使用（遊戯、景品引き換え）できない勝ち玉が、同組
織に加入する他店舗で使用出来ると共に、同組織と決済
契約をしたネット上のＥＣサイト、コンビニエンス・ス
トア、或いはネットに接続可能な地域商店街などで景品
引き換えができるようにする。このことにより、パチン
コ店でゲームをし、遊戯者の居所の近くの（遊戯玉管理
組織と決済契約をした）コンビニエンス・ストアや家庭
のＰＣよりインターネット上の（遊戯玉管理組織と決済
契約をした）ＥＣサイトで勝ち玉を使って買い物（＝景
品交換）をすることを可能とする。また、入り玉、出玉
を遊戯台単位で各店舗に設置する中間サーバ経由で管理
することにより、不正行為の防止にも繋がるようにする
もので以下の構成を特徴とする。

【００１１】（７）プリペードカードを遊戯玉の有償貸
与券とするプリペードカードシステムであって、パチン
コ店に設置され、遊戯者に対する新規プリペードカード
の券売と既存プリペードカードへの点数のチャージを行
う券売／チャージャ装置と、パチンコ店に設置され、挿
入されるプリペードカードの認証によりチャージされて
いる点数の範囲で遊戯玉を貸与し、遊戯での入り玉と出
玉の状況を得るパチンコ台と、パチンコ店に設置され、
前記券売／チャージャ装置によるプリペードカードの券
売処理と、パチンコ店内で券売したプリペードカードの
認証とチャージ処理と入り玉と出玉の状況を得る中間サ
ーバと、前記中間サーバとの間のオンライン通信によ
り、前記券売／チャージャ装置によるプリペードカード
の発行と、各プリペードカードの認証およびチャージさ
れている点数の管理を行うプリペードカード発行／管理
サイトと、前記パチンコ台から中間サーバを介して通信
される入り玉と出玉から勝ち玉数をプリペードカード毎
に管理し、パチンコ店および決済契約した店舗で勝ち玉
数に応じた景品引き換え管理および還流管理を行う遊戯
玉管理センターとを備えたことを特徴とする。

【００１２】（８）前記遊戯は、前記中間サーバまたは
発行／管理サイトは、プリペードカードの券売時に入力
される暗証番号とパチンコ店の識別番号および乱数値に
より識別コードを生成し、この識別コードから署名生成
鍵を用いて電子署名を生成し、この電子署名の検証を行
い、前記暗証番号と暗号化した数字および識別コード上
の番号の一致で認証し、前記中間サーバは前記認証完了
後、前記遊戯玉管理センターとの接続を確立し、遊戯玉
管理センターは、中間サーバより接続要求を受けた場合
に正規の相手であると確認出来た場合、その遊戯が終了
するまでの間、有効なチャレンジを発行し、前記パチン
コ台は、中間サーバを介してプリペードカードの残高と
当該パチンコ店の残玉数を得て遊戯処理を開始し、前記
中間サーバは、前記パチンコ台より遊戯の終了を受け取
ったとき、パチンコ玉の収支結果をチャレンジと共に前
記遊戯玉管理センターに送信し、前記遊戯玉管理センタ
ーは、遊戯終了を受信すると前記収支結果で自身の管理
玉を更新することを特徴とする。

【００１３】（９）前記プリペードカードを発券するパ
チンコ店は、自店舗の店舗コードをプリペードカードに
付与しておき、前記勝ち玉数に応じた景品引き換えは、
前記プリペードカードに付与された店舗コードをもつパ
チンコ店で景品引き換えを可能とすることを特徴とす
る。

【００１４】（１０） 前記プリペードカードを発券す
るパチンコ店は、自店舗の店舗コードをプリペードカー
ドに付与しておき、前記勝ち玉数に応じた景品引き換え
は、前記プリペードカードに記録される勝ち玉数の範囲
内でパチンコ店外の景品交換所で景品引き換えをかの打
ちすることを特徴とする。

【００１５】（１１）前記勝ち玉数に応じた景品引き換
えは、前記遊戯玉管理センターは、パチンコ店または決
済契約をした実小売店舗に対しては、プリペードカード
で管理されている全ての勝ち玉をパチンコ店の換金額ま
たは実小売店舗の商品値段で換算した引き換えをするこ
とを請求項７または８にし、パチンコ店または実小売店
舗の商品値段で換算した引き換えをすることを特徴とす
る。

【００１６】（１２）前記勝ち玉数に応じた景品引き換
えは、インターネット上で決済契約をしたＥＣサイト
は、前記遊戯玉管理センターおよびプリペードカード発
行／管理センターとの間の暗証番号と電子署名、店識別
番号とで認証し、前記遊戯玉管理センターは、決済契約
をした店舗の商品金額に換算した引き換えをし、引き換
えた金額をチャレンジと使用金額相当を管理下の勝ち玉
数より減ずることを特徴とする。

【００１７】（１３）前記遊戯玉の還流は、前記遊戯玉
管理センターは、パチンコ店または決済契約した店舗で
景品引き換えに使用された金額に対する支払いを行い、
景品と引き換えられた遊戯玉にそれを貸与したパチンコ
店別に有償で回収することを特徴とする。

【００１８】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
ネット型プリペードカードシステムの構成図である。同
図に示すように、ネット型プリペードカードシステム
は、各顧客が所持するプリペードカード（従来のプリペ
ードカードに対応）１、各店舗に設置する券売／チャー
ジャ装置２と玉貸与装置３、各店舗に設置する中間サー
バ４、インターネットより接続可能なプリペードカード
発行／管理サイト５をその構成要素とし、夫々以下の機
能を持つものとする。プリペードカード１は、券売時に
発行されるユニークな識別コードとセキュリティコード
を用いてユーザ認証を行い、プリペードカード発行／管
理サイト５への接続を行う。

【００１９】券売／チャージャ装置２は、新規プリペー
ドカードの券売と既存プリペードカードへの点数のチャ
ージ（現金→点数）を行う。玉貸与装置３は、プリペー
ドカード１にチャージされている点数の範囲で遊戯用玉
を貸与する。中間サーバ４は、カード１の券売処理と自
店舗で券売したカードの認証及びプリペードカード発行
／管理サイト５との通信を行う。プリペードカード発行
／管理サイト５は、プリペードカード１の発行、各プリ
ペードカード１の認証、チャージされている点数の管理
を行う。

【００２０】以上のシステム構成におけるシステム運用
の詳細を以下に説明する。 １）ネット型プリペードカードの仕組み 従来のプリペードカードは、カードそのものが価値を有
する（＝金券）もので有った。それに対し、本システム
は、使用方法は従来のプリペードカードと同様の形態
（現金→カード）を取りながら、カードそのものに価値
を持たせず、従来の“価値”の部分をネット上の発行／
管理サイト５で一括管理する。従い、顧客に渡されるカ
ードは、ネット上に管理されている“価値”へ接続する
為のセキュリティ情報を保持する為の“セキュリティカ
ード”の位置付けとなる。

【００２１】２）ネット型プリペードカードシステムの
運用詳細 （ａ）券売（プリペードカードの購入） 図２に示すように、遊戯者は券売／チャージャ装置２に
現金の投入と任意の４桁の数字（暗証番号）を入力する
ことによりカードを購入する。券売チャージャ装置２で
はカード購入金額と４桁の数字を中間サーバ４に渡し、
中間サーバ４は予め保持している店舗識別と乱数値（７
桁）と４桁の数字よりカードの識別コードを生成し、予
め安全に保持している署名生成鍵を用いて識別コードよ
り電子署名を生成する。また、４桁の数字を暗号化す
る。ネット上の発行／管理サイト５は、金額と生成した
識別コードを受け取り、同サイト上に保存する。またこ
の時、金額と購入店舗は関連付けて保存する。また、中
間サーバを介して券売／チャージャ装置２に生成した電
子署名と暗号化した４桁の数字を送る。券売／チャージ
ャ装置２は、中間サーバ４より送信されてきた電子署
名、暗号化した４桁の数字、店舗識別を発行するカード
に書き込み券売する。尚、各装置、サーバ、サイト間の
通信は、公開鍵方式の暗号を用いて保護するものとす
る。また、通信用の鍵も含め各装置、サーバ、サイトで
使用する鍵は、ＩＣカード等を用いて不正流用から保護
したかたちで運用するものとする。

【００２２】（ｂ）認証 本システムの認証は、以下に示すようにカードにより２
通りの認証方法を取るものとする。 ・自店発行カード…中間サーバにて認証を行う。 ・他店発行カード…ネット上の発行／管理サイトにて認
証を行う。 認証手続は、図３に示すように、上記の２つに関係無
く、チャージャ装置２または玉貸与装置３にカード１を
挿入し、券売時に指定した４桁の数字を入力することに
より行う。このとき、カードが自店発行カードの場合は
中間サーバ４で、他店発行カードの場合は中間サーバを
経由して発行／管理サイトト５で認証を行う。認証の方
法は、２段階に分かれ、まず電子署名の検証を行い、正
規のカードであることを確認後、入力された４桁の数字
と暗号化された４桁の数字及び予め登録されている識別
コード上の４桁の数字の３組の数字が全て一致した場合
認証できたと判断する。尚、各装置、サーバ、サイト間
の通信は、公開鍵方式の暗号を用いて保護するものとす
る。また、通信用の鍵も含め各装置、サーバ、サイトで
使用する鍵は、ＩＣカード等を用いて不正流用から保護
したかたちで運用するものとする。

【００２３】（ｃ）チャージ 従来のプリペードカードと異なり、使い終わった後（途
中でも）、新たにカードを購入するのではなく、既存の
カード（正確には発行／管理サイト上のデータとして）
に現金を用いて新たに点数を追加することが出来ること
とし、本システムではこの行為をチャージと称すること
する。手順は、図４に示すように、チャージャ装置２に
カードを挿入し、認証処理終了後、購入時と同様に現金
を投入することにより行われる。各店舗の中間サーバ４
は、投入金額、既存カードの識別コード、店舗識別をネ
ット上の発行／管理サイト５に送信する。発行／管理サ
イト５は、送信されてきた金額を識別コードで指定され
るカードの使用残高に追加すると共に、このとき送信さ
れてきた金額と処理した店舗識別を関連付けて保存す
る。尚、保持できる金額に上限を設ける為、チャージ金
額は、認証完了後に発行／管理サイト５より送信される
残高にチャージ金額を加えた額が上限を超えない範囲で
チャージさせる。また、各装置、サーバ、サイト間の通
信は、公開鍵式の暗号を用いて保護するものとする。ま
た、通信用の鍵も含め各装置、サーバ、サイトで使用す
る鍵は、ＩＣカード等を用いて不正流用から保護したか
たちで運用するものとする。

【００２４】（ｄ）遊戯玉貸与処理 プリペードカードを用いてパチンコの玉を有償貸与す
る。図５に示すように、遊戯台又はその付近に設置され
ている遊戯玉有償貸与装置３にカード１を挿入し、認証
完了後にチャージされている金額の範囲で遊戯玉を有償
貸与する。遊戯玉有償貸与に使用した金額は、中間サー
バ４を介してリアルタイムでネット上の発行／管理サイ
ト５に反映させる。認証終了後、ネット上の発行／管理
サイト５より使用可能な金額が中間サーバ４経由で遊戯
玉貸与装置３に渡される。この時、同時利用（不正利
用）を未然に防ぐ為に、発行／管理サイト上の同カード
の情報はロックする。遊戯玉貸与装置３は、送信された
金額の範囲で、遊戯玉を有償貸与し、その時に使用した
金額を中間サーバ４に送信する。中間サーバは、使用し
た金額と共に、自身の店舗識別と認証時に取得したカー
ドの識別コードをネット上の発行／管理サイト５に送信
する。発行／管理サイト５は、受信した使用金額で保存
している金額を更新し、使用金額と使用した店舗識別を
関連付けて保存し、ロックを解除する。尚、各装置、サ
ーバ、サイト間の通信は、公開鍵方式の暗号を用いて保
護するものとする。また、通信用の鍵も含め各装置、サ
ーバ、サイトで使用する鍵は、ＩＣカード等を用いて不
正流用から保護したかたちで運用するものとする。

【００２５】（ｅ）カードの仕様について ネット型プリペードカードは、チャージにより再利用が
可能となる為、カード上に設ける残高表示は、チャージ
の時にリセット表示出来るものとする。また、各店舗に
より遊戯玉有償貸与の金額が異なる可能性がある為、残
高の表示は金額で行うようにする。 （ｆ）最大保有金額について カード貯入時の金額に上限（例えば金額の１２０％）を
定め、これを超えて“チャージ”することは出来ないよ
うに制限する。

【００２６】（第２の実施形態）本実施形態は、第１の
実施形態で説明したネット型プリペードカードシステム
において、ネット上の第３者組織による勝ち玉管理／還
流システムである。本実施形態による勝ち玉管理／還流
システム（以降遊戯玉管理システム）の仕組みと各構成
要素の働きを以下に詳細に説明する。本実施形態は、図
６にシステム構成を示すように、図１のネット型プリペ
ードカードシステムと共に構成するものとし、管理され
た勝ち玉の出し入れにネット型プリペードカードのセキ
ュリティシステムをそのまま流用する。

【００２７】以降にシステムを構成する各要素と働きを
示す。カード１は前記のネット型プリペードカードとす
る。ＣＲ機６は、プリペードカードの挿入で玉を貸与す
る従来のＣＲ機に、認証機能とネットワーク機能を付加
し、入り玉、出玉の状況を各店舗に設置する中間サーバ
４に送信する。中間サーバ４はカード認証とネット上の
遊戯玉管理センター７との通信を行う。遊戯玉管理セン
ター７はカード毎（＝顧客）の勝ち玉数管理を貸与店舗
単位に行う。プリペードカード発行／管理サイト５は前
記のカード認証を行う。景品引き換え場８は、遊戯玉管
理組織と決済契約をしたＥＣサイト９やコンビニエンス
・ストア等のネット上に管理されている勝ち玉で景品引
き換えが行える店舗である。なお、コンビニエンス・ス
トア等の実店舗はカードリーダによる認証を、ＥＣサイ
ト等の虚店舗の場合はプリペードカード発行時に知らさ
れるカード識別の電子署名値と４桁の暗証番号により認
証を行う。

【００２８】以上のシステム構成における遊戯玉管理の
詳細を以下に説明する。 １）遊戯玉管理システムの勝ち玉管理機構の仕組み 認証機能とネットワーク機能を付加したカードリーダ搭
載パチンコ台（以降新ＣＲ機）６から随時店舗に設置す
る中間サーバ４に遊戯玉の入りと出を送信し、遊戯終了
（プリペードカードの取り出し）時点で、ネット上の遊
戯玉管理センター７に中間サーバ４より玉の収支結果を
送信する。以下に遊戯開始から終了までの手続に沿って
本システムの仕組みと機能を詳説する。

【００２９】（ａ）遊戯開始−認証 基本的な流れは、前記のネット型プリペードカードシス
テムの遊戯用玉貸与処理（図５）と同様の処理手順とな
るが、認証完了後、中間サーバ４より遊戯玉管理センタ
ー７との接続を確立する。図７に示すように、遊戯玉管
理センター７は、中間サーバ４より接続要求を受けた場
合、正規の相手であると確認（ネット型プリペードカー
ドシステムと同様通信は公開鎗／秘密鍵方式による暗号
通信を使用）出来た場合、その遊戯が終了するまでの
間、有効なチャレンジ（数桁の乱数値で同センターに電
子署名の形で保存）を発行し、以降の新ＣＲ機６からの
通信に使用する。認証完了時点で、新ＣＲ機６は、中間
サーバ４より、カードの残高（金額）とその店舗名義の
残玉数が渡され、以降遊戯に使用される。また、カード
の不正利用を避ける為、この間、遊戯玉管理センター７
で管理されているその店舗名義の残玉数は凍結する。

【００３０】（ｂ）遊戯 図８に示すように、遊戯中の玉の出入り数は各店舗に設
置する中間サーバ４で管理する。尚、実際は、プリペー
ドカードから遊戯玉への有償貸与もこの間に行われる
（プリペードカード発行／管理サイトとの通信）ことに
なるが、ここでは割愛する。この部分の処理の流れは前
記のネット型プリペードカードシステムに準拠する。

【００３１】（ｃ）遊戯の終了 図９に示すように、新ＣＲ機６より遊戯終了イベントを
各店舗に設置する中間サーバ４が受け取ると、今まで管
理していた玉の収支結果をチャレンジと共に遊戯玉管理
センター７に送信してその遊戯を終了する。遊戯玉管理
センター７は、カード１からの遊戯終了（収支送信）を
受信すると収支結果で自身の管理玉を更新し、認証時の
凍結を解除する。尚、実際は、この時プリペードカード
システム側も終了処理を行う。

【００３２】（２）遊戯玉管理システムの勝ち玉還流機
構の仕組み 遊戯玉管理組織（＝遊戯玉管理センター運営組織）と決
済契約を交わした小売店舗（コンビニエンス・ストアや
ＥＣサイト）の引換用ＣＲ機１０と遊戯玉管理組織との
通信により、カード認証または、暗証番号認証により認
証を行い、管理されている勝ち玉（各貸与店舗によらず
透過的に決済する）数に応じて同店舗の商品と引き換え
る。遊戯玉管理組織は、契約小売店舗で使用された勝ち
玉数分管理している玉総数から減じ、契約小売店舗に対
し使用玉数に対応する金銭を渡す。また、遊戯玉管理セ
ンターは、還流してきた遊戯玉を各貸与店舗に有償で引
き渡す（数字のみ）。尚、従来通りの各パチンコ店内の
景品引き換え例における商品引き換えも同様の仕組みで
行うこととする。また、勝ち玉数に応じた景品引き換え
は、プリペードかードに記録される勝ち玉数の範囲内で
パチンコ店外の景品交換所で景品引き換えを可能とす
る。

【００３３】以下に実店舗及びＥＣサイトに於ける景品
引き換えの仕組みの詳説を示す。 （ａ）実小売店舗における景品引き換え 各貸与遊戯玉の換金額は各パチンコ店で任意に設定され
るため、小売店舗に対しては、そのカードで管理されて
いる全ての勝ち玉を各貸与店舗の換金額で金額に換算し
たものとする。また、図１０に示すように、遊戯玉管理
センター７は認証が完了した時点で、そのカードで管理
されている全ての勝ち玉を凍結し、小売店舗の引換用Ｃ
Ｒ機１０に引き換え完了まで有効なチャレンジ利用可能
金額（数桁の乱数値で電子署名を同センターで保存）を
発行する。引き換えは、実小売店舗で使用した金額をチ
ャレンジと使用金額（引き換えなかった場合は０）を遊
戯玉管理センター７に送信し、同センターで使用金額相
当を管理下の勝ち玉数より減ずることにより行う。尚、
この時、どのパチンコ店名義の勝ち玉を使用するかは、
換金金額の多い順にとることとする。

【００３４】（ｂ）ＥＣサイトにおける景品引き換え 家庭のＰＣ（パソコン）からの利用を前提とする為、図
１１に示すように、プリペードカードは使用せずに、Ｅ
Ｃサイト１１を通した遊戯玉管理センター７およびプリ
ペードカード発行／管理センター５との間の通信によ
り、暗証番号（４桁の数字）とカード発行時に渡される
電子署名、店舗識別により認証を行う。

【００３５】（ｃ）遊戯玉の還流手順 図１２に示すように、遊戯玉管理組織（７）は、小売店
舗１２で景品引き換えに使用された金額に対する支払を
小売店舗に対し行う。また、景品と引き換えられた遊戯
玉は、各貸与パチンコ店舗１３別に遊戯玉管理組織より
有償（各パチンコ店の勝ち玉換金額）で戻される（同セ
ンターより請求する）。

【００３６】

【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ネット
上の発行／管理機関によりプリペードカードの発行（販
売）と残高管理を行うことにより、プリペードカードの
偽造と閉鎖性の問題を解決することができる。また、勝
ち玉の管理と遊戯玉の還流をインターネットから接続可
能なネット上の第３者組織で行うことにより、現在有償
貸与した店舗でしか使用できない勝ち玉が他店舗で使用
出来ると共に、ネット上のＥＣサイト、コンビニエンス
・ストア、或いはネットに接続可能な地域商店街などで
景品引き換えができるようになり、プリペードカードの
使い勝手を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態を示すプリペードカー
ドシステムの構成図。

【図２】第１の実施形態における発券処理の説明図。

【図３】第１の実施形態における認証処理の説明図。

【図４】第１の実施形態におけるチャージ処理の説明
図。

【図５】第１の実施形態における遊戯用玉貸与処理の説
明図。

【図６】本発明の第２の実施形態を示す勝ち玉還流シス
テム構成図。

【図７】第２の実施形態における遊戯開始−認証処理の
説明図。

【図８】第２の実施形態における遊戯処理の説明図。

【図９】第２の実施形態における遊戯終了処理の説明
図。

【図１０】第２の実施形態における実小売店舗の景品引
き換え処理の説明図。

【図１１】第２の実施形態におけるＥＣサイトの景品引
き換え処理の説明図。

【図１２】第２の実施形態における遊戯玉の還流処理の
説明図。

【符号の説明】

１…プリペードカード ２…券売／チャージャ装置 ３…玉貸与装置 ４…中間サーバ ５…プリペードカード発行／管理サイト ６、１０…ＣＲ機 ７…遊戯玉管理センター ８…景品引き換え場 ９、１１…ＥＣサイト １２…小売店舗 １３…パチンコ店舗

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｌ 9/32 Ｈ０４Ｌ 9/00 ６７５Ｄ Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｓ Ｍ Ｆターム(参考） 2C088 BB06 BB07 BB15 BB32 BB43 CA05 CA09 CA31 3E044 AA06 BA06 DA01 DC05 DD01 DE07 5B058 KA31 KA35 YA06 5J104 AA07 AA09 AA12 KA01 KA07 LA06 MA04 NA02 NA05 NA35 NA37 PA12

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プリペードカードを遊戯玉の有償貸与券
   とするプリペードカードシステムであって、 パチンコ店に設置され、遊戯者に対する新規プリペード
   カードの券売と既存プリペードカードへの点数のチャー
   ジを行う券売／チャージャ装置と、 パチンコ店に設置され、前記プリペードカードにチャー
   ジされている点数の範囲で遊戯玉を貸与する玉貸与装置
   と、 パチンコ店に設置され、前記券売／チャージャ装置によ
   るプリペードカードの券売処理と、パチンコ店内で券売
   したプリペードカードの認証およびチャージ処理を行う
   中間サーバと、 前記中間サーバとの間のオンライン通信により、前記券
   売／チャージャ装置によるプリペードカードの発行と、
   各プリペードカードの認証およびチャージされている点
   数の管理を行うプリペードカード発行／管理サイトとを
   備えたことを特徴とするプリペードカードシステム。
2. 【請求項２】 前記プリペードカードの券売は、 前記券売／チャージャ装置は、現金の投入と暗証番号の
   入力が行なわれたとき、該暗証番号と購入金額を前記中
   間サーバに渡し、 前記中間サーバは、暗号化した暗証番号とパチンコ店の
   識別番号および乱数値により識別コードを生成し、この
   識別コードから署名生成鍵を用いて電子署名を生成し、 前記発行／管理サイトは、購入金額と生成した識別コー
   ドを受け取り、金額と購入店舗を関連付けて保存し、前
   記中間サーバを介して券売／チャージャ装置に生成した
   電子署名と暗号化した暗証番号を送り、 前記券売／チャージャ装置は、前記電子署名と暗号化し
   た暗証番号およびパチンコ店識別番号をプリペードカー
   ドに書込んで発行することを特徴とする請求項１に記載
   のプリペードカードシステム。
3. 【請求項３】 前記プリペードカードの認証は、 前記券売／チャージャ装置または玉貸与装置に挿入され
   たプリペードカードと券売時に指定した暗証番号が入力
   されたとき、前記電子署名の検証を行い、該暗証番号と
   前記暗号化した数字および識別コード上の番号の一致で
   認証し、この認証をプリペードカードが自店発行カード
   では前記中間サーバで認証し、他店発行カードでは前記
   発行／管理サイトで認証することを特徴とする特徴とす
   る請求項１または２に記載のプリペードカードシステ
   ム。
4. 【請求項４】 前記チャージは、 前記券売／チャージャ装置に既存のプリペードカードが
   挿入され、現金が投入されたとき、前記中間サーバは投
   入金額と識別コードと店識別番号を前記発行／管理サイ
   トに送信し、前記発行／管理サイトは投入金額を前記識
   別コードで指定されるプリペードカードの使用残高に追
   加すると共に該金額と店識別番号を関連付けて保存し、
   この処理の完了で前記券売／チャージャ装置は挿入され
   たプリペードカードに投入金額に相当する点数を追加す
   ることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載
   のプリペードカードシステム。
5. 【請求項５】 前記遊戯玉の貸与は、 パチンコ台または玉有償貸与装置にプリペードカードが
   挿入されたとき、前記認証処理をした後、前記発行／管
   理サイトにより前記チャージされている金額を前記中間
   サーバ経由で前記玉貸与装置に渡し、玉貸与装置がチャ
   ージ金額の範囲内で遊戯玉を有償貸与し、貸与した金額
   を前記中間サーバを経由して発行／管理サイトの保存内
   容に反映させることを特徴とする請求項１〜４のいずれ
   か１項に記載のプリペードカードシステム。
6. 【請求項６】 前記券売／チャージャ装置と玉貸与装置
   と中間サーバおよび発行／管理サイト間の通信は、公開
   鍵方式の暗号を用いて保護することを特徴とする請求項
   １〜５のいずれか１項に記載のプリペードカードシステ
   ム。
7. 【請求項７】 プリペードカードを遊戯玉の有償貸与券
   とするプリペードカードシステムであって、 パチンコ店に設置され、遊戯者に対する新規プリペード
   カードの券売と既存プリペードカードへの点数のチャー
   ジを行う券売／チャージャ装置と、 パチンコ店に設置され、挿入されるプリペードカードの
   認証によりチャージされている点数の範囲で遊戯玉を貸
   与し、遊戯での入り玉と出玉の状況を得るパチンコ台
   と、 パチンコ店に設置され、前記券売／チャージャ装置によ
   るプリペードカードの券売処理と、パチンコ店内で券売
   したプリペードカードの認証とチャージ処理と入り玉と
   出玉の状況を得る中間サーバと、 前記中間サーバとの間のオンライン通信により、前記券
   売／チャージャ装置によるプリペードカードの発行と、
   各プリペードカードの認証およびチャージされている点
   数の管理を行うプリペードカード発行／管理サイトと、 前記パチンコ台から中間サーバを介して通信される入り
   玉と出玉から勝ち玉数をプリペードカード毎に管理し、
   パチンコ店および決済契約した店舗で勝ち玉数に応じた
   景品引き換え管理および還流管理を行う遊戯玉管理セン
   ターとを備えたことを特徴とするプリペードカードシス
   テム。
8. 【請求項８】 前記遊戯は、 前記中間サーバまたは発行／管理サイトは、プリペード
   カードの券売時に入力される暗証番号とパチンコ店の識
   別番号および乱数値により識別コードを生成し、この識
   別コードから署名生成鍵を用いて電子署名を生成し、こ
   の電子署名の検証を行い、前記暗証番号と暗号化した数
   字および識別コード上の番号の一致で認証し、 前記中間サーバは前記認証完了後、前記遊戯玉管理セン
   ターとの接続を確立し、 遊戯玉管理センターは、中間サーバより接続要求を受け
   た場合に正規の相手であると確認出来た場合、その遊戯
   が終了するまでの間、有効なチャレンジを発行し、 前記パチンコ台は、中間サーバを介してプリペードカー
   ドの残高と当該パチンコ店の残玉数を得て遊戯処理を開
   始し、 前記中間サーバは、前記パチンコ台より遊戯の終了を受
   け取ったとき、パチンコ玉の収支結果をチャレンジと共
   に前記遊戯玉管理センターに送信し、 前記遊戯玉管理センターは、遊戯終了を受信すると前記
   収支結果で自身の管理玉を更新することを特徴とする請
   求項７に記載のプリペードカードシステム。
9. 【請求項９】 前記プリペードカードを発券するパチン
   コ店は、自店店舗の店舗コードをプリペードカードに付
   与された店舗コードをもつパチンコ店で景品着き換えを
   可能とすることを特徴とする請求項７または８に記載の
   プリペードシステム。
10. 【請求項１０】 前記プリペードカードを発券するパチ
    ンコ店は、自店舗の店舗コードをプリペードカードに付
    与しておき、前記勝ち玉数に応じた景品引き換えは、前
    記プリペードカードに記録される勝ち玉数の範囲内でパ
    チンコ店内外の景品交換所で景品引き換えを可能とする
    ことを特徴とする請求項７または８に記載のプリペード
    システム。
11. 【請求項１１】 前記勝ち玉数に応じた景品引き換え
    は、 前記遊戯玉管理センターは、パチンコ店または決済契約
    をした実小売店舗に対しては、プリペードカードで管理
    されている全ての勝ち玉をパチンコ店の換金額または実
    小売店舗の商品値段で換算した引き換えをずることを特
    徴とする請求項７または８に記載のプリペードカードシ
    ステム。
12. 【請求項１２】 前記勝ち玉数に応じた景品引き換え
    は、 インターネット上で決済契約をしたＥＣサイトは、前記
    遊戯玉管理センターおよびプリペードカード発行／管理
    センターとの間の暗証番号と電子署名、店識別番号とで
    認証し、 前記遊戯玉管理センターは、決済契約をした店舗の商品
    金額に換算した引き換えをし、引き換えた金額を管理下
    の勝ち玉数より減ずることを特徴とする請求項７〜１１
    のいずれか１項に記載のプリペードカードシステム。
13. 【請求項１３】 前記遊戯玉の還流は、 前記遊戯玉管理センターは、パチンコ店または決済契約
    した店舗で景品引き換えに使用された金額に対する支払
    いを行い、景品と引き換えられた遊戯玉にそれを貸与し
    たパチンコ店別に有償で回収することを特徴とする請求
    項７〜１２のいずれか１項に記載のプリペードカードシ
    ステム。