JP2002306144A - 液状食品冷却装置 - Google Patents

液状食品冷却装置

Info

Publication number
JP2002306144A
JP2002306144A JP2001119241A JP2001119241A JP2002306144A JP 2002306144 A JP2002306144 A JP 2002306144A JP 2001119241 A JP2001119241 A JP 2001119241A JP 2001119241 A JP2001119241 A JP 2001119241A JP 2002306144 A JP2002306144 A JP 2002306144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid food
cooler
liquid
cold water
stirrer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001119241A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kobayashi
征春 小林
Hideki Kobayashi
英樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BENETSUKUSU KK
Original Assignee
NIPPON BENETSUKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BENETSUKUSU KK filed Critical NIPPON BENETSUKUSU KK
Priority to JP2001119241A priority Critical patent/JP2002306144A/ja
Publication of JP2002306144A publication Critical patent/JP2002306144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産に便われる底の深い標準容器に、着脱可
能な攪拌機と冷却器を一体化した装置を装着して、液状
食品の液流を冷却器に連続して接触させて、液状食品を
冷却することにより、冷却時間の短縮と、工程の短縮を
実現し、あわせて液状食品の生産コストの低減を図るこ
とにある。 【解決手段】 着脱可能な攪拌機4と冷却器6を一体化
した装置を液状食品2を収納する容器1に装着して、攪
拌機4で液状食品2の液流を冷却器6に連続して接触さ
せて液状食品2を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品加工分野に
おける液状食品の冷却技術に係り、特に、着脱可能な攪
拌機と冷却器を一体化した装置を液状食品を収納する容
器に装着して、液状食品の液流を冷却器に連続して接触
させて冷却する液状食品冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液状食品冷却装置として例えば図
4に示すような装置が一般に使用されている。この液状
食品冷却装置を使用して液状食品を冷却する場合には次
のようにして行われる。即ち、液状食品41を番重40
に入れカート53に積みつけて冷却チャンバー50に収
納する。冷却チャンバー50内の上部にはユニットクー
ラー51が取り付けてあり、この内部で蒸発する冷媒が
ユニットクーラーファン52により循環される空気を冷
却する。カート53の棚を通過する空気の流れは循環フ
ァン52により作られる。冷風がカート53を通過する
とき液状食品41を冷却する。ユニットクーラー51で
蒸発した冷媒ガスは冷媒ガス配管62を通ってコンデン
シングユニット60へ吸い込まれたのち、再び冷媒液と
なって冷媒液管61を通ってユニットクーラー51に至
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液状食品冷却装置は以上のように構成されているので、
液状食品の冷却は単に表面からの熱伝導によるものだけ
で、非常に遅いものである。このため、生産に使われる
バケツ状の容器から図5に示す番重40と呼ばれる平た
く、浅い容器に液状食品41を移し換えて伝熱面積を増
やし、少しでも冷却を早める方法を用いているが、工程
が増え、時間もかかる等の問題があった。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、生産に便われる底の深い標準容器に、
着脱可能な攪拌機と冷却器を一体化した装置を装着し
て、液状食品の液流を冷却器に連続して接触させて、液
状食品を冷却することにより、冷却時間の短縮と、工程
の短縮を実現し、あわせて液状食品の生産コストの低減
を図ることのできる液状食品冷却装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、着脱可能な攪拌機と冷却器を一体化
した装置を液状食品を収納する容器に装着して、攪拌機
で液状食品の液流を冷却器に連続して接触させて液状食
品を冷却する手段よりなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1(A)は液状食品冷却装置の要部図、図1
(B)は液状食品冷却装置のシステム図、図2(A)は
液状食品冷却装置の要部平面図、図2(B)は液状食品
冷却装置の要部側面図、図3はこの発明で使用される底
の深い標準容器とそれに入った液状食品の斜視図であ
る。
【0007】図1において、標準容器1は生産に使用さ
れる底の深い容器で、該標準容器1には液状食品2が収
納されている。固定板3は振動攪拌機4と冷却器6を支
持固定する板で、振動子5は液状食品内で振動して液体
の流れを作るもので、振動攪拌機4から下向きに取り付
けられている。図2において、冷却器6には冷水を供給
する冷水入り口7と冷水の戻りとなる冷水出口8が接続
されている。
【0008】図1において、固定板3及び標準容器1を
上げ下げするリフター10が設けられている。リフター
10は例えば断面L字の形状をしていて、その底面に標
準容器1が載る構造になっている。このリフター10の
上部側には固定板3を吊る吊り金具11が昇降自在に取
り付けられている。ワイヤーロープ12はその一端が吊
り金具11に連結され、又その他端は固定板3を巻き上
げあるいは緩める操作ハンドル13に巻装されている。
【0009】冷水供給ホース14は冷却器6に冷水を供
給するホースで、冷水戻りホース15は冷却器6からの
冷水の戻りホースである。冷水供給ヘッダー16はハー
ベストアイスチラー20から冷水を冷水供給ホース14
を介して冷却器6に供給するヘッダーで、この冷水供給
ヘッダー16に冷水供給ホース14の一端が接続されて
いる。
【0010】冷水戻りヘッダー17は冷水戻りホース1
5を通じて冷却器6から冷水をハーベストアイスチラー
20に戻すヘッダーである。この冷水戻りヘッダー17
の一端側には該戻りヘッダー17からの水をシャワーリ
ングしてハーベストアイスチラー20内の氷21に吹き
かけるスプレーノズル18が接続されている。冷水供給
ヘッダー16の途中には冷水供給ポンプ19が設けられ
ている。
【0011】ハーベストアイスチラー20の内部の上部
側には製氷板22が設けられている。製氷運転のとき製
氷タンクの水を上部の製氷板22に降りかける働きをす
る循環ポンプ23が設けられている。コンデンシングユ
ニット30は製氷板22に冷媒を供給する機器で、コン
デンシングユニット30には、製氷板22に冷媒液を供
給する冷媒液管31と、製氷板22で蒸発した冷媒ガス
の戻り通路となる冷媒ガス32が接続されている。
【0012】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。図1(A)において、8
0ないし90℃の液状食品を入れた標準容器1をリフタ
ー10の台上に乗せた後、操作ハンドル13を操作して
ワイヤーロープ12を通じて、振動攪拌機4と冷却器6
を固定する固定板3を図1(B)に示すように標準容器
1の上部に装着して、振動攪拌機4から下向きに取り付
けられた振動子5及び冷却器6を標準容器1内の液状食
品中に入れる。
【0013】この状態で、冷水供給ポンプ19を起動し
て冷却器6に2−3℃の冷水を送る。同時に振動攪拌機
4を起動して振動子5を通じて標準容器1の液状食品中
に液流を作り出し、液状食品の液流が冷却器6の伝熱表
面に接触することで液状食品を冷却する。液状食品の液
体温度が20−30℃になったら操作ハンドル13を操
作して、図1(A)のようにワイヤーロープ12を通じ
て固定板3を引き上げた後、冷却された液状食品が入っ
た標準容器1をリフター10より取り外す。
【0014】ハーベストアイスチラー20の氷21が少
なくなったら、コンデンシングユニット30が起動し、
冷媒を製氷板22に送って製氷板22を冷却する。この
ときハーベストアイスチラー20では循環ポンプ23が
起動し製氷タンクの水を製氷板22に降りかけ、製氷運
転を行う。
【0015】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。上記実
施の形態では液状食品を入れる容器と振動攪拌機と冷却
器を移動可能な場合で説明したが、これを固定して、液
状食品を出し入れするようにすることもできる。あるい
は、上記実施の形態では振動攪拌機と冷却器が移動する
ようにしたが、これを固定して容器が上下に移動するよ
うにしても同じ効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る液状食品冷却装置によれば、着脱可能な攪拌機
と冷却器を一体化した装置を液状食品を収納する容器に
装着して、攪拌機で液状食品の液流を冷却器に連続して
接触させて液状食品を冷却することにより、次のような
効果を奏する。 (1)液状食品の冷却ムラを少なくすることができる。 (2)液状食品の冷却時間を短縮でき、生産性を向上す
ることができる。 (3)液状食品の冷却工程を短縮でき、生産性を向上す
ることができる。 (4)液状食品の生産コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の実施の形態を示す液状食品
冷却装置の要部図である。(B)はこの発明の実施の形
態を示す液状食品冷却装置のシステム図である。
【図2】(A)はこの発明の実施の形態を示す液状食品
冷却装置の要部平面図である。(B)はこの発明の実施
の形態を示す液状食品冷却装置の要部側面図である。
【図3】この発明で使用される底の深い標準容器とそれ
に入った液状食品の斜視図である。
【図4】従来の液状食品冷却装置のシステム図である。
【図5】従来の液状食品冷却装置で使用される底の浅い
番重とそれに入った液状食品の斜視図である。
【符号の説明】
1は標準容器 2は液状食品 3は振動攪拌機と冷却器を固定する固定板 4は振動攪拌機 5は振動攪拌機の振動子 6は冷却器 7は冷却器の冷水入り口 8は冷却器の冷水出口 10はリフター 11は吊り金具 12はワイヤロープ 13は操作ハンドル 14は冷水供給ホース 15は冷水戻りホース 16は冷水供給ヘッダー 17は冷水戻りヘッダー 18はスプレーノズル 19は冷水供給ポンプ 20はハーベストアイスチラー 21は氷 22は製氷板 23は循環ポンプ 30はコンデンシングユニット 31は冷媒液管 32は冷媒ガス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L044 AA03 BA09 CA03 DB01 FA01 KA05 4B022 LF06 LP05 LT06 LT10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な攪拌機と冷却器を一体化した
    装置を液状食品を収納する容器に装着して、攪拌機で液
    状食品の液流を冷却器に連続して接触させて液状食品を
    冷却することを特徴とする液状食品冷却装置。
JP2001119241A 2001-04-18 2001-04-18 液状食品冷却装置 Pending JP2002306144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119241A JP2002306144A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 液状食品冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119241A JP2002306144A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 液状食品冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002306144A true JP2002306144A (ja) 2002-10-22

Family

ID=18969493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001119241A Pending JP2002306144A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 液状食品冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002306144A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525232A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 クライオメディクス、エルエルシー 凍結剤容器を充填するためのドッキングステーションを有する冷凍切除システム及び関連する方法
JP2015519240A (ja) * 2012-03-30 2015-07-09 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 航空機のギャレーの冷却システム
WO2021230155A1 (ja) * 2020-05-13 2021-11-18 感動創出工場ジーンファクトリー株式会社 冷凍庫および冷凍品の製造方法
JP2022107457A (ja) * 2021-01-08 2022-07-21 感動創出工場ジーンファクトリー株式会社 冷凍庫および冷凍品の製造方法
CN118009604A (zh) * 2024-04-08 2024-05-10 青岛松灵电力环保设备有限公司 一种分离型结构污泥冷却系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525232A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 クライオメディクス、エルエルシー 凍結剤容器を充填するためのドッキングステーションを有する冷凍切除システム及び関連する方法
JP2015519240A (ja) * 2012-03-30 2015-07-09 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 航空機のギャレーの冷却システム
US9862496B2 (en) 2012-03-30 2018-01-09 B/E Aerospace, Inc. Aircraft galley chiller system
US10556694B2 (en) 2012-03-30 2020-02-11 B/E Aerospace, Inc. Aircraft galley chiller system
WO2021230155A1 (ja) * 2020-05-13 2021-11-18 感動創出工場ジーンファクトリー株式会社 冷凍庫および冷凍品の製造方法
JP2022107457A (ja) * 2021-01-08 2022-07-21 感動創出工場ジーンファクトリー株式会社 冷凍庫および冷凍品の製造方法
CN118009604A (zh) * 2024-04-08 2024-05-10 青岛松灵电力环保设备有限公司 一种分离型结构污泥冷却系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11594430B2 (en) Substrate liquid processing apparatus, substrate liquid processing method and recording medium
JP2007064557A (ja) 冷却装置
CN1902445A (zh) 热烹饪设备
JP2002306144A (ja) 液状食品冷却装置
CN211413615U (zh) 一种铸造模具冷却装置
JP2020057696A (ja) プラズマ処理装置及び静電吸着方法
JP2006253454A (ja) 温度制御システム及び基板処理装置
JP2003203905A (ja) エッチング装置及びその温度制御方法
US8833090B2 (en) Method and apparatus for controlling agitation of a cooling fluid bath for a drink dispenser
CN211800934U (zh) 一种加热均匀的低温恒温反应浴
JP2002119423A (ja) 蒸し器
JP4557626B2 (ja) 冷却蛇管の洗浄方法
CN217408496U (zh) 食物处理机
JP2013138074A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
CN220518996U (zh) 一种钆布醇粗品存放装置
CN215799743U (zh) 一种铸件成型加工淬火处理装置
CN215002466U (zh) 一种卤制品快速冷却设备
US2258906A (en) Cooler
US2045491A (en) Milk cooler
CN210602419U (zh) 一种高效的冷却水槽水循环降温系统
CN209917307U (zh) 一种连续vce结晶系统
CN212118395U (zh) 一种冷冻减肥与冷冻美容用手柄及装置
CN209377340U (zh) 冰滴咖啡壶
KR200310952Y1 (ko) 식탁 냉각장치
KR960006720Y1 (ko) 탁자형 셀프호프기의 냉각장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629