JP2002305701A - ユーザ記入プルーフ・シートによるディジタル・カメラ画像の記憶および取り出し方法 - Google Patents

ユーザ記入プルーフ・シートによるディジタル・カメラ画像の記憶および取り出し方法

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JP2002305701A
JP2002305701A JP2001378284A JP2001378284A JP2002305701A JP 2002305701 A JP2002305701 A JP 2002305701A JP 2001378284 A JP2001378284 A JP 2001378284A JP 2001378284 A JP2001378284 A JP 2001378284A JP 2002305701 A JP2002305701 A JP 2002305701A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザーフレンドリーなデジタルカ
メラからプリンタシステムに画像データをダウンロード
するシステムに関する。 【解決手段】ユーザは、プリンタから印刷されたオーダ
ーフォームの記入欄に従い、印刷したい画像や記憶した
い画像などを記入して、プリンタにセットする。プリン
タはスキャナによりこのオーダーフォームを読み取り、
読み取った情報を基に印刷や画像データの記憶等を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、「System and Met
hod For Printing and Scanning a User-Completed Dig
ital Still Camera Image Proof Sheet and Order For
m」と題する1998年10月15日に出願されたWi
nterらによる同時係属米国出願番号09/173,
050の一部継続出願である。この出願は、本発明の譲
受人に譲渡され、参照により全体が本明細書に組み込ま
れる。
【0002】本発明は、一般に、電子写真に関し、より
詳細には、ユーザがディジタル・カメラで撮影した1つ
または複数の画像を長期保存画像記憶システムに容易に
記憶しそこから取り出すことができるシステムおよび方
法に関する。
【0003】
【従来の技術】本発明は、電子写真に関し、より詳細に
は、ユーザが、ディジタル・スチル・カメラで撮った1
つまたは複数の画像を、パーソナル・コンピュータや他
の複雑なユーザ・インタフェースを使用することなく容
易に選択し強化するためのシステムおよび方法に関す
る。
【0004】ディジタル・スチル・カメラ(DSC)
は、顧客の人気が急速に高まっている。ディジタル・ス
チル・カメラは、従来のインクジェット・プリンタとレ
ーザ・プリンタによって後で印刷するために、高解像度
カラー画像を記憶することができる。生成されるカラー
・プリントの品質は、従来のハロゲン化銀の写真プリン
トに近づいている。さらに重要なことに、ディジタル画
像は、コンパクトディスク(CD)などの様々な形態の
媒体に永久に記憶し、パーソナル・コンピュータ(P
C)内で処理し変更し、コンピュータ画像およびワード
処理プログラムに挿入し、インターネットを介してウェ
ブ・ページの一部として送信することができる。環境上
の観点からは、ディジタル・スチル・カメラは、化学現
像液を不要にするため魅力がある。
【0005】市販のディジタル・スチル・カメラは、一
般に、カメラ光学素子と電荷結合素子(CCD)によっ
て捕捉した画像のディジタル表現を記憶することができ
るフロッピ・ディスケットやフラッシュ・メモリ・カー
ドなどの取り外し可能なデータ記憶媒体を備える。その
ような形態の媒体を取り出してパーソナル・コンピュー
タに差し込み、画像のディジタル表現を表示させること
ができる。パーソナル・コンピュータは、記憶したり印
刷したり送信したりする前に画像のカラー・バランス、
コントラスト、ボーダー、その他の特性を強化するディ
ジタル・スチル・カメラ画像処理ソフトウェアを備える
ことがある。一般に、パーソナル・コンピュータ上で動
作する画像処理ソフトウェアを使用して、ある一定の画
像を選択し、他の画像を破棄または無視することができ
る。
【0006】プリンタに直接結合することができる他の
ディジタル・スチル・カメラが開発された。そのような
カメラは、パーソナル・コンピュータを所有していない
かまたはそのようなコンピュータを快適に使用できない
顧客にとって望ましい。そのようなカメラの液晶ディス
プレイ(LCD)上のコマンド・ボタンとグラフィカル
・ユーザ・インタフェース(GUI)メニューが、印刷
する画像を選択するためにあらかじめプログラムされた
手順に従って使用される。この種のディジタル・スチル
・カメラ画像選択印刷システムは、パーソナル・コンピ
ュータを必要としないという利点を有する。画像のいく
つかは通常品質が悪く、すべての画像を印刷すると時
間、用紙およびインクまたはレーザ・トナーが無駄にな
るため、すべての画像を印刷するのは、通常、望ましく
ない。しかしながら、ユーザは、画像を選択し、ダウン
ロードし、印刷するための複雑でわかりずらい一連のコ
マンドに直面する。代替として、プリンタ自体が、ディ
ジタル・スチル・カメラから画像を選択するためのユー
ザ・インタフェースを備えることができる。しかしなが
ら、これは、プリンタが結局、使いにくいインタフェー
ス・ソフトウェアを有することになるため不適切であ
る。PCインタフェースなしにディジタル・スチル・カ
メラをプリンタに直接結合する手法も、サイズ、明る
さ、クロッピングなどの印刷する選択画像の特性を変更
するのはきわめて退屈で厄介である。本明細書では、簡
略化するために、そのような特性は、他のものと共に、
一般に、ディジタル・スチル・カメラで撮った元画像を
「強化」するものと呼ばれる。
【0007】ユーザは、カメラまたは取外し可能な記憶
媒体に記憶されたディジタル画像のすべてまたはいくつ
かを電子形式でアーカイブしたいことがしばしばある。
長期保存画像記憶システムに画像をアーカイブすること
により、カメラと取外し可能な記憶媒体から画像を消去
することができ、その結果、そのカメラを使用して新し
い写真を撮ることができる。アーカイブした画像は、将
来、印刷、電子メール送信、ウェブ・ページへの組み込
みや他の用途のために、画像記憶システムから必要に応
じて取り出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ユーザ
が、ディジタル・カメラで撮った1つまたは複数の画像
を、画像記憶システムとの複雑なユーザ対話を必要とせ
ずに長期保存画像記憶システムまたは媒体に記憶しまた
はそれから取り出すことができるシステムおよび方法を
提供することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】好ましい実施形態におい
て、本発明は、記憶装置にディジタル画像ファイルを回
復可能に記憶する方法を提供する。本発明は、オーダ・
フォームとプルーフ・シートの組合せを使用して、ユー
ザが記憶または取り出したい画像を選択する単純な機構
を提供する。記憶する方法は、全体としてプルーフ・シ
ートと関連した1組のディジタル画像ファイルを識別す
る1つまたは複数の識別マーカを形成する段階と、プル
ーフ・シートを印刷する段階とを含む。プルーフ・シー
トは、それぞれの画像ファイルを表す印刷画像と、どの
画像ファイルを記憶するかを選択するためにユーザがマ
ークすることができる1つまたは複数のユーザ指定領域
と、識別マーカとを含む。ユーザ指定領域は、関連した
画像ファイルを選択するために各画像ファイルと関連付
けられたマーク可能な画像選択領域と、実行する記憶操
作を指定するためにマーク可能な記憶選択領域とを含む
ことが好ましい。可能な記憶操作は、プルーフ・シート
上にすべての画像ファイルを記憶することと、選択され
た画像ファイルだけを記憶することと、画像ファイルの
どれも記憶しないことを含む。プルーフ・シートは印刷
された後、ユーザによってマークされ、次にユーザ指定
領域のマーキングを検出するために走査される。次に、
マーキングで示された画像ファイルが、記憶装置上に記
憶される。記憶装置は、ハード・ディスク、CD−RO
M、CD書込み可能ディスク、ファイル・サーバなどで
よい。
【0010】各識別マーカは、また、プリンタのメー
カ、プリンタの型式、プリンタのシリアル番号、プリン
タと関連したユーザ・アカウント、またはこれらの任意
の組合せなど、プルーフ・シートを印刷したプリンタや
その他の装置を識別するのに十分な識別情報を含むこと
ができる。マーカは、英数字あるいはしばしば第1の二
値状態を表す印刷ビット・マーカと第2の二値状態を表
す非印刷ビット・マーカを有する二値パターンの非英数
字パターンとして印刷することができる。
【0011】各識別マーカを形成する部分として、プル
ーフ・シート上に表される画像ファイルのそれぞれにデ
ータ・キーが形成される。データ・キーは、画像ファイ
ル自体を処理してデータ・キーを計算することによっ
て、好ましくは画像ファイルの内容の周期的冗長検査を
実行することによって形成することができる。代替バー
ジョンのデータ・キーは、プリンタによって提供される
索引番号に基づいてもよい。データ・キーのいくつかの
バージョンは、プリンタ用の識別情報を含むことができ
る。データ・キーは、識別マーカ内にデータ・キー表現
として印刷される。さらに、データ・キー自体は、対応
する画像ファイルと関連するような方法で記憶装置に記
憶されてもよく、記憶装置上の対応する画像ファイルに
埋め込まれても良い。また、各データ・キーを使用し
て、画像ファイルを記憶する記憶装置上の場所を定義す
るファイル指定子を形成することができる。
【0012】本発明のもう1つの好ましい実施形態は、
記憶装置から選択された画像ファイルを取り出す方法で
ある。取り出す方法は、対応する画像ファイルと対応す
る所定のデータ・キー表現と関連した画像選択領域を有
する事前に印刷されたプルーフ・シートを提供する段階
を含む。プルーフ・シート上の画像選択領域のうちの少
なくとも1つの画像選択領域が、それに対応する取り出
す画像ファイルを識別するためにマークされる。マーク
されたプルーフ・シートが走査され、マークされた画像
選択領域が決定され、その対応するデータ・キー表現が
識別される。データ・キー表示は、記憶装置からマーク
された画像選択領域と関連した画像ファイルを取り出す
ために使用される。
【0013】各データ・キー表現が、印刷パターンを有
する。各印刷パターンを識別し対応するデータ・キーに
変換するために、マークされたプルーフ・シート上の各
データ・キー表現が探され、印刷パターンが読み取ら
れ、パターンが関連したデータ・キーに変換される。
【0014】いくつかの実施形態において、画像ファイ
ルに取り出しは、識別されたデータ・キーのそれぞれを
ファイル指定子に変換し、記憶装置から各ファイル指定
子に対応する画像ファイルを読み取ることによって行わ
れる。代替の実施形態において、取り出しは、識別した
データ・キーをファイル・サーバに送り、サーバ上の識
別したデータ・キーと関連した画像ファイルを探すこと
によって行われる。代替として、探索は、サーバ上のい
くつかの画像ファイルの画像ファイル内容から内部デー
タ・キーを生成し、サーバによって生成された内部デー
タ・キーをサーバに提供された識別データ・キーのそれ
ぞれと比較し、サーバから、内部データ・キーが識別デ
ータ・キーと一致する画像ファイルを提供することによ
って行うこともできる。
【0015】所望のファイルを取り出した後で、この方
法は、さらに、画像ファイルの印刷など、各画像ファイ
ルに指定された操作を実行することができる。
【0016】本発明の以上説明した機能およびそれを達
成する方法ならびに本発明自体は、添付図面と共に行わ
れる本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明を参
照することによって最も良く理解されよう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明によ
り、ユーザが、ディジタル的に記憶された画像を選択し
印刷することができるシステム10が提供される。複数
の画像のディジタル表現を取得し記憶するために、従来
のディジタル・スチル・カメラ12が使用される。あら
かじめ選択された印刷媒体上に複数の画像のうちの選択
画像の図形表現を生成するために、レーザ・プリンタ1
3が使用される。複数の画像のディジタル表現をディジ
タル・スチル・カメラ12からレーザ・プリンタ13に
転送するために、フラッシュ・メモリ・カード16、フ
ロッピ・ディスケット18、直接データ・リンク20、
ワイヤレス・データ・リンク(図示せず)、その他の周
知のディジタル・データ転送手段が使用される。
【0018】レーザ・プリンタ13は、プルーフ・シー
ト兼オーダ・フォーム22(図3A)を生成するファー
ムウェア・プログラム含む。後で詳細に説明するよう
に、プルーフ・シート兼オーダ・フォーム22は、画像
のうちの少なくとも1つの画像の図形表現と、複数の画
像選択および/または画像強化ユーザ指定領域とを含
む。
【0019】図1のシステムは、レーザ・プリンタでは
なくインクジェット・プリンタにも使用することができ
ることを理解されたい。適切な品質画像を生成する着色
と画素密度が可能であれば、ドット・マトリックス・プ
リンタ、昇華型プリンタ、サーマル・プリンタなどの他
のタイプのプリンタを利用することができる。必要なこ
とは、プリンタが、後で説明する機能を実行するために
必要な電気機械的機能、回路およびファームウェアを備
えていることだけである。
【0020】図2は、図1のシステム10においてレー
ザ・プリンタ13の代わりに利用することができるイン
クジェット・プリンタ14を機能ブロック図の形で示
す。インクジェット・プリンタ14は、たとえば、フラ
ッシュ・メモリ・カード16を取り外し可能に差し込む
ことができるリーダ24を含む。あるいは、インクジェ
ット・プリンタ14は、フロッピ・ディスク・ドライブ
またはワイヤレス・データ・トランシーバを備えること
ができる。フラッシュ・メモリ・カード・リーダ24
は、読取り専用メモリ(ROM)28に記憶されたプロ
グラムを使用して画像のディジタル表現をランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)30にダウンロードする中央
処理装置(CPU)26に接続される。ユーザは、LC
Dディスプレイ34上に示され、プリンタ14にプルー
フ・シート兼オーダ・フォーム22を生成させるドライ
バ回路と関連付けられた英数字プロンプト、アイコンお
よび/またはその他のGUIによって導かれる手順で、
押しボタン32を手動で選択的に押す(図3A)。図1
において、レーザ・プリンタ13は、フラッシュ・メモ
リ・カード16をフラッシュ・メモリ・カード・リーダ
に差し込むことを可能にするスロットまたはベゼル35
を有する。
【0021】インクジェット・カートリッジ36(図
2)は、インクジェット・プリンタ14内を横方向に往
復運動し、入出力媒体トレイ38内にある普通紙などの
印刷媒体が、インクジェット・プリンタ14内を縦方向
に前進する。電気機械式カートリッジ駆動機構40は、
CPU26によって制御され、必要に応じて用紙を横切
ってインクジェット・カートリッジ36を横方向に移動
させる。CPU26は、ジェット・ドライバ回路42に
よってインクジェット・カートリッジ36を制御する。
電気機械式媒体駆動機構44は、CPU26に接続さ
れ、インクジェット・プリンタ14内で用紙を縦方向に
前進させる。
【0022】ユーザは、プルーフ・シート兼オーダ・フ
ォーム22(図3A)上の選択されたユーザ指定領域
に、たとえば鉛筆やペンなどのマーキング道具でマーク
することによって手作業で記入する。これにより、ユー
ザは、最終印刷にどの画像を送るか、画像の数、画像の
明るさ、画像クロッピングなどを選択することができ
る。次に、記入したプルーフ・シート兼オーダ・フォー
ム22を、インクジェット・プリンタ14の入出力媒体
トレイ38(図2)に手動で再び挿入する。次に、ユー
ザは、インクジェット・プリンタ14上の押しボタン3
2のうちの1つまたは複数を押して、媒体駆動機構44
に、今記入したフォーム22をトレイ38からインクジ
ェット・プリンタ14内に戻させる。あるいは、プリン
タ14が、フォーム22の再挿入を検出し、最終印刷シ
ートの印刷を自動的に開始することができる。
【0023】インクジェット・プリンタ14には、回路
とソフトウェアを含むスキャナ46(図2)が取り付け
られる。スキャナ46は、たとえば、高輝度光源(図示
せず)と、インクジェット・プリンタ14内を縦方向に
搬送されるときにプルーフ・シート兼オーダ・フォーム
22の経路の隣りに取り付けられた光検器アレイ(図示
せず)を含む。あるいは、スキャナ46は、既に一部の
プリンタ内にある出力用紙エッジ・センサを内蔵するこ
とがある。インクジェット・プリンタの中には、媒体の
タイプとインクジェット・ペンの動作エネルギーを検出
するセンサを有するものがある。そのようなセンサを使
用して、記入済みのユーザ指定領域を検出することがで
きる。スキャナ46は、プルーフ・シート兼オーダ・フ
ォーム22にユーザが記入したユーザ指定領域を検出す
るために使用される。この情報は、RAM30に記憶す
るためにCPU26に伝えられる。CPU26が、RO
M28に記憶されているプログラムを使用して、少なく
とも1つの最終印刷シート48(図5)を生成する。後
で詳細に考察するように、最終印刷シートは、画像と、
ユーザがプルーフ・シート兼オーダ・フォーム22上に
指定した強化項目(たとえば、サイズ、クロッピング、
明るさなど)を有する。
【0024】インクジェット・プリンタ14(図2)
は、また、直接データ・リンク20などのケーブルをデ
ィジタル・スチル・カメラ12(図1)とパーソナル・
コンピュータ(図示せず)に接続するための複数の入出
力(I/O)ポート50を備える。インクジェット・プ
リンタは、リモート制御機構との通信のために8ミリ・
ビデオ・カメラに広く使用されている赤外線システムな
ど、ディジタル・スチル・カメラと通信するワイヤレス
・データ・トランシーバを備えることがある。
【0025】図3Aは、最終印刷のために52(図3
C)のようなサムネイル画像のアレイから1つまたは複
数の画像を選択するために図1のシステム10に利用す
ることができる例示的なプルーフ・シート兼オーダ・フ
ォーム22の詳細な平面図である。たとえば、図3Aに
「I」と示された25枚のサムネイル画像が、フォーム
22上に4行8列のアレイで配列されている。「サムネ
イル」という用語は、ユーザが同時に閲覧し評価できる
ように画像のアレイを一枚の用紙に印刷するのに十分な
小ささのサイズに縮小されかつ/または品質が低下され
た印刷画像表現を説明するために使用される便利な用語
である。サムネイル画像Iは、黒白でもよいがカラーで
印刷されることが好ましい。これらのサムネイル画像
は、画像定義、階調、シェーディング、解像度その他の
必要な画像特性を実現するために、周知の方法で付着さ
れる着色顔料の微視的画素からなる。サムネイル画像5
2と最終印刷シート48(図5)上の画像は、許容され
る特許図面に課せられた制限により線画として示されて
いる。サムネイル画像Iは、一般に、最終印刷画像より
も低い品質のものであることを理解されたい。サムネイ
ル画像は、アレイで表示され、ユーザは、カメラ12か
ら転送されたディジタル的に記憶された画像のうちのど
の画像を最終的な高い品質の形態で印刷または保存した
いかを迅速かつ容易に選択することができる。
【0026】プルーフ・シート兼オーダ・フォーム22
(図3A)は、サムネイル画像Iのそれぞれの隣りに5
4(図3C)のような画像選択ユーザ指定領域を含む。
ユーザ指定領域54は、ユーザがペンまたは鉛筆で手動
で塗りつぶすことができるバブル56の行と列を含む。
ユーザ指定領域として、2本の縦線の間の縦のストリッ
プやスロットなどの他の個別の領域を利用することがで
きる。ユーザ指定領域は、ユーザが、光学式文字認識
(OCR)ソフトウェアで読み取ることができる印刷ま
たは筆記形態番号、数字または記号で書き込むことがで
きる個別の閉領域からなってもよい。あるいは、ユーザ
が、穴を打ち抜いたり、ステッカまたは導電体マーカを
貼ったりしてもよい。光学式走査の他に、プリンタは、
記入したユーザ指定領域の電気的または機械的検出を使
用することができる。フォーム22のユーザ指定領域5
4は、また、列見出し「サイズ(Size)」および「数(Q
ty(Quantity))」と、さらに行見出し「3.5x
5」、「4x6」、「5x7」、「8x10」および
「カスタム(Cstm)」の形のユーザ読取り可能な印刷表示
を含むことができる。ユーザ指定領域は、図3Aでは
「B」と示されている。ユーザは、特定のサムネイル画
像Iの隣りのユーザ指定B領域内の1つまたは複数のバ
ブル56を塗りつぶして、ディジタル記憶画像の所望の
数とサイズの最終印刷を「注文」することができる。
「カスタム」の隣のバブルを塗りつぶすと、インクジェ
ット・プリンタ14は、1枚の用紙上にその特定のサム
ネイル画像のカスタム・プルーフ・シート兼オーダ・フ
ォーム58(図4)を生成する。カスタム・フォーム5
8のレイアウトと使用法は、後で詳細に説明する。
【0027】図3Aを参照すると、プルーフ・シート兼
オーダ・フォーム22は、さらに、第1の識別マーカ6
0と第2の識別マーカ62を含む。これらの識別マーカ
はそれぞれ、図3Dと図3Fに示したようなチェッカ格
子の形をとることができる。それぞれの識別マーカ60
および62は、プルーフ・シート兼オーダ・フォーム2
2を生成するために使用された一組のディジタル画像と
関連付けられた固有のパターンを有する。マーカ60お
よび62は、このように、たとえばフラッシュ・メモリ
・カード16の内容を識別する。記入済みフォーム22
がインクジェット・プリンタ14に再び差し込まれる
と、識別マーカ60および62が走査され、プリンタ1
4内および/またはその中にあるフラッシュ・メモリ・
カード16に記憶された一組のディジタル画像と関連付
けられたコードと比較される。マッチがない場合は、ユ
ーザはディスプレイ34上のメッセージによって警告を
受ける。これは、システムが、プリンタが現在利用でる
ディジタル画像に対応していない再挿入フォームによる
画像および/またはユーザ指定強化項目を印刷するのを
防ぐ。
【0028】「すべての写真(All Picture)」ユーザ指
定領域64(図3Aと図3B)が、フォーム22の左上
角に印刷される。これには、サムネイル画像はないが、
ユーザが描写されたすべてのサムネイル画像Iを特定の
サイズおよび数で印刷できるようにするSizeとQt
yの表示がある。最後に、プルーフ・シート兼オーダ・
フォーム22は、また、関連した表示およびバブルを有
する「記憶する画像の選択(Select pictures for stora
ge)」ユーザ指定領域66(図3Aと図3E)を含む。
この機能により、ユーザは、インクジェット・プリンタ
のメモリ、インクジェット・プリンタ14に接続された
PC、または他の永久的な方法で、すべての画像あるい
は最終印刷を指定したすべての画像を永久的に記憶した
り、またはどの画像も永久的に記憶しないように指定す
ることができる。
【0029】インクジェット・プリンタ14は、通常カ
メラ12にあるものより大きくかつインクジェット・プ
リンタ14に接続されたPCのRAMメモリよりも小さ
いキャッシュ・メモリを備えることができる。インクジ
ェット・プリンタ14は、カメラ12から転送された画
像を記憶し、記入済みオーダ・フォーム22を読み取っ
た後で、PCが起動していることをプリンタが検出した
ときに選択画像を永久記憶のためにPCに転送するよう
にプログラムすることができる。これにより、新しい画
像を受け取るためにインクジェット・プリンタ14のR
AM30が空になる。
【0030】図4は、最終印刷用に1つの画像をクロッ
ピングしその明るさを選択する際に図1のシステムに利
用することができるカスタム・プルーフ・シート兼オー
ダ・フォーム58の平面図である。カスタム・オーダ・
フォーム58によって、印刷サイズ、印刷枚数、および
写真の明るさを選択することができる。カスタム・オー
ダ・フォーム58は、「カスタム」バブル56があらか
じめ塗りつぶされたフォーム22上のサムネイル対応画
像の実質的に拡大された画像52′を含む。この場合
も、画像52′は、特許図面の許容される形態の制約に
より、図4に輪郭だけで示した。実際には、画像52′
は、複雑なパターンの小さな画素によってフォーム58
上に印刷された図形画像になる。拡大画像52′の左の
縁と下の縁にそれぞれ沿った一連の等間隔で配置された
バブル67と一連の等間隔で配置されたバブル68は、
ユーザが画像52′をクロッピングすることによって塗
りつぶすことができる。図4では、説明した画像強化の
1つの形態であるクロッピングをユーザが指定する方法
の例を示すために、バブル67のうちの2つとバブル6
8のうちの2つが塗りつぶされ、すなわち黒くされてい
る。カスタム・フォーム58上の拡大サムネイル画像5
2′の上には、表示または表記「クロッピング−横の2
つのバブルと下の2つのバブルをマークしてください(C
ropping - Marktwo bubbles on the side & two on the
bottom)」が現れる。
【0031】カスタム・プルーフ・シート兼オーダ・シ
ート58(図4)は、さらに、フォーム22のユーザ指
定領域54と類似の「印刷サイズおよび数(Print Size
& Quantity)」ユーザ指定領域69を含み、前者は、
「2x3(wallet)」、「11x14」、「16x2
0」、「4x10」などの別の印刷サイズを含む点が異
なる。さらに、カスタム・プルーフ・シート兼オーダ・
シート58は、また、「クロッピングの適用(Apply Cro
pping)」と示されたユーザ指定領域70を含む。適切な
バブルを塗りつぶすことによって、この機能は、ユーザ
が、指定されたクロッピングを選択印刷サイズに最もよ
く合わせることができる。そのような機能は、拡大サム
ネイル画像52′の境界に沿ったバブル67および68
のうちの選択したバブルをユーザが塗りつぶすことによ
って選択されたクロッピングの矩形比率が、ユーザ指定
領域69で選択された印刷サイズの矩形比率と一致しな
いことがあるため必要である。代替として、この機能に
よって、ユーザは、選択画像の最終印刷が選択印刷サイ
ズよりも大きくなるように指定することができ、それに
より、その後の印刷でさらにクロッピングを行ったり、
あるいはユーザが単にはさみを使って印刷物を所望のサ
イズに切り取ったりすることができる。
【0032】カスタム・プルーフ・シート兼オーダ・シ
ート58(図4)は、さらに、その右側に「明るさ(Bri
ghtness)」ユーザ指定領域71を含む。この領域は、そ
の画像の実際の図形印刷の明るさを徐々に低くした4つ
のサムネイル画像52a、52b、52cおよび52d
を含む。ユーザは、4つのサムネイル画像52a、52
b、52cまたは52dのうちの1つのサムネイル画像
の隣のバブルを塗りつぶして、描画された様々な明るさ
レベルを使用して最終印刷に必要な明るさレベルを選択
する。明るさは、本明細書において参照される画像強化
項目のもう1つの形態である。
【0033】図6Aは、ディジタル写真アルバムのペー
ジを設計し印刷する際に、図1のシステムに利用される
ことができる代替のプルーフ・シート兼オーダ・シート
72の平面図である。アルバム・フォーム72は、イン
クジェット・プリンタ14上の1つまたは複数の押しボ
タン32の押し下げに応じて、あるいはフォーム22ま
たは58の一方の上のバブルを塗りつぶすことによっ
て、1枚の用紙上に印刷されることが好ましい。アルバ
ム・フォーム72は、「レイアウト(Layout)」用のユー
ザ指定領域73、「背景(Background)」用のユーザ指定
領域74、「前景(Foreground)」用のユーザ指定領域7
5、および「スタイルとボーダ(Styles &Borders)」用
のユーザ指定領域76を含む。これらのユーザ指定領域
はそれぞれ、適切な選択オプションを表し、各選択オプ
ションは、選択を指定するために塗りつぶすかまたは記
入することができる隣り合ったバブルを有する。使用可
能な選択とその目的は、図6Aから明らかであり、さら
に詳しい説明は不要である。アルバム・フォーム72
は、さらに、対応するサムネイル画像の隣りに「アルバ
ムに追加(Add to album)」指定オプション82と「画像
を回転(Rotate Image)」指定オプション84をそれぞれ
有する80(図6B)のような複数のサムネイル画像を
含む。この場合も、特許図面の制限により、図6Aと図
6Bにおいてサムネイル画像Iをその本当のカラー図形
の形で示すことができない。画像は、図6AではIと示
したボックスとして、また図6Bでは線画として示され
る。図6Aに、各サムネイル画像Iが、その下の隣のユ
ーザ指定領域と共に示され、ユーザが、画像をアルバム
に追加しその画像を回転することができることを理解さ
れよう。アルバム・フォーム72上の識別マーカ86お
よび88(図6A)は、フォーム22の識別マーカ60
および62(図3A)と同じ機能を果たす。アルバム・
フォーム72上の「記憶する写真を選択(Select pictur
es for storage)」ユーザ指定領域90(図6A)によ
って、ユーザは、適切なバブルを塗りつぶすことによっ
て、長期保存に関して、「すべての写真(All picture
s)」、「すべての印刷写真(All printed pictures)」ま
たは「なし(none)」を選択することができる。
【0034】カラー・バランスなどの他の形態の画像強
化を、フォーム22、58および72上で選択すること
ができることは当業者に明らかであろう。さらに、それ
ぞれの画像が撮影されたときにデータ情報が記憶されて
いる場合、ユーザは、最終印刷が焼き込んだ撮影日を含
むようにオーダ・フォームで指定することができる。画
像選択および/または画像強化のための多くの他の可能
性と組合せは、当業者に想起され、本明細書では具体的
に説明する必要はない。
【0035】本発明により、ユーザが、ディジタル記憶
画像を選択し印刷することができる方法が提供される。
図7を参照すると、この方法は、次のステップを含む。
最初のステップは、複数の画像のディジタル・スチル表
現を取得し記憶することを含む。この方法の第2のステ
ップ(102)は、複数の画像のディジタル・スチル表
現を、あらかじめ選択された印刷媒体上に複数の画像の
うちの選択した画像の図形表現を生成することができる
プリンタに転送することを含む。方法の第3のステップ
(103)は、画像の少なくとも1つの図形表現と、複
数の画像選択および/または画像強化ユーザ指定領域を
含むプルーフ・シート兼オーダ・フォームをプリンタで
生成することを含む。方法の第4のステップ(104)
は、プルーフ・シート兼オーダ・フォーム上のユーザ指
定領域のうちの少なくとも1つに記入することを含む。
方法の第5のステップ(105)は、プリンタを使用し
て、プルーフ・シート兼オーダ・フォームを読み取っ
て、ユーザ記入ユーザ指定領域を判定することを含む。
方法の第6と最後のステップ(106)は、プリンタ
で、プルーフ・シート兼オーダ・フォーム上にユーザ指
定画像と機能強化がある少なくとも1つの最終印刷シー
トを生成することを含む。
【0036】図7は、本発明による方法の上位概念のみ
を示した図である。ディジタル記憶画像を選択し印刷す
る際に従うことができる様々なサブルーチンとオプショ
ンがあることを理解されたい。たとえば、図3のプルー
フ・シート兼オーダ・フォーム22を最初に印刷し記入
し、インクジェット・プリンタ14に再挿入し、走査す
ることができる。次に、プリンタが、6つのカスタム・
フォーム58(図4)を印刷し、その印刷フォーム58
を次々と記入しインクジェット・プリンタ14内に送
り、最終画像が、順番に連続して印刷される。その後
で、アルバム・フォーム72(図6)が記入され走査さ
れる。
【0037】このように、本発明は、DSCユーザが、
印刷する画像、画像を印刷するサイズ、および印刷する
各画像の印刷の数を迅速かつ容易に決定することができ
るシステムおよび方法を提供する。我々が開発したオー
ダ・フォーム方法は、ユーザがDSCをPCに接続する
必要をなくし、同時にプリンタ上の複雑で高価なGUI
を不要にするという点できわめて有利である。多くのD
SCユーザは、標準化された試験実施、調査回答、メー
ル・オーダ・カタログ・フォームなど、日々の生活の他
の側面において選択を行うための簡単な説明とバブルを
含むフォームに書き込むのに十分に慣れている。本発明
は、一般にすべての画像を印刷しなければならない従来
のカメラ・プリンタ直結システムにおいて普通なら消費
されることになる紙、インクおよびトナーの量を最小に
する利点を有する。本発明は、さらに、高度なカラー写
真印刷を迅速かつ容易に「注文」することができ、同時
に従来のハロゲン化銀写真に関連する現像剤やその他の
化学薬品を使用しないようにすることによって環境に悪
影響を及ぼさないという追加の利点を有する。
【0038】次に、プルーフ・シート兼オーダ・フォー
ム22を使用するディジタル画像の記憶と取り出しにつ
いてさらに詳細に検討すると、シート22は、プルーフ
・シート22を生成するために使用される一組のディジ
タル画像と関連した固有のパターンを個別または集合的
に含む1つまたは複数の識別マーカ60、62を有する
ことができる。図8を参照して最もよく分かるように、
プルーフ・シート兼オーダ・フォーム22は、ディジタ
ル画像を記憶し取り出すために、本発明によるシステム
10′に有利に使用することができる。システム10′
は、ホスト・コンピュータ・リンク202によってプリ
ンタ14′上の複数の入出力ポート50のうちの1つに
接続されたホスト・コンピュータ200からのプログラ
ムによって、あるいはプリンタ14′上の1つまたは複
数の押しボタン32によって操作可能な印刷機能と光学
走査機能の両方を有する多機能プリンタ14′を含む。
多機能プリンタ14′は、プルーフ・シート22と個々
のディジタル画像の写真画質プリントを含む文書を印刷
し、その文書を、ユーザが取り出すための印刷出力トレ
イ120に送ることができる。ユーザ記入プルーフ・シ
ート22などの印刷文書を、走査プラテン122上に置
き、多機能プリンタ14′によって光学的に走査するこ
とができる。マークされたプルーフ・シート22が走査
プラテン122上に置かれた場合、多機能プリンタ1
4′は、また、画像選択ユーザ指定領域54と「記憶す
る画像の選択(Select pictures for storage)」ユーザ
指定領域66にユーザによってつけられたマークを検出
し解釈し、識別マーカ60′を使って個々の画像選択ユ
ーザ指定領域をそれぞれ対応するディジタル画像と関連
付け、関連付けられたディジタル画像にユーザによって
指定された操作を実行する。プリンタ14′は、ディジ
タル・カメラ12を直接データ・リンク20を介して接
続することができる別の入出力ポート50と、カメラ1
2から取り出したメモリ・カード16を差し込むことが
できるメモリ・カード・リーダ24とを含むことができ
る。さらに、いくつかのプリンタ14′は、プリンタ・
メーカ、モデル番号、シリアル番号などを含むことがで
きるプリンタ識別情報124を含む。
【0039】システム10′は、さらに、CPU26に
よって実行されるプリンタ14′のROM28内のファ
ームウェア・モジュールとして実施されることが好まし
いデータ・キー・ジェネレータ(図示せず)を含む。し
かしながら、データ・キー・ジェネレータは、代替とし
てホスト・コンピュータ200内のソフトウェア・モジ
ュールとして実施することもできる。データ・キー・ジ
ェネレータは、個々の画像ファイルに対応するデータ・
キーを生成する。各データ・キーは、単独または他の情
報との組み合わせで、記憶し取り出すために対応する画
像ファイルを一意に識別する。後でさらに詳しく説明す
るように、各データ・キーは、対応する画像ファイルの
内容から、あるいはプリンタ14′によって提供され各
画像ファイルに固有の索引番号から生成することができ
る。いくつかの実施形態において、データ・キーは、ま
た、プリンタ識別情報124、ファイル・サーバー23
0用のユーザ・アカウント情報、またその両方を含むこ
とがある。
【0040】システム10′は、また、CPU26によ
って実行されるプリンタ14′のROM28内のファー
ムウェア・モジュールとして実施されることが好ましい
識別マーカ・ジェネレータ(図示せず)を含む。しかし
ながら、識別マーカ・ジェネレータは、代替として、ホ
スト・コンピュータ200内のソフトウェア・モジュー
ルとして実施することもできる。識別マーカ・ジェネレ
ータは、プルーフ・シート22の上の識別マーカ60′
をフォーマットし印刷する。フォーマッティングと印刷
の一部として、識別マーカ・ジェネレータは、識別マー
カ60′内の適切なデータ・キーの表現をフォーマット
し印刷する。プルーフ・シート22上に印刷されるデー
タ・キーは、プルーフ・シート22上に印刷されるサム
ネイル画像52に対応する画像ファイルのデータ・キー
である。識別マーカ60′は、さらに、データ・キーと
別に印刷されるプリンタ14′用の装置識別情報124
またはユーザ・アカウント情報を含む。動作において、
ユーザが、押しボタン32を押して、ディジタル・カメ
ラ12またはメモリ・カード16からプリンタ14′に
今ロードされている画像のプルーフ・シート兼オーダ・
フォーム22を印刷するとき、データ・キー・ジェネレ
ータは、データ・キーを生成し、次に、識別マーカ・ジ
ェネレータが、そのデータ・キーを使用してプルーフ・
シート22の上の識別マーカ60′を印刷する。
【0041】次にホスト・コンピュータ200について
詳しく考察すると、コンピュータ200は、ローカル大
容量記憶周辺装置220(ハード・ディスク、CD−R
OMディスク、CD再書込み可能ディスクなど)やファ
イル・サーバ・コンピュータ・システム230などの大
容量記憶装置にディジタル画像を記憶し、またそこから
取り出すために多機能プリンタ14′と共に動作するサ
ブシステムを含む。ホスト・コンピュータ200上のサ
ブシステムは、コンピュータ200によって実行される
ソフトウェア・プログラムのモジュールとして実施され
ることが好ましい記憶サブシステム202と取出しサブ
システム206を含む。しかしながら、本発明は、コン
ピュータ200の代わりに多機能プリンタ14′のファ
ームウェアまたはハードウェアで実施されるあるサブシ
ステムまたはその一部分を有するような他の機構を意図
する。動作において、プリンタ14′は、必要に応じて
サブシステム202、206を呼び出す。たとえば、ユ
ーザがマークしたプルーフ・シート22をスキャナ・プ
ラテン122上に置き、押しボタンを押してユーザがマ
ークしたプルーフ・シート22を走査するとき、プリン
タ14′は、ユーザ指定領域54、66を検出し、ユー
ザから要求された操作を決定する。ユーザが、プリンタ
14′がディジタル・カメラ12またはメモリ・カード
16から受け取った画像ファイルが記憶されることを示
す領域54、66をマークした場合は、プリンタ14′
は、大容量記憶装置に画像ファイルを記憶するために記
憶サブシステム202を呼び出す。ユーザが、大容量記
憶装置に以前に記憶されている画像ファイルを印刷した
り編集したりすることを示す領域54、66をマークし
た場合は、プリンタ14′は、大容量記憶装置から画像
ファイルを取り出すために取出しサブシステム206を
呼び出す。
【0042】次に、記憶サブシステム202をさらに詳
しく考察すると、記憶サブシステム202は、プリンタ
14′から記憶する画像ファイルおよびそれと関連した
データ・キーを受け取ることが好ましい。代替の実施形
態において、記憶サブシステム202は、プリンタ1
4′からデータ・キーを受け取る代わりに各画像ファイ
ルごとの対応するデータ・キーを生成することができ
る。いくつかの実施形態において、記憶サブシステム2
02は、記憶する前にデータ・キーを画像ファイルに埋
め込みかつ/または画像ファイルを記憶するファイル指
定子にデータ・キーを変換することができる。次に、画
像ファイルは、いくつかの実施形態ではデータ・キー
が、大容量記憶装置に記憶される。大容量記憶装置がロ
ーカル周辺装置220の場合、画像ファイルは、ファイ
ル指定子によって示された場所に記憶されることが好ま
しい。大容量記憶装置がファイル・サーバ230の場
合、画像ファイル(および、適切な場合はデータ・キ
ー)は、ファイル・サーバによって選択された場所にあ
るユーザ・アカウントの下に記憶されることが好まし
い。
【0043】206をさらに詳しく考察すると、取出し
サブシステム206は、プリンタ14′から、取り出す
画像ファイルのデータ・キーを受け取る。画像ファイル
が、大容量記憶装置上の、データ・キーから導き出され
たファイル指定子に記憶された場合は、データ・キーを
処理して同じファイル指定子を再び導き出し、そのファ
イル指定子を使用して画像ファイルを取り出す。画像フ
ァイルの記憶場所が、決定するためにファイル・サーバ
230に残されている場合は、画像ファイルを取り出す
ためにデータ・キーがファイル・サーバ230に送られ
る(ユーザ・アカウント情報と共に)。次に、取出しサ
ブシステム206は、取り出した画像ファイルを、印刷
や編集などのためにプリンタ14′に送る。
【0044】次に、詳細に検討し、図9Dを参照する
と、各データ・キー128が、ディジタル的にnビット
として表され、その個々のビットは、伝統的にビット0
(最下位ビット)からビットn−1(最上位ビット)と
呼ばれることがある。好ましい実施形態において、この
nビット数は、対応する画像ファイルの内容を処理する
ことにより生成される。この処理は、画像ファイルの内
容に周期的冗長調査(CRC)などのデータ整理操作の
実行を含むことが好ましい。CRCアルゴリズムは、当
業者には周知である。後で画像ファイルを取り出すため
にデータ・キー128を使用するので、データ・キー1
28が間違ったファイルを取り出す可能性を最小にする
ことが望ましい。したがって、nの値が大きいほど(す
なわち、データ・キーのビットが多いほど)間違ったフ
ァイルを取り出す可能性は低くなる。代替の実施形態に
おいて、nビットのデータ・キー128は、画像ファイ
ルの内容から導き出されるのではなく、画像と関連して
増分する索引番号のような個々のプリンタ14′によっ
て維持される一連の連続的に番号付けされた値における
次のものである。
【0045】たとえばきわめて多数の画像ファイルを記
憶装置に記憶する場合や、複数のプリンタ14′からの
画像ファイルを記憶装置に記憶する場合など、間違った
ファイルを取り出す可能性をさらに低くしたい場合は、
プリンタ識別情報124またはファイル・サーバ230
用のユーザ・アカウント情報あるいはその両方を、一般
にその情報を含むいくつかの追加ビットをデータ・キー
128に追加することによって、各データ・キー128
に組み込むことができる。
【0046】識別マーカ60′をさらに詳細に考察し、
図9A〜図9Cの例示的な識別マーカ130、134お
よび138を参照すると、識別マーカは、サムネイル画
像52としてプルーフ・シート22上に表示される画像
ファイルのデータ・キー128を導出するのに十分な情
報を含む。例示的な識別マーカ130、134、138
はそれぞれ、8つのデータ・キー128をそれぞれ指定
する。nビットのデータ・キー128はそれぞれ、印刷
のために、例示的な2進データ・キー表現132などの
非数値図形パターンあるいは例示的な16進データ・キ
ー表現136などの英数字印刷パターンのデータ・キー
表現に変換されることがある。この変換は、プリンタ1
4′によって実行されることが好ましいが、代替として
ホスト・コンピュータ200によって実行することがで
きる。
【0047】各識別マーカ60′のパターンは、図9B
に例として示したような線形、図9Aに例として示した
ようなマトリクス、あるいは当業者に既知の他の形に配
列することができる。英数字パターンと数値パターンの
サイズと形状は、スキャナ46が識別マーカ60′を正
しいデータ・キー128に確実に配置し変換できるよう
に選択されることが好ましい。代替として、図3Aの識
別マーカ60および62などの複数の識別マーカを使用
することもできる。複数のマーカは、プルーフ・シート
22の一部分が破損した場合の冗長性を提供するために
同一でもよい。代替として、複数のマーカが、互いの鏡
像または回転画像でもよく、マーカが通常の向きか反射
された向きかを示すために、ある部分が違うようにマー
クされることがある。
【0048】いくつかの実施形態において、識別マーカ
60′は、プリンタ14′用の装置識別情報124また
はユーザのファイル・サーバ・アカウント用のユーザ・
アカウント情報を表すたとえば例示的表現142などの
追加の印刷表現を含むことができる。
【0049】代替の実施形態を使用して、印刷された識
別マーカ60′のサイズを小さくすることができる。例
示的なマーカ138において、データ・キー128が、
プリンタ14′から割り当てられた連続した画像索引番
号などの連続的に番号付けされた値の場合は、必ずしも
データ・キー128がすべて印刷されなくてもよい。よ
り正確に言うと、例示的なデータ・キー表現140など
の最初の番号のデータ・キー128が印刷され、次に例
示的なデータ・キー・カウント144などの識別マーカ
60′にデータ・キー128の総数のカウントが印刷さ
れる。各データ・キー128が、プルーフ・シート22
上に印刷されたサムネイル画像52と関連付けられ、プ
ルーフ・シート22を走査するときに印刷されたサムネ
イル画像の数を決定することができるため、識別マーカ
60′のいくつかの実施形態では、データ・キー・カウ
ント144を含まないことがある。
【0050】識別マーカ60′は、マーカ60′内の個
々のデータ・キー表現を、記憶または取り出す個々の画
像ファイルと関連付けられたサムネイル画像54のうち
の対応する個々のサムネイル画像と関連付けることがで
きる所定のフォーマットを有する。この所定のフォーマ
ットは、プルーフ・シート22を印刷するために使用さ
れる。走査システムが、ユーザがマークしたプルーフ・
シート22の識別マーカ60′を探した後で、所定のフ
ォーマットにより、プリンタ14′は、記憶サブシステ
ム202または取出しサブシステム206に送られる適
切なデータ・キー表現を探すことができる。
【0051】本発明のもう1つの実施形態は、図10A
〜図10Hを参照して最もよく理解されるように、複数
のディジタル画像ファイルを記憶装置に取り出し可能に
記憶する方法250である。この方法は、最初にステッ
プ252で、ディジタル・カメラ12やメモリ・カード
16などの画像ソース装置からディジタル画像ファイル
を得る。ステップ254で、ディジタル画像ファイルを
示す少なくとも1つの識別マーカ60′が形成される。
ステップ256で、サムネイル画像52などの各画像フ
ァイルの画像表現が、プルーフ・シート22上に印刷さ
れる。ステップ258で、プルーフ・シート22上の画
像表現と関連付けられたユーザ指定領域54、66のう
ちの少なくとも1つが印刷される。ステップ260で、
識別マーカが、プルーフ・シート22上に印刷される。
ステップ262で、将来記憶装置から画像ファイルを取
り出す際に使用するプルーフ・シートのコピーが作成さ
れる。プルーフ・シート22またはそのコピーは、将来
ファイルの取り出しが必要になったときに便利にアクセ
スできるように、プルーフ・シート・アーカイブ126
内にユーザによって維持されることがある。ステップ2
64で、プルーフ・シート22上のユーザ指定領域5
4、66が、記憶する画像ファイルを選択するためにマ
ークされる。ステップ266で、ユーザ指定領域54、
66のマーキングを検出するために、マークされたプル
ーフ・シートが走査される。ステップ268で、ユーザ
・マーキングは、記憶する画像ファイルを識別するプロ
セスである。最後に、ステップ270で、識別画像ファ
イルならびに取り出しに必要な任意の支援ファイルが、
記憶装置に記憶され、この方法が終わる。
【0052】次に図10Bを参照して、ディジタル画像
ファイルを示す少なくとも1つの識別マーカ60′を形
成する段階254についてさらに詳しく検討すると、ス
テップ272で、プルーフ・シート22上に印刷される
第1のディジタル画像ファイルが得られる。ステップ2
74で、ディジタル画像ファイルを示すデータ・キー1
28が形成される。プルーフ・シート22上に印刷され
た画像ファイルがまだある場合は(分岐276「Ye
s」)、ステップ278で、プルーフ・シート22上に
印刷される次のディジタル画像ファイルが得られ、この
方法は、ステップ274で継続する。プルーフ・シート
22上に印刷される画像ファイルがもうない場合は(分
岐276「No」)、形成する段階254が終わる。
【0053】図10Cを特に参照し、ディジタル画像を
示すデータ・キー128の形成274が決定される。ス
テップ280でデータ・キーの内容が、対応する画像フ
ァイルの内容から決定される場合(分岐280「画像フ
ァイルから得る」)は、ステップ282で、各画像ファ
イルが処理され、対応するデータ・キーが計算される。
前に説明したように、この処理は、ディジタル画像ファ
イルの周期的冗長検査(CRC)値を計算する段階を含
むことが好ましい。その結果CRCによって提供された
一意性レベルが十分な場合( 分岐284「No」)
は、この結果をデータ・キーとして直接使用することが
でき、形成する段階274が終わる。将来間違ったファ
イルを取り出す可能性をさらに低くするために一意性レ
ベルを高める必要がある場合(分岐284「Yes」)
は、ステップ286で、CRC値が、プリンタ14′の
メーカ・コード、モデル番号、シリアル番号などのプリ
ンタ識別情報124の一部または全てあるいはファイル
・サーバ230上のユーザ・アカウントの情報記述子と
結合することができる。次に、形成する段階274が終
了する。プリンタ14′によって提供される情報からデ
ータ・キーの内容が決定される場合(分岐280「プリ
ンタから得る」)は、ステップ288で、これまで説明
したように、プリンタ14′がデータ・キー128の索
引番号を生成する。その結果索引番号によって提供され
る一意性レベルが十分な場合(分岐289「No」)
は、結果をデータ・キーとして直接使用することがで
き、形成する段階274が終わる。将来間違ったファイ
ルを取り出す可能性をさらに低くするために一意性レベ
ルを高める必要がある場合(分岐289「Yes」)
は、ステップ290で、索引番号を、プリンタ14′の
メーカ・コード、モデル番号、シリアル番号などのプリ
ンタ識別情報124の一部または全てあるいはファイル
・サーバ230上のユーザ・アカウントの情報記述子と
結合することができる。次に形成する段階274が終わ
る。
【0054】次に、図10Dを参照して、プルーフ・シ
ート22に識別マーカ60′を印刷する段階260をさ
らに詳細に検討すると、ステップ292で、プルーフ・
シート22上に印刷される第1の識別マーカ60′のデ
ータ・キーが得られる。ステップ294で、これまで説
明したように、各データ・キー128が、例示的表現1
32、136などのデータ・キー表現に変換される。そ
の他のプリンタ情報124が、データ・キー128に含
まれる場合(分岐296「Yes。プリンタ情報」)
は、ステップ298で、これまで説明したように、例示
的表現142などのプリンタ識別情報124の表現が形
成される。データ・キー128に他のユーザ・アカウン
ト情報が含まれる場合(分岐296「Yes。ユーザ・
アカウント情報」)は、ステップ300で、これまで説
明したように、ユーザ・アカウント情報の表現が形成さ
れる。ステップ298またはステップ300としての操
作が実行された後、またはデータ・キー128に他の情
報が含まれていない場合(分岐296「No」)は、ス
テップ302で、マーカ60′内のすべての表現が、所
定のフォーマットに従って配列され、例示的識別マーカ
130、134、138に示されたように識別マーカ6
0′が形成される。ステップ303で、形成された識別
マーカ60′が、プルーフ・シート22上に印刷され
る。印刷する識別マーカ60′がまだある場合(分岐3
04「Yes」)は、ステップ306で、プルーフ・シ
ート22上に印刷される次の識別マーカ60′のデータ
・キーが得られ、方法は294に続く。印刷する識別マ
ーカ60′がもうない場合(分岐304「No」)は、
印刷する段階260が終わる。
【0055】次に、図10Eを特に参照して、プルーフ
・シート22上のユーザ・マーキングによって記憶装置
に記憶するように識別された画像ファイルならびにその
画像ファイルを取り出すために必要な任意の支援ファイ
ルを記憶する段階270をさらに詳しく考察すると、ス
テップ308で、将来記憶装置から画像ファイルを取り
出すために使用される画像ファイル取り出し方法が決定
される。取り出し方法が、画像ファイルと別の記憶装置
上に記憶されたデータ・キー128を使用する場合(分
岐308「外部キー」)は、ステップ310で、識別さ
れた画像ファイルが、記憶装置に記憶される。ステップ
312で、識別された画像ファイルのデータ・キーが、
記憶装置に記憶される。ステップ314で、各記憶デー
タキー128が、対応する記憶された画像ファイルと関
連付けられ、記憶する段階270が終わる。関連付け
は、大容量記憶装置に記憶されたリンク・ファイルとし
て実施されることが好ましく、このリンク・ファイル
は、関連したデータ・キー128と画像ファイルが対に
なった表を含む。
【0056】取り出し方法が、記憶装置の画像ファイル
の内部に記憶されたデータ・キー128を使用する場合
(分岐308「内部キー」)は、ステップ316で、識
別された各画像ファイルのデータ・キー128が、画像
ファイルに埋め込まれる。ステップ318で、識別され
た画像ファイルが記憶装置に記憶され、記憶する段階2
70が終わる。
【0057】取り出す方法が、取り出しプロセスの間に
画像ファイルの内容からデータ・キー128を計算する
場合(分岐308「自己生成キー」)は、ステップ31
8で、識別された画像ファイルが、記憶装置に記憶さ
れ、記憶する段階270が終わる。
【0058】取り出す方法が、データ・キーから導き出
されたファイル指定子を使用してファイルを探す場合
(分岐308「ファイル指定子」)は、ステップ320
で、各画像ファイルのデータ・キー128からファイル
指定子が構成される。ファイル指定子は、一般に、ディ
レクトリ・パス名やファイル名などの論理位置を含む。
ステップ322で、各画像ファイルは、記憶装置上のフ
ァイル指定子によって示された場所に記憶され、記憶す
る段階270が終わる。
【0059】記憶する段階270の以上の説明は、大容
量記憶装置に記憶されるファイルが現在プリンタ14′
に常駐しているかまたはアクセス可能であると仮定する
ことに注意されたい。その結果、記憶する段階270
が、さらに、選択したファイルが駐在しているかまたは
アクセス可能であることを保証するエラー・チェック動
作と、1つまたは複数のファイルが駐在しておらずまた
アクセス可能でもない場合にこの方法を論理的方法で継
続するか終了させるエラー処理動作とを含むことができ
る。そのような動作は、当業者には周知であり、今後こ
れ以上詳しく考察しない。
【0060】次に、図10Fを特に参照して、各データ
・キー128をデータ・キー表現に変換する段階294
についてさらに詳細に検討すると、ステップ324で、
表現の形態が決定される。データ・キー表現が、例示的
識別マーカ132のパターンなどの非数値パターンであ
る場合(分岐324「非数値パターン」)は、ステップ
326で、各データ・キー128が、印刷ビット・マー
カ領域131と非印刷ビット・マーカ領域133を有す
る例示的データ・キー132などの非数値パターンに変
換され、変換する段階294が終わる。データ・キー表
現が、例示的データ・キー136のパターンなどの一連
の英数字である場合(分岐324「英数字」)は、ステ
ップ328で、各データ・キーが、データ・キーを表す
英数字のグループに変換され、変換する段階294が終
わる。
【0061】次に図10Gを特に参照して、少なくとも
1つのユーザ指定領域54、66を印刷する段階258
の好ましい実施形態をさらに詳細に考察すると、ステッ
プ330で、各サムネイル画像52に対応する画像選択
領域54が、プルーフ・シート22に印刷される。ステ
ップ332で、記憶選択領域66が、プルーフ・シート
22に印刷され、印刷する段階258が終わる。
【0062】次に図10Hを特に参照して、記憶する画
像ファイルを選択するためにプルーフ・シート22にユ
ーザ指定領域をマークする段階264をさらに詳細に考
察すると、ステップ334で、記憶する各画像ファイル
に対応する画像選択領域54がマークされる。ステップ
336で、実行する記憶操作を指定する記憶選択領域6
6がマークされる。記憶選択領域66の好ましい実施形
態において、ユーザは、プルーフ・シート22に印刷さ
れたすべてのサムネイル画像52に対応する画像ファイ
ルを記憶するか、対応する画像選択領域54に操作がマ
ークされたサムネイル画像52に対応する画像ファイル
だけを記憶するか、画像ファイルを記憶せず、画像選択
領域54にマークされた操作だけを実行するかを指定す
ることができる。以上説明したそのような記憶マーキン
グ・オプションは、単に、画像ファイル記憶域を指定で
きる方法を示すものであり、本発明の範囲を特定のマー
キング・オプションまたは動作モードに制限するもので
はない。
【0063】本発明のもう1つの実施形態は、図11A
〜図11Cを参照して最もよく分かるように、記憶装置
から選択された画像ファイルを取り出する方法350で
ある。この方法は、最初に、ステップ352で、プルー
フ・シート22上の画像選択領域54のうちの少なくと
も1つをユーザがマーキングする。このユーザがマーキ
ングする効果は、取り出す少なくとも1つの画像ファイ
ルを示すことであり、好ましい実施形態において、写真
プリントを作成するためにプリンタ14′で画像ファイ
ルを印刷するような、取り出した後で画像ファイルに何
の操作を実行するかを示すことである。ステップ354
で、マークされたプルーフ・シート22が、スキャナ4
6によって光学的に走査され、マークされた識別マーカ
60′と画像選択領域54が判定される。ステップ35
6で、識別マーカ60′内にありマークされた画像選択
領域と関連したデータ・キー表現が識別され、対応する
データ・キー128に変換される。ステップ358で、
マークされた画像選択領域54に対応する画像ファイル
が、変換されたデータ・キー128を使用して記憶装置
から取り出される。ステップ360で、マークされた画
像選択領域54内で指定された操作が、取り出した画像
ファイルのうちの対応する画像ファイルに実行され、そ
の後で方法が終わる。
【0064】次に、特に図11Bを参照して識別し変換
する段階356をさらに詳細に検討すると、ステップ3
62で、識別マーカ60′内で、マークされた画像選択
領域54に対応するデータ・キー表現が探される。この
位置探索は、識別マーカ60′の所定のフォーマットに
よる位置で行われることが好ましい。これに応じて、識
別マーカ60′内のデータ・キー表現の位置によって、
その識別マーカが、プルーフ・シート22上の画像選択
領域54のうちの関連したものと関連付けられ、さらに
画像選択領域54のうちの対応するものの隣に配置され
ることが好ましいサムネイル画像52のうちの1つと関
連付けられる。ステップ364で、選択された画像ファ
イルのデータ・キー表現の印刷パターンが読み取られ
る。ステップ366で、印刷されたパターンは、対応す
るデータ・キー128に変換され、識別し変換する段階
356が終わる。
【0065】次に、図11Cを参照して、大容量記憶装
置から画像ファイルを取り出す段階358をさらに詳細
に検討すると、ステップ368で、取り出す方法が決定
される。画像ファイルを取り出す方法が、データ・キー
128を所望のファイルのファイル指定子に変換するこ
とによるものである場合(分岐368「ファイル指定
子」)は、ステップ370で、識別されたデータ・キー
128がそれぞれ、ファイル指定子に変換され、ステッ
プ372で、ファイル指定子のそれぞれに対応する画像
ファイルが、記憶装置から取り出され、取り出す段階3
58が終わる。
【0066】画像ファイルの取出し方法が、所望のファ
イルのデータ・キー128との比較による場合(分岐3
68「キー」)は、ステップ374で、所望の画像ファ
イルの識別されたデータ・キー128が、画像ファイル
を記憶するファイル・サーバ230に送られる。一般
に、ファイル・システムのユーザ部分に対するアクセス
権を得るために、ユーザ・アカウント情報もサーバ23
0に送られる。ステップ376で、データ・キー128
のタイプが決定される。記憶プロセスの一部として、フ
ァイル・サーバ230が、対応する画像ファイル内にデ
ータ・キー128を埋め込むか、関連するデータ・キー
128と画像ファイルの対になったテーブルを含む別の
リンク・ファイル内にデータ・キー128を記憶した場
合(分岐376「内部/外部キー」)は、ステップ37
8で、ファイル・サーバ230は、各データ・キーを対
応する画像ファイルと関連付けることによって識別され
たデータ・キー128と関連した画像ファイルを探す。
ステップ380で、そのような対応する画像ファイル
が、サーバ230によってホスト・コンピュータ200
に提供され、取り出す段階358が終わる。
【0067】記憶プロセスの一部として、ファイル・サ
ーバ230が、データ・キーを記憶しなかった場合
(「分岐376「自己生成キー」」は、ステップ382
で、ファイル・サーバ230が、サーバ上に記憶された
いくつかの画像ファイルから内部データ・キーを生成す
る。ステップ384で、ファイル・サーバ230は、そ
のような内部データ・キーを、ホスト・コンピュータ2
00によってサーバ230に提供される取り出す画像フ
ァイルの識別データ・キーと比較する。ステップ386
で、ファイル・サーバ230は、ホスト・コンピュータ
200に、ファイル・サーバ230によって生成された
内部データ・キーが、ホスト・コンピュータ200によ
ってファイル・サーバ230に提供された識別データ・
キーと一致する画像ファイルを提供する。次に、取り出
す段階358が終わる。
【0068】次に、プルーフ・シート22のもう1つの
態様を検討すると、以上説明したように、記憶操作25
0によって生成されたプルーフ・シート22または写真
複写は、ユーザが取出し操作350を必要とする将来の
時のためにプルーフ・シート・アーカイブ内に保存され
るように意図される。1つまたは複数のプルーフ・シー
ト22が、廃棄、破損、または破壊された場合は、ホス
ト・コンピュータ200を使用して、記憶前にプリンタ
14′がディジタル・カメラ12またはメモリ・カード
16から画像ファイルを得るのと類似の方法で、記憶装
置から画像ファイルを取得してそれをプリンタ14′に
ダウンロードすることができる。画像ファイルをプリン
タ14′にダウンロードした後で、そのような画像の新
しいプルーフ・シート22を印刷し、将来使用するため
にプルーフ・シート・アーカイブ126に記憶すること
ができる。
【0069】以上から、本発明によって提供されるディ
ジタル画像ファイルをユーザが記憶し取り出すことがで
きるシステムおよび方法は、当技術分野において大きな
進歩を提供することを理解されよう。本発明のいくつか
の特定の実施形態を説明し示したが、本発明は、そのよ
うに説明し示したような特定の方法、形態または構成に
制限されない。特に、本発明をディジタル画像の記憶と
取り出しに関して説明したが、本発明を使用して、オー
ダ・シート兼プルーフ・シート22を使用して記憶し取
り出すことが望ましい他のタイプの情報およびデータを
記憶することもできる。したがって、本発明は、特許請
求の範囲によってのみ制限される。
【0070】本発明は以下に要約される。
【0071】1. 複数の画像ファイルを記憶装置に記
憶する(250)ための方法であって、前記複数の画像
ファイルを集合的に表す少なくとも1つの識別マーカ
(60′)を形成する段階(254)と、プルーフ・シ
ート(22)を印刷する段階(256−260)とを含
み、前記プルーフ・シート(22)が、前記複数の画像
ファイルのうちの対応する画像ファイルをそれぞれ識別
する複数の画像表現(52)と、前記複数の画像表現と
関連付けられ、記憶のために前記複数の画像ファイルの
うちのいくつかを選択するためにユーザがマークするこ
とができる少なくとも1つのユーザ指定領域(54)
と、前記少なくとも1つの識別マーカ(60′)と、を
備えることを特徴とする方法。
【0072】2. 記憶される前記画像ファイルのそれ
ぞれを指定するマークされたプルーフ・シート(22)
を形成するために、前記少なくとも1つのユーザ指定領
域(54)にマークする段階(264)と、マーキングを検
出するために前記マークされたプルーフ・シート(22)
を走査する段階(266)と、前記マーキングに対応する
前記画像ファイルの前記それぞれの画像ファイルを記憶
する段階(270)と、を備えることを特徴とする第1項
に記載の方法。
【0073】3. 少なくとも1つの識別マーカ(6
0′)を形成する段階(254)が、複数のデータ・キー
(128)を形成する段階(274)を含み、各データ・キ
ー(128)が、前記画像ファイルのうちの1つの画像フ
ァイルを示し、プルーフ・シート(22)を印刷する段階
(256−260)が、複数のデータ・キー表現を、デー
タ・キー(128)のうちの1つのデータ・キーを示す前
記少なくとも1つの識別マーカ(60′)の各データ・キ
ー表現に印刷する段階(260)を備えることを特徴とす
る第1項に記載の方法。
【0074】4. 少なくとも1つの識別マーカを形成
する段階(254)が、複数のデータ・キー(128)を形
成する段階を含み、各データが、前記画像ファイルのう
ちの1つの画像ファイルを示し、プルーフ・シート(2
2)を印刷する段階(256−260)が、複数のデータ
・キー表現を、前記少なくとも1つの識別マーカ(6
0′)に印刷する段階(260)を含み、各データ・キー
表現が、前記データ・キー(128)のうちの1つのデー
タ・キーを示すことを特徴とする第2項に記載の方法。
【0075】5. 前記画像ファイルを記憶する段階
(270)が前記画像ファイルのそれぞれをファイル指定
子のグループのうちの対応する1つによって示された記
憶装置上の特定の位置に記憶する段階(322)を含み、
さらに、前記対応する画像ファイルのそれぞれの前記デ
ータ・キー(128)から各ファイル指定子を構成する段
階(320)をさらに備えることを特徴とする第4項に記
載の方法。
【0076】6. 複数のデータ・キー(128)を形成
する段階(274)が、さらに、前記データ・キー(12
8)のうちの対応するデータ・キーを計算するためにそ
れぞれの前記画像ファイルを処理する段階(282)を備
えることを特徴とする第3項に記載の方法。
【0077】7. 前記処理する段階(282)が、さら
に、前記データ・キー(128)のうちの前記対応するデ
ータ・キーを形成するために、前記画像ファイルのそれ
ぞれの前記内容の周期的冗長検査を実行する段階を備え
ることを特徴とする第6項に記載の方法。
【0078】8. 前記プルーフ・シート(22)は、印
刷装置(10′)によって印刷され、複数のデータ・キー
(128)を形成する前記段階(274)が、さらに、デー
タ・キー(128)のそれぞれに前記印刷装置(10′)を
識別するのに十分な識別情報を組み込む段階(286、
290) を備えることを特徴とする第6項に記載の方
法。
【0079】9. 記憶装置から画像ファイルを取り出
す(350)ための方法が、複数の画像選択のうちの対応
する画像選択および所定のデータ・キー表現のうちの対
応するデータ・キー表現とそれぞれ関連した複数の画像
選択領域を有する事前に印刷されたプルーフ・シート
(22)を提供する段階と、前記プルーフ・シート(22)
上の、前記取り出す前記画像ファイルのうちの少なくと
も1つの画像ファイルに対応する前記画像選択領域(5
4)のうちの少なくとも1つの画像選択領域にマークす
る段階(352)と、マークされた画像選択領域(54)を
決定するために前記マークされたプルーフ・シート(2
2)を走査する段階(354)と、前記マークされた画像
選択領域(54)と関連した前記所定のデータ・キー表現
を識別し(356)、前記データ・キー表現を前記対応す
るデータ・キー(128)に変換する段階と、前記識別し
たデータ・キー(128)を使用して、前記記憶装置か
ら、前記マークした画像選択領域(54)と関連した前記
画像ファイルを取り出す段階(358)と、を備えること
を特徴とする方法。
【0080】10. 前記所定のデータ・キーがそれぞ
れ、データ・キー(128)を表す印刷されたパターンを
含み、前記識別し(356)変換する段階が、さらに、前
記マークされたプルーフ・シート(22)上の前記関連し
たデータ・キー表現を探す段階(362)と、前記関連し
たデータ・キー表現の前記印刷されたパターンを読み取
る段階(364)と、前記印刷されたパターンを関連した
データ・キー(128)に変換する段階(366)と、を備
えることを特徴とする第9項に記載の方法。
【0081】11. 前記取り出す段階(358)が、前
記識別されたデータ・キー(128)のそれぞれをファイ
ル指定子に変換する段階(370)と、前記記憶装置か
ら、各ファイル指定子に対応する前記画像ファイルを読
み取る段階(372)と、を備えることを特徴とする第9
項に記載の方法。
【0082】12. 前記取り出す段階(358)が、前
記識別したデータ・キー(128)をファイル・サーバ
(230)に送る段階(37)と、前記ファイル・サーバ
(230)上で、前記識別したデータ・キー(128)と関
連した前記画像ファイルを探す段階(378)と、を備え
ることを特徴とする第9項に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によりユーザがディ
ジタル記憶画像を選択し印刷することができるシステム
の説明図である。
【図2】図1のシステムに使用することができるプリン
タの機能ブロック図である。
【図3】A〜Fは、最終印刷用のサムネイル画像のアレ
イのうちの1つまたは複数を選択するために図1のシス
テムに利用することができるプルーフ・シート兼オーダ
・フォームを示す図である。
【図4】最終印刷のために1つの画像をクロッピングし
その明るさを選択する際に図1のシステムに利用するこ
とができるカスタム・プルーフ・シート兼オーダ・シー
トを示す図である。
【図5】図4のカスタム・プルーフ・シート兼オーダ・
シート上にユーザが画像のサイズ、明るさおよびクロッ
ピングを指定した最終印刷シートの例を示す図である。
【図6】A、Bは、ディジタル写真アルバムのページを
デザインし印刷する際に図1のシステムに利用すること
ができる交替のプルーフ・シート兼オーダ・フォームを
示す図である。
【図7】ユーザがディジタル記憶画像を選択し印刷する
ことができる本発明の方法の基本的な方法の流れ図であ
る。
【図8】本発明によるユーザ指定プルーフ・シートを使
用する長期保存電子画像記憶取り出しシステムの概略図
である。
【図9】A〜Cは、図8のユーザ指定プルーフ・シート
上に印刷された識別マーカの代用表現の例を示す図であ
る。Dは、データ・キーのフォーマットを示す概略図で
ある。
【図10】A〜Hは、図8の長期保存画像記憶取出しシ
ステムに画像を記憶する方法の様々なレベルのフローチ
ャートである。
【図11】A〜Cは、図8の長期保存画像記憶取出しシ
ステムから画像を取り出す方法の様々なレベルのフロー
チャートである。
【符号の説明】
10′ 印刷装置 22 プルーフ・シート 52 画像表現 54 ユーザ指定領域 60′ 識別マーカ 60 識別マーカ 128 データ・キー 230 ファイル・サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン マーク ハッチャー アメリカ合衆国 カリフォルニア92025 エスコンディド クランストンドライブ 2502A Fターム(参考) 2C087 AA13 AB05 AC07 AC08 BA03 BB10 BB11 BB17 BD52 CB07 5B021 AA01 DD00 5B050 AA09 BA10 BA15 CA07 DA06 EA19 FA03 GA08 5C052 AA01 AA12 AA17 DD04 FA02 FA03 FC06 FE08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像ファイルを記憶装置に記憶する
    (250)ための方法であって、 前記複数の画像ファイルを集合的に表す少なくとも1つ
    の識別マーカ(60′)を形成する段階(254)と、 プルーフ・シート(22)を印刷する段階(256−2
    60)とを含み、前記プルーフ・シート(22)が、 前記複数の画像ファイルのうちの対応する画像ファイル
    をそれぞれ識別する複数の画像表現(52)と、 前記複数の画像表現と関連付けられ、記憶のために前記
    複数の画像ファイルのうちのいくつかを選択するために
    ユーザがマークすることができる少なくとも1つのユー
    ザ指定領域(54)と、 前記少なくとも1つの識別マーカ(60′)と、を備え
    ることを特徴とする方法。
JP2001378284A 2000-12-12 2001-12-12 ユーザ記入プルーフ・シートによるディジタル・カメラ画像の記憶および取り出し方法 Withdrawn JP2002305701A (ja)

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