JP2002305167A - 化学機械的研磨液及び化学機械的研磨方法 - Google Patents

化学機械的研磨液及び化学機械的研磨方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】化学機械的研磨液を提供する。 【解決手段】研磨剤、脱イオン化水、pH調節剤及びポ
リエチレンイミンを含む研磨液を使用すれば、ポリシリ
コン層のような導電層のCMP時に同時に露出されるシ
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率を調節でき
る。また、ポリエチレンイミン及びコリン誘導体を添加
した研磨液はシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去
率の減少においてシナジー効果を生じ、コリン誘導体の
含有量を調節してシリコン酸化膜の除去率及びシリコン
窒化膜の除去率の相対的な割合を調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学機械的研磨
(以下、CMP)工程に使用される研磨液及び化学機械
的研磨方法に係り、特に、ポリシリコン層の研磨時に露
出されるシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率を
調節できる研磨液及び化学機械的研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CMP工程は、フォトリソグラフィにお
いてPE−CVD(PlasmaEnhanced−C
hemical Vapour Deposition)
及びRIE(Reactive Ion Etch)工程
と共にサブミクロンのチップの製造において必要な工程
である。CMP工程により半導体基板を平坦化させる過
程において、研磨テーブル上に置かれた研磨パッドの表
面上にウェハを接触させた状態で研磨液を供給すると、
ウェハと研磨パッドとの間にその研磨液が流れる。研磨
テーブルを回動させ、ウェハの上部に位置する研磨ヘッ
ドを回動及び揺動させつつ一定の圧力をウェハに加え
る。この時、研磨液の内部にある研磨粒子及びパッドの
表面突起により機械的な除去作用がなされ、研磨液内の
化学成分によっては化学的な除去作用がなされることに
より半導体基板が平坦化される。このようなCMP技術
では研磨速度及び平坦化度が重要であり、これらはCM
P装備の工程条件、研磨液の種類、パッドの種類などに
よって決定される。
【0003】一方、半導体素子の集積度が高くなるのに
伴い、ビットラインまたはストレージ電極を半導体基板
の活性領域に連結させるためのプラグを形成するために
は、ビットラインと半導体基板との間、またはストレー
ジ電極と半導体基板との間に挟まれる層間シリコン酸化
膜内に自己整列方式のコンタクトホールを形成してい
る。次に、コンタクトホールをポリシリコン層により充
填した後、層間シリコン酸化膜の表面が露出されるまで
(部分)CMP工程を行った。ところで、半導体チップ
において、多数のゲート電極の各々が配置された位置に
よってCMP後の層間シリコン酸化膜の厚さが不均一に
なる問題があるので、CMP工程を層間シリコン酸化膜
内に形成されたゲート電極の上部のキャッピング膜(シ
リコン窒化膜)まで行っている。このようなCMP工程
を全体CMPという。
【0004】図1ないし図3は、全体CMP工程を説明
している。図1において、半導体基板10の上に多数の
ゲート電極構造体G1、G2、G3、G4、G5、G6
及びG7が形成されている。ゲート電極構造体の各々は
順次に形成されたゲート絶縁膜12、ポリシリコン層1
4、金属シリサイド層16及びキャッピング膜18と、
これらの側壁に形成されたスペーサ20とを含む。ゲー
ト電極構造体が形成された半導体基板10の全面には層
間絶縁膜22が形成されている。キャッピング膜18及
びスペーサ20は層間絶縁膜22に対してエッチング選
択比が大きい物質から形成され、層間絶縁膜22は通常
シリコン酸化膜から形成され、キャッピング膜18及び
スペーサ20はシリコン窒化膜から形成される。層間絶
縁膜22の上部の所定部分にマスク24を形成した後に
層間絶縁膜22をエッチングして、ゲート電極構造体G
2とゲート電極構造体G3との間、ゲート電極構造体G
3とゲート電極構造体G4との間及びゲート電極構造体
G4とゲート電極構造体G5との間にコンタクトホール
19を形成する。
【0005】ところで、コンタクトホール19の形成工
程は乾式エッチングを利用して行われるが、この時、ゲ
ート電極構造体G2、G3、G4、G5のキャッピング
膜18aが損傷を受けて、マスク24の下部に位置して
いたゲート電極構造体G1、G6、G7のキャッピング
膜18よりも薄くなる。
【0006】マスク24を除去した後、図2に示すよう
に、コンタクトホールの部分を含めて層間絶縁膜22の
全面にポリシリコン層16を形成する。
【0007】次に、ポリシリコン層26をCMPする。
ところで、ゲート電極構造体G1、G6及びG7のキャ
ッピング膜18が、プラグが形成される領域に配置され
たゲート電極構造体G2、G3、G4、G5のキャッピ
ング膜18aよりも厚いため、CMP工程はキャッピン
グ膜18の上面で止まってしまう。このため、コンタク
トホールを充填するプラグ26aはCMP工程が完了し
た後にも分離されていない状態となる。しかしながら、
表1に示されたように、通常使用する研磨液はシリコン
酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率が大きいため、これ
を使ってプラグ26aを分離するための追加CMP工程
を行えば、ゲート電極構造体の上部のキャッピング膜1
8、18aが完全に除去されてゲート電極が損傷を受け
る。
【0008】
【表1】
【0009】表1は、ウェハ上のポリシリコン層、シリ
コン酸化膜としてのPE−TEOS及びシリコン窒化膜
(Si)を同時に研磨する場合の除去率を示した
ものであり、研磨工程の条件は次の通りである。キャボ
ット社(Cabot co.)のヒュームドシリカを含
むSS−25(商標名)研磨原液を脱イオン水と1:1
で希釈した研磨液を使用し、研摩器として使用されたプ
レシ(Presi)社の研摩器の研磨ヘッドの下降力は
5psiに、研磨テーブルの速度は65rpmに調整し
た。
【0010】言い換えれば、表1に示されたように、ポ
リシリコン層の除去時に共に除去されるシリコン酸化膜
及びシリコン窒化膜の除去率が大きいためにゲート電極
が損傷を受ける可能性が高く、その結果、ポリシリコン
層のCMP工程マージンを確保し難い。
【0011】この理由から、ポリシリコンプラグを分離
するための追加CMP工程を勘案してゲート電極構造体
のキャッピング膜18をより厚く蒸着し、ポリシリコン
層の除去率は高く保ちつつシリコン酸化膜及びシリコン
窒化膜の除去率が小さい研磨液が必要になった。さらに
は、追加CMP工程において、キャッピング膜18、1
8aであるシリコン窒化膜よりもコンタクトホールが形
成されていないゲート電極構造体の間を充填する層間絶
縁膜22aをさらに除去できる研磨液も必要になった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする技術的課題は、ポリシリコンプラグを形成
するためのポリシリコン層の全体CMP時に露出してい
て該ポリシリコン層と共にエッチングされるシリコン酸
化膜及びシリコン窒化膜の除去率を小さくすることがで
きる研磨液を提供するところにある。
【0013】本発明が解決しようとする他の技術的課題
は、ポリシリコンプラグの短絡を防止するためのポリシ
リコン層の追加CMP工程時に露出していてエッチング
されるシリコン酸化膜の除去率が、該シリコン酸化膜と
共にエッチングされるシリコン窒化膜の除去率よりも高
い研磨液を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、研磨剤、脱イオン化水、pH調節剤、及
び、ポリエチレンイミン([−CHCHN(CH
CHNH)−][−CHCHNH−]
分子構造を有し、ここで、x及びyは正の整数)を含む
研磨液を組成する。この研磨液を使用すれば、ポリシリ
コン層のような導電層のCMP時に同時に露出されるシ
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率を調節できる
(すなわち、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去
率を低めることができる)。この時のポリエチレンイミ
ンは全体研磨液を基準として0.02wt%以上含まれ
ていることが望ましい。0.02wt%のポリエチレン
イミンが含まれた研磨液を使用すれば、ポリシリコンの
除去率は6,000(Å/分)以上である時、シリコン
酸化膜の除去率は約200(Å/分)以下であり、シリ
コン窒化膜の除去率は約350(Å/分)以下である。
ポリエチレンイミンの含有量によって具体的な除去率は
変わりうる。
【0015】一方、ポリエチレンイミンが含まれた研磨
液にコリン誘導体をさらに含めれば、酸化膜及び窒化膜
の除去率を低めるに当たってシナジー効果が生じる。こ
のようにコリン誘導体が含まれる場合には、ポリエチレ
ンイミンの含有量は0.02wt%よりも小さくても酸
化膜及び窒化膜の除去率の減少効果が大きい。コリン誘
導体としては、例えば、コリンクロライド、コリンベー
ス、コリンブロマイド、コリンアイオダイド、コリンジ
ハイドロジェンシトレイト、コリンビタルトレイト、コ
リンビカルボネイト、コリンシトレイト、コリンアスコ
ベイト、コリンボレイト、コリンテオフィリネイト、コ
リングルコネイト、アセチルコリンクロライド、アセチ
ルコリンブロマイド及びメタコリンクロライドよりなる
群から選ばれたいずれか一種を使用することができる。
【0016】特に、ポリエチレンイミンは約0.5wt
%、そして前記コリンクロライドは約1.3wt%添加
した研磨液を使用すれば、ポリシリコン層のCMP時に
シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率が低い状態
を保ちつつも、シリコン酸化膜の除去率がシリコン窒化
膜の除去率よりも若干大きくなるので、ポリエチレンイ
ミン及びコリン誘導体が添加された研磨液は全体CMP
工程を利用したプラグ形成及びノード分離時に有効に使
用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0018】本発明の好適な実施の形態による研磨液
は、例えば、研磨剤、脱イオン化水、pH調節剤(pH
=11)及び界面活性剤などを含んでいる。研磨剤は、
研摩器から圧力を受けて機械的に半導体基板の表面を研
磨する作用をするものであって、使用用途及び研磨度に
応じて適当な強度、粒径及び化学的特性を有する物質を
選んで使用したり、幾つかの種類の物質を混ぜて使用し
たりすることができる。一般に使用される研磨剤として
は、例えば、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニ
ア、ゲルマニア、セリアなどのような金属酸化物が挙げ
られる。pH調節剤は、研磨液のpHを調節して研磨剤
の分散状態を最適化させるものである。
【0019】界面活性剤としては、研磨液の保管温度、
老化などによるゲル化及び粒子の沈殿現象を最小限に抑
えると共に、研磨剤の分散安定性を維持するための分散
剤、研磨剤による機械的研磨に化学的研磨効果を加えて
研磨速度及び研磨効率を向上させるための研磨加速剤、
pHの変化による粒子の分散性への影響をできる限り抑
えるための緩衝溶液などが使用されたりもする。
【0020】本発明の好適な実施の形態による研磨液
は、前述した成分のほかに、シリコン窒化膜及びシリコ
ン酸化膜の除去率を低めることができる添加剤をさらに
含む。添加剤としては、例えばポリエチレンイミン(以
下、PEI)を使用することができる。PEIは[−C
CHN(CHCHNH)−][−CH
CHNH−]の分子構造(ここで、x及びyは正
の整数)を有している。PEIは、研磨液に対して0.
1wt%ないし10wt%が添加されることが好まし
い。ここで、研磨液とは、研磨剤、脱イオン化水、pH
調節剤、界面活性剤及びPEIが含まれた結果物を意味
する。
【0021】前述したPEIは、水溶液において解離さ
れてイオン化し易い分子構造を有している。すなわち、
[−CHCHN(CHCHNH)−]の作
用基であるCHCHNHのNHは水溶液の状態
で水素を受け入れてNH となり、[−CHCH
NH−]のNHはNH となる。そして、シリコン
酸化膜の基本構造であるSiO及びシリコン窒化膜の
基本構造であるSiは酸度11の塩基性水溶液の
状態で各々O及びNHまたはNH の陰電荷を帯
びる。従って、静電引力によりNH 及びNH
陰イオンの状態にあるシリコン酸化膜及びシリコン窒化
膜と結合してパッシベーション膜を形成する。静電引力
により形成されたパッシベーション膜は、シリコン酸化
膜及びシリコン窒化膜の除去率を低める。
【0022】一方、PEIが含まれていない既存の研磨
液を希釈して使用する場合にはシリコン酸化膜及びシリ
コン窒化膜の除去率を所望のままに低めることができな
いが、PEIが含まれた本発明の好適な実施の形態に従
って研磨液に脱イオン化水を添加して希釈使用すればポ
リシリコン層の除去率が高い状態でシリコン窒化膜及び
シリコン酸化膜の除去率を低めることができる。従っ
て、本発明の好適な実施の形態によれば、半導体装置の
価格競争力も確保できる。
【0023】従って、研磨剤、脱イオン化水、pH調節
剤及び界面活性剤が含まれた研磨液にPEIを添加すれ
ば、ポリシリコン、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜
を同時にCMPする過程においてシリコン酸化膜及びシ
リコン窒化膜の除去を最小化させつつポリシリコン層を
十分に除去できるので、本発明の好適な実施の形態によ
れば、ポリシリコンプラグのCMP工程のマージンを高
めることができる。
【0024】シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去
率を低めるための他の方法として、研磨剤、pH調節
剤、脱イオン化水及びPEIのほかにコリン誘導体をさ
らに添加する方法がある。PEIが含まれずにコリン誘
導体だけが含まれた研磨液を使ってシリコン酸化膜及び
シリコン窒化膜を除去する場合、シリコン酸化膜に対す
るシリコン窒化膜の除去率が低められて、シリコン窒化
膜に対するシリコン酸化膜のエッチング選択比が格段に
上がる。これは、水溶液の状態で解離されたコリン誘導
体の陽イオンが酸素成分よりも窒素成分によく結合する
からである。ところが、シリコン窒化膜の除去率を低め
る効果があるコリン誘導体をPEIと共に通常の研磨液
に添加すれば、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除
去率の減少においてシナジー効果が生じる。
【0025】このようなコリン誘導体としては、例え
ば、コリンクロライド、コリンベース、コリンブロマイ
ド、コリンアイオダイド、コリンジハイドロジェンシト
レイト、コリンビタルトレイト、コリンビカルボネイ
ト、コリンシオレイト、コリンアスコベイト、コリンボ
レイト、コリンテオフィリネイト、コリングルコネイ
ト、アセチルコリンクロライド、アセチルコリンブロマ
イド、メタコリンクロライドなどが使用される。これら
の中でもコリンクロライドを使用することが望ましく、
その添加量は、研磨剤、pH調節剤、界面活性剤、脱イ
オン化水、PEI及びコリンクロライドを含んで組成さ
れた研磨液の0.1wt%ないし10wt%であること
が好ましい。
【0026】一方、全体CMP工程によりポリシリコン
プラグを形成する工程において、半導体素子のゲート電
極構造体の上面に形成されているキャッピング膜(図1
の18)であるシリコン窒化膜の一部がプラグ用コンタ
クトホール(図1の19)の形成時にエッチングされ
る。従って、ゲート電極構造体の上面のシリコン窒化膜
18aよりも、ゲート電極構造体の間を充填してこれら
を覆うシリコン酸化膜22aが若干高くなる。そのた
め、露出しているシリコン酸化膜22a及びシリコン窒
化膜18aの除去時に、シリコン酸化膜22aがより多
く除去されることが要求される。
【0027】ところで、このような要求には、PEI及
びコリン誘導体、例えばコリンクロライドを共に入れて
組成した研磨液により応えることができる。すなわち、
PEI及びコリン誘導体が添加された研磨液を使ってポ
リシリコン層、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜を同
時にエッチングすれば、ポリシリコン層の除去率を高め
つつシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率を低め
ることができ、さらには、シリコン酸化膜の除去率をシ
リコン窒化膜の除去率よりも若干高くできる。従って、
ポリシリコン、シリコン酸化膜及びシリコンシリコン窒
化膜を同時に露出させて除去する自己整列コンタクトプ
ラグの形成のための全体CMP工程のマージンを高める
ことができる。
【0028】<実施例1>キャボット社のSS−25
(商標名)研磨原液を脱イオン水と1:1で希釈した研
磨液を使用し、研摩器として使用されたプレシ社の研磨
器の研磨ヘッドの下降力は5psiに、研磨テーブルの
速度は65rpmに調整して、PEI添加量の変化によ
るSi及びPE−TEOSの除去率を調べた。そ
の結果を表2に示す。ここで、PE−TEOSはPE−
CVDにより、そしてSiはLPCVDにより形
成された。SS−25はヒュームドシリカの研磨剤が2
5wt%含まれており、pH調節剤(pH=11)、脱
イオン化水を主成分としている。
【0029】
【表2】
【0030】PEIの添加量はSS−25にPEIが含
まれて得られた結果物を基準として示した。PEIの添
加量が0.02wt%であるSi及びPE−TE
OSの除去率はPEIが添加されていない場合のSi
及びPE−TEOSの除去率と大差なく、かえって
PE−TEOSの除去率は高まった。しかし、0.5w
t%のPEIが添加された研磨液を使用した場合にはS
及びPE−TEOSの除去率が各々PEIを添
加しなかった時よりも低まるということが分かる。すな
わち、既存の研磨液に0.02wt%以上の濃度を有す
るPEIを添加すれば、PE−TEOS及びSi
の除去率を格段に低めることができることが分かる。
【0031】表2の結果から、0.02wt%のPEI
が含まれた研磨液を使用すれば、シリコン酸化膜の除去
率は約200(Å/分)以下であり、シリコン窒化膜の
除去率は約350(Å/分)以下であることが分かる。
そして、PEIの含有量によって具体的な除去率値を変
えることができ、プラグノードの形成工程のほかに具体
的な条件が異なる各種のCMP工程にも本発明を適用で
きる。
【0032】<実施例2>脱イオン化水の希釈によるP
E−TEOS及びSiの除去率の変化を調べるた
めに、SS−25にPEIを添加せずに単に脱イオン化
水だけを添加して希釈した場合及びPEIが添加された
SS−25に脱イオン化水を希釈した場合の各々に関す
る除去率データを表3及び表4に示す。
【0033】表3及び表4の結果を得るために、研摩器
として使用されたプレシ社の研摩器の研磨ヘッドの下降
力は5psiに、研磨テーブルの速度を65rpmに調
整した。
【0034】表3の結果は、キャボット社のSS−25
(商標名)研磨原液を1:1で希釈した第1研磨液、第
1研磨液を脱イオン化水と1:1でさらに希釈した第2
研磨液及び第2研磨液をさらに1:1で希釈した第3研
磨液を使って得たものである。ここで、第1研磨液は1
2.5wt%、第2研磨液は6.25wt%、第3研磨
液は約3.13wt%の研磨剤を含んでいる。
【0035】表4の結果は、キャボット社のSS−25
(商標名)研磨原液を1:1で希釈してPEIを0.5
wt%添加した第4研磨液、第4研磨液をさらに脱イオ
ン水と1:1(研磨液:脱イオン化水)で希釈した第5
研磨液及び第5研磨液をさらに1:1で希釈した第6研
磨液を使って得たものである。ここで、第4研磨液は1
2.5wt%、第5研磨液は6.25wt%、第6研磨
液は約3.13wt%の研磨剤を含んでいる。そして、
第5研磨液は0.25wt%のPEIを、第6研磨液は
0.125wt%のPEIを含んでいる。
【0036】
【表3】(比較例)
【表4】
【0037】SS−25を希釈した場合にはSS−25
原液を使用した場合に比べてPE−TEOS及びSi
の除去率が下がりはするもののその変化率が小さ
く、PEIが添加されたSS−25に脱イオン化水を入
れて希釈した場合にはPE−TEOS及びSi
除去率の変化幅が相当大きいことが分かる。PEIが添
加された研磨液を希釈して使っても本発明の思想が実現
できるので、PEIが添加された本発明の研磨液は価格
競争力も確保できる。
【0038】特に、ポリシリコン層を6,000Åの厚
さに形成し、第4研磨液を使ってシリコン酸化膜及びシ
リコン窒化膜を同時に除去する時、PE−TEOS及び
Si の除去率は、表4に示されたように、各々1
52(Å/分)及び334(Å/分)である。この時、
ポリシリコン層は完全に除去された(すなわち、除去率
が6,000(Å/分)以上である)。すなわち、従来
の研磨液であるSS−25を使用する場合にはポリシリ
コンに対するPE−TEOSの選択比は0.41(表
1)であり、Siの選択比は0.097(=58
8/6034;表1)であるのに対し、0.5wt%の
PEIを添加したSS−25を使用すれば、各々約0.
025(=152/6,000)以下及び約0.056
(=334/6,000)以下に下がることが分かる。
従って、本発明を利用すれば、プラグ用ポリシリコン
層、シリコン窒化膜であるキャッピング膜及びスペー
サ、そして層間絶縁膜であるシリコン酸化膜が同時にエ
ッチングされる時、ポリゲート電極を含むトランジスタ
ーの特性劣化を生じさせることなく所望のプラグノード
を形成できる。
【0039】<実施例3>PEIのほかにコリン誘導体
を通常の研磨液であるSS−25に含めて組成した新し
い概念の研磨液を使ってPE−TEOS及びSi
をCMPした結果を表5に示す。
【0040】使用された研摩器の種類及び研磨固定変数
は実施例1及び実施例2と同じである。
【0041】
【表5】
【0042】表5によれば、コリン誘導体を通常の研磨
液、例えばSS−25に添加すれば、PE−TEOS、
すなわちシリコン酸化膜の除去率には大きい変化がない
が、Si、すなわちシリコン窒化膜の除去率が大
きく下がってシリコン窒化膜に対するシリコン酸化膜の
選択比が高まる。そして、PEIだけをSS−25に添
加すれば、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率
は下がるものの、シリコン窒化膜に対するシリコン酸化
膜の選択比を高めはしない。ところで、PEI及びコリ
ン誘導体の両方をSS−25に添加すれば、シリコン酸
化膜の除去率及びシリコン窒化膜の除去率がPEIだけ
を添加した場合に比べて格段に下がることが分かる。す
なわち、PEIだけを添加した場合に比べてコリン誘導
体、具体的にはコリンクロライドを添加した場合にはシ
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率においてシナ
ジー効果が生じることが分かる。従って、コリン誘導体
が添加されれば、PEIだけを添加してシリコン酸化膜
及びシリコン窒化膜の除去率を格段に下げる場合(PE
Iの含有量である0.02wt%以上)に使用されたも
のよりも少量のPEIが添加されても、シリコン酸化膜
及びシリコン窒化膜の除去率は格段に下がるということ
が当業者にとって自明である。
【0043】特に、SS−25に0.5wt%のPEI
と共に添加されるコリン誘導体の含有量(この実施例で
は1.3wt%である)を調節することにより、シリコ
ン窒化膜の除去率よりもシリコン酸化膜の除去率を大き
くできる。従って、PEI及びコリン誘導体が含まれた
本発明による研磨液はプラグ用ポリシリコン層、シリコ
ン窒化膜であるキャッピング膜及びスペーサ、そして層
間絶縁膜であるシリコン酸化膜が同時にエッチングされ
る時、ポリゲート電極を含むトランジスターの特性劣化
を生じさせることなく所望のプラグノードを形成する場
合に適用できるだけではなく、プラグノードの両側に配
置される層間絶縁シリコン酸化膜を薄めることができ
る。
【0044】本発明の実施例ではシリコン酸化膜として
PE−TEOSを例に取って説明したが、これに限定さ
れることなく、SiOを基本構造とするシリコン酸化
膜、例えば、BPSG、PSG、BSG、HDPシリコ
ン酸化膜、USG、HT―USGまたはPE−シリコン
酸化膜に対しても本発明が適用できるということは自明
である。また、シリコン酸化膜であるPE−TEOS及
びシリコン窒化膜であるSiが各々PE−TEO
S及びLPCVDにより形成された場合に限って説明し
たが、これらの膜の形成方法はプラズマ化学気相蒸着方
法または常圧気相蒸着方法などの各種の方法により形成
され、各々の基本構造、例えばSiO、Si
有する膜に対しても本発明が適用できるということは当
業者にとって自明である。
【0045】また、本発明は研磨剤としてヒュームドシ
リカを使用した研磨液にPEI及び/またはコリン誘導
体を添加した場合を説明したが、コロイダルシリカ、湿
式シリカまたはストバー若しくはゾル−ゲルシリカが含
まれた研磨液、そしてアルミナ、チタニア、ジルコニ
ア、ゲルマニア、セリアなどの研磨剤が含まれた研磨液
にPEI及び/またはコリン誘導体を添加しても本発明
の思想が実現できるということは当業者にとって自明で
ある。
【0046】そして、本発明の実施例では導電性物質と
してポリシリコン層を例にとって説明したが、他の導電
性物質、例えばタングステン、アルミニウムまたは銅な
どと酸化膜及び窒化膜を同時に除去する場合にも本発明
を適用できる。
【0047】
【発明の効果】研磨液にPEI及び/またはコリン誘導
体を添加したり、添加物が含まれた研磨液を希釈して使
ったりしてポリシリコン層とシリコン酸化膜及びシリコ
ン窒化膜を同時にCMPする時、ポリシリコン層の除去
率を高く維持しつつ該ポリシリコン層と共に除去される
シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の研磨率を低めるこ
とができる。さらには、PEI及びコリン誘導体が添加
された研磨液を使用すれば、前述したCMP工程中にシ
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜の除去率を全体的に低
めつつ、シリコン酸化膜の除去率をシリコン窒化膜より
も若干高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】、
【図2】、
【図3】全体CMPにより形成された自己整列コンタク
トプラグの形成段階を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河商▲録▼ 大韓民国ソウル特別市江南区新沙洞565− 19番地韓州ビル5階 Fターム(参考) 3C058 AA07 CA01 DA02 DA12 DA17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨剤、 脱イオン化水、 pH調節剤、及び、 [−CHCHN(CHCHNH)−][−
    CHCHNH−](x及びyは正の整数)の分
    子構造を有するポリエチレンイミンを含む研磨液。
  2. 【請求項2】 前記ポリエチレンイミンを0.02wt
    %以上含む請求項1に記載の研磨液。
  3. 【請求項3】 コリン誘導体をさらに含む請求項1また
    は2に記載の研磨液。
  4. 【請求項4】 前記コリン誘導体は、コリンクロライド
    である請求項3に記載の研磨液。
  5. 【請求項5】 前記ポリエチレンイミンは0.02wt
    %よりも小さい請求項4に記載の研磨液。
  6. 【請求項6】 前記コリン誘導体は、コリンクロライ
    ド、コリンベース、コリンブロマイド、コリンアイオダ
    イド、コリンジハイドロジェンシトレイト、コリンビタ
    ルトレイト、コリンビカルボネイト、コリンシトレイ
    ト、コリンアスコベイト、コリンボレイト、コリンテオ
    フィリネイト、コリングルコネイト、アセチルコリンク
    ロライド、アセチルブロマイド及びメタコリンクロライ
    ドよりなる群から選ばれたいずれか一種である請求項3
    または4に記載の研磨液。
  7. 【請求項7】 前記研磨剤は、シリカ、アルミナ、チタ
    ニア、ジルコニア、ゲルマニア及びセリアよりなる群か
    ら選ばれたいずれか一種である請求項1に記載の研磨
    液。
  8. 【請求項8】 前記x及びyのうちいずれか一つは0で
    ある請求項1に記載の研磨液。
  9. 【請求項9】 前記ポリエチレンイミンを約0.5wt
    %含み、前記コリンクロライドを約1.3wt%含む請
    求項3に記載の研磨液。
  10. 【請求項10】 研磨剤、脱イオン化水、pH調節剤、
    及び、[−CHCHN(CHCHNH)−]
    [−CHCHNH−](x及びyは正の整
    数)の分子構造を有するポリエチレンイミンを含む研磨
    液を使って、導電層、シリコン酸化膜及びシリコン窒化
    膜を同時に除去する段階を含む化学機械的研磨方法。
  11. 【請求項11】 前記シリコン酸化膜は、PBSG、P
    SG、BSG、HDPシリコン酸化膜、USG、HT−
    USG及びPE−シリコン酸化膜よりなる群から選ばれ
    たいずれか一種である請求項10に記載の化学機械的研
    磨方法。
  12. 【請求項12】 前記シリコン窒化膜は、Si
    基本式とする絶縁物である請求項10に記載の化学機械
    的研磨方法。
  13. 【請求項13】 前記ポリエチレンイミンを前記研磨液
    の0.02wt%以上含む請求項10に記載の化学機械
    的研磨方法。
  14. 【請求項14】 前記研磨液にコリン誘導体をさらに含
    め、 前記導電層の除去率が高い状態で前記シリコン窒化膜及
    び前記シリコン酸化膜の除去率を低め、前記シリコン酸
    化膜の除去率を前記シリコン窒化膜の除去率よりも若干
    大きくする請求項13に記載の化学機械的研磨方法。
  15. 【請求項15】 前記コリン誘導体は、コリンクロライ
    ドである請求項14に記載の化学機械的研磨方法。
  16. 【請求項16】 前記コリン誘導体はコリンクロライ
    ド、コリンベース、コリンブロマイド、コリンアイオダ
    イド、コリンジハイドロジェンシトレイト、コリンビタ
    ルトレイト、コリンビカルボネイト、コリンシトレイ
    ト、コリンアスコベイト、コリンボレイト、コリンテオ
    フィリネイト、コリングルコネイト、アセチルコリンク
    ロライド、アセチルブロマイド、メタコリンクロライド
    よりなる群から選ばれたいずれか一種である請求項15
    に記載の化学機械的研磨方法。
  17. 【請求項17】 前記ポリエチレンイミンを前記研磨液
    の0.02wt%以下とし、前記研磨液にコリン誘導体
    をさらに含め、 前記導電層の除去率が高い状態で前記窒化膜及び前記酸
    化膜の除去率を低める請求項10に記載の化学機械的研
    磨方法。
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