JP2002304517A - 帳簿管理サービス方法及びシステム - Google Patents

帳簿管理サービス方法及びシステム

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JP2002304517A
JP2002304517A JP2001105400A JP2001105400A JP2002304517A JP 2002304517 A JP2002304517 A JP 2002304517A JP 2001105400 A JP2001105400 A JP 2001105400A JP 2001105400 A JP2001105400 A JP 2001105400A JP 2002304517 A JP2002304517 A JP 2002304517A
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Masaru Shimakage
賢 島影
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者や個人事業主などの帳簿(家計簿、出
納簿)を管理するサービスを提供して、消費者や個人事
業主などの入力作業(記帳作業)の労力を軽減すること
ができるとともに、販売店や製造メーカーなどに対して
詳細なマーケティング情報を提供する。 【解決手段】 ユーザーが販売店で商品の購入などを行
った場合、販売店端末が商品などに関する購入情報をセ
ンター端末に送信し、センター端末は、その購入情報を
自動的にデータベースに登録し、またセンター端末は、
ユーザー端末から送信されたユーザーの収入・支出に関
する出納情報を自動的にデータベースに登録し、センタ
ー端末は、ユーザーから帳簿の閲覧要求を受けた場合、
データベースに登録されている情報を基に、ユーザーの
帳簿データを自動的に作成し、その帳簿データをユーザ
ー端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消費者の家計簿
や個人事業者などの出納簿(会計簿)などの帳簿を管理
するとともに、一般消費者の消費動向に関する情報を収
集・分析して、質の高いマーケティング分析やCRM
(Customer Relationship Management;顧客との関係の
維持・向上を通じて効率よく収益を上げるという考え
方)を行う帳簿管理サービス方法及びシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】消費者は、家計簿をつける場合、家計簿
帳に記帳する以外に、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンという)上で処理する家計簿ソフトウェアなど
を用いて、消費者が購入した商品に関する商品情報(商
品名や価格等)、各種費用(光熱費やクレジット等)、
収入(給料や臨時収入等)などのデータを入力して記帳
していた。
【0003】また、個人事業主や小規模法人では、出納
簿(会計簿)をつける場合、パソコン上で処理する会計
ソフトウェアなどを用いて、会社で購入した商品に関す
る商品情報(商品名や価格等)、各種費用(光熱費、ク
レジットや為替情報等)、収入(売上等)などのデータ
を入力して記帳していた。
【0004】一方、販売店や製造メーカーは、POSシ
ステム(Point Of Sales)を用いて、どの商品が何時、
何個売れたか等の商品の販売情報を収集・管理し、商品
の販売動向から売れ筋商品を把握するといったマーケテ
ィング活動を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、上
記したように、消費者個人が家計簿ソフトウェアなどを
用いて家計簿をつけていたので、購入した全ての商品に
関する商品情報や光熱費などの各種費用のデータを全て
手作業で入力しなければならず、消費者にとって、その
データの入力作業の負担が大きかった。
【0006】また、上記したように、個人事業主なども
自身で会計ソフトウェアなどを用いて出納簿をつけてい
たので、購入した全ての商品に関する商品情報や光熱費
などの各種費用のデータを全て手作業で入力しなければ
ならず、個人事業主などにとっても、そのデータの入力
作業のコスト(例えば、人を雇うなど)が大きくなって
しまうという課題があった。
【0007】また、従来では、POSシステムを用いて
商品の販売情報を収集・管理していたが、このPOSシ
ステムでは、どのような消費者(例えば、年齢、性別、
家族構成、地域等)がどのような商品をどのような傾向
(例えば、間隔、期間、購入量等)で購入しているとい
った詳細なマーケティング情報を取得することができな
いため、販売店や製造メーカーは消費者の消費動向を正
確に把握することができず、消費者のニーズにあった広
告などを消費者にタイムリーに提供することができない
などの課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、消費者や個人事業主などの
帳簿(家計簿、出納簿)を管理するサービスを提供し
て、消費者や個人事業主などの入力作業(記帳作業)の
労力を軽減することができるとともに、販売店や製造メ
ーカーなどに対して詳細なマーケティング情報を提供す
ることができる帳簿管理サービス方法及びシステムを得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る帳簿管理サービス方法及びシステムで
は、ユーザーが販売店で商品の購入などを行った場合、
販売店端末がネットワークを介してユーザー及び商品な
どに関する購入情報をセンター端末に送信し、センター
端末は、その購入情報を受信すると、その購入情報を自
動的にデータベースに登録し、またセンター端末は、ユ
ーザー端末からネットワークを介して送信されたユーザ
ーの収入・支出に関する出納情報を受信すると、その出
納情報を自動的にデータベースに登録することによっ
て、ユーザーから帳簿の閲覧要求を受けた場合、データ
ベースに登録されている情報を基に、ユーザーの帳簿デ
ータを自動的に作成し、その帳簿データをユーザー端末
に送信することができる。
【0010】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、ユーザーの要求に応じて、帳簿デー
タを帳票、グラフなどの形式に編集するようにした。
【0011】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、センター端末が、ユーザー端末から
ネットワークを介して送信されたユーザーの収支の調整
に関する帳簿更新情報を受信すると、その帳簿更新情報
をデータベースに登録して更新するようにした。
【0012】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、センター端末は、ユーザーと取引の
ある金融機関及び公共サービス機関の端末からネットワ
ークを介して送信された取引情報及び利用情報を受信
し、その取引情報及び利用情報をデータベースに自動的
に登録するようにした。
【0013】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、センター端末は、帳簿データを作成
する際、データベースに登録されている情報を基に、ユ
ーザーの消費動向に合わせた広告データを作成し、帳簿
データとともにユーザー端末に送信するようにした。
【0014】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、センター端末が、取引情報及び利用
情報を基に、金融機関及び公共サービス機関に代わって
明細を一括してユーザーに郵送する処理を行うようにし
た。
【0015】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、センター端末は、販売店の端末及び
製造メーカーの端末からの資料作成依頼に応じて、ユー
ザーの消費動向を分析し、資料データを作成して販売店
の端末及び製造メーカーの端末に送信するようにした。
【0016】さらに、本発明に係る帳簿管理サービス方
法及びシステムでは、センター端末は、ユーザー端末か
らネットワークを介してアクセスされたときにユーザー
の認証するようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。図1は、本発明の帳簿管理サービスシステムを
示す構成図である。図1において、ユーザー端末10
は、帳簿管理サービスを利用する消費者、個人事業主や
小規模法人などのユーザー(利用者)が備えた、インタ
ーネットなどのネットワーク100に接続可能なパソコ
ンや携帯電話などの端末である。このユーザー端末10
には、ユーザー認証機能のついたWWWブラウザやデー
タベースを内蔵しているものとする。
【0018】センター端末20は、ユーザーに対して帳
簿管理サービスを提供するとともに、販売店30や製造
メーカー60に対して詳細なマーケティング情報などの
資料データを提供するASP(Application Service Pr
ovider)が備えた、ネットワーク100に接続されたホ
ストコンピュータなどの端末である。
【0019】販売店端末30は、ユーザーに商品を販売
及びサービスを提供する、スーパーマーケット、コンビ
ニエンス・ストア、デパート、レストラン、エンターテ
イメント・サービス事業者、保険会社などの販売店が備
えた、ネットワーク100に接続されたコンピュータな
どの端末である。金融機関端末40は、銀行、信用金
庫、クレジット会社、信販会社などの金融機関が備え
た、ネットワーク100に接続されたコンピュータなど
の端末である。
【0020】公共サービス機関端末50は、電力会社、
ガス会社、水道事業者、通信事業者などの公共サービス
機関が備えた、ネットワーク100に接続されたコンピ
ュータなどの端末である。製造メーカー端末60は、製
品(特に、一般消費者向けの製品)を製造する製造メー
カーが備えた、ネットワーク100に接続されたコンピ
ュータなどの端末である。
【0021】図2は、センター端末の具体的構成を示す
ブロック図である。図2において、通信部21は、ネッ
トワーク100を介してデータ通信を行うものである。
帳簿管理部22は、帳簿データベース23への各種デー
タ(ユーザー情報、出納情報など)の登録、ユーザーの
認証、各種データ(帳簿データ、広告データなど)の作
成、ユーザーの消費動向の分析、書類(帳簿71、広告
72、明細73)の出力などを行うものである。この帳
簿管理部22は、図2に示すように、データ登録部22
A、ユーザー認証部22B、データ作成部22C、デー
タ分析部22D及び帳票出力部22Eから構成されてい
る。
【0022】データ登録部22Aは、各種データを帳簿
データベース23に登録するものであり、ユーザーの住
所、氏名、年齢などのユーザー情報を登録するユーザ登
録部22A1、ユーザーの収入・支出に関する出納情報
を登録する出納情報登録部22A2、ユーザーによる収
支の調整(帳尻合わせ)のための帳簿更新情報を登録す
る帳簿更新部22A3、ユーザーと金融機関との間の取
引に関する取引情報を登録する取引情報登録部22A
4、及びユーザーによる公共サービス機関のサービス利
用状況に関する利用情報を登録する利用情報登録部22
A5を備えている。
【0023】ユーザー認証部22Bは、ユーザーの登録
時に発行されたユーザーIDやパスワードを用いてユー
ザーを認証するものである。データ作成部22Cは、販
売店や製造メーカーが要求する形式で各種データを作成
するものであり、ユーザーの帳簿データを作成する帳簿
データ作成部22C1、ユーザー個々の消費動向に沿っ
た広告データを作成する広告データ作成部22C2、及
びユーザーの消費動向(消費傾向)などのマーケティン
グ情報である資料データを作成する資料データ作成部2
2C3を備えている。
【0024】データ分析部22Dは、帳簿データベース
23に登録(蓄積)されている各種データに基づいて、
ユーザーの消費動向を分析するものである。帳票出力部
22Eは、ユーザー端末10を持っていないユーザーの
ために、帳簿71、広告72及び明細73を帳票形式で
作成して出力するものである。
【0025】帳簿データベース23は、ネットワーク1
00を介してユーザー端末10、販売店端末30、金融
機関端末40及び公共サービス機関端末50から取得し
た各種データを蓄積しておくものである。
【0026】次に、動作について説明する。 (1)ユーザーの登録 図3は、ユーザーの登録動作を説明するためのフローチ
ャートである。まず、ユーザーは、ASPに対して帳簿
管理サービスの利用申し込みを行う(ステップST3
1)。ユーザーがユーザー端末10を持っている場合
は、ユーザーは、例えば、ユーザー端末10によってA
SPのセンター端末20に電話をかけてセンター端末2
0にアクセスし、またユーザー端末10のWWWブラウ
ザを使用してASPのセンター端末20がネットワーク
100上に提供しているホームページにアクセスして、
ユーザー端末10からユーザーに関するユーザー情報を
センター端末20に送信して帳簿管理サービスの利用申
し込みを行う。一方、ユーザーがユーザー端末10を持
っていない場合には、必要事項を記入した書類をASP
に郵送するなどして帳簿管理サービスの利用申し込みを
行う。
【0027】帳簿管理サービスの利用申し込みに必要な
ユーザーに関するユーザー情報としては、住所、氏名、
年齢、性別、電話番号、オンライン商取引利用情報(金
融機関の取引情報、公共サービス機関の利用情報等)、
家族構成、趣味、年収などである。
【0028】ASPのセンター端末20では、通信部2
1がネットワーク100を介して送信された新規のユー
ザー情報を受信すると、帳簿管理部22のデータ登録部
22Aのユーザ登録部22A1がその新規のユーザー情
報を帳簿データベース23に登録し(ステップST3
2)、次に、帳簿管理部22のユーザー認証部22Bが
新規ユーザーのユーザーID、パスワードなどのASP
認証情報をネットワーク100を介してユーザー端末1
0に送信する(ステップST33)。これにより、AS
Pは、新規ユーザーとの間で帳簿管理サービスの契約を
締結する。
【0029】尚、ユーザー端末10を持っていないユー
ザーから利用申し込みの書類が郵送で届いた場合には、
ASPの担当者が、センター端末20の帳簿データベー
ス23に新規のユーザー情報を登録し(ステップST3
2)、ユーザーIDやパスワードなどを郵送する。
【0030】次に、ASPのセンター端末20では、新
規ユーザーの商取引利用状況を確認するために、金融機
関端末40及び公共サービス機関端末50に対してネッ
トワーク100を介してオンライン商取引利用情報の問
い合わせを行う(ステップST34)。金融機関端末4
0及び公共サービス機関端末50は、センター端末20
からの問い合わせがあると、ユーザーのオンライン商取
引利用情報を確認し、取引実績のあるユーザーである場
合、商取引利用状況がある旨の情報をネットワーク10
0を介してセンター端末20に送信する(ステップST
35)。
【0031】センター端末20では、金融機関端末40
及び公共サービス機関端末50からの新規ユーザーの商
取引利用状況がある旨の情報を受信すると、ユーザ登録
部22A1は、新規ユーザーに関する金融機関及び公共
サービス機関のオンライン商取引利用情報を帳簿データ
ベース23に登録して(ステップST36)、ユーザ登
録を終了する。
【0032】(2)ユーザーの購入情報の登録 図4は、ユーザーの購入情報の登録動作を説明するため
のフローチャートである。ここで、販売店は予めASP
と提携(即ち、購入情報をセンター端末20に送信する
ことをASPと契約)しているものとする。ASPに登
録しているユーザーは、ASPと提携している販売店で
商品を購入する際、ユーザーIDやパスワードなどのA
SP認証情報を提示する(ステップST41)。
【0033】ASPと提携している販売店では、販売店
端末30からユーザーのASP認証情報、購入日時、販
売店名、購入商品、金額などの購入情報をセンター端末
20にネットワーク100を介して送信する(ステップ
ST42)。センター端末20では、通信部21が販売
店端末30から送信された購入情報を受信すると、帳簿
管理部22のデータ登録部22Aの出納情報登録部22
A2が購入情報を帳簿データベース23に登録し(ステ
ップST43)、登録完了をネットワーク100を介し
て販売店端末30に送信する(ステップST44)。販
売店端末30は、センター端末20からの登録完了の情
報を受信すると、購入情報を残しておく必要がないの
で、その購入情報を自動的に削除する(ステップST4
5)。
【0034】(3)ユーザーの出納情報の登録 上記図4で説明した購入情報の登録では、ユーザーがA
SPと提携している販売店で商品を購入していたが、ユ
ーザーはASPと提携していない販売店で商品を購入す
ることもある。この場合、販売店端末30から購入情報
がセンター端末20に送信されない。また、センター端
末20は、商品の購入情報だけでなく、ユーザーの収入
・支出に関する全ての出納情報を取得できなければ、ユ
ーザーの帳簿を管理することができない。従って、セン
ター端末20は、ユーザーの出納情報を収集して帳簿デ
ータベース23に登録する必要がある。
【0035】図5は、ユーザーの出納情報の登録動作を
説明するためのフローチャートである。ユーザーは、ユ
ーザー端末10の出納簿データベースに出納情報を登録
する(ステップST51)。ここで、出納簿データベー
スは、センター端末20の帳簿データベース23に出納
情報を登録するための専用のデータベースである。この
出納簿データベースは、ユーザがパッケージソフトウェ
アなどからインストールしたり、ネットワーク100を
介してダウンロードしたりすることによって、予めユー
ザー端末10に内蔵されているものとする。
【0036】出納情報としては、商品の購入情報以外
に、ユーザーの給料、臨時収入、交通費、冠婚葬祭費、
臨時支出など、あらゆるユーザーの収入・支出に関する
情報である(出納情報の中には、購入情報も含まれてい
る)。
【0037】ユーザーは、ユーザー端末10の出納簿デ
ータベースの出納情報をネットワーク100を介してセ
ンター端末20に送信する(ステップST52)。セン
ター端末20では、通信部21がユーザー端末10から
の出納情報を受信すると、帳簿管理部22のデータ登録
部22Aの出納情報登録部22A2がその出納情報を帳
簿データベース23に登録し(ステップST53)、登
録完了をネットワーク100を介してユーザー端末10
に送信する(ステップST54)。ユーザー端末10
は、登録完了の情報を受信すると、出納情報を残してお
く必要がないので、その出納情報を出納簿データベース
から自動的に削除する(ステップST55)。
【0038】尚、ユーザー端末10を持っていないユー
ザーは、出納情報をネットワーク100を介してセンタ
ー端末20に送ることができないので、センター端末2
0による出納情報に基づく帳簿の管理はされない(即
ち、センター端末20は、そのようなユーザーに対して
は、ASPと提携している販売店からの購入情報に基づ
く帳簿のみ管理することとなる)。
【0039】(4)ユーザーによる帳簿の更新 上記図4で説明したように、販売店端末30から自動的
にユーザーの購入情報がセンター端末20に送信され、
また上記図5で説明したように、ユーザー端末10から
自発的に出納情報(購入情報を含む)がセンター端末2
0に送信されることにより、センター端末20は、ユー
ザーに関する全ての出納情報を取得して帳簿データベー
ス23に登録(蓄積)することができるが、それでもユ
ーザーにとって収支が合わないことも起こり得る。例え
ば、ユーザーがユーザー端末10からセンター端末20
に送信する出納情報に漏れがあった場合などである。こ
の場合、ユーザーがセンター端末20に登録してある自
己の帳簿の収支を調整(帳尻合わせ)できるようにする
必要がある。そこで、センター端末20は、ユーザーか
らの要求に応じて帳簿の更新(内容変更)を行うように
構成されている。
【0040】図6は、ユーザーによる帳簿の更新動作を
説明するためのフローチャートである。ユーザーは、ユ
ーザー端末10によってセンター端末20にアクセスし
て自己の帳簿の更新要求を送信する(ステップST6
1)。このとき、更新要求には、ASP認証情報も含ま
れているものとする。
【0041】センター端末20では、通信部21がユー
ザー端末10からの更新要求を受信すると、ユーザー認
証部22Bは、ASP認証情報に基づいて、ユーザーの
認証を行い(ステップST62)、認証終了後、ユーザ
ーが自己の帳簿を更新するための帳簿更新フォームをネ
ットワーク100を介してユーザー端末10に送信する
(ステップST63)。
【0042】ユーザーは、センター端末20からの帳簿
更新フォームを受信すると、ユーザー端末10を操作し
て、その帳簿更新フォームに更新情報を入力してネット
ワーク100を介してセンター端末20に送信する(ス
テップST64)。尚、ユーザーが更新情報を帳簿更新
フォームに入力する際、通常、センター端末20への回
線接続を一旦切断し、帳簿更新フォームに入力した更新
情報をセンター端末20に送信するときに、再度、セン
ター端末20とアクセスして回線接続する。
【0043】センター端末20では、再度、ユーザー端
末10が回線接続してきた場合には、もう一度、ユーザ
ー認証部22BがASP認証情報に基づいて、ユーザー
の認証を行い(ステップST65)、そして、データ登
録部22Aの帳簿更新部22A3は、ユーザー端末10
から送信された更新情報を帳簿データベース23に登録
し(ステップST66)、登録完了をユーザー端末10
にネットワーク100を介して送信する(ステップST
67)。ユーザー端末10は、登録完了の情報を受信す
ると、更新情報を残しておく必要がないので、その更新
情報を自動的に削除する(ステップST68)。
【0044】(5)金融機関からの取引情報の登録 図7は、金融機関からの取引情報の登録動作を説明する
ためのフローチャートである。金融機関は、逐次又は定
期的に、金融機関端末40からセンター端末20にネッ
トワーク100を介してユーザーと金融機関との間の取
引に関する取引情報を送信する(ステップST71)。
センター端末20では、通信部21がユーザーの取引情
報を受信すると、帳簿管理部22のデータ登録部22A
の取引情報登録部22A4は、ユーザーの取引情報を帳
簿データベース23に登録し(ステップST72)、登
録完了を金融機関端末40に対してネットワーク100
を介して送信する(ステップST73)。
【0045】(6)公共サービス機関からの利用情報の
登録 図8は、公共サービス機関からの利用情報の登録動作を
説明するためのフローチャートである。公共サービス機
関は、逐次又は定期的に、公共サービス機関端末50か
らセンター端末20にネットワーク100を介してユー
ザーによる公共サービス機関のサービス利用状況に関す
る利用情報を送信する(ステップST81)。センター
端末20では、通信部21がユーザーの利用情報を受信
すると、帳簿管理部22のデータ登録部22Aの利用情
報登録部22A5は、ユーザーの利用情報を帳簿データ
ベース23に登録し(ステップST82)、登録完了を
公共サービス機関端末50に対してネットワーク100
を介して送信する(ステップST83)。
【0046】(7)ユーザーによる帳簿の閲覧 図9は、ユーザーによる帳簿の閲覧動作を説明するため
のフローチャートである。ユーザーは、ユーザー端末1
0によってセンター端末20にアクセスして自己の帳簿
の閲覧を要求する(ステップST91)。この閲覧要求
の際、ユーザーは、帳票(帳簿、伝票)、グラフなどの
ビジュアル的な閲覧形態(形式)を指定することもでき
る。
【0047】センター端末20では、ユーザー端末10
からの閲覧要求を受けると、帳簿管理部22のデータ作
成部22Cの帳簿データ作成部22C1は、帳簿データ
ベース23から当該ユーザーの出納情報などを読み出し
て、要求された閲覧形態に編集して帳簿データを作成す
る(ステップST92)。
【0048】具体的には、帳簿データとしては、次のよ
うなデータ内容が帳票、グラフなどの形式で作成される
ものとする。「月別及び年別の家計簿」「年間の光熱費
(電気料金、ガス料金、水道料金等)」「年間の費目別
出費表(食費、生活費、交際費等)」「年間の高額出費
リスト」「資産管理表(定期預金、住宅財形、普通預
金、ローン等)」「家族構成の類似した他家族の平均的
な家計簿との比較」「無駄と思われる家計の指摘」など
である。
【0049】また、帳簿データ作成部22C1が帳簿デ
ータを作成すると同時に、広告データ作成部22C2
は、ユーザー消費動向に合わせた広告データを編集して
作成する(ステップST93)。通信部21は、帳簿デ
ータ作成部22C1及び広告データ作成部22C2が作
成した帳簿データ及び広告データをネットワーク100
を介してユーザー端末10に送信する(ステップST9
4)。
【0050】ユーザー端末10がセンター端末20から
送信された帳簿データ及び広告データを画面表示するこ
とによって、ユーザーは、帳簿を閲覧するとともに、広
告を参照する(ステップST95)。尚、ユーザーは、
ユーザー端末10に画面表示されている帳簿をプリント
出力することも可能である。これにより、ユーザーは、
帳簿を基に自身の資産運用管理に活用することができ、
また、広告から購入を希望する商品を選択することもで
きる。
【0051】(8)ユーザーによる帳簿の取得 上記図9で説明したように、ユーザーは、ユーザー端末
10を持っていなければ、帳簿の閲覧を行うことができ
ない。そこで、ASPでは、そのようなユーザーからの
帳簿依頼に応じて帳簿を作成し、その帳簿を郵送するよ
うにしている。
【0052】図10は、ユーザによる帳簿の取得動作を
説明するためのフローチャートである。ユーザー端末1
0を持っていないユーザーは、所定の書類を郵送するな
どしてASPに帳簿作成を依頼する(ステップST10
1)。
【0053】ASPでは、ユーザーからの帳簿作成依頼
を受けると、担当者は、センター端末20の帳簿データ
ベース23に登録されているユーザーの購入情報、取引
情報などを基に、データ分析部22Dに当該ユーザー及
び全ユーザーの消費動向(消費傾向)を分析させて(ス
テップST102)、ユーザーの消費動向に合った広告
データを広告データ作成部22C2で作成させ、その広
告データを帳票形式で帳票出力部22Eから出力させる
(ステップST103)。
【0054】また、担当者は、帳簿データベース23に
登録されているユーザーの購入情報、取引情報などを基
に、帳簿データ(この帳簿データは全ての出納情報に基
づく収支の情報ではない)を帳簿データ作成部22C1
で作成させ、その帳簿データを帳票形式で帳票出力部2
2Eから出力させる(ステップST104)。また、担
当者は、帳簿データベース23に登録されているユーザ
ーの取引情報及び利用情報を読み出して、金融機関及び
公共サービス機関の利用明細73(領収書、請求書な
ど)を帳票形式で帳票出力部22Eから出力させる(ス
テップST105)。
【0055】そして、ASPの担当者は、帳票出力部2
2Eから出力させた帳簿71、広告72及び明細73を
ユーザーに郵送で送付する(ステップST106)。ユ
ーザーは、ASPから郵送された帳簿71、広告72及
び明細73を受け取ると、帳簿71などを基に自身の資
産運用管理に活用する(ステップST107)。また、
ユーザーは、広告72から購入を希望する商品を選択す
ることもできる。
【0056】尚、上記したユーザーによる帳簿71、広
告72及び明細73の取得では、ユーザー端末10を持
っていないユーザーが、帳簿作成依頼をASPに行って
いたが、帳簿作成依頼をASPに行うことなく、ASP
が定期的に帳簿71、広告72及び明細73を出力し
て、ユーザーに郵送するようにしてもよい。
【0057】また、ユーザー端末10を持っているユー
ザーは、上記図9で説明したように、センター端末20
にアクセスして帳簿データ及び広告データを参照するこ
とが可能であるが、明細73についてはASPから郵送
してもらいたい。そこで、ASPは、定期的に明細73
を出力して、ユーザー端末10を持っているユーザーに
対して郵送する。
【0058】(9)マーケティング分析用の資料の提供 図11は、マーケティング分析用の資料の提供動作を説
明するためのフローチャートである。販売店及び製造メ
ーカーは、販売店端末30及び製造メーカー端末60か
らネットワーク100を介してセンター端末20にアク
セスして、マーケティング分析用の資料の作成依頼をセ
ンター端末20に送信する(ステップST111)。こ
のとき、販売店及び製造メーカーは、マーケティング分
析するユーザーの対象、特徴など(例えば、男性、女
性、年代、独身か否かなど)を特定して、資料の作成依
頼を行うこともできる。
【0059】センター端末20では、通信部21が販売
店端末30及び製造メーカー端末60からの資料作成依
頼を受信すると、帳簿管理部22のデータ分析部22D
が、資料作成依頼の要求に応じて、帳簿データベース2
3に登録されている情報を基に、全ユーザー又は特定の
ユーザーの消費動向(消費傾向)などを分析し(ステッ
プST112)、データ作成部22Cの資料データ作成
部22C3が、ユーザーの消費動向を基にマーケティン
グ分析用の資料データ(匿名性を確保するため、ユーザ
ーを特定する情報は含めない)を作成する(ステップS
T113)。そして、通信部21が、資料データ作成部
22C3で作成されたマーケティング分析用の資料デー
タをネットワーク100を介して販売店端末30及び製
造メーカー端末60に送信する(ステップST11
4)。
【0060】販売店及び製造メーカーでは、マーケティ
ング分析用の資料データをセンター端末20から受け取
ると、その資料データをユーザーのマーケティング分析
及びCRMなどに活用する(ステップST115)。
【0061】以上のように、この実施の形態によれば、
ASPに登録しているユーザーが、ASPと提携してい
る販売店で商品を購入し又はサービスの提供を受けた場
合、当該販売店の販売店端末30から購入情報がネット
ワーク100を介してセンター端末20に送信され、セ
ンター端末20の帳簿管理部22の出納情報登録部22
A2は、その購入情報を帳簿データベース23に自動的
に登録するように構成されているので、ユーザーは商品
の購入などを行う毎に帳簿をつける(コンピュータなど
に入力する)必要がなくなり、ユーザーの記帳作業の労
力が軽減される。この効果は、ユーザー端末10を備え
ているユーザーだけでなく、ユーザー端末10を備えて
いないユーザーにとっても同様である。
【0062】また、センター端末20は、ユーザー端末
10からネットワーク100を介して送信された出納情
報を帳簿データベース23に自動的に登録するように構
成されているので、センター端末20(ASP)がユー
ザーの収支(資産)に関する全ての情報を取得すること
ができ、その結果、ユーザーの全ての収支を考慮した帳
簿を管理することができるとともに、マーケティング分
析用の資料作成の有効な情報源として活用することがで
きる。
【0063】また、センター端末20の帳簿データ作成
部22C1は、ユーザーからの要求に応じて、帳簿デー
タを帳票、グラフなどの形式に編集して作成するように
構成されているので、ユーザーに対して視覚的(ビジュ
アル的)に見易くかつ資産運用管理に用い易い帳簿を提
供することができる。
【0064】また、センター端末20は、ユーザー端末
10からネットワーク100を介して送信されたユーザ
ーの収支の調整に関する帳簿更新情報を受信し、その帳
簿更新情報を帳簿データベース23に自動的に登録して
更新するように構成されているので、ユーザーの帳簿に
柔軟性を持たせることができ、ユーザーにとってASP
の帳簿管理サービスを一層利用しやすくなる。
【0065】また、センター端末20は、金融機関端末
40及び公共サービス機関端末50からネットワーク1
00を介して送信された取引情報及び利用情報を受信
し、その取引情報及び利用情報を帳簿データベース23
に自動的に登録するように構成されているので、ユーザ
ーは金融機関の取引情報などを帳簿をつける(コンピュ
ータに入力する)必要がなくなり、ユーザーの記帳作業
の労力が一層軽減される。この効果は、ユーザー端末1
0を備えていないユーザーも、帳簿71を取得すること
により、同様の利益を受けられる。
【0066】また、センター端末20の帳簿管理部22
の広告データ作成部22C2が、帳簿データの作成時
(後)に、帳簿データベース23に登録されている情報
を基に、ユーザーの消費動向に合わせた広告データを作
成し、ユーザー端末10に送信するように構成されてい
るので、ユーザーにとって購入を希望する商品の選択に
便利であり、また販売店やメーカーにとってはユーザー
に商品などの購買意欲を喚起することを期待できる。
【0067】また、センター端末20側(ASP)で金
融機関及び公共サービス機関に代わって明細73を一括
してユーザーに郵送するようにしたので、金融機関及び
公共サービス機関にとって明細73の郵送コストを削減
することができ、またユーザーにとって明細73の整理
が容易となる。
【0068】さらに、センター端末は、販売店端末30
及び製造メーカー端末60からの資料作成依頼に応じ
て、データ分析部22Dがユーザーの消費動向を分析
し、資料データ作成部22C3が資料データを作成する
ように構成されているので、販売店及び製造メーカーに
詳細なマーケティング情報が記載された資料を提供する
ことができ、販売店及び製造メーカーにとってその資料
を基に、一般消費者のニーズに合った商品などの開発、
販売戦略の検討などを行うことができる。
【0069】尚、センター端末20のユーザー認証部2
2Bは、図6の場合(帳簿の更新)だけ、ユーザーの認
証を行っていたが、これに限るものではなく、ユーザー
認証部22B、ユーザー端末10からネットワーク10
0を介してアクセスされた全ての場合に、ユーザーの認
証を行うように構成してもよい。これにより、ユーザー
の個人情報が漏洩するのを防止することが可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
ーが販売店で商品の購入などを行った場合、販売店端末
がネットワークを介してユーザー及び商品などに関する
購入情報をセンター端末に送信し、センター端末は、そ
の購入情報を受信すると、その購入情報を自動的にデー
タベースに登録し、センター端末は、ユーザー端末から
ネットワークを介して送信されたユーザーの収入・支出
に関する出納情報を受信すると、その出納情報を自動的
にデータベースに登録し、センター端末は、ユーザーか
ら帳簿の閲覧要求を受けた場合、データベースに登録さ
れている情報を基に、ユーザーの帳簿データを自動的に
作成し、その帳簿データをユーザー端末に送信するよう
に構成されているので、ユーザーの記帳作業の労力を軽
減することができ、またセンター端末がユーザーの収支
に関する全ての情報を取得することができる結果、ユー
ザーの全ての収支を考慮した帳簿を管理することができ
る。
【0071】また、本発明に係る帳簿管理サービス方法
及びシステムでは、ユーザーの要求に応じて、帳簿デー
タを帳票、グラフなどの形式に編集するように構成され
ているので、ユーザーに対して視覚的に見易くかつ資産
運用管理に用い易い帳簿を提供することができる。
【0072】また、本発明によれば、センター端末が、
ユーザー端末からネットワークを介して送信されたユー
ザーの収支の調整に関する帳簿更新情報を受信すると、
その帳簿更新情報をデータベースに登録して更新するよ
うに構成されているので、ユーザーの帳簿管理サービス
の利用性を向上させることができる。
【0073】また、本発明によれば、センター端末は、
ユーザーと取引のある金融機関及び公共サービス機関の
端末からネットワークを介して送信された取引情報及び
利用情報を受信し、その取引情報及び利用情報をデータ
ベースに自動的に登録するように構成されているので、
ユーザーの記帳作業の労力を一層軽減することができ
る。
【0074】また、本発明によれば、センター端末は、
帳簿データを作成する際、データベースに登録されてい
る情報を基に、ユーザーの消費動向に合わせた広告デー
タを作成し、帳簿データとともにユーザー端末に送信す
るように構成されているので、ユーザーにとって購入を
希望する商品の選択に便利であり、また販売店やメーカ
ーにとってはユーザーに商品などの購買意欲を喚起する
ことができる。
【0075】また、本発明によれば、センター端末が、
取引情報及び利用情報を基に、金融機関及び公共サービ
ス機関に代わって明細を一括してユーザーに郵送する処
理を行うように構成されているので、金融機関及び公共
サービス機関にとって明細の郵送コストを削減すること
ができ、またユーザーにとって明細の整理が容易とな
る。
【0076】また、本発明によれば、センター端末は、
販売店の端末及び製造メーカーの端末からの資料作成依
頼に応じて、ユーザーの消費動向を分析し、資料データ
を作成して販売店の端末及び製造メーカーの端末に送信
するように構成されているので、一般消費者のニーズに
合った商品などの開発、販売戦略の検討などを容易に行
うことができる。
【0077】さらに、本発明によれば、センター端末
は、ユーザー端末からネットワークを介してアクセスさ
れたときにユーザーの認証するように構成されているの
で、ユーザーの個人情報の秘密保持を担保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の帳簿管理サービスシステムを示す構
成図である。
【図2】 センター端末の具体的構成を示すブロック図
である。
【図3】 ユーザーの登録動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】 ユーザーの購入情報の登録動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】 ユーザーの出納情報の登録動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】 ユーザーによる帳簿の更新動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】 金融機関からの取引情報の登録動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】 公共サービス機関からの利用情報の登録動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】 ユーザーによる帳簿の閲覧動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】 ユーザによる帳簿の取得動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】 マーケティング分析用の資料の提供動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザー端末 20 センター端末 21 通信部 22 帳簿管理部 22A データ登録部 22B ユーザー認証部 22C データ作成部 22D データ分析部 22E 帳票出力部 23 帳簿データベース 30 販売店端末 40 金融機関端末 50 公共サービス機関端末 60 製造メーカー端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売店の販売店端末は、ユーザーが当該
    販売店で商品の購入などを行った場合、ネットワークを
    介して前記ユーザー及び前記商品などに関する購入情報
    をセンター端末に送信し、当該センター端末は、前記購
    入情報を受信すると、その購入情報を自動的にデータベ
    ースに登録し、 前記センター端末は、ユーザー端末から前記ネットワー
    クを介して送信されたユーザーの収入・支出に関する出
    納情報を受信すると、その出納情報を自動的に前記デー
    タベースに登録し、 前記センター端末は、前記ユーザー端末から前記ネット
    ワークを介して帳簿の閲覧要求を受信すると、前記デー
    タベースに登録されている情報を基に、当該ユーザーの
    帳簿データを自動的に作成し、その帳簿データを前記ネ
    ットワークを介して前記ユーザー端末に送信することを
    特徴とする帳簿管理サービス方法。
  2. 【請求項2】 帳簿データは、ユーザーの要求に応じ
    て、帳票、グラフなどの形式に編集されることを特徴と
    する請求項1記載の帳簿管理サービス方法。
  3. 【請求項3】 センター端末は、ユーザー端末からネ
    ットワークを介して送信されたユーザーの収支の調整に
    関する帳簿更新情報を受信すると、その帳簿更新情報を
    データベースに登録して更新することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の帳簿管理サービス方法。
  4. 【請求項4】 センター端末は、ユーザーと取引のある
    金融機関及び公共サービス機関の端末からネットワーク
    を介して送信された取引情報及び利用情報を受信し、前
    記取引情報及び前記利用情報をデータベースに自動的に
    登録することを特徴とする請求項1から請求項2のうち
    のいずれか1項記載の帳簿管理サービス方法。
  5. 【請求項5】 センター端末は、帳簿データを作成する
    際、データベースに登録されている情報を基に、ユーザ
    ーの消費動向に合わせた広告データを作成し、前記帳簿
    データとともにユーザー端末に送信することを特徴とす
    る請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の帳
    簿管理サービス方法。
  6. 【請求項6】 センター端末が、取引情報及び利用情報
    を基に、金融機関及び公共サービス機関に代わって明細
    を一括してユーザーに郵送する処理を行うことを特徴と
    する請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の
    帳簿管理サービス方法。
  7. 【請求項7】 センター端末は、販売店の端末及び製造
    メーカーの端末からの資料作成依頼に応じて、ユーザー
    の消費動向を分析し、資料データを作成して前記販売店
    の端末及び前記製造メーカーの端末に送信することを特
    徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記
    載の帳簿管理サービス方法。
  8. 【請求項8】 センター端末は、ユーザー端末からネッ
    トワークを介してアクセスされたときにユーザーの認証
    することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのい
    ずれか1項記載の帳簿管理サービス。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介してデータ通信を行う
    通信部と、 データを蓄積するデータベースと、 ユーザーによる販売店での商品などの購入時に、前記販
    売店の販売店端末から前記ネットワークを介して送信さ
    れた、前記ユーザー及び前記商品などに関する購入情報
    を自動的に前記データベースに登録するとともに、ユー
    ザー端末から前記ネットワークを介して送信されたユー
    ザーの収入・支出に関する出納情報を自動的に前記デー
    タベースに登録するデータ登録部と、 前記データベースに登録されている情報を基に、ユーザ
    ー毎の帳簿データを作成するデータ作成部とを備えたこ
    とを特徴とする帳簿管理サービスシステム。
  10. 【請求項10】 データ登録部は、ユーザー端末からネ
    ットワークを介して送信されたユーザーの収支の調整に
    関する帳簿更新情報も自動的にデータベースに登録する
    ことを特徴とする請求項9記載の帳簿管理サービスシス
    テム。
  11. 【請求項11】 データ登録部は、ユーザーと取引のあ
    る金融機関及び公共サービス機関の端末からネットワー
    クを介して送信された取引情報及び利用情報も自動的に
    データベースに登録することを特徴とする請求項9又は
    請求項10記載の帳簿管理サービスシステム。
  12. 【請求項12】 データベースに登録してあるデータを
    基に、ユーザーの消費動向を分析するデータ分析部と、
    当該データ分析部が分析した結果を基に、ユーザーの消
    費動向に合った広告データを作成する広告データ作成部
    とをさらに備えたことを特徴とする請求項9から請求項
    11のうちのいずれか1項記載の帳簿管理サービスシス
    テム。
  13. 【請求項13】 データ分析部が分析した結果を基に、
    マーケティング分析用の資料データを作成する資料デー
    タ作成部をさらに備えたことを特徴とする請求項9から
    請求項12のうちのいずれか1項記載の帳簿管理サービ
    スシステム。
  14. 【請求項14】 ユーザー端末からネットワークを介し
    てアクセスされたときにユーザーの認証するユーザー認
    証部をさらに備えたことを特徴とする請求項9から請求
    項13のうちのいずれか1項記載の帳簿管理サービスシ
    ステム。
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