JP2002304344A - 情報送信サービス方法 - Google Patents

情報送信サービス方法

Info

Publication number
JP2002304344A
JP2002304344A JP2001106830A JP2001106830A JP2002304344A JP 2002304344 A JP2002304344 A JP 2002304344A JP 2001106830 A JP2001106830 A JP 2001106830A JP 2001106830 A JP2001106830 A JP 2001106830A JP 2002304344 A JP2002304344 A JP 2002304344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
message
identification information
receiving device
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001106830A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Sugiyama
憲正 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001106830A priority Critical patent/JP2002304344A/ja
Publication of JP2002304344A publication Critical patent/JP2002304344A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報を送受信する者が、自分で現在位置を把握
したり、メッセージの内容を記憶したりしなくても、所
定の位置や地域内に到達すると、所定の情報が自動的に
送受信されるようにする。 【解決手段】情報受信装置が、識別情報発信装置11か
らの識別情報を受信し、該識別情報と位置情報をサーバ
に送信するステップと、前記サーバが、前記識別情報と
位置情報に基づき前記識別情報発信装置11が登録され
た位置に到達したか否かを判断し、到達した場合に登録
されたメッセ−ジをメッセージ受信装置16に送信する
ステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報送信サービス
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地へ旅行に出かけた場合、留
守宅の家族を安心させるために、目的地に到着した時点
で留守宅に連絡したり、鉄道の駅から離れた訪問先を訪
れる場合、最寄り駅にまで迎えに来てもらうために、該
駅に到着する少し前に到着予定時刻を訪問先に連絡した
りすることが、一般的に行われている。
【0003】このような場合、自分の現在位置や到着予
定時刻等を留守宅や訪問先に連絡する者は、どの地点に
到着したら連絡すべきか、何時になったら連絡すべき
か、また、どのようなメッセージを連絡するか等の事項
をあらかじめ定めておき、予定の場所に到着したり、予
定の時刻になった時に、予定のメッセージを電話等の手
段によって、相手に送信している。
【0004】また、待ち合わせのように双方が移動して
いる場合には、所定の場所に先に到着した者が、相手の
携帯電話に送信したり、鉄道の駅等に設置されている連
絡板や掲示板にメッセージを書き残したりすることによ
って、相手に伝達している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の情報送信の方法においては、自分の現在位置や到着
予定時刻等を相手に送信する者は、常時、自分の現在位
置を正確に把握する必要があり、また、送信を行うべき
場所や時刻をあらかじめ定めておき、忘却しないように
する必要がある。
【0006】このため、例えば、鉄道によって移動する
場合であれば、通過する駅の名称や周囲の景色に絶えず
注意を払ったり、送信を行うべき場所や時刻をメモ帳に
記録したりする必要がある。また、到着予定時刻を前も
って調査してアラーム時計等をセットしたり、鉄道の係
員等に尋ねたりする必要があり、極めて煩わしく感じて
しまう。
【0007】また、連絡板や掲示板にメッセージを書き
残したりすると、メッセージの内容が不特定多数の者に
知られることになり、個人的事項や機密事項が漏洩(え
い)する恐れがある。
【0008】さらに、メッセージの内容が複雑で多量の
場合、あらかじめ作成してメモ帳等に記録しておく必要
があり、煩わしいものであった。
【0009】本発明は、前記従来の情報送信の方法の問
題点を解決して、情報を送受信する者が、自分で現在位
置を把握したり、メッセージの内容を記憶したりしなく
ても、所定の位置や地域内に到着すると、所定の情報が
自動的に送受信される情報送信サービス方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の情
報送信サービス方法においては、情報受信装置が、識別
情報発信装置からの識別情報を受信し、該識別情報と位
置情報をサーバに送信するステップと、前記サーバが、
前記識別情報と位置情報に基づき前記識別情報発信装置
が登録された位置に到着したか否かを判断し、到着した
場合に登録されたメッセ−ジをメッセージ受信装置に送
信するステップとを有する。
【0011】本発明の他の情報送信サービス方法におい
ては、さらに、前記情報受信装置は、位置特定システム
を使用して位置情報を作成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態における
情報送信サービスシステムの構成図、図2は本発明の第
1の実施の形態におけるメッセージサーバに格納される
データ構造の例を示す図である。
【0014】図において、11は、本発明の情報送信サ
ービスを利用する利用者が携帯する識別情報発信装置で
あり、情報発信処理部11aを備える。前記識別情報発
信装置11は、複数の利用者が、自己の現在位置を送信
するために、それぞれ携帯するものである。そして、前
記情報発信処理部11aは、個々の識別情報発信装置1
1を個別に識別するための識別情報を常時発信するよう
になっている。
【0015】ここで、前記識別情報発信装置11は、い
かなるものであってもよいが、利用者が携帯しやすい大
きさ、重量、形状等を有するものであることが望まし
い。そして、例えば、携帯電話、PHS(Person
al HandyphoneSystem)電話、PD
A(Personal Digital Assist
ant)、携帯情報端末、携帯ゲーム機、ポケットベル
(登録商標)(携帯呼出機)等の機器に組み込まれたも
のであってもよい。
【0016】また、12は利用者の位置を検出するため
の場所に配設される情報受信装置としての識別情報受信
装置であり、識別情報受信処理部12a及びメッセージ
サーバ送信処理部12bを有する。そして、前記識別情
報受信装置12のそれぞれには、配設された場所の位置
を示す位置情報が割り当てられている。
【0017】ここで、前記利用者の位置を検出するため
の場所は、例えば、鉄道の駅、飛行場等の交通機関の発
着場所、デパート、ショッピングセンター等の商業施
設、オフィスビル、ホテル等の建物、庭園、神社仏閣等
の観光地、遊園地、テーマパーク等の娯楽施設、国立公
園、スキー場等における立ち入り禁止区域などである
が、いかなる場所であってもよい。また、前記場所が広
い場合には、ひとつの場所の複数箇所にそれぞれ識別情
報受信装置12が配設されていてもよい。
【0018】そして、前記識別情報受信処理部12a
は、前記識別情報発信装置11の情報発信処理部11a
から発信された識別情報を受信し、前記メッセージサー
バ送信処理部12bは、前記識別情報に前記識別情報受
信装置12に割り当てられた位置情報、及び、識別情報
を受信した時刻を付加して、通信ネットワーク13を介
してメッセージサーバ14に送信する。なお、前記識別
情報発信装置11と識別情報受信装置12との間の通信
は、有線であっても接触式の通信であってもよいが、電
波、光、超音波等を利用した非接触の無線通信であるこ
とが望ましい。
【0019】また、前記通信ネットワーク13は識別情
報受信装置12とメッセージサーバ14とをつなぐ通信
用のネットワークであり、無線又は有線の専用通信回線
網、公衆通信回線網、インターネット、イントラネッ
ト、LAN(Local Area Networ
k)、WAN(Wide Area Networ
k)、携帯電話網、PHS電話網等いかなるネットワー
クであってもよいし、これらを組み合わせたものであっ
てもよい。なお、前記識別情報受信装置12及びメッセ
ージサーバ14は、通信ネットワーク13に通信可能に
接続されている。
【0020】そして、前記メッセージサーバ14は、デ
ータを格納する記憶手段の他に、位置・識別情報受信処
理部14a、データ検索処理部14b、及び、メッセー
ジ送信処理部14cを有する。前記位置・識別情報受信
処理部14aは、メッセージサーバ送信処理部12bか
ら送信された情報を受信すると、データ検索処理部14
bに送信するようになっている。
【0021】そして、該データ検索処理部14bは受信
した情報に基づいて、前記記憶手段にアクセスして、前
記記憶手段に格納されたデータの中から該当するものを
検索して、メッセージ送信処理部14cに送信する。こ
こで、前記記憶手段には、識別情報発信装置11から発
信された識別情報、識別情報受信装置12に割り当てら
れた位置情報、後述されるメッセージ登録装置19から
送信されたメッセージ、及び、後述されるメッセージ受
信装置16のそれぞれに割り当てられた送信先情報が、
図2に示されるように対応づけて格納されている。な
お、前記データは、識別情報発信装置11からの通信に
よって、又は、オフラインによってあらかじめ登録した
り削除したりすることができる。
【0022】前記メッセージ送信処理部14cは、前記
識別情報、位置情報及びメッセージを対応する送信先情
報に基づいて、通信ネットワーク15を介して、メッセ
ージ受信装置16に送信する。
【0023】ここで、メッセージ受信装置16は、前記
メッセージ送信処理部14cから送信された識別情報、
位置情報及びメッセージを受信するメッセージ受信処理
部16a、及び、前記メッセージを音声又は画像によっ
て伝達するための再生処理部16bを有するものであ
る。前記メッセージ受信装置16は、メッセージ等を音
声又は画像によって伝達するためのスピーカー、イヤホ
ン等の発声手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手
段を備えるものであればいかなるものであってもよい
が、専用機でなくてもよく、例えば、パーソナルコンピ
ュータ、ゲーム機、テレビ電話、携帯電話、PHS電
話、PDA、携帯情報端末、携帯ゲーム機、ポケットベ
ル(携帯呼出機)等であってもよい。
【0024】また、通信ネットワーク15はメッセージ
サーバ14とメッセージ受信装置16とをつなぐ通信用
のネットワークであり、該メッセージ受信装置16の利
用可能な通信様式に応じて、複数種類の通信ネットワー
ク15が存在してもよい。そして、前記通信ネットワー
ク15は無線又は有線の専用通信回線網、公衆通信回線
網、インターネット、イントラネット、LAN、WA
N、携帯電話網、PHS電話網等いかなるネットワーク
であってもよいし、これらを組み合わせたものであって
もよい。なお、前記メッセージサーバ14及びメッセー
ジ受信装置16は、通信ネットワーク15に通信可能に
接続されている。
【0025】そして、メッセージ登録装置19は、情報
送信サービスシステムにおいて使用される位置情報、及
び、対応するメッセージを登録、削除及び変更するもの
であり、情報入力処理部19a及び情報送信部19bを
有し、前記通信ネットワーク13に通信可能に接続され
ている。前記情報入力処理部19aは、キーボード、マ
ウス等の入力手段を介して利用者によって入力された前
記位置情報、メッセージ等の情報を情報送信部19bに
送信する。すると、該情報送信部19bは前記情報を前
記メッセージサーバ14に送信するようになっている。
【0026】次に、前記構成の情報送信サービスシステ
ムの動作について説明する。
【0027】図3は本発明の第1の実施の形態における
情報送信サービスシステムのデータフローを示す図、図
4は本発明の第1の実施の形態における情報送信サービ
スシステムの動作を示すフローチャートである。
【0028】まず、情報送信サービスを利用する利用者
は、識別情報発信装置11を携帯している。なお、識別
情報発信装置11は情報発信処理を継続して行うので、
識別情報が常に発信されている。また、前記利用者は、
自分の識別情報発信装置11が発信する識別情報、メッ
セージ受信装置16に送信されるメッセージ、及び、自
分が到着した時に前記メッセージが送信される場所の位
置情報を、あらかじめメッセージ登録装置19から入力
して登録する。これにより、メッセージ登録装置19が
情報入力処理及び情報送信処理を行い、前記情報は、メ
ッセージサーバ14に送信され、記憶手段に図2に示さ
れるようなデータ構造で、格納される。
【0029】一方、識別情報受信装置12は、前記識別
情報発信装置11からの識別情報を受信可能な状態で待
機している。そして、利用者が識別情報受信装置12の
配設される場所に近づいて、前記利用者の識別情報発信
装置11からの識別情報が受信された時点で、識別情報
受信処理及びメッセ−ジサーバ送信処理を行い、前記識
別情報、前記識別情報受信装置12に割り当てられた位
置情報、及び、受信した時刻を、通信ネットワーク13
を介してメッセージサーバ14に送信する。
【0030】次に、該メッセージサーバ14は、位置・
識別情報受信処理及びデータ検索処理を行い、識別情報
受信装置12から受信した情報に基づいて、記憶手段に
格納されたデータを検索する。ここで、前記識別情報受
信装置12の位置情報が、自分が到着した時に前記メッ
セージが送信される場所の位置情報として前記利用者が
あらかじめ登録したものと相違する場合、該当する識別
情報と位置情報の組み合わせが前記記憶手段に格納され
ていないので、該当するデータがヒットされることがな
い。したがって、メッセージサーバ14は、メッセージ
送信処理を行わず、メッセージ受信装置16にデータを
送信しない。
【0031】以上の動作は、自分が到着した時に前記メ
ッセージが送信される場所として登録した場所に利用者
が近づくまで、繰り返される。
【0032】そして、自分が到着した時に前記メッセー
ジが送信される場所として登録した場所に利用者が近づ
くと、該場所に配設された識別情報受信装置12が前記
利用者の識別情報発信装置11からの識別情報を受信す
る。続いて、前記識別情報受信装置12は、前記識別情
報、前記識別情報受信装置12に割り当てられた位置情
報、及び、受信した時刻とを、通信ネットワーク13を
介してメッセージサーバ14に送信する。すると、メッ
セージサーバ14は、識別情報受信装置12から受信し
た情報に基づいて、記憶手段に格納されたデータを検索
する。
【0033】この場合、該当する識別情報と位置情報の
組み合わせが前記記憶手段に格納されているので、該当
するデータがヒットされる。そしてメッセージサーバ1
4は、メッセージ送信処理を行い、前記識別情報、位置
情報及びメッセージを対応する送信先情報に基づいて、
通信ネットワーク15を介して、メッセージ受信装置1
6に送信する。
【0034】続いて、メッセージ受信装置16はメッセ
ージ受信処理及びメッセージ再生処理を行い、受信した
識別情報、位置情報及びメッセージ等を音声又は画像に
よって、メッセージ受信装置16の利用者に伝達する。
【0035】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 識別情報発信装置11は識別情報を発信
する。 ステップS2 識別情報受信装置12は識別情報を受信
するのを待機し、受信した場合にはステップS3に進
む。 ステップS3 識別情報受信装置12は、識別情報、位
置情報及び時刻をメッセージサーバ14に送信する。 ステップS4 メッセージサーバ14は識別情報受信装
置12からの情報を受信する。 ステップS5 メッセージサーバ14は受信した識別情
報及び位置情報を元にデータの検索を行う。 ステップS6 該当する情報があったか否かを判断す
る。情報があった場合はステップS7に進み、情報がな
かった場合は処理を終了する。 ステップS7 検索されたすべてのデータに対して識別
情報、位置情報及び時刻をメッセージ受信装置16に送
信する。 ステップS8 メッセージ受信装置16は送信情報を受
信する。 ステップS9 受信した情報を表示及び再生する。
【0036】次に、識別情報発信装置がPHS電話であ
る場合の位置情報及びメッセージの登録動作について説
明する。
【0037】図5は第1の実施の形態における識別情報
発信装置がPHS電話である場合における位置情報及び
メッセージの登録動作を示すフローチャートである。
【0038】まず、利用者は、自分の識別情報発信装置
11が発信する識別情報、メッセージ受信装置16に送
信されるメッセージ、及び、自分が到着した時に前記メ
ッセージが送信される場所の位置情報を、あらかじめメ
ッセージ登録装置19から入力して登録する。これによ
り、メッセージ登録装置19が情報入力処理及び情報送
信処理を行い、前記情報は、メッセージサーバ14に送
信され、記憶手段に格納される。
【0039】続いて、該メッセージサーバ14はメッセ
ージ登録装置19からの情報を受信し、識別情報がPH
S電話であるか否かを判断する。そして、PHS電話で
ある場合はPHS電話システムに端末情報の追跡及び送
信を依頼し、PHSでない場合は受信した内容をデータ
ベースに登録したり削除したり変更したりする。
【0040】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS11 メッセージ登録装置19に位置情報、
メッセージ、送信先、識別情報等の必要な情報の入力を
行う。 ステップS12 メッセージ登録装置19は情報をメッ
セージサーバ14に送信する。 ステップS13 メッセージサーバ14はメッセージ登
録装置19からの情報を受信する。 ステップS14 メッセージサーバ14は識別情報がP
HSであるか否かを判断する。PHSである場合はステ
ップS15に、PHSでない場合はステップS17に進
む。 ステップS15 メッセージサーバ14はPHS電話シ
ステムに端末位置情報の追跡、登録変更及び削除を依頼
する。 ステップS16 PHS電話システムは端末情報の登録
を行い、削除したり変更したりする。 ステップS17 メッセージサーバ14は受信した内容
をデータベースに登録したり削除したり変更したりす
る。
【0041】このように、本実施の形態においては、利
用者が識別情報発信装置11を携帯し、あらかじめ登録
した場所に近づくと、メッセージサーバ14によって、
自動的に、あらかじめ登録したメッセージがメッセージ
受信装置16に送信され、相手に表示されるようになっ
ている。
【0042】したがって、利用者は、自分の現在位置を
正確に把握していなくても、また、送信を行うべき場所
や時刻を忘却しても、あらかじめ登録したメッセージが
正確に相手に送信される。
【0043】また、メッセージの内容が不特定多数の者
に知られたり、個人的事項や機密事項が漏洩する恐れも
ない。
【0044】さらに、メッセージの内容が複雑で多量で
あっても、煩わしく感じることなく、正確に即座に相手
に送信される。
【0045】なお、本実施の形態における情報送信サー
ビス方法は、例えば、外出先に到着したことを自動通知
することができ、買物等の備忘録、すなわち、買物リス
トをメッセージ化することができ、立入り禁止区域への
立入りを知らせることができ、観光地等の案内を行うこ
とができ、来訪者が建物に到着した旨を担当者にメッセ
ージで通知することができ、地域特有のサービス(気象
情報、交通情報等)を知らせることができる。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0047】図6は本発明の第2の実施の形態における
情報送信サービスシステムの構成図である。
【0048】この場合、前記第1の実施の形態における
識別情報発信装置11(図1)に代えて位置特定システ
ム21が、識別情報受信装置12に代えて位置特定シス
テム情報変換装置22が配設され、通信ネットワーク1
3が削除される。
【0049】ここで、前記位置特定システム21とは、
位置特定用の端末の位置を特定するシステムであり、例
えば、PHS電話システム、携帯電話システム、ポケッ
トベルシステム、GPS(Global Positi
oning System)システム等である。
【0050】そして、前記位置特定システム21は、端
末21a、通信ネットワーク21b及びホストサーバ2
1cを有し、あらかじめ指定してある位置特定システム
21の端末21aの位置情報を位置特定システム情報変
換装置22に送信する。ここで、端末21aは、PHS
電話、携帯電話、ポケットベル等である。
【0051】また、前記位置特定システム情報変換装置
22は、位置特定システム情報受信処理部22a、情報
変換処理部22b、及び、メッセージサーバ送信処理部
22cを有し、前記位置特定システム21からの位置情
報を変換してメッセージサーバ14に送信する。
【0052】次に、前記構成の情報送信サービスシステ
ムの動作について説明する。
【0053】図7は本発明の第2の実施の形態における
情報送信サービスシステムのデータフローを示す図、図
8は本発明の第2の実施の形態における情報送信サービ
スシステムの動作を示すフローチャートである。
【0054】まず、情報送信サービスを利用する利用者
は、端末21aを携帯している。そして、位置特定シス
テム21は端末位置特定処理を行い、あらかじめ登録さ
れている前記端末21aの位置を特定して、前記端末2
1aの位置情報を位置特定システム情報変換装置22に
送信する。すると、位置特定システム情報変換装置22
は、位置特定システム情報受信処理、情報変換処理及び
メッセージサーバ送信処理を行い、前記位置特定システ
ム21からの位置情報を受信して位置情報を変換し、変
換した位置情報をメッセージサーバ14に送信する。
【0055】なお、メッセージサーバ14及びメッセー
ジ受信装置16における動作は、前記第1の実施の形態
と同様であるので、説明を省略する。
【0056】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS21 位置特定システム21は位置特定シス
テム情報変換装置22に位置情報を発信する。 ステップS22 位置特定システム情報変換装置22は
位置特定システム21からの位置情報を受信する。 ステップS23 位置特定システム情報変換装置22は
受信した位置情報を変換する。 ステップS24 位置特定システム情報変換装置22は
変換した位置情報をメッセージサーバ14に送信する。 ステップS25 メッセージサーバ14は位置特定シス
テム情報変換装置22からの変換された位置情報を受信
する。 ステップS26 メッセージサーバ14は受信した識別
情報及び位置情報を元にデータの検索を行う。 ステップS27 該当する情報があったか否かを判断す
る。情報があった場合はステップS28に進み、情報が
なかった場合は処理を終了する。 ステップS28 検索されたすべてのデータに対して識
別情報、位置情報及び時刻をメッセージ受信装置16に
送信する。 ステップS29 メッセージ受信装置16は送信情報を
受信する。 ステップS30 受信した情報を表示及び再生する。
【0057】このように、本実施の形態においては、既
に存在する位置特定システム21を利用することによっ
て、情報送信サービスシステムを構築するコスト及び情
報送信サービスシステムを運営するコストを低くするこ
とができる。
【0058】また、既に位置特定システム21を利用し
ている利用者は、新たに特別な装置を購入する必要がな
く情報送信サービスを受けることができる。
【0059】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報送信サービス方法においては、情報受信装置
が、識別情報発信装置からの識別情報を受信し、該識別
情報と位置情報をサーバに送信するステップと、前記サ
ーバが、前記識別情報と位置情報に基づき前記識別情報
発信装置が登録された位置に到着したか否かを判断し、
到着した場合に登録されたメッセ−ジをメッセージ受信
装置に送信するステップとを有する。
【0061】この場合、識別情報発信装置を携帯する利
用者は、自分の現在位置を正確に把握していなくても、
また、送信を行うべき場所や時刻を忘却しても、あらか
じめ登録したメッセージが正確に相手に送信される。ま
た、メッセージの内容が不特定多数の者に知られたり、
個人的事項や機密事項が漏洩する恐れもない。さらに、
メッセージの内容が複雑で多量であっても、煩わしく感
じることなく、正確に即座に相手に送信される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ
サーバに格納されるデータ構造の例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムのデータフローを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における識別情報発
信装置がPHS電話である場合における位置情報及びメ
ッセージの登録動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムの構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムのデータフローを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における情報送信サ
ービスシステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 識別情報発信装置 12 識別情報受信装置 16 メッセージ受信装置 21 位置特定システム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)情報受信装置が、識別情報発信装
    置からの識別情報を受信し、該識別情報と位置情報をサ
    ーバに送信するステップと、(b)前記サーバが、前記
    識別情報と位置情報に基づき前記識別情報発信装置が登
    録された位置に到着したか否かを判断し、到着した場合
    に登録されたメッセ−ジをメッセージ受信装置に送信す
    るステップとを有することを特徴とする情報送信方法。
  2. 【請求項2】 前記情報受信装置は、位置特定システム
    を使用して位置情報を作成する請求項1に記載の情報送
    信方法。
JP2001106830A 2001-04-05 2001-04-05 情報送信サービス方法 Withdrawn JP2002304344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001106830A JP2002304344A (ja) 2001-04-05 2001-04-05 情報送信サービス方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001106830A JP2002304344A (ja) 2001-04-05 2001-04-05 情報送信サービス方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304344A true JP2002304344A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18959269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001106830A Withdrawn JP2002304344A (ja) 2001-04-05 2001-04-05 情報送信サービス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002304344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510364A (ja) * 2003-10-31 2007-04-19 ザ・ボーイング・カンパニー ジオキャストシステムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510364A (ja) * 2003-10-31 2007-04-19 ザ・ボーイング・カンパニー ジオキャストシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW532000B (en) System and method of accessing and recording messages at coordinate way points
US8606301B1 (en) System and method of accessing and recording messages at coordinate way points
EP0874529B1 (en) Mobile information device with user information service in a local area
US6813502B2 (en) System and method for enhanced wireless communication features
JP3383913B2 (ja) 空間想起補助システム
US20030101059A1 (en) System and method of accessing and recording messages at coordinate way points
JP4244540B2 (ja) 移動局、サービス提供装置
JP2002304344A (ja) 情報送信サービス方法
JP2003143636A (ja) 場所の属性を用いたナビゲーションサービス提供システム
JP2003228283A (ja) 案内システム
JP2001331562A (ja) タクシー送迎サービスシステムおよび方法
JP2003196305A (ja) 情報配信プログラム、情報配信方法および情報配信装置
JP3933837B2 (ja) 目的位置通知システム並びに基地局情報管理端末、無線端末
KR20070001298A (ko) 이동통신단말기에서의 지피에스를 이용한 교통 정보 알림방법 및 장치
JP2002016704A (ja) Webページの地図上に特定人物の所在を記して仲間に知らせる方法と、この情報サービスを実施するWebサーバ
JP2005064940A (ja) 音声情報配信装置、音声情報配信方法、音声情報配信プログラム
JP2004133548A (ja) 情報提供サービス方法および情報提供サービスシステム
JP2002135832A (ja) 移動体端末呼び出しシステム及びその方法
JPH0991587A (ja) Phs利用サービスシステム
JP2005141652A (ja) 情報通信ユニットと情報通信ユニット制御プログラムと予約情報の管理装置と予約情報の管理プログラム
JP2002319999A (ja) 到着報知システムと携帯情報機器及びその方法
JPH10200944A (ja) 移動端末所在位置検索方法とそのシステム、並びに特定者の所在位置確認方法と簡易移動端末
JP2002032392A (ja) 地域情報提供システム
JP2002315044A (ja) マップサービスシステム
JP2006123600A (ja) 車両運行情報サーバ、通信装置、車両到着時刻通知システム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701