JP2002304196A - オーディオ信号記録制御方法、プログラムおよび記録媒体、オーディオ信号再生制御方法、プログラムおよび記録媒体、オーディオ信号入力制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

オーディオ信号記録制御方法、プログラムおよび記録媒体、オーディオ信号再生制御方法、プログラムおよび記録媒体、オーディオ信号入力制御方法、プログラムおよび記録媒体

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JP2002304196A
JP2002304196A JP2001104539A JP2001104539A JP2002304196A JP 2002304196 A JP2002304196 A JP 2002304196A JP 2001104539 A JP2001104539 A JP 2001104539A JP 2001104539 A JP2001104539 A JP 2001104539A JP 2002304196 A JP2002304196 A JP 2002304196A
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audio signal
recording medium
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recording
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Takafumi Azuma
貴文 東
Hideharu Fujiyama
英春 藤山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ以上のAPでサウンドカードを利用する
ことができ、サウンドカードのミキサーデバイスに関わ
らずAPからサウンドカードの入力デバイスを選択する
ことができる。 【解決手段】 サウンドカード17と、HDD13およ
びNIC19との間の接続モジュール31にスイッチ3
2および33が並列に配置されている。すなわち、サウ
ンドカード17から入力される音信号が、スイッチ32
を介してNIC19へ供給され、スイッチ33を介して
HDD13へ供給される。スイッチ32は、サウンドカ
ード17から供給される音信号を、ネットワーク111
上へ送信開始/送信停止を行うためのメソッドの概念で
ある。スイッチ33は、サウンドカード17から供給さ
れる音信号を、HDD13へ保存開始/保存停止を行う
ためのメソッドの概念である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータに
適用することによってオーディオ信号の入出力を同時に
行うことができるオーディオ信号記録制御方法、プログ
ラムおよび記録媒体、オーディオ信号再生制御方法、プ
ログラムおよび記録媒体、オーディオ信号入力制御方
法、プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図17に示すような、教師PC
(Personal Computer)101と、生徒PC1031、1
032、・・・、103n(以下、これらを総じて生徒P
C103と称する)との間をネットワーク111で接続
することによって、資料を共有したり、課題をファイル
としてやり取りしたりして、授業を進めるシステムがあ
る。
【0003】このようなシステムにおけるオーディオ信
号の通信機能として、ALLCALLモード、INCO
MEモード、MONITORモードおよびMODELモ
ードの4つのモードがある。ALLCALLモードは、
教師が全ての生徒に、教師の声、CDまたはwaveフ
ァイルなどのオーディオ信号を聞かせるモードである。
INCOMEモードは、教師が指定した生徒と1対1で
対話をするモードである。MONITORモードは、生
徒がお手本を聞きながら、自分の発音練習の声を録音
(DRILLモード)し、その録音している音を教師が
モニタするモードである。MODELモードは、ある生
徒の声、CDまたはwaveファイルなどのオーディオ
信号を他の全ての生徒に聞かせるモードである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図17に示すシス
テムにおいて、オーディオ信号の通信機能には、ネット
ワーク111と並行するアナログ回線が用いられてい
た。しかしながら、デジタル化が進む中でALLCAL
Lモード、INCOMEモードおよびMODELモード
は既にデジタル化が実現されている。また、MONIT
ORモードについても、生徒がお手本を聞きながら、自
分の発音練習の声を録音する(DRILLモード)もの
についてはデジタル化されているが、その録音している
音を教師がモニタするMONITORモードについて
は、従来通りアナログのままであった。
【0005】これは、PCでオーディオ信号を記録/再
生するときに必要とされるサウンドカードが同時に2つ
以上のAP(Application Softwear)で使用することが
できないにもかかわらず、オーディオ信号を録音するた
めのAPと、ネットワークを通してオーディオ信号を送
信するためのAPとが別々に開発されてきたことが原因
である。
【0006】具体的には、図18に示すようにDRIL
Lモードのときには、HDD124に記録されているお
手本を生徒が聞きながら、自分の発音練習の声が入力部
121を介してHDD124に録音される。このとき、
接続モジュール122では、スイッチ123の端子12
3bを選択する状態でAPは設計される。ここで、MO
NITORモードにすると、接続モジュール122のス
イッチ123の端子123aが選択されているので、教
師PC101へ生徒の発音練習の声を送信するために
は、端子123aを選択しなければならない。すなわ
ち、生徒の発音練習の声の録音を停止しなければならな
い。
【0007】さらに、ネットワーク111からオーディ
オ信号を受信し、そのオーディオ信号をHDD124に
保存しながら再生する、またはオーディオ信号を再生し
ながら、そのオーディオ信号をネットワーク111に送
信するということはできない問題があった。
【0008】同様に、ネットワーク上のストリーミング
配信のような場合において、再生するオーディオ信号は
ローカルとなるPCには存在しないため再生しながら保
存しておきたいという要求に応えることはできない問題
があった。
【0009】そして現在、PCを動作させるためのOS
(Operating System)としてマイクロソフト社(登録商
標)のMicrosoft Windows Oper
ating System(登録商標)(以下、単にW
indowsと称する)が広く一般に用いられている。
このWindowsがインストールされているPCにお
いて、サウンドカードの入力デバイスの選択は、Win
dowsのボリュームコントローラまたは専用ミキサー
を用いて行われていた。
【0010】これは、AP側からミキサーデバイスを制
御するための情報としてコンポーネントタイプというも
のが定義されている。しかしながら、ミキサーデバイス
のメーカによってコンポーネントタイプの付け方が一意
に決まっていないため、AP側から意図するデバイスを
コントロールできない可能性があることが原因である。
【0011】具体的には、入力デバイスの出力を全て合
成した信号(以下、MIX信号と称する)を取得したい
場合、図19のようなミキサーデバイス134の構成で
あれば全てのスイッチ135、136および137をオ
ンにすることで解決できる。これに対して、図20のよ
うなミキサーデバイス144の構成の場合にはスイッチ
145の端子145dのようにMIX信号が得られるM
IX端子に対するコンポーネントタイプが不明なためA
P側からは解決できなかった。
【0012】従って、この発明の目的は、2つ以上のA
Pでサウンドカードを利用することができ、サウンドカ
ードのミキサーデバイスに関わらずAPからサウンドカ
ードの入力デバイスを選択することができるようにした
オーディオ信号記録制御方法、プログラムおよび記録媒
体、オーディオ信号再生制御方法、プログラムおよび記
録媒体、オーディオ信号入力制御方法、プログラムおよ
び記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、サウンドカードと、ネットワークインタフェースカ
ードとを備えたコンピュータにインストールされている
アプリケーションソフトウェアによってオーディオ信号
の送信と記録とを制御するようにしたオーディオ信号記
録制御方法において、コンピュータにインストールされ
ているアプリケーションソフトウェアからオーディオ信
号をネットワークへ送信する送信開始メソッドが呼び出
されると、ネットワークへオーディオ信号を送信するス
テップと、アプリケーションソフトウェアからネットワ
ークへオーディオ信号の送信を停止する送信停止メソッ
ドが呼び出されると、ネットワークへオーディオ信号の
送信を停止するステップと、アプリケーションソフトウ
ェアからオーディオ信号を記録媒体へ保存する保存開始
メソッドが呼び出されると、記録媒体へオーディオ信号
を保存するステップと、アプリケーションソフトウェア
から記録媒体へオーディオ信号の保存を停止する保存停
止メソッドが呼び出されると、記録媒体へオーディオ信
号の保存を停止するステップとからなり、オーディオ信
号のネットワークへの送信を中断することなく、記録媒
体へオーディオ信号を保存するようにしたこと、および
記録媒体へオーディオ信号の保存を中断することなく、
オーディオ信号をネットワークへ送信するようにしたこ
とを特徴とするオーディオ信号記録制御方法である。
【0014】請求項3に記載の発明は、サウンドカード
を備えたコンピュータにインストールされているアプリ
ケーションソフトウェアによってオーディオ信号の受信
・再生と記録とを制御するようにしたオーディオ信号再
生制御方法において、コンピュータにインストールされ
ているアプリケーションソフトウェアからオーディオ信
号を受信・再生する受信・再生開始メソッドが呼び出さ
れると、オーディオ信号を受信・再生するステップと、
アプリケーションソフトウェアからオーディオ信号の受
信・再生を停止する受信・再生停止メソッドが呼び出さ
れると、オーディオ信号の受信・再生を停止するステッ
プと、アプリケーションソフトウェアからオーディオ信
号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出され
ると、記録媒体へオーディオ信号を保存するステップ
と、アプリケーションソフトウェアから記録媒体への保
存を停止する保存停止メソッドが呼び出されると、記録
媒体へオーディオ信号の保存を停止するステップとから
なり、オーディオ信号の受信・再生を中断することな
く、記録媒体へオーディオ信号を保存すること、および
記録媒体へオーディオ信号の保存を中断することなく、
オーディオ信号を受信・再生するようにしたことを特徴
とするオーディオ信号再生制御方法である。
【0015】請求項8に記載の発明は、コンピュータに
インストールされているアプリケーションソフトウェア
によってサウンドカードの入出力を制御するオーディオ
信号入力制御方法において、サウンドカードのコンポー
ネントタイプを検出するステップと、検出されたコンポ
ーネントタイプを情報ファイルに記録するステップとか
らなり、アプリケーションソフトウェアによってサウン
ドカードの入出力を制御するときには、情報ファイルを
参照するようにしたことを特徴とするオーディオ信号入
力制御方法である。
【0016】請求項11に記載の発明は、サウンドカー
ドと、ネットワークインタフェースカードとを備えたコ
ンピュータにインストールされているアプリケーション
ソフトウェアによってオーディオ信号の送信と記録とを
制御するようにしたオーディオ信号記録制御プログラム
において、コンピュータにインストールされているアプ
リケーションソフトウェアからオーディオ信号をネット
ワークへ送信する送信開始メソッドが呼び出されると、
ネットワークへオーディオ信号を送信する手段と、アプ
リケーションソフトウェアからネットワークへオーディ
オ信号の送信を停止する送信停止メソッドが呼び出され
ると、ネットワークへオーディオ信号の送信を停止する
手段と、アプリケーションソフトウェアからオーディオ
信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
れると、記録媒体へオーディオ信号を保存する手段と、
アプリケーションソフトウェアから記録媒体へオーディ
オ信号の保存を停止する保存停止メソッドが呼び出され
ると、記録媒体へオーディオ信号の保存を停止する手段
とを備え、オーディオ信号のネットワークへの送信を中
断することなく、記録媒体へオーディオ信号を保存す
る、および記録媒体へオーディオ信号の保存を中断する
ことなく、オーディオ信号をネットワークへ送信するよ
うにコンピュータを動作させることを特徴とするオーデ
ィオ信号記録制御プログラムである。
【0017】請求項13に記載の発明は、サウンドカー
ドを備えたコンピュータにインストールされているアプ
リケーションソフトウェアによってオーディオ信号の受
信・再生と記録とを制御するようにしたオーディオ信号
再生制御プログラムにおいて、コンピュータにインスト
ールされているアプリケーションソフトウェアからオー
ディオ信号を受信・再生する受信・再生開始メソッドが
呼び出されると、オーディオ信号を受信・再生する手段
と、アプリケーションソフトウェアからオーディオ信号
の受信・再生を停止する受信・再生停止メソッドが呼び
出されると、オーディオ信号の受信・再生を停止する手
段と、アプリケーションソフトウェアからオーディオ信
号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出され
ると、記録媒体へオーディオ信号を保存する手段と、ア
プリケーションソフトウェアから記録媒体への保存を停
止する保存停止メソッドが呼び出されると、記録媒体へ
オーディオ信号の保存を停止する手段とを備え、オーデ
ィオ信号の受信・再生を中断することなく、記録媒体へ
オーディオ信号を保存する、および記録媒体へオーディ
オ信号の保存を中断することなく、オーディオ信号を受
信・再生するようにコンピュータを動作させることを特
徴とするオーディオ信号再生制御プログラムである。
【0018】請求項18に記載の発明は、コンピュータ
にインストールされているアプリケーションソフトウェ
アによってサウンドカードの入出力を制御するオーディ
オ信号入力制御プログラムにおいて、サウンドカードの
コンポーネントタイプを検出する手段と、検出されたコ
ンポーネントタイプを情報ファイルに記録する手段とを
備え、アプリケーションソフトウェアによってサウンド
カードの入出力を制御するときには、情報ファイルを参
照するようにコンピュータを動作させることを特徴とす
るオーディオ信号入力制御プログラムである。
【0019】請求項21に記載の発明は、サウンドカー
ドと、ネットワークインタフェースカードとを備えたコ
ンピュータにインストールされているアプリケーション
ソフトウェアによってオーディオ信号の送信と記録とを
制御するようにしたオーディオ信号記録制御プログラム
が記録された記録媒体において、コンピュータにインス
トールされているアプリケーションソフトウェアからオ
ーディオ信号をネットワークへ送信する送信開始メソッ
ドが呼び出されると、ネットワークへオーディオ信号を
送信する手段と、アプリケーションソフトウェアからネ
ットワークへオーディオ信号の送信を停止する送信停止
メソッドが呼び出されると、ネットワークへオーディオ
信号の送信を停止する手段と、アプリケーションソフト
ウェアからオーディオ信号を記録媒体へ保存する保存開
始メソッドが呼び出されると、記録媒体へオーディオ信
号を保存する手段と、アプリケーションソフトウェアか
ら記録媒体へオーディオ信号の保存を停止する保存停止
メソッドが呼び出されると、記録媒体へオーディオ信号
の保存を停止する手段とを備え、オーディオ信号のネッ
トワークへの送信を中断することなく、記録媒体へオー
ディオ信号を保存する、および記録媒体へオーディオ信
号の保存を中断することなく、オーディオ信号をネット
ワークへ送信するようにコンピュータを動作させること
を特徴とするオーディオ信号記録制御プログラムが記録
された記録媒体である。
【0020】請求項23に記載の発明は、サウンドカー
ドを備えたコンピュータにインストールされているアプ
リケーションソフトウェアによってオーディオ信号の受
信・再生と記録とを制御するようにしたオーディオ信号
再生制御プログラムが記録された記録媒体において、コ
ンピュータにインストールされているアプリケーション
ソフトウェアからオーディオ信号を受信・再生する受信
・再生開始メソッドが呼び出されると、オーディオ信号
を受信・再生する手段と、アプリケーションソフトウェ
アからオーディオ信号の受信・再生を停止する受信・再
生停止メソッドが呼び出されると、オーディオ信号の受
信・再生を停止する手段と、アプリケーションソフトウ
ェアからオーディオ信号を記録媒体へ保存する保存開始
メソッドが呼び出されると、記録媒体へオーディオ信号
を保存する手段と、アプリケーションソフトウェアから
記録媒体への保存を停止する保存停止メソッドが呼び出
されると、記録媒体へオーディオ信号の保存を停止する
手段とを備え、オーディオ信号の受信・再生を中断する
ことなく、記録媒体へオーディオ信号を保存する、およ
び記録媒体へオーディオ信号の保存を中断することな
く、オーディオ信号を受信・再生するようにコンピュー
タを動作させることを特徴とするオーディオ信号再生制
御プログラムが記録された記録媒体である。
【0021】請求項28に記載の発明は、コンピュータ
にインストールされているアプリケーションソフトウェ
アによってサウンドカードの入出力を制御するオーディ
オ信号入力制御プログラムが記録された記録媒体におい
て、サウンドカードのコンポーネントタイプを検出する
手段と、検出されたコンポーネントタイプを情報ファイ
ルに記録する手段とを備え、アプリケーションソフトウ
ェアによってサウンドカードの入出力を制御するときに
は、情報ファイルを参照するようにコンピュータを動作
させることを特徴とするオーディオ信号入力制御プログ
ラムが記録された記録媒体である。
【0022】サウンドカードと、ネットワークインタフ
ェースカードとを備えたコンピュータにインストールさ
れているAPからオーディオ信号をネットワークへ送信
する送信開始メソッドが呼び出されると、ネットワーク
へオーディオ信号が送信される。APからネットワーク
へオーディオ信号の送信を停止する送信停止メソッドが
呼び出されると、ネットワークへオーディオ信号の送信
が停止される。APからオーディオ信号を記録媒体へ保
存する保存開始メソッドが呼び出されると、記録媒体へ
オーディオ信号が保存される。APから記録媒体へオー
ディオ信号の保存を停止する保存停止メソッドが呼び出
されると、記録媒体へオーディオ信号の保存が停止され
る。このとき、オーディオ信号のネットワークへの送信
を中断することなく、記録媒体へオーディオ信号を保存
することができる。さらに、記録媒体へオーディオ信号
の保存を中断することなく、オーディオ信号をネットワ
ークへ送信することができる。同様に、オーディオ信号
の受信・再生を中断することなく、記録媒体へオーディ
オ信号を保存することができる。さらに、記録媒体へオ
ーディオ信号の保存を中断することなく、オーディオ信
号を受信・再生することができる。また、サウンドカー
ドのコンポーネントタイプが検出され、検出されたコン
ポーネントタイプが情報ファイルに記録される。その情
報ファイルは、APによってサウンドカードの入出力を
制御するときに参照される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、各図に亘り同じ機
能を有するものには、同一の参照符号を付し、説明の重
複を避ける。まず、この実施形態が動作するPCの一例
を図1を参照して説明する。この図1に示すPCは、C
PU(Central Processing Unit)11、RAM(Rando
m Access Memory)12、HDD(Hard Disk Drive)1
3、ビデオカード14、サウンドカード17、マウス1
6およびNIC(Network Interface Card)19から構
成される。これらCPU11、RAM12、HDD1
3、ビデオカード14、マウス16、サウンドカード1
7およびNIC19から構成される。これら、PCを構
成する各デバイスは、バス20を介して接続される。
【0024】RAM12は、CPU11が演算を行うと
きに使用する記憶媒体である。HDD13には、このP
Cを動作させるためのOSや当該OS上で動作するAP
などがインストールされている。ビデオカード14に
は、ディスプレイ15が接続されている。マウス16
は、OS上またはAP上でポインティングデバイスとし
て用いられる。サウンドカード17には、マイクロホ
ン、CDプレーヤおよび/またはwaveoutなどの
オーディオ信号を出力する入力デバイス群18が接続さ
れている。NIC19は、ネットワーク111と接続す
るためのものである。
【0025】サウンドカード17の一例を図2に示す。
サウンドカード17には、複数の入力端子21、22、
23が設けられている。例えば、入力端子21には、マ
イクロホンの出力が供給され、入力端子22には、CD
プレーヤの出力が供給され、入力端子23には、wav
e形式のデータが供給される。など、それぞれの端子
(ライン)に供給される信号は、予め決められている。
また、出力端子24からは、wave形式のデータが出
力される。この出力端子24から出力されるwave形
式のデータは、入力端子23に戻すこともできるし、出
力すると共に、入力端子23に戻すこともできる。な
お、この図2に示すサウンドカード17の一例では、3
つの入力端子と1つの出力端子を持つサウンドカードと
したが、入力端子および/または出力端子の数は、いく
つであっても何ら問題はない。
【0026】この発明の第1の実施形態の接続モジュー
ルの概念図を図3に示す。図3に示す第1の実施形態
は、サウンドカード17と、HDD13およびNIC1
9との間の接続モジュール31にスイッチ32および3
3が並列に配置されている。すなわち、サウンドカード
17から入力されるオーディオ信号が、スイッチ32を
介してNIC19へ供給され、スイッチ33を介してH
DD13へ供給される。
【0027】ここで、接続モジュール31のスイッチ3
2は、サウンドカード17から供給されるオーディオ信
号を、ネットワーク111上へ送信開始/送信停止を行
うためのアプリケーションインタフェース(以下、メソ
ッドと称する)の概念である。例えば、ネットワーク1
11上へ送信が開始される場合、送信開始メソッドのSe
ndStartがAPから呼び出され、送信が停止される場
合、送信停止メソッドのSendStopがAPから呼び出され
る。すなわち、送信開始メソッドのSendStartがAPか
ら呼び出されると、スイッチ32がオンとなり、送信停
止メソッドのSendStopがAPから呼び出されると、スイ
ッチ32がオフとなる。なお、送信を行う前には、予め
SetAddressなどのメソッドを呼び出して送信先を設定す
る必要がある。
【0028】接続モジュール31のスイッチ33は、サ
ウンドカード17から供給されるオーディオ信号を、H
DD13へ保存開始/保存停止を行うためのメソッドの
概念である。例えば、HDD13へ保存が開始される場
合、保存開始メソッドのSaveStartがAPから呼び出さ
れ、保存が停止される場合、保存停止メソッドのSaveSt
opがAPから呼び出される。すなわち、保存開始メソッ
ドのSaveStartがAPから呼び出されると、スイッチ3
3がオンとなり、保存停止メソッドのSaveStopがAPか
ら呼び出されると、スイッチ33がオフとなる。
【0029】そして、HDD13へ供給されたオーディ
オ信号は、記録される。NIC19へ供給されたオーデ
ィオ信号は、ネットワーク111を介して所望のPCへ
送信される。このように、接続モジュール31にスイッ
チ32および33が並列に配置されているのは、記録の
作業および送信の作業を独立して同時に行うことができ
るようにするためである。
【0030】この第1の実施形態の接続モジュールの動
作を図4のフローチャートを参照して説明する。APか
ら送信開始メソッド(SendStart)および/または保存
開始メソッド(SaveStart)が呼び出されると、このフ
ローチャートが開始される。すなわち、スレッドが生成
される。スレッドが生成されると、ステップS11にお
いて、データを保存するためのバッファが確保され、初
期化される。このとき、CPU11の処理速度が遅けれ
ば、送信のリアルタイム性を確保するために、バッファ
の数を増やす。ステップS12では、入力デバイス群1
8の中から供給されるデバイスが開かれる。ステップS
13では、開かれたデバイスから供給される信号を取
得、処理を行うためのスレッドが生成される。ステップ
S14では、1つのバッファが満たされる毎に、エンコ
ードが行われる。
【0031】ステップS15では、APから呼び出され
たメソッドが保存開始メソッドか否かが判断される。保
存開始メソッドが呼び出されていると判断すると、ステ
ップS16へ制御が移り、保存開始メソッドは呼び出さ
れていないと判断すると、ステップS17へ制御が移
る。ステップS16では、取得した信号がファイルとし
てHDD13へ記録される。
【0032】ステップS17では、APから呼び出され
たメソッドが送信開始メソッドか否かが判断される。送
信開始メソッドが呼び出されていると判断すると、ステ
ップS18へ制御が移り、送信開始メソッドは呼び出さ
れていないと判断すると、ステップS19へ制御が移
る。ステップS18では、取得した信号からパケットが
作成され、作成されたパケットがNIC19から送信さ
れる。ステップS19では、バッファが追加される。そ
して、ステップS14へ制御が戻る。
【0033】なお、APから送信停止メソッド(SendSt
op)および/または保存停止メソッド(SaveStop)が呼
び出された場合、デバイスから供給される信号の取得、
処理が停止され、確保されたバッファが開放される。
【0034】このようにすることによって、記録時に記
録を中断することなく、ネットワーク111への送信開
始/送信停止を行うこと、ネットワーク111へ送信中
に送信を中断することなく保存開始/保存停止を行うこ
とができる。
【0035】この第1の実施形態の接続モジュールの応
用例を図5に示す。入力部36からオーディオ信号が接
続モジュール31に供給される。このとき、教師PC3
7のAPから接続モジュール31の送信開始メソッドが
呼び出されると、スイッチ32がオンとなり、入力部3
6から供給されるオーディオ信号は、NIC19へ供給
される。NIC19へ供給されたオーディオ信号からパ
ケットが作成され、作成されたパケットが教師PC37
へ供給される。また、教師PC37のAPから接続モジ
ュール31の保存開始メソッドが呼び出されると、スイ
ッチ33がオンとなり、入力部36から供給されるオー
ディオ信号は、HDD13にファイルとして保存され
る。HDD13に保存されたオーディオ信号のファイル
は、サウンドカード17へ供給され、再生される。
【0036】すなわち、上述したように生徒の声が入力
部36から供給され、教師PC37のAPから送信開始
メソッドおよび保存開始メソッドが呼び出されると、H
DD13に生徒の声がファイルとして記録され、サウン
ドカード17によって記録されたファイルが再生され
る。さらに、同時に教師PC37では、その生徒の声を
聞くことができる。
【0037】この発明の第2の実施形態の接続モジュー
ルの第1の例の概念図を図6に示す。図6に示す第1の
例は、NIC19と、HDD13およびサウンドカード
17との間の接続モジュール41にスイッチ42および
43が並列に配置されている。すなわち、NIC19か
ら供給されるオーディオ信号が、スイッチ42を介して
サウンドカード17へ供給され、スイッチ43を介して
HDD13へ供給される。
【0038】ここで、接続モジュール41のスイッチ4
2は、NIC19から供給されるオーディオ信号を、サ
ウンドカード17で受信・再生開始/受信・再生停止を
行うためのメソッドの概念である。例えば、サウンドカ
ード17でオーディオ信号が受信され、再生される場
合、受信・再生開始メソッドのRecvStartがAPから呼
び出され、受信、再生が停止される場合、受信・再生停
止メソッドのRecvStopがAPから呼び出される。すなわ
ち、受信・再生開始メソッドのRecvStartがAPから呼
び出されると、スイッチ42がオンとなり、受信・再生
停止メソッドのRecvStopがAPから呼び出されると、ス
イッチ42がオフとなる。なお、受信を行う前には、予
めSetMultiAddressなどのメソッドを呼び出して参加す
るマルチキャストアドレスを設定すると、マルチキャス
トアドレスに送信された信号を受信することも可能にな
る。
【0039】接続モジュール41のスイッチ43は、N
IC19から供給されるオーディオ信号を、HDD13
へ保存開始/保存停止を行うためのメソッドの概念であ
る。例えば、HDD13へ保存が開始される場合、保存
開始メソッドのSaveStartがAPから呼び出され、保存
が停止される場合、保存停止メソッドのSaveStopがAP
から呼び出される。すなわち、保存開始メソッドのSave
StartがAPから呼び出されると、スイッチ43がオン
となり、保存停止メソッドのSaveStopがAPから呼び出
されると、スイッチ43がオフとなる。
【0040】そして、HDD13へ供給されたオーディ
オ信号は、記録される。サウンドカード17へ供給され
たオーディオ信号は、再生される。このように、接続モ
ジュール41にスイッチ42および43が並列に配置さ
れているので、受信・再生の作業および記録の作業を独
立して同時に行うことができる。
【0041】この第2の実施形態の接続モジュールの第
1の例の動作を図7のフローチャートを参照して説明す
る。APから受信・再生開始メソッド(RecvStart)お
よび/または保存開始メソッド(SaveStart)が呼び出
されると、このフローチャートが開始される。すなわ
ち、スレッドが生成される。スレッドが生成されると、
ステップS21において、データを保存するためのバッ
ファが確保され、初期化される。このとき、CPU11
の処理速度が遅ければ、送信のリアルタイム性を確保す
るために、バッファの数を増やす。ステップS22で
は、出力先のデバイスが開かれる。例えば受信・再生開
始メソッドが呼び出されている場合、スイッチ42がオ
ンとなり、サウンドカード17を介してスピーカまたは
ヘッドホンなどが出力先のデバイスとして開かれる。ま
た、保存開始メソッドが呼び出されている場合、スイッ
チ43がオンとなり、HDD13が出力先のデバイスと
して開かれる。ステップS23では、開かれたデバイス
から供給される信号を取得、処理を行うためのスレッド
が生成される。ステップS24では、1つのバッファが
満たされる毎に、デコードが行われる。
【0042】ステップS25では、APから呼び出され
たメソッドが保存開始メソッドか否かが判断される。保
存開始メソッドが呼び出されていると判断すると、ステ
ップS26へ制御が移り、保存開始メソッドは呼び出さ
れていないと判断すると、ステップS27へ制御が移
る。ステップS26では、取得した信号がファイルとし
てHDD13へ記録される。
【0043】ステップS27では、APから呼び出され
たメソッドが受信・再生開始メソッドか否かが判断され
る。受信・再生開始メソッドが呼び出されていると判断
すると、ステップS28へ制御が移り、送信開始メソッ
ドは呼び出されていないと判断すると、ステップS29
へ制御が移る。ステップS28では、取得した信号が再
生される。ステップS29では、バッファが追加され
る。そして、ステップS24へ制御が戻る。
【0044】なお、APから受信・再生停止メソッド
(RecvStop)および/または保存停止メソッド(SaveSt
op)が呼び出された場合、デバイスから供給される信号
の取得、処理が停止され、確保されたバッファが開放さ
れる。
【0045】このようにすることによって、ネットワー
ク111から受信したオーディオ信号を再生中に、その
再生を中断することなく、保存開始/保存停止を行うこ
と、記録時に記録を中断することなく、受信・再生開始
/受信・再生停止を行うことができる。
【0046】この第2の実施形態の接続モジュールの第
2の例の概念図を図8に示す。図8に示す第2の例は、
NIC19と、HDD13およびサウンドカード17と
の間の接続モジュール51にスイッチ52および53が
並列に配置されている。すなわち、NIC19から供給
されるオーディオ信号が、スイッチ52を介してサウン
ドカード17へ供給され、スイッチ53を介してHDD
13およびサウンドカード17へ供給される。
【0047】ここで、接続モジュール51のスイッチ5
2は、NIC19から供給されるオーディオ信号を、サ
ウンドカード17で受信・再生開始/受信・再生停止を
行うためのメソッドの概念である。例えば、オーディオ
信号が受信され、再生される場合、受信・再生開始メソ
ッドのRecvStartがAPから呼び出され、受信、再生が
停止される場合、受信・再生停止メソッドのRecvStopが
APから呼び出される。すなわち、受信・再生開始メソ
ッドのRecvStartがAPから呼び出されると、スイッチ
52がオンとなり、受信・再生停止メソッドのRecvStop
がAPから呼び出されると、スイッチ52がオフとな
る。なお、受信を行う前には、予めSetMultiAddressな
どのメソッドを呼び出して参加するマルチキャストアド
レスを設定すると、マルチキャストアドレスに送信され
た信号を受信することも可能になる。
【0048】接続モジュール51のスイッチ53は、N
IC19から供給されるオーディオ信号を、HDD13
へ保存開始/保存停止を行うと共に、サウンドカード1
7で受信・再生開始/受信・再生停止を行うためのメソ
ッドの概念である。例えば、HDD13へ保存が開始さ
れる場合、保存開始メソッドのSaveStartがAPから呼
び出され、保存が停止される場合、保存停止メソッドの
SaveStopがAPから呼び出される。すなわち、保存開始
メソッドのSaveStartがAPから呼び出されると、スイ
ッチ53がオンとなり、保存停止メソッドのSaveStopが
APから呼び出されると、スイッチ53がオフとなる。
【0049】そして、HDD13へ供給されたオーディ
オ信号は、記録される。サウンドカード17へ供給され
たオーディオ信号は、再生される。このように、接続モ
ジュール51にスイッチ52および53の両方にサウン
ドカード17は接続されているので、この接続モジュー
ル51では、APからメソッドが呼び出されると、NI
C19から供給されるオーディオ信号は、受信され、再
生される。
【0050】この第2の実施形態の接続モジュールの第
3の例の概念図を図9に示す。図9に示す第3の例は、
NIC19と、HDD13およびサウンドカード17と
の間の接続モジュール61にスイッチ62が設けられて
いる。すなわち、スイッチ62によってサウンドカード
17と、HDD13およびサウンドカード17とを切り
替えて、NIC19から供給されるオーディオ信号が供
給される。
【0051】ここで、接続モジュール61のスイッチ6
2は、NIC19から供給されるオーディオ信号を、H
DD13へ保存開始/保存停止および/またはサウンド
カード17で受信・再生開始/受信・再生停止を行うた
めのメソッドの概念である。例えば、オーディオ信号が
受信され、再生される場合、受信・再生開始メソッドの
RecvStartがAPから呼び出され、受信、再生が停止さ
れる場合、受信・再生停止メソッドのRecvStopがAPか
ら呼び出される。すなわち、受信・再生開始メソッドの
RecvStartがAPから呼び出されると、スイッチ62は
端子62aと接続され、受信・再生停止メソッドのRecv
StopがAPから呼び出されると、スイッチ62では端子
62aとの接続が開放される。なお、受信を行う前に
は、予めSetMultiAddressなどのメソッドを呼び出して
参加するマルチキャストアドレスを設定すると、マルチ
キャストアドレスに送信された信号を受信することも可
能になる。
【0052】また、HDD13へ保存が開始される場
合、保存開始メソッドのSaveStartがAPから呼び出さ
れ、保存が停止される場合、保存停止メソッドのSaveSt
opがAPから呼び出される。すなわち、保存開始メソッ
ドのSaveStartがAPから呼び出されると、スイッチ6
2は端子62bと接続され、保存停止メソッドのSaveSt
opがAPから呼び出されると、スイッチ62では端子6
2bとの接続が開放される。
【0053】そして、HDD13へ供給されたオーディ
オ信号は、記録される。サウンドカード17へ供給され
たオーディオ信号は、再生される。このように、接続モ
ジュール61のスイッチ62の端子62aおよび62b
の両方にサウンドカード17は接続されているので、こ
の接続モジュール61では、APからメソッドが呼び出
されると、NIC19から供給されるオーディオ信号
は、受信され、再生される。
【0054】この第2の実施形態の接続モジュールの第
4の例の概念図を図10に示す。図10に示す第4の例
は、NIC19と、HDD13およびサウンドカード1
7との間の接続モジュール71にスイッチ72および7
3が直列に配置されている。すなわち、NIC19から
供給されるオーディオ信号が、スイッチ72を介してサ
ウンドカード17へ供給され、スイッチ72および73
を介してHDD13へ供給される。
【0055】ここで、接続モジュール71のスイッチ7
2は、NIC19から供給されるオーディオ信号を、受
信・再生開始/受信・再生停止を行うためのメソッドの
概念である。例えば、オーディオ信号が受信され、再生
される場合、受信・再生開始メソッドのRecvStartがA
Pから呼び出され、受信、再生が停止される場合、受信
・再生停止メソッドのRecvStopがAPから呼び出され
る。すなわち、受信・再生開始メソッドのRecvStartが
APから呼び出されると、スイッチ72がオンとなり、
受信・再生停止メソッドのRecvStopがAPから呼び出さ
れると、スイッチ72がオフとなる。なお、受信を行う
前には、予めSetMultiAddressなどのメソッドを呼び出
して参加するマルチキャストアドレスを設定すると、マ
ルチキャストアドレスに送信された信号を受信すること
も可能になる。
【0056】接続モジュール71のスイッチ73は、N
IC19から供給されるオーディオ信号を、HDD13
へ保存開始/保存停止を行うためのメソッドの概念であ
る。例えば、HDD13へ保存が開始される場合、保存
開始メソッドのSaveStartがAPから呼び出され、保存
が停止される場合、保存停止メソッドのSaveStopがAP
から呼び出される。すなわち、保存開始メソッドのSave
StartがAPから呼び出されると、スイッチ72および
73がオンとなり、保存停止メソッドのSaveStopがAP
から呼び出されると、スイッチ72および73がオフと
なる。
【0057】そして、HDD13へ供給されたオーディ
オ信号は、記録される。サウンドカード17へ供給され
たオーディオ信号は、再生される。このように、接続モ
ジュール71にスイッチ72にサウンドカード17は、
接続されているので、この接続モジュール71では、A
Pからメソッドが呼び出されると、NIC19から供給
されるオーディオ信号は、受信され、再生される。
【0058】この接続モジュールの第4の例では、保存
開始メソッドのSaveStarがAPから呼び出されたとき
に、スイッチ72および73をオンとするようにしてい
るが、スイッチ73のみをオンとするようにしても良
い。このとき、HDD13にオーディオ信号を供給する
ためには、受信・再生開始メソッドのRecvStartが呼び
出されていることが条件となる。したがって、保存停止
メソッドのSaveStopが呼び出されると、スイッチ73の
みがオフとなる。
【0059】ここで、この発明の第3の実施形態のミキ
サーデバイスのコンポーネントタイプを検出する動作を
図11のフローチャートを参照して説明する。まず、ス
テップS31では、上述の図1に示したPCの全ての出
力ライン、入力ラインのコンポーネントタイプと、ライ
ンID(識別子)とを取得し、その組み合わせを保存す
るためのメソッド、例えばMakelniFileなどがAPから
呼び出される。すなわち、APからメソッドのMakelniF
ileが呼び出され、コンポーネントタイプと、ラインI
Dとの初期情報が保存される。
【0060】ステップS32では、サウンドカード17
のミキサーデバイスがMIX端子を持っているタイプか
否かが判断される。MIX端子を持っているミキサーデ
バイスであると判断すると、ステップS33へ制御が移
り、MIX端子を持っていないミキサーデバイスである
と判断すると、ステップS34へ制御が移る。ステップ
S33では、入力ライン名を項目としたリストから、ユ
ーザにMIX端子として扱うライン名を選択させる。M
IX端子として選択されたライン名は、情報ファイルに
保存される。なお、MIX端子を持っていないミキサー
デバイスの場合、情報ファイルには、MIX端子として
扱うラインが存在しないことが保存される。
【0061】ステップS34では、各コンポーネントタ
イプに対応するラインがカスタマイズされる。例えば、
マイクロホンやラインといった指定で制御させたいデバ
イスをユーザの好みに応じて選択することができる。
【0062】保存された情報ファイルに基づいてデバイ
スを制御する一例を図12のフローチャートを参照して
説明する。ステップS41では、各ラインを扱う際に、
コンポーネントタイプが指定される。ステップS42で
は、保存されている情報ファイルが参照される。ステッ
プS43では、ラインIDが取得される。ステップS4
4では、取得されたラインIDに対し制御を行うことで
APからユーザの環境に適した操作を行うことができ
る。
【0063】MIX信号を取得する一例を図13のフロ
ーチャートを参照して説明する。ステップS51では、
MIX信号を取得する指定がなされる。ステップS52
では、保存されている情報ファイルが参照される。ステ
ップS53では、MIX端子として扱うラインが情報フ
ァイルに保存されているか否かが判断される。すなわ
ち、MIX端子を持っていると判断すると、ステップS
54へ制御が移り、MIX端子を持っていないと判断す
ると、ステップS56へ制御が移る。ステップS54で
は、MIX端子のラインIDが取得される。ステップS
55では、取得されたラインに切り替えられる。ステッ
プS56では、全ての入力ラインがオンとされる。
【0064】ここで、オーディオ信号をネットワーク1
11を介してやり取りするときに適用されるHAC(Hy
brid Audio Coding)符号化装置の一例を図14を参照
して説明する。この図14に示すHAC符号化装置は、
Speech処理技術と、Audio処理技術とを統合
したハイブリッド符号化装置である。Speech処理
技術としては、LPC(Linear Prediction Coding)、
Pitch、VQ(Vector Quantization)が用いられ
ており、Audio処理技術としては、MDCT(Modi
fied Discrete Cosine Transform)、ウィンドウスイッ
チングが用いられている。このHAC符号化装置から
は、Speech処理によって時間軸の係数と、Aud
io処理によって周波数軸の係数とが出力される。
【0065】入力端子81から供給されるオーディオ信
号からLPC分析回路82において、時間軸のスペクト
ルが分析され、LPC/LSP(Line Spectrum Pair)
変換回路89では、供給されたスペクトルがLSPパラ
メータに変換される。変換されたLSPパラメータは、
LSP量子化回路90で量子化が施される。ピッチ分析
回路83において、供給されたオーディオ信号から、そ
の信号のピッチが分析され、ピッチゲイン量子化回路9
4では、ピッチおよびピッチゲインに量子化が施され
る。このように時間軸の係数が出力される。
【0066】そして、ウィンドウスイッチング回路92
では、供給されたスペクトルと、オーディオ信号とから
最適なウィンドウが検出され、検出された最適なウィン
ドウにフラグが立てられる。時間波形平滑化回路84、
MDCT回路85、係数正規化回路86、係数量子化回
路87、ビットアロケーション決定回路96、バークレ
ベル算出&量子化回路98によって、量子化されたMD
CTの係数が得られる。このように周波数軸の係数が出
力される。
【0067】この実施形態では、HAC符号化装置を用
いることによって、オーディオ信号は、チャンネル毎に
20kbps程度に圧縮することができるが、同じ程度に
圧縮することができ、リアルタイム性が保持されていれ
ば、どのような符号化装置であっても良い。
【0068】この実施形態は、上述の図17に示すシス
テムにおいて好適なものであるが、図15に示すシステ
ムに適用することもできる。この図15は、教師PC1
01と、生徒PC103との間を接続するネットワーク
111の一例として、いわゆるインターネット102を
用いたものである。このとき、教師PC101および生
徒PC103は、通信機能を備えていることが必要とな
る。このように、インターネット102を介しても上述
の実施形態を適用することができる。
【0069】また、ネットワーク111に通信インタフ
ェースが設けた一例を図16に示す。ルータなどから構
成される通信インタフェース112は、WWW(World
WideWeb)サーバ113と接続する。WWWサーバ11
3は、インターネット102と接続することができる。
インターネット102と接続できる生徒PC103
mも、他の生徒PC1031、1032、・・・、103n
と同様に、上述の実施形態を適用することができる。
【0070】この実施形態では、インターネット102
をネットワーク111の一例としているが、インターネ
ットは単なる一例であり、ネットワークが構成できるも
のであればどのようなものでも良い。例えば、電話回線
を利用しても良いし、CATV(Cable Television)の
ネットワークサービスや携帯電話のネットワークサービ
スなどを利用しても良い。勿論、専用回線、地上波、衛
星波の何れを用いても良い。また、通信方法として、多
数の個人を直接つないで情報を共有するピアツーピア
(PtoP:Peer to Peer)を適用しても良い。
【0071】この実施形態は、例えばCD−ROM(Com
pact Disk-Read Only Memory)といった所定の記録媒体
に記録されてPCにインストールされるようにしても良
いが、ネットワーク111またはインターネット102
などの伝送媒体を介してPCにインストールされるよう
にしても良い。
【0072】
【発明の効果】この発明に依れば、複数のAPから送信
開始・送信停止、記録開始・記録停止のメソッドが呼び
出されても、単一モジュールに記録媒体への保存機能
と、ネットワークへの送信機能とを持たせる構成によっ
て、オーディオ信号を記録中に記録を中断することな
く、ネットワークへの送信開始・送信停止を行うこと、
およびネットワークへオーディオ信号を送信中に送信を
中断することなく、記録開始・記録停止を行うことがで
きる。同様に、複数のAPから受信・再生開始・受信・
再生停止、記録開始・記録停止のメソッドが呼び出され
ても、単一モジュールに記録媒体への記録機能と、受信
・再生機能とを持たせる構成によって、ネットワークか
ら受信したオーディオ信号を記録中に記録を中断するこ
となく、再生開始・再生停止を行うことができる。
【0073】この発明に依れば、PCにインストールさ
れている複数のAPがPCを構成するデバイスに対して
何らかの制御を行うときに、呼び出されるメソッドを単
一のモジュールとすることによって、従来中断されてい
た制御を中断することなく、独立して制御することがで
きる。すなわち、複数のAPから異なるメソッドが呼び
出されても、呼び出されたそれぞれのメソッドは、単一
モジュールから構成されているので、メソッドで実行さ
れる処理が中断されることがない。従って、独立して、
記録、再生、送信、受信を行うことができる。
【0074】この発明に依れば、ミキサーデバイスの情
報ファイルを自動生成することができるので、自動生成
した後ユーザが情報ファイルのカスタマイズを行うこと
ができ、カスタマイズした情報ファイルを自由に参照す
ることができるので、ミキサーデバイスに関わらず、A
P上からサウンドカードの入出力制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるPCを説明す
るためのブロック図である。
【図2】この発明を適用することができるサウンドカー
ドをを説明するための概略図である。
【図3】この発明の接続モジュールの第1の実施形態を
説明するための概略図である。
【図4】この発明の接続モジュールの第1の実施形態の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の接続モジュールの第1の実施形態の
具体例を説明するための概略図である。
【図6】この発明の接続モジュールの第2の実施形態の
第1の例を説明するための概略図である。
【図7】この発明の接続モジュールの第2の実施形態の
第1の例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】この発明の接続モジュールの第2の実施形態の
第2の例を説明するための概略図である。
【図9】この発明の接続モジュールの第2の実施形態の
第3の例を説明するための概略図である。
【図10】この発明の接続モジュールの第2の実施形態
の第4の例を説明するための概略図である。
【図11】この発明の第3の実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】この発明の第3の実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図13】この発明の第3の実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図14】この発明を適用するときに用いられる符号化
の一例のブロック図である。
【図15】この発明を適用することができるシステムの
一例である。
【図16】この発明を適用することができるシステムの
一例である。
【図17】従来のシステムを説明するためのブロック図
である。
【図18】従来の接続モジュールを説明するための概略
図である。
【図19】サウンドカードのミキサータイプのコンポー
ネントタイプの説明に用いるブロック図である。
【図20】サウンドカードのミキサータイプのコンポー
ネントタイプの説明に用いるブロック図である。
【符号の説明】
11・・・CPU、12・・・RAM、13・・・HD
D、14・・・ビデオカード、15・・・ディスプレ
イ、16・・・マウス、17・・・サウンドカード、1
8・・・入力デバイス群、19・・・NIC、20・・
・バス、31・・・接続モジュール、32、33・・・
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 JJ06 JJ07 5D045 DB03

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サウンドカードと、ネットワークインタ
    フェースカードとを備えたコンピュータにインストール
    されているアプリケーションソフトウェアによってオー
    ディオ信号の送信と記録とを制御するようにしたオーデ
    ィオ信号記録制御方法において、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号をネッ
    トワークへ送信する送信開始メソッドが呼び出される
    と、上記ネットワークへ上記オーディオ信号を送信する
    ステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記ネットワー
    クへ上記オーディオ信号の送信を停止する送信停止メソ
    ッドが呼び出されると、上記ネットワークへ上記オーデ
    ィオ信号の送信を停止するステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    ステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    上記オーディオ信号の保存を停止する保存停止メソッド
    が呼び出されると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号
    の保存を停止するステップとからなり、 上記オーディオ信号の上記ネットワークへの送信を中断
    することなく、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保
    存するようにしたこと、および上記記録媒体へ上記オー
    ディオ信号の保存を中断することなく、上記オーディオ
    信号を上記ネットワークへ送信するようにしたことを特
    徴とするオーディオ信号記録制御方法。
  2. 【請求項2】 上記送信開始メソッドおよび上記送信停
    止メソッドと、上記記録開始メソッドおよび上記記録停
    止メソッドとは、異なるアプリケーションソフトウェア
    から呼び出されるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のオーディオ信号記録制御方法。
  3. 【請求項3】 サウンドカードを備えたコンピュータに
    インストールされているアプリケーションソフトウェア
    によってオーディオ信号の受信・再生と記録とを制御す
    るようにしたオーディオ信号再生制御方法において、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号を受信
    ・再生する受信・再生開始メソッドが呼び出されると、
    上記オーディオ信号を受信・再生するステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号の受信・再生を停止する受信・再生停止メソッドが
    呼び出されると、上記オーディオ信号の受信・再生を停
    止するステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    ステップと、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    の保存を停止する保存停止メソッドが呼び出されると、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を停止するス
    テップとからなり、 上記オーディオ信号の受信・再生を中断することなく、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存すること、お
    よび上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を中断す
    ることなく、上記オーディオ信号を受信・再生するよう
    にしたことを特徴とするオーディオ信号再生制御方法。
  4. 【請求項4】 上記受信・再生開始メソッドおよび上記
    受信・再生停止メソッドと、上記記録開始メソッドおよ
    び上記記録停止メソッドとは、異なるアプリケーション
    ソフトウェアから呼び出されるようにしたことを特徴と
    する請求項3に記載のオーディオ信号再生制御方法。
  5. 【請求項5】 上記保存開始メソッドは、上記記録媒体
    へ上記オーディオ信号を保存すると共に、上記オーディ
    オ信号を受信・再生するようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載のオーディオ信号再生制御方法。
  6. 【請求項6】 上記受信・再生開始メソッドが呼び出さ
    れた後に、上記保存開始メソッドが呼び出されるように
    したことを特徴とする請求項3に記載のオーディオ信号
    再生制御方法。
  7. 【請求項7】 受信・再生される上記オーディオ信号
    は、 ネットワークを介して供給されるようにしたことを特徴
    とする請求項3に記載のオーディオ信号再生制御方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータにインストールされている
    アプリケーションソフトウェアによってサウンドカード
    の入出力を制御するオーディオ信号入力制御方法におい
    て、 上記サウンドカードのコンポーネントタイプを検出する
    ステップと、 検出された上記コンポーネントタイプを情報ファイルに
    記録するステップとからなり、 上記アプリケーションソフトウェアによって上記サウン
    ドカードの入出力を制御するときには、上記情報ファイ
    ルを参照するようにしたことを特徴とするオーディオ信
    号入力制御方法。
  9. 【請求項9】 上記情報ファイルには、 全ての入力を合成する端子の有無が記録されているよう
    にしたことを特徴とする請求項8に記載のオーディオ信
    号入力制御方法。
  10. 【請求項10】 上記情報ファイルには、 ユーザが任意に決めた名称が記録できるようにしたこと
    を特徴とする請求項8に記載のオーディオ信号入力制御
    方法。
  11. 【請求項11】 サウンドカードと、ネットワークイン
    タフェースカードとを備えたコンピュータにインストー
    ルされているアプリケーションソフトウェアによってオ
    ーディオ信号の送信と記録とを制御するようにしたオー
    ディオ信号記録制御プログラムにおいて、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号をネッ
    トワークへ送信する送信開始メソッドが呼び出される
    と、上記ネットワークへ上記オーディオ信号を送信する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記ネットワー
    クへ上記オーディオ信号の送信を停止する送信停止メソ
    ッドが呼び出されると、上記ネットワークへ上記オーデ
    ィオ信号の送信を停止する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    上記オーディオ信号の保存を停止する保存停止メソッド
    が呼び出されると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号
    の保存を停止する手段とを備え、 上記オーディオ信号の上記ネットワークへの送信を中断
    することなく、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保
    存する、および上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保
    存を中断することなく、上記オーディオ信号を上記ネッ
    トワークへ送信するように上記コンピュータを動作させ
    ることを特徴とするオーディオ信号記録制御プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 上記送信開始メソッドおよび上記送信
    停止メソッドと、上記記録開始メソッドおよび上記記録
    停止メソッドとは、異なるアプリケーションソフトウェ
    アから呼び出されるようにしたことを特徴とする請求項
    11に記載のオーディオ信号記録制御プログラム。
  13. 【請求項13】 サウンドカードを備えたコンピュータ
    にインストールされているアプリケーションソフトウェ
    アによってオーディオ信号の受信・再生と記録とを制御
    するようにしたオーディオ信号再生制御プログラムにお
    いて、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号を受信
    ・再生する受信・再生開始メソッドが呼び出されると、
    上記オーディオ信号を受信・再生する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号の受信・再生を停止する受信・再生停止メソッドが
    呼び出されると、上記オーディオ信号の受信・再生を停
    止する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    の保存を停止する保存停止メソッドが呼び出されると、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を停止する手
    段とを備え、 上記オーディオ信号の受信・再生を中断することなく、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する、および
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を中断するこ
    となく、上記オーディオ信号を受信・再生するように上
    記コンピュータを動作させることを特徴とするオーディ
    オ信号再生制御プログラム。
  14. 【請求項14】 上記受信・再生開始メソッドおよび上
    記受信・再生停止メソッドと、上記記録開始メソッドお
    よび上記記録停止メソッドとは、異なるアプリケーショ
    ンソフトウェアから呼び出されるようにしたことを特徴
    とする請求項13に記載のオーディオ信号再生制御プロ
    グラム。
  15. 【請求項15】 上記保存開始メソッドは、上記記録媒
    体へ上記オーディオ信号を保存すると共に、上記オーデ
    ィオ信号を受信・再生するようにしたことを特徴とする
    請求項12に記載のオーディオ信号再生制御プログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 上記受信・再生開始メソッドが呼び出
    された後に、上記保存開始メソッドが呼び出されるよう
    にしたことを特徴とする請求項13に記載のオーディオ
    信号再生制御プログラム。
  17. 【請求項17】 受信・再生される上記オーディオ信号
    は、 ネットワークを介して供給されるようにしたことを特徴
    とする請求項13に記載のオーディオ信号再生制御プロ
    グラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータにインストールされてい
    るアプリケーションソフトウェアによってサウンドカー
    ドの入出力を制御するオーディオ信号入力制御プログラ
    ムにおいて、 上記サウンドカードのコンポーネントタイプを検出する
    手段と、 検出された上記コンポーネントタイプを情報ファイルに
    記録する手段とを備え、 上記アプリケーションソフトウェアによって上記サウン
    ドカードの入出力を制御するときには、上記情報ファイ
    ルを参照するように上記コンピュータを動作させること
    を特徴とするオーディオ信号入力制御プログラム。
  19. 【請求項19】 上記情報ファイルには、 全ての入力を合成する端子の有無が記録されているよう
    にしたことを特徴とする請求項18に記載のオーディオ
    信号入力制御プログラム。
  20. 【請求項20】 上記情報ファイルには、 ユーザが任意に決めた名称が記録できるようにしたこと
    を特徴とする請求項18に記載のオーディオ信号入力制
    御プログラム。
  21. 【請求項21】 サウンドカードと、ネットワークイン
    タフェースカードとを備えたコンピュータにインストー
    ルされているアプリケーションソフトウェアによってオ
    ーディオ信号の送信と記録とを制御するようにしたオー
    ディオ信号記録制御プログラムが記録された記録媒体に
    おいて、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号をネッ
    トワークへ送信する送信開始メソッドが呼び出される
    と、上記ネットワークへ上記オーディオ信号を送信する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記ネットワー
    クへ上記オーディオ信号の送信を停止する送信停止メソ
    ッドが呼び出されると、上記ネットワークへ上記オーデ
    ィオ信号の送信を停止する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    上記オーディオ信号の保存を停止する保存停止メソッド
    が呼び出されると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号
    の保存を停止する手段とを備え、 上記オーディオ信号の上記ネットワークへの送信を中断
    することなく、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保
    存する、および上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保
    存を中断することなく、上記オーディオ信号を上記ネッ
    トワークへ送信するように上記コンピュータを動作させ
    ることを特徴とするオーディオ信号記録制御プログラム
    が記録された記録媒体。
  22. 【請求項22】 上記送信開始メソッドおよび上記送信
    停止メソッドと、上記記録開始メソッドおよび上記記録
    停止メソッドとは、異なるアプリケーションソフトウェ
    アから呼び出されるようにしたことを特徴とする請求項
    21に記載のオーディオ信号記録制御プログラムが記録
    された記録媒体。
  23. 【請求項23】 サウンドカードを備えたコンピュータ
    にインストールされているアプリケーションソフトウェ
    アによってオーディオ信号の受信・再生と記録とを制御
    するようにしたオーディオ信号再生制御プログラムが記
    録された記録媒体において、 上記コンピュータにインストールされている上記アプリ
    ケーションソフトウェアから上記オーディオ信号を受信
    ・再生する受信・再生開始メソッドが呼び出されると、
    上記オーディオ信号を受信・再生する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号の受信・再生を停止する受信・再生停止メソッドが
    呼び出されると、上記オーディオ信号の受信・再生を停
    止する手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記オーディオ
    信号を記録媒体へ保存する保存開始メソッドが呼び出さ
    れると、上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する
    手段と、 上記アプリケーションソフトウェアから上記記録媒体へ
    の保存を停止する保存停止メソッドが呼び出されると、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を停止する手
    段とを備え、 上記オーディオ信号の受信・再生を中断することなく、
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号を保存する、および
    上記記録媒体へ上記オーディオ信号の保存を中断するこ
    となく、上記オーディオ信号を受信・再生するように上
    記コンピュータを動作させることを特徴とするオーディ
    オ信号再生制御プログラムが記録された記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記受信・再生開始メソッドおよび上
    記受信・再生停止メソッドと、上記記録開始メソッドお
    よび上記記録停止メソッドとは、異なるアプリケーショ
    ンソフトウェアから呼び出されるようにしたことを特徴
    とする請求項23に記載のオーディオ信号再生制御プロ
    グラムが記録された記録媒体。
  25. 【請求項25】 上記保存開始メソッドは、上記記録媒
    体へ上記オーディオ信号を保存すると共に、上記オーデ
    ィオ信号を受信・再生するようにしたことを特徴とする
    請求項23に記載のオーディオ信号再生制御プログラム
    が記録された記録媒体。
  26. 【請求項26】 上記受信・再生開始メソッドが呼び出
    された後に、上記保存開始メソッドが呼び出されるよう
    にしたことを特徴とする請求項23に記載のオーディオ
    信号再生制御プログラムが記録された記録媒体。
  27. 【請求項27】 受信・再生される上記オーディオ信号
    は、 ネットワークを介して供給されるようにしたことを特徴
    とする請求項23に記載のオーディオ信号再生制御プロ
    グラムが記録された記録媒体。
  28. 【請求項28】 コンピュータにインストールされてい
    るアプリケーションソフトウェアによってサウンドカー
    ドの入出力を制御するオーディオ信号入力制御プログラ
    ムが記録された記録媒体において、 上記サウンドカードのコンポーネントタイプを検出する
    手段と、 検出された上記コンポーネントタイプを情報ファイルに
    記録する手段とを備え、 上記アプリケーションソフトウェアによって上記サウン
    ドカードの入出力を制御するときには、上記情報ファイ
    ルを参照するように上記コンピュータを動作させること
    を特徴とするオーディオ信号入力制御プログラムが記録
    された記録媒体。
  29. 【請求項29】 上記情報ファイルには、 全ての入力を合成する端子の有無が記録されているよう
    にしたことを特徴とする請求項28に記載のオーディオ
    信号入力制御プログラムが記録された記録媒体。
  30. 【請求項30】 上記情報ファイルには、 ユーザが任意に決めた名称が記録できるようにしたこと
    を特徴とする請求項28に記載のオーディオ信号入力制
    御プログラムが記録された記録媒体。
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