JP2002303837A - 変調された光線を発生させる照射システム - Google Patents

変調された光線を発生させる照射システム

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JP2002303837A
JP2002303837A JP2001382105A JP2001382105A JP2002303837A JP 2002303837 A JP2002303837 A JP 2002303837A JP 2001382105 A JP2001382105 A JP 2001382105A JP 2001382105 A JP2001382105 A JP 2001382105A JP 2002303837 A JP2002303837 A JP 2002303837A
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Vladimir Davydenko
ダヴィデンコ,ウラジミール
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、レーザダイオードバーを用
いる場合でも、変調器上に入射するレーザ光線の発散
は、変調器の回折平面において可能な限り小さい照射装
置を提供することである。 【解決手段】 照射システムは、少なくとも1つのレー
ザ(1)と、少なくとも1つの変調器(6)と、レーザ
(1)から出射する光線を少なくとも部分的に変調器
(6)上に結像可能である結像手段とを含み、該レーザ
(1)は相互に直交する2方向(x,y)において異な
る発散を含み、該変調器(6)は、変調器に入射する光
の少なくとも部分的な回折によって、変調を行うことが
可能であり、結像手段は光学的光線変換装置(3)を含
み、該光学的光線変換装置(3)によって第1方向
(x)のレーザ(1)の発散は、第2方向(y)のレー
ザ(1)の発散と交換可能である、変調された光線を発
生させる照射システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変調された光線を
発生させる照射システムに関し、該システムは、少なく
とも1つのレーザと、少なくとも1つの変調器と、レー
ザから出射する光線を少なくとも部分的に変調器上に結
像可能である結像手段とを含み、該レーザは、相互に直
交する2方向において異なる発散を含み、該変調器は、
変調器に入射する光の少なくとも部分的な回折によっ
て、変調を行うことが可能である。
【0002】
【従来の技術】上述のような照射システムは、米国特許
公報第5,521,748号などから周知である。該公
報に記載される照射システムにおいて、低速軸方向に隣
接して配置される複数の放射中心を有するレーザダイオ
ードバーが用いられる。変調器が変調器上に入射する光
を変調するために回折させる回折方向は、実質的に低速
軸に対応する。このことは短所である。なぜなら、レー
ザダイオードバーから出射する光の発散は、米国特許公
報第5,521,748号に従って用いられる結像手段
によって、特定の大きさ以下に減少することは可能では
ないからである。これは、隣接して配置される多数の放
射中心のため、低速軸方向における多モード発散が存在
することによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、変調器上に入射
するレーザ光線が回折平面において可能な限り小さな発
散を含むことが望ましい。したがって本発明の課題は、
冒頭で述べたような照射装置を提供することであり、レ
ーザダイオードバーを用いる場合でも、変調器上に入射
するレーザ光線の発散は、変調器の回折平面において可
能な限り小さい照射装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つのレーザ(1)と、少なくとも1つの変調器(6)
と、レーザ(1)から出射する光線を少なくとも部分的
に変調器(6)上に結像可能である結像手段とを含む、
変調された光線を発生させる照射システムであって、レ
ーザ(1)は、相互に直交する2方向(x,y)におい
て異なる発散を含み、前記変調器(6)は、変調器
(6)に入射する光の少なくとも部分的な回折によっ
て、変調を行うことが可能である照射システムにおい
て、前記結像手段は光学的光線変換装置(3)を含み、
前記光学的光線変換装置(3)によって第1方向(x)
のレーザ(1)の発散は、第2方向(y)のレーザ
(1)の発散と交換可能であることを特徴とする変調さ
れた光線を発生させる照射システムである。
【0005】また本発明は、前記レーザ(1)は第1方
向(x)に実質的に隣接して配置されるいくつかの放射
中心を有するレーザダイオードバーとして作製され、前
記光学的光線変換装置(3)において、低速軸の発散と
高速軸の発散とを交換可能であることを特徴とする。
【0006】また本発明は、前記変調器(6)に入射す
るレーザ光線は、変調器(6)の回折平面(xz)にお
いて、発散を含み、該発散は高速軸の視準された発散に
対応することを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記結像手段は2つのコリ
メータレンズ(2,4)を含み、各コリメータレンズは
光線方向において前記光学的光線変換装置(3)の前方
および後方に配置され、第2方向(y)における前記レ
ーザ(1)から出射する光線の視準を行うことを特徴と
する。
【0008】また本発明は、前記結像手段はフーリエレ
ンズ(5)を含み、前記フーリエレンズ(5)は前記光
学的光線変換装置(6)と変調器(6)との間に配置さ
れ、前記第1方向(x)における前記フーリエレンズ
(5)に入射するレーザ光線が前記変調器(6)上に結
像されることを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記コリメータレンズ
(2,4)は、前記第1方向(x)の円柱軸を有する円
柱レンズとして形成されることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記フーリエレンズ(5)
は、前記第2方向(y)の円柱軸を有する円柱レンズと
して形成されることを特徴とする。
【0011】また本発明は、前記光学的光線変換装置
(3)は、相互に対向する屈折面(8)の2つのアレイ
から形成されることを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記屈折面(8)は、凹形
の環状面として、または円柱レンズ面として形成される
ことを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記屈折面(8)の円環体
軸または円柱軸は、前記光学的光線変換装置(3)の入
射面または出射面の長手方向に対して、入射面または出
射面の平面(xy)内で傾斜しており、好適には45°
および/または−45°の角度(α)以下であることを
特徴とする。
【0014】また本発明は、前記光学的光線変換装置
(3)は、プリズムアレイを含むことを特徴とする。
【0015】また本発明は、前記光学的光線変換装置
(3)は、鏡アレイを含むことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、結像手段は光学的光線変
換装置を含み、該光学的光線変換装置によって第1方向
のレーザの発散は、第2方向のレーザの発散と交換可能
である。これによって、レーザが第1方向に実質的に隣
接して配置されるいくつかの放射中心を有するレーザダ
イオードバーとして作製されるとき、光学的光線変換装
置において、低速軸の発散は高速軸の発散と交換可能で
ある。高速軸の発散は適当な結像手段を用いて回折だけ
が行われて視準可能であるので、本発明に従えば、変調
器の回折平面において、変調器上に入射する光の発散を
非常に僅かなものにすることができる。本発明の照射シ
ステムを用いて、高性能レーザを用いても、変調器上に
入射する光の発散を変調器の回折平面において小さくす
ることが可能であり、小さな回折角度、たとえば僅か6
°の回折角度を有する変調器も用いることが可能とな
る。
【0017】ここで結像手段は、たとえば2つのコリメ
ータレンズを含んでもよく、各レンズは光線方向におい
て光学的光線変換装置の前方および後方に配置され、第
2方向におけるレーザから出射する光線の視準を行う。
さらに結像手段はフーリエレンズを含んでもよく、該フ
ーリエレンズは光学的光線変換装置と変調器との間に配
置され、第1方向における該フーリエレンズに入射する
レーザ光線が変調器上に結像される。
【0018】コリメータレンズは第1方向の円柱軸を有
する円柱レンズとして形成されることが好ましく、さら
にフーリエレンズは第2方向の円柱軸を有する円柱レン
ズとして形成されることが好ましい。このように選択さ
れた結像手段を用いて、低速軸などに対応してもよい第
1方向のレーザ光線、および高速軸などに対応してもよ
い第2方向のレーザ光線を、変調器上に容易に集束させ
ることが可能である。
【0019】本発明の好適な実施形態に従えば、光学的
光線変換装置は、相互に対向する屈折面の2つのアレイ
から形成される。この屈折面は、凹形の環状面として、
または円柱レンズ面として形成されてもよい。特に、屈
折面の円環体軸または円柱軸は、光学的光線変換装置の
入射面または出射面の長手方向に対して、入射面または
出射面の平面内で傾斜しており、好適には45°および
/または−45°の角度以下である。このような装置を
用いて、装置に入射する光線の断面は、伝播方向に位置
する平面で反射され、この平面は第1方向および第2方
向、つまり低速軸および高速軸に対して45°の角度で
ある。これによって、低速軸方向および高速軸方向の発
散を容易に相互に交換することが可能となる。また光学
的光線変換装置は、プリズムアレイまたは鏡アレイを含
んでもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のさらなる特徴および利点
は、添付の図表を参照して、以下の好適な実施形態の記
載に基づき明確になるだろう。
【0021】図1からわかるように、本発明の照射シス
テムは、レーザダイオードバーとして作製されるレーザ
1を含む。このようなレーザダイオードバーは、通常、
図1においてx方向に伸びる長手方向にわたって、多数
の放射中心を含む。レーザ1の各放射中心から出射する
光の発散は、xz平面内にありつまり低速軸方向であ
り、yz平面におけるよりもつまり高速軸方向よりも小
さい。z方向において、レーザ1に続いて高速軸用のコ
リメータレンズ2が設けられる。図1(a)からわかる
ように、該コリメータレンズ2によってレーザ1から出
射する光は、yz平面において平行化される。
【0022】続いて、光線方向またはz方向の光は、光
学的光線変換装置3に入射し、該装置の実施形態が、以
下により詳細に記載される。光学的光線変換装置3にお
いて光線断面の高速軸成分は、低速軸成分と交換され、
以下に詳細に説明する。
【0023】光学的光線変換装置3を通過した後、光線
は、さらなる高速軸用のコリメータレンズ4を通過し、
該コリメータレンズ4はyz平面において光線を変調器
6に集束させる。変調器6と第2のコリメータレンズ4
との間に、フーリエレンズ5が配置され、該フーリエレ
ンズ5はコリメータレンズ2,4と同様に円柱レンズと
して形成される。しかしながらフーリエレンズ5は、コ
リメータレンズ2,4とは異なり、円柱軸はy方向に備
えられる。
【0024】図示される実施形態において、レーザ1の
放射中心の1つから出射する光束だけが示される。フー
リエレンズ5は、xz平面において、レーザダイオード
バーの放射中心の全ての光が比較的均等に変調器の伸長
する長手方向にわたって分配されるように、変調器6上
に結像を行う。
【0025】図1において、変調器6の回折方向を参照
符号7で示す。図1から、変調器6を通過して回折が行
われる平面は、xz平面に対応することがわかる。
【0026】たとえば変調器6の制御に応じて変調器か
ら出射する0次光または1次光は、たとえばレーザプリ
ンタの印刷ローラなどの照射用に用いられることが可能
である。
【0027】図2には、ドイツ特許出願第10,03
6,787号などに記載されるような、光学的光線変換
装置3の可能な実施形態を示している。透光性材料から
なる略直方体のブロックに関しており、入射側および出
射側にも、多数の凹形の環状屈折面8が平行に向かい合
って配置される。屈折面8の円環体軸は、x方向に伸長
する直方体形の装置3の底面と45°の角度αをなす。
図2(b)において角度αは、x方向と円環体軸に対し
て垂直なレンズ素子11の側方の境界との間の角度αと
して示されている。図示される実施形態において、約1
0個の凹形の環状屈折面8が、装置3の各xy平面の両
側に隣接して配置される。それぞれ2つの向かい合う屈
折面8がレンズ素子11を形成する。各レンズ素子11
は、実質的に両凸形の円柱レンズのように作用するが、
平面8の凹形の湾曲によって、たとえば非点収差の結像
欠陥を防ぐことができる。図4は、z方向計測したレン
ズ素子11の奥行きTは、実質的に両凸形のレンズ素子
11の焦点距離の2倍に等しいことを示す。つまり、T
=2Fnである。
【0028】ここでTは、環状のレンズ素子11のアレ
イとして用いられる光学的光線変換装置3の奥行きであ
り、Fnは、装置3の選択された材料の屈折率がnであ
る各レンズ素子11の焦点距離である。図4は、光線9
の概略的な光路を示し、各レンズ素子11は、平行な光
線9を再び平行な光線9に変換することを明瞭化してい
る。図4は、概略的な光路を明瞭化しているにすぎず、
図示された形状の装置によって光路が厳密に再生される
ことを示しているわけではない。
【0029】図3は、本発明の装置3を通過する断面1
0を有し、たとえば断面10の頂点が10a,10b,
10c,10dであるレンズ素子11に入射する光線9
の通過を示す。図1に従う装置3は、屈折面8が大略的
にxy平面であるように備えられる。
【0030】図3(a)または図3(b)は、レンズ素
子11に入射する光線9の断面10がy方向よりもx方
向に伸長する長方形であることを示す。レンズ素子11
を通過した後、光線9断面10は同様に長方形である。
しかしながら通過後の断面は、x方向よりもy方向に伸
長している。
【0031】特に図3(b)の概略図から明白であるこ
とは、光線9がレンズ素子11を通過することによっ
て、図3(b)中の矢符STによってより明確になる光
線変換が行われるということである。レンズ素子11を
通過することによって行われる光線変換は、図3(b)
中に示される反射面Sでの反射に対応し、反射面は光線
方向に平行であり、x軸およびy軸に対して45°の角
度をなして傾斜している。このようにして、変換前にx
軸方向に伸長する長方形または変換前にx軸方向に伸長
する線分が、変換後にはy軸方向に伸長されることがで
きる。
【0032】さらに、図3(b)に明確に示すように、
反射面Sでの反射によって、光線9の断面10の頂点1
0a,10b,10c,10dの順序は、変換前には時
計回りに昇順で配列された頂点10a,10b,10
c,10dが、変換後には反時計回りに昇順で配列され
た頂点10a’,10b’,10c’,10d’に変換
される。
【0033】光線変換によってx方向への伸長とy方向
への伸長とを変換することによって、たとえば光源1の
各断面から発せられる部分光線が、装置3の前方で状況
によって比較的大きくx方向に発散するために相互に重
なり合うことが、回避される。なぜなら、装置3を通過
した後、x方向には回折だけが行われて残留した発散の
みが存在し、これに対して本来のy方向への発散が、た
とえば0.1ラジアンであったx方向の発散に対応する
からである。
【0034】光線9の断面10の反射によって、低速軸
の発散と高速軸の発散とを交換可能である。図3(b)
において、光線9が装置3を通過する前は、低速軸に対
応する頂点10cと10bとを結ぶ線分は、x方向に配
置されることがわかる。光線変換後、または装置3を通
過後、10b’と10c’とを結ぶ線分はy方向に対応
して配置されており、それに対しy方向に伸長していた
高速軸に対応する10aと10bとを結ぶ線分は、10
a’と10b’とを結ぶ線分としてx方向に配置され
る。
【0035】図2〜図4において例として記載される光
学的光線変換装置3の代わりに、対応する機能を含む任
意の他の装置を用いることも可能である。それは円柱レ
ンズのみで形成される装置であってもよい。また1組の
プリズムアレイを用いることも可能である。また1組の
鏡アレイを用いることも可能である。また、図2〜図4
に示される装置において、相互に異なる間隔で配置され
る、2つの同様に形成される図2に対応するアレイで置
換することも可能である。つまり重要なことは装置3の
特性であって、低速軸の発散を高速軸の発散に交換する
ことである。
【0036】
【発明の効果】このように、x方向において、コリメー
タレンズ2,4によって視準された高速軸の回折だけが
行われて残留した発散だけが存在する。これによって変
調器上に入射する光線9は回折方向7または回折平面x
zにおいて非常に僅かな発散を含むようになる。
【0037】また本発明の照射装置は、レーザダイオー
ドバーを用いる場合でも、変調器上に入射するレーザ光
線の発散を、変調器の回折平面において可能な限り小さ
くすることができる。本発明の照射システムを用いて、
高性能レーザを用いても、変調器上に入射する光の発散
を変調器の回折平面において小さくすることが可能であ
り、小さな回折角度、たとえば僅か6°の回折角度を有
する変調器も用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の照射システムの側面図
であり、図1(b)は、図1(a)の照射システムの平
面図である。
【図2】図2(a)は、光学的光線変換装置の平面図で
あり、図2(b)は、図2(a)の矢符IIbに従って
見た図である。
【図3】図3(a)は、1つの例としての光束を用いた
光学的光線変換装置のレンズ素子の斜視図であり、図3
(b)は、図3(a)のレンズ素子を用いる光線変換の
概略図である。
【図4】図2(b)の線分IV−IVに従って見た概略
断面である。
【符号の説明】
1 レーザ 2,4 コリメータレンズ 3 変換装置 5 フーリエレンズ 6 変調器 7 回折方向 8 屈折面 9 光線 10 断面 11 レンズ素子 10a,10b,10c,10d,10a’,10
b’,10c’,10d’頂点 S 反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/40 B41J 3/00 D (71)出願人 500570461 ヘンツェ,ヨアヒム Hentze,Joachim ドイツ国 ヴァール ハウス ローエ 1 Haus Lohe 1,Werl,Ge rmany (72)発明者 ダヴィデンコ,ウラジミール ドイツ国 ドルトムント ファイン フラ ウ 11 Fターム(参考) 2C362 AA13 AA21 AA26 AA36 AA40 BA83 BA84 BA86 BA87 2H079 CA02 CA21 CA22 GA04 KA01 KA18 KA20 5F073 AB04 AB05 AB27 BA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのレーザ(1)と、少な
    くとも1つの変調器(6)と、レーザ(1)から出射す
    る光線を少なくとも部分的に変調器(6)上に結像可能
    である結像手段とを含む、変調された光線を発生させる
    照射システムであって、レーザ(1)は、相互に直交す
    る2方向(x,y)において異なる発散を含み、前記変
    調器(6)は、変調器(6)に入射する光の少なくとも
    部分的な回折によって、変調を行うことが可能である照
    射システムにおいて、前記結像手段は光学的光線変換装
    置(3)を含み、前記光学的光線変換装置(3)によっ
    て第1方向(x)のレーザ(1)の発散は、第2方向
    (y)のレーザ(1)の発散と交換可能であることを特
    徴とする変調された光線を発生させる照射システム。
  2. 【請求項2】 前記レーザ(1)は第1方向(x)に実
    質的に隣接して配置されるいくつかの放射中心を有する
    レーザダイオードバーとして作製され、前記光学的光線
    変換装置(3)において、低速軸の発散と高速軸の発散
    とを交換可能であることを特徴とする請求項1記載の照
    射システム。
  3. 【請求項3】 前記変調器(6)に入射するレーザ光線
    は、変調器(6)の回折平面(xz)において、発散を
    含み、該発散は高速軸の視準された発散に対応すること
    を特徴とする請求項2記載の照射システム。
  4. 【請求項4】 前記結像手段は2つのコリメータレンズ
    (2,4)を含み、各コリメータレンズは光線方向にお
    いて前記光学的光線変換装置(3)の前方および後方に
    配置され、第2方向(y)における前記レーザ(1)か
    ら出射する光線の視準を行うことを特徴とする請求項1
    〜3のうちのいずれかに記載の照射システム。
  5. 【請求項5】 前記結像手段はフーリエレンズ(5)を
    含み、前記フーリエレンズ(5)は前記光学的光線変換
    装置(6)と変調器(6)との間に配置され、前記第1
    方向(x)における前記フーリエレンズ(5)に入射す
    るレーザ光線が前記変調器(6)上に結像されることを
    特徴とする請求項1〜4のうちのいずれかに記載の照射
    システム。
  6. 【請求項6】 前記コリメータレンズ(2,4)は、前
    記第1方向(x)の円柱軸を有する円柱レンズとして形
    成されることを特徴とする請求項4または5記載の照射
    システム。
  7. 【請求項7】 前記フーリエレンズ(5)は、前記第2
    方向(y)の円柱軸を有する円柱レンズとして形成され
    ることを特徴とする請求項4〜6のうちのいずれかに記
    載の照射システム。
  8. 【請求項8】 前記光学的光線変換装置(3)は、相互
    に対向する屈折面(8)の2つのアレイから形成される
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれかに記載
    の照射システム。
  9. 【請求項9】 前記屈折面(8)は、凹形の環状面とし
    て、または円柱レンズ面として形成されることを特徴と
    する請求項8記載の照射システム。
  10. 【請求項10】 前記屈折面(8)の円環体軸または円
    柱軸は、前記光学的光線変換装置(3)の入射面または
    出射面の長手方向に対して、入射面または出射面の平面
    (xy)内で傾斜しており、好適には45°および/ま
    たは−45°の角度(α)以下であることを特徴とする
    請求項9記載の照射システム。
  11. 【請求項11】 前記光学的光線変換装置(3)は、プ
    リズムアレイを含むことを特徴とする請求項1〜7のう
    ちのいずれかに記載の照射システム。
  12. 【請求項12】 前記光学的光線変換装置(3)は、鏡
    アレイを含むことを特徴とする請求項1〜7のうちのい
    ずれかに記載の照射システム。
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