JP2002303298A - ターボ圧縮機 - Google Patents

ターボ圧縮機

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JP2002303298A
JP2002303298A JP2001104271A JP2001104271A JP2002303298A JP 2002303298 A JP2002303298 A JP 2002303298A JP 2001104271 A JP2001104271 A JP 2001104271A JP 2001104271 A JP2001104271 A JP 2001104271A JP 2002303298 A JP2002303298 A JP 2002303298A
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compressor
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shaft
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JP2001104271A
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English (en)
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Yasuyoshi Touzaki
康嘉 東▲崎▼
Takafumi Yoshida
孝文 吉田
Shigeto Ogushi
栄人 小串
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターボ圧縮機の歯車増速機構における動力損
失を低減する。 【解決手段】 モータの出力軸21には大径のギヤ23
Aが取り付けられており、圧縮機構の圧縮機軸24には
小径のピニオン27Aが取り付けられており、ギヤ23
Aとピニオン27Aにより歯車増速機構28Aが構成さ
れている。圧縮機軸24を回転自在に支持する軸受25
A,26Aは、アンギュラ玉軸受101〜105により
構成されている。アンギュラ玉軸受101〜105は、
滑り軸受に比べて損失が少なく、動力損失を低減するこ
とができる。また、ギヤ23Aとピニオン27Aの圧力
角を25°にしている。このように圧力角を大きくして
いるため、歯面摩擦抵抗が低減して動力損失が低減す
る。更に、ギヤ23Aとピニオン27Aをはすば歯車に
より構成して、円滑な動力伝達を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はターボ圧縮機に関
し、特にその歯車増速機構の部分における動力損失を低
減するように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】ターボ圧縮機を用いた冷凍装置を、配管
接続構成を示す図4を参照しつつ説明する。図4に示す
冷凍機は、冷媒と冷水との間で熱交換を行わせて冷水を
冷却するとともに冷媒を蒸発・気化する蒸発器11と、
蒸発器11において気化された冷媒を圧縮する圧縮機1
2と、圧縮機12において圧縮された冷媒を凝縮・液化
する凝縮器13と、凝縮器13において液化された冷媒
を減圧する絞り弁14と、凝縮器13において液化され
た冷媒を一時的に溜め置いて冷却する中間冷却器15
と、凝縮器13において冷却された冷媒の一部を利用し
て圧縮機12の潤滑油を冷却する油冷却器16とを備え
ている。また、圧縮機12には、これを駆動するモータ
(駆動機構)17が連結されている。
【0003】蒸発器11、圧縮機12、凝縮器13、絞
り弁14及び中間冷却器15は、冷媒を循環させる閉じ
た系を構成するべく主配管18によって接続されてい
る。
【0004】圧縮機12には、2段式(多段式)の遠心
圧縮機、いわゆるターボ圧縮機が採用されており、この
ターボ圧縮機12には、複数の羽根車19が設けられ、
これら羽根車19の上流側の第1段羽根車19aで冷媒
を圧縮し、その冷媒をさらに第2段羽根車19bに導入
してさらに圧縮したのち凝縮器13に送出する。
【0005】凝縮器13は、主凝縮器13aと補助凝縮
器であるサブクーラ13bとからなり、主凝縮器13
a、サブクーラ13bの順に冷媒が導入されるが、主凝
縮器13aにおいて冷却された冷媒の一部がサブクーラ
13bを経ずに油冷却器16へ導入されて潤滑油を冷却
する。また、それとは別に、主凝縮器13aにおいて冷
却された冷媒の一部は、サブクーラ13bを経ずに後述
するモータ17のケーシング内に導入され、図示しない
ステータやコイルを冷却する。
【0006】絞り弁14は、凝縮器13と中間冷却器1
5との間、中間冷却器15と蒸発器11との間にそれぞ
れ配設されており、凝縮器13において液化された冷媒
を段階的に減圧する。
【0007】中間冷却器15の構造は中空の容器に等し
く、主凝縮器13a、サブクーラ13bにおいて冷却さ
れ、絞り弁14において減圧された冷媒を一時的に溜め
置いてさらに冷却を進める。なお、中間冷却器15の気
相成分は、蒸発器11を経ずにバイパス配管20を通じ
て圧縮機12の第2段羽根車19bに導入される。
【0008】次に、上記冷凍装置に備えられたターボ圧
縮機12についてさらに詳述する。図5に示すように、
駆動機構であるモータ17の出力軸21は、軸受22に
よって回転自在に支持されており、出力軸17の先端に
は、はすば歯車でなるギヤ23が取り付けられている。
一方、ターボ圧縮機12の圧縮機構の圧縮機軸24は、
軸方向に離間した2つの軸受25,26により回転自在
に支持されている。圧縮機軸24のうち、軸受25,2
6の間の位置には、はすば歯車でなるピニオン27が取
り付けられており、ピニオン27はギヤ23に噛合して
いる。この場合、ギヤ23の径に対してピニオン27の
径が小さくなっており、ギヤ23及びピニオン27によ
り歯車増速機構28が構成されている。このため、モー
タ17の出力軸21の回転力は、歯車増速機構28によ
り約10倍に増速されてから、圧縮機軸24に伝達され
る。なお、圧縮機軸24には、羽根車19(19a,1
9b)が取り付けられており、羽根車19を中心部材と
して圧縮機構が構成されている。
【0009】このようなターボ圧縮機12が駆動される
と、羽根車19とピニオン27により圧縮機軸24には
スラスト力が作用する。つまり、図5において、羽根車
19は矢印A方向のスラスト力を発生し、ピニオン27
は矢印B方向のスラスト力を発生するが、冷凍能力が変
化しても、矢印A方向のスラスト力が、矢印B方向のス
ラスト力よりも大きくなるように設計をしている。この
結果、ターボ圧縮機12が駆動している際には、圧縮機
軸24には、総合的には矢印A方向のスラスト力が常に
かかるようになっている。なお、設計によっては、総合
的には矢印B方向に常にスラスト力がかかるようにする
こともできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来技術で
は、高速回転する圧縮機軸24を回転自在に支持する軸
受25,26として、低偏心率で軸受剛性の大きいオフ
セット滑り軸受が採用されていた。オフセット滑り軸受
では、圧縮機軸24と軸受との間に油膜が介在している
ため寿命は長いが、回転している圧縮機軸24が油膜を
剪断するため動力損失が大きいという問題があった。
【0011】また従来技術では、歯車増速機構28のギ
ヤ23及びピニオン27の圧力角は20°になってい
た。通常の機械では圧力角を20°にするのが一般的で
あり、JISにおいても圧力角を20°にするのが一般
的であると規定されているので、この機械においても圧
力角を20°にしていた。しかし、圧力角を20°にし
ていたのでは、更なる動力損失の低減には限度があっ
た。ちなみに、圧力角とは、歯車の歯面のピッチ点にお
いて、その半径線と歯形への接線とのなす角をいう。
【0012】本発明は、上記従来技術に鑑み、動力損失
を更に低減したターボ圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、出力軸を介して回転力を出力する駆動機構
と、羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸方向に
離間した2つの軸受により回転自在に支持している圧縮
機構と、前記出力軸に取り付けられている大歯車と、前
記圧縮機軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取り付け
られていると共に前記大歯車に噛合する小歯車とでなる
歯車増速機構とを有するターボ圧縮機において、前記圧
縮機構の前記軸受を転がり軸受により構成し、しかも、
少なくとも一方の軸受をアンギュラ玉軸受としたことを
特徴とする。
【0014】また本発明の構成は、出力軸を介して回転
力を出力する駆動機構と、羽根車が取り付けられている
圧縮機軸を、軸方向に離間した2つの軸受により回転自
在に支持している圧縮機構と、前記出力軸に取り付けら
れている大歯車と、前記圧縮機軸のうち前記2つの軸受
の間の位置に取り付けられていると共に前記大歯車に噛
合する小歯車とでなる歯車増速機構とを有するターボ圧
縮機において、前記圧縮機構の前記軸受をそれぞれアン
ギュラ玉軸受により構成したことを特徴とする。
【0015】また本発明の構成は、前記軸受はそれぞれ
複数のアンギュラ玉軸受により構成されていることを特
徴とする。
【0016】また本発明の構成は、前記アンギュラ玉軸
受の外輪と、この外輪を支える固定支持部との間に、O
リングを介在させていることを特徴とする。
【0017】また本発明の構成は、出力軸を介して回転
力を出力する駆動機構と、羽根車が取り付けられている
圧縮機軸を、軸方向に離間した2つの軸受により回転自
在に支持している圧縮機構と、前記出力軸に取り付けら
れている大歯車と、前記圧縮機軸のうち前記2つの軸受
の間の位置に取り付けられていると共に前記大歯車に噛
合する小歯車とでなる歯車増速機構とを有するターボ圧
縮機において、前記大歯車及び前記小歯車の圧力角を2
2°〜28°の範囲の値にしたことを特徴とする。
【0018】また本発明の構成は、出力軸を介して回転
力を出力する駆動機構と、羽根車が取り付けられている
圧縮機軸を、軸方向に離間した2つの軸受により回転自
在に支持している圧縮機構と、前記出力軸に取り付けら
れている大歯車と、前記圧縮機軸のうち前記2つの軸受
の間の位置に取り付けられていると共に前記大歯車に噛
合する小歯車とでなる歯車増速機構とを有するターボ圧
縮機において、前記大歯車及び前記小歯車を、はすば歯
車とすると共に、その圧力角を22°〜28°の範囲の
値にしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。なお従来技術と同一機能を果
たす部分には同一符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0020】図1は本発明の実施の形態にかかる冷凍機
用のターボ圧縮機12Aを示す構成図であり、図2はタ
ーボ圧縮機12Aのうち歯車増速機構28Aの部分を抽
出して示す図である。
【0021】図1及び図2に示すように、駆動機構であ
るモータ17の出力軸21は、軸受22によって回転自
在に支持されており、出力軸17の先端には、はすば歯
車でなるギヤ23Aが取り付けられている。一方、ター
ボ圧縮機12の圧縮機構の圧縮機軸24は、軸方向に離
間した2つの軸受25A,26Aにより回転自在に支持
されている。圧縮機軸24のうち、軸受25A,26A
の間の位置には、はすば歯車でなるピニオン27Aが取
り付けられており、ピニオン27Aはギヤ23Aに噛合
している。この場合、ギヤ23Aの径に対してピニオン
27Aの径が小さくなっており、ギヤ23A及びピニオ
ン27Aにより歯車増速機構28Aが構成されている。
このため、モータ17の出力軸21の回転力は、歯車増
速機構28Aにより約10倍に増速されてから、圧縮機
軸24に伝達される。なお、圧縮機軸24には、羽根車
19(19a,19b)が取り付けられており、羽根車
19を中心部材として圧縮機構が構成されている。
【0022】軸受25Aは、3つのアンギュラ玉軸受1
01,102,103を用いた組み合わせアンギュラ玉
軸受であり、軸受26Aは2つのアンギュラ玉軸受10
4,105を用いた組合せアンギュラ玉軸受である。各
アンギュラ玉軸受101〜105は接触角を有してお
り、ラジアル荷重のみならずスラスト荷重も受けること
ができる。スラスト荷重について説明すると、圧縮機軸
24に作用する矢印A方向のスラスト荷重はアンギュラ
玉軸受101,102,104により受けることがで
き、圧縮機軸24に作用する矢印B方向のスラスト荷重
はアンギュラ玉軸受103,105により受けることが
できる。
【0023】アンギュラ玉軸受101〜105は転がり
軸受であるため、動力損失が少なく、効率的に動力を伝
達することができる。しかも、5000〜20000r
pmと高速で回転する圧縮機軸24を安定して回転支持
することができると共に、圧縮機軸24に発生する矢印
A方向の総合的スラスト力に耐えることができる。この
ため不要な振動が発生することがなくなる。
【0024】また、アンギュラ玉軸受104,105の
外輪104a,105aの外周面と、各アンギュラ玉軸
受104,105を固定支持する固定支持部111との
間には、Oリング124,125が介装されている。
【0025】このようにOリング124,125を配置
しているため、軸受25A,26Aが摩擦熱等により熱
伸びしても、熱伸びをOリング124,125により吸
収することができる。
【0026】更に、ギヤ23Aとピニオン27Aのそれ
ぞれの圧力角を25°にしている。このように圧力角を
従来の20°から25°にまで大きくしているので、ギ
ヤ23A及びピニオン27Aでの歯面での面圧が低下し
て油膜厚さが厚くなり、これにより歯面摩擦抵抗が低下
して動力損失が低下する。なお、圧力角を大きくすると
歯車損失(動力損失)が低下することは、機械設計技術
分野では一般に知られているが、従来のターボ圧縮機で
は圧力角を20°にしたままであり、これより大きい圧
力角を採用してはいなかった。
【0027】なおギヤ23Aとピニオン27Aのそれぞ
れの圧力角を、22°〜28°の範囲の値にすると、動
力損失が低下することが実験により確認されたので、こ
の範囲の値の圧力損失を採用する。次の表1は、仕様の
異なる複数のターボ圧縮機A,B,C,Dにおいて、圧
力角を変えていったときの、圧力角と損失との関係を実
験により求めたものを示すものであり、図3はそれをグ
ラフ化したものである。表1及び図3から、圧力角を2
0°にした場合に対して、圧力角を大きくしていく程、
動力損失が低減していくことが判った。なお、圧力角を
大きくしていくと振動が増えるので、圧力角を22°〜
28°にすれば、振動をある程度おさえつつ、動力損失
を有効に低減することができることが判った。
【0028】
【表1】
【0029】またギヤ23Aとピニオン27Aを、はす
ば歯車としているので、振動音を少なくして円滑に動力
を伝達することができる。
【0030】なお、図1,図2に示す例では、軸受25
A,26Aを共にアンギュラ玉軸受により構成したが、
軸受25A,26Aの一方のみをアンギュラ玉軸受と
し、他方を通常の転がり玉軸受とすることもできる。更
に、アンギュラ玉軸受と通常の玉軸受とを組み合わせた
軸受や、アンギュラ玉軸受と深みぞ玉軸受を組み合わせ
た軸受を、軸受25A,26Aとして採用することもで
きる。また、モータ17の出力軸21を支持する軸受2
2を、アンギュラ玉軸受としてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上実施の形態と共に具体的に説明した
ように本発明では、出力軸を介して回転力を出力する駆
動機構と、羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸
方向に離間した2つの軸受により回転自在に支持してい
る圧縮機構と、前記出力軸に取り付けられている大歯車
と、前記圧縮機軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取
り付けられていると共に前記大歯車に噛合する小歯車と
でなる歯車増速機構とを有するターボ圧縮機において、
前記圧縮機構の前記軸受を転がり軸受により構成し、し
かも、少なくとも一方の軸受をアンギュラ玉軸受とした
り前記圧縮機構の前記軸受をそれぞれアンギュラ玉軸受
により構成したり、前記軸受を複数のアンギュラ玉軸受
により構成したりした。
【0032】このように圧縮機構の軸受を、アンギュラ
玉軸受により構成したため、動力損失が低減する。ま
た、圧縮機軸に発生するスラスト方向の力を受けること
ができ、安定して圧縮機軸を回転支持することができ
る。
【0033】また本発明では、アンギュラ玉軸受の外輪
と、この外輪を支える固定支持部との間に、Oリングを
介在させる構成とした。このため、軸受が熱伸びして
も、この熱伸びをOリングにより吸収することができ、
安定して圧縮機軸を回転支持することができる。
【0034】また本発明では、出力軸を介して回転力を
出力する駆動機構と、羽根車が取り付けられている圧縮
機軸を、軸方向に離間した2つの軸受により回転自在に
支持している圧縮機構と、前記出力軸に取り付けられて
いる大歯車と、前記圧縮機軸のうち前記2つの軸受の間
の位置に取り付けられていると共に前記大歯車に噛合す
る小歯車とでなる歯車増速機構とを有するターボ圧縮機
において、前記大歯車及び前記小歯車の圧力角を22°
〜28°の範囲の値にしたり、前記大歯車及び前記小歯
車を、はすば歯車とすると共に、その圧力角を22°〜
28°の範囲の値にした。
【0035】このように圧力角を22°〜28°の範囲
の値にしたため、動力損失が低減する。また、はすば歯
車とすることにより、振動音を少なくして円滑に動力を
伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる冷凍機用のターボ
圧縮機を示す構成図。
【図2】ターボ圧縮機のうち歯車増速機の部分を抽出し
て示す構成図。
【図3】圧力角と損失との関係を示す特性図。
【図4】ターボ圧縮機を用いた冷凍装置の配管接続構成
を示す構成図。
【図5】従来の冷凍機用のターボ圧縮機を示す構成図。
【符号の説明】
11 蒸発器 12,12A ターボ圧縮機 13 凝縮器 14 絞り弁 15 中間冷却器 16 油冷却器 17 モータ(駆動機構) 18 主配管 19,19a,19b 羽根車 20 バイパス配管 21 出力軸 22 軸受 23,23A ギヤ 24 圧縮機軸 25,25A,26,26A 軸受 27,27A ピニオン 28,28A 歯車増速機構 101〜105 アンギュラ玉軸受 101a〜105a 外輪 124,125 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小串 栄人 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 3H022 AA02 BA03 BA06 CA12 3H032 AA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸を介して回転力を出力する駆動機
    構と、 羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸方向に離間
    した2つの軸受により回転自在に支持している圧縮機構
    と、 前記出力軸に取り付けられている大歯車と、前記圧縮機
    軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取り付けられてい
    ると共に前記大歯車に噛合する小歯車とでなる歯車増速
    機構とを有するターボ圧縮機において、 前記圧縮機構の前記軸受を転がり軸受により構成し、し
    かも、少なくとも一方の軸受をアンギュラ玉軸受とした
    ことを特徴とするターボ圧縮機。
  2. 【請求項2】 出力軸を介して回転力を出力する駆動機
    構と、 羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸方向に離間
    した2つの軸受により回転自在に支持している圧縮機構
    と、 前記出力軸に取り付けられている大歯車と、前記圧縮機
    軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取り付けられてい
    ると共に前記大歯車に噛合する小歯車とでなる歯車増速
    機構とを有するターボ圧縮機において、 前記圧縮機構の前記軸受をそれぞれアンギュラ玉軸受に
    より構成したことを特徴とするターボ圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    軸受はそれぞれ複数のアンギュラ玉軸受により構成され
    ていることを特徴とするターボ圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、前記アンギュラ玉軸受の外輪と、この外輪を
    支える固定支持部との間に、Oリングを介在させている
    ことを特徴とするターボ圧縮機。
  5. 【請求項5】 出力軸を介して回転力を出力する駆動機
    構と、 羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸方向に離間
    した2つの軸受により回転自在に支持している圧縮機構
    と、 前記出力軸に取り付けられている大歯車と、前記圧縮機
    軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取り付けられてい
    ると共に前記大歯車に噛合する小歯車とでなる歯車増速
    機構とを有するターボ圧縮機において、 前記大歯車及び前記小歯車の圧力角を22°〜28°の
    範囲の値にしたことを特徴とするターボ圧縮機。
  6. 【請求項6】 出力軸を介して回転力を出力する駆動機
    構と、 羽根車が取り付けられている圧縮機軸を、軸方向に離間
    した2つの軸受により回転自在に支持している圧縮機構
    と、 前記出力軸に取り付けられている大歯車と、前記圧縮機
    軸のうち前記2つの軸受の間の位置に取り付けられてい
    ると共に前記大歯車に噛合する小歯車とでなる歯車増速
    機構とを有するターボ圧縮機において、 前記大歯車及び前記小歯車を、はすば歯車とすると共
    に、その圧力角を22°〜28°の範囲の値にしたこと
    を特徴とするターボ圧縮機。
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