JP2002301326A - フィルター及びフィルターの再生方法 - Google Patents

フィルター及びフィルターの再生方法

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JP2002301326A
JP2002301326A JP2001111487A JP2001111487A JP2002301326A JP 2002301326 A JP2002301326 A JP 2002301326A JP 2001111487 A JP2001111487 A JP 2001111487A JP 2001111487 A JP2001111487 A JP 2001111487A JP 2002301326 A JP2002301326 A JP 2002301326A
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JP
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filter
case
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filter medium
particles
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JP2001111487A
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Shinji Arai
伸治 洗
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Denso Corp
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Denso Corp
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾材の隙間に目詰まりした粒子を除去するこ
とで再生利用できるフィルターを提供する。 【解決手段】 フィルター1が目詰まりしたときにはケ
ース11の下方に受け皿を取り付けた状態で駆動部13
によりケース11を振動させ、ケース11内の不定型濾
材12を振動させる。不定型濾材12が振動することで
隙間形状が変わり不定型濾材12の隙間に捕捉されてい
た粒子がその隙間から脱落し、重力により自然落下して
受け皿に回収される。このようにケース11を振動させ
不定型濾材12の隙間から粒子を除去することで目詰ま
りしたフィルター1を再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体に混入している
分散粒子を流体から分離するフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不定型濾材を容器に充填したフィ
ルターは、室内空気浄化フィルター、レーザ溶接で発生
するヒュームの回収フィルター、ゴミ焼却炉用の煙突フ
ィルター等に用いられている。流体に混入している分散
粒子を流体から分離するこれらのフィルターは、不定型
濾材の隙間に目詰まりした粒子を除去する手段を備えて
いないため、粒子の目詰まりが起きたときには濾材の交
換が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、分散粒子によ
る濾材隙間の目詰まりが起きたときに濾材を交換するこ
とは、フィルターの保守管理コストを上昇させる要因と
なる。具体的には、フィルターの交換により、交換作業
時間分の人件費、交換用フィルターの購入費、使用済み
フィルターの廃棄処理費等の保守管理コストが発生す
る。
【0004】本発明は、濾材の隙間に目詰まりした粒子
を除去することで再生利用できるフィルターを提供する
ことを目的とする。本発明は、濾材の隙間に目詰まりし
た粒子を除去するフィルタの再生方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るフィルタ
ーによると、不定型濾材は、流体通路に設けられる網状
底部を有するケースに粗に収容され、網状底部に積重さ
れるため、ケースとともに不定型濾材を振動させること
により、流体から分離され不定型濾材の隙間に留まった
粒子を不定型濾材の隙間から脱落させることができる。
すなわち、請求項1に係るフィルターによると不定型濾
材の隙間に目詰まりした粒子を除去することで再生利用
できる。
【0006】請求項2に係るフィルターによると、ケー
スは、前記流体通路に設けられ前記網状底部から前記濾
材の積重高に対して1.2倍以上の高さに設けられる網
状蓋部を有する。このため、ケース内での不定型濾材の
移動を許容しつつケースから濾材がこぼれ落ちることを
防止できる。請求項3に係るフィルターによると、互い
に異なる粒径の前記濾材を複数備えるため、例えば濾材
の上層部で流体から大きな粒子を分離し濾材の下層部で
小さな粒子を分離することにより濾材の目詰まりの頻度
を低減することができる。請求項4に係るフィルターの
再生方法によると、フィルターを振動させることで不定
型濾剤を撹拌するため、不定型濾材の隙間に目詰まりし
た粒子を除去することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例について説明する。図1に本発明の一実施例に
よるフィルター1が設けられている排気装置を示す。ダ
クト2は回収対象の分散粒子が分散している内気を外部
に排出する流体通路を形成している。流体通路には強制
排気用のファン3を設けることが望ましい。本実施例で
はファン3に分散粒子が付着することを防止するためフ
ィルター1の下流にファン3を設けている。フィルター
1はケース11とケース11に収容された不定型濾材1
2とケース11を振動させる駆動部13とからなる。
【0008】ケース11はダクト2に移動可能に支持さ
れている。例えばケース11の鉛直方向の移動を規制し
水平方向の移動を規制しないようにダクト2にケース1
1を設ければよい。また、ダクト2に脱着自在にケース
11を取り付けても良い。ダクト2に脱着自在にケース
11を取り付けるとき、ケース11をダクト2から取り
外して人手で振動させればよいため駆動部13が不要と
なる。ケース11の上下面には網状部材10、14が設
けられている。網状部材10、14の目の大きさは、ダ
クト2内を流通する分散粒子を通過させ、不定型濾剤1
2を通過させない大きさとする。網状部材14は特許請
求の範囲に記載された網状底部を構成し、不定型濾材1
2を鉛直下側から支持している。網状部材10は特許請
求の範囲に記載された網状蓋部を構成し、ケース11か
ら不定型濾材12が出さないようにケース11の上面を
覆っている。
【0009】不定型濾材12は例えば直径5mm〜0.
5mmの球状のプラスチック粒状体である。不定型濾材
12は、ケース11内での移動を制限されるほど密には
ケース11内に充填せず、ケース11内での移動が制限
されない程度に粗にケース11内に収容する。したがっ
て隣り合う不定型濾材12により多数の隙間が形成され
る。本実施例ではケース11内に余剰空間15を残して
不定型濾材12をケース11に収容している。不定型濾
材12を撹拌したときにケース11の内側に網状部材1
4が露出せず、また、ケース11内で不定型濾材12を
十分撹拌できるように、網状部材14から網状部材10
までの高さは不定型濾材12が積重されている高さの
1.2倍以上であることが望ましい。なお、上記高さの
1.5倍以下としておけば網状部材14、10間を適正
な高さとすることができ、濾材を十分攪拌できるととも
に装置全体の小型化を図ることができる。
【0010】駆動部13は不定型濾材12をケース11
とともに振動させる装置である。駆動部13は、例えば
モータ、電磁石、圧電素子等を用いた振動装置で構成す
ることができる。尚、前述したとおり、ダクト2からケ
ース11を取り外して人手で振動させても良いが、駆動
部13を備えることにより遠隔操作が可能になるため、
人手での脱着が困難な場所にフィルター11が備えられ
るときにもフィルター11の再生が可能となる。
【0011】尚、フィルター11から脱落する粒子を回
収するため、ダクト2のフィルター11下流に抜き差し
可能な受け皿をダクト2に設けることが望ましい。
【0012】ダクト2内のガスがファン3により強制的
に流動しフィルター1を通過すると、ガス中に分散して
いる粒子が不定型濾材12の隙間に捕捉され、フィルタ
ー1により気体と分散粒子が分離される。分散粒子が不
定型濾材12の隙間に詰まることでフィルター1が目詰
まりするとガスの流通がフィルター1によって妨げられ
る。フィルター1が目詰まりしたときにはフィルター1
1の下方に受け皿を取り付けた状態で駆動部13により
ケース11を振動させ、ケース11内の不定型濾材12
を振動させる。不定型濾材12が振動することで隙間形
状が変わり不定型濾材12の隙間に捕捉されていた粒子
がその隙間から脱落し、重力により自然落下して受け皿
に回収される。このようにケース11を振動させ不定型
濾材12の隙間から粒子を除去することで目詰まりした
フィルター1を再生することができる。尚、ダクト2か
らフィルター1を取り外し、不定型濾材12を撹拌して
隙間から粒子を脱落させても良い。
【0013】以上説明した実施例ではガスが鉛直下向き
にフィルターを流通するものとして説明したが、ガスの
流通する方向は鉛直下向きに限らず鉛直上向きでも鉛直
方向から傾斜した方向でもよい。また、不定型濾材の粒
径を変更することにより分離可能な分散粒子の種類が変
わるため、本発明は空気浄化フィルター、ヒューム回収
フィルター、ゴミ焼却炉の煙突フィルター等の種々のフ
ィルターに適用することができる。
【0014】また、複数のケースに互いに粒径の異なる
不定型濾材を収容し、上流から下流に向かって不定型濾
材の粒径が徐々に小さくなるようにフィルターを多段構
成としても良い。このような構成を採用することによ
り、流体中に粒径が大きく異なる複数種類の分散粒子が
存在するとき、フィルターが目詰まりする頻度を低減す
ることができる。具体的には例えば、不定型濾材の粒径
が大きいフィルターで粒径の大きな分散粒子を分離する
ことでその下流に設置される不定型濾材の粒径が小さな
フィルターの目詰まりの頻度を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフィルターを備える排
気装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フィルター 2 ダクト 3 ファン 10、14 網状部材 12 不定型濾材 13 駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路に設けられる網状底部を有する
    ケースと、 前記ケースに粗に収容され前記網状底部に積重される不
    定型濾材と、 前記ケースとともに前記不定型濾材を振動させる手段
    と、 を備えることを特徴とするフィルター。
  2. 【請求項2】 前記ケースは、前記流体通路に設けられ
    前記網状底部から前記不定型濾材の積重高に対して1.
    2倍以上の高さに設けられる網状蓋部を有することを特
    徴とする請求項1記載のフィルター。
  3. 【請求項3】 互いに異なる粒径の前記不定型濾材を複
    数備えることを特徴とする請求項1又は2記載のフィル
    ター。
  4. 【請求項4】 網状底部を有するケースと、前記ケース
    に粗に収容され前記網状底部に積重される不定型濾材と
    からなるフィルターを振動させ、前記不定型濾材を撹拌
    することを特徴とするフィルターの再生方法。
JP2001111487A 2001-04-10 2001-04-10 フィルター及びフィルターの再生方法 Pending JP2002301326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163915A (ja) * 2006-12-30 2008-07-17 Komotetsuku:Kk 内燃機関の排気浄化装置
JP2019189850A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 一般財団法人電力中央研究所 不純物除去装置、乾式ガス精製設備及び石炭ガス化複合発電設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019189850A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 一般財団法人電力中央研究所 不純物除去装置、乾式ガス精製設備及び石炭ガス化複合発電設備

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