JP2002301077A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2002301077A
JP2002301077A JP2001108493A JP2001108493A JP2002301077A JP 2002301077 A JP2002301077 A JP 2002301077A JP 2001108493 A JP2001108493 A JP 2001108493A JP 2001108493 A JP2001108493 A JP 2001108493A JP 2002301077 A JP2002301077 A JP 2002301077A
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Japan
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ultrasonic
wave
blood flow
doppler
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Application number
JP2001108493A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Okada
一孝 岡田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 超音波のドプラ周波数偏移に基いて血流
速度を検出する超音波診断装置において、血流速度の計
測操作を向上させ、血流速度を容易に検出する。 【解決手段】 制御部に血流速度の最高検出速度を設定
する入力部を設け、入力設定された最高検出速度に応じ
て連続波またはパルス繰り返し周期を指定したパルス波
のドプラモードを決定し、決定したドプラモードの超音
波を発生させる指令を送波信号発生回路に出力して、設
定された最高検出速度に応じたドプラモードに自動的に
調整する。最高検出速度に応じて送信部に連続波または
最高検出速度に応じた繰り返し周期のパルス波からなる
超音波を送信させるとともに、演算部にその超音波に対
応する演算パラメータを指示する制御部とを有する構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
係り、特に、被検体から受信される受波信号のドプラ周
波数偏移に基いて、生体内の血流速度を検出する機能を
備えたのに好適な超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、超音波探触子から被
検体に超音波ビームを送信し、被検体から受信される受
波信号に基いて診断に必要な情報を得るものである。例
えば、受波信号のドプラ周波数偏移を検出し、これに基
いて血流の速度を求めることができる。
【0003】このように、ドプラ周波数偏移を利用して
血流速度を検出する方法は、パルスドプラモードと、連
続波(CW:Continuous Waveの略)ドプラモード(Con
tinuous Wave(連続波)の略)とに大別される。パルス
ドプラモードは、超音波パルスを繰り返し送信し、個々
のパルスの受波信号を受信するものである。パルスドプ
ラモードは、受波信号の音源深度を検出できるから、所
望の深度にサンプルゲートを設定して局所的な血流速度
の検出ができる。しかし、血流の最高検出速度が、パル
ス繰り返し周波数(PRF:Pulse Repetition Frequenc
yの略)によって制限される。
【0004】また、PRFを高くして最高検出速度を向
上するため、先のパルスが検出部位まで往復伝播してい
る間隔に、次のパルスを送信する方法も提案されてい
る。このような方法を、ハイPRF(高パルス繰り返し
周期)のパルスドプラモードと称する。このハイPRF
パルスドプラモードによれば、最高検出速度は通常のパ
ルスドプラモードよりは高くできる。しかし、PRFに
よって制限される点は同様であるから、最高血流速度に
限界がある。また、先に送信したパルスの受波信号の受
信が、後のパルスを送信するタイミングと重なると、受
波信号を受信できない場合がある。
【0005】これに対し、CWドプラモードは、超音波
探触子の一部分から連続して超音波ビームを送信すると
ともに、超音波探触子の他の一部分でから受波信号を連
続して受信するものである。CWドプラモードは、PR
Fによる最高検出速度の制約を受けないから、例えば心
臓弁膜症などによる逆流診断等において、高速血流を検
出するのに適している。しかし、CWドプラモードでは
超音波ビーム上の全ての深さからの受波信号が交じり合
って検出されるので、基本的に深度分解能が劣りなく、
局所的な血流を検出できない。
【0006】このように、各ドプラモードにはそれぞれ
長所、短所があるから、検出部位の特性や、診断の目的
を考慮して、適切なドプラモードを選択することが行な
われている。つまり、操作者が計測対象の血流速度の最
高検出速度をある程度推定し、これに基いて超音波診断
装置の入力部に設けられたドプラモード切換キーを操作
して、適切なドプラモードを選択するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、操作者が習熟
していなければ、適切なドプラモードを選択して正確に
血流速度を検出することは難しい。例えば、操作者が未
習熟である場合、パルスドプラモードによるって測定中
に、血流速度の波形の異常に基いて血流速度がパルスド
プラモードの最高検出速度を超えていることがわかって
もた場合、血流速度の計測波形のピークが変形すること
がある。この場合に、操作者が気付かずにそのまま計測
を終了すると、正確な血流速度を計測できないことにな
る。このような場合、熟練者はそこで適切な対応、つま
りCWモードに切り換えることができる。ない場合があ
る。また、パルスドプラモードで測定可能な血流速度で
あるのに、深度分解能がないCWドプラモードで測定し
てしまう場合もある。い、その結果検出部位以外の血流
速度を検出してしまう場合もあり得る。
【0008】上述した問題に鑑み、本発明の課題は、血
流速度の計測操作を向上させることにある。を容易に検
出できる超音波診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断装置
は、超音波探触子と、前記超音波探触子を介して被検体
に超音波を送信する送信部と、前記超音波探触子が前記
被検体から受信した受波信号を整相する受信部と、前記
受信部から出力される受波信号のドプラ周波数偏移を算
出して血流速度を算出するドプラ演算部と、前記血流速
度の波形が表示される表示部と、前記送信部と前記受信
部と前記ドプラ演算部と前記表示部とを制御する制御部
とを有して構成される。
【0010】特に、前記送信部は、連続波またはパルス
波の超音波を発生する送波信号発生回路を有し、前記制
御部は、前記血流速度の最高検出速度を設定する入力部
を有し、設定された前記最高検出速度に応じて連続波ま
たはパルス繰り返し周期を指定したパルス波のドプラモ
ードを決定し、前記送波信号発生回路に決定したドプラ
モードの超音波を発生させる指令を出力する構成とす
る。超音波探触子と、超音波探触子を介して被検体に超
音波を送信する送信部と、超音波探触子が被検体から受
信した受波信号を整相する受信部と、受信部から出力さ
れた受波信号のドプラ周波数偏移を算出し、これに基い
て血流速度を算出する演算部と、血流速度の波形が表示
される表示部とを有する超音波診断装置を対象とする。
本発明は、送信部は連続波またはパルス波からなる超音
波ビームを選択的に送信し、最高検出速度を設定する入
力部と、その最高検出速度に応じて送信部に連続波また
は最高検出速度に応じた繰り返し周期のパルス波からな
る超音波を送信させるとともに、演算部にこの超音波に
対応する演算パラメータを指示する制御部とを有する構
成を特徴とする。
【0011】このように構成することにより、熟練して
いない操作者であっても、計測部位の血流速度をある程
度推定できれば、その最高検出速度を入力部から設定す
るだけで、設定された最高検出速度に応じて自動的にド
プラモードが決定されるから、操作性が向上する。ま
た、最高検出速度の設定は、入力部から例えばキー操作
により簡単にできるから、操作者は血流速度が速いと推
定される部位の場合は、簡単に最高検出速度の設定を変
更して、適切なドプラモードで計測を行なうことができ
る。
【0012】この場合において、制御部は、最高検出速
度に基いてパルス繰り返し周期を決定し、決定した繰り
返し周期が血流速度の計測深度から探触子に受波される
受波信号の伝播時間を超えたとき、高パルス繰り返し周
期のパルスドプラモード又は連続波ドプラモードに決定
するようにすることができる。最高検出速度に基いて応
じたパルス波の繰り返し周波数を決めるとは、のパルス
波とは、例えば最高検出速度が高くなるとともにPRF
を高くすることしたパルス波である。このようなパルス
ドプラモードには、また、このようなパルス波は、その
繰り返し周期が、超音波探触子と設定検出部位との間を
超音波パルスが往復伝播する時間よりも短いもの(ハイ
PRFパルスドプラモード)と、長いもの(通常パルス
ドプラモード)とがある。を含み得る。
【0013】したがって、本発明によれば、最高検出速
度に応じて、CWドプラモード、ハイPRFパルスドプ
ラモード、通常パルスドプラモードのうち、予め設定さ
れた適切なドプラモードが自動的に選択される。したが
って、操作者は各モードの特性を知らなくても最高検出
速度を設定するだけで、容易に血流速度を精度よく検出
することができる。なお、切替速度は、例えば各パルス
ドプラモードのそれぞれの最高検出速度を考慮して決定
される。
【0014】また、ドプラモードの選択に連動して、例
えばドプラ周波数偏移を求める高速フーリエ変換器の演
算点数や、血流速度の検出に不要な体動成分を除去する
ウォールフィルタの設定等のパラメータも自動的に切換
わればるの便利である。そこで、制御部は、決定したド
プラモードに対応する演算パラメータをドプラ演算部に
設定することが好ましい。
【0015】また、上述した発明においては、最高検出
速度は操作者が入力部から入力するが、これに代えて、
制御部は送波信号回路に連続波の超音波を発生させる指
令を出力した後、この連続波に対する受波信号に基いて
ドプラ演算部が算出した血流速度を取込み、この血流速
度に基いて最高検出速度を設定するようにしてもよい。
これによれば、CWモードによって被検体内の最高血流
速度を検出し、これに基いて最高検出速度を自動設定で
きるから便利である。
【0016】また、このようにして血流速度に基づいて
自動設定された最高検出速度と、入力部によって手動で
設定した最高検出速度とを切換えて、選択された最高検
出速度に基づいてドプラモードを選択するようにしても
よい。すなわち、制御部は、血流速度の最高検出速度を
入力設定する手動設定部と、最高検出速度を自動設定す
る自動設定部と、手動設定部または自動設定部のいずれ
かを選択する切換部とを有し、切換部の選択に基づいて
手動設定部または自動設定部のいずれかによって設定さ
れた最高検出速度に応じて連続波またはパルス繰り返し
周期を指定したパルス波のドプラモードを決定する構成
としてもよい。
【0017】また、制御部は、超音波探触子から出力す
る超音波に応じて表示装置にメッセージまたはキャラク
タを表示させるようにしてもよい。これによれば、ドプ
ラモードが自動的に切換わったことがすぐわかるので便
利である。そこで、ドプラモードの種類を表示部に表示
させる指令を出力する機能を制御部に設ける。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる超音
波診断装置の一実施形態について説明する。図1に示す
ように、は、本実施形態の超音波診断装置は、装置制御
回路1と、装置制御回路1の指示に従ってパルス波また
は連続波の超音波を発生する送波信号発生回路3と、送
波信号に送信フォーカス処理を施し、駆動信号として出
力する送波回路5と、前記駆動信号に応じて図示しない
被検体内に超音波ビームを送信し、かつ被検体からの受
波信号を検出する超音波探触子7とを有する。また、探
触子7からの受波信号を増幅する初段増幅回路9と、受
波信号を整相する受波整相回路11とが設けられ、ここ
で整相された受波信号はドプラ演算回路13に入力され
る。ドプラ演算回路13は、高速フーリエ変換器(FF
T)15を含んで構成され、ここで受波信号は周波数領
域に変換される。そして、ドプラ演算回路13は、周波
数領域に変換された受波信号のドプラ周波数偏移に基い
て血流速度を算出し、ディジタルスキャンコンバータ
(DSC)17に入力する。そして、血流速度は、DS
C17から画像表示器19に入力され、血流速度波形と
して画像表示される。また、装置制御回路1には、入力
装置である操作パネル21がつながれ、操作パネル21
には最高検出速度切換キー23と、モード切替切換キー
25とが備えつけられている。なお、装置制御回路1と
操作パネル21により制御部が構成され、送波信号発生
回路3と送波回路5により送信部が構成され、初段増幅
回路9と受波整相回路11により受信部が構成され、D
SC17と画像表示器19により表示部が構成されてい
る。
【0019】以下、本実施形態の超音波診断装置の詳細
な構成を、被検体内の血流速度を検出するときの動作と
ともに説明する。はじめに、操作者は血流速度を検出す
る部位の設定を行なう。図示しない画像生成部は、超音
波探触子7によって被検体を走査操作して得た受波情報
に基いて、被検体の画像を生成して画像表示器に表示す
る。操作者は、画像を見ながら所望の検出部位を選択
し、操作パネル21によって設定する。図2は、画像上
において、検出部位を設定する状態を示す模式図であ
る。図2に示すように、画像27は扇型に表示され、検
出部位はビームライン29および、ビームライン29上
での深度を示すサンプルゲートAを設定することによっ
て特定される。
【0020】また、本実施形態の超音波診断装置は、検
出位置に係る血流の速度を、通常パルスドプラモード、
ハイPRFパルスドプラモード、CWドプラモードの3
つのドプラモードを使い分けて検出する。以下、各ドプ
ラモードについて説明する。
【0021】(通常パルスドプラモードについて)通常
パルスドプラモードにおいては超音波ビームはパルス波
であって、それぞれのパルスは、先に送信されたパルス
の受波信号を探触子7が受信してから送信される。この
ようなパルス波は、装置制御回路1からの指示に基い
て、送波信号発生回路3において生成され、送波回路5
に送られる。また、探触子7は、被検体に対向するよう
に並べて配置された図示しない複数の振動子を有して構
成されている。個々の振動子は、供給される駆動信号に
応じて振動し、超音波を発生するとともに、探触子7に
入力された超音波を電気的な信号として出力する。送波
回路5は、送波信号発生回路3によって入力されたパル
ス波に周知の送波フォーカス処理を施し、駆動信号とし
て探触子7の所定の振動子に供給する。これによって、
振動子はそれぞれ超音波を発生し、見かけ上検出部位に
おいて絞り込まれた超音波ビームが生成される。
【0022】超音波ビームは、検出部位の血流に照射さ
れ、ここで周囲の組織等との音響インピーダンスの変化
に起因して一部が反射する。また、血管内に超音波造影
剤が注入されている場合においては、超音波造影剤から
も音波が発生する。ちなみに、超音波造影剤は、溶液中
にμmオーダーの微細な気泡を混入したものである。こ
のような気泡が超音波を受けると、気泡の変形や破壊に
起因して、または気泡の表面からの反射によって音波が
発生する。これらの反射波や気泡からの音波の一部は、
探触子7に到達し、個々の振動子によって電気的な受波
信号に変換される。
【0023】ところで、血流から発生する音波の周波数
は、血流速度に起因するドプラ効果によって、送信され
た超音波ビームの周波数からドプラ偏移を示す。すなわ
ち、探触子7から遠ざかる血流から生じる音波の周波数
は低くなり、探触子7に近づく血流から生じる音波の周
波数は高くなる。そして、血流速度はこれらのドプラ周
波数偏移に基づいて求められる。
【0024】受波信号は、探触子7から初段増幅回路9
に送られる。初段増幅回路9において、個々の振動子の
受波信号はそれぞれ増幅される。初段増幅回路9から出
力された受波信号は、受波整相回路11に入力され、整
相されて加算される。加算された受波信号はドプラ演算
回路13に入力され、FFT15において高速フーリエ
変換処理を施され、時間領域から周波数領域のデータに
へと変換される。そして、ドプラ演算回路13内の図示
しないウォールフィルタによって、血流速度の検出に必
要ない体動成分は除去される。そして、このデータに基
いてドプラ演算回路は受波信号のドプラ周波数偏移を検
出し、これに基いて検出部位における血流速度を求め
る。血流速度はDSC17に入力されて図示しないメモ
リに蓄積され、血流速度の時間履歴を表わす波形の画像
データとして読み出され、画像表示器19に表示され
る。
【0025】(ハイPRFパルスモードについて)次
に、ハイPRFパルスドプラモードに関して、主に通常
パルスドプラモードとの相違点について説明する。図3
2は、通常パルスドプラモードと、ハイPRFパルスド
プラモードにおけるパルスの送信時期を示すタイミング
チャートである。図32において、上段に示す通常パル
スドプラモードにおいては、送信されたパルスが探触子
7から検出部位まで往復伝播し、そのパルスの受波信号
が受信されてから次のパルスを送信する。これに対し、
下段に示すハイPRFパルスドプラモードにおいては、
先に送信されたパルスの受波信号が受信される前に次の
パルスを送信することを特徴とする。また、いずれのド
プラモードにおいても、個々のパルスの送信期間内には
受波信号を受けることができず、受波信号は送信期間の
間隔においてのみ受信可能となっている。ハイPRFパ
ルスドプラモードを用いると、PRFを高くすることに
よって最高検出速度を高くすることができる。すなわ
ち、パルス波を用いる場合の最高検出速度は式1によっ
て表わされる。 Vmax=(C/2cosθ)x(PRF/F0) 式1 C:超音波の被検体内伝播速度 θ:超音波ビームと血流方向との角度 PRF:パルス繰り返し周波数(Pulse Repetition Fre
quency) F0:超音波周波数 これによれば、最高検出速度はPRFによって制限さ
れ、PRFが高くなるほど最高検出速度が向上すること
がわかる。通常パルスドプラモードにおいては、探触子
から検出部位までの往復伝播時間よりパルスの送信周期
を短くできないからPRFに制限を受けるが、ハイPR
Fパルスドプラはこのような制限がないから、PRFを
高くでき、より高速の血流を測定できる。但し、先に送
信したパルスの受波信号を受信するタイミングと、後の
パルスを送信するタイミングとが重ならないようにPR
Fを設定しなければならないことは言うまでもない。
【0026】また、通常パルスドプラモード、ハイPR
Fパルスドプラモードに共通する特徴として、深度分解
能をもつことが挙げられる。すなわち、パルスを送信し
てから受波信号を受信するまでの時間は、探触子から診
断部位までの深度に依存するので、この時間に基いて特
定の深度の受波信号を抽出し、その深度における血流速
度を検出することができる。但し、ハイPRFモードに
おいては、その原理上複数の受信深度からの受波信号を
同時に受信するので、通常パルスドプラモードに比べて
深度分解能が劣る場合がある。
【0027】(CWドプラモードについて)CWドプラ
モードは、探触子7の一部の振動子から連続波を被検体
に送信し、その連続波の受波信号を探触子7の他の部分
の振動子によって連続して受信することを特徴とする。
すなわち、装置制御回路1の指示に基いて、送波信号発
生回路3は連続波からなる送波信号を発生し、送波信号
は上述したパルス波の場合と同様に送波回路5において
送信フォーカス処理されてから探触子7に振動子の駆動
信号として供給される。これによって、探触子7の送信
に係る振動子は、連続波からなる超音波ビームを被検体
に送信する。一方、被検体からの音波は、探触子7の受
信に係る振動子によって連続して受信される。
【0028】受波信号は、基本的にパルス波の場合と同
様にして処理されるが、FFT15における演算点数の
設定は異なっている。すなわち、パルス波の場合には、
フーリエ変換に供するデータのサンプリングは、例えば
パルスの周期毎に行なうことになり、時間分解能をそれ
以上高くすることはできない。これに対し、連続波の場
合には、サンプリングを頻繁に行なえるので、時系列に
おけるFFT15の演算点数を増やし、時間分解能を高
めるように設定している。一方、パルス波の場合には、
時間分解能は制限されるので、その分の演算能力を周波
数分解能や、S/N比を向上させるために振り分けるよ
うに演算点数を振り分けるように設定している。また、
連続波の場合には、ウォールフィルターの設定もパルス
波の場合と異なり、比較的高い周波数成分の信号まで除
去するようにしている。
【0029】CWドプラモードにおいては、パルスドプ
ラのように最高検出速度がPRFによる制限を受けない
から、最高検出速度を高くすることができる。しかし、
CWドプラモードにおいては、超音波ビーム上の全ての
深度からの音波が混在した状態で受信されるので、特定
の深度からの受波信号を抽出することができない。した
がって、設定検出部位の局所的な血流速度を検出するこ
とは基本的にできない。但し、検出部位の深度に合わせ
て周知の送信フォーカス処理を行なうことによって、検
出部位からの受波信号を他の部分よりも強調することは
可能である。
【0030】ところで、本実施形態の超音波診断装置
は、上述した通常パルスドプラモード、ハイPRFパル
スドプラモード、CWドプラモードを、操作者が設定す
る最高検出速度に応じて自動的に切り換えることを特徴
とする。具体的には、操作者が入力する最高検出速度
が、通常パルスドプラモードにおける検出限界速度を超
えないときは通常パルスドプラモードにおいて動作し、
この検出限界速度を超える場合は、CWドプラモードま
たはハイPRFパルスドプラモードのうちの例えば予め
選ばれた1つのドプラモードでにおいて動作することを
特徴とする。図4は、本実施形態の超音波診断装置にお
ける、装置制御回路1の動作を示すフローチャートであ
る。
【0031】図4に示すように、装置制御回路1の動作
は、動作を開始するステップS1と、操作者が操作パネ
ルから最高検出速度を入力するステップS2と、最高検
出速度が通常パルスドプラモードの検出限界速度を超え
ているか判断するステップS3と、CWモードへの自動
切替切換が選択されているか判断するステップS4とを
有して構成されている。そして、CWドプラモード、ハ
イPRFパルスドプラモード、通常パルスドプラモード
のいずれかが選択されたときに、それぞれ対応して表示
制御をするステップS5、S8、S11と、パラメータ
の設定をするステップS6、S9、S12と、各ドプラ
モードへの切替切換を行なうステップS7、S10、S
13とを有する。以下、順を追って説明する。
【0032】(ステップS1:通常パルスドプラモー
ド、ハイPRFパルスドプラモード、またはCWドプラ
モードによる動作開始)はじめに、操作者は、最高検出
速度が通常パルスドプラモードの検出限界速度を超えた
場合にCWドプラモードまたはハイPRFパルスドプラ
モードのいずれを用いるかを、モード切替切換キー25
によって設定する。そして、装置を起動すると、超音波
診断装置は、CWドプラモード、ハイPRFパルスドプ
ラモード、通常パルスドプラモードのうち、起動時の設
定として予め定められたモードにおいて、被検体の血流
速度の検出を開始する。起動時のモードは、例えばユー
ザにとって使用頻度の高いものを任意に設定することが
でき、ハイPRFパルスドプラモードまたは通常パルス
ドプラモードの場合にはそのPRFも設定される。
【0033】(ステップS2:最高検出速度の入力)次
に、操作者は、検出部位の特性や、診断の目的に合わせ
て、最高検出速度切替切換キー23を操作して所望の最
高検出速度を入力する。また、ハイPRFパルスドプラ
モードまたは通常パルスドプラモードにおいては、最高
検出速度よりも血流速度のほうが速い場合には、画像表
示器19に表示される血流速度の波形に異常が現れるの
で、これを操作者が見て、より高い最高検出速度を入力
する場合もある。最高検出速度の入力は、例えば、設定
された複数の速度レンジからキー操作によって選択する
ようにしてもよいし、キーボードなどから数値を入力し
てもよい。そして、ハイPRFパルスドプラモードまた
は通常パルスドプラモードにおいては、入力された最高
検出速度に応じてPRFを変更する。PRFは、最高検
出速度が高くなるほど大きく設定される。
【0034】(ステップS3:最高検出速度と通常パル
スドプラモードの検出限界速度との比較)装置制御回路
1は、ステップS2において入力された最高検出速度
を、通常パルスドプラモードの検出限界速度と比較す
る。そして、最高検出速度が検出限界速度を超える場合
には、通常パルスドプラモードによって血流速度を検出
困難であると判断し、ステップS4へ進む。一方、最高
検出速度が検出限界速度を超えない場合には、通常パル
スドプラモードによって血流速度を検出可能であると判
断してステップS11に進む。
【0035】(ステップS4:CWドプラモードへの切
替切換判断)ステップS1において、最高検出速度が通
常パルスドプラモードの検出限界速度を超えたときにC
Wモードへ切り換えることが選択されているか否かを判
断し、CWモードへの切替切換が選択されている場合は
ステップS5へ進む。一方、CWモードへの切替切換が
選択されていない場合は、ステップS8へ進む。
【0036】(ステップS5:CWドプラメッセージ表
示制御)装置制御回路1は、画像表示器19に、CWド
プラモードが選択されたことを示す表示をさせる。表示
は、例えばテキストデータによってモードの切換わりを
示すメッセージを画面の一部に表示するようにしてもよ
いし、キャラクターを表示してもよい。また、Bモード
断層像27上において、検出部位を示すキャラクター
を、他のモードと違うものにしてもよい。
【0037】(ステップS6:CWドプラパラメータ制
御)装置制御回路1は、ドプラ演算回路13およびFF
T15に指示を出し、例えばウォールフィルタの設定
や、FFT15の演算点数といったパラメータを、CW
ドプラモードに好適な設定に切替切換させる。
【0038】(ステップS7:CWドプラモードへの切
替切換)装置制御回路1は、送波信号発生回路に連続波
の送波信号の発生を指示する。これによって、超音波診
断装置はCWドプラモードによる血流速度の検出を開始
する。
【0039】(ステップS8:ハイPRFパルスドプラ
メッセージ表示制御)ステップS5と同様にして、ハイ
PRFパルスドプラモードに切換わったことを示すメッ
セージまたはキャラクターを画像表示器19に表示させ
る。
【0040】(ステップS9:ハイPRFパルスドプラ
パラメータ制御)ステップS6と同様にして、各パラメ
ータをハイPRFパルスドプラモードに好適な設定に切
り換える。
【0041】(ステップS10:ハイPRFパルスドプ
ラモードへの切替切換)装置制御回路1は、送波信号発
生回路に、ハイPRFパルスドプラモードの送波信号の
発生を指示する。また、この送波信号のPRFは、入力
された最高検出速度に基いて決定される。これによっ
て、超音波診断装置はハイPRFパルスドプラモードに
よる血流速度の検出を開始する。
【0042】(ステップS11:通常パルスドプラメッ
セージ表示制御)ステップS5と同様にして、通常パル
スドプラモードに切換わったことを示すメッセージまた
はキャラクターを画像表示器19に表示させる。
【0043】(ステップS12:通常パルスドプラパラ
メータ制御)ステップS6と同様にして、各パラメータ
を通常パルスドプラモードに好適な設定に切り換える。
【0044】(ステップS13:通常パルスドプラモー
ドへの切替切換)装置制御回路1は、送波信号発生回路
に、通常パルスドプラモードの送波信号の発生を指示す
る。また、この送波信号のPRFは、入力された最高検
出速度に基いて決定される。これによって、超音波診断
装置は通常パルスドプラモードによる血流速度の検出を
開始する。
【0045】装置制御回路の動作フローは、以上のよう
にステップS7、S10、S13のいずれかにおいて終
了するが、次に操作者が最高検出速度を入力したときに
は、再びステップS2に戻ってこのような動作をするこ
とになる。
【0046】以上のように、本実施形態によれば、入力
された最高検出速度に応じて、CWドプラモード、ハイ
PRFパルスドプラモード、通常パルスドプラモードの
うち適切なドプラモードが自動的に選択される。したが
って、操作者は最高検出速度を入力するだけで、それぞ
れのドプラモードの特性を知らなくても容易に血流速度
を検出することができる。
【0047】また、ドプラモードの選択に連動して、F
FT15の演算点数や、ウォールフィルタの設定等のパ
ラメータも自動的に切換わるので便利である。
【0048】また、ドプラモードの自動切替切換があっ
たときに、画像表示器19に切替切換を示すメッセージ
やキャラクターが表示されるので、操作者が切替切換の
あったことをすぐにわかるようになっている。
【0049】なお、本実施形態において、「回路」と称
して説明した部分は、必ずしもハードウェア回路として
形成されている必要はなく、例えば受波整相回路、ドプ
ラ演算回路、装置制御回路は、汎用のCPUとソフトウ
ェアとを組み合わせて構成してもよい。
【0050】また、本実施形態では、最高検出速度が通
常パルスドプラの検出限界速度を超えたときにドプラモ
ードを切り換えているが、検出限界速度の代わりに、任
意に設定した速度に基いてドプラモードを切り換えても
よい。
【0051】また、本実施形態は、通常パルスドプラモ
ードと、CWドプラモードまたはハイPRFパルスドプ
ラモードのいずれか一方とを切換える場合について説明
したが、最高検出速度の設定値を高低の2段階としてに
応じて、高設定値を超えたときにCWドプラモードとハ
イPRFパルスドプラモードからCWドプラモードにと
の2つのモードを切り換えるようにしてもよい。また、
CWドプラモード、ハイPRFパルスドプラモード、通
常パルスドプラモードの3つのモードを、最高検出速度
に応じて3段階に切り換えるようにしてもよい。
【0052】また、本実施形態では、最高検出速度は操
作者が操作パネルから入力しているが、その代わりに、
制御部が送波信号発信回路に連続波の超音波を発生させ
る指令を出力し、この連続波に対する受波信号に基いて
ドプラ演算回路が算出した血流速度を取込み、この血流
速度に基いて最高検出速度を設定するようにしてもよ
い。これによれば、操作者が最高検出速度を入力しなく
ても、CWモードによる血流測定結果に基いて、適切な
ドプラモードが自動選択されるので便利である。
【0053】また、本実施形態では、ドプラモードを切
り換えるときに、FFTの演算点数およびウォールフィ
ルタの設定を追随して切り換えているが、これらに限ら
ず、ドプラモードを切り換えるときに連動して変更され
得るいかなるパラメータを切り換えてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、血流速度を容易に検出
することができる。血流速度の計測操作を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる超音波診断装置の一実施
形態の構成を示す図である。
【図2】図1の超音波診断装置において、画像上で検出
部位を設定する状態を示す模式図である。
【図3】通常パルスドプラモードおよび高PRFパルス
ドプラモードにおける超音波ビームの送信タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図4】図1の超音波診断装置の装置制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置制御回路 3 送波信号発生回路 5 送波回路 7 探触子 9 初段増幅回路 11 受波整相回路 13 ドプラ演算回路 15 高速フーリエ変換器(FFT) 17 ディジタルスキャンコンバータ(DSC) 19 画像表示器 21 操作パネル 23 最高検出速度切替切換キー 25 モード切替切換キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子と、前記超音波探触子を介
    して被検体に超音波を送信する送信部と、前記超音波探
    触子が前記被検体から受信した受波信号を整相する受信
    部と、前記受信部から出力されたる受波信号のドプラ周
    波数偏移を算出し、該ドプラ周波数偏移に基いて血流速
    度を算出するドプラ演算部と、前記血流速度の波形が表
    示される表示部と、前記送信部と前記受信部と前記ドプ
    ラ演算部と前記表示部とを制御する制御部とを有する超
    音波診断装置であって、前記送信部は、連続波またはパ
    ルス波のからなる超音波を発生する送波信号発生回路を
    有し、ビームを選択的に送信し、前記制御部は、前記血
    流速度の最高検出速度を設定する入力部とを有し、設定
    された前記最高検出速度に応じて前記送信部に連続波ま
    たは該最高検出速度に応じたパルス繰り返し周期を指定
    したのパルス波のからなる超音波ドプラモードを決定
    し、前記送波信号発生回路に決定したドプラモードの超
    音波を発生させる指令を出力するものである送信させる
    とともに、前記演算部に該超音波に対応する演算パラメ
    ータを指示する制御部とを有する超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 超音波探触子と、前記超音波探触子を介
    して被検体に超音波を送信する送信部と、前記超音波探
    触子が前記被検体から受信した受波信号を整相する受信
    部と、前記受信部から出力される受波信号のドプラ周波
    数偏移を算出して血流速度を算出するドプラ演算部と、
    前記血流速度の波形が表示される表示部と、前記送信部
    と前記受信部と前記ドプラ演算部と前記表示部とを制御
    する制御部とを有する超音波診断装置であって、前記送
    信部は、連続波またはパルス波の超音波を発生する送波
    信号発生回路を有し、前記制御部は、前記送波信号発生
    回路に連続波の超音波を発生させる指令を出力した後、
    該連続波に対する前記受波信号に基いて前記ドプラ演算
    部が算出した血流速度を取込み、該血流速度に基いて最
    高検出速度を設定し、該最高検出速度に応じて連続波ま
    たはパルス繰り返し周期を指定したパルス波のドプラモ
    ードを決定し、前記送波信号発生回路に決定したドプラ
    モードの超音波を発生させる指令を出力するものである
    超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 超音波探触子と、前記超音波探触子を介
    して被検体に超音波を送信する送信部と、前記超音波探
    触子が前記被検体から受信した受波信号を整相する受信
    部と、前記受信部から出力される受波信号のドプラ周波
    数偏移を算出して血流速度を算出するドプラ演算部と、
    前記血流速度の波形が表示される表示部と、前記送信部
    と前記受信部と前記ドプラ演算部と前記表示部とを制御
    する制御部とを有する超音波診断装置であって、前記送
    信部は、連続波またはパルス波の超音波を発生する送波
    信号発生回路を有し、前記制御部は、前記血流速度の最
    高検出速度を入力設定する手動設定部と、前記最高検出
    速度を自動設定する自動設定部と、前記手動設定部また
    は前記自動設定部のいずれかを選択する切換部とを有
    し、前記自動設定部は、前記切換部において該自動設定
    部が選択されたときに前記送波信号発生回路に連続波の
    超音波を発生させる指令を出力した後、該連続波に対す
    る前記受波信号に基いて前記ドプラ演算部が算出した血
    流速度を取込み、該血流速度に基いて最高検出速度を設
    定し、前記制御部は、前記切換部の選択に基づいて前記
    手動設定部または前記自動設定部のいずれかによって設
    定された最高検出速度に応じて連続波またはパルス繰り
    返し周期を指定したパルス波のドプラモードを決定し、
    前記送波信号発生回路に決定したドプラモードの超音波
    を発生させる指令を出力するものである超音波診断装
    置。
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