JP2002301045A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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JP2002301045A
JP2002301045A JP2001108516A JP2001108516A JP2002301045A JP 2002301045 A JP2002301045 A JP 2002301045A JP 2001108516 A JP2001108516 A JP 2001108516A JP 2001108516 A JP2001108516 A JP 2001108516A JP 2002301045 A JP2002301045 A JP 2002301045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
subject
image
gradient magnetic
mri apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001108516A
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English (en)
Inventor
Kenji Takiguchi
賢治 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 MRI装置において、撮影断面の位置および
方向を連続的に変化させて計測しても、操作者の視点を
固定した状態で画像が表示される様にし、連続計測にお
いても、生検器具と撮影断面の位置関係を常に明瞭にす
る。 【解決手段】 被検体に生検器具を挿入した状態で通常
の撮像パルスシーケンスにしたがって撮像を行う。この
時に器具に方向を示すMRIマーカを設定して、器具と
二次元垂直断面を得るようにする。器具の移動・角度変
更に追従してスライス位置、角度を変えて三次元座標と
画像を同時に表示させることで生検器具と画像との関係
を明瞭にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI装置を用い
て、操作者がinteractiveに被検体の2次元断層像を撮
影し、その断層像を表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MRIでは、被検体を拘束する時間が長
くなり撮影時間の短縮が課題となっている。近年、EPI
等の高速シーケンスの実用化やフルオロスコピーなどに
より、実時間計測が可能となってきた。それに伴い、単
に診断画像を撮影するだけでなく、画像をレーザー治療
等の治療効果モニタ、あるいは被検体に挿入する医療器
具を目的の部位に誘導するためのモニタとして利用する
というようになってきており、疾病の診断のみならず治
療支援のためにMRIが利用されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上記MRIのモニ
タ機能を用いて、被検体に挿入された医療器具を誘導す
るためには、医療器具の進路に沿って、撮影断面の位
置、角度が時々刻々変化させる必要がある。
【0004】しかしながら撮影される画像は2次元画像
のため、上記医療器具の進行に従い、それらが撮影断面
の視野外にそれてしまうという問題があった。上述のと
おり、高速撮影は2次元計測で行われるため、撮影断面
の位置、角度が時々刻々変化すると、その結果表示され
る画像もその視点が時々刻々変化することになる。した
がって操作者は医療器具を誘導するに従って、現在位置
の把握が困難になるという問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被検体に静磁場を与える静磁場発生手段
と、上記被検体に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段
と、上記傾斜磁場発生手段を駆動する傾斜磁場電源と、
上記被検体の診断部位に対して高周波信号を照射すると
共に上記被検体の生体組織の核磁気共鳴により放出され
る高周波信号を受信するプローブと、上記プローブを駆
動して上記高周波信号の照射および受信を行う高周波送
受信部と、上記傾斜磁場電源及び高周波送受信部の制御
を撮像時のパルスシーケンスに従って行うと共に上記プ
ローブで受信した高周波信号を用いて画像再構成演算を
行う計算機と、上記計算機で生成された画像信号を入力
して断層像として表示する表示器とを有しているMRI
装置において、前記表示器は、前記被検体が置かれる空
間を示す三次元座標を表示し、前記三次元座標上に前記
断層像を表示するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】まず、本発明が適用されるMRI装置の構
成を図1により説明する。このMRI装置は、被検体の
生体組織に生起される核磁気共鳴現象を利用して診断部
位の断層像を得るもので、静磁場発生手段1と、傾斜磁
場発生手段2と、傾斜磁場電源3と、プローブ4と、高
周波送受信部5と、計算機6と、表示器7とを有して成
る。
【0008】上記静磁場発生手段1は、テーブル8に寝
載された被検体9の周りその体軸方向と直交する方向に
均一な静磁場を発生させるもので、上記被検体9を寝載
するテーブル8の周りのある広がりをもった空間に配置
され、例えば永久磁石又は磁界発生コイルからなる。傾
斜磁場発生手段2は上記被検体9にX,Y,Zの3軸方向
の傾斜磁場Gx,Gy,Gzを与えるもので、上記テーブル8
の周りのある広がりをもった空間に配置されている。傾
斜磁場電源3は、上記傾斜磁場発生手段2を駆動するも
のである。プローブ4は、上記被検体9の診断部位に対
して高周波磁場を照射すると共に、該被検体9の生体組
織のNMR現象により放出される高周波信号を受信するも
ので、内部に照射コイルと受信コイルを有している。高
周波送受信部5は、上記プローブ4より被検体9に対し
て高周波信号の照射および受信を行うものである。
【0009】また、計算機6は、上記傾斜磁場電源3お
よび高周波送受信部5の制御を撮像時のパルスシーケン
スにしたがって行うと共に、上記プローブ4で受信した
信号の画像再構成処理を行うものである。さらに表示器
7は、上記計算機6で生成された画像信号を入力して断
層像として表示するものである。
【0010】次に、本発明における被検体に生検器具を
挿入させた状態で画像の更新を行なう説明を図2を用い
て行なう。まず、被検体に対し、所定のパルスシーケン
スに従って傾斜磁場、高周波磁場を印加することで、画
像25は撮影される。このとき、生検器具22の先端部
23上の画像25が撮影されるよう設定する。画像25
は生検器具22の移動方向に直交する位置をスライス位
置とする。この場合、生検器具22に直交させるために
は生検器具22の長さ方向を知る必要がある。長さ方向
を知るために、生検器具22には長さ方向にある程度離
れたマーカー20を配置し、このマーカー20の位置関
係から生検器具22の方向を知ることができる。そし
て、この生検器具22を移動させたり、任意の角度に変
えると、それに追随してスライス位置、角度を変えた画
像25に更新される。
【0011】次に、生検器具22と画像25の位置関係
を示す表示について説明する。時刻t1における画像25
の撮影を行なう。生検器具22との関係は上述で示した
とおり直交関係になる。そして、生検器具22の延長線
上を基準点とした三次元座標21を表示する。このとき
画像25の表示は三次元座標21との関係を表すため回
転、変形した画像にする。そして、生検器具22を移動
させたとき、先端部23の位置及び生検器具22の角
度、先端部23の位置に基づいて画像25を更新させ
る。
【0012】このときの表示は、図3に示すように三次
元座標21の位置は固定で、三次元座標21上で画像2
5が移動、回転、変形されて更新してもよいし、図4に
示すように画像25は固定で、三次元座標21を移動さ
せてもよい。また、生検器具22の表示は先端部23と
マーカー20から生検器具22の外観を表示するように
したが、先端部23とマーカー20のみの表示でもよ
い。
【0013】なお、生検器具22の延長線上に三次元座
標22の基準点を置いたが、この基準点は被検体の中
心、つまり静磁場中心に置いた三次元座標でもよい。こ
の場合、被検体の位置は固定となるので、どの角度の画
像なのか、どの方向に生検器具が動いているのか等、被
検体を基準とした位置関係が把握できる。
【0014】また、図5に示すように、三次元座標21
を表示画面上で角度Θを指定することにより回転させる
ことが出来、その回転と同じく2次元画像も回転させて
もよい。これにより、操作者の見やすい位置に2次元画
像を表示することが出来る。
【0015】以上で示した方法によれば、時々刻々変化
する撮影断面の角度にかかわらず、操作者の視点の移動
がなく、上記生検器具の移動経緯を明瞭に認識すること
ができる。また、被検体と画像、被検体と生検器具、生
検器具と画像との関係が画面上で容易に把握することが
出きる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、撮影断面の位置および
方向を連続的に変化させて計測しても、操作者の視点を
固定した状態で画像が表示されるので、連続計測におい
ても、被検体と撮影断面の位置関係が常に明瞭であると
いう効果を奏している。また、生検器具を使用した場合
でも、被検体と生検器具、被検体と画像、生検器具と画
像との位置関係を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMRI装置の構成を表す図。
【図2】本発明の画像更新を説明する図。
【図3】本発明による表示を説明する図。
【図4】本発明による表示を説明する図。
【図5】本発明による表示を説明する図。
【符号の説明】
1 静磁場発生手段 2 傾斜磁場発生手段 3 傾斜磁場電源 4 プローブ 5 高周波送受信部 6 計算機 7 表示器 8 テーブル 9 被検体 20 マーカー 21 三次元座標 22 生検器具 23 先端部 25 画像

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に静磁場を与える静磁場発生手段
    と、上記被検体に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段
    と、上記傾斜磁場発生手段を駆動する傾斜磁場電源と、
    上記被検体の診断部位に対して高周波信号を照射すると
    共に上記被検体の生体組織の核磁気共鳴により放出され
    る高周波信号を受信するプローブと、上記プローブを駆
    動して上記高周波信号の照射および受信を行う高周波送
    受信部と、上記傾斜磁場電源及び高周波送受信部の制御
    を撮像時のパルスシーケンスに従って行うと共に上記プ
    ローブで受信した高周波信号を用いて画像再構成演算を
    行う計算機と、上記計算機で生成された画像信号を入力
    して断層像として表示する表示器とを有しているMRI
    装置において、前記表示器は、前記被検体が置かれる空
    間を示す三次元座標を表示し、前記三次元座標上に前記
    断層像を表示することを特徴とするMRI装置。
  2. 【請求項2】 前記表示器は、被検体に挿入する生検器
    具を表示することを特徴とする請求項1記載のMRI装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示器は、前記生検器具の長さ方向
    に直交する位置に断層像を表示したことを特徴とする請
    求項2記載のMRI装置。
  4. 【請求項4】 前記表示器は、断層像を回転、変形して
    表示することを特徴とする請求項1記載のMRI装置。
JP2001108516A 2001-04-06 2001-04-06 Mri装置 Pending JP2002301045A (ja)

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