JP2002300958A - カーテンレール - Google Patents

カーテンレール

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JP2002300958A
JP2002300958A JP2001109905A JP2001109905A JP2002300958A JP 2002300958 A JP2002300958 A JP 2002300958A JP 2001109905 A JP2001109905 A JP 2001109905A JP 2001109905 A JP2001109905 A JP 2001109905A JP 2002300958 A JP2002300958 A JP 2002300958A
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curtain rail
runner
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curtain
outer peripheral
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JP2001109905A
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Nobuhiko Toda
亘彦 戸田
Tsutomu Okubo
勤 大久保
Hironobu Hori
堀  宏展
惠章 ▲濱▼本
Keisho Hamamoto
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランナのカーテンレールに対する摺動性を向
上させ、更に製造コストも抑えることを可能としたカー
テンレールを提供することを課題とする。 【解決手段】 外周部にランナ2が係止して長手方向に
摺動するカーテンレール1であって、前記外周部に、ラ
ンナ2の摺動を良好にするように滑性部材3を、軸回方
向の一部かつ軸方向の略全長に亘って設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンを吊持し
たリング状のランナが摺動する棒状のカーテンレールに
関する発明である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、この種のカーテン装置は、例えば図6に示すよう
に、カーテン6を吊持したリング状のランナ2を丸棒状
のカーテンレール1に摺動自在に複数個係止させて構成
されている。カーテン6の開閉動作の良し悪しはカーテ
ンレール1に対して摺動するランナ2の摺動性の良し悪
しによるものであるが、カーテンレール1とランナ2と
の材質の関係がカーテンレール1とランナ2との間の摩
擦抵抗を大きくするものであると、ランナ2のカーテン
レール1への摺動性が悪化するものである。このランナ
2のカーテンレール1に対する摺動性の悪さは、カーテ
ン6を手で引張った際(矢印B)には使用者にランナ2
のカーテンレール1に対する引っ掛かり感を与えると共
に、電動カーテン装置としてランナ2をカーテンレール
1に摺動駆動させた際には電動カーテン装置の動作制御
を困難なものとさせるのである。
【0003】このランナ2のカーテンレール1に対する
摺動性の悪さを解消する為に、例えば、ランナ2に転動
体を備えさせて上記転動体をカーテンレール1に転接さ
せた例もあったが、この場合、複数個のランナ2の個々
に前記転動体を設ける必要があり、製造コストを上昇さ
せると共に機構的にも複雑にしてカーテン装置の故障の
原因になるものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ランナのカーテンレールに対する摺動性を向上さ
せ、更に製造コストも抑えることを可能としたカーテン
レールを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るカーテンレールは、外周部にランナ2が
係止して長手方向に摺動するカーテンレール1であっ
て、前記外周部に、ランナ2の摺動を良好にするように
滑性部材3を、軸回方向の一部かつ軸方向の略全長に亘
って設けてなることを特徴とする。これにより、滑性を
備えた滑性部材3にランナ2を摺接させてランナ2をカ
ーテンレール1に対して摺動させたことで、カーテンレ
ール1に対するランナ2の良好な摺動を確保でき、ま
た、このようにカーテンレール1に対するランナ2の良
好な摺動を図るために、カーテンレール1に滑性を備え
た滑性部材3を設けてランナ2を上記滑性部材3に摺接
させるといった機構的に簡易な構成を採用したことか
ら、カーテン装置の故障の発生を低減できると共に製造
・組立性を向上させてカーテン装置の製造コストを低減
させることができる。
【0006】また、前記外周部に設けた嵌合溝4に滑性
部材3を嵌合したことも好ましい。これにより、滑性を
備えた滑性部材3のカーテンレール1への装着を構造的
に簡易に行わせて組立性を向上させることができる。
【0007】また、前記滑性部材3を嵌合溝4に対して
着脱自在にしたことも好ましい。これにより、滑性部材
3を嵌合溝4から容易に取り外すことができることで、
滑性部材3の取り替えを伴うメンテナンス作業を容易に
行うことができる。
【0008】また、滑性部材3が中心軸に対する遠近方
向に脱落するのを防止する抜け止め部を前記嵌合溝4に
設けると共に、前記滑性部材3を軸方向から嵌合溝4に
嵌合するように設けてなることも好ましい。これによ
り、嵌合溝4に滑性部材3を嵌合させた際には抜け止め
部が滑性部材3の中心軸に対する遠近方向への脱落を防
止でき、このとき、滑性部材3を軸方向から嵌合溝4に
嵌合するように設けたことで、滑性部材3と嵌合溝4と
の間に抜け止め部を設けても滑性部材3を嵌合溝4に容
易に嵌合できるものである。
【0009】また、前記滑性部材3は、カーテンレール
1の外周部の軸回方向に広がる面状に設けてなることも
好ましい。これにより、使用者がカーテンレール1の軸
方向に対して斜め方向にカーテン6を引っ張った場合
や、カーテンレール1が地面に対して平行に取り付けら
れなかった場合に起こり得る、ランナ2のカーテンレー
ル1への摺接部分がカーテンレール1の上部から軸回方
向に多少ずれてしまうというような使用状況において
も、ランナ2を確実に滑性部材3に摺接させることがで
きる。
【0010】また、前記滑性部材3は、カーテンレール
1の中心角略90度の範囲に設けたことも好ましい。
【0011】また、前記滑性部材3は、カーテンレール
1の外周部と略面一になるように設けてなることも好ま
しい。これにより、カーテンレール1の外周部から突出
する滑性部材3と比較して外観に滑性部材3を露出させ
にくくできて、カーテン装置の意匠性の向上が図り得る
ものである。
【0012】また、前記滑性部材3は、カーテンレール
1の外周部から突出するよう設けてなることも好まし
い。これにより、ランナ2の滑性部材3への摺接を確実
に行わせることができる。
【0013】また、前記滑性部材3は、ランナ2と接す
る部分にガイド溝7を有し、ガイド溝7に対応した突部
8を有するランナ2をガイドするように設けてなること
も好ましい。これにより、ランナ2をカーテンレール1
に対してガイドさせて安定摺動させることができるのは
勿論、ガイド溝7の体積分滑性部材3の体積を小さくす
ることができることから滑性部材3を形成する材料の量
を少なくすることができて製造コストを低減させること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明はカーテン装置のカーテン
レールに関するものであるが、上記カーテン装置はカー
テン6[図6(b)参照]を吊持したリング状のランナ
2を丸棒状のカーテンレール1に複数個外嵌して構成さ
れるもので、ランナ2のカーテンレール1が挿通するリ
ング孔5の内周面の曲率半径はカーテンレール1の外周
径に比べて大きく形成され、ランナ2の内周面の上部を
カーテンレール1の上部に係止させると共に上記ランナ
2をカーテンレール1の棒長である軸方向に摺動自在に
しているものである。このカーテンレール1には表面に
滑性を備えた滑性部材3がカーテンレール1の軸回方向
の一部で且つカーテンレール1の軸方向の略全長に亘っ
て設けられており、上記ランナ2を上記滑性部材3に摺
接させることでランナ2のカーテンレール1の軸方向へ
の摺動を良好にしているものである。なお、カーテンレ
ール1は、例えば、管状または棒状のアルミ成形品の外
周面にシート状のポリ塩化ビニルを巻回して形成されて
いる。また、滑性部材3はその表面に少なくともカーテ
ンレール1の外周面よりも滑性を備えたものであって、
例えばイオンフッ化エチレンのようなフッ素樹脂により
成形され、上記フッ素樹脂の性質によりその表面の摩擦
係数を小さくすることで滑性を備えさせている。以下、
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0015】図1及び2に示す本発明の実施の形態の例
においては、上記カーテンレール1のランナ2が摺接す
る部分であるカーテンレール1の外周面の上部で且つ軸
方向の略全長に亘って滑性を備えた滑性部材3を設けた
例である。この滑性部材3はカーテンレール1の外周面
の上部で且つ軸方向の略全長に亘って設けた嵌合溝4に
嵌合させて一部がカーテンレール1の外周面から上方に
突出するように配置されており、上記滑性部材3のカー
テンレール1の外周面より突出した部分においては、先
にいくにつれて幅狭に形成されているものである。ラン
ナ2は上記滑性部材3の先端部分において摺接するが、
上記滑性部材3の先端部分は幅狭に形成されて滑性部材
3とランナ2との接触面積を小さく抑える構造にしてあ
ることで構造的にもランナ2と滑性部材3との摩擦抵抗
を低く抑えるものであって、ランナ2のカーテンレール
1に対する摺動を引っ掛かりなく良好に行わせている。
このようにランナ2のカーテンレール1に対する摺動性
の向上をカーテンレール1に滑性部材3を設けるといっ
た簡単な構成で図ることができ、カーテン装置の製造性
をも良好にするものである。なお、滑性部材3の嵌合溝
4への装着は、糊等の接着剤を用いて固着させてもよ
く、また、滑性部材3と嵌合溝4との嵌め合い寸法をき
つく設定すると共に両者を圧入させて固定させてもよい
ものである。後者の場合、滑性を有した滑性部材3への
接着剤の塗布が困難なときに有効である。
【0016】図3に示す本発明の実施の形態の他例は、
先の図1及び2の実施の形態の例の滑性部材3と嵌合溝
4との間に抜け止め部を設けた例である。この抜け止め
部は、滑性部材3の嵌合溝4との嵌合部分の幅方向の両
側に係止凹所9を設けると共に嵌合溝4の幅方向の両側
に溝内方に突出した係止突部10を設け、上記係止凹所
9に係止突部10を係止させて構成したものである。こ
の抜け止め部を滑性部材3と嵌合溝4との間に設けたこ
とで、滑性部材3のカーテンレール1の中心軸に対する
遠近方向への抜けが防止できると共に、滑性部材3の幅
方向へのずれも防止できるものである。なお、係止凹所
9を備えた滑性部材3の係止突部10を備えた嵌合溝4
への嵌合は、カーテンレール1の軸方向へ上記滑性部材
3を嵌合溝4に挿入して行われるものである。ここで、
滑性部材3の表面は滑性を備えていてランナ2が抵抗な
く良好に摺動することから、滑性部材3にはランナ2に
よるカーテンレール1の軸方向への力が作用しないもの
であって、滑性部材3の嵌合溝4内でのカーテンレール
1の軸方向へのずれは生じないものである。このように
抜け止め部を備えた滑性部材3と嵌合溝4とをカーテン
レール1の軸方向に挿入嵌合させることで、滑性部材3
は嵌合溝4に着脱自在に固定されるものである。上記構
成の抜け止め部は機構的にも単純な構造で且つ頑丈な構
造であることから、カーテンレール1及び滑性部材3の
複雑な加工は不要であり、また、滑性部材3の嵌合溝4
への嵌合を着脱自在に行い得ることから、メンテナンス
時に滑性部材3の交換も容易に行えるものである。本例
のカーテン装置は、ランナ2のカーテンレール1に対す
る摺動性を向上させると共に製造コストを抑えることが
最も合理的に行われた装置である。
【0017】図4に示す本発明の実施の形態の更に他例
は、滑性部材3をカーテンレール1の外周部の軸回方向
に広がる面状に設けた例である。つまり、滑性部材3は
カーテンレール1の外周径と同様の曲率半径を有すると
共にその曲率中心に対して中心角略90度の断面円弧状
である曲面板状に形成されており、また、嵌合溝4はカ
ーテンレール1の外周面の上端に対して左右対称の中心
角略90度の範囲を凹段面状に凹設して形成されてお
り、上記凹段面状の嵌合溝4に曲面板状の滑性部材3を
嵌合させて構成したものである。なお、滑性部材3の嵌
合溝4への装着は、先の図1及び2の実施の形態の例と
同様に、糊等の接着剤を用いて滑性部材3を嵌合溝4に
固着させてもよく、また、滑性部材3と嵌合溝4との嵌
め合い寸法をきつくすると共に両者を圧入させて固定さ
せてもよい。本例では、上記曲面板状の滑性部材3の外
面とカーテンレール1の外周面とを略面一にして設けて
いる。ここで、曲面板状の滑性部材3をカーテンレール
1の外周面の広範囲の部分に設けたことは、例えば、使
用者がカーテンレール1の軸方向に対して斜め方向にカ
ーテン6を引っ張った場合や、カーテンレール1の建物
への設置が地面に対して平行に取り付けられなかった場
合において起こり得る、ランナ2のカーテンレール1へ
の摺接部分がカーテンレール1の上部から軸回方向にず
れてしまう、といった状況においても、ランナ2を確実
に滑性部材3に摺接させることを図っているものであ
る。なお、本例のカーテンレール1及び滑性部材3はそ
の構造が簡易であって、製造性、組立性共に良好であ
り、製造過程での不良品発生率を低減させることができ
るといった利点もある。
【0018】図5に示す本発明の実施の形態の更に他例
は、カーテンレール1の外周面の上部で且つ軸方向の略
全長に亘って嵌合溝4を設け、上記嵌合溝4に滑性部材
3を嵌合させて装着し、滑性部材3の外部に露出する部
分にカーテンレール1の軸方向の略全長に亘って一直線
状にガイド溝7を形成した例である。このガイド溝7に
は、ガイド溝7に対応してランナ2のリング孔5の内周
面の上端位置から下方に突設させた突部8が挿入され
る。ランナ2をカーテンレール1に対して摺動させた際
には上記突部8がガイド溝7に沿って摺動し、つまり、
ランナ2はガイド溝7のガイドを受けながらカーテンレ
ール1に対して摺動するものである。なお、滑性部材3
の嵌合溝4への装着は、先の図1及び2の実施の形態の
例と同様に、糊等の接着剤を用いて滑性部材3を嵌合溝
4に固着させてもよく、また、滑性部材3を嵌合溝4に
圧入させて固定させてもよいものである。また、本例で
は、カーテンレール1の意匠性の向上を図って滑性部材
3の外面とカーテンレール1の外周面とを略面一にして
ある。このように、滑性部材3にガイド溝7を設けたこ
とで、ランナ2をカーテンレール1に安定摺動させるこ
とができるのは勿論、滑性部材3を形成する材料の量を
少なくすることができて製造コストを低減させることが
できるものである。
【0019】上述した実施の形態の諸例では、いずれも
ランナ2のカーテンレール1への摺動を引っ掛かりなく
良好に行わせており、ランナ2のカーテンレール1への
摺動をランナ2の駆動により行わせる電動カーテン装置
として用いることも好ましいものである。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載のカ
ーテンレールにあっては、外周部にランナが係止して長
手方向に摺動するカーテンレールであって、前記外周部
に、ランナの摺動を良好にするように滑性部材を、軸回
方向の一部かつ軸方向の略全長に亘って設けたので、滑
性を備えた滑性部材にランナを摺接させるといった構造
でランナをカーテンレールに対して摺動させることで、
いかなる材質のランナであってもカーテンレールに対す
るランナの良好な摺動を確保でき、また、このようにカ
ーテンレールに対するランナの良好な摺動を図るため
に、カーテンレールに滑性を備えた滑性部材を設けてラ
ンナを上記滑性部材に摺接させるといった機構的に簡易
な構成を採用したので、カーテン装置の故障の発生を低
減させると共に製造・組立性を向上させて製造コストを
低減させることができるものである。
【0021】また、請求項2記載のカーテンレールにあ
っては、請求項1の効果に加えて、前記外周部に設けた
嵌合溝に滑性部材を嵌合したので、滑性を備えた滑性部
材のカーテンレールへの装着を構造的に容易に行わせて
組立性を向上させることができる。
【0022】また、請求項3記載のカーテンレールにあ
っては、請求項2の効果に加えて、前記滑性部材を嵌合
溝に対して着脱自在にしたので、滑性部材を嵌合溝から
容易に取り外すことができて滑性部材の取り替えを伴う
メンテナンス作業を容易に行うことができるものであ
る。
【0023】また、請求項4記載のカーテンレールにあ
っては、請求項2または3の効果に加えて、滑性部材が
中心軸に対する遠近方向に脱落するのを防止する抜け止
め部を前記嵌合溝に設けたので、滑性部材がカーテンレ
ールの中心軸に対する遠近方向への脱落することを防止
できて滑性部材のカーテンレールへの安定装着が図られ
るものであり、また、前記滑性部材を軸方向から嵌合溝
に嵌合するように設けたので、このように滑性部材と嵌
合溝との間に抜け止め部を設けても滑性部材の嵌合溝へ
の嵌合を容易に行うことができるものである。
【0024】また、請求項5記載のカーテンレールにあ
っては、請求項1乃至4のいずれかに記載の効果に加え
て、前記滑性部材は、外周部の軸回方向に広がる面状に
設けてなるので、使用者がカーテンレールの軸方向に対
して斜め方向にカーテンを引っ張った場合や、カーテン
レールが地面に対して平行に取り付けられなかった場合
に起こり得る、ランナのカーテンレールへの摺接部分が
カーテンレールの上部から軸回方向に多少ずれてしまう
といったような使用状況においても、ランナを確実に滑
性部材に摺接させ、ランナのカーテンレールに対する良
好な摺動を確保することができるものである。
【0025】また、請求項6記載のカーテンレールにあ
っては、前記滑性部材は中心角略90度の範囲に設けて
いる。上記請求項5の効果を得るには滑性部材をカーテ
ンレールの中心角略90度の範囲に設けることが妥当で
ある。
【0026】また、請求項7記載のカーテンレールにあ
っては、請求項5または6の効果に加えて、前記滑性部
材は、外周部と略面一になるように設けたので、外周部
から突出する滑性部材と比較して外観に滑性部材を露出
させにくくできて、カーテン装置の意匠性を向上させる
ことができる。
【0027】また、請求項8記載のカーテンレールにあ
っては、請求項1乃至6のいずれかに記載の効果に加え
て、前記滑性部材は、外周部から突出するよう設けたの
で、ランナの滑性部材への摺接を容易にさせるものであ
る。
【0028】また、請求項9記載のカーテンレールにあ
っては、請求項1乃至8のいずれかに記載の効果に加え
て、前記滑性部材は、ランナと接する部分にガイド溝を
有し、ガイド溝に対応した突部を有するランナをガイド
するように設けたので、ランナをカーテンレールに対し
てガイドさせて安定摺動させることができるのは勿論、
ガイド溝の体積分滑性部材の体積を小さくすることがで
きることから滑性部材を形成する材料の量を少なくする
ことができて製造コストを低減させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、(a)
はカーテンレールの断面図であり、(b)は斜視図であ
る。
【図2】同上のカーテンレールにランナを外嵌して構成
したカーテン装置の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の他例を示すもので、
(a)は断面図であり、(b)は(a)のA部分の拡大
断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の更に他例を示すもので、
(a)は断面図であり、(b)は斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の更に他例を示すもので、
(a)は断面図であり、(b)は斜視図であり、(c)
はカーテンレールに外嵌するランナの側面図である。
【図6】従来技術の例を示すもので、(a)はカーテン
装置の断面図であり、(b)は同カーテン装置の部分正
面図である。
【符号の説明】
1 カーテンレール 2 ランナ 3 滑性部材 4 嵌合溝 5 リング孔 6 カーテン 7 ガイド溝 8 突部 9 係止凹所 10 係止突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 宏展 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ▲濱▼本 惠章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E182 AA01 AC01 DE21 DG05 EE01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部にランナが係止して長手方向に摺
    動するカーテンレールであって、前記外周部に、ランナ
    の摺動を良好にするように滑性部材を、軸回方向の一部
    かつ軸方向の略全長に亘って設けてなることを特徴とす
    るカーテンレール。
  2. 【請求項2】 前記外周部に設けた嵌合溝に滑性部材を
    嵌合したことを特徴とする請求項1に記載のカーテンレ
    ール。
  3. 【請求項3】 前記滑性部材を嵌合溝に対して着脱自在
    にしたことを特徴とする請求項2に記載のカーテンレー
    ル。
  4. 【請求項4】 滑性部材が中心軸に対する遠近方向に脱
    落するのを防止する抜け止め部を前記嵌合溝に設けると
    共に、前記滑性部材を軸方向から嵌合溝に嵌合するよう
    に設けてなることを特徴とする請求項2または3に記載
    のカーテンレール。
  5. 【請求項5】 前記滑性部材は、外周部の軸回方向に広
    がる面状に設けてなることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のカーテンレール。
  6. 【請求項6】 前記滑性部材は、中心角略90度の範囲
    に設けてなることを特徴とする請求項5に記載のカーテ
    ンレール。
  7. 【請求項7】 前記滑性部材は、外周部と略面一になる
    ように設けてなることを特徴とする請求項5または6に
    記載のカーテンレール。
  8. 【請求項8】 前記滑性部材は、外周部から突出するよ
    う設けてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のカーテンレール。
  9. 【請求項9】 前記滑性部材は、ランナと接する部分に
    ガイド溝を有し、ガイド溝に対応した突部を有するラン
    ナをガイドするように設けてなることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれかに記載のカーテンレール。
JP2001109905A 2001-04-09 2001-04-09 カーテンレール Withdrawn JP2002300958A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087269A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 立川ブラインド工業株式会社 カーテンレール装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087269A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 立川ブラインド工業株式会社 カーテンレール装置

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