JP2002300944A - 商品陳列棚 - Google Patents

商品陳列棚

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JP2002300944A JP2001106037A JP2001106037A JP2002300944A JP 2002300944 A JP2002300944 A JP 2002300944A JP 2001106037 A JP2001106037 A JP 2001106037A JP 2001106037 A JP2001106037 A JP 2001106037A JP 2002300944 A JP2002300944 A JP 2002300944A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幕板の支柱への着脱が容易な商品陳列棚を提
供する。 【解決手段】 下端に放射方向を向く複数のベース脚6
aを備える支柱1の周囲に、上下複数段の棚板を設ける
とともに、最下段の棚板5aの下方に、ベース脚6aを
含む支柱1の下端部の周囲を覆う幕板2を設けてなる商
品陳列棚において、幕板2の内面における下端部の複数
個所に、各ベース脚6aに上方より嵌合可能な係止金具
15を固着し、個々の係止金具15を各ベース脚6aに
上方より落し込んで係合させることにより、幕板2を支
柱1に着脱可能に支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱の周囲に複数
段の棚板を設けるとともに、支柱の下端部の周囲を幕板
により覆ってなる商品陳列棚に係り、特に、幕板の構造
並びに支柱に対する取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】支柱の周囲に複数段の棚板を設けてなる
従来の商品陳列棚としては、例えば実公昭63−137
50号公報や登録実用新案公報第3062744号等に
記載されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の商品陳列棚
においては、支柱の下端部はステージ状の棚板により覆
われているが、化粧用の幕板としては考慮されておら
ず、外観上の見栄えが悪い。
【0004】一方、上記後者の商品陳列棚は、最下段の
棚板と床面との間に、複数の収納ボックスを、支柱を囲
むようにして設け、これにより支柱の下端部を覆うよう
にしているが、各収納ボックスは支柱に固定されていな
いため、動き易く、また上記と同様、化粧用幕板とした
際の見栄えも悪い。
【0005】そこで、本願の出願人は、最下段の棚板の
下方における支柱の周囲を、円筒形をなす専用の幕板に
より体裁よく覆い、化粧品等の陳列に適した見栄えのよ
い商品陳列棚を案出した。
【0006】しかし、上記幕板を支柱の下端部に、円周
方向に回動不能かつ着脱可能にいかに簡単に取付けるか
が課題となっていた。
【0007】また、大型の商品陳列棚とした際には、そ
れに合わせて幕板を大径とする必要があるが、このよう
な大円筒形の幕板は製造が難しく、かつ取扱い等が不便
となる問題もある。さらに、幕板を軽量化するために、
それを薄肉の円筒形とすると、強度が低下する問題があ
った。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、幕板の支柱への取付け取外しを容易とするととも
に、製造や取扱い性に優れ、かつ強度の大きい幕板を備
える商品陳列棚を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)下端に放射方向を向く複数のベース脚を備える支
柱の周囲に、上下複数段の棚板を設けるとともに、最下
段の棚板の下方に、前記ベース脚を含む支柱の下端部の
周囲を覆う幕板を設けてなる商品陳列棚において、前記
幕板の内面における適所の複数個所に、前記各ベース脚
に上方より嵌合可能な係止金具を固着し、個々の係止金
具を各ベース脚に上方より落し込んで係合させることに
より、前記幕板を支柱に着脱可能に支持させる。
【0010】(2)上記(1)項において、各係止金具を
下向きコ字状とし、かつ全ての係止金具における一方の
垂下片を他方の垂下片よりも短寸とする。
【0011】(3)上記(1)または(2)項において、幕
板を円筒形とし、その内面の複数個所に、水平をなす複
数の補強杆の両端を、円周方向にほぼ等間隔おきに結合
する。
【0012】(4)上記(3)項において、円筒形の幕板
が、円周方向に複数に分割された円弧状の複数個の幕片
よりなり、かつ互いに隣接する幕片の両側端縁に連設さ
れた内向きのフランジ片同士を結合して形成したものと
する。
【0013】(5)上記(3)又は(4)項において、円筒
形の幕板が、4等分された円弧状の各幕片におけるフラ
ンジ片同士を結合して形成され、かつ各幕片の両フラン
ジ片に補強杆の両端を結合したものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、商品陳列棚(A)全体を正
面から見た斜視図、図2は、同じく正面図、図3は、図
2におけるIII−III線の拡大横断平面図を示すもので、
商品陳列棚(A)は、その高さが例えば180cm程度の塔
形をなしている。
【0015】商品陳列棚(A)は、支柱(1)と、その下端
部を覆う円筒形の幕板(2)と、複数(4個)の照明器具
(3)と、その外面と支柱(1)の上端部を覆う複数(4
個)のカバー(4)と、カバー(4)の周囲を囲む上下複数
段(実施形態では6段)の平板リング状の棚板(5a)〜(5
f)とを主要部として構成されている。
【0016】上記支柱(1)は、図4に示すように、角筒
状断面をなす水平のベース脚(6a)と、その一端に結合さ
れた角筒状の垂直杆(6b)とからなる汎用性の高いL字状
の4個の支柱単体(6)よりなり、これらの支柱単体(6)
同士を、平面視十字形をなすように、各垂直杆(6b)の背
面の側縁同士を互いに当接させた状態で、隣接する垂直
杆(6b)における両側面の上端部と中央部と下端部同士
を、L字状の連結金具(7)により結合することにより、
一体化されている。
【0017】各支柱単体(6)におけるベース脚(6a)の両
端部下面には、アジャスタボルト(8)が取付けられ、ま
た各垂直杆(6b)の上端面には、後記する最上段の棚板(5
f)載置用の支持板(26)を取付けるためのめねじ孔(9)が
穿設されている。(10)は、各垂直杆(6b)の外面の両側部
に上下方向に多数列設された、後記するブラケット(34)
取付用の係合孔である。
【0018】上記幕板(2)は、図4〜図6に示すよう
に、円周を4等分した長さの円弧状をなす4個の幕片(1
1)における両側端同士を、次のようにして互いに結合す
ることにより、一体化されている。
【0019】すなわち、上記幕板(2)は、各幕片(11)の
両側端に折曲形成された求心方向を向くフランジ片(11
a)同士の複数個所を、ボルト(12)とナット(13)により締
結することにより、例えば直径が800mm前後の円筒形
に形成されている。
【0020】また各幕片(11)の両フランジ片(11a)間に
は、内向きコ字状をなす水平の補強杆(14)が横架され、
その両端部の外向折曲片(14a)を、フランジ片(11a)の中
間部を締結しているボルト(12)とナット(13)により共締
めすることにより、幕板(2)の内面は、平面視方形枠状
に結合された4本の補強杆(14)により補強されている。
これにより、幕板(2)が大径でかつ薄肉であっても、板
厚方向に撓んだり、変形したりするのが防止される。
【0021】各幕片(11)における内面の下端部中央に
は、各支柱単体(6)のベース脚(6a)に上方よりがたなく
嵌合可能な下向きフック状の係止金具(15)が、溶接によ
り固着されている。
【0022】図5及び図6に示すように、幕板(2)は、
上記4個の係止金具(15)を各支柱単体(6)のベース脚(6
a)に上方より嵌合して係止することにより、床面(F)よ
り若干離間した状態で支柱(1)に対し回動不能に支持さ
れている。
【0023】上記各係止金具(15)は、その一方の垂下片
を他方の垂下片よりも短寸として、幕板(2)を大きく持
ち上げることなく、ベース脚(6a)に着脱しうるようにし
てあるが、両方の垂下片を等寸としてもよいことは勿論
である。なお、上記幕板(2)は大径であるため、その製
造や取扱いの容易性に配慮して4分割構造としている
が、陳列棚(A)が小型の際には、一体の円筒形とするこ
ともある。また、円筒形とは限らず、多角形やだ円形等
とすることもある。
【0024】上記最下段のベースとなる棚板(5a)は、例
えば木製板材により、幕板(2)の外径よりも若干大径の
円板状に形成され、その中心には、支柱(1)が挿通可能
な大きさの通孔(16)が穿設されている。
【0025】図5に示すように、上記棚板(5a)は、その
下面に形成された円形の膨出部(17)を、幕板(2)の上端
部内に嵌合することにより、径方向に位置ずれするのが
規制されて、幕板(2)の上端に載置されている。
【0026】また、棚板(5a)は、膨出部(17)の下面の周
端部に形成したスリット状の上向きの4個の凹溝(18)
を、各幕片(11)を結合しているフランジ片(11a)の上端
部に嵌合することにより、幕板(2)に対しての回り止め
もなされている。
【0027】棚板(5a)の通孔(16)を囲む中央部上面に
は、上記各カバー(4)の下端部ががたなく嵌合しうるよ
うに、その外形と補形をなす平面視扇状の4個の凹部(1
9)が、円周方向に90°の間隔をもって形成されてい
る。
【0028】上記各照明器具(3)は、図3及び図7に示
すように(図7においては、便宜上2個の照明器具のみ
を示す)、上下方向を向く直管型の照明灯(蛍光灯)(2
0)と、その上下両端を通電状に保持する支持体(21)とか
らなり、その上下長は、支柱(1)における棚板(5a)より
の突出寸法とほぼ等長、もしくは若干小寸としてある。
【0029】各照明器具(3)を支柱(1)に取付けるに
は、支持体(21)の背面の上下部に、内向きコ字状の支持
金具(22)を、ねじ(23)により固定したのち、各支持金具
(22)の上端に外方に拡開させて形成した下向き鉤状の1
対の係止爪(22a)(22a)を、互いに隣接する垂直杆(6b)に
おける隣合う面の上下部の係合孔(24)に係止する。これ
により、4個の照明器具(3)は、各垂直杆(6b)の間に平
面視十字形をなすように、照明灯(20)を外方に向けて取
付けられている(図3参照)。なお、各支持金具(22)
は、互いに隣接する垂直杆(6b)の側面に係止されている
ため、各垂直杆(6b)はより強固に結合される。
【0030】上記各カバー(4)は、図3及び図7に示す
ように、背面のみが開口された平面視扇状をなし、その
上下長は、照明器具(3)が収容可能なように、それより
も若干長寸とされている。
【0031】各カバー(4)の外面は、幅の等しい3個の
角形面とされ、4個のカバー(4)を支柱(1)の回りに立
設した際における平面形が、各垂直杆(6b)を挟んで概ね
正12角形となるようにしてある。
【0032】各カバー(4)を、その下端を最下段の棚板
(5a)の4個の凹部(19)に嵌合させて立設すると、上記各
照明器具(3)のほぼ全体がカバー(4)内に収容されて覆
われるようになる(図3参照)。
【0033】また、このカバー(4)の立設時において、
隣接するカバー(4)の対向面間には、垂直杆(6b)の厚さ
とほぼ等しい隙間が形成されるようになっている。
【0034】棚板(5a)の凹部(19)内に立設された各カバ
ー(4)の上端は、支柱(1)の上端のめねじ孔(9)に4本
のボルト(25)により固定される、上記最上段の棚板(5f)
載置用の支持板(26)により、次のようにして保持されて
いる。
【0035】すなわち、支持板(26)の下面における棚板
(5a)の各凹部(19)と対向する位置には、図8に示すよう
に、凹部(19)と同形状の上向きの4個の凹部(27)が形成
されており、従って、各凹部(27)を、立設されたそれぞ
れのカバー(4)の上端に嵌合させた状態で、支持板(26)
を支柱(1)の上端にボルト止めすれば、各カバー(4)
は、棚板(5a)と支持板(26)間において不動状態に保持さ
れる。
【0036】図7及び図8に示すように、上記支持板(2
6)の上面には、中心部に軸状の取付部(28)が形成される
ようにして、円形の凹部(29)が形成され、この凹部(29)
に円環状の照明灯(蛍光灯)(30)を収容した状態で、支
持板(26)の上面に、透光性を有するガラス又は合成樹脂
製の棚板(5f)が載置されている。
【0037】棚板(5f)は、その中心に上方より挿入した
ボルト(31)を、上記軸状の取付部(28)のめねじ孔(32)に
螺挿することにより、落下や位置ずれするのが防止され
ている。
【0038】上記中段の各棚板(5b)〜(5e)は、透光性を
有するガラス又は合成樹脂等により、最下段の棚板(5a)
の直径よりも若干小さく、かつ最上段の棚板(5f)の直径
よりも若干大きい直径をなす2分割構造の円板状に形成
され、中央部には、上記4個のカバー(4)が挿通可能な
円孔(33)が形成されている。なお、各棚板(5b)〜(5e)
は、大径であるため、その製造や取扱いの容易性に配慮
して2分割構造としてあるが、小型の陳列棚とする際
は、1枚構造としてもよい。
【0039】図3及び図9は、上記棚板(5b)〜(5e)の支
持構造を示す。なお、各棚板(5b)〜(5e)の支持構造は全
て同一であるため、図9においては、一部の棚板(5d)に
ついてのみ図示するとともに、便宜上、共通する一部の
部材についての図示を省略してある。
【0040】支柱(1)を構成している各垂直杆(6b)の外
面には、1対ずつの板状ブラケット(34)(34)が、その基
端部に形成された下向き鉤状の複数(3個)の係止爪(3
5)を、各垂直杆(6b)の外面に並設した上下3個ずつの係
合孔(10)に係合させることにより、上端面を互いに水平
に整合させた状態で、円周方向に90°の等間隔をもっ
て、カバー(4)間の隙間を通して取付けられている(図
3参照)。
【0041】各ブラケット(34)の先端には、棚板(5d)の
外周面と近接又は当接することにより、その落下や位置
ずれを防止するための上向きのストッパ片(36)が連設さ
れている。
【0042】互いに隣接するブラケット(34)の先端部間
には、棚板(5d)の周端部とほぼ同じ曲率半径の円弧状に
折曲された角筒状の連結杆(37)が、その両端に嵌着した
取付金具(38)により取付けられている。
【0043】すなわち、取付金具(38)は、ブラケット(3
4)の先端部に上方より弾性係合可能な下向コ字状の挟持
基片(38a)と、その一側面に周方向を向いて連設され、
先端部が下向きに折り返し折曲された弾性係合片(38b)
とからなり、弾性係合片(38b)を連結杆(37)の両端の角
形孔に押し込んで弾性的に嵌合させた状態で、挟持基片
(38a)をブラケット(34)の先端部に上方より嵌合するこ
とにより、各連結杆(37)は、隣接するブラケット(34)と
の間に、それらの上端面をほぼ同一面に整合させた状態
で取付けられている(図10参照)。
【0044】このようにして、各ブラケット(34)を支柱
(1)に、かつ4個の連結杆(37)を隣接するブラケット(3
4)間にそれぞれ取付け、それらの上面に2分割構造の棚
板(5d)を半分ずつ載せて互いの分割面を突合わせれば、
棚板(5d)は、各ブラケット(34)と連結杆(37)とにより安
定的に支持され、かつブラケット(34)の先端のストッパ
片(36)により位置ずれするのが防止される。
【0045】なお、図示は省略するが、ブラケット(34)
及び連結杆(37)の上面全体又は複数個所にゴム等の緩衝
材を取付けてもよく、このようにすると、ガラス製とし
た際の棚板(5d)の下面に傷が付いたり、衝撃により破損
したりするのが防止されるとともに、滑りにくくなるの
で、より安定的に支持される。
【0046】上記の要領で、各段のブラケット(34)と連
結杆(37)を組付けて、全ての棚板(5b)〜(5e)を載置すれ
ば、図1及び図2に示すような塔形の商品陳列棚(A)が
完成され、各段の棚板(5a)〜(5f)上に種々の化粧品等を
載置して陳列することができる。
【0047】以上説明したように、上記実施形態の陳列
棚(A)においては、十字形をなす支柱(1)における隣接
する垂直杆(6b)の間に、上下方向を向く4個の照明器具
(3)を、平面視十字形となるように配設しているため、
支柱(1)の周囲が長下方向に広範囲に照明されるととも
に、照度も大となる。
【0048】従って、最上段の棚板(5f)を除いた各段の
棚板(5a)〜(5e)の上下の面が効果的に照明され、それら
に載置した商品の照明効果も大となるため、陳列効果が
高まる。
【0049】また、最上段の透光性の棚板(5f)も、その
下方の支持板(26)の凹部(29)に収容した円環状の照明灯
(30)により照明されるので、それに載置した商品も効果
的に照明され、陳列効果を高めることができる。
【0050】さらに、各照明器具(3)は、隣接する垂直
杆(6)の間の空間部に配設されているため、それらの支
柱(1)よりの突出寸法が小さくなり、かつ照明器具(3)
を収容するカバー(4)の径方向の寸法も最小限としうる
ため、各段の棚板(5a)〜(5e)における商品陳列面の有効
面積が小さくなるのが防止される。
【0051】支柱(1)の下端部は幕板(2)により覆わ
れ、かつ各垂直杆(6b)の周囲の殆どが、ブラケット(34)
挿通用の隙間を残してカバー(4)により覆われているの
で、体裁が向上する。
【0052】各カバー(4)は、その上下の端部を、棚板
(5a)の上面と支持板(26)の下面とに形成した凹部(19)(2
7)に嵌合して、支持板(26)により押さえるのみで取付け
られているため、その取付けや取外しが極めて容易とな
る。
【0053】また各照明器具(3)も、上下2個の支持金
具(22)を、隣接する垂直杆(6b)の係合孔(24)に係合する
だけで取付けられているので、その着脱が極めて容易で
ある。
【0054】隣接するブラケット(34)の先端部間に円弧
状の4個の連結杆(37)を取付け、この連結杆(37)と各ブ
ラケット(34)により各棚板(5b)〜(5e)を支持しているた
め、それが大径で比較的重量が大きくても、安定的に支
持される。しかも、ブラケット(34)の先端に上向きのス
トッパ片(36)を設けてあるため、棚板(5b)〜(5e)が落下
したり、側方に位置ずれしたりする恐れはない。
【0055】支柱(1)は、通常の陳列棚等の支柱として
用いられる汎用性の高いL字状の4個の支柱単体(6)を
十字状に結合して構成されているため、安価であり、か
つ安定性もよい。
【0056】また、各支柱単体(6)における互いに隣接
する垂直杆(6b)同士は、上下複数個のL字状の連結金具
(7)だけでなく、照明器具(3)取付用の上下2個の支持
金具(22)によっても連結されているので、支柱単体(6)
の結合強度を高めることができる。
【0057】幕板(2)は、円弧状の4個の幕片(11)を、
その周端縁に内向きに折曲したフランジ片(11a)同士を
結合して円筒形に形成してあるため、円周方向の4個所
がフランジ片(11a)により補強され、大径とした際でも
強度が高まる。
【0058】また、各幕片(11)のフランジ片(11a)の中
間部同士を、補強杆(14)により結合しているため、幕板
(2)の強度はより高まる。
【0059】さらに、幕板(2)の内面の下端部に、下向
きコ字状の4個の係止金具(15)を固着し、これを各支柱
単体(6)のベース脚(6a)に上方より嵌合させて、幕板
(2)を4個のベース脚(6a)に取付けているため、支柱
(1)に対する幕板(2)の位置決めが容易となり、かつ幕
板(2)が円周方向に回動して位置ずれを起こすこともな
くなる。しかも、係止金具(15)の一方の垂下片を他方の
垂下片よりも短寸としてあるため、幕板(2)を着脱する
際にこれを大きく持ち上げる必要がない。
【0060】なお、上記実施形態では、4個の支柱単体
(6)を平面視十字形に結合して支柱(1)を形成している
が、3個の支柱単体(6)を円周方向に120°の間隔を
もって背中合わせに結合することもある。
【0061】この際には、隣接する垂直杆(6b)の間の空
間部に、3個の照明器具(3)を配設するとともに、それ
を収容するカバーもほぼ120°の扇状とし、かつこの
カバーを保持する棚板(5a)及び支持板(26)の凹部(19)(2
7)の形状も、カバーの形状に合わせればよい。
【0062】また、各ブラケット(34)の支柱に対する取
付角度が広がるので、その先端部に取付けられる連結杆
(37)の周長も大となる。上記実施形態では、各棚板(5a)
〜(5f)を円形としてあるが、方形や楕円形又はその他適
宜の形状としてもよい。この際は、その形状、大きさに
合わせて、ブラケット(34)の長さを変えればよい。
【0063】また、中段の棚板(5b)〜(5e)は、不透明と
することもある。棚板(5b)〜(5e)が比較的に小さく、か
つ軽量であるときには、連結杆(37)は省略して実施する
こともある。
【0064】小型の商品陳列棚(A)として、支柱単体
(6)の結合強度がそれ程要求されないときには、連結金
具(7)の数を減らすか、省略し、照明器具取付用の支持
金具(22)のみで各垂直杆(6b)同士を結合することもあ
る。
【0065】上記実施形態では、各照明器具(3)を個々
のカバー(4)により覆っているが、全ての照明器具(4)
の周囲を、円筒形又は多角形等とした1個のカバーによ
り覆うこともある。
【0066】この際には、カバーに、各ブラケット(34)
が挿通可能な上下方向を向くスリット状の長孔を設けれ
ばよい。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の係
止金具を単にベース脚に上方より嵌合するだけで、幕板
を周方向に回動不能として支柱に簡単に支持させること
ができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、幕板をベー
ス脚に着脱する際に、これを大きく持ち上げる必要がな
いので、作業性がよくなる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、幕板を大径
かつ薄肉としても、厚さ方向の強度が十分に確保され
る。
【0070】請求項4記載の発明によれば、幕板が大径
であっても、その製造や取扱いが容易であるとともに、
幕片同士は、両端の内向きのフランジ片により互いに結
合されているので、結合部の曲げ強度が高まる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、4等分され
た各幕片のフランジ片に結合された補強杆同士が、平面
視方形枠状に連結されるので、幕板の曲げや捩れに対す
る強度がより高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の拡大横断平面図で
ある。
【図4】同じく、支柱、幕板、及びベースの棚板の分解
斜視図である。
【図5】同じく、幕板及び棚板を支柱の下端部に取付け
た状態の縦断正面図である。
【図6】同じく、図5のVI−VI線の横断平面図である。
【図7】同じく、照明器具、カバー、支持板及び最上段
の棚板の支柱に対する取付要領を示す分解斜視図であ
る。
【図8】同じく、支持板の縦断正面図である。
【図9】同じく、支柱に対するブラケット及び各段の棚
板の取付要領を示す分解斜視図である。
【図10】同じく、ブラケットにおける取付金具及び連
結杆の取付部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)幕板 (3)照明器具 (4)カバー (5a)〜(5f)棚板 (6)支柱単体 (6a)ベース脚 (6b)垂直杆 (7)連結金具 (8)アジャスタボルト (9)めねじ孔 (10)係合孔 (11)幕片 (11a)フランジ片 (12)ボルト (13)ナット (14)補強杆 (14a)外向折曲片 (15)係止金具 (16)通孔 (17)膨出部 (18)凹溝 (19)凹部 (20)照明灯 (21)支持体 (22)支持金具 (22a)係止爪 (23)ねじ (24)係合孔 (25)ボルト (26)支持板 (27)凹部 (28)取付部 (29)凹部 (30)照明灯 (31)ボルト (32)めねじ孔 (33)円孔 (34)ブラケット (35)係止爪 (36)ストッパ片 (37)連結杆 (38)取付金具 (38a)挟持基片 (38b)弾性係合片 (A)商品陳列棚 (F)床面
フロントページの続き Fターム(参考) 3B118 AA11 BA08 BA12 BB13 CA02 CA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に放射方向を向く複数のベース脚を
    備える支柱の周囲に、上下複数段の棚板を設けるととも
    に、最下段の棚板の下方に、前記ベース脚を含む支柱の
    下端部の周囲を覆う幕板を設けてなる商品陳列棚におい
    て、前記幕板の内面における適所の複数個所に、前記各
    ベース脚に上方より嵌合可能な係止金具を固着し、個々
    の係止金具を各ベース脚に上方より落し込んで係合させ
    ることにより、前記幕板を支柱に着脱可能に支持させた
    ことを特徴とする商品陳列棚。
  2. 【請求項2】 各係止金具を下向きコ字状とし、かつ全
    ての係止金具における一方の垂下片を他方の垂下片より
    も短寸としたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列
    棚。
  3. 【請求項3】 幕板を円筒形とし、その内面の複数個所
    に、水平をなす複数の補強杆の両端を、円周方向にほぼ
    等間隔おきに結合したことを特徴とする請求項1または
    2記載の商品陳列棚。
  4. 【請求項4】 円筒形の幕板が、円周方向に複数に分割
    された円弧状の複数個の幕片よりなり、かつ互いに隣接
    する幕片の両側端縁に連設された内向きのフランジ片同
    士を結合して形成したものである請求項3記載の商品陳
    列棚。
  5. 【請求項5】 円筒形の幕板が、4等分された円弧状の
    各幕片におけるフランジ片同士を結合して形成され、か
    つ各幕片の両フランジ片に補強杆の両端を結合したこと
    を特徴とする請求項3または4記載の商品陳列棚。
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