JP2002300545A - データ処理システム - Google Patents
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Abstract
ル高解像度化にともない、信号源に対応したディスプレ
イ装置が要求されるが、信号源の表示能力が上がると、
ディスプレイ装置への仕様の要求が高まる。 【解決手段】 解像度検知手段2と、画像データ列を分
割して所定の数の画像データ部分列を生成するデータ分
割回路2と、画像データ部分列を伝送経路17〜19に
より並行して送信する送信手段3〜6とを有する第1装
置15と、送信された画像データ部分列を伝送経路17
〜19から並行して受信する受信手段8〜10と、画像
データ部分列を画像データ列に復元するコントローラ1
2とを有する第2装置16とを備え、解像度検知手段7
は、第2装置16の処理能力を検知して前記所定の数を
決定し、データ分割回路2は、その数の画像データ部分
列を生成する。
Description
べき一連の画像データを有する画像データ列を処理また
は表示するデータ処理システム、第1装置、第2装置、
及びプログラムに関するものであり、たとえば液晶表示
システムなどに表示を実行させるためのデータ処理シス
テム、第1装置、第2装置、及びプログラムに関する。
表示システムの構成について、液晶表示装置を例として
説明する。なお、図6は、従来の表示システムのブロッ
ク図である。
示装置102からなる。信号源装置101は、信号源1
03とトランスミッタ104から構成される。
ローラ106とディスプレイ107からなる。
は、トランスミッタ104とレシーバ105の間を1本
の信号ケーブル108を介して接続される。
(Hz)とすると、b部のピクセルクロック周波数はf
(Hz)である。
めざましいものがある。カラーディスプレイが普及しだ
した頃の解像度はVGA(Video Graphic
sArray)と呼ばれる横640画素、縦480本と
いう表示であった。これが、SVGA(Super V
GA)と呼ばれる、横800画素、縦600本となり、
XGA(Extended Graphics Arc
hitecture)と呼ばれる、横1024画素、縦
768本となり、SXGA(Super XGA)と呼
ばれる、横1280画素、縦1024本や、UXGA
(UltraXGA)と呼ばれる、横1600画素、縦
1200本や、HDTV(HighDefinitio
n Television)と呼ばれる、横1920画
素、縦1080本や、さらには、QXGA(Quadr
uple XGA)と呼ばれる、横2048画素、縦1
536本の解像度まで登場している。
て示す。図7で、201がVGA、202がSVGA、
203がXGA、204がSXGA、205がUXG
A、206がUXGA−Wide。さらに高解像度のも
のや、上記の4対3や5対4の扁平率を16対9や16
対10等に幅広化(ワイド化)した解像度、上記の解像
度を縦横2倍にすることによる4倍の解像度(QVG
A,QSXGA,QUXGAなど)、各国の放送規格
(NTSC、PAL、SECAMなど)やコンピュータ
の規格(インターナショナルビジネスマシーンズ社、サ
ンマイクロシステムズ社、アップルコンピュータ社製な
どのコンピュータ)に依存した解像度、機構寸法におけ
る共用化策により、扁平率5対4のSXGAを4対3に
した上で解像度を高めたSXGA+(SXGA Plu
s)と呼ばれる横1400画素、縦1050本の解像度
も存在する。
(a)の207がQVGA、(b)の208がQXG
A、(c)の209がQSXGA、(d)210がQU
XGA。
+とSXGA−Wideを示す。211がSXGA+、
212がSXGA−Wideである。
−Wideの関係を示す。213がHDTVである。
化の進展は、高精細化という高性能化の反面、駆動回路
のクロック周波数の高周波化という問題を発生させる。
orizontal_Pixelは、水平画素数であ
り、Vertical_Lineは、垂直ライン数であ
る。
は、307,200画素になり、SVGA(800×6
00)では、480,000画素になり、XGA(10
24×768)では、786,432画素になり、QV
GA(1280×960)では、1,228,800画
素になる(注:QVGAのQは過去に、quad(1/
4)の意味で320×240画素を示す際に使われてい
たが、最近では解像度の拡大に伴い、quadrupl
e(4倍)の意味で使われるようになった。本明細書で
は、4倍の意味で使用する。なお、QXGA以上の解像
度では、当初より4倍の意である。)。
は、1,310,720画素になり、SXGA+(14
00×1050)では、1,470,000画素にな
り、SXGA−Wide(1600×1024)では、
1,638,400画素になり、UXGA(1600×
1200)では、1,920,000画素になり、HD
TV(1920×1080)では、2,073,600
画素になり、UXGA−Wide(1920×120
0)では、2,304,000画素になり、QXGA
(2048×1536)では、3,145,728画素
になり、QSXGA(2560×2048)では、5,
242,880画素になり、QUXGA(3200×2
400)では、7,680,000画素になるなどであ
る。その他の解像度であっても同様に計算できる。
CRT(Cathode RayTube)ディスプレ
イと同様に、ブランク期間を考慮して駆動を行っている
ものが多いが、ここではまず簡素化のため、ブランク期
間を除外して試算を行ってみる。その後に、ブランク期
間として、一例として、40%加算した値を示す。これ
は、水平ブランク期間として約30%、垂直ブランク期
間として約10%見込んだものである。以下はすべて、
フレーム周波数を60Hzとしたときのクロック周波数
である。
度、ブランク期間なしのクロック周波数、ブランク期間
つきのクロック周波数を列記すると、
nkingは、ブランキング期間なしのクロック周波数
であり、Frequency_With_Blanki
ngは、ブランキング期間ありのクロック周波数であ
り、Frameは、1秒間あたりのフレーム数であり、
Blanking_Rateは、ブランク期間の係数
(ここでは、1.4)である。
0)では、18.4MHz、25.8MHzとなり、S
VGA(800×600)では、28.8MHz、4
0.3MHzとなり、XGA(1024×768)で
は、47.2MHz、66.1MHzとなり、QVGA
(1280×960)では、73.7MHz、103M
Hzとなり、SXGA(1280×1024)では、7
8.6MHz、110MHzとなり、SXGA+(14
00×1050)では、88.2MHz、123MHz
となり、SXGA−Wide(1600×1024)で
は、98.3MHz、138MHzとなり、UXGA
(1600×1200)では、115MHz、161M
Hzとなり、HDTV(1920×1080)では、1
24MHz、174MHzとなり、UXGA−Wide
(1920×1200)では、138MHz、194M
Hzとなり、QXGA(2048×1536)では、1
89MHz、264MHzとなり、QSXGA(256
0×2048)では、315MHz、440MHzとな
り、QUXGA(3200×2400)では、460M
Hz、645MHzとなる。その他の解像度であっても
同様に計算できる。
ックにおいては、TTLあるいはCMOSレベルでのデ
ータ伝送は非常に困難であり、技術的には低電圧振幅差
動信号伝送方式のシリアル・デジタル・インターフェイ
ス方式に移行している。このシリアル・デジタル・イン
ターフェイス方式には、LVDS(Low Volta
ge Differential Signalin
g)方式、TMDS(Transition Minim
ized Differential Signali
ng)方式、GVIF(Gigabit Video I
nterFace)方式などあるが、これらに対応した
シリアル・デジタル・インターフェイスICのクロック
周波数は高いものでも165MHz程度である。
うに、従来の表示装置では、ブランク期間を含むHDT
V(174MHz)、UXGA−Wide(194MH
z)またはそれ以上の解像度には対応できないことにな
る。
に、表示装置に表示を実行させられないことがあるとい
う課題があった。
システムでは、トランスミッタ104または、レシーバ
105のいずれかのインターフェイスICの動作周波数
が信号源のピクセルクロックの周波数に対して不足した
場合、正しく表示できないという結果となる。
信側の仕様が低解像度の画像を表示するものあり、送信
側の仕様が高解像度の信号を出力する仕様である場合、
受信側を送信側に接続して正常に動作させることが出来
なくなってしまうという課題がある。
インターフェイスのクロック周波数を超えるような高解
像度の画像であっても、表示装置に正常に表示させるこ
とが出来るデータ処理システム、第1装置、第2装置、
及びプログラムを提供することを目的とするものであ
る。
像度化が進展した場合にも受信側の仕様に合わせたデー
タ出力を行うことができるデータ処理システム、第1装
置、第2装置、及びプログラムを提供することを目的と
するものである。
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、処理能力
検知手段と、連続的に送られるべき一連の画像データを
有する画像データ列を分割して所定の数の画像データ部
分列を生成する分割手段と、それらの画像データ部分列
を前記所定の数の伝送経路により並行して送信すること
が出来る送信手段とを有する第1装置と、それらの送信
された画像データ部分列を前記所定の数の伝送経路から
並行して受信する受信手段と、それらの受信された画像
データ部分列を前記画像データ列に復元するまたはそれ
らの画像データ部分列を処理する処理手段とを有する第
2装置とを備え、前記処理能力検知手段は、前記第2装
置の処理能力を検知し、その検知した結果に応じて前記
所定の数を決定し、前記データ分割手段は、その決定さ
れた前記所定の数の画像データ部分列を生成するデータ
処理システムである。
は、前記第2装置の処理能力を検知し、その検知した結
果に応じて前記所定の数を決定するとは、その検知した
結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1装置の処理
能力より低いことを示す場合、予め決められている分割
数よりも少なくなるように前記所定の数を決定すること
である第1の本発明に記載のデータ処理システムであ
る。
は、それらの画像データ部分列を処理するとは、それら
の画像データ部分列を前記画像データ列として表示する
ことである第1または2の本発明に記載のデータ処理シ
ステムである。
は、処理能力検知手段と、連続的に送られるべき一連の
画像データを有する画像データ列を分割して所定の数の
画像データ部分列を生成する分割手段と、それらの画像
データ部分列を前記所定の数の伝送経路により並行して
送信することが出来る送信手段とを備え、前記所定能力
検知手段は、それらの送信された画像データ部分列を前
記所定の数の伝送経路から並行して受信する受信手段
と、それらの受信された画像データ部分列を前記画像デ
ータ列に復元するまたはそれらの画像データ部分列を処
理する処理手段とを有する第2装置の処理能力を検知
し、その検知した結果に応じて前記所定の数を決定し、
前記データ分割手段は、その決定された前記所定の数の
画像データ部分列を生成する第1装置である。
は、前記第2装置の処理能力を検知し、その検知した結
果に応じて前記所定の数を決定するとは、その検知した
結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1装置の処理
能力より低いことを示す場合、予め決められている分割
数よりも少なくなるように前記所定の数を決定すること
である第4の本発明に記載の第1装置である。
は、それらの画像データ部分列を処理するとは、それら
の画像データ部分列を前記画像データ列として表示する
ことである第4または5の本発明に記載の第1装置であ
る。
は、処理能力検知手段と、連続的に送られるべき一連の
画像データを有する画像データ列を分割して所定の数の
画像データ部分列を生成する分割手段と、それらの画像
データ部分列を前記所定の数の伝送経路により並行して
送信することが出来る送信手段とを有する第1装置から
送信されたそれらの画像データ部分列を前記所定の数の
伝送経路から並行して受信する受信手段と、それらの受
信された画像データ部分列を前記画像データ列に復元す
るまたはそれらの画像データ部分列を処理する処理手段
とを備え、前記処理能力検知手段は、本第2装置の処理
能力を検知し、その検知した結果に応じて前記所定の数
を決定し、前記データ分割手段は、その決定された前記
所定の数の画像データ部分列を生成する第2装置であ
る。
は、前記第2装置の処理能力を検知し、その検知した結
果に応じて前記所定の数を決定するとは、その検知した
結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1装置の処理
能力より低いことを示す場合、予め決められている分割
数よりも少なくなるように前記所定の数を決定すること
である第7の本発明に記載の第2装置である。
は、それらの画像データ部分列を処理するとは、それら
の画像データ部分列を前記画像データ列として表示する
ことである第7または8の本発明に記載の第2装置であ
る。
応)は、データを処理して処理結果を出力するデータ処
理手段と、出力された前記処理結果から、前記処理結果
を表示するための連続的に送られるべき一連の画像デー
タ列を生成してモニタに出力する表示データ作成手段と
を備え、前記表示データ作成手段は、第4の本発明に記
載の第1装置として機能し、前記モニタは、第4の本発
明に記載の第2装置として機能するパーソナルコンピュ
ータ。
応)は、放送されてくる番組データを受信する受信手段
と、その受信した番組データを復調して、連続的に送ら
れるべき一連の画像データ列を生成してテレビに出力す
る表示データ作成手段とを備え、前記表示データ作成手
段は、第4の本発明に記載の第1装置として機能し、前
記テレビは、第4の本発明に記載の第2装置として機能
するチューナである。
応)は、第7の本発明に記載の第2装置の受信手段と、
前記第2装置の処理手段とを備え、前記処理手段は、復
元した前記画像データ列を表示し、前記第1装置は、パ
ーソナルコンピュータとして機能するモニタである。
応)は、第7の本発明に記載の第2装置の受信手段と、
前記第2装置の処理手段とを備え、前記処理手段は、復
元した前記画像データ列を表示し、前記第1装置は、チ
ューナとして機能するテレビである。
応)は、第1の本発明に記載のデータ処理システムの、
前記第1装置における、第2装置の処理能力を検知し、
その検知した結果に応じて所定の数を決定する処理能力
検知手段と、連続的に送られるべき一連の画像データを
有する画像データ列を分割して前記所定の数の画像デー
タ部分列を生成する分割手段と、それらの画像データ部
分列を前記所定の数の伝送経路により並行して送信する
ことが出来る送信手段と、前記第2装置における、それ
らの送信された画像データ部分列を前記所定の数の伝送
経路から並行して受信する受信手段と、それらの受信さ
れた画像データ部分列を前記画像データ列に復元するま
たはそれらの画像データ部分列を処理する処理手段とを
有する第2装置との全部または一部としてコンピュータ
を機能させるためのプログラムである。
応)は、第4の本発明に記載の第1装置の、前記第1装
置から送信されたそれらの画像データ部分列を所定の数
の伝送経路から並行して受信する受信手段と、それらの
受信された画像データ部分列を前記画像データ列に復元
するまたはそれらの画像データ部分列を処理する処理手
段とを有する第2装置の処理能力を検知し、その検知し
た結果に応じて前記所定の数を決定する処理能力検知手
段と、連続的に送られるべき一連の画像データを有する
画像データ列を分割して前記所定の数の画像データ部分
列を生成する分割手段と、それらの画像データ部分列を
前記所定の数の伝送経路により並行して送信することが
出来る送信手段との全部または一部としてコンピュータ
を機能させるためのプログラムである。
応)は、第7の本発明に記載の第2装置の、前記第2装
置の処理能力を検知し、その検知した結果に応じて所定
の数を決定する処理能力検知手段と、連続的に送られる
べき一連の画像データを有する画像データ列を分割して
前記所定の数の画像データ部分列を生成する分割手段
と、それらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経
路により並行して送信することが出来る送信手段とを有
する第1装置から送信されたそれらの画像データ部分列
を前記所定の数の伝送経路から並行して受信する受信手
段と、それらの受信された画像データ部分列を前記画像
データ列に復元するまたはそれらの画像データ部分列を
処理する処理手段との全部または一部としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムである。
て図1〜図5を用いて説明する。
図である。本図に示す通り、本発明の信号源装置は信号
源1と、データ分割回路2と、第1のトランスミッタ3
と、第2のトランスミッタ4と、第3のトランスミッタ
5と、第4のトランスミッタ6と解像度検知手段7から
なる。
示装置の解像度、ここではすなわちピクセルクロック周
波数、に合わせて送信回路単位数を選択し、これに合わ
せた単位数にて信号を出力するものである。
て映像音声データを出力するチューナや、DVDやハー
ドディスクなどに記録されている動画像データを出力す
るパーソナルコンピュータであるとする。
送られてくる映像音声データを表示するテレビや、パー
ソナルコンピュータから送られてくる動画像データを表
示する液晶モニタなどのモニタであるとする。
て、165MHz(Max.)の動作周波数のICを使
用すると、4個使用により、660MHz(Max.)
の動作が可能となる。この結果、数3より、ブランク期
間を加えた解像度として、QUXGAまでの対応が可能
となる。
QSXGAであった場合、動作周波数は、数3より44
0MHzでよく、165MHz(Max.)のICなら
ば、3個で伝送可能である。
ide、HDTVの場合、2個で伝送可能であり、さら
に、UXGAや、これ以下の解像度であれば、1個で伝
送可能となる。
・データ・チャネル)などにより、接続する表示装置の
解像度情報を検知し、その情報を元に信号源装置1に送
信回路の分割数情報を知らせる。
であるという情報を検知すると、分割数を4として信号
源装置に知らせる。そうすると、データ分割回路2は、
信号源から入力されてくる一連の画像データから構成さ
れる画像データ列である信号を、入力されてくる画像デ
ータ毎に4個に分割する。例えば各画像データを表示装
置で表示される場合の走査線の方向と平行な領域に分割
する。その結果、信号源装置1は、トランスミッタ3,
4,5,6を使用して信号を伝送する。このとき、信号
伝送のためのケーブルは4組必要となる。
タ14は表示装置の解像度情報を伝送する経路として便
宜上図示しているものであり、データ送受信用の経路と
共用化してもよい。信号伝送のためのケーブルは、ケー
ブル17,18,19,20である。
バ8、第2のレシーバ9、第3のレシーバ10、第4の
レシーバ11の4個のレシーバがある。信号源装置15
の信号を表示装置16に表示する場合には、予めユーザ
は、表示装置16の4個のレシーバに上記の4本のケー
ブルを接続し、そのケーブルの他方を信号源装置15の
第1のトランスミッタ3、第2のトランスミッタ4、第
3のトランスミッタ5、第4のトランスミッタ6にそれ
ぞれ接続しておくものとする。
るという情報を検知すると、分割数を3として信号源装
置に知らせる。その結果、信号源装置1は、トランスミ
ッタ3,4,5を使用して信号を伝送する。このとき、
信号伝送のためのケーブルは3組で済むため、当初のシ
ステムよりも1本節約できる。
タ14は表示装置の解像度情報を伝送する経路として便
宜上図示しているものであり、データ送受信用の経路と
共用化してもよい。信号伝送のためのケーブルは、ケー
ブル17,18,19である。
バ8、第2のレシーバ9、第3のレシーバ10の3個の
レシーバがある。信号源装置15の信号を表示装置16
に表示する場合には、予めユーザは、表示装置16の3
個のレシーバに上記の3本のケーブルを接続し、そのケ
ーブルの他方を信号源装置15の第1のトランスミッタ
3、第2のトランスミッタ4、第3のトランスミッタ5
にそれぞれ接続しておくものとする。
GA−Wide、HDTVであるという情報を検知する
と、分割数を2として信号源装置に知らせる。その結
果、信号源装置1は、トランスミッタ3,4を使用して
信号を伝送する。このとき、信号伝送のためのケーブル
は2組で済むため、当初のシステムよりも2本節約でき
る。
タ14は表示装置の解像度情報を伝送する経路として便
宜上図示しているものであり、データ送受信用の経路と
共用化してもよい。信号伝送のためのケーブルは、ケー
ブル17,18である。
バ8、第2のレシーバ9の2個のレシーバがある。信号
源装置15の信号を表示装置16に表示する場合には、
予めユーザは、表示装置16の2個のレシーバに上記の
2本のケーブルを接続し、そのケーブルの他方を信号源
装置15の第1のトランスミッタ3、第2のトランスミ
ッタ4にそれぞれ接続しておくものとする。
れ以下の解像度であるという情報を検知すると、分割数
を1(分割なし)として信号源装置に知らせる。その結
果、信号源装置1は、トランスミッタ3のみを使用して
信号を伝送する。このとき、信号伝送のためのケーブル
は1組のみで済むため、当初のシステムよりも3本節約
できる。
タ14は表示装置の解像度情報を伝送する経路として便
宜上図示しているものであり、データ送受信用の経路と
共用化してもよい。信号伝送のためのケーブルは、ケー
ブル17である。
バ8の1個のレシーバがある。信号源装置15の信号を
表示装置16に表示する場合には、予めユーザは、表示
装置16の1個のレシーバに上記の1本のケーブルを接
続し、そのケーブルの他方を信号源装置15の第1のト
ランスミッタ3に接続しておくものとする。
準を解像度で示したが、周波数を元に、それぞれ660
MHz〜495MHzより大であれば4分割、495M
Hz〜330MHzより大であれば3分割、330MH
z〜165MHzより大であれば2分割、165MHz
〜0MHzであれば分割なしと検知することも同義であ
る。
作周波数を165MHz(Max.)としたが、この限
りではない。
示したが、2分割、3分割や、他のN分割(Nは2以上
の整数)の場合においても周波数限界の違いはあるが、
同様の考え方により、同様の効果が得られることが容易
に理解できる。
ントローラ12からディスプレイ13へ信号を伝送しう
るピクセルクロックの周波数を超える場合は、上記と同
様にコントローラ12からディスプレイ13に分割され
た信号を複数の伝送経路を利用して並行して伝送するこ
ともできる。
はチューナやパーソナルコンピュータであり、表示装置
がテレビやモニタであるとして説明したが、これに限ら
ない。信号源装置15と表示装置16が、テレビやモニ
タに内蔵されていてもよい。このような例として、信号
源装置15が液晶パネルなどで構成されるディスプレイ
の表示を制御するコントローラの機能を兼ねており、表
示装置16がテレビやモニタに内蔵されている液晶パネ
ルの機能を兼ねているものでもよい。このように本実施
の形態の信号源装置15と表示装置16は、所定の機能
を実行する装置の入出力関係のある2つの機能要素を兼
ねているような構成であってもよい。また、このような
場合、表示装置16は、信号源装置15から送られてき
た信号を表示するものに限らず、信号源装置15から送
られてきた信号をもとの画像データ列の信号に復元して
出力するものや、信号源装置15から送られてきた信号
に対して表示処理以外の処理をするものであってもよ
い。
続対象となる表示装置の能力により、送信回路数を切り
替え可能とすることにより、表示能力の高い(解像度が
大きく、動作周波数の高い)表示装置に対しては送信回
路数を多く、また接続ケーブル数を多くし、一方、表示
能力の低い(解像度が低く、動作周波数の低い)表示装
置に対しては送信回路数を少なく、また接続ケーブル数
を少なくすることにより、消費電力の低減、部品点数の
削減、システムの低コスト化を図ることが可能となる。
で肥大する信号源のインターフェイスに対し、受信側と
しては必要最小限のインターフェイス回路を用意するこ
とで対応させる環境を提供することが出来、さらにはケ
ーブル数の削減、受信側インターフェイスの汎用性を実
現することが出来る。
信号は本発明の連続的に送られるべき一連の画像データ
を有する画像データ列の例であり、本実施の形態のデー
タ分割回路2で分割され第1のトランスミッタ3、第2
のトランスミッタ4、第3のトランスミッタ5、第6の
トランスミッタ6などに出力される信号は本発明の画像
データ部分列の例であり、本実施の形態のデータ分割回
路2は本発明のデータ分割手段の例であり、本実施の形
態の第1のトランスミッタ3、第2のトランスミッタ
4、第3のトランスミッタ5、第4のトランスミッタ6
は本発明の送信手段の例であり、本実施の形態の図2に
おける第1のレシーバ8、第2のレシーバ9、第3のレ
シーバ10、第4のレシーバ11は本発明の受信手段の
例であり、本実施の形態の図3における第1のレシーバ
8、第2のレシーバ9、第3のレシーバ10は本発明の
受信手段の例であり、本実施の形態の図4における、第
1のレシーバ8、第2のレシーバ9は本発明の受信手段
の例であり、本実施の形態の図5における第1のレシー
バ8は本発明の受信手段の例であり、本実施の形態のコ
ントローラ12またはディスプレイ13は本発明の処理
手段の例であり、本実施の形態の信号源装置15は本発
明の第1装置の例であり、本実施の形態の表示装置16
は本発明の第2装置の例である。
するデータ処理手段と、出力された前記処理結果から、
前記処理結果を表示するための連続的に送られるべき一
連の画像データ列を生成してモニタに出力する表示デー
タ作成手段とを備え、前記表示データ作成手段は、第4
の本発明に記載の第1装置として機能し、前記モニタは
第4の本発明に記載の第2装置として機能するパーソナ
ルコンピュータも本発明に属する。
する受信手段と、その受信した番組データを復調して、
連続的に送られるべき一連の画像データ列を生成してテ
レビに出力する表示データ作成手段とを備え、前記表示
データ作成手段は、第4の本発明に記載の第1装置とし
て機能し、前記テレビは、第4の本発明に記載の第2装
置として機能するチューナも本発明に属する。
受信手段と、前記第2装置の処理手段とを備え、前記処
理手段は、復元した前記画像データ列を表示し、前記第
1装置は、パーソナルコンピュータとして機能するモニ
タも本発明に属する。
受信手段と、前記第2装置の処理手段とを備え、前記処
理手段は、復元した前記画像データ列を表示し、前記第
1装置は、チューナとして機能するテレビも本発明に属
する。
処理システムまたは第1装置または第2装置の全部また
は一部の手段(または、装置、素子、回路、部等)の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムで
あって、コンピュータと協働して動作するプログラムで
ある。
置、素子、回路、部等)とは、それらの複数の手段の内
の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内
の、一部の機能を意味するものである。
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光・電波・音波等が含まれる。
CPU等の純然たるハードウェアーに限らず、ファーム
ウェアーや、OS、更に周辺機器を含むものであっても
良い。
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
に、本発明は、デジタル・インターフェイスのクロック
周波数を超えるような高解像度の画像であっても、表示
装置に正常に表示させることが出来るデータ処理システ
ム、第1装置、第2装置、及びプログラムを提供するこ
とが出来る。
合にも受信側の仕様に合わせたデータ出力を行うことが
できるデータ処理システム、第1装置、第2装置、及び
プログラムを提供することが出来る。
ける信号源装置のブロック図
装置が接続された場合の表示システムのブロック図
装置が接続された場合の表示システムのブロック図
装置が接続された場合の表示システムのブロック図
装置が接続された場合の表示システムのブロック図
Claims (16)
- 【請求項1】 処理能力検知手段と、連続的に送られる
べき一連の画像データを有する画像データ列を分割して
所定の数の画像データ部分列を生成する分割手段と、そ
れらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経路によ
り並行して送信することが出来る送信手段とを有する第
1装置と、 それらの送信された画像データ部分列を前記所定の数の
伝送経路から並行して受信する受信手段と、それらの受
信された画像データ部分列を前記画像データ列に復元す
るまたはそれらの画像データ部分列を処理する処理手段
とを有する第2装置とを備え、 前記処理能力検知手段は、前記第2装置の処理能力を検
知し、その検知した結果に応じて前記所定の数を決定
し、 前記データ分割手段は、その決定された前記所定の数の
画像データ部分列を生成するデータ処理システム。 - 【請求項2】 前記第2装置の処理能力を検知し、その
検知した結果に応じて前記所定の数を決定するとは、そ
の検知した結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1
装置の処理能力より低いことを示す場合、予め決められ
ている分割数よりも少なくなるように前記所定の数を決
定することである請求項1記載のデータ処理システム。 - 【請求項3】 それらの画像データ部分列を処理すると
は、それらの画像データ部分列を前記画像データ列とし
て表示することである請求項1または2に記載のデータ
処理システム。 - 【請求項4】 処理能力検知手段と、 連続的に送られるべき一連の画像データを有する画像デ
ータ列を分割して所定の数の画像データ部分列を生成す
る分割手段と、 それらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経路に
より並行して送信することが出来る送信手段とを備え、 前記所定能力検知手段は、それらの送信された画像デー
タ部分列を前記所定の数の伝送経路から並行して受信す
る受信手段と、それらの受信された画像データ部分列を
前記画像データ列に復元するまたはそれらの画像データ
部分列を処理する処理手段とを有する第2装置の処理能
力を検知し、その検知した結果に応じて前記所定の数を
決定し、 前記データ分割手段は、その決定された前記所定の数の
画像データ部分列を生成する第1装置。 - 【請求項5】 前記第2装置の処理能力を検知し、その
検知した結果に応じて前記所定の数を決定するとは、そ
の検知した結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1
装置の処理能力より低いことを示す場合、予め決められ
ている分割数よりも少なくなるように前記所定の数を決
定することである請求項4記載の第1装置。 - 【請求項6】 それらの画像データ部分列を処理すると
は、それらの画像データ部分列を前記画像データ列とし
て表示することである請求項4または5に記載の第1装
置。 - 【請求項7】 処理能力検知手段と、連続的に送られる
べき一連の画像データを有する画像データ列を分割して
所定の数の画像データ部分列を生成する分割手段と、そ
れらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経路によ
り並行して送信することが出来る送信手段とを有する第
1装置から送信されたそれらの画像データ部分列を前記
所定の数の伝送経路から並行して受信する受信手段と、 それらの受信された画像データ部分列を前記画像データ
列に復元するまたはそれらの画像データ部分列を処理す
る処理手段とを備え、 前記処理能力検知手段は、本第2装置の処理能力を検知
し、その検知した結果に応じて前記所定の数を決定し、 前記データ分割手段は、その決定された前記所定の数の
画像データ部分列を生成する第2装置。 - 【請求項8】 前記第2装置の処理能力を検知し、その
検知した結果に応じて前記所定の数を決定するとは、そ
の検知した結果が、前記第2装置の処理能力が前記第1
装置の処理能力より低いことを示す場合、予め決められ
ている分割数よりも少なくなるように前記所定の数を決
定することである請求項7記載の第2装置。 - 【請求項9】 それらの画像データ部分列を処理すると
は、それらの画像データ部分列を前記画像データ列とし
て表示することである請求項7または8に記載の第2装
置。 - 【請求項10】 データを処理して処理結果を出力する
データ処理手段と、 出力された前記処理結果から、前記処理結果を表示する
ための連続的に送られるべき一連の画像データ列を生成
してモニタに出力する表示データ作成手段とを備え、 前記表示データ作成手段は、請求項4記載の第1装置と
して機能し、 前記モニタは、請求項4記載の第2装置として機能する
パーソナルコンピュータ。 - 【請求項11】 放送されてくる番組データを受信する
受信手段と、 その受信した番組データを復調して、連続的に送られる
べき一連の画像データ列を生成してテレビに出力する表
示データ作成手段とを備え、 前記表示データ作成手段は、請求項4記載の第1装置と
して機能し、 前記テレビは、請求項4記載の第2装置として機能する
チューナ。 - 【請求項12】 請求項7記載の第2装置の受信手段
と、 前記第2装置の処理手段とを備え、 前記処理手段は、復元した前記画像データ列を表示し、 前記第1装置は、パーソナルコンピュータとして機能す
るモニタ。 - 【請求項13】 請求項7記載の第2装置の受信手段
と、 前記第2装置の処理手段とを備え、 前記処理手段は、復元した前記画像データ列を表示し、 前記第1装置は、チューナとして機能するテレビ。 - 【請求項14】 請求項1記載のデータ処理システム
の、前記第1装置における、第2装置の処理能力を検知
し、その検知した結果に応じて所定の数を決定する処理
能力検知手段と、連続的に送られるべき一連の画像デー
タを有する画像データ列を分割して前記所定の数の画像
データ部分列を生成する分割手段と、それらの画像デー
タ部分列を前記所定の数の伝送経路により並行して送信
することが出来る送信手段と、 前記第2装置における、それらの送信された画像データ
部分列を前記所定の数の伝送経路から並行して受信する
受信手段と、それらの受信された画像データ部分列を前
記画像データ列に復元するまたはそれらの画像データ部
分列を処理する処理手段とを有する第2装置との全部ま
たは一部としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラム。 - 【請求項15】 請求項4記載の第1装置の、前記第1
装置から送信されたそれらの画像データ部分列を所定の
数の伝送経路から並行して受信する受信手段と、それら
の受信された画像データ部分列を前記画像データ列に復
元するまたはそれらの画像データ部分列を処理する処理
手段とを有する第2装置の処理能力を検知し、その検知
した結果に応じて前記所定の数を決定する処理能力検知
手段と、 連続的に送られるべき一連の画像データを有する画像デ
ータ列を分割して前記所定の数の画像データ部分列を生
成する分割手段と、 それらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経路に
より並行して送信することが出来る送信手段との全部ま
たは一部としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラム。 - 【請求項16】 請求項7記載の第2装置の、前記第2
装置の処理能力を検知し、その検知した結果に応じて所
定の数を決定する処理能力検知手段と、連続的に送られ
るべき一連の画像データを有する画像データ列を分割し
て前記所定の数の画像データ部分列を生成する分割手段
と、それらの画像データ部分列を前記所定の数の伝送経
路により並行して送信することが出来る送信手段とを有
する第1装置から送信されたそれらの画像データ部分列
を前記所定の数の伝送経路から並行して受信する受信手
段と、 それらの受信された画像データ部分列を前記画像データ
列に復元するまたはそれらの画像データ部分列を処理す
る処理手段との全部または一部としてコンピュータを機
能させるためのプログラム。
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