JP2002299934A - 小型アンテナ - Google Patents

小型アンテナ

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JP2002299934A
JP2002299934A JP2001382133A JP2001382133A JP2002299934A JP 2002299934 A JP2002299934 A JP 2002299934A JP 2001382133 A JP2001382133 A JP 2001382133A JP 2001382133 A JP2001382133 A JP 2001382133A JP 2002299934 A JP2002299934 A JP 2002299934A
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JP
Japan
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molded body
resin molded
dielectric
antenna element
antenna
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Pending
Application number
JP2001382133A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hamada
浩樹 浜田
Koichi Kamei
好一 亀井
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板状のアンテナエレメント10を樹脂成形体
12内に埋め込み、前記アンテナエレメント10から延びる
給電端子14及びグランド端子16を樹脂成形体12の外で折
り曲げ成形してなる小型アンテナにおいて、給電端子14
及びグランド端子16を折り曲げるときの樹脂成形体12の
割れを防止する。 【解決手段】 給電端子14及びグランド端子16の、樹脂
成形体12の端面の際で折り曲げられる部分に、導体幅の
狭いくびれ部20を設ける。これにより、給電端子14及び
グランド端子16を折り曲げやすくし、樹脂成形体12の強
度を向上させ、樹脂成形体12を割れにくくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、携帯電話機など
の小型通信機器に用いられる小型アンテナに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 小型アンテナは、アンテナエレメント
が薄い金属板で形成され、変形しやすいことから、アン
テナエレメントを樹脂成形体(誘電体)と一体化して補
強する構造とすることが好ましい。この種の小型アンテ
ナの一例を図5に示す。図において、10は平板状のアン
テナエレメント、12はアンテナエレメント10を埋め込む
ように形成された樹脂成形体、14、16はアンテナエレメ
ント10の一方の端縁から樹脂成形体12外に引き出されて
折り曲げ成形された給電端子及びグランド端子、18はア
ンテナエレメント10の他方の端縁から樹脂成形体12外に
引き出されて折り曲げ成形された固定端子である。
【0003】 このような構造の小型アンテナは次のよ
うにして製造される。まず金属薄板の打抜き加工等によ
りアンテナエレメント10、給電端子14、グランド端子16
及び固定端子18が一体となった導体パターンを形成す
る。次いでこの導体パターンのアンテナエレメント10の
部分を金型内にセットし、樹脂を注入して、図6のよう
な、アンテナエレメント10が樹脂成形体12内に埋め込ま
れた状態の半製品を製造する。その後、各端子14、16、
18を折り曲げ成形して、図5のような表面実装型の小型
アンテナとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 小型アンテナは回路
基板等への実装面積を小さくするため、可能なかぎり小
型化することが要求される。小型化の手段としては、ア
ンテナエレメント10の幅を狭くすることが有効である
が、アンテナエレメント10の幅を狭くすると、アンテナ
エレメント10の幅に対する端子14、16の幅の占める割合
が大きくなるため、この二つの端子14、16を樹脂成形体
12の端面の際で折り曲げたときに、樹脂成形体12が割れ
てしまうという問題のあることが判明した。
【0005】 本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、樹脂成形体に割れが発生しにくい小型アンテナを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
め本発明は、アンテナエレメントを誘電体内に埋め込み
又は誘電体上に積層し、前記アンテナエレメントから延
びる端子を誘電体の外で折り曲げ成形してなる小型アン
テナにおいて、前記端子の基部に導体幅の狭いくびれ部
を設け、このくびれ部を誘電体の外で折り曲げたことを
特徴とするものである。
【0007】 上記のようなくびれ部を設けると、誘電
体の外に引き出された部分を、誘電体の端面の際で折り
曲げるときに、より小さな力で折り曲げることができる
と共に、その付近の誘電体の強度を向上させることがで
きるので、誘電体の割れが発生しにくくなる。
【0008】 なお、アンテナエレメントの一辺から給
電端子とグランド端子が延び出す構造のアンテナの場合
は、特に給電端子とグランド端子の間に位置する誘電体
の部分に割れが発生しやすい傾向があるので、このよう
なアンテナの場合は、給電端子とグランド端子の基部側
を一体化し、その一体化部分に導体幅の狭いくびれ部を
設けて、その部分を誘電体の外で折り曲げるようにする
ことが好ましい。このようにすれば、二つの端子の間に
挟まれた誘電体の部分がなくなり、一つの端子を折り曲
げ加工するのと同じ状態になるので、より誘電体の割れ
が発生しにくくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】〔実施形態1〕 図1は本発明の一実施形
態を示す。この小型アンテナは、金属板をパターニング
して作成した平板状のアンテナエレメント10を樹脂成形
体12内に埋め込み、アンテナエレメント12の一方の端縁
から延びる給電端子14及びグランド端子16を誘電体であ
る樹脂成形体12の外で折り曲げ成形したものであるが、
給電端子14及びグランド端子16の、樹脂成形体12の端面
の際で折り曲げられる部分に、導体幅の狭いくびれ部20
を設けた点に特徴がある。
【0011】 このようなくびれ部20を基部に設けてお
くと、給電端子14及びグランド端子16を樹脂成形体12の
端面の際で折り曲げるときに、小さな力で折り曲げるこ
とができると共に、その付近の樹脂成形体の強度も向上
するので、樹脂成形体の割れを抑制できる。この効果
は、バネ材にも用いられるリン青銅や鉄などからなる高
強度の板材に銅メッキを施してアンテナエレメントを形
成したような場合に特に好ましい。
【0012】〔実施形態2〕 図2は本発明の他の実施
形態を示す。この小型アンテナも、平板状のアンテナエ
レメント10を樹脂成形体12内に埋め込み、アンテナエレ
メント10から延びる給電端子14及びグランド端子16を備
えているものであるが、この小型アンテナの場合は、給
電端子14及びグランド端子16の基部側を一体化し、この
一体化部分22に導体幅の狭いくびれ部20を設け、このく
びれ部20を樹脂成形体12の端面の際で折り曲げたもので
ある。なお各端子14、16、18が折り曲げられる前の状態
は図3のとおりである(図6の半製品に相当)。
【0013】 実施形態1の場合は、二つの端子14、16
にそれぞれくびれ部20を設けているので、この二つのく
びれ部20を同時に折り曲げ成形するときに、二つのくび
れ部20の間に位置する樹脂成形体12に割れが発生しやす
い傾向があるが、この実施形態の場合は、くびれ部20が
一つになるので、樹脂成形体12に二つの端子のくびれ部
に挟まれる部分がなくなり、このため実施形態1の場合
より樹脂成形体12の割れが生じにくくなるという利点が
ある。
【0014】〔実施形態3〕 図4は本発明のさらに他
の実施形態を示す。この小型アンテナが実施形態1のも
のと異なる点は、アンテナエレメント10が誘電体32の表
面に積層されていることである。このような構成の小型
アンテナであっても実施形態1の小型アンテナと同様の
作用効果を奏することができる。
【0015】〔その他の実施形態〕 なお以上の実施形
態では、アンテナエレメントとして平板状のものを例示
したが、アンテナエレメントは、ミアンダ状、ヘリカル
状などの他の形状でもよい。
【0016】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
アンテナエレメントが誘電体内に埋め込まれ又は誘電体
上に積層された小型アンテナにおいて、誘電体の外に引
き出される端子の、誘電体の端面の際で折り曲げられる
部分に、くびれ部を設けたことにより、同部分を折り曲
げるときに誘電体にかかる力を小さくできると共に、そ
の付近の誘電体の強度を向上させることができるので、
誘電体の割れを抑制できる。したがって製品歩留りを向
上させることができ、製造コストを引き下げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る小型アンテナの一実施形態を示
す、(A)は一部切開平面図、(B)は正面図、(C)
は左側面図、(D)は右側面図。
【図2】 本発明に係る小型アンテナの他の実施形態を
示す、(A)は一部切開平面図、(B)は正面図、
(C)は左側面図、(D)は右側面図。
【図3】 図2の小型アンテナを製造する過程の半製品
を示す、(A)は一部切開平面図、(B)は正面図。
【図4】 本発明に係る小型アンテナのさらに他の実施
形態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図
【図5】 小型アンテナの一例を示す、(A)は一部切
開平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)
は右側面図。
【図6】 図5の小型アンテナを製造する過程の半製品
を示す、(A)は一部切開平面図、(B)は正面図、
(C)は左側面図。
【符号の説明】
10:アンテナエレメント 12:樹脂成形体(誘電体) 14:給電端子 16:グランド端子 18:固定端子 20:くびれ部 22:一体化部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J046 AA05 AA19 AB01 AB03 QA01 QA10 TA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナエレメント(10)を誘電体(1
    2)内に埋め込み又は誘電体上に積層し、前記アンテナ
    エレメント(10)から延びる端子(14、16)を誘電体
    (12)の外で折り曲げ成形してなる小型アンテナにおい
    て、前記端子(14、16)の基部に導体幅の狭いくびれ部
    (20)を設け、このくびれ部(20)を誘電体(12)の外
    で折り曲げたことを特徴とする小型アンテナ。
  2. 【請求項2】 アンテナエレメント(10)から延びる給
    電端子(14)及びグランド端子(16)の基部側を一体化
    し、この一体化部分(22)に導体幅の狭いくびれ部(2
    0)を設け、このくびれ部(20)を誘電体(12)の外で
    折り曲げたことを特徴とする請求項1記載の小型アンテ
    ナ。
JP2001382133A 2001-01-24 2001-12-14 小型アンテナ Pending JP2002299934A (ja)

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JP2001016217 2001-01-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7358907B2 (en) 2004-11-05 2008-04-15 Hitachi Cable, Ltd. Small-sized antenna
JP2015046705A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 デクセリアルズ株式会社 アンテナ装置及び通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7358907B2 (en) 2004-11-05 2008-04-15 Hitachi Cable, Ltd. Small-sized antenna
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