JP2002298749A - 陰極線管(crt)のテンションフォーカスマスク - Google Patents

陰極線管(crt)のテンションフォーカスマスク

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JP2002298749A
JP2002298749A JP2002059112A JP2002059112A JP2002298749A JP 2002298749 A JP2002298749 A JP 2002298749A JP 2002059112 A JP2002059112 A JP 2002059112A JP 2002059112 A JP2002059112 A JP 2002059112A JP 2002298749 A JP2002298749 A JP 2002298749A
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Jr Richard Laperuta
ラペルータ, ジュニア リチャード
David Paul Ciampa
ポール シャンパ デイヴィッド
Samuel Paul Benigni
ポール ベニーニ サミュエル
Jr Edward Richard Garrity
リチャード ギャリティー, ジュニア エドワード
Kevin Duane Close
デュアン クロース ケヴィン
Steven Anthony Colbert
アンソニー コルバート スティーヴン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュオーバ等による故障が阻止される
カラーCRTのテンションフォーカスマスクを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 少なくとも1つの電子ビームを発生する
電子銃と内側面に蛍光体ラインがある蛍光スクリーンを
有するフェースプレートパネルを有する排気されたエン
ベロープを含むカラーCRTを開示する。間隔が開けら
れた複数の第1の電極を有するテンションフォーカスマ
スクは、スクリーンの有効ピクチャ領域の隣に配置され
る。第1の電極は所定幅のスクリーンに面する側面と比
較的広い電子銃に面する側面を有する。各第1の電極の
長さ方向に延在する鋭いコーナエッジが各側面に形成さ
れる。略連続する絶縁材料が、スクリーンに面する側面
及び第1の電極のコーナに配置され、第1の電極の鋭い
コーナエッジが保護される。複数の第2の電極が第1の
電極に対し略垂直に方向付けられ、絶縁材料層により第
1の電極に接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管(CR
T)に係り、より詳細には、テンションフォーカスマス
クを有するカラーCRTに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管(CRT)は一般的に、
電子銃、アパーチャマスク−フレーム組立体、及び、ス
クリーンを含む。アパーチャマスク−フレーム組立体
は、電子銃とスクリーンとの間に配置される。スクリー
ンは、CRT管のフェースプレートの内側表面上に配置
される。スクリーンは、3つの異なる色を発色する蛍光
体(例えば、緑、青、赤)のアレイを有する。アパーチ
ャマスクは、電子銃内で発生された電子ビームをCRT
のスクリーン上の適切な発色蛍光体に向けて一直線にす
るよう機能する。
【0003】アパーチャマスクはフォーカスマスクであ
ってよい。フォーカスマスクは一般的に、互いに直交と
なるよう配置される2つの電極の組を有し、開口のアレ
イが形成される。2つの電極の組には異なる電圧が与え
られ、それにより、マスクの各開口に四重極集束レンズ
が形成され、これらのレンズは、CRT管のスクリーン
上の適当な発色蛍光体に電子ビームを方向付け且つ集束
するよう使用される。
【0004】フォーカスマスクの1つの種類として、テ
ンションフォーカスマスクがあり、これは、少なくとも
1つの電極の組に強力がかかっている。一般的に、テン
ションフォーカスマスクに対しては、垂直電極が、マス
クフレームによって張力がかけられる。電極のもう1つ
の組は水平方向にあり、一般的にストランドである垂直
電極に重ねられる。一般的に、平らな金属シートにエッ
チング加工を施すことによりストランドが形成される。
このようなエッチング加工によって、ストランドの長さ
方向において鋭いコーナエッジが形成される。
【0005】電極の2つの組は、接合点として知られる
一連の点において重なる。これらの接合点では、1つの
電極の組の個々の素子は、もう1つの電極の組の個々の
素子から絶縁材料によって分離される。マスクの開口に
四重極集束レンズを形成するべくマスクの2つのストラ
ンドの組に異なる電圧がかけられると、1つ以上の接合
点において表面フラッシュオーバが発生する可能性があ
る。表面フラッシュオーバとは、2つのストランドの組
を分離させる絶縁材料の表面上で又は付近で発生する可
能性のある故障プロセスであり、フォーカスマスク上の
1つ以上の場所でストランド間にアーク放電を発生させ
る可能性がある。重ねられるワイヤは、互いに電気的に
接続されるので、フォーカスマスク全体のキャパシタン
スに蓄積されるエネルギーがアークをなすために利用可
能となる。この蓄積されるエネルギーは、ストランド及
び/又は絶縁材料の局所的な溶融を引き起こすのに十分
であり、その結果として、電気ショートが発生し、フォ
ーカスマスクの故障につながる可能性がある。表面フラ
ッシュオーバは、いずれかの電極が鋭いエッジを有する
場所において発生する可能性が高く、これは、その場所
における局所的電界が高いことによる。
【0006】更に、CRT管の動作時には、マスクスト
ランドの鋭いエッジに沿って電子散乱が発生する可能性
がある。フォーカスマスクのストランドエッジに沿って
電子散乱が発生することが望ましくないのは、散乱した
電子のうちの幾つかが間違ったカラー素子に当たる可能
性があり、CRT管の色純度を下げてしまうからであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述したよう
な欠点を解決する好適なテンションフォーカスマスクが
必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に少なく
とも1つの電子ビームを発生する電子銃を有する排気さ
れたエンベロープを有するカラー陰極線管(CRT)に
関する。エンベロープは更に、その内側表面上に蛍光ラ
インを有する蛍光体スクリーンを有するフェースプレー
トパネルを含む。テンションフォーカスマスクは、間隔
が開けられる複数の第1の導電電極を有し、上記スクリ
ーンの有効ピクチャ領域と略並行に配置される。間隔が
開けられる複数の第1の導電電極は、ストランドとも知
られ、スクリーンに面する側面と電子銃に面する側面と
を有する。ストランドの各側面は、ストランドの長さ方
向に延在する鋭いコーナエッジを有する。複数の第2の
導電電極が複数のストランドに対し略垂直に方向付けら
れ、ストランドのスクリーンに面する側面とストランド
のコーナに配置される絶縁材料によって分離され、これ
により、第2の導電電極からストランドの鋭いエッジが
保護される。このようにすることにより、本発明は、従
来技術のエッチング加工を使用して鋭いエッジが形成さ
れる際に表面フラッシュオーバが発生する可能性を低く
する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0010】図1は、カラー陰極線管(CRT)10を
示し、CRT10は、フェースプレートパネル12と、
ファネル15に接続される管状ネック14とを含むガラ
スエンベロープ11を有する。ファネル15は、第1の
アノードボタン16及びネック14に接し且つ第1のア
ノードボタン16からネック14に延在する内部導電コ
ーティング(図示せず)を有する。第2のアノードボタ
ン17は、第1のアノードボタン16の反対側に配置さ
れるが、第2の導電コーティング(図示せず)と接す
る。
【0011】フェースプレートパネル12は、ビューイ
ングフェースプレート18と、ガラスフリット21によ
ってファネル15にシールされる周縁フランジ又は側面
20とを含む。3色蛍光体スクリーン22は、ビューイ
ングフェースプレート18の内側表面によって担持され
る。スクリーン22はラインスクリーン(図示せず)で
あり、赤色蛍光体ラインR、緑色蛍光体ラインG、青色
蛍光体ラインBからなり、トライアッドに配置される多
数のスクリーン素子を含み、各トライアッドは3色それ
ぞれの蛍光ラインを含む。光吸収マトリクス(図示せ
ず)が蛍光ラインを分離することが好適である。好適に
は、アルミニウムから形成される薄い導電層(図示せ
ず)がスクリーン22に重ねられ、それにより、均一な
第1のアノード電位をスクリーン22に与え、蛍光体素
子から放出される光を、ビューイングフェースプレート
18を通り反射する手段が得られる。
【0012】多数のアパーチャが設けられるカラー選択
電極、又は、一軸テンションフォーカスマスク25は、
フェースプレートパネル12の内側に従来の手段によっ
て着脱可能に取り付けられ、スクリーン22に対し所定
の間隔関係で配置される。図1中、概略的に破線で示す
電子銃26は、ネック14内で中心に取り付けられ、3
つのインライン電子ビーム28を発生し、それらを方向
付ける。3つのインライン電子ビーム28は、中心ビー
ムと2つのサイドビーム又は外側ビームからなり、一軸
テンションフォーカスマスク25を通る集束路に沿って
スクリーン22に到達する。ビーム28の中心のインラ
イン方向は、図平面に対し略垂直である。
【0013】図1に示すCRTは、例えば、ヨーク30
といった外部の磁気偏向ヨークと一緒に使用されるべく
設計され、ヨークは、ファネルとネックの接合部の付近
に示される。ヨーク30は作動されると、3つの電子ビ
ームに磁界を発生させ、それにより、ビームはスクリー
ン22全体の水平及び垂直矩形ラスタを走査する。
【0014】図2に示すように、一軸テンションフォー
カスマスク25(図2中、破線によって概略的に示す)
は、2つの水平側部32、34と2つの垂直側部36、
38を含む。一軸テンションフォーカスマスク25の2
つの水平側部32、34は、CRTの中心の長軸Xと平
行であり、一方、2つの垂直側部36、38は、CRT
の中心の短軸Yと平行である。テンションフォーカスマ
スク25のフレーム45は、4つの主な部材、即ち、テ
ンションフォーカスマスク25の水平側部32、34が
取り付けられる2つの水平部材46、48と、第2の金
属電極60が取り付けられる2つの垂直部材50、52
を含む。水平部材46、48は、長軸X及び互いに対し
略並行である。水平部材46、48の湾曲は、CRTス
クリーン(図3参照)の湾曲特性に略適合するよう形付
けられる。一軸テンションフォーカスマスク25の水平
側部32、34は、2つの水平部材46、48に溶接さ
れ、それにより、マスクに必要な張力が与えられる。一
軸テンションフォーカスマスク25は、スクリーン22
の有効ピクチャ領域に重ねられるアパーチャ部分を含
む。図4を参照するに、一軸テンションフォーカスマス
ク25は、CRTの短軸及びスクリーン22の蛍光ライ
ンと並行なスロット42によって間隔が開けられ分離さ
れる複数の第1の金属電極又は導電ストランド40を含
む。好適な実施例では、スロット42はそれぞれ、約
0.1ミリメートル乃至0.5ミリメートル(4−20
ミル)の範囲内の幅を有する。68センチメートルの対
角線寸法を有するカラーCRTに対しては、ストランド
40は、約0.2ミリメートル乃至約0.5ミリメート
ル(8‐12ミル)の範囲内の幅を有し、スロット42
は、約0.2ミリメートル乃至約0.5ミリメートル
(8−12ミル)の幅を有する。68センチメートル
(27V)の対角線寸法を有するカラーCRTでは、約
800個のストランド40がある。各スロット42はマ
スクの1つの水平側部32からマスクのもう1つの水平
側部34に延在する(図3参照)。
【0015】図5に示すように、ストランド40は、平
らな金属プレート上に施されるエッチング加工によって
形成される。エッチング加工は、スロット42を形成す
るのに好適な一連の動作を含む。エッチング加工するこ
とによって、ストランド40の新しい領域が露出され
る。図5に示すような加工処理結果が好適であり、ここ
では、ストランド40は、スクリーンに面する側面7
2、電子銃に面する側面70、及び側壁75によって画
成される全体的に矩形の断面を有する。エッチング加工
されたストランド40は、図5の実施例に示すように、
コーナ43、44において比較的鋭いエッジの対が関連
付けられ、上部の鋭いエッジ部43と下部の鋭いエッジ
部44が形成される。図5に示すように、スクリーンに
面する側面72と側壁75の交差する場所におけるコー
ナ43のエッジは、コーナ44において形成されるエッ
ジより緩やかである。コーナ44において形成されるよ
り鋭いエッジは、クロスワイヤ60から出来るだけ遠く
に配置され、1つ以上の接合点において電極間で表面フ
ラッシュオーバ又はアーク放電が発生する可能性を低く
する。アーク放電は、電極の局所的な溶融、又は、絶縁
体の破損、及び、この両方を発生させるのに十分であ
り、電気的ショートをもたらし、それにより、フォーカ
スマスクが故障する。更に、クロスワイヤ60に最も近
いコーナ43は一般的に、接着絶縁材料62によって被
覆され、それにより、この領域からの三重点の電子放出
を減少し、それにより、表面フラッシュオーバの発生を
減少する。
【0016】好適な実施例では、ストランド40はそれ
ぞれ、スクリーンに面する側面72及び電子銃に面する
側面70の両方において約0.1ミリメートル乃至約
0.5ミリメートル(4‐20ミル)の横寸法又は幅を
有し、ただし、スクリーンに面する側面72は、電子銃
に面する側面70の幅より約0.025乃至0.05ミ
リメートル(1−4ミル)小さい幅を有する。ストラン
ド40は逆さまにされてストランド40の広い方の側面
が、第2の導電電極60に最も近くになるようにされて
もよく、この寸法をストランド40が有することによっ
て、電子ビーム28の散乱が少なくなり、それにより、
CRTの色純度が多少改善される。例えば、従来のカラ
ーCRTでは、赤の調整値(x-coordinate)は約0.6
33である。図5に示すような、且つ、上述したような
幾何学形状を有するテンションフォーカスマスク25に
対し適応される赤の調整値は、約0.627であり、ス
クリーンに面する側部表面72が電子銃に面する側面7
0より広いテンションフォーカスマスク25では0.6
13である。狭い電子銃に面する側面70の方が第2の
導電電極の直ぐ近くにあることによる利点は、スクリー
ンに面する側面72に接着材料62が塗布され、コーナ
44の側壁75に沿って堆積することが可能にされ、そ
れにより、ストランド40のコーナが保護され、それに
より、表面フラッシュオ−バを発生する電位を減らすこ
とができる。
【0017】図4及び図5を参照するに、複数の第2の
導電電極60は、それぞれ約0.025ミリメートル
(1ミル)の直径を有し、ストランド40に対し略垂直
に配置され、第2の導電電極60をストランド40から
絶縁するよう接着材料62に接合される。隣接する第2
の導電電極60間の垂直間隔又はピッチは、68センチ
メートル(27V)の対角線寸法を有するカラーCRT
10では、約0.33ミリメートル(13ミル)であ
る。本願に説明する一軸テンションフォーカスマスク2
5は、スクリーンの中心において約40−45%のマス
ク透過率を与え、第2の金属電極60に、ストランド4
0にかけられる第1のアノード電圧より約1kV以下で
異なる第2のアノード電圧又は集束電圧δVをかけるこ
とを必要とし、第1のアノード電圧は約30kVであ
る。ストランド40と第2の導電電極60にそれぞれ異
なる電位が与えられることにより、四重極場が形成さ
れ、四重極場は、電子ビーム28をCRT10のスクリ
ーン22上の発色蛍光体に集束させる。
【0018】ストランド40には絶縁性接着材料62が
1回塗布されるが、図5は、接着材料62を複数回塗布
した結果を示す。この方法には、絶縁性接着材料からな
る第1のコーティング62を、ストランド40のスクリ
ーンに面する側面72に例えば、噴霧することによって
塗布する段階を含む。この実施例のストランド40は、
クリープ抵抗スチール、又は、例えば、INVAR(登録商
標)といった低膨張合金から形成される。ストランド4
0はそれぞれ、スクリーンに面する側面72が電子銃に
面する側面70の幅より約0.025乃至0.05ミリ
メートル(1‐4ミル)小さい幅を維持するような横寸
法又は幅を有する。絶縁性接着材料からなる第1のコー
ティング62は一般的に、約0.05ミリメートル乃至
約0.1ミリメートル(2−4ミル)の厚さを有する。
【0019】絶縁性接着材料からなる第1のコーティン
グ62が固められる後、絶縁性接着材料からなる第2の
コーティング66が、絶縁性接着材料からなる第1のコ
ーティング62の上に塗布される。絶縁性接着材料から
なる第2のコーティング66は、第1のコーティングの
組成とは異なる組成を選択的に有してもよい。絶縁性接
着材料からなる第2のコーティング66は典型的に、
0.0025ミリメートル乃至0.05ミリメートル
(0.1乃至2ミル)の厚さを有する。
【0020】その後、第2の金属電極60が、絶縁性接
着材料からなる第2のコーティング66の上で、第2の
金属電極60がストランド40に対し略垂直となるよう
フレーム45に付加される。第2の金属電極60は、ワ
インディング取付け具(図示せず)を使用して付加さ
れ、これは、例えば、約68センチメートル(27V)
の対角線寸法を有するカラーCRT10に対し隣接する
金属電極間に約0.33ミリメートル(13ミル)の所
望の間隔を正確に維持する。
【0021】組立体を約460℃の温度まで約30分間
加熱することにより絶縁性接着材料からなる第2のコー
ティング66を硬化させ、それにより、クロスワイヤを
絶縁性接着材料からなる第2のコーティング66に接合
する。硬化させた後、ストランド40と第2の金属電極
60への電気的接続が形成され、テンションフォーカス
マスク25は陰極線管のエンベロープ内に挿入される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具現化する一軸テンションフォーカス
マスク−フレーム組立体を含むカラー陰極線管(CR
T)を示す部分的に軸方向断面にされる平面図である。
【図2】図1の一軸テンションフォーカスマスク−フレ
ーム組立体を示す平面図である。
【図3】図2の線3−3について断面にされるマスク−
フレーム組立体を示す図である。
【図4】図2の円4内に示す一軸テンションフォーカス
マスクを示す拡大図である。
【図5】図4の線5−5について断面にされる一軸テン
ションフォーカスマスクの一部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 CRT 11 ガラスエンベロープ 12 フェースプレート 14 ネック 15 ファネル 16 アノードボタン 17 第2のアノードボタン 18 ビューイングフェースプレート 20 側壁/フランジ 21 フリット 22 3色蛍光スクリーン 25 一軸テンションフォーカスマスク 26 電子銃 28 電子ビーム 30 ヨーク 32、34 水平側部 36、38 垂直側部 40 ストランド 42 スロット 43 上部の鋭いエッジを有するコーナ 44 下部の鋭いエッジを有するコーナ 45 フレーム 46、48 水平部材 50、52 垂直部材 60 クロスワイヤ 62 絶縁接着材料からなる第1のコーティング 66 絶縁接着材料からなる第2のコーティング 70 電子銃に面する側部 72 スクリーンに面する側部 75 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ラペルータ, ジュニア アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17543 リティッツ グリーン・エイカ ー・ロード 46 (72)発明者 デイヴィッド ポール シャンパ アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター ローサー・ドライ ヴ 1038 (72)発明者 サミュエル ポール ベニーニ アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17543 リティッツ カーツ・ドライヴ 12 (72)発明者 エドワード リチャード ギャリティー, ジュニア アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター マッグラン・ブル ヴァード 704 (72)発明者 ケヴィン デュアン クロース アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17538 ランディスヴィル バンク・スト リート 170 (72)発明者 スティーヴン アンソニー コルバート アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター ノース・パイン・ ストリート 640 Fターム(参考) 5C031 EE11 EE13 EF05 EH02 EH08 5C042 AA07 LL03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの電子ビームを発生する
    電子銃と、その内側表面に蛍光ラインを有する蛍光体ス
    クリーンを有するフェースプレートパネルと、テンショ
    ンフォーカスマスクとを有する排気されたエンベロープ
    を含む陰極線管であって、 上記テンションフォーカスマスクは、間に間隔が置か
    れ、互いに略並行である複数の細長い第1の電極と、上
    記複数の第1の電極と略垂直に方向付けられ、間に間隔
    が置かれる複数の第2の電極とを含み、 上記複数の第1の電極は、上記スクリーンに面する側面
    及び上記電子銃に面する側面を含み、上記2つの側面は
    上記側面に沿って形成されるコーナエッジを有する略平
    らな構成を有し、 上記複数の第1の電極は更に、上記スクリーンに面する
    側面及び上記コーナエッジに塗布され、それにより、上
    記第1の電極を上記第2の電極に接合し、上記第1の電
    極の上記コーナエッジを保護する絶縁材料を含む陰極線
    管。
  2. 【請求項2】 上記スクリーンに面する側面及び上記電
    子銃に面する側面はそれぞれ、所定の幅を有するが、上
    記スクリーンに面する側面の幅は上記電子銃に面する側
    面の幅より小さい請求項1記載の陰極線管。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの電子ビームを発生する
    電子銃と、その内側表面に蛍光ラインを有する蛍光体ス
    クリーンを有するフェースプレートパネルと、上記電子
    銃と上記スクリーンとの間に配置されるテンションマス
    クとを有する排気されたエンベロープを含む陰極線管で
    あって、 上記テンションマスクは、間に間隔が置かれ、互いに略
    並行であり、上記スクリーンの長さの略全体に延在する
    複数の細長いストランドを含み、 上記ストランドは、上記スクリーンに面する側面と、比
    較的大きい上記電子銃に面する側面とを有する断面形状
    を有し、上記側面のそれぞれは側壁によって間隔が置か
    れ、上記側壁と上記側面は、上記ストランドの長さ方向
    に延在するコーナエッジを形成し、 上記テンションマスクは更に、上記ストランドに対し略
    垂直に方向付けられ、間に間隔が置かれ、上記スクリー
    ンを面する側面との間に特定の空間を画成する複数の第
    2の電極と、 上記特定の空間及び上記エッジコーナに沿って配置さ
    れ、上記コーナエッジを上記電極から保護する第1の絶
    縁材料層とを含む陰極線管。
  4. 【請求項4】 上記特定の空間において、上記第1の絶
    縁材料上に配置され、上記電極に接する第2の絶縁材料
    を更に含む請求項3記載の陰極線管。
JP2002059112A 2001-03-06 2002-03-05 陰極線管(crt)のテンションフォーカスマスク Pending JP2002298749A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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