JP2002296678A - リアプロジェクタ、およびリアプロジェクタ用載置台 - Google Patents

リアプロジェクタ、およびリアプロジェクタ用載置台

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JP2002296678A JP2001101638A JP2001101638A JP2002296678A JP 2002296678 A JP2002296678 A JP 2002296678A JP 2001101638 A JP2001101638 A JP 2001101638A JP 2001101638 A JP2001101638 A JP 2001101638A JP 2002296678 A JP2002296678 A JP 2002296678A
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Haruyoshi Yamada
晴良 山田
Junichi Nakamura
旬一 中村
Jiyouji Karasawa
穣児 唐澤
Masashi Sakaguchi
昌史 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動を容易にしたリアプロジェクタを得るこ
と。 【解決手段】 筐体13の底部後端縁部には2つのキャ
スタ11が備えられ、底部から背面に沿って側面視略L
字状の搬送用ハンドル12が筐体13から着脱自在に備
えられ、搬送用ハンドル12を後方(矢印B方向)に引
いて、リアプロジェクタ10を後方に傾けると、キャス
タ11は床面に接地し、筐体13の底面は全面に亘って
床面から浮上するため、リアプロジェクタ10を後方に
傾けた状態で、搬送用ハンドル12を前後方向に押し引
きすることによって、重量の重いリアプロジェクタを、
軽微な力で容易に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンの背面
側から光を投写してスクリーンに画像を形成するリアプ
ロジェクタ、およびリアプロジェクタを載置するリアプ
ロジェクタ用載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を大画面で表示する画像
表示装置として、リアプロジェクタが知られている。こ
のリアプロジェクタは、外部のDVDプレーヤ等画像情
報出力装置から入力された画像情報を可視画像として投
射すると、この投射装置から投射された可視画像を投影
するスクリーンと、投射装置を内部に収容するととも
に、スクリーンの画像投影面の反対側の面が外部に露出
するように配設された筐体とからなり、スクリーンに投
影された画像を観察する観察者に対して、スクリーンの
背面側から画像を投射することから、スクリーンの観察
面側に画像を投射する通常のプロジェクタと区別して、
リアプロジェクタと称されている。
【0003】このリアプロジェクタは、上述したよう
に、ブラウン管を用いたテレビジョン等の画像表示装置
と同様に、全体として略函状に形成されているが、通常
のテレビジョンよりも大型のスクリーンを備えるため、
リアプロジェクタ全体の大きさも通常のテレビジョンよ
りも大きく、また重量も概ね40kg以上と、非常に重
いものとなっている。そして、このようなリアプロジェ
クタは、画像を大画面で表示することができる特性によ
って、舞台上に配置されてプレゼンテーションや商品展
示会等に用いられる場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プレゼンテ
ーション等においては、発表内容を効果的に演出するた
め、発表内容ごとに、舞台上における配置を変えたり、
多数のリアプロジェクタを配置することが行われる。し
たがって、リアプロジェクタを舞台上で移動させる必要
がある。また、一般の家庭内においても、模様替えのた
めに、一旦配置したリアプロジェクタの配置換えを行う
ことがある。
【0005】しかし、上述したように、リアプロジェク
タは非常に重量が重いため、その移動には大きな労力を
要し、頻繁に配置換えを行うことはできない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、移動を容易にしたリアプロジェクタを得ることを目
的とするものである。
【0007】また、リアプロジェクタを敢えて移動する
場合には、多数の作業者によって一斉に持ち上げて移動
したり、引きずって移動することになるが、移動中にバ
ランスを崩してリアプロジェクタを転倒させ、スクリー
ンに傷を付けてしまう場合もある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、転倒時に、スクリーンが損傷するのを防止したリア
プロジェクタを得ることを、第2の目的とするものであ
る。
【0009】また、リアプロジェクタは、そのまま床面
に配置する場合もあるが、この場合は、リアプロジェク
タに画像情報を入力するために、接続ケーブルによって
外部の画像情報出力装置と接続する必要がある。しか
し、床面に接続ケーブルを這わせるのは、視覚的に美観
を損なう。またリアプロジェクタを床面に直接設置する
と、スクリーンの位置が低くなり、スクリーンに投影さ
れた画像の視認性も悪化する。
【0010】このため、リアプロジェクタは、専用のリ
アプロジェクタ用載置台に載置されてスクリーン位置を
高めるとともに、リアプロジェクタの背面において、載
置台の内部に収容された画像情報出力装置と接続ケーブ
ルで接続することによって、視覚的な美観を損なうのも
防止することもできる。
【0011】しかし、載置台に載置されたリアプロジェ
クタと載置台内部の画像情報出力装置とを、複数の接続
ケーブルで、各別に接続するのは面倒である。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、リアプロジェクタ用載置台に載置されたリアプロジ
ェクタの入力端子と、プロジェクタ用載置台の出力端子
との接続を容易にしたリアプロジェクタを 得ること
を、第3の目的とするものである。
【0013】また、接続ケーブルを用いて、リアプロジ
ェクタと載置台内部の画像情報出力装置とを接続した場
合、家庭内においては、リアプロジェクタのスクリーン
を正面からのみ観察するため、背面における接続ケーブ
ルは、正面からは死角となって見えないが、舞台上に配
置した場合には、舞台の周囲を囲むように設けられた観
客席からは、その舞台に対する角度によって、リアプロ
ジェクタ背面の接続ケーブルが目に入る席もあり、この
場合も美観を損なうものとなっている。さらに接続ケー
ブルには、埃が付着しやすいため、この点からも美観を
損なうものとなっている。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、リアプロジェクタの入力端子と、リアプロジェクタ
用載置台の出力端子とを接続する接続ケーブルによっ
て、美観が損なうのを防止したリアプロジェクタを得る
ことを、第4の目的とするものである。
【0015】また、リアプロジェクタ用載置台には、画
像情報出力装置のほかに、ネットワーク回線を通じて送
られてきた画像情報を受けるネットワーク機器や、リア
プロジェクタに投影されている画像を紙やフイルム等の
記録媒体に出力する画像記録装置(プリンタ等)などに
出力するインターフェース等、外部の画像関連機器に接
続される信号入出力機器が、その機器収容部に収容され
ることがあり、このような機器収容部に収容された信号
入出力機器(画像情報出力装置、ネットワーク機器、イ
ンターフェース等)と、外部の画像関連機器(画像記録
装置、ネットワーク等)とを接続ケーブル等によって接
続する場合、接続ケーブルを、機器収容部の外部から内
部に通して、機器収容部に収容された信号入出力機器に
接続する作業を行う必要がある。
【0016】しかし、機器収容部に既に収容されている
信号入出力機器に接続ケーブルを接続するのは、作業ス
ペースが狭いなどの問題があり、面倒な作業となってい
る。
【0017】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、機器収容部に収容された信号入出力機器と、外部の
画像関連機器との接続を容易にしたリアプロジェクタ用
載置台を得ることを、第5の目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のリア
プロジェクタは、外部から入力された画像情報を可視画
像として投射する投射装置と、該投射装置から投射され
た可視画像を投影するスクリーンと、前記投射装置を内
部に収容するとともに、前記スクリーンの画像投影面の
反対側の面が外部に露出するように配設された筐体と、
を有するリアプロジェクタにおいて、上記移動を容易に
する目的を達成するため、前記筐体の下部辺縁に設けら
れたキャスタと、該筐体に設けられた搬送用把手と、を
備えたことを特徴とする。
【0019】この本発明に係る第1のリアプロジェクタ
によれば、筐体の下部辺縁にキャスタが設けられてお
り、かつ筐体に搬送用把手が設けられているため、搬送
用把手を把持して、リアプロジェクタを押し引きすれ
ば、リアプロジェクタはキャスタが転動して、容易にリ
アプロジェクタを移動させることができる。なお、キャ
スタの数は少なくとも1輪あればよく、好ましくは2輪
以上である。
【0020】ここで、キャスタおよび搬送用把手のう
ち、少なくとも一方は、筐体から着脱自在とするのが好
ましい。所定の位置まで移動した後は、再移動の場合を
除いて、その移動後の位置から容易に移動しないように
するのが好ましい。キャスタもしくは搬送用把手、また
はこれらの両方を、移動後に外すことによって、一旦セ
ットされた位置から容易に移動するのを防止することが
できるからである。また、キャスタや搬送用把手は、デ
ザインによっては、見苦しいものとなるため、移動後は
外すことによって、そのような見苦しい印象を与えるこ
とを回避することができるからである。
【0021】また、着脱自在でない場合であっても、キ
ャスタおよび搬送用把手のうち、少なくとも一方は、筐
体内部に収納自在とするのが好ましい。移動後は、これ
らのうち一方、または両方を筐体内部に収納することに
よって、見苦しい印象が緩和されるからである。
【0022】また、キャスタは、筐体を搬送用把手の引
き方向に傾斜させた状態においてのみ、筐体が設置され
た床面に接地し、筐体が床面に水平に設置された状態に
おいては、床面から浮上するように配設されているのが
好ましい。移動時以外は、キャスタが床面から浮上して
いることによって、移動時以外に、一旦セットされた位
置から容易に移動するのを防止することができる一方、
移動時は、筐体を搬送用把手の引き方向に傾斜させるこ
とによって、キャスタが床面に接地して、移動が容易に
なるからである。なお、このように、筐体を傾斜させた
状態においては床面に接地し、傾斜させない状態におい
ては床面から浮上するように、キャスタを配設するのに
代えて、キャスタが床面から浮上した位置と接地した位
置との間で、キャスタの位置を切り換えるキャスタ昇降
手段を設けてもよい。
【0023】ここで、搬送用把手の引き方向とは、リア
プロジェクタの移動方向(水平方向)であってもよい
し、リアプロジェクタを引き上げる方向(上方向)であ
ってもよい。搬送用把手とキャスタとの配設位置関係
が、筐体の対角位置にあれば、搬送用把手を上方向に引
き上げることによって、引き上げ側の筐体の底部が床面
から浮き上がり、床面から浮上している対角位置のキャ
スタが床面に接地するように、キャスタを配設すればよ
く、搬送用把手とキャスタとの配設位置関係が、筐体の
同位置側面側にあれば、搬送用把手を手前側(水平方
向)に引くことによって、搬送用把手の対角側の筐体の
底部が床面から浮き上がり、床面から浮上している手前
側のキャスタが床面に接地するように、キャスタを配設
すればよい。
【0024】また、筐体を搬送用把手の引き方向に傾斜
させた状態において、この傾斜方向に突出して筐体がこ
の傾斜方向に転倒するのを阻止する転倒阻止部材を備え
たものとするのが好ましい。搬送用把手を引き方向に引
いて、筐体を傾斜させた状態で、リアプロジェクタを移
動させた場合、搬送用把手にある程度、リアプロジェク
タの重量が負荷するが、傾斜角度が大きくなるにしたが
って負荷も増加し、搬送用把手を把持する手によっては
支持しきれなくなって、傾斜方向にリアプロジェクタを
転倒させるおそれがある。しかし、このように、傾斜方
向に転倒するのを阻止する転倒阻止部材を備えることに
よって、搬送用把手を把持する手によっては支持しきれ
なくなった場合にも、転倒阻止部材が、リアプロジェク
タの転倒を阻止するため、リアプロジェクタの転倒を防
止することができる。なお、転倒阻止部材としては、傾
斜方向に筐体が所定角度以上傾斜すると、一端が床面に
当接して筐体を支持する支持棒などを適用することがで
きる。
【0025】また、スクリーンの投影面とは反対側の面
(観察側の面)よりも外部側に突出したスクリーン保護
部を、筐体に設けるのが好ましい。スクリーンの面が床
面に向いてリアプロジェクタが転倒した場合にも、外部
側に突出したスクリーン保護部が身代わり的に床面に衝
突するため、スクリーンが床面に衝突することはなく、
スクリーンが損傷するのを防止することができる。
【0026】また、リアプロジェクタは、画像情報が入
力される入力端子を備え、この入力端子は、リアプロジ
ェクタをリアプロジェクタ用載置台の所定位置に載置し
た状態において、リアプロジェクタ用載置台に設けられ
た、画像情報を出力する出力端子と係合または対向し
て、両接続部の間で画像情報が入出力しうるように配設
されているものとするのが好ましい。リアプロジェクタ
用載置台の内部にはDVDプレーヤやビデオプレーヤ等
の画像情報出力装置が収容されるが、これらの画像情報
出力装置から延びた接続ケーブルが、載置台の出力端子
に予め接続されている場合に、リアプロジェクタを載置
台の所定位置に載置することによって、リアプロジェク
タの入力端子と載置台の出力端子とが自動的に係合し
て、画像情報出力装置とリアプロジェクタとが接続さ
れ、載置台にリアプロジェクタを載置した後に、別途、
接続ケーブルによって両者を接続する手間を省くことが
できる。
【0027】なお、入力端子と出力端子とが電気的に接
続される場合には、両端子を係合させるようにし、両端
子が光学的に接続される場合には、両端子が必ずしも係
合する必要はなく、例えばフォトカプラのように、対向
するだけでもよい。
【0028】また、リアプロジェクタは、画像情報が入
力される入力端子を背面に備えるとともに、入力端子
と、リアプロジェクタが載置されるリアプロジェクタ用
載置台の背面に備えられた、画像情報を外部に出力する
出力端子とを電気的または光学的に接続してなる接続ケ
ーブルを外部から覆い、かつリアプロジェクタ用載置台
と、このリアプロジェクタ用載置台に載置されたリアプ
ロジェクタとを連結する被覆連結部材を備えたものとす
るのが好ましい。
【0029】リアプロジェクタが舞台上に配置された場
合であって、リアプロジェクタの入力端子と載置台の出
力端子とが、接続ケーブルによって、別途接続されるよ
うに構成されている場合は、舞台の周囲を囲むように設
けられた観客席からは、その舞台に対する角度によっ
て、リアプロジェクタ背面の接続ケーブルが目に入る場
合があり、美観を損なうとともに、接続ケーブルに埃が
付着して端子部において接触不良やショートが起こる場
合もある。しかし、上記被覆連結部材を備えたリアプロ
ジェクタによれば、この被覆連結部材が、リアプロジェ
クタ背面の接続ケーブルを覆うため、美観を損なうこと
がなく、また塵埃の付着も抑制することができる。さら
に、この被覆連結部材によって、リアプロジェクタと載
置台とを連結することによって、リアプロジェクタと載
置台との連結剛性が高められ、載置台からリアプロジェ
クタが誤って転落するなどの事故を防止することもでき
る。
【0030】本発明に係る第2のリアプロジェクタは、
外部から入力された画像情報を可視画像として投射する
投射装置と、該投射装置から投射された可視画像を投影
するスクリーンと、前記投射装置を内部に収容するとと
もに、前記スクリーンの画像投影面の反対側の面が外部
に露出するように配設された筐体と、を有するリアプロ
ジェクタにおいて、上記転倒時に、スクリーンが損傷す
るのを防止するため、反対側の面よりも前記外部側に突
出したスクリーン保護部を、前記筐体に設けたことを特
徴とする。
【0031】この本発明に係る第2のリアプロジェクタ
によれば、スクリーンの面が床面に向いてリアプロジェ
クタが転倒した場合にも、外部側に突出したスクリーン
保護部が身代わり的に床面に衝突するため、スクリーン
が床面に衝突することはなく、スクリーンが損傷するの
を防止することができる。
【0032】また本発明に係る第2のリアプロジェクタ
においても、リアプロジェクタは、画像情報が入力され
る入力端子を備え、この入力端子は、リアプロジェクタ
をリアプロジェクタ用載置台の所定位置に載置した状態
において、リアプロジェクタ用載置台に設けられた、画
像情報を出力する出力端子と係合または対向して、両接
続部の間で画像情報が入出力しうるように配設されてい
るものとするのが好ましい。リアプロジェクタ用載置台
の内部にはDVDプレーヤやビデオプレーヤ等の画像情
報出力装置が収容されるが、これらの画像情報出力装置
から延びた接続ケーブルが、載置台の出力端子に予め接
続されている場合に、リアプロジェクタを載置台の所定
位置に載置することによって、リアプロジェクタの入力
端子と載置台の出力端子とが自動的に係合して、画像情
報出力装置とリアプロジェクタとが接続され、載置台に
リアプロジェクタを載置した後に、別途、接続ケーブル
によって両者を接続する手間を省くことができる。
【0033】なお、入力端子と出力端子とが電気的に接
続される場合には、両端子を係合させるようにし、両端
子が光学的に接続される場合には、両端子が必ずしも係
合する必要はなく、例えばフォトカプラのように、対向
するだけでもよい。
【0034】また、リアプロジェクタは、画像情報が入
力される入力端子を背面に備えるとともに、入力端子
と、リアプロジェクタが載置されるリアプロジェクタ用
載置台の背面に備えられた、画像情報を外部に出力する
出力端子とを電気的または光学的に接続してなる接続ケ
ーブルを外部から覆い、かつリアプロジェクタ用載置台
と、このリアプロジェクタ用載置台に載置されたリアプ
ロジェクタとを連結する被覆連結部材を備えたものとす
るのが好ましい。
【0035】リアプロジェクタが舞台上に配置された場
合であって、リアプロジェクタの入力端子と載置台の出
力端子とが、接続ケーブルによって、別途接続されるよ
うに構成されている場合は、舞台の周囲を囲むように設
けられた観客席からは、その舞台に対する角度によっ
て、リアプロジェクタ背面の接続ケーブルが目に入る場
合があり、美観を損なうとともに、接続ケーブルに埃が
付着して端子部において接触不良やショートが起こる場
合もある。しかし、上記被覆連結部材を備えたリアプロ
ジェクタによれば、この被覆連結部材が、リアプロジェ
クタ背面の接続ケーブルを覆うため、美観を損なうこと
がなく、また塵埃の付着も抑制することができる。さら
に、この被覆連結部材によって、リアプロジェクタと載
置台とを連結することによって、リアプロジェクタと載
置台との連結合成が高められ、載置台からリアプロジェ
クタが誤って転落するなどの事故を防止することもでき
る。
【0036】本発明に係る第3のリアプロジェクタは、
上記リアプロジェクタ用載置台に載置されたリアプロジ
ェクタの入力端子とプロジェクタ用載置台の出力端子と
の接続を容易にするため、外部から入力された画像情報
を可視画像として投射する投射装置と、該投射装置から
投射された可視画像を投影するスクリーンと、前記投射
装置を内部に収容するとともに、前記スクリーンの画像
投影面の反対側の面が外部に露出するように配設された
筐体と、を有するリアプロジェクタにおいて、リアプロ
ジェクタは、画像情報が入力される入力端子を備え、該
入力端子は、該リアプロジェクタをリアプロジェクタ用
載置台の所定位置に載置した状態において、該リアプロ
ジェクタ用載置台に設けられた、画像情報を出力する出
力端子と係合または対向して、両接続部の間で前記画像
情報が入出力しうるように配設されていることを特徴と
する。
【0037】この本発明に係る第3のリアプロジェクタ
によれば、リアプロジェクタ用載置台の内部にはDVD
プレーヤやビデオプレーヤ等の画像情報出力装置が収容
されるが、これらの画像情報出力装置から延びた接続ケ
ーブルが、載置台の出力端子に予め接続されている場合
に、リアプロジェクタを載置台の所定位置に載置するこ
とによって、リアプロジェクタの入力端子と載置台の出
力端子とが自動的に係合して、画像情報出力装置とリア
プロジェクタとが接続され、載置台にリアプロジェクタ
を載置した後に、別途、接続ケーブルによって両者を接
続する手間を省くことができる。
【0038】本発明に係る第4のリアプロジェクタは、
外部から入力された画像情報を可視画像として投射する
投射装置と、該投射装置から投射された可視画像を投影
するスクリーンと、前記投射装置を内部に収容するとと
もに、前記スクリーンの画像投影面の反対側の面が外部
に露出するように配設された筐体と、を有するリアプロ
ジェクタにおいて、上記リアプロジェクタの入力端子と
リアプロジェクタ用載置台の出力端子とを接続する接続
ケーブルによって、美観が損なうのを防止するため、前
記リアプロジェクタは、前記画像情報が入力される入力
端子を背面に備えるとともに、前記入力端子と、前記リ
アプロジェクタが載置されるリアプロジェクタ用載置台
の背面に備えられた、前記画像情報を外部に出力する出
力端子とを電気的または光学的に接続してなる接続ケー
ブルを外部から覆い、かつ前記リアプロジェクタ用載置
台と、このリアプロジェクタ用載置台に載置されたリア
プロジェクタとを連結する被覆連結部材を備えたことを
特徴とする。
【0039】リアプロジェクタが舞台上に配置された場
合であって、リアプロジェクタの入力端子と載置台の出
力端子とが、接続ケーブルによって、別途接続されるよ
うに構成されている場合は、舞台の周囲を囲むように設
けられた観客席からは、その舞台に対する角度によっ
て、リアプロジェクタ背面の接続ケーブルが目に入る場
合があり、美観を損なうとともに、接続ケーブルに埃が
付着して端子部において接触不良やショートが起こる場
合もある。しかし、上記被覆連結部材を備えた本発明に
係る第4のリアプロジェクタによれば、この被覆連結部
材が、リアプロジェクタ背面の接続ケーブルを覆うた
め、美観を損なうことがなく、また塵埃の付着も抑制す
ることができる。さらに、この被覆連結部材によって、
リアプロジェクタと載置台とを連結することによって、
リアプロジェクタと載置台との連結剛性が高められ、載
置台からリアプロジェクタが誤って転落するなどの事故
を防止することができる。
【0040】本発明に係るリアプロジェクタ用載置台
は、投射装置を内蔵したリアプロジェクタが載置される
リアプロジェクタ用載置台において、上記機器収容部に
収容された信号入出力機器と外部の画像関連機器との接
続を容易にするため、所定の信号入出力機器を内部に収
容する機器収容部を備えるとともに、該機器収容部に収
容された前記信号入出力機器から延びる接続ケーブルが
内部側から接続され、かつ、外部の画像関連機器から延
びる接続ケーブルが外部側から接続される中継端子が、
前記機器収容部の壁面に設けられたことを特徴とする。
【0041】リアプロジェクタ用載置台の機器収容部
に、信号入出力機器が収容され、外部の画像関連機器と
この信号入出力機器とを接続ケーブル等によって接続す
る場合、接続ケーブルを、機器収容部の外部から内部に
通して、機器収容部に収容された信号入出力機器に接続
する作業を行う必要があるが、本発明のリアプロジェク
タ用載置台によれば、信号入出力機器から延びる接続ケ
ーブルが内部側から接続され、かつ、外部の画像関連機
器から延びる接続ケーブルが外部側から接続される中継
端子が、機器収容部の壁面に設けられているため、この
中継端子に、内部側に信号入出力機器から延びる接続ケ
ーブルを予め接続しておくことによって、外部の画像関
連機器から延びる接続ケーブルを、信号入出力機器に接
続する場合、機器収容部の壁面に設けられた中継端子に
接続すれば足り、機器収容部に既に収容されている信号
入出力機器に接続ケーブルを直接接続する面倒な作業を
行う必要がない。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリアプロジェ
クタおよびリアプロジェクタ用載置台の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0043】図1および図2は、本発明の実施の形態に
係るリアプロジェクタ10を示す斜視図であり、図1は
主として前面側、図2は主として後面側を示している。
図示のリアプロジェクタ10は、箱形の筐体13の内部
に、外部の画像情報出力装置から入力された画像情報を
可視画像として投射する投射装置と、この投射装置から
投射された可視画像を反射偏向させる光学系とを備え、
この反射偏向された可視画像を、筐体13の前面に配設
されたスクリーンに投影することによって、可視画像を
表示するように構成されている。
【0044】筐体13の背面の端子盤23には、その内
部に収容された投射装置と外部の画像情報出力装置とを
接続する複数の入出力端子群が形成されている。また、
筐体13の底面には、後述する搬送用ハンドル12をセ
ットするための、背面側から前面側に延びる溝13aが
2つ形成されている。
【0045】また、筐体13の底部後端縁部には2つの
キャスタ11が備えられ、底部から背面に沿って側面視
略L字状の搬送用ハンドル12が備えられている。搬送
用ハンドル12は、図2に示すように、筐体13の底面
に形成された溝13aに、そのL字の水平部が嵌入し、
垂直部は筐体13の背面に、ビス14によって取り付け
られており、搬送用ハンドル12は、ビス14を外すこ
とによって筐体13から容易に取り外すことができる。
【0046】キャスタ11は、リアプロジェクタ10が
通常の水平床面に接地された状態においては、床面から
浮いた状態となっており、床面と当接して転がることは
ないが、搬送用ハンドル12を後方(矢印B方向)に引
いて、リアプロジェクタ10を後方に傾けると、キャス
タ11は床面に接地し、筐体13の底面は全面に亘って
床面から浮上するため、リアプロジェクタ10を後方に
傾けた状態で、搬送用ハンドル12を前後方向に押し引
きすることによって、重量の重いリアプロジェクタを、
軽微な力で容易に移動させることができる。
【0047】なお、搬送用ハンドル12は、リアプロジ
ェクタ10を所定の設置位置まで搬送した後は、ビス1
4を外して、リアプロジェクタ10から取り外すことに
よって、リアプロジェクタ10の見映えが損なわれるの
を防止することができる。
【0048】また、この実施の形態に係るリアプロジェ
クタ10においては、キャスタ11は、リアプロジェク
タ10を後方に傾けた状態においてのみ床面に接地する
ものとして説明したが、傾けない状態においても床面に
接地していてもよい。筐体13の底面前部等が床面に接
地していれば、たとえキャスタ11が接地していても、
そのままでは、筐体13の床面接地部と床面との間の摩
擦力が大きいため、容易に移動することはないからであ
る。
【0049】また、図3に示すように、筐体13の背面
に、収納式の転倒阻止棒22を備えたものとしてもよ
い。この転倒阻止棒22は、搬送用ハンドル12を後方
に引いて、リアプロジェクタ10を後方に傾けたとき
に、所定角度傾けると、その底部が床面に設置するよう
に形成されており、リアプロジェクタ10を傾けての搬
送中に、リアプロジェクタ10が後方に所定角度傾斜し
たとき、転倒阻止棒22が床面に接地してリアプロジェ
クタ10を支持し、リアプロジェクタ10がその所定角
度以上傾斜するのを防止して、リアプロジェクタ10の
後方への転倒を阻止することができる。
【0050】搬送用ハンドル12およびキャスタ11
は、リアプロジェクタ10の背面側に設けた形態に限る
ものではなく、例えば図4に示すように、筐体13の前
面側に、キャスタ11と収納式の搬送用ハンドル16と
を備えたものとしてもよい。収納式の搬送用ハンドル1
6は、前方(矢印F方向)に引くと、筐体13から引き
出されるように構成されており、筐体13側に押し込む
と、筐体13の内部に収容され、リアプロジェクタ10
の見映えを損なうのを防止している。
【0051】この形態のリアプロジェクタ10によれ
ば、搬送用ハンドル16を筐体13から引き出して、前
方に引くことによって、リアプロジェクタ10が前方に
傾き、筐体13の底面が全面に亘って床面から浮上し、
キャスタ11のみが接地するため、リアプロジェクタ1
0を前方に傾けた状態で、リアプロジェクタ10を容易
に移動させることができる。また、このリアプロジェク
タ10の場合、図5に示すように、筐体13の背面側に
回転自在の補助キャスタ17をさらに設けて、搬送中の
リアプロジェクタ10の安定性を向上させるようにして
もよい。
【0052】なお、搬送用ハンドル12とキャスタ11
とは、筐体13の同じ側に設けたものに限るものではな
く、図6に示すように、筐体13の底部の一方の側端縁
側にキャスタ11を設け、他方の側端側に搬送用手掛け
部18を形成してもよい。この形態のリアプロジェクタ
10によれば、搬送用手掛け部18に手を掛けて筐体1
3を上方(矢印U方向)に引き上げることによって、筐
体13の底面全面が床面から浮上し、キャスタ11のみ
が床面に接地するため、上方に引き上げたままの状態
で、図示右方向(矢印B方向)または反対方向に、容易
に移動させることができる。
【0053】また、キャスタ11は、筐体13から常に
露出しているものに限るものではなく、例えば図7に示
すように、キャスタ11を、パンタグラフ等のキャスタ
昇降手段19を介して筐体13に連結して、リアプロジ
ェクタ10の設置時は、キャスタ昇降手段19によって
キャスタ11を上昇させて床面から浮上させ、かつ筐体
13の内部に収納して(図示において破線位置)、筐体
13の底面全体を床面に接地させ、リアプロジェクタ1
0の搬送時は、キャスタ昇降手段19によってキャスタ
11を下降させて床面に接地させ(図示において実線位
置)、筐体13の底面全体を床面から浮上させるように
してもよい。
【0054】ところで、上記各実施の形態のリアプロジ
ェクタ10においては、搬送時や載置台に載置させる作
業の際に、誤ってリアプロジェクタ10を前方に転倒さ
せてしまう場合もあり、このような場合、スクリーンが
床面に衝突して損傷することが考えられる。また、倉庫
や機器収容室等に運び入れて、使用時まで保管しておく
場合に、スクリーンを倉庫等の壁面に向ける場合がある
が、誤って壁面にスクリーンをぶつけると、スクリーン
が損傷するおそれがある。
【0055】そこで、各リアプロジェクタ10において
は、図8に示すように、スクリーン20よりも、前方側
に突出したスクリーン保護板21を設ければよい。すな
わち、このスクリーン保護板21は、スクリーン20の
両側縁より外方において、スクリーン20の前面より
も、わずかに前方に突出して設けられている。この結
果、リアプロジェクタ10が前方に転倒したときは、ス
クリーン20が床面に衝突するよりも先にスクリーン保
護板21が床面に衝突するため、スクリーン20が床面
に衝突するのが回避され、スクリーン20が損傷するの
を防止することができる。
【0056】図9は、本発明の実施の形態に係るリアプ
ロジェクタ用載置台30を示す正面図(図9(a))お
よび要部断面図(図9(b))であり、例えば図1およ
び2に示したリアプロジェクタ10が、その上面に載置
される載置台である。図示のリアプロジェクタ用載置台
30は、内部に、リアプロジェクタ10に表示させる画
像に係る情報(画像情報)を出力する画像情報出力装置
としてのBSチューナ41、DVDプレーヤ42、D−
VHSビデオプレーヤ43、およびリアプロジェクタ1
0に表示された画像を外部のプリンタ(図示せず)に出
力するための信号入出力機器44が収納され、これらの
各機器41〜44の信号出力ケーブルは、後壁内面側に
設けられた画像出力端子36に接続され、各電源コード
は同じく後壁内面側に設けられたACコンセント37に
接続されている。また、リアプロジェクタ用載置台の側
壁には、信号入出力機器44が内部側から接続され、か
つ、外側からプリンタ接続用のケーブル50が接続され
る中継端子35が備えられている。
【0057】リアプロジェクタ用載置台30の天板の、
出力端子36の上方部分には、出力端子36と、天板上
に載置されるリアプロジェクタ10の入力端子とを接続
するケーブルを通過させるための開口32が形成されて
いる。さらに天板には、リアプロジェクタ10の底面に
形成された溝13aと係合する凸片33が形成されてい
る。また、リアプロジェクタ用載置台30の底部には、
キャスタ31が設けられ、リアプロジェクタ用載置台3
0を移動自在としている。
【0058】このように構成されたリアプロジェクタ用
載置台30の天板上には、例えば図10に示すように、
図1に示した実施の形態のリアプロジェクタが載置され
るが、搬送用ハンドル12が取り外された後の、リアプ
ロジェクタ10の2つの底部溝13aに、それぞれ各凸
片33が係合するため、載置されたリアプロジェクタ1
0が左右方向に滑って、側方に転落するのが防止され
る。
【0059】また、搬送用ハンドル12が取り外された
筐体13には、搬送用ハンドル12を結合していたビス
孔14aが形成されているが、このビス孔14aに合致
するネジ孔15aを有するとともに、リアプロジェクタ
用載置台30に形成されたビス孔34に合致するネジ孔
15bを有する背面カバー15が、筐体13の背面とリ
アプロジェクタ用載置台30とに取り付けられる。
【0060】すなわち、この背面カバー15のネジ孔1
5aとリアプロジェクタ10のビス孔14aとが、所定
のネジ(図示せず)によって締結され、一方、背面カバ
ー15のネジ孔15bとリアプロジェクタ用載置台30
のビス孔34とが、所定のネジ(図示せず)によって締
結されることによって、リアプロジェクタ用載置台30
の開口32とリアプロジェクタ10の背面の端子盤23
に設けられた入出力端子群3との間で外部に露出した接
続ケーブルが、この背面カバー15によって覆い隠され
るため、見映えが向上し、また、接続ケーブルに塵埃が
付着するのを防止することもできる。さらに、リアプロ
ジェクタ10とリアプロジェクタ用載置台30とが連結
され、リアプロジェクタ10が誤ってリアプロジェクタ
用載置台30から転落するのを防止することができる。
【0061】また、リアプロジェクタ用載置台30の壁
面に、内部に収容された信号入出力機器44から延びる
接続ケーブルが内部側から接続され、かつ、外部機器か
ら延びる接続ケーブル50が外部側から接続される中継
端子35が設けられているため、この中継端子35に、
内部側に信号入出力機器44から延びる接続ケーブルを
予め接続しておくことによって、外部の機器から延びる
接続ケーブル50を、信号入出力機器44に接続する場
合、この中継端子35に外側から接続すれば足り、内部
に収容されている信号入出力機器44に接続ケーブルを
直接接続する面倒な作業を行う必要がない。機器44に
接続する外部の機器としては、たとえばプリンター、キ
ーボード、あるいは、ネットワークケーブルなどが挙げ
られる。
【0062】図11は、本発明の他の実施の形態に係る
リアプロジェクタ10およびリアプロジェクタ用載置台
30を示す斜視図である。図示のリアプロジェクタ用載
置台30は、前述した実施の形態に係るリアプロジェク
タ用載置台30の出力端子36が、その接続口が天板上
に露出して配設されたものであり、一方、図示のリアプ
ロジェクタ10は、筐体13の内部に収容された投射装
置の入力端子群(プロジェクタの背面の端子盤23に形
成されている)が、内部分岐して筐体13の外部に引き
出された、載置台接続端子24を有し、リアプロジェク
タ10をリアプロジェクタ用載置台30の所定位置に載
置した状態において、リアプロジェクタ用載置台30の
出力端子36と係合するように配設されている。
【0063】したがって、リアプロジェクタ10をリア
プロジェクタ用載置台30の所定位置に載置することに
よって、すなわち、リアプロジェクタ10の溝13aが
リアプロジェクタ用載置台30の凸片33に係合するよ
うにリアプロジェクタ10をリアプロジェクタ用載置台
30上に載置することによって、リアプロジェクタ10
の載置台接続端子24とリアプロジェクタ用載置台30
の出力端子36とが自動的に係合し、BSチューナ41
等の画像情報出力装置とリアプロジェクタ10とがワン
タッチで接続され、リアプロジェクタ用載置台30にリ
アプロジェクタ10を載置した後に、別途、接続ケーブ
ルによって両者を接続する手間を省くことができる。
尚、リアプロジェクタ10の入力部と、リアプロジェク
タ用載置台30の出力部に光通信装置を設置すれば、端
子間が非接触で接続され、機械的な位置合わせや、端子
強度の強化などの心配をせずに高い信頼性で、接続する
事ができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る第1
のリアプロジェクタによれば、筐体の下部辺縁にキャス
タが設けられており、かつ筐体に搬送用把手が設けられ
ているため、搬送用把手を把持して、リアプロジェクタ
を押し引きすれば、リアプロジェクタはキャスタが回転
して、容易にリアプロジェクタを移動させることができ
る。
【0065】また、本発明に係る第2のリアプロジェク
タによれば、スクリーンの面が床面に向いてリアプロジ
ェクタが転倒した場合にも、外部側に突出したスクリー
ン保護部が身代わり的に床面に衝突するため、スクリー
ンが床面に衝突することはなく、スクリーンが損傷する
のを防止することができる。
【0066】また、本発明に係る第3のリアプロジェク
タによれば、リアプロジェクタ用載置台の内部にはDV
Dプレーヤやビデオプレーヤ等の画像情報出力装置が収
容されるが、これらの画像情報出力装置から延びた接続
ケーブルが、載置台の出力端子に予め接続されている場
合に、リアプロジェクタを載置台の所定位置に載置する
ことによって、リアプロジェクタの入力端子と載置台の
出力端子とが自動的に係合して、画像情報出力装置とリ
アプロジェクタとが接続され、載置台にリアプロジェク
タを載置した後に、別途、接続ケーブルによって両者を
接続する手間を省くことができる。
【0067】本発明に係る第4のリアプロジェクタによ
れば、被覆連結部材が、リアプロジェクタ背面の接続ケ
ーブルを覆うため、リアプロジェクタが舞台上に配置さ
れた場合であって、リアプロジェクタの入力端子と載置
台の出力端子とが、接続ケーブルによって、別途接続さ
れるように構成されている場合においても、舞台の周囲
を囲むように設けられた観客席からは、リアプロジェク
タ背面の接続ケーブルが目に入ることがなく、美観を損
なうことがない。さらに、この被覆連結部材によって、
リアプロジェクタと載置台とを連結することによって、
リアプロジェクタと載置台との連結剛性が高められ、載
置台からリアプロジェクタが誤って転落するなどの事故
を防止することができる。
【0068】本発明に係るリアプロジェクタ用載置台に
よれば、信号入出力機器から延びる接続ケーブルが内部
側から接続され、かつ、外部の画像関連機器から延びる
接続ケーブルが外部側から接続される中継端子が、機器
収容部の壁面に設けられているため、この中継器に、内
部側に信号入出力機器から延びる接続ケーブルを予め接
続しておくことによって、外部の画像関連機器から延び
る接続ケーブルを、信号入出力機器に接続する場合、機
器収容部の壁面に設けられた中継器に接続すれば足り、
機器収容部に既に収容されている信号入出力機器に接続
ケーブルを直接接続する面倒な作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアプロジェクタの実施の形態を
示す斜視図である。
【図2】図1に示したリアプロジェクタの後方からの斜
視図である。
【図3】図2に示したリアプロジェクタにおいて、転倒
阻止棒を設けた実施の形態を示す斜視図である。
【図4】前面側に搬送用ハンドルとキャスタを設けた実
施の形態であるリアプロジェクタを示す斜視図である。
【図5】補助キャスタを設けた実施の形態であるリアプ
ロジェクタを示す斜視図である。
【図6】一方の側端にキャスタを設け、他方の側端に搬
送用手掛け部を設けた実施の形態であるリアプロジェク
タを示す図である。
【図7】キャスタを収納式とした実施の形態であるリア
プロジェクタを示す図である。
【図8】スクリーン保護板を設けた実施の形態であるリ
アプロジェクタを示す図である。
【図9】本発明に係るリアプロジェクタ用載置台の実施
の形態を示す図である。
【図10】図9に示したリアプロジェクタ用載置台およ
び本発明に係るリアプロジェクタの他の実施の形態とを
組み合わせたリアプロジェクタセットを示す斜視図であ
る。
【図11】本発明に係るリアプロジェクタの他の実施の
形態とリアプロジェクタ用載置台の他の実施の形態とを
組み合わせたリアプロジェクタセットを示す図である。
【符号の説明】
10 リアプロジェクタ 11 キャスタ 12 搬送用ハンドル 13 筐体 14 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐澤 穣児 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 坂口 昌史 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AB06 EA01 5G435 AA09 AA17 BB17 CC09 DD07 EE02 EE41 EE49 GG42 GG46

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された画像情報を可視画像
    として投射する投射装置と、該投射装置から投射された
    可視画像を投影するスクリーンと、前記投射装置を内部
    に収容するとともに、前記スクリーンの画像投影面の反
    対側の面が外部に露出するように配設された筐体と、を
    有するリアプロジェクタにおいて、 前記筐体の下部辺縁に設けられたキャスタと、該筐体に
    設けられた搬送用把手と、を備えたことを特徴とするリ
    アプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記キャスタおよび前記搬送用把手のう
    ち、少なくとも一方は、前記筐体から着脱自在であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリアプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記キャスタおよび前記搬送用把手のう
    ち、少なくとも一方は、前記筐体内部に収納自在である
    ことを特徴とする請求項1に記載のリアプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記筐体を前記搬送用把手の引き方向に
    傾斜させた状態において、この傾斜方向に突出して前記
    筐体が前記傾斜方向に転倒するのを阻止する転倒阻止部
    材を備えたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれ
    か一つに記載のリアプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記反対側の面よりも前記外部側に突出
    したスクリーン保護部を、前記筐体に設けたことを特徴
    とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のリアプ
    ロジェクタ。
  6. 【請求項6】 外部から入力された画像情報を可視画像
    として投射する投射装置と、該投射装置から投射された
    可視画像を投影するスクリーンと、前記投射装置を内部
    に収容するとともに、前記スクリーンの画像投影面の反
    対側の面が外部に露出するように配設された筐体と、を
    有するリアプロジェクタにおいて、前記反対側の面より
    も前記外部側に突出したスクリーン保護部を、前記筐体
    に設けたことを特徴とするリアプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記リアプロジェクタは、前記画像情報
    が入力される入力端子を備え、 該入力端子は、該リアプロジェクタをリアプロジェクタ
    用載置台の所定位置に載置した状態において、該リアプ
    ロジェクタ用載置台に設けられた、画像情報を出力する
    出力端子と係合または対向して、両接続部の間で前記画
    像情報が入出力しうるように配設されていることを特徴
    とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載のリアプ
    ロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記リアプロジェクタは、前記画像情報
    が入力される入力端子を背面に備えるとともに、前記入
    力端子と、前記リアプロジェクタが載置されるリアプロ
    ジェクタ用載置台の背面に備えられた、前記画像情報を
    外部に出力する出力端子とを電気的または光学的に接続
    してなる接続ケーブルを外部から覆い、かつ前記リアプ
    ロジェクタ用載置台と、このリアプロジェクタ用載置台
    に載置されたリアプロジェクタとを連結する被覆連結部
    材を備えたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれ
    か一つに記載のリアプロジェクタ
  9. 【請求項9】 外部から入力された画像情報を可視画像
    として投射する投射装置と、該投射装置から投射された
    可視画像を投影するスクリーンと、前記投射装置を内部
    に収容するとともに、前記スクリーンの画像投影面の反
    対側の面が外部に露出するように配設された筐体と、を
    有するリアプロジェクタにおいて、前記リアプロジェク
    タは、前記画像情報が入力される入力端子を備え、該入
    力端子は、該リアプロジェクタをリアプロジェクタ用載
    置台の所定位置に載置した状態において、該リアプロジ
    ェクタ用載置台に設けられた、画像情報を出力する出力
    端子と係合または対向して、両接続部の間で前記画像情
    報が入出力しうるように配設されていることを特徴とす
    るリアプロジェクタ。
  10. 【請求項10】 外部から入力された画像情報を可視画
    像として投射する投射装置と、該投射装置から投射され
    た可視画像を投影するスクリーンと、前記投射装置を内
    部に収容するとともに、前記スクリーンの画像投影面の
    反対側の面が外部に露出するように配設された筐体と、
    を有するリアプロジェクタにおいて、 前記リアプロジェクタは、前記画像情報が入力される入
    力端子を背面に備えるとともに、前記入力端子と、前記
    リアプロジェクタが載置されるリアプロジェクタ用載置
    台の背面に備えられた、前記画像情報を外部に出力する
    出力端子とを電気的または光学的に接続してなる接続ケ
    ーブルを外部から覆い、かつ前記リアプロジェクタ用載
    置台と、このリアプロジェクタ用載置台に載置されたリ
    アプロジェクタとを連結する被覆連結部材を備えたこと
    を特徴とするリアプロジェクタ
  11. 【請求項11】 投射装置を内蔵したリアプロジェクタ
    が載置されるリアプロジェクタ用載置台において、 所定の信号入出力機器を内部に収容する機器収容部を備
    えるとともに、該機器収容部に収容された前記信号入出
    力機器から延びる接続ケーブルが内部側から接続され、
    かつ、外部の画像関連機器から延びる接続ケーブルが外
    部側から接続される中継端子が、前記機器収容部の壁面
    に設けられたことを特徴とするリアプロジェクタ用載置
    台。
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