JP2002296598A - 液晶装置用基板の製造装置及び製造方法 - Google Patents

液晶装置用基板の製造装置及び製造方法

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JP2002296598A
JP2002296598A JP2001097542A JP2001097542A JP2002296598A JP 2002296598 A JP2002296598 A JP 2002296598A JP 2001097542 A JP2001097542 A JP 2001097542A JP 2001097542 A JP2001097542 A JP 2001097542A JP 2002296598 A JP2002296598 A JP 2002296598A
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Masayuki Yazaki
正幸 矢崎
Kenichi Yamada
健一 山田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レベリング工程時間を無制限に長くすることな
く、均一な厚みの配向膜を乾燥むらなく形成する。 【解決手段】ポリイミド溶液が塗布された基板は、レベ
リング槽82の筐体内において溶媒雰囲気下に放置され
てレベリングされる。レベリング状態検出部86は配向
膜の膜ムラの状態を2次元CCDを用いて検出する。レ
ベリング状態検出部86が十分なレベリング状態になっ
たことを検出すると、工程制御部87は搬送機構に制御
信号を出力して、基板が載置されたパレット84を乾燥
炉83に移動させる。これにより、乾燥工程が開始され
る。乾燥工程の開始がレベリング状態に応じて決定され
ており、製造時間を無制限に長くすることなく、平坦な
配向膜が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、均一の厚みを有し
乾燥むらがない配向膜を短い製造時間で形成するための
液晶装置用基板の製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ライトバルブ等の液晶装置は、ガラ
ス基板、石英基板等の2枚の基板間に液晶を封入して構
成される。液晶ライトバルブでは、一方の基板に、例え
ば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、T
FTと称す)等の能動素子をマトリクス状に配置し、他
方の基板に対向電極を配置して、両基板間に封止した液
晶層の光学特性を画像信号に応じて変化させることで、
画像表示を可能にする。
【0003】TFTを配置したTFT基板と、TFT基
板に対向配置される対向基板とは、別々に製造される。
両基板は、パネル組立工程において高精度に貼り合わさ
れた後、液晶が封入される。
【0004】パネル組立工程においては、先ず、各基板
工程において夫々製造されたTFT基板と対向基板との
対向面、即ち、対向基板及びTFT基板の液晶層と接す
る面上に配向膜が形成され、次いでラビング処理が行わ
れる。次に、一方の基板上の端辺に接着剤となるシール
部が形成される。TFT基板と対向基板とをシール部を
用いて貼り合わせ、アライメントを施しながら圧着硬化
させる。シール部の一部には切り欠きが設けられてお
り、この切り欠きを介して液晶を封入する。
【0005】配向膜を形成してラビング処理を施すこと
で、電圧無印加時の液晶分子の配列が決定される。配向
膜は、例えばポリイミドを約数十ナノメーターの厚さで
塗布することにより形成される。液晶層に対向する両基
板の面上に配向膜を形成することで、液晶分子を基板面
に沿って配向処理することができる。ラビング処理は、
配向膜表面に細かい溝を形成し、あるいは高分子側鎖を
一方向に配列して配向異方性の膜にするものであり、配
向膜に一定方向のラビング処理を施すことで、液晶分子
の配列を規定することができる。
【0006】配向膜の形成工程は、ポリイミド溶液の基
板上への塗布工程と、その乾燥工程とを有する。更に、
乾燥工程は、プリベーク工程とポストベーク工程とを有
する。配向膜の塗布方法としては、印刷、インクジェッ
ト及びスプレー法等を採用することができる。配向膜は
表示特性に著しく影響を与えるので、その厚さ等の精度
を高くするために、例えば、印刷を行う場合にはフレキ
ソ印刷法を採用する。塗布されたポリイミド溶液から乾
燥工程において溶媒を除去することで、所定の厚さの配
向膜を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶装
置用基板に印刷法等によって塗布された配向膜の表面は
凹凸を有している。例えば、フレキソ印刷法を採用した
場合には、フレキソ印刷機の版の溝の影響によって、塗
布された膜面は平坦になっていない。他のインクジェッ
トやスプレー法等を採用した場合でも、塗布後の膜面は
凹凸を有する。このような状態で乾燥が行われると、膜
ムラが固定され平滑性が悪い配向膜が形成されてしま
う。
【0008】そうすると、配向膜による電圧降下の影響
によって透過率むらが生じ、表示画像の不均一性による
不良が発生する。また、プレチルト角は、配向膜の膜厚
依存性を有しており、膜ムラによってプレチルト角のば
らつきが生じ、同様に表示画像の不均一性による不良が
発生してしまう。
【0009】そこで、これらの不具合を除去するため
に、塗布膜形成後、焼成工程前に一定時間放置して平滑
化(レベリング)することも考えられる。長い時間放置
すればする程、レベリングの精度が向上する。しかしな
がら、無制限にレベリング処理の時間を長くすると、配
向膜形成工程が極めて長時間となり、製造に長期間を要
してしまう。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、十分なレベリング精度が得られた否かを判
定可能にすることにより、品質と製造時間との関係を最
適化することができる液晶装置用基板の製造装置及び製
造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶装置用
基板の製造装置は、表面に配向膜溶液が塗布された基板
をレベリング処理するレベリング手段と、前記レベリン
グ処理による前記基板の表面の配向膜溶液の外観変化の
状態を検出する外観検出手段と、前記外観検出手段の検
出結果によって、前記配向膜溶液のレベリング状態を判
定し判定結果を出力する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に基づいて、前記レベリング手段によるレベリン
グ処理を終了させる工程制御手段とを具備したことを特
徴とする。
【0012】このような構成によれば、表面に配向膜溶
液が塗布された基板はレベリング手段によってレベリン
グされる。レベリング手段による配向膜溶液の外観変化
の状態は外観検出手段によって検出される。判定手段
は、外観検出の結果によってレベリング状態を判定す
る。工程制御手段は、配向膜溶液のレベリング状態が十
分な状態に達すると、レベリング処理を終了させる。こ
れにより、製造時間を無制限に長くすることなく十分な
レベリング状態を得る。
【0013】また、前記工程制御手段は、前記レベリン
グ処理を終了させると前記基板表面の配向膜溶液の乾燥
処理を実施させることを特徴とする。
【0014】このような構成によれば、十分なレベリン
グ状態となってレベリング処理が終了すると、乾燥処理
が開始される。レベリング処理後に乾燥が行われて、乾
燥ムラが生じていない配向膜が形成される。
【0015】また、前記外観検出手段は、反射光学系を
用いた光学手段と、前記基板表面の反射光によって前記
配向膜溶液の外観変化の状態を検出する光検出手段とを
具備したことを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、反射光学系及び
光検出手段によって高精度の検出が行われる。
【0017】また、前記光検出手段は、2次元カラーC
CDによって構成されることを特徴とする。
【0018】このような構成によれば、反射光の検出
は、2次元のカラー画像として取得される。
【0019】また、前記判定手段は、前記光検出手段が
検出した前記基板表面の反射光の波長分布によってレベ
リング状態を判定することを特徴とする。
【0020】このような構成によれば、配向膜の膜ムラ
によって生じる光の干渉を、判定手段は反射光の波長分
布によって検出する。波長分布を調べることでレベリン
グの状態を判定することができる。
【0021】また、前記判定手段は、前記基板表面の反
射光の緑色光と赤色光との輝度比及び緑色光と青色光と
の輝度比の少なくとも一方によってレベリング状態を判
定することを特徴とする。
【0022】このような構成によれば、基板表面の反射
光の緑色光と赤色光との輝度比及び緑色光と青色光との
輝度比の少なくとも一方によって波長分布が分かり、配
向膜の膜ムラが分かる。膜ムラが生じていない場合の波
長分布との比較によって、レベリング状態を判定する。
【0023】また、前記判定手段は、前記基板表面の所
定領域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの緑
色信号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成分
と青色信号成分との出力比の少なくとも一方によってレ
ベリング状態を判定する。
【0024】このような構成によれば、2次元カラーC
CDの出力を利用することで、基板からの反射光の波長
分布を容易に調べることができる。
【0025】また、前記判定手段は、前記基板表面の複
数の領域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの
緑色信号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成
分と青色信号成分との出力比の少なくとも一方の全領域
の値の差が所定の範囲内にあるか否かによってレベリン
グ状態を判定することを特徴とする。
【0026】このような構成によれば、2次元カラーC
CDの出力によって反射光の波長分布が分かる。配向膜
に膜ムラがある場合には、各領域毎に波長分布が異な
る。各領域の波長分布の差、即ち、2次元カラーCCD
の出力比の差が所定の範囲内にあるか否かによって、膜
ムラが無くなったことを検出することができる。
【0027】また、前記判定手段は、前記基板表面の複
数の領域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの
緑色信号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成
分と青色信号成分との出力比の少なくとも一方が全領域
において所定の範囲内にあるか否かによって、レベリン
グ状態を判定することを特徴とする。
【0028】このような構成によれば、2次元カラーC
CDの出力比によって配向膜の膜厚を判定可能である。
従って、全領域の出力比が所定の範囲内にあるか否かに
よって、レベリング状態を判定することができる。
【0029】本発明に係る液晶装置用基板の製造方法
は、基板上に配向膜溶液を塗布する塗布工程と、前記配
向膜溶液の外観変化の状態を検出する外観検出工程と、
前記外観検出工程の検出結果によって、前記配向膜溶液
のレベリング状態を判定し判定結果を得る判定工程と、
前記判定工程の判定結果に基づいてレベリング処理を終
了させる工程と、前記レベリング処理終了後の配向膜溶
液を乾燥させる乾燥工程とを具備したことを特徴とす
る。
【0030】このような構成によれば、配向膜溶液が基
板上に塗布される。時間の経過と共に配向膜溶液はレベ
リングされる。配向膜溶液の外観変化の状態を検出する
ことによって、配向膜溶液のレベリング状態を判定す
る。この判定結果に基づいて十分なレベリング状態に達
したことが示された場合には、レベリング処理を終了さ
せ、配向膜溶液を乾燥させる。これにより、製造時間を
無制限に長くすることなく、十分なレベリング状態の配
向膜を形成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る液晶装置用基板の製造装置を示す説
明図である。図2は液晶装置の画素領域を構成する複数
の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。
図3はTFT基板等の素子基板をその上に形成された各
構成要素と共に対向基板側から見た平面図であり、図4
は素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封入する
組立工程終了後の液晶装置を、図3のH−H'線の位置
で切断して示す断面図である。また、図5は液晶装置を
詳細に示す断面図である。図6はパネル組立工程を示す
フローチャートである。図7は図1中のレベリング状態
検出部86の具体的な構成を示す説明図である。図8は
レベリング状態と波長分布との関係を示すグラフであ
る。また、図9は配向膜形成工程を具体的に示すフロー
チャートであり、図10はレベリング工程を具体的に示
すフローチャートである。
【0032】本実施の形態はレベリング工程時のレベリ
ングの状態を逐次検出し、検出結果に基づいてレベリン
グ時間を制御することにより、品質と製造時間との関係
を最適化するようにしたものである。
【0033】先ず、図2乃至図5を参照して、液晶パネ
ルの構造について説明する。
【0034】液晶パネルは、図3及び図4に示すよう
に、TFT基板等の素子基板10と対向基板20との間
に液晶50を封入して構成される。素子基板10上には
画素を構成する画素電極等がマトリクス状に配置され
る。図2は画素を構成する素子基板10上の素子の等価
回路を示している。
【0035】図2に示すように、画素領域においては、
複数本の走査線3aと複数本のデータ線6aとが交差す
るように配線され、走査線3aとデータ線6aとで区画
された領域に画素電極9aがマトリクス状に配置され
る。そして、走査線3aとデータ線6aの各交差部分に
対応してTFT30が設けられ、このTFT30に画素
電極9aが接続される。
【0036】TFT30は走査線3aのON信号によっ
てオンとなり、これにより、データ線6aに供給された
画像信号が画素電極9aに供給される。この画素電極9
aと対向基板20に設けられた対向電極21との間の電
圧が液晶50に印加される。また、画素電極9aと並列
に蓄積容量70が設けられており、蓄積容量70によっ
て、画素電極9aの電圧はソース電圧が印加された時間
よりも例えば3桁程長い時間の保持が可能となる。蓄積
容量70によって、電圧保持特性が改善され、コントラ
スト比の高い画像表示が可能となる。
【0037】図5は、一つの画素に着目した液晶パネル
の模式的断面図である。
【0038】ガラスや石英等の素子基板10には、LD
D構造をなすTFT30が設けられている。TFT30
は、チャネル領域1a、ソース領域1d、ドレイン領域
1eが形成された半導体層に絶縁膜2を介してゲート電
極をなす走査線3aが設けられてなる。TFT30上に
は第1層間絶縁膜4を介してデータ線6aが積層され、
データ線6aはコンタクトホール5を介してソース領域
1dに電気的に接続される。データ線6a上には第2層
間絶縁膜7を介して画素電極9aが積層され、画素電極
9aはコンタクトホール8を介してドレイン領域1eに
電気的に接続される。
【0039】走査線3a(ゲート電極)にON信号が供
給されることで、チャネル領域1aが導通状態となり、
ソース領域1dとドレイン領域1eとが接続されて、デ
ータ線6aに供給された画像信号が画素電極9aに与え
られる。
【0040】また、半導体層にはドレイン領域1eから
延びる蓄積容量電極1fが形成されている。蓄積容量電
極1fは、誘電体膜である絶縁膜2を介して容量線3b
が対向配置され、これにより蓄積容量70を構成してい
る。画素電極9a上にはポリイミド系の高分子樹脂から
なる配向膜16が積層され、所定方向にラビング処理さ
れている。
【0041】一方、対向基板20には、TFTアレイ基
板のデータ線6a、走査線3a及びTFT30の形成領
域に対向する領域、即ち各画素の非表示領域において第
1遮光膜23が設けられている。この第1遮光膜23に
よって、対向基板20側からの入射光がTFT30のチ
ャネル領域1a、ソース領域1d及びドレイン領域1e
に入射することが防止される。第1遮光膜23上に、対
向電極(共通電極)21が基板20全面に亘って形成さ
れている。対向電極21上にポリイミド系の高分子樹脂
からなる配向膜22が積層され、所定方向にラビング処
理されている。
【0042】そして、素子基板10と対向基板20との
間に液晶50が封入されている。これにより、TFT3
0は所定のタイミングでデータ線6aから供給される画
像信号を画素電極9aに書き込む。書き込まれた画素電
極9aと対向電極21との電位差に応じて液晶50の分
子集合の配向や秩序が変化して、光を変調し、階調表示
を可能にする。
【0043】図3及び図4に示すように、対向基板20
には表示領域を区画する額縁としての第2遮光膜42が
設けられている。第2遮光膜42は例えば第1遮光膜2
3と同一又は異なる遮光性材料によって形成されてい
る。
【0044】第2遮光膜42の外側の領域に液晶を封入
するシール材41が、素子基板10と対向基板20間に
形成されている。シール材41は対向基板20の輪郭形
状に略一致するように配置され、素子基板10と対向基
板20を相互に固着する。シール材41は、素子基板1
0の1辺の一部において欠落しており、貼り合わされた
素子基板10及び対向基板20相互の間隙には、液晶5
0を注入するための液晶注入口78が形成される。液晶
注入口78より液晶が注入された後、液晶注入口78を
封止材79で封止するようになっている。
【0045】素子基板10のシール材41の外側の領域
には、データ線駆動回路61及び実装端子62が素子基
板10の一辺に沿って設けられており、この一辺に隣接
する2辺に沿って、走査線駆動回路63が設けられてい
る。素子基板10の残る一辺には、画面表示領域の両側
に設けられた走査線駆動回路63間を接続するための複
数の配線64が設けられている。また、対向基板20の
コーナー部の少なくとも1箇所においては、素子基板1
0と対向基板20との間を電気的に導通させるための導
通材65が設けられている。
【0046】次に、図6を参照してパネル組立工程につ
いて説明する。素子基板10(TFT基板)と対向基板
20とは、別々に製造される。ステップS1 ,S6 で夫
々用意されたTFT基板及び対向基板20に対して、次
のステップS2 ,S7 では、ポリイミド溶液を塗布して
配向膜16,22を形成する。次に、ステップS3 ,S
8 において、素子基板10表面の配向膜16及び対向基
板20表面の配向膜22に対して、ラビング処理を施
す。
【0047】次に、ステップS4 ,S9 において、洗浄
工程を行う。この洗浄工程は、ラビング処理によって生
じた塵埃を除去するためのものである。
【0048】洗浄工程が終了すると、ステップS5 にお
いて、シール材41、及び導通材65(図3参照)を形
成する。次に、ステップS10で、素子基板10と対向基
板20とを貼り合わせ、ステップS11でアライメントを
施しながら圧着し、シール材41を硬化させる。最後
に、ステップS12において、シール材41の一部に設け
た切り欠きから液晶を封入し、切り欠きを塞いで液晶を
封止する。
【0049】図6のステップS2 ,S7 の配向膜形成は
図1の装置によって行われる。図1において、フレキソ
印刷機81は、フレキソ印刷法によって、図2及び図3
等に示す素子基板10及び対向基板20等の液晶基板の
表面に配向膜となるポリイミド溶液を塗布する。なお、
フレキソ印刷機81は、図1の例ではパレット84上に
載置された液晶基板に対してポリイミド溶液を印刷する
ようになっている。
【0050】フレキソ印刷機81によって印刷が行われ
た液晶基板を載せたパレット84は、図示しない搬送機
構によって、レベリング槽82に搬送される。なお、搬
送機構は、後述する工程制御部87からの制御信号によ
って、搬送動作が制御されるようになっている。
【0051】レベリング槽82は、配向膜を構成するポ
リイミド溶液の溶媒と同一の溶媒が充満した筐体85を
有している。液晶基板が載置されたパレット84はこの
筐体85内に搬送され、溶媒雰囲気下において、所定時
間放置されるようになっている。これにより、液晶基板
表面に塗布されたポリイミド溶液のレベリングが行われ
る。
【0052】ポリイミド溶液のレベリングは、溶媒雰囲
気中で行われるので、レベリング時に溶媒が蒸発してポ
リイミド溶液が乾燥することが防止される。これによ
り、レベリング時に乾燥が進行してしまい乾燥ムラが生
じてしまうという事態は発生しない。
【0053】工程制御部87からレベリング処理を終了
して次の乾燥工程に移行するための制御信号が搬送機構
に入力されると、液晶基板が載置されたパレット84
は、乾燥炉83に搬送される。乾燥炉83は、パレット
84上の液晶基板の表面をプリベーク及びポストベーク
処理して乾燥させるようになっている。
【0054】本実施の形態においては、レベリング処理
の終了タイミングをレベリング状態検出部86によって
検出するようになっている。レベリング状態検出部86
は、レベリング槽82におけるレベリングの状態を検出
し、配向膜が十分に平滑化されたか否かを判定して、判
定結果を工程制御部87に出力するようになっている。
工程制御部87はレベリング状態検出部86の判定結果
に基づいて、搬送機構を制御するための制御信号を出力
する。即ち、レベリング状態検出部86の検出結果によ
って、十分にレベリングされたことが検出されると、パ
レット84をレベリング槽82から乾燥炉83に搬送さ
せる。
【0055】図7は図1中のレベリング状態検出部86
の具体的な構成を示す説明図である。
【0056】ステージ71は筐体85内に設けられてい
る。ステージ71にはステージピン77が植設されてい
る。図示しない搬送機構によって、ステージピン77上
にはレベリング処理中又はレベリング処理を一時中断し
た状態の基板72が載置される。ステージ71の上方に
は、図示しない投光ビーム出射部が固定されており、投
光ビーム出射部は、基板72に対して上方斜めから投光
ビームを出射することができるようになっている。投光
ビームは基板72によって反射する。基板72からの投
光ビームの反射光の光路上には、受光レンズ73が設け
られている。
【0057】なお、投光ビーム出射部としては例えばハ
ロゲンランプを採用することができ、投光ビームとして
白色光を出射させる。また、投光ビーム出射部として
は、例えばR,G,B光を順次に出射するものであって
もよい。投光ビーム出射部は熱線フィルタを用いて、基
板72の表面の発熱を抑制する構成となっている。
【0058】受光レンズ73は例えば凸レンズであり、
反射光を屈折させて通過させる。受光レンズ73を通過
した光の光路上には、2次元CCD74の受光面が配設
されている。2次元CCD74は受光面に入射した光の
光量に応じた出力をコンピュータ75に出力するように
なっている。
【0059】コンピュータ75は、2次元CCD74の
出力に基づいて、基板72表面の配向膜のレベリング状
態を判定するようになっている。投光ビームは所定のビ
ーム幅を有し、基板72の表面の配向膜(ポリイミド溶
液)の膜厚に応じた反射率で反射する。従って、配向膜
の膜厚にムラがある場合には、領域毎に光の干渉が異な
る為、反射光の波長分布が異なる。
【0060】図8は横軸に波長をとり縦軸に反射光量
(2次元CCD74の出力)をとって、膜厚差による波
長分布の相違を説明するためのグラフである。
【0061】図8(c)は、レベリングが終了し膜厚が
安定した場合の2次元CCD74の出力の波長分布を示
している。これに対し、図8(a),(b)はレベリン
グ過程において膜厚が異なっている場合の2次元CCD
74の出力の波長分布を示している。
【0062】従って、図8(c)に近似した波長分布が
得られた場合に、十分なレベリング状態に達したものと
判定することができる。コンピュータ75は2次元CC
D74の出力から反射光の波長分布を取得して、レベリ
ングの状態を判定する。
【0063】なお、投光ビームのビーム幅が基板72の
表面に比べて狭い場合でも、レベリング状態は基板72
で一様に変化すると考えられるので、基板72の一部か
らの投光ビーム反射光によってレベリング状態を推定す
ることができる。なお、投光ビームは基板72の中央近
傍の位置に照射するようにした方がよい。
【0064】コンピュータ75は、演算量を低減するた
めに、波長分布を所定の色成分同士の比によって求め
る。また、コンピュータ75は、波長分布の算出に際し
て、演算量を低減するために、2次元CCD74の受光
面を複数機領域に分割して処理する。例えば、コンピュ
ータ75は、2次元CCD74を32の領域に分割し
て、各領域からのR,G,B画素の輝度の平均値を求め
る。コンピュータ75は、各領域のR,G,B画素の輝
度の平均値を用いて、G/R及びG/Bの輝度比を求め
る。レベリングが終了し膜厚が安定した状態(図8
(c))とレベリング過渡状態(図8(a),(b))
とでは、図8(a)乃至(c)の比較から明らかなよう
に、輝度比が異なる。
【0065】メモリ76には、投光ビームの種類、入射
角及び配向膜の適正な膜厚等の条件に応じて、十分なレ
ベリング状態に達したと考えられる状態の輝度比の情報
が格納されている。コンピュータ75は、2次元CCD
74の出力に基づいて求めた各領域の輝度比と、メモリ
76に格納されている輝度比とを比較することにより、
各領域の輝度比の絶対値が所定の範囲内にあるか否かを
判定すると共に、各領域の輝度比同士のばらつきが所定
の範囲内にあるか否かを判定する。コンピュータ75は
これらの判定結果によって、レベリングが十分な状態に
達したか否かを判定し、判定結果を出力するようになっ
ている。
【0066】この判定結果は工程制御部87(図1参
照)に供給される。工程制御部87は、レベリングが十
分な状態に達したことを示す判定結果が与えられると、
図示しない搬送機構に制御信号を出力してパレット84
を乾燥炉83に搬送して、乾燥工程を実施させるように
なっている。
【0067】次に、このように構成された実施の形態の
作用について図9及び図10のフローチャートを参照し
て説明する。
【0068】図9のステップS21の配向膜形成工程にお
いては、先ず、配向膜となるポリイミド溶液を素子基板
10又は対向基板20等の基板(図7の基板72)表面
に塗布する。図1の例ではフレキソ印刷法を用いる例に
ついて示しているが、ポリイミド溶液の塗布方法は印刷
法だけでなく、インクジェット法やスプレー法等の種々
の方法を採用することができる。
【0069】次に、ステップS22のレベリング工程が実
施される。レベリング工程においては、例えばポリイミ
ド溶液が塗布された基板72をパレット84上に載置し
た状態で、レベリング槽82の筐体85内に配置する。
筐体85は溶媒雰囲気となっており、レベリング工程で
は、基板72上の配向膜(ポリイミド溶液)は乾燥する
ことなくレベリングされる。レベリングは時間と共に進
行する。
【0070】図10のステップS25においては、光強度
の検出が行われる。即ち、基板72は搬送されてステー
ジ71のステージピン77上に載置される。この状態で
図示しない投光ビーム出射部から投光ビームを基板72
表面に投光させる。投光ビームは、基板72の配向膜に
て反射し、反射光が基板72表面上方に配置した受光レ
ンズ73に入射する。反射光は、受光レンズ73を通過
して2次元CCD74の受光面に入射する。
【0071】2次元CCD74は、受光した光を光電変
換して、出力をコンピュータ75に出力する。コンピュ
ータ75は、2次元CCD74の受光面を例えば32の
領域に分割し、各領域の波長分布を調べる。即ち、コン
ピュータ75は各領域毎にR,G,B輝度レベルを検出
する。そして、コンピュータ75は、ステップS26にお
いて、各領域毎に、G/R比及びG/B比を算出して波
長分布を求める。
【0072】配向膜に膜ムラが発生している場合、領域
毎に波長分布は異なり、G/R比及びG/B比は各領域
の膜厚に応じた値となる。また、波長分布から配向膜の
膜厚も把握可能である。
【0073】コンピュータ75は、メモリ76から適正
な膜厚で十分なレベリングが終了した場合に対応した輝
度比の情報を読み出して、算出した値と比較する。コン
ピュータ75は、全ての領域について算出した輝度比と
メモリ76から読み出した輝度比との差が所定値以内で
あると共に、全領域の算出した輝度比同士の差が所定値
以内である場合には、十分なレベリング状態に達したも
のと判断する。
【0074】コンピュータ75は、ステップS27におい
て、光強度比(輝度比)が適正な値になったか否かを判
定する。適正でない場合には、処理をステップS25に戻
して、繰返し計測をする。即ち、十分なレベリング状態
に達していないものと判断した場合には、基板72が載
置されたパレット84を引き続き筐体85内に放置して
レベリング処理を継続させる。
【0075】コンピュータ75は、ステップS27におい
て各領域の強度比が適正な値になって十分なレベリング
状態に達したものと判断した場合には、この判定結果を
工程制御部87に出力してレベリング処理を終了する。
【0076】工程制御部87は、配向膜(ポリイミド溶
液)のレベリング状態が十分な状態に達したことを示す
判定結果が入力されると、制御信号を搬送機構に出力し
て、基板72が載置されたパレット84を乾燥炉83に
搬送する。乾燥炉83においては、先ず、ステップS23
のプリベーク処理が行われて、ポリイミド溶液の溶媒が
除去され、更に、ステップS24においてポストペークが
行われる。こうして、均一で且つ適正な膜厚の配向膜が
乾燥ムラなく形成される。
【0077】このように本実施の形態においては、レベ
リング状態検出部においてレベリングの状態を検出し、
十分なレベリング状態に達したことを検出すると、次の
乾燥工程に移行させるようになっており、品質と製造時
間との関係を適正にして、安定した品質の液晶装置用基
板を短期間で製造することができる。
【0078】なお、本実施の形態においては、基板表面
の特定領域におけるビーム反射光を用いて、レベリング
の状態を検出したが、基板表面の全ての領域又は複数の
領域におけるビーム反射光を用いてレベリングの状態を
検出するようにしてもよい。また、2次元CCDの表示
面を32の領域に分割して波長成分を検出する例を説明
したが、R,G,Bの3画素を含んでいれば、分割数は
適宜設定可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、十
分なレベリング精度が得られた否かを判定可能にするこ
とにより、品質と製造時間との関係を最適化することが
できるという効果を有する。その結果配向膜の膜厚むら
による電圧降下分布と膜厚むらによる液晶プレチルト角
分布を大幅に改善する効果を有し、表示むらのない高品
位の液晶装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶装置用基
板の製造装置を示す説明図。
【図2】液晶装置の画素領域を構成する複数の画素にお
ける各種素子、配線等の等価回路図。
【図3】TFT基板等の素子基板をその上に形成された
各構成要素と共に対向基板側から見た平面図。
【図4】素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封
入する組立工程終了後の液晶装置を、図3のH−H'線
の位置で切断して示す断面図。
【図5】液晶装置を詳細に示す断面図。
【図6】パネル組立工程を示すフローチャート。
【図7】図1中のレベリング状態検出部86の具体的な
構成を示す説明図。
【図8】レベリング状態と波長分布との関係を示すグラ
フ。
【図9】配向膜形成工程を具体的に示すフローチャー
ト。
【図10】レベリング工程を具体的に示すフローチャー
ト。
【符号の説明】 81…フレキソ印刷機 82…レベリング漕 83…乾燥炉 84…パレット 85…筐体 86…レベリング状態検出部 87…工程制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 AA55 BB13 CC01 CC31 DD06 FF41 FF51 GG02 GG12 GG24 HH04 HH12 JJ01 JJ08 JJ26 KK01 LL04 QQ26 QQ42 SS04 2H090 HC05 HC06 HC18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に配向膜溶液が塗布された基板をレ
    ベリング処理するレベリング手段と、 前記レベリング処理による前記基板の表面の配向膜溶液
    の外観変化の状態を検出する外観検出手段と、 前記外観検出手段の検出結果によって、前記配向膜溶液
    のレベリング状態を判定し判定結果を出力する判定手段
    と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記レベリング手
    段によるレベリング処理を終了させる工程制御手段とを
    具備したことを特徴とする液晶装置用基板の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記工程制御手段は、前記レベリング処
    理を終了させると前記基板表面の配向膜溶液の乾燥処理
    を実施させることを特徴とする請求項1に記載の液晶装
    置用基板の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記外観検出手段は、反射光学系を用い
    た光学手段と、 前記基板表面の反射光によって前記配向膜溶液の外観変
    化の状態を検出する光検出手段とを具備したことを特徴
    とする請求項1に記載の液晶装置用基板の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記光検出手段は、2次元カラーCCD
    によって構成されることを特徴とする請求項3に記載の
    液晶装置用基板の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記光検出手段が検出
    した前記基板表面の反射光の波長分布によってレベリン
    グ状態を判定することを特徴とする請求項3に記載の液
    晶装置用基板の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記基板表面の反射光
    の緑色光と赤色光との輝度比及び緑色光と青色光との輝
    度比の少なくとも一方によってレベリング状態を判定す
    ることを特徴とする請求項3に記載の液晶装置用基板の
    製造装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、前記基板表面の所定領
    域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの緑色信
    号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成分と青
    色信号成分との出力比の少なくとも一方によってレベリ
    ング状態を判定することを特徴とする請求項3に記載の
    液晶装置用基板の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、前記基板表面の複数の
    領域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの緑色
    信号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成分と
    青色信号成分との出力比の少なくとも一方の全領域の値
    の差が所定の範囲内にあるか否かによってレベリング状
    態を判定することを特徴とする請求項3に記載の液晶装
    置用基板の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記基板表面の複数の
    領域の反射光を検出する前記2次元カラーCCDの緑色
    信号成分と赤色信号成分との出力比及び緑色信号成分と
    青色信号成分との出力比の少なくとも一方が全領域にお
    いて所定の範囲内にあるか否かによってレベリング状態
    を判定することを特徴とする請求項3に記載の液晶装置
    用基板の製造装置。
  10. 【請求項10】 基板上に配向膜溶液を塗布する塗布工
    程と、 前記配向膜溶液の外観変化の状態を検出する外観検出工
    程と、 前記外観検出工程の検出結果によって、前記配向膜溶液
    のレベリング状態を判定し判定結果を得る判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいてレベリング処理を終
    了させる工程と、 前記レベリング処理終了後の配向膜溶液を乾燥させる乾
    燥工程とを具備したことを特徴とする液晶装置用基板の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100480826B1 (ko) * 2002-12-11 2005-04-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치의 배향막 형성장치
JP2006175411A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Seiko Epson Corp 膜形成装置及び電気光学装置並びに電子機器
WO2009054174A1 (ja) * 2007-10-22 2009-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶パネル用基板の製造方法及び液晶パネル用基板の製造装置

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WO2009054174A1 (ja) * 2007-10-22 2009-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶パネル用基板の製造方法及び液晶パネル用基板の製造装置

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