JP2002296308A - 電源周波数の確認装置とこの確認方法 - Google Patents

電源周波数の確認装置とこの確認方法

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JP2002296308A
JP2002296308A JP2001098383A JP2001098383A JP2002296308A JP 2002296308 A JP2002296308 A JP 2002296308A JP 2001098383 A JP2001098383 A JP 2001098383A JP 2001098383 A JP2001098383 A JP 2001098383A JP 2002296308 A JP2002296308 A JP 2002296308A
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JP2001098383A
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Masao Hirose
雅雄 廣瀬
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用者が容易に機器の状態を判断可能な電源周
波数の確認装置とこの確認方法を提供する。 【構成】商用電源により駆動する電気機器において、当
該電気機器に表示部を備え、当該電気機器の電源投入時
に電源周波数の判定を行い、当該判定結果を前記表示部
において行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商用電源を使用し、
60ヘルツまたは50ヘルツの電源周波数をもつ電源に
より駆動する電気製品の電源周波数確認装置とこの確認
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般家庭における電化製品をは
じめ、商用電源を用いて駆動する家電製品機器には、国
内利用については60ヘルツと50ヘルツの電源周波数
を使用することを想定し設計がなされている。この場
合、電化製品においては、機器本体が60ヘルツである
か50ヘルツであるかを判断し、各種制御を行うものと
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な機器においては、機器が駆動している電源周波数を検
知し、使用者に知らせる機能がついていない。近時で
は、特に空調機等のインバータを使用する機器や、高調
波を使用する機器が増加し、これらの作用により電源に
高調波が印加されることがある。このように高調波が印
加された場合、使用者や保守作業においては正常な電源
周波数と判断して動作しているか否かの判断ができず、
機器が所望の条件で駆動しているか判断できないものと
なっている。また、修理や保守の作業においては、機器
の不具合原因を特定するのに時間がかかるといった問題
が生じている。
【0004】本発明は上記課題に鑑み、使用者が容易に
機器の状態を判断可能な電源周波数の確認装置とこの確
認方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、請求項1においては、商用電源により駆
動する電気機器において、当該電気機器に表示部を備
え、当該電気機器の電源投入時に電源周波数の判定を行
い、当該判定結果を前記表示部において行うことを特徴
とする電源周波数の確認装置とする。また、請求項2に
おいては、商用電源により駆動する電気機器において、
当該電源投入時に50ヘルツであるか60ヘルツである
か判断し、それぞれの電源周波数に応じた表示を機器に
おいて行うことを特徴とする電源周波数の確認方法とす
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1に示し、説明する。図
1には本発明の電源周波数の確認手段を示すフローチャ
ートを示している。図1において、機器本体は商用電源
を電源として駆動するものであり、機器の電源を投入
(S1)した1回目に限り50ヘルツであるか60ヘルツ
であるかの判定(S2−S2')を行う。本実施例において
は機器本体の表示部に運転ランプを設けており、この点
滅間隔により50ヘルツと60ヘルツの識別を行うもの
としている。ここで、50ヘルツの場合(S3)では、前
記運転ランプを0.5秒点灯した後0.5秒消灯する動作を繰
り返す。また、60ヘルツの場合ではS3'に進み、この
場合であれば前記運転ランプを1秒点灯、1秒消灯を繰
り返す。以上のS3及びS3'の動作は使用者が次の運転命
令を操作するまで続け、その後機器の通常動作S4を行う
ものとなっている。
【0007】なお上記実施例においては、50ヘルツと
60ヘルツの表示として、運転ランプの点滅パターンで
使用者に示しているが、これは他の表示装置、例えばLC
Dを使用するものであれば直接的に数字を表示したり、L
EDや7セグメントを使用するものであれば他のパターン
であってもよく、上記実施例に固定するものではない。
【0008】また、50ヘルツと60ヘルツ以外の電源
周波数を検知可能としてもよく、例えば45ヘルツから
55ヘルツまでを50ヘルツと、55ヘルツから65ヘ
ルツまでを60ヘルツと判断させ、ここに入らない電源
周波数は異常電源周波数として使用者に表示させてもよ
い。
【0009】
【発明の効果】以上により機器が駆動するときに使用者
において電源周波数が把握でき、異常時の対応が素早く
行える。また、保守作業やサービスマンによる不具合の
原因調査においても、根本的な異常であればすぐに発見
でき、保守性に優れた機器が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例とする電源周波数の確認手段と
するフローチャートを示す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源により駆動する電気機器におい
    て、当該電気機器に表示部を備え、当該電気機器の電源
    投入時に電源周波数の判定を行い、当該判定結果を前記
    表示部において行うことを特徴とする電源周波数の確認
    装置。
  2. 【請求項2】商用電源により駆動する電気機器におい
    て、当該電源投入時に50ヘルツであるか60ヘルツで
    あるか判断し、それぞれの電源周波数に応じた表示を機
    器において行うことを特徴とする電源周波数の確認方
    法。
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