JP2002295769A - ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケット - Google Patents
ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケットInfo
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Abstract
きるワンタッチ継手を提供する。 【解決手段】 ワンタッチ継手1を、金属製プラグ3
と、ソケット7とから構成し、ソケット7に保持した抜
け止めボール9がプラグ3に係合する抜け止め構造を構
成しておく。ソケット7を、金属製のソケットボディ1
7の外側にロックスリーブ19をスライド可能及び回動
可能にはめ付けて構成する。ロックスリーブ19を樹脂
材料で形成しておく。
Description
同士をワンタッチで接続するために用いられるワンタッ
チ継手に関する。
部材とをワンタッチで接続するワンタッチ継手として
は、例えば特開2000−193172号公報に記載さ
れたようなボール式継手が用いられている。ボール式継
手は、例えばパイプに取り付けられたプラグを、高圧ホ
ースが取り付けられたソケットにワンタッチで挿入して
接続できるように構成されていて、ソケットに設けられ
た抜け止めボールがプラグに係合する抜け止め構造を有
している。ソケットは、プラグが挿入されるソケットボ
ディと、このソケットボディの外側にはめられたロック
スリーブと、を有していて、ソケットボディには、径方
向に移動できるように抜け止めボールが埋め込まれてい
る。ロックスリーブは、抜け止めボールに被さり、ソケ
ットボディのプラグ挿入孔に突出した状態に抜け止めボ
ールを保持する軸方向一方側位置と、抜け止めボールの
径方向外側への移動を許容する軸方向他方側位置との間
を移動する。
位置に移動させることにより、ソケットボディに挿入す
ることができるが、プラブには抜け止め溝が設けられて
いて、プラグ挿入後にロックスリーブを軸方向一方側位
置に移動させると、抜け止めボールは、ソケットボディ
のプラグ挿入孔に突出し、プラグの抜け止め溝に係合し
て保持される。抜け止め溝への抜け止めボールの係合に
より、プラグはソケットに対して抜け止めされる。ロッ
クスリーブはスプリングにより軸方向一方側位置に押圧
されていて、ロックスリーブの軸方向他方側位置からの
軸方向一方側位置への移動は、ロックスリーブから指を
離すことにより自動的に、あるいは軽く指で押すことに
より行われる。
ラグ、ソケットボディ及びロックスリーブは、金属素材
(例えば真ちゅう製)に切削加工を施して形成されてい
るので、材料費が高く、かつ複雑な形状に加工する必要
があるために加工費も高い。製造コストを低くおさえる
ために、継手全体を合成樹脂製とすることが特開平7−
239082号公報に記載されているが、特開平7−2
39082号公報の発明に係る継手はボール式ではな
く、ノックアウトピンの挿入操作といった煩雑な作業が
必要なものであり、ボール式継手にこの技術を適用し、
継手全体を樹脂製のものとした場合には、高圧下の使用
で大きな抜け力が作用すると、抜け止めボールと当接し
ている箇所が変形してプラグとソケットが外れてしまう
おそれがある。また、高圧用の継手では、耐圧性の観点
から継手全体を樹脂製とすることは好ましくない。
つ低コストで製造できるワンタッチ継手及びこのワンタ
ッチ継手に用いるソケットを提供することを目的とす
る。
の本発明のワンタッチ継手は、ソケットと、このソケッ
トに挿入されて取り外し可能に接続されるプラグと、を
備え、前記ソケットは、径方向に移動可能な金属製の抜
け止めボールを保持するソケットボディと、前記ソケッ
トボディの外側に嵌められ、前記抜け止めボールに被さ
って前記抜け止めボールの径方向外側への移動を阻止す
る軸方向一方側位置、および前記抜け止めボールを解放
する軸方向他方側位置に移動可能なロックスリーブと、
を有し、前記ソケットに挿入された前記プラグに前記抜
け止めボールが係合し、このプラグが前記ソケットに接
続されるワンタッチ継手であって、前記プラグ及び前記
ソケットボディを金属材料で形成するとともに、前記ロ
ックスリーブを樹脂材料で形成したものである。例えば
ソケットに高圧ホースを接続して使用する場合には、高
圧流体圧によりプラグに大きな抜け力が作用することと
なる。したがって、製造コストを低下させるためにプラ
グ及びロックスリーブを樹脂材料製としておくと、プラ
グ側でもロックスリーブ側でも抜け止めボールと接触す
る個所が変形し、抜け止めボールによるロック機能が低
下して、継手外れが生じる可能性がある。本発明では、
ロックスリーブは樹脂材料製であるが、プラグは金属材
料製なので、プラグ側にロック機能を低下させるような
変形は生じにくく、ロックスリーブに変形(抜け止めボ
ールの食い込み)が生じにくい樹脂材料、例えば弾性率
が大きな材料を用いることにより、十分なロック機能あ
るいは抜け止め機能を確保することができる。また、本
発明では、高圧流体圧を直接受ける部分が金属材料製な
ので、耐圧性に劣るといったことはない。そして、樹脂
製のロックスリーブは製造コストが低い。
は通常、ロックスリーブの軸方向他方側位置への移動を
阻止し、ロックスリーブがソケットボディに対して所定
位置に回転した時にのみロックスリーブの軸方向他方側
位置への移動を許容する固定解放構造が構成される。こ
のような固定解放構造としては、ロックスリーブに内側
に突出する係合突部を設け、ソケットボディの外周面
に、この係合突部と係合してロックスリーブの他方側位
置への移動を阻止する固定構造、例えば係合凹部と、係
合突部を解放してロックスリーブの他方側位置への移動
を許容する解放構造、例えば係合凹部の端部に形成され
た軸方向他方側に延びる案内溝と、を形成しておくもの
が用いられている。係合突部は別個に製造されたピンで
あるのが普通であり、このピンをロックスリーブに形成
した取り付け孔に押し込んで係合突部を形成している。
また、図6に示すように、係合突部を別個に製造された
金属製のボール又は鋼球Aとし、この鋼球Aをロックス
リーブに固定的に埋め込むものも採用されている。しか
しながら、いずれの場合にも、ピンや鋼球Aの材料費及
び加工費と、ピンや鋼球Aをロッククスリーブに押し込
んだり埋め込んだりする加工費とにより、製造コストが
高くなっている。したがって、ロックスリーブの内周面
に設けられる係合突部を、樹脂製のロックスリーブの成
形時に一体的に形成し、部品数を削減して、継手又はソ
ケットの製造コストをさらに低減させるのが好ましい。
金属製のロックスリーブに一体的に係合突部を形成する
ことも可能ではあるが、削り出し加工が必要であり、製
造コストがさらに高くなってしまう。しかしながら、樹
脂製のロックスリーブでは、例えばインジェクション成
形により、簡単に係合突部を一体的に形成できる。
a以上であることが好ましい。弾性率が10000MP
a未満であると、50MPa乃至70MPaといった通
常使用される圧力下で用いられると、抜け止めボールが
ロックスリーブに食い込んでボールが多少外側にずれて
しまい、その結果、プラグがソケットから抜けるおそれ
がある。
止するために、ロックスリーブの、抜け止めボールに被
さる部分に金属製の当接部材を設けておくことが好まし
い。このような金属製の当接部材は安価に製造できるも
のである。
は、径方向に移動可能な金属製の抜け止めボールを保持
するソケットボディと、前記ソケットボディの外側に嵌
められ、前記抜け止めボールに被さって前記抜け止めボ
ールの径方向外側への移動を阻止する軸方向一方側位
置、および前記抜け止めボールを解放する軸方向他方側
位置に移動可能なロックスリーブと、を有し、前記ソケ
ットボディに挿入されたプラグに前記抜け止めボールが
係合するワンタッチ継手用ソケットであって、前記ソケ
ットボディを金属材料で形成するとともに、前記ロック
スリーブを樹脂材料で形成したものである。
を参照して説明する。
状態を示す図、図2は抜け止めボールの埋め込み部分の
拡大図、図3はソケットボディの斜視図(高圧ホースを
外した状態)である。
せず)に取り付けられたプラグ3を、高圧ホース5が取
り付けられたソケット7にワンタッチで挿入して接続で
きるように構成されていて、ソケット7に設けられた抜
け止めボール9がプラグ3に係合する抜け止め構造を有
している。
れたボディ本体13及び高圧ホース5が直接取り付けら
れた取り付け部15から一体的に構成されている金属製
のソケットボディ17と、このソケットボディ17のボ
ディ本体13外側にスライド可能及び回動可能にはめら
れたロックスリーブ19と、を備え、ボディ本体13
は、前側の小径部21と、後側の大径部23と、から構
成されていて、ボディ本体13の小径部21の前側に
は、周方向等間隔で埋め込み用貫通孔25が3つ形成さ
れ、それぞれの埋め込み用貫通孔25に金属製の抜け止
めボール9が埋め込まれている。ボディ本体13の小径
部21の前端外周には、環状の固定用溝27が形成され
ていて、この固定用溝27には固定用Cリング29が取
り付けられている。また、ボディ本体13の大径部23
の外周面前側には、ロックスリーブ19の移動を規制す
る規制用凹部31(固定解放構造)が形成されている。
取り付け部15には、プラグ挿入孔11に連続し、後端
面に開口する流体流路33が設けられている(ソケット
側を後方、プラグ側を前方とした場合)。
ブ本体35と、このスリーブ本体35の前端に設けられ
た、内向フランジ状の環状押え部37と、スリーブ本体
35の内周面39の周方向1箇所に、後端手前まで延び
るように設けられた固定用突状41(係合突部)と、か
ら構成されていて、これらのスリーブ本体35、環状押
え部37及び固定用突状41は同一の樹脂材料により一
体的に形成されている(図4も参照:図4はロックスリ
ーブ19の側面図)。スリーブ本体35の外周面には、
軸方向全長にわたって延びるすべり止め用突条43が周
方向に等間隔で複数本形成され、環状押え部37の内周
面前端には環状凹部45が形成されている。ロックスリ
ーブ19は、スリーブ本体35がボディ本体13の大径
部23外側に摺動可能にはめられ、かつ環状押え部37
がボディ本体13の小径部21外側に摺動可能にはめら
れて、ソケットボディ17のボディ本体13に取り付け
られている。ボディ本体13の小径部21の外側にはス
プリング47がはめられていて、このスプリング47
は、小径部21と大径部23との間の段部面49及び環
状押え部37の裏面51との間に位置して、環状押え部
37、したがってロックスリーブ19を前方に押してい
る。スプリング47の前端部は軸方向に伸びる取り付け
部53として形成され、この取り付け部53は環状押え
部37の裏面51に形成された取り付け穴55内に入れ
られている。また、スプリング47の後端部も軸方向に
延びる取り付け部57として形成され、この取り付け部
57は段部面49に形成された取り付け穴59内に入れ
られている。したがって、スプリング47はトーション
機能を有し、ロックスリーブ19をソケットボディ17
に対して回動させると、このロックスリーブ19に反対
方向に回動させるようなバネ力を作用させる。
向かってテーパ状に縮径する形状に形成されていて、こ
の埋め込み用貫通孔25の外側開口61は抜け止めボー
ル9の直径より大径に形成され、内側開口63は抜け止
めボール9の直径より小径に形成されている。抜け止め
用貫通孔25は、抜け止めボール9が最も内側に移動し
たときに、抜け止めボール9の内側が内側開口63から
プラグ挿入孔11内に十分突出し、かつ抜け止めボール
9の外端がボディ本体13の小径部21外面とほぼ一致
する位置となる、ように形成される。
は、環状押え部37の前端面から軸方向後方に延びる凹
部本体65と、この凹部本体65の後端から後方に向か
い内側に傾斜してテーパ状に延びる押し込み部67と、
から構成されている。凹部本体65の深さ、すなわち、
環状押え部37のボール押え面としての内周面69から
凹部本体65までの距離は、環状凹部45が抜け止めボ
ール9に位置したときに、抜け止めボール9がボディ本
体13の内周面からほとんど突出しなくなるまで外側に
移動できるようなものとして設定される。
31は、大径部23外周面の前端側の周方向所定位置
に、スリーブ本体35の固定用突状41の突出量とほぼ
同一の深さを有して設けられ、小さな奥行きを有し、周
方向に所定の長さで延びる、段部面49と連なる固定部
分71(固定構造:係合凹部)と、この固定部分71の
周方向一端側後端から狭い幅で後方に直線状に延びる解
放部分73(解放構造:案内溝)と、から形成されてい
る。
ねじ込まれる取り付け部75と、この取り付け部75の
後端に連続して設けられたナット部77と、このナット
部77の後端面から後方に延びる、小径の挿入部79
と、から形成され、取り付け部75、ナット部77及び
挿入部79は金属材料で一体的に形成されていて、取り
付け部75の前端面から挿入部79の後端面に貫通する
流体流路(図示せず)が設けられている。挿入部79の
外周面前側には、環状の抜け止め溝81が設けられてい
て、この抜け止め溝81は、径方向に延びる前端面83
と、軸方向に延びる中間面85と、後方に向かって外側
に傾斜してテーパ状に延びる後面87と、から形成され
ている。
周面に形成されている環状の取り付け溝91にはめられ
て取り付けられたOリングであり、このOリング89が
プラグ3の挿入部79に密着することにより、ソケット
ボディ17とプラグ3との間がシールされる。
は、ロックスリーブ19は、環状押え部37(の内周面
69)が抜け止めボール9に被さって抜け止めボール9
の径方向外側への移動を阻止する前側位置(軸方向一方
側位置)に保持される。ロックスリーブ19が前側位置
に移動していれば、抜け止めボール9の内側はプラグ挿
入孔11内に十分突出した状態に維持される。したがっ
て、抜け止めボール9がプラグ3の挿入部79の抜け止
め溝81に係合した状態が維持されるので、プラグ3は
ソケット7に抜け止め状態で接続されていることとな
る。ロックスリーブ19のソケットボディ17に対する
前方へのスライドは、環状押え部37に形成された環状
凹部45の押し込み部67に固定用Cリング29が当接
することにより、あるいは環状押え部37の前端面がプ
ラグ3のナット部77の後端面に当接することにより阻
止され、スリーブ19のソケッボディ17に対する後方
へのスライドは、固定用突状41の後端が規制用凹部3
1の固定部分71後端面に当接して阻止される。
スプリング47のトーションバネ力に抗してロックスリ
ーブ19をソケットボディ17に対して回動させ、固定
用突状41を、規制用凹部31の固定部分71の一端側
から他端側に移動させて、固定用突状41と規制用凹部
31の解放部分73との周方向の位置を合わせる。この
状態では、スプリング47のバネ力に抗してロックスリ
ーブ19を後方に移動させることができる。ロックスリ
ーブ19を、環状押え部37に形成された環状凹部45
が抜け止めボール9位置に移動し、抜け止めボール9の
外側への移動が許容される後方位置(軸方向他端側部)
に移動させ(図1の仮想線参照)、プラグ3を引っ張る
と、挿入部79の抜け止め溝81の後面87は後方に向
かって外側に傾斜して延びるテーパ面に形成されている
ので、プラグ3は、抜け止めボール9をスムーズに外側
に移動させながらソケット7から抜け出ることとなる。
ここで、ロックスリーブ19から指を離すと、スプリン
グ47の軸方向前方への押圧機能およびトーション機能
により、ロックスリーブ19は、固定用突状41が規制
用凹部31の解放部分71から抜け出て固定部分71の
一端側に位置するまで、前方に移動し、そして回動す
る。環状押え部37に形成された環状凹部45の押し込
み部67は前方に向かって外側に傾斜しているので、抜
け止めボール9は埋め込み用貫通孔25内にスムーズに
埋め込まれる。
は、ロックスリーブ19を後方位置に移動させてプラグ
3をプラグ挿入孔11内に押し込む。そうすると、プラ
グ3は抜け止めボール9を外側に移動させてプラグ挿入
孔11内に入り込む。そして、プラグ3が完全にプラグ
挿入孔11内に挿入されたら、ロックスリーブ19から
指を離す。そうすると、ロックスリーブ19は前側位置
に移動し、抜け止めボール9を挿入部79の抜け止め溝
81に係合した状態に維持する。
形成されている。ロックスリーブ19に要求される強度
は、プラグ3が高圧流体の圧力によってソケット7から
抜け出ようとし、抜け止めボール9を外側に押圧したと
きに、抜け止めボール9が環状押え部37(の内周面6
9)に食い込んで、抜け止めボール9とプラグ3の環状
抜け止め溝81との係合が解除されるといったことがな
いようなものであり、高圧流体の圧力が50MPa乃至
70MPaといった程度であれば、樹脂材料の弾性率を
適当に設定することにより、ロックスリーブ19に必要
な強度、あるいは抜け止めボール9の食い込み阻止機能
を持たせることができる。ここでは、ポリアミド(P
A、例えばナイロン66)を50重量%含む曲げ弾性率
15200Mpaのガラス繊維強化樹脂又はポリフェニ
レンスルフィド(PPS)を50重量%含む曲げ弾性率
16800Mpaのガラス繊維強化樹脂が使用されてい
る。
である。
スリーブ19の環状押え部37の構成のみを変更したも
のであり、環状押え部37を環状の補強金属部材から構
成し、抜け止めボール9の食い込みをより確実に防止し
ようとするものである。したがって、環状押え部37の
全体形状自体は、ロックスリーブ19と同様である。ロ
ックスリーブ93の樹脂製のロックスリーブ本体35前
端部内周面には、環状の補強金属部材95がインサート
成形されて取り付けられていて、この補強金属部材95
の内周面により、抜け止めボール9の押え面69及び環
状凹部45が形成されている。補強金属部材95の形状
は比較的単純な環状体であり、鉄や真ちゅうを用いて低
コストで製造できるものである。
製造コストが低いにもかかわらず、十分な接続強度を有
するワンタッチ継手あるいはこのワンタッチ継手に用い
るソケットを提供できる。
図である。
る。
を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ソケットと、このソケットに挿入されて
取り外し可能に接続されるプラグと、を備え、 前記ソケットは、径方向に移動可能な金属製の抜け止め
ボールを保持するソケットボディと、前記ソケットボデ
ィの外側に嵌められ、前記抜け止めボールに被さって前
記抜け止めボールの径方向外側への移動を阻止する軸方
向一方側位置、および前記抜け止めボールを解放する軸
方向他方側位置に移動可能なロックスリーブと、を有
し、 前記ソケットに挿入された前記プラグに前記抜け止めボ
ールが係合し、このプラグが前記ソケットに接続される
ワンタッチ継手であって、 前記プラグ及び前記ソケットボディを金属材料で形成す
るとともに、前記ロックスリーブを樹脂材料で形成し
た、ことを特徴とするワンタッチ継手。 - 【請求項2】 前記ロックスリーブは内周面に係合突部
を有し、 前記ソケットボディの外周面には、この係合突部と係合
して前記ロックスリーブの軸方向他方側位置への移動を
阻止する固定構造と、前記係合突部を解放して前記ロッ
クスリーブの軸方向他方側位置への移動を許容する解放
構造とが形成されていて、 前記係合突部は、前記ロックスリーブと同一の樹脂材料
で一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1
記載のワンタッチ継手。 - 【請求項3】 前記ロックスリーブの曲げ弾性率は、1
0000MPa以上である、ことを特徴とする請求項1
又は2記載のワンタッチ継手。 - 【請求項4】 前記ロックスリーブは、前記抜け止めボ
ールに被さる部分に金属製の当接部材を有している、こ
とを特徴とする請求項1、2又は3記載のワンタッチ継
手。 - 【請求項5】 径方向に移動可能な金属製の抜け止めボ
ールを保持するソケットボディと、 前記ソケットボディの外側に嵌められ、前記抜け止めボ
ールに被さって前記抜け止めボールの径方向外側への移
動を阻止する軸方向一方側位置、および前記抜け止めボ
ールを解放する軸方向他方側位置に移動可能なロックス
リーブと、を有し、 前記ソケットボディに挿入されたプラグに前記抜け止め
ボールが係合するワンタッチ継手用ソケットであって、 前記ソケットボディを金属材料で形成するとともに、前
記ロックスリーブを樹脂材料で形成した、ことを特徴と
するワンタッチ継手用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001102697A JP4000585B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001102697A JP4000585B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002295769A true JP2002295769A (ja) | 2002-10-09 |
JP4000585B2 JP4000585B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=18955858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001102697A Expired - Fee Related JP4000585B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4000585B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019895A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Bridgestone Flowtech Corp | カップラー |
JP2009287644A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 管継手 |
JP2012215219A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Saito Shokai:Kk | 管継手用のロックリング |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001102697A patent/JP4000585B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008019895A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Bridgestone Flowtech Corp | カップラー |
JP2009287644A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 管継手 |
JP2012215219A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Saito Shokai:Kk | 管継手用のロックリング |
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JP4000585B2 (ja) | 2007-10-31 |
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