JP2002295189A - 締結具 - Google Patents
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Abstract
も、適正な締結状態が得られるような締結具を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 締結具が、一方の被締結材S2の面から
突設される雄部材2と、他方の被締結材S1の面に設け
られ雄部材2を収容する収容穴1Aを有する雌部材1
と、雄部材2と雌部材1との間に挿入される楔片3とを
有し、雄部材2が、先端部に拡幅部位2aを有し、雌部
材1の収容穴1Aが一方の被締結材側に向けて開放され
ており、該収容穴1Aが、上記拡幅部位2aを収容する
べく、穴幅方向Xにおいて、拡幅部位2aに対応して拡
幅した拡幅穴部1aを備え、雌部材1の拡幅穴部1aの
穴高さ方向の寸法h1を、拡幅部位2aの高さ方向の寸
法h2よりも大きくして、収納穴1A内に穴長手方向に
沿って徐々に大きくなる楔状の隙間Mが形成されるよう
構成し、楔片3を、隙間Mに対応した楔形状に構成し
た。
Description
を形成するセグメント、あるいは構造物の壁部材等の被
締結材を互いに締結する締結具に関する。
年、上記トンネル等のセグメント等の被締結材間を、締
結するために、「CH継手」と呼ばれる締結具が多用さ
れている。この「CH継手」は、当初本出願人によって
出願(特開昭63−118497号:特許第1,77
0,310号参照)され、その後、関連分野の複数の企
業等から、同種のものが多数出願されている。
を締結しようとする両方のセグメントの当接面側に雄部
材の収納穴が内方を向くように配置し、当接させた状態
で、それら「C」字状の二つの雌部材が接触して形成さ
れる「H」字状の穴内に、内方から「H」字状の雄部材
を挿入することによって二つのセグメント間を締結する
よう構成されている。そして、この「CH継手」では、
上記雄部材と雌部材の接合部分がくさび形状に形成され
ており、雄部材の上記挿入の際に、くさび作用が作用し
て、締結しようとする二つのセグメントは所定状態で挟
着されるよう構成されている。
め締結具を配置した、上記「CH継手」を変形した形態
の継手、つまり、セグメントの当接面に外観がCの字状
でTの字状の収納穴を具備した雌部材を一方のセグメン
ト内に埋設するとともに、締結しようとする他方のセグ
メントの当接面からTの字状の雄部材を突設させて、雌
部材に雄部材を挿入して、二つのセグメントを締結する
締結方法が考えられる。
両方のセグメントの相対位置のみによって、雄部材と雌
部材との締結状態が決定されてしまい、従って、両セグ
メント間の相対位置がずれている場合には、必ずしも、
適正な締結状態を得ることができない。
われたもので、両方のセグメント等の被締結材の相対位
置が多少ずれた場合においても、適正な締結状態が得ら
れるような締結具を提供することを目的とする。
以下のような構成からなる締結具によって解決すること
ができる。即ち、本発明にかかる締結具は、締結しよう
とする二つの被締結材の、互いに近接する面同士を挟着
せしめて、該二つの被締結材を締結する締結具であり、
締結しようとする一方の被締結材の上記近接する面から
突設される雄部材と、締結しようとする他方の被締結材
の上記近接する面に設けられ上記雄部材を収容する収容
穴を有する雌部材と、これら雄部材と雌部材との間に挿
入される楔片とを有し、上記雄部材の、上記他方の被締
結材に近い先端部に、基端側の部位に比べて、拡幅した
拡幅部位を設け、上記雌部材の収容穴が、相手方となる
上記一方の被締結材側に向けて上記近接する面に開放さ
れており、該収容穴の、上記雄部材の拡幅部位を収容す
る部位が、穴幅方向において、上記雄部材の拡幅部位に
対応して拡幅した、拡幅穴部を備え、上記雌部材の拡幅
穴部の穴高さ方向の寸法を、上記雄部材の拡幅部位の高
さ方向の寸法よりも大きくして、収納穴内に雌部材と雄
部材との間に穴長手方向に沿って徐々に大きくなるよう
楔状の隙間が形成されるよう構成するとともに、上記楔
片を、上記楔状の隙間に対応した楔形状に構成したこと
を特徴とする。
よると、締結しようとする被締結材間の相対的な位置が
多少ずれていても、上記楔片を雌部材の収納穴と雄部材
との間に挿入することによって、そのずれによる該雌部
材の収納穴と雄部材との間の隙間をなくすことができ、
その結果、相対的位置のずれにかかわらず、締結しよう
とする被締結材間を強固に締結することが可能になる。
穴の穴断面形状が略逆Tの字状であり、上記雄部材の収
容穴に収容される部位の断面形状が略Tの字状であって
もよい。
幅穴部の、前記近接する面側の面が、該近接する面に対
して、穴長手方向に沿って傾斜することによって、前記
拡幅穴部の穴高さ方向の大きさが穴長手方向に沿って徐
々に大きくなる傾斜面で、構成されていると、好ましい
実施形態となる。
拡幅穴部の前記近接する面側の面と接触する面が、前記
拡幅穴部の前記傾斜面に対応した傾斜面で形成されてい
ると、好ましい実施形態となる。
前記楔片と接触する面が、穴長手方向に沿って基端部に
対して徐々に離間するような傾斜面で構成されるととも
に、前記楔片の、前記雄部材側と接触する側の面が、前
記雄部材の傾斜面に対応した傾斜面で形成されている
と、楔片による楔作用によって、雄部材と雌部材がより
強固に所望の状態に近接せしめることが可能となる。
記雌部材の拡幅穴部内に、前記収納穴の長手方向に、弾
性部材で、後退するに従ってばね力が強くなるように、
変移可能に、配設されていると、締結後において、被締
結材間の相対位置に多少の変動が生じた場合にも、上記
弾性部材のばね力によって、上記変動によって発生した
締結部の隙間を自動的に無くすような締結具となる。ま
た、この締結具の場合、被締結材間を締結する工程にお
いて、雄部材が雌部材に挿入されるときにも、上記弾性
部材の作用によって、当初楔片が雄部材と接触すると後
退し、所定の相対的状態になったときに、楔片が、雄部
材と雌部材との間に形成される隙間を無くすよう機能す
る点で優れた実施形態の締結具を得ることができる。
かる結束装置について、図面を参照しながら、具体的に
説明する。
雌部材と雄部材の全体の外観構成を示す、楔片を雌部材
から分解した状態での斜視図、図2は図1に示す雌部材
の構成を示す図で(a)は中央側断面図, (b)は
(a)のIIb−IIb矢視側面図、図3は図1に示す雄部
材の構成を示す図で(a)は側面図, (b)は(a)の
IIIb− IIIb矢視側面図である。
3は後方からコイルスプリング5で前方に向けて付勢さ
れた状態で雌部材1内に配置される楔片である。
しようとするセグメント(他方の被締結材)S1 の相手
方のセグメント(一方の被締結材)S2 に近接する側の
面F1 内に埋設 (配設) され、この雌部材1は、図2に
図示するように、雄部材2を収容する収容穴1Aを有す
る。この収容穴1Aは、図2(b)に図示するように、
略Tの字状の穴断面形状を有し、また、該収容穴1A
は、上記近接する面F1に向けて、つまり、図4に図示
するように、雄部材2が配設されているセグメントS2
側に向けて開放 (開口) されている。そして、図2に図
示するように、この収容穴1Aは、上記近接する面F1
から離間した部位が、該面F1 に近い部位に比べて穴幅
方向(図2の矢印X方向参照)において拡幅した、拡幅
穴部1aを有する。また、上記拡幅穴部1aの上記面F
1 に近い側の面1aiが穴長手方向に沿って傾斜してい
る。具体的には、図2(a)に図示するように、雄部材
2の挿入方向(図2(a)の矢印Y方向参照)手前側か
ら奥方(図2(a)において右方)に行くにしたがっ
て、下がるように傾斜している。また、この雌部材1の
背面側(図2において上部)には、セグメントS1へ固
着するべく雌ねじが螺設された背筋K取着用の取着穴1
Cが設けられている。
に、締結しようとするセグメント(一方の被締結材)S
2の相手方のセグメント(他方の被締結材)S1に近接
する側の面F2に突設されており、この実施例では雄部
材2の基端部に埋設部2Bが付設(連設)され、該埋設
部2Bは該面F2内(セグメントS2内)に埋設されて
いる。そして、この雄部材2の突設されている先端(他
方のセグメントS1側)に、基端側に比べて、拡幅した
拡幅部位2aが、形成されている。この拡幅部位2a
は、上記雌部材1の拡幅穴部1aに挿入されるべく対応
した形状に形成されている(図2、図3を参照)。
穴高さ方向の寸法(この実施例の場合には穴入口端の最
小寸法)h1を、図3に示す上記雄部材2の拡幅部位2
aの高さ方向の寸法h2よりも大きくして、適正に二つ
のセグメントS1,S2が締結した状態(図6参照)に
おいて、収納穴1A内の雄部材2の下方部位に雌部材1
と雄部材2との間に穴長手方向に沿って徐々に大きくな
るよう楔状の隙間Mが形成されるような寸法に構成され
ている。また、この実施例の場合には、図6に図示する
ように、上記雄部材2の拡幅部位2aの上方にも、雌部
材1の拡幅穴部1aの内周壁との間に隙間Nが形成され
るような寸法に構成されている。また、図3に図示する
ように、この雄部材2の埋設部2Bの背面(図3の下
部)には、セグメントS2へ固着するべく雌ねじが螺設
された背筋K取着用の取着穴2Cが設けられている。
ように、側面視において、先端側(雄部材2挿入側:図
2において左側)の部位が肉薄に基端側(図2において
右側)に行くに従って徐々に肉厚になるように、上記雌
部材1の面1aiに接触する面(図2において下面)3ai
が傾斜面になって、全体として楔形に形成されている。
また、この楔形は、上記雌部材1の収容穴1A内で、雄
部材2と雌部材1との間に形成される上述した楔状の隙
間Mに対応した、楔形に構成されている。さらに、図1
に図示するように、この楔片3の先端から後端部にかけ
て、幅方向の中央に、上記雄部材2を通過させるための
切欠き部3Dが、形成されている。また、この楔片3
は、図2に拡大して図示されるように、この実施例で
は、雌部材1の拡幅穴部1a内に配設されており、該楔
片3の基端3Bは、基端5Bが雌部材1側に固定されて
いるコイルスプリング5によって、該楔片3の先端方に
付勢されている。上記コイルスプリング5の雌部材1側
への固定は、図1,図2に拡大して図示するように、外
形がハット形状の取着部材5Dによって、おこなわれ、
この取着部材5Dは、また雌部材1の拡幅穴部1aの一
端(雄部材の反挿入側の端)を閉塞している。上記コイ
ルスプリング5に代えて、種々の形態のスプリングが使
用可能で、例えば、皿バネ、板バネ等種々の形態のもの
を用いることができる。また、この実施例では、図2に
図示するように、楔片3の先端は、上記雄部材2の挿入
を容易にするために、雄部材2と挿入当初当接する側に
面取り部3eが形成されている。
うに、上記雄部材2側にも、上記楔片3の面取り部3e
に対応して、挿入を円滑にするための面取り部2eが、
上記拡幅部位2aの下端面2aiの挿入端側に形成されて
いる。
雄部材2の拡幅部位2aの下端面2aiの、埋設部2B上
端からの高さh2bは、雌部材1の、セグメントS2側に
位置する面1fから、雌部材1の拡幅穴部2a内に配設
されている楔片3の雄部材2と接触する面3ajまでの高
さh1bと略等しく、正確にはややh2bがh1bよりやや小
さくなるよう構成されている。
は、セグメントS1の面F1と該雌部材1の上記面1f
とが略一致するように、セグメントS1の面F1内に埋
設される。一方、図3に図示する如く、雄部材2は、上
記埋設部2BがセグメントS2内に埋設されて、該埋設
部2B以外の部分がセグメントS2の面F2からセグメ
ントS1(図5参照)側へ突設される。
具は、セグメント間の締結に際し、以下のように作用す
る。即ち、締結しようとするセグメントS1,S2を、
図4に図示するように、該セグメントS1の面F1とセ
グメントS2の面F2とを対面(対峙)させる。
4の矢印Y1で示す方向に移動させ、続いて矢印Z1に
示す方向に移動させて、セグメントS1側の雌部材1に
隣接して形成されている凹部10に挿入する(図5
(a)の状態参照)。
せて、雄部材2を雌部材1の収容穴1A内に挿入する
(図5(b)の状態参照)。この状態では、雄部材2の
拡幅部位2aの挿入端の面取り部2eと楔片3の先端の
面取り部3eが当接して、該楔片3側が上記コイルスプ
リング5のバネ力に抗して後退させられている。
挿入されると、上記雄部材2の面取り部2eが楔片3の
面取り部3eを乗り越えることによって、両方のセグメ
ントS1,S2が近接する(図5(c)の状態参照)。
深く挿入され(図6(a)の状態参照)、そして、図6
(b)に図示するように、上記雄部材2の雌部材1内へ
の挿入が完了する。つまり、両方のセグメントS1,S
2の挿入方向の位置が所定状態になる。
トS1,S2が所定位置になったにもかかわず、該両方
のセグメントS1,S2が近接・離間する方向にガタが
ある場合には、上記楔片3がコイルスプリング5のバネ
力によって、先端側に移動し(図6(c)の状態参
照)、くさび作用によって、上記「ガタ」を吸収する。
グメントの相対的位置がズレている場合、あるいは各セ
グメントあるいは一方のセグメントに対して雄部材2あ
るいは雌部材1の配置位置に多少の誤差があって、両方
のセグメントが所定状態になったにもかかわらず、雄部
材2と雌部材1間にガタがある場合にも、これらのガタ
を吸収して、強固に所定状態に締結することができるこ
とになる。さらには、該セグメントで構築された構造物
に地震等に起因して何らか外力(振動や衝撃力)が作用
したときにも、これらの外力を上記楔片の動きによって
吸収することができる。また、時間の経過等によって締
結部分が変動しても、上記楔片が移動することによっ
て、緩みを防止することが可能となる。
は、特段言及していないが、鋳鋼、一般の鋼、ステンレ
ス等の種々の金属、セラミック、あるいはプラスチック
等適宜用途に応じて使用できることは言うまでもない。
例の形態の締結具に限定されるものでなく、他の形態の
締結具にも適用でき、例えば、図7に図示するように、
従来のCH継手についても、雌部材1の収容穴1Aに楔
片を配置することによって、上記実施例と同様に本発明
を適用できることは言うまでもない。
えて、図8に図示するように、上記楔片3の雄部材2と
接触する側の面3Uも穴長手方向に沿って徐々に肉厚を
増す傾斜面(図8において右側に行くに従って上方に傾
斜した傾斜面)に形成するとともに、図9に図示する雄
部材2の楔片3と接触する対応する面2Dも、該傾斜面
に実質的に等しい傾斜角からなる傾斜面を形成してもよ
く、かかる構成の場合には、上述した本発明にかかる基
本的な作用効果を奏することは勿論のこと、さらに、図
9(a)〜(c)に図示する、雄部材2と雌部材との接
合に際して、楔片3の両面での楔作用によって、雄部材
2と雌部材1とを所望の位置に近接させる作用を強化で
きる点で好ましい実施形態となる。なお、図8、図9に
おいて、図1〜図6と対応する部分のうち主要な部位に
ついて、同じ参照番号を付す。
セグメント等の被締結材の相対位置が多少ずれた場合、
あるいは雌部材あるいは雄部材又は両方の部材の配置位
置が多少ずれた場合においても、適正な締結状態が得ら
れる締結具となる。
雄部材の全体の外観構成を示す、楔片を雌部材から分解
した状態での斜視図である。
中央側断面図, (b)は(a)のIIb−IIb矢視側面図
である。
側面図, (b)は(a)の IIIb− IIIb矢視側面図で
ある。
ントに配置し、締結する前の状態を示す側断面図であ
る。
手順の第1〜第3の段階を示す一対の雄部材と雌部材部
分の状態を示す部分拡大断面図である。
手順の第5図に示す段階からさらに進んだ第4〜第6の
段階を示す一対の雄部材と雌部材部分の状態を示す部分
拡大断面図である。
形態にかかる雌部材の構成を示す中央側断面図である。
させて図示した第4〜第6の各段階の締結手順を示す、
一対の雄部材と雌部材部分の各状態を示す部分拡大断面
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 締結しようとする二つの被締結材の、互
いに近接する面同士を挟着せしめて、該二つの被締結材
を締結する締結具であり、 締結しようとする一方の被締結材の上記近接する面から
突設される雄部材と、締結しようとする他方の被締結材
の上記近接する面に設けられ上記雄部材を収容する収容
穴を有する雌部材と、これら雄部材と雌部材との間に挿
入される楔片とを有し、 上記雄部材の、上記他方の被締結材に近い先端部に、基
端側の部位に比べて、拡幅した拡幅部位を設け、 上記雌部材の収容穴が、相手方となる上記一方の被締結
材側に向けて上記近接する面に開放されており、該収容
穴の、上記雄部材の拡幅部位を収容する部位が、穴幅方
向において、上記雄部材の拡幅部位に対応して拡幅し
た、拡幅穴部を備え、 上記雌部材の拡幅穴部の穴高さ方向の寸法を、上記雄部
材の拡幅部位の高さ方向の寸法よりも大きくして、収納
穴内に雌部材と雄部材との間に穴長手方向に沿って徐々
に大きくなるよう楔状の隙間が形成されるよう構成する
とともに、 上記楔片を、上記楔状の隙間に対応した楔形状に構成し
たことを特徴とする締結具。 - 【請求項2】 前記雌部材の収容穴の穴断面形状が略逆
Tの字状であり、上記雄部材の収容穴に収容される部位
の断面形状が略Tの字状であることを特徴とする請求項
1記載の締結具。 - 【請求項3】 前記雌部材の拡幅穴部の、前記近接する
面側の面が、該近接する面に対して、穴長手方向に沿っ
て傾斜することによって、前記拡幅穴部の穴高さ方向の
大きさが穴長手方向に沿って徐々に大きくなる傾斜面
で、構成されていることを特徴とする請求項1記載の締
結具。 - 【請求項4】 前記楔片の、前記拡幅穴部の前記近接す
る面側の面と接触する面が、前記拡幅穴部の前記傾斜面
に対応した傾斜面で形成されていることを特徴とする請
求項3記載の締結具。 - 【請求項5】 前記雄部材の前記楔片と接触する面が、
穴長手方向に沿って基端部に対して徐々に離間するよう
な傾斜面で構成されるとともに、前記楔片の、前記雄部
材側と接触する側の面が、前記雄部材の傾斜面に対応し
た傾斜面で形成されていることを特徴とする請求項4記
載の締結具。 - 【請求項6】 前記楔片が、前記雌部材の拡幅穴部内
に、前記収納穴の長手方向に、弾性部材で、後退するに
従ってばね力が強くなるように、変移可能に、配設され
ていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
か1の項に記載の締結具。
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-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001094631A patent/JP4439131B2/ja not_active Expired - Lifetime
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