JP2002291375A - 魚介類捕獲用かご - Google Patents

魚介類捕獲用かご

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JP2002291375A
JP2002291375A JP2001101425A JP2001101425A JP2002291375A JP 2002291375 A JP2002291375 A JP 2002291375A JP 2001101425 A JP2001101425 A JP 2001101425A JP 2001101425 A JP2001101425 A JP 2001101425A JP 2002291375 A JP2002291375 A JP 2002291375A
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惠 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的に餌を配置することなく魚介類を捕獲
可能な魚介類捕獲用かごを提供する。 【解決手段】 基部環体1に複数の張り骨体2a,2b,2cの
両端を組み立て、その外周に網体3を張設してかご体17
を構成し、同かご体17の側面にかご体17内部に向かって
狭窄したテーパー状の侵入路4を形成すると共に、侵入
路4に戻らず部9を形成してなる魚介類捕獲用かごにお
いて、侵入路4の略先端方向に間隙を多数形成した密集
状の柔軟な生餌付着部5を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、餌無しの魚介類
捕獲用かごに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚介類捕獲用かごとして、特許第
2769145号に開示されているように、基部環体に
複数の張り骨体の両端を組み立て、この張り骨体の外周
面に網体を張設してかご体を構成し、このかご体の側面
に魚類等の侵入口を形成し、侵入口の内周縁部からかご
体内部に向かって、漸次狭窄した円筒テーパー状の網で
形成した侵入路を形成し、侵入路に一旦侵入した魚類等
が逆行しないように戻らず部を設けた魚介類捕獲用かご
がある。
【0003】この魚介類捕獲用かごには、かご内部で侵
入路の侵入方向において、生餌付着部を侵入路の張り糸
に取り付けており、この生餌付着部に小えび等の餌を収
納しておき、小えびを魚介類誘因の餌として、魚介類を
捕獲するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる魚介
類誘因の餌は、長時間海中に入れておく間に腐敗した
り、海流の勢いにより海水でふやけた餌の一部がもぎ取
られて分散し、魚介類の誘因が減殺されてしまい、魚介
類の捕獲効率が低下するおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、基部環体に
複数の張り骨体の両端を組み立て、その外周に網体を張
設してかご体を構成し、同かご体の側面にかご体内部に
向かって狭窄したテーパー状の侵入路を形成すると共
に、侵入路に戻らず部を形成してなる魚介類捕獲用かご
において、侵入路の略先端方向に間隙を多数形成した密
集状の柔軟な生餌付着部を配設してなる魚介類捕獲用か
ごを提供せんとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明では、網体で袋状に形成
した生餌付着部を侵入路の略先端方向に配設した魚介類
捕獲用かごを海底に沈めて配置しておくと、張設したか
ご体の網体の網目を通過して生餌付着部に海水中のプラ
ンクトンが付着していき、この付着したプランクトンを
餌とする小えび等が網体の網目を通過して集合してき
て、生餌付着部に付着する。この小えび等を誘因とし
て、魚介類が生餌付着部に向かい侵入路に侵入してい
き、かご体内部に入り捕獲される。
【0007】従って、侵入路の先端方向には、人為的に
魚介類の餌を配置しておく必要はなく、生餌付着部をか
ご体内部に配置しておくだけで、プランクトン、小えび
がそれぞれ誘因となって魚介類が集まり、侵入路を介し
て戻らず部からかご体内部で捕獲されるものである。
【0008】ここで、生餌付着部は、網体に限らず、綿
状の繊維素材の密集体でもよく、また、柔軟素材の多孔
シート板や、布を丸めたものでも良い。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明すれ
ば、図1は、本発明による魚介類捕獲用かごAの全体平
面図であり、同魚介類捕獲用かごAは、基部環体1と、
3本の張り骨体2a,2b,2cよりなる骨組2とを網体3で被
包してかご体17を形成すると共に、前記網体3の側面に
魚介類cの侵入路4を設け、内部に配設した生餌付着部
5の中の餌により魚介類cを誘因捕獲するものである。
【0010】かかる基部環体1は、一定重量を有する丸
棒状鋼材により略円形状に形成して、同重量により重錘
としての機能も兼用するようにしており、また、同基部
環体1の左右側には、左右枢着環6a,6bを設けている。
【0011】また、張り骨体2a,2b,2cは、略半円弧形状
に形成した丸棒状鋼材よりなり、それぞれ、左右端部
を、上記左右枢着環6a,6bに前後回動自在に枢着してい
る。
【0012】そして、張り骨体2a,2b,2cは、魚介類捕獲
用かごAの使用状態において、最後方の張り骨体2cを、
基部環体1の後半部に密接せしめて、同環体1に配設し
たフック7により係脱自在に係止固定し、他の張り骨体
2a,2bを、基部環体1の前後から上方向に約45度の位置
において、同骨組2を被包した網体3と連結しながら、
同網体3の張力を利用して固定している。
【0013】更に、網体3の側面、即ち、最前方の張り
骨体2aと基部環体1の前半部に囲繞された網体側面3aに
は、侵入路4を設けている。
【0014】侵入路4は、かご体17の内部に向かって先
細りテーパー状に形成しており、その基端部を上記網体
側面3aの略中央部に開設した略円形状の侵入口8の内周
縁に連設している。
【0015】また、侵入路4の内側端には、網体よりな
る戻らず部9を内部方向に延設しており、同戻らず部9
の先端部9aは、図1に示すように、魚介類捕獲用かごA
の前後長の略中間部に配置すると共に、開口自由端とし
ている。
【0016】かかる構造によって、一旦、魚介類捕獲用
かごAの内部に侵入した魚介類cが戻らず部9の先端部
9aから逆方向へ移動するのを防止し、魚介類cが侵入路
4から逃げ出てしまわないようにしている。
【0017】そして、侵入路4と戻らず部9との接合位
置には、侵入路4と戻らず部9を拡開するための円形状
の口枠10を連設している。
【0018】かかる口枠10の下端部には、同口枠10と前
記基部環体1との間隔を所定間隔に維持するため口枠用
張り糸11の一端を結着しており、同口枠用張り糸11の他
端を基部環体1を被包する網体3に結着して、口枠10を
魚介類捕獲用かごAの内側下方に牽引するようにしてい
る。
【0019】また、口枠10の先方に位置する戻らず部9
の先端部9aの上下端部には、それぞれ、上下張り糸12a,
12bの一端を結着しており、同上下張り糸12a,12bの他端
は、基部環体1の後端部に連結される最後方の張り骨体
2cに隣接する張り骨体2bの中央部と、最後方の張り骨体
2cの中央部にそれぞれ緊縛し結着している。
【0020】そして、図1に示すように、戻らず部9の
先端部9aと、魚介類捕獲用かごAの最後方との略中間に
あたる位置、すなわち、魚介類捕獲用かごAの前後長の
後方から約1/4の位置において、前記上下張り糸12a,
12b同士を連結する連結張り糸13の一端を上張り糸12aに
結着すると共に、他端を下張り糸12bに結着して、両張
り糸12a,12bを連結している。
【0021】連結張り糸13の長さは、前記口枠10の直径
と略同一としており、側面視したときに、戻らず部9の
先端部9a側が先細りしないようにしている。すなわち、
戻らず部9の先端部9aは、縦長の楕円形状に開口してお
り、側面視すると、図1に示すように口枠10の直径と略
同一長さに伸開しており、平面視すると、図2に示すよ
うに口枠10よりも内側に縮閉している。また、連結張り
糸13には、前記生餌付着部5を取り付けている。
【0022】かかる構成によって、魚介類捕獲用かごA
の組立時は、戻らず部9を同魚介類捕獲用かごAの内側
方向に所定張力で牽引することができ、かつ、生餌付着
部5を侵入路4の略先方において宙に浮いた状態で魚介
類捕獲用かごA内に支持することができる。
【0023】特に、戻らず部9の先端部9aを縦長の楕円
形状に開口させたので、魚介類cにとって、入りやすく
出にくい戻らず部9とすることができる。
【0024】上記は、魚介類捕獲用かごAを使用状態に
組み立てた場合の説明であるが、同かごAの折り畳みに
際しては、フック7を解除して、最後方の張り骨体2c
を、基部環体1の前部方向に回動すれば、3本の張り骨
体2a,2b,2cは、基部環体1の前部上方にまとまって、魚
介類捕獲用かごAは、略円形平面状に折り畳まれ、搬
送、保管に便利な形状となるものである。
【0025】かかる折り畳み時には、前記口枠用張り糸
11と、上下張り糸12a,12bと、連結張り糸13とは完全に
弛緩状態となるので、生餌付着部5を自由に操作して、
生餌付着部5のメンテナンスや掃除等を容易に行うこと
ができる。
【0026】また、前記したように、口枠10は口枠用張
り糸11によって基部環体1を被包した網体3に連結され
ているので、折り畳み時に、侵入路4や戻らず部9が揺
動して、持ち運びの邪魔になったりすることもない。
【0027】上記構成の魚介類捕獲用かごAにおいて、
本発明の要旨となるのは、生餌付着部5に関するもので
ある。
【0028】すなわち、本生餌付着部5は、魚介類捕獲
用かごAの使用時に餌を人為的に取り付けたり、収納し
たりする形式のものではなく、一定素材の一定形状、形
態で構成した生餌付着部5を単に魚介類捕獲用かごA内
に配設しておくだけのものである。
【0029】このように、人為的に餌を収納していない
生餌付着部5を魚介類捕獲用かごAと共に海底や川底や
湖底や池底等に沈めて配置しておくと、図4に示すよう
に、水の流れによって、水中のプランクトンaが生餌付
着部5の表面や、内部に付着し、このプランクトンaを
誘因として集まった小えびbが生餌付着部5の表面や内
部に付着し、同生餌付着部5で生棲活動を行う。
【0030】特に、海や川や湖や池の水流が、魚介類捕
獲用かごAの侵入口8側から戻らず部9側に向かって流
れるように魚介類捕獲用かごAを配置することにより、
生餌付着部5にプランクトンaが付着しやくなる。さら
には、水中の海草や藻dも生餌付着部5に絡みつき、生
餌付着部5は、プランクトンaや小えびbが生棲しやす
い環境となる。
【0031】この状態を誘因として、魚介類cが侵入路
4の略先方位置に集合した小えびbを餌とすべく、魚介
類捕獲用かごAに集まり、侵入路4から戻らず部9を通
過して、魚介類捕獲用かごA内部に侵入し、捕獲され
る。
【0032】特に、生きた小えびbが生餌付着部5にお
いて生棲活動をしている状態を魚介類cの誘因とするた
め、魚介類cに警戒心を抱かせることなく、自然の生き
た小えびbの給餌状態と同じ形態を生餌付着部5に現出
できる。
【0033】従って、何ら餌を人為的に給餌しなくて
も、効率の良い魚介類cの捕獲が行えることになる。
【0034】ここで、生餌付着部5の構成の各種実施例
について述べる。
【0035】第1実施例は、図3に示すように、網体を
縦長の袋体5-1に形成し、袋体5-1の内部を中空状とし
て、その上下端を絞ってその上下端を前記連結張り糸13
の上端部側と下端部側とにそれぞれ結着しており、張り
骨体2a,2b,2cを組み立てた際に、侵入路4の先方におい
て、袋体5-1が縦方向に配置されるようにしている。
【0036】袋体5-1は網体で形成しているので、その
網目構造にプランクトンaや小えびbが付着しやすく、
しかも、同網目構造には海草や藻dも付着しやすいの
で、プランクトンaや小えびbにとって、生棲しやすい
環境となる。
【0037】特に、小えびbが袋体5-1の網目構造を通
って同袋体5-1の内部に潜り込むと、小えびbの繁殖が
活発になり、より魚介類cの誘因となり易い効果があ
る。かかる効果を最大限に引き出すためには、袋体5-1
を形成する網体の縦糸及び横糸の間隔を、2〜4cmとす
るのが好ましい。かかる間隔とすることにより、袋体5-
1に対するプランクトンaの付着も良好となる。
【0038】袋体5-1は、ナイロンテグスや木綿糸やポ
リエチレン糸等の材料を使用することができるが、材料
はこれに限定されない。
【0039】第2実施例は、図5(a)に示すような網状
シート5-2を単に侵入路4の先方の連結張り糸13に配設
するだけのものであるが、網状シート5-2は、海流や川
の流れに対面するように配置して、かかる海流や川の流
れが網状シート5-2の網目構造を通過するようにしてお
り、流れによって運ばれてきた海草や藻dが網状シート
5-2の網目に絡みつきやすいようにしている。そして、
網状シート5-2に絡みついた海草や藻dにより、プラン
クトンaや小えびbが網状シート5-2に誘引され易いよ
うにしている。
【0040】従って、簡単な構造にも関わらず、プラン
クトンaや小えびbの付着繁殖しやすい構造となる。
【0041】通常、魚介類捕獲用かごAは、水流が魚介
類捕獲用かごAの侵入口8側から戻らず部9側に向かっ
て流れるように配置するので、上記網状シート5-2は、
魚介類捕獲用かごAの網体側面3aに対面するように配置
する。
【0042】なお、やや海草や藻dが絡みつきにくくは
なるが、網状シート5-2を網体側面3aに対して垂直に配
置してもよく、かかる配置とすることによって、魚介類
cが魚介類捕獲用かごAの内部に入り込みやすくするこ
ともできる。
【0043】また、網状シート5-2は、第1実施例にお
ける袋体5-1と同様に、ナイロンテグスや木綿糸やポリ
エチレン糸等の材料から形成することができるが、材料
は、これに限定されない。さらには、網状シート5-2の
縦糸及び横糸の間隔は、2〜4cmとするのが好ましい。
【0044】第3実施例は、スポンジや発砲ウレタンや
発泡スチロール等のような多孔性素材からなるシート5-
3(図5(b))や球体5-3'(図5(c))を侵入路4の先方
の連結張り糸13に配設するものである。
【0045】多孔性素材を用いることによって、その孔
14内にプランクトンaを付着させることができ、しか
も、同孔14内には、海草や藻dも付着させることができ
るので、プランクトンaにとって生棲しやすい環境とす
ることができる。
【0046】さらに、多孔性素材に小えびbが潜り込め
る大きさの孔14を設ければ、小えびbも多孔性素材内に
定着させることができる。
【0047】また、多孔性シート5-3を使用する場合に
は、第2実施例の網状シート5-2と同様に、海流や川の
流れに対面するように配置して、海流や川の流れが多孔
性シート5-3の孔14を通過するようにしており、流れに
よって運ばれてきた海草や藻dが多孔性シート5-3の孔1
4に絡みつきやすいようにしている。
【0048】すなわち、多孔性シート5-3は、魚介類捕
獲用かごAの網体側面3aに対面するように配置する場合
も、網体側面3aに対して垂直に配置する場合もあり得
る。
【0049】また、多孔性球体5-3'を使用する場合は、
図5(c)に示すように、小径の多孔性球体5-3'を網体か
らなる収納袋15に複数収納して、同収納袋15の上下端を
連結張り糸13の上端部側と下端部側にそれぞれ結着する
ようにしており、各多孔性球体5-3'間にも小えびbが潜
り込めるようにしている。
【0050】なお、大径の多孔性球体5-3'を形成して、
同多孔性球体5-3'を単一で連結張り糸13に配設すること
もできる。
【0051】第4実施例は、布を丸めて形成した塊体5-
4を侵入路4の先方の連結張り糸13に配設しておくもの
である。図5(d)に示すように、布は無作為に丸めて、
布に多数の襞16が生じるようにしており、同襞構造にプ
ランクトンaや小えびbを付着させている。
【0052】しかも、同襞構造には海草や藻dも付着し
やすいので、プランクトンaや小えびbにとって、より
生棲しやすい環境となる。なお、襞構造は、布に規則的
にドレープを形成して、作為的に形成してもよい。
【0053】第5実施例は、図5(e)に示すような繊維
素材の密集体5-5を侵入路4の先方の連結張り糸13に配
設しておくものである。
【0054】密集体5-5としては、綿のように、最初か
ら繊維素材が密集しているものをそのまま利用したり、
糸状のものを無作為にまとめて密集させて利用したりす
ることができる。
【0055】繊維素材の密集体5-5を用いることによっ
て、繊維と繊維との間にプランクトンaや小えびbを付
着させることができ、しかも、同繊維間には海草や藻d
も付着させることができるので、プランクトンaや小え
びbにとって、生棲しやすい環境とすることができる。
【0056】以上説明してきたように、本生餌付着部5
は、一定素材の一定形状、形態に構成することによっ
て、プランクトンaや小えびbが定着して生棲しやすい
空間が形成されており、魚介類を誘引する餌をわざわざ
用意しなくても、前記空間に生きたプランクトンaや小
えびbを生棲させて、生餌として活用することができ
る。
【0057】また、生餌付着部5に前記空間を形成する
ことによって、水中の海草や藻dも生餌付着部5に絡み
つきやすくなるので、かかる海草や藻dによって、生餌
付着部5をプランクトンaや小えびbの生棲により適し
た環境とすることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、基部環体に複数の張り
骨体の両端を組み立て、その外周に網体を張設してかご
体を構成し、同かご体の側面にかご体内部に向かって狭
窄したテーパー状の侵入路を形成すると共に、侵入路に
戻らず部を形成してなる魚介類捕獲用かごにおいて、侵
入路の略先端方向に間隙を多数形成した密集状の柔軟な
生餌付着部を配設しているので、同生餌付着部に水中の
プランクトンが付着させると共に、同プランクトンを誘
因として小えびを生餌付着部に集めることができ、さら
に、同小えびを誘因として魚介類を生餌付着部に集める
ことができる。すなわち、かご体内部に人為的に魚介類
の餌を配置しなくても、魚介類をかご体内部に誘導し、
捕獲することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る魚介類捕獲用かごの一実施例の側
面図。
【図2】同平面図。
【図3】戻らず部と生餌付着部とを示す側面図。
【図4】本発明に係る魚介類捕獲用かごの使用状態を説
明する部分斜視図。
【図5】(a) 生餌付着部の他実施例を示す正面図。 (b) 生餌付着部の他実施例を示す正面図。 (c) 生餌付着部の他実施例を示す正面図。 (d) 生餌付着部の他実施例を示す正面図。 (e) 生餌付着部の他実施例を示す正面図。
【符号の説明】
A 魚介類捕獲用かご 1 基部環体 2a,2b,2c 張り骨体 3 網体 4 侵入路 5 生餌付着部 9 戻らず部 17 かご体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部環体(1)に複数の張り骨体(2a,2b,2
    c)の両端を組み立て、その外周に網体(3)を張設してか
    ご体(17)を構成し、同かご体(17)の側面にかご体(17)内
    部に向かって狭窄したテーパー状の侵入路(4)を形成す
    ると共に、侵入路(4)に戻らず部(9)を形成してなる魚
    介類捕獲用かごにおいて、 侵入路(4)の略先端方向に間隙を多数形成した密集状の
    柔軟な生餌付着部(5)を配設してなる魚介類捕獲用か
    ご。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044968A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Sasaki Shoko Kk 貝類の養殖篭
US8015748B2 (en) * 2006-01-04 2011-09-13 Lian Hing Teo Collapsible trap

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