JP2002289567A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002289567A JP2001084872A JP2001084872A JP2002289567A JP 2002289567 A JP2002289567 A JP 2002289567A JP 2001084872 A JP2001084872 A JP 2001084872A JP 2001084872 A JP2001084872 A JP 2001084872A JP 2002289567 A JP2002289567 A JP 2002289567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気体溶存液の濃度を維持しつつ基板に供給
し、基板の処理を効率よく行うことが可能な基板処理装
置を提供することである。 【解決手段】 基板100は、保持台101に水平姿勢
で保持され、モータ111により回転駆動される。ガス
タンク103からガス開閉弁107を介しガスが溶解モ
ジュール1に与えられ、洗浄液タンク104から洗浄開
閉弁108を介し洗浄液が溶解モジュール1に与えられ
る。ガスタンク103から与えられたガスは、溶解モジ
ュール1が有する複数の多孔性チューブの外側に注入さ
れ、洗浄液タンク104から与えられた洗浄液は、複数
の多孔性チューブの内部に注入される。複数の多孔性チ
ューブの外側に注入されたガスは、複数の多孔性チュー
ブを透過し内部を流れる洗浄液に溶解されガス溶解洗浄
液が生成される。そのガス溶解洗浄液を基板100に供
給し基板の洗浄処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に処理を行う
基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガ
ラス基板などの基板に処理を行う基板処理工程において
は、液体に気体を溶解させた気体溶存液を用いることが
あり、その一つとして基板表面に付着した不純物の個体
微粒子(パーティクル)の除去を行う洗浄工程がある。
この洗浄工程では、通常基板洗浄処理装置が用いられ
る。
【0003】ここで、洗浄工程とは、基板表面にある粒
子、有機物および金属表面の不純物などの汚れに対し
て、液体(洗浄液)に気体(ガス)を溶解させたガス溶
解洗浄液の化学作用と各種物理エネルギーとを用いて除
去することであり、ガス溶解洗浄液とは、例えば、オゾ
ン水溶液(O3 +H2 O)であり、各種物理エネルギー
とは、回転運動および往復運動等を含む。
【0004】図4は従来の基板洗浄処理装置の構造を示
す模式図である。従来の基板洗浄処理装置は、保持台1
01、吐出ノズル102、ガスタンク103、洗浄液タ
ンク104、溶解モジュール105、供給配管106、
ガス開閉弁107、排気開閉弁110およびモータ11
1を備えている。
【0005】図4に示す洗浄されるべき基板100は、
保持台101に水平姿勢で保持され、保持台101は、
モータ111により回転駆動される。
【0006】また、基板100の上方に吐出ノズル10
2が配設されている。一方、ガスタンク103は、ガス
開閉弁107を介して溶解モジュール105に接続され
ており、洗浄液タンク104は、溶解モジュール105
に接続されている。さらに、溶解モジュール105は、
供給配管106を介して吐出ノズル102に接続されて
いる。また、溶解モジュール105には、排気開閉弁1
10が設けられている。
【0007】この溶解モジュール105の内部には、1
つの空間を2つに区切るように半透膜が配設されており
(図示せず)、この半透膜に区切られた2つの空間の一
方にガス開閉弁107を開放することによりガスタンク
103から与えられたガスが注入され、半透膜に区切ら
れた2つの空間の他方に洗浄液タンク104から与えら
れた洗浄液が注入される。
【0008】ここで、溶解モジュール105が有する半
透膜とは、分子構造の大きな洗浄液(液体)は透過させ
ないが、分子構造の小さいガス(気体)は透過させる特
性を持つものである。また、ガスタンク103から与え
られたガスとは、例えばオゾン(O3 )であり、洗浄液
タンク104から与えられた洗浄液とは、例えば純水
(H2 O)である。
【0009】図4に示す溶解モジュール105は、この
半透膜の特性を用いて、洗浄液タンク104から与えら
れた洗浄液にガスタンク103から与えられたガスを溶
解させガス溶解洗浄液を生成する。そして、溶解モジュ
ール105により、生成されたガス溶解洗浄液は、供給
配管106を介して吐出ノズル102から吐出され、基
板100に供給される。
【0010】基板100がモータ111により所定の回
転数で回転されつつ、生成されたガス溶解洗浄液が吐出
ノズル102から吐出されることにより、基板100の
表面の洗浄処理が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来の基板洗浄処理装置においては、溶解モジュー
ル105から吐出ノズル102に到達するまでの供給配
管106の距離が長いため、ガス溶解洗浄液が供給配管
106内を吐出ノズル102まで流れる間に液体中に溶
解されているガスが徐々に抜け出し、ガス溶解洗浄液自
体の濃度が低くなる。ここで、ガス溶解洗浄液自体の濃
度とは、ガス溶解洗浄液に含まれるガスの濃度をいい、
濃度が低下するに伴い基板に対する洗浄処理の効果も低
下する。
【0012】例えば、ガス溶解洗浄液としてオゾン水溶
液を用いる場合には、溶解モジュール105から吐出ノ
ズル102に到達するまでの供給配管106において、
洗浄効果を持つオゾン成分が酸素に置換されることによ
り、ガス溶解洗浄液に含まれるオゾン成分の濃度が低下
し、それに伴い基板100の表面に対する洗浄処理の効
果も低下する。
【0013】本発明の目的は、気体溶存液の濃度を維持
しつつ基板に供給し、基板の処理を効率よく行うことが
可能な基板処理装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板処理装置は、基板に気体溶存液を用いた
処理を行う基板処理装置であって、基板を支持する支持
手段と、開口端を有する複数の多孔性管の集合体および
複数の多孔性管の開口端が露出するように集合体の周囲
を包囲する包囲部材を備える溶解モジュールと、溶解モ
ジュールの複数の多孔性管の内部に液体を供給する液体
供給手段と、溶解モジュールの包囲部材内で複数の多孔
性管の外部に気体を供給する気体供給手段とを備え、溶
解モジュールは、複数の多孔性管の開口端が支持手段に
支持された基板の表面に対向するように配置され、複数
の多孔性管の開口端から基板の表面に気体溶存液を供給
するものである。
【0015】第1の発明に係る基板処理装置において
は、基板が支持手段により支持される。また、溶解モジ
ュールが、複数の多孔性管の開口端が支持手段に支持さ
れた基板の表面に対向するように配置される。その溶解
モジュールの複数の多孔性管の内部に液体供給手段によ
り液体が供給され、さらに溶解モジュールの包囲部材内
で複数の多孔性管の外部に気体供給手段により気体が供
給される。それにより、液体中に気体が溶解し、複数の
多孔性管の開口端から基板の表面に気体溶存液が供給さ
れる。
【0016】このように、溶解モジュール内で生成され
た気体溶存液が長い配管を経由することなく、複数の多
孔性管の開口端から基板の表面に直接供給されるので、
液体中の気体が抜け出ることが防止される。したがっ
て、気体溶存液の濃度を維持しつつ基板に供給し、基板
の処理を効率よく行うことができる。
【0017】さらに、複数の多孔性管を用いることによ
り、液体に気体を溶解させるために液体と気体との接触
面積が増加することから、濃度の高い気体溶存液を容易
に生成することができる。
【0018】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、集合体の開口
端が支持手段に支持された基板の表面のほぼ全域に対向
するものである。
【0019】これにより、基板の表面のほぼ全域に気体
溶存液を均一かつ短時間に供給することができる。した
がって、基板の均一かつ短時間の処理が可能となる。
【0020】第3の発明に係る基板処理装置は、第1ま
たは第2の発明に係る基板処理装置の構成において、溶
解モジュールの複数の多孔性管の開口端と支持手段に支
持された基板の表面とがほぼ平行であるものである。
【0021】これにより、基板の表面に均一な濃度の気
体溶存液を供給することができるので、基板の均一な処
理が可能となる。
【0022】第4の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第3のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、溶解モジュールの複数の多孔性管の開口端と支持手
段に支持された基板の表面との距離が15mm以下であ
るものである。
【0023】この場合、複数の多孔性管の開口端と基板
の表面との距離が短く、複数の多孔性管の開口端と基板
の表面との間に連続する気体溶存液の層を形成すること
が可能となる。それにより、気体溶存液の濃度の低下を
十分に防止することができる。したがって、気体溶存液
の濃度を維持しつつ基板に供給し、基板の処理をさらに
効率よく均一に行うことができる。
【0024】第5の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第4のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、溶解モジュールの包囲部材内の気体を外部に排出す
る排気手段をさらに備えたものである。
【0025】これにより、液体中に溶解しないで残った
余分な気体を溶解モジュールの外部に排出し、溶解モジ
ュールの内圧の上昇を防止することができる。
【0026】第6の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第5のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、支持手段に支持された基板を回転させる回転駆動手
段をさらに備えたものである。
【0027】この場合、気体溶存液の濃度を維持しつ
つ、物理エネルギーの効果を加えることにより、さらに
効率よく基板の処理を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る基板処理装置
の一例として基板洗浄処理装置について説明する。図1
は本発明の実施の形態における基板洗浄処理装置の構成
を示す模式図である。
【0029】本発明に係る基板洗浄処理装置は、溶解モ
ジュール1、保持台101、ガスタンク103、洗浄液
タンク104、ガス開閉弁107、洗浄開閉弁108、
パージ開閉弁109、排気開閉弁110およびモータ1
11を備えている。
【0030】図1に示すように、半導体ウエハ等の基板
100は水平姿勢で保持台101に保持され、保持台1
01はモータ111により回転駆動される。そして、ガ
スタンク103は、ガス開閉弁107を介して溶解モジ
ュール1に接続されており、洗浄液タンク104は、洗
浄開閉弁108を介して溶解モジュール1に接続されて
いる。また、溶解モジュール1には、パージ開閉弁10
9および排気開閉弁110が設けられている。
【0031】図2は図1の基板洗浄処理装置に用いられ
る溶解モジュール1の主要部の構造を示す斜視図であ
る。また、図3は図1の基板洗浄処理装置に用いられる
溶解モジュール1の構造の一部を示す断面模式図であ
る。
【0032】図2に示すように、溶解モジュール1は、
複数の多孔性チューブ1a、筒状のハウジング1bおよ
び蓋部材1cを備えている。複数の多孔性チューブ1a
の集合体が筒状のハウジング1b内に収容されている。
複数の多孔性チューブ1aの両端は開口している。
【0033】また、図3に示すように、複数の多孔性チ
ューブ1a間の空間の両端部は、封止材1d,1eによ
り封止されている。筒状のハウジング1bには、図1の
ガスタンク103に接続されるガス注入口103aおよ
び排気開閉弁110に接続される排気口110aが設け
られている。ガス注入口103aにはパージ開閉弁10
9も接続されている。また、蓋部材1cには、洗浄液タ
ンク104に接続される洗浄液注入口104aが設けら
れている。ガス注入口103aおよび排気口110a
は、筒状のハウジング1b内で、複数の多孔性チューブ
1a間の空間に連通しており、洗浄液注入口104a
は、複数の多孔性チューブ1aの内部の空間に連通して
いる。
【0034】ここで、図2の複数の多孔性チューブ1a
は、例えばPFA(四フッ化エチレン樹脂)等のフッ素
樹脂からなる。また、この複数の多孔性チューブ1a
は、分子構造の大きな洗浄液(液体)は透過させない
が、分子構造の小さいガス(気体)は透過させる特性を
持つものである。
【0035】ガスタンク103からは、例えばオゾン
(O3 )、水素(H2 )、アンモニア(NH3 )、フッ
素(HF)、塩酸(HCl)、または二酸化炭素(CO
2 )等のガスが供給される。洗浄液タンク104から
は、例えば純水(H2 O)、アンモニア水(NH3 +H
2 O)、塩酸水溶液(HCl+H2 O)、またはフッ酸
水溶液(HF+H2 O)等の洗浄液が供給される。
【0036】また、溶解モジュール1の開口端側の面積
は、基板100の表面の面積とほぼ同等である。さら
に、溶解モジュール1の複数の多孔性チューブ1aの開
口端と基板100とが平行にかつ溶解モジュール1の複
数の多孔性チューブ1aの開口端と基板100との距離
L(図1参照)が15mm以下となるように設けられ
る。
【0037】本実施の形態では、複数の多孔性チューブ
1aが複数の多孔性管に相当し、ハウジング1bが包囲
部材に相当し、保持台101が支持手段に相当し、ガス
注入口103aが気体供給手段に相当し、洗浄液注入口
104aが液体供給手段に相当し、排気開閉弁110が
排気手段に相当し、モータ111が回転駆動手段に相当
する。
【0038】次に、図1、図2および図3に示す基板洗
浄処理装置の動作を説明する。本例では、洗浄液を純水
とし、ガスをオゾンガスとする。
【0039】図1に示すように、基板100が、保持台
101に水平姿勢で保持され、水平面において鉛直軸の
周りにモータ111により回転駆動される。一方、ガス
開閉弁107を開放することにより、ガスタンク103
からオゾンガスが溶解モジュール1に与えられる。ま
た、洗浄開閉弁108を開放することにより、洗浄液タ
ンク104から純水が溶解モジュール1に与えられる。
【0040】図3に示すように、ガスタンク103から
与えられたオゾンガスは、ガス注入口103aを介して
ハウジング1b内で複数の多孔性チューブ1aの外側に
注入される。一方、洗浄液タンク104から与えられた
純水は、洗浄液注入口104aを介して、複数の多孔性
チューブ1aの各々の内部に注入される。
【0041】ここで、複数の多孔性チューブ1aの外側
に注入されたオゾンガスは、複数の多孔性チューブ1a
を透過し内部を流れる純水に溶解される。また、溶解さ
れずに残ったオゾンガスは、図2に示す排気口110a
および排気開閉弁110を介して排出される。
【0042】このようにして、溶解モジュール1では、
純水にオゾンガスが溶解されたオゾン水溶液が生成され
る。そして、溶解モジュール1により生成されたオゾン
水溶液は、所定の回転数で回転する基板100上に供給
され、基板100の表面の洗浄処理が行われる。
【0043】基板100の表面の洗浄処理後、ガス開閉
弁107を閉じることによりオゾンガスの注入を停止さ
せる。そして、溶解モジュール1内に残存しているオゾ
ンガスを排出するため、パージ開閉弁109から窒素
(N2 )を供給する。次に、洗浄液タンク104から純
水のみを溶解モジュール1に与えて基板100の表面の
後処理を行う。
【0044】基板100の後処理後、洗浄開閉弁108
を閉じることにより純水の注入を停止させて基板100
の乾燥を行う。基板100の乾燥は、モータ111によ
り基板100および保持台101を所定の回転数で回転
させて行う。基板100の表面の乾燥が終了した後、基
板100が取り出される。
【0045】以上のことから、溶解モジュール1内で生
成されたオゾン水溶液が長い供給配管を経由することな
く複数の多孔性チューブ1aの開口端から基板100の
表面に直接供給されるので、オゾン水溶液のオゾンガス
が抜け出ることが防止され、オゾン水溶液の濃度を維持
しつつ基板100に供給でき、基板100の洗浄処理を
効率よく行うことができる。
【0046】さらに、複数の多孔性チューブ1aを用い
ることにより、純水とオゾンガスとの接触面積が増加す
ることから、濃度の高いオゾン水溶液を容易に生成する
ことができる。
【0047】また、複数の多孔性チューブ1aの開口端
と基板100の表面との面積がほぼ同等になっているこ
とから、基板100の表面のほぼ全域にオゾン水溶液を
均一かつ短時間に供給することができる。したがって、
基板100の均一かつ短時間の処理が可能となる。
【0048】さらに、複数の多孔性チューブ1aの開口
端と基板100との表面が平行になっているので、基板
100の表面に均一な濃度のオゾン水溶液を供給するこ
とができ、基板100の均一な処理が可能となる。
【0049】そして、複数の多孔性チューブ1aの開口
端と基板100の表面との距離Lが15mm以下に設定
されているので、複数の多孔性チューブ1aの開口端と
基板100の表面との間に連続するオゾン水溶液の層を
形成することが可能となり、オゾン水溶液の濃度の低下
を十分に防止することができる。
【0050】なお、溶解モジュール1にモータを取り付
け、溶解モジュール1自体を回転させることにより溶解
モジュール1の乾燥を行うこともできる。
【0051】また、上記実施の形態では、基板処理装置
の一例として基板洗浄処理装置について説明したが、こ
れに限らず、本発明は、液体に気体を溶解させた気体溶
存液を用いて基板処理を行う他の基板処理装置にも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における基板洗浄処理装
置の構成を示す模式図である。
【図2】図1の基板洗浄処理装置に用いられる溶解モジ
ュールの主要部の構造を示す斜視図である。
【図3】図1の基板洗浄処理装置に用いられる溶解モジ
ュールの構造の一部を示す断面模式図である。
【図4】従来の基板洗浄処理装置の構造を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 溶解モジュール 1a 複数の多孔性チューブ 1b ハウジング 100 基板 101 保持台 102 吐出ノズル 103 ガスタンク 103a ガス注入口 104 洗浄液タンク 104a 洗浄液注入口 105 溶解モジュール 106 供給配管 107 ガス開閉弁 108 洗浄開閉弁 109 パージ開閉弁 110 排気開閉弁 110a 排気口 111 モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に気体溶存液を用いた処理を行う基
    板処理装置であって、 基板を支持する支持手段と、 開口端を有する複数の多孔性管の集合体および前記複数
    の多孔性管の開口端が露出するように前記集合体の周囲
    を包囲する包囲部材を備える溶解モジュールと、 前記溶解モジュールの前記複数の多孔性管の内部に液体
    を供給する液体供給手段と、 前記溶解モジュールの前記包囲部材内で前記複数の多孔
    性管の外部に気体を供給する気体供給手段とを備え、 前記溶解モジュールは、前記複数の多孔性管の開口端が
    前記支持手段に支持された基板の表面に対向するように
    配置され、前記複数の多孔性管の開口端から前記基板の
    表面に気体溶存液を供給することを特徴とする基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記集合体の前記開口端が前記支持手段
    に支持された基板の表面のほぼ全域に対向することを特
    徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記溶解モジュールの前記複数の多孔性
    管の開口端と前記支持手段に支持された基板の表面とが
    ほぼ平行であることを特徴とする請求項1または2記載
    の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記溶解モジュールの前記複数の多孔性
    管の開口端と前記支持手段に支持された基板の表面との
    距離が15mm以下であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記溶解モジュールの前記包囲部材内の
    気体を外部に排出する排気手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記支持手段に支持された基板を回転さ
    せる回転駆動手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
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