JP2002289309A - 電気コネクタ - Google Patents
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- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
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- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/719—Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters
- H01R13/7195—Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters with planar filters with openings for contacts
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯域通過特性を有する電気コネクタを提供す
る。 【解決手段】 コネクタ2とコネクタ3との嵌合時に、
容量結合板24と容量結合板34が離隔した状態で一部
対向するように電気コネクタを構成し、容量結合板24
と容量結合板34との一部対向部分の面積と距離を調整
することにより容量結合板24と容量結合板34間の結
合容量を調整して、所定の帯域通過特性を実現する。
る。 【解決手段】 コネクタ2とコネクタ3との嵌合時に、
容量結合板24と容量結合板34が離隔した状態で一部
対向するように電気コネクタを構成し、容量結合板24
と容量結合板34との一部対向部分の面積と距離を調整
することにより容量結合板24と容量結合板34間の結
合容量を調整して、所定の帯域通過特性を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯域通過特性を有
する電気コネクタに関する。
する電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの電子機器に組み込ま
れる基板対基板(board to board)用の電気コネクタな
どの各種電気コネクタは、その電気コネクタが有する雌
雄一対の各コネクタの嵌合時に各コネクタのコンタクト
とが互いに接触するものであった。
れる基板対基板(board to board)用の電気コネクタな
どの各種電気コネクタは、その電気コネクタが有する雌
雄一対の各コネクタの嵌合時に各コネクタのコンタクト
とが互いに接触するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の電気
コネクタは、所定の周波数帯域の信号のみが一のコネク
タ側から他のコネクタ側へ伝送するような帯域通過特性
を有していなかった。したがって、一のコネクタ側から
他のコネクタ側に所定の周波数帯域の信号のみを通過さ
せるような場合には、それに応じた帯域通過特性を有す
るバンドパスフィルタを別途用意する必要があった。
コネクタは、所定の周波数帯域の信号のみが一のコネク
タ側から他のコネクタ側へ伝送するような帯域通過特性
を有していなかった。したがって、一のコネクタ側から
他のコネクタ側に所定の周波数帯域の信号のみを通過さ
せるような場合には、それに応じた帯域通過特性を有す
るバンドパスフィルタを別途用意する必要があった。
【0004】そこで、本発明は、帯域通過特性を有する
電気コネクタを提供することを目的とする。
電気コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気コネ
クタは、第1導体を有する第1コネクタと、前記第1コ
ネクタとの嵌合時に前記第1導体と離隔した状態でかつ
少なくとも一部が前記第1導体の一部と対向する第2導
体を有する第2コネクタとを備えており、所定の周波数
帯域の信号を前記第1導体から前記第2導体へ通過させ
ることができるように前記第1導体と前記第2導体との
間の結合容量が調整されていることを特徴とする。
クタは、第1導体を有する第1コネクタと、前記第1コ
ネクタとの嵌合時に前記第1導体と離隔した状態でかつ
少なくとも一部が前記第1導体の一部と対向する第2導
体を有する第2コネクタとを備えており、所定の周波数
帯域の信号を前記第1導体から前記第2導体へ通過させ
ることができるように前記第1導体と前記第2導体との
間の結合容量が調整されていることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の電気コネクタによれば、第
1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に第1導体と第2
導体とが離隔した状態でその一部が対向し、第1導体と
第2導体間の結合容量が所定の周波数帯域の信号を第1
導体から第2導体へ通過するように調整されているた
め、所定の帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることが可能となる。また、第1コネクタと第2コネク
タとの嵌合時に第1導体と第2導体とが接触しないた
め、従来の接触型のように導体同士が接触することによ
るインピーダンスの上昇がなく、電気コネクタが有する
帯域通過特性の劣化を防止することができる。
1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に第1導体と第2
導体とが離隔した状態でその一部が対向し、第1導体と
第2導体間の結合容量が所定の周波数帯域の信号を第1
導体から第2導体へ通過するように調整されているた
め、所定の帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることが可能となる。また、第1コネクタと第2コネク
タとの嵌合時に第1導体と第2導体とが接触しないた
め、従来の接触型のように導体同士が接触することによ
るインピーダンスの上昇がなく、電気コネクタが有する
帯域通過特性の劣化を防止することができる。
【0007】請求項2記載の電気コネクタは、前記第1
導体と前記第2導体間の結合容量が、前記第1導体と前
記第2導体間の誘電率、前記第1導体と前記第2導体と
の対向部分間の距離、または前記第1導体と前記第2導
体との対向面積により調整されている。
導体と前記第2導体間の結合容量が、前記第1導体と前
記第2導体間の誘電率、前記第1導体と前記第2導体と
の対向部分間の距離、または前記第1導体と前記第2導
体との対向面積により調整されている。
【0008】請求項2記載の電気コネクタによれば、第
1導体と第2導体間の結合容量を容易に調整することが
可能となるため、所定の帯域通過特性を有する電気コネ
クタを容易に実現することが可能となる。
1導体と第2導体間の結合容量を容易に調整することが
可能となるため、所定の帯域通過特性を有する電気コネ
クタを容易に実現することが可能となる。
【0009】請求項3記載の電気コネクタは、前記第1
コネクタおよび前記第2コネクタの少なくともいずれか
一方に設けられた複数の前記導体板が互いに対向してお
り、前記第1コネクタには、前記第1コネクタと前記第
2コネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に
位置する1または複数の前記第1導体が設けられてお
り、前記第2コネクタには、前記第1コネクタと前記第
2コネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に
位置し且つ前記第1導体と容量結合する1または複数の
前記第2導体が設けられている。
コネクタおよび前記第2コネクタの少なくともいずれか
一方に設けられた複数の前記導体板が互いに対向してお
り、前記第1コネクタには、前記第1コネクタと前記第
2コネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に
位置する1または複数の前記第1導体が設けられてお
り、前記第2コネクタには、前記第1コネクタと前記第
2コネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に
位置し且つ前記第1導体と容量結合する1または複数の
前記第2導体が設けられている。
【0010】請求項3記載の電気コネクタによれば、第
1導体と第2導体とにより形成される複数の信号線の間
には導体板が位置することになるため、各信号線を伝送
する信号が互いに干渉することを防止することが可能と
なる。また、複数の第1導体と複数の第2導体間の結合
容量値を、夫々別の値となるように調整すれば、複数の
異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現するこ
とができる。
1導体と第2導体とにより形成される複数の信号線の間
には導体板が位置することになるため、各信号線を伝送
する信号が互いに干渉することを防止することが可能と
なる。また、複数の第1導体と複数の第2導体間の結合
容量値を、夫々別の値となるように調整すれば、複数の
異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0012】図1〜図3に示す本実施の形態に係る電気
コネクタ1は、雌雄一対のコネクタ2とコネクタ3とを
備えている。
コネクタ1は、雌雄一対のコネクタ2とコネクタ3とを
備えている。
【0013】コネクタ2は、図2に示すように、ハウジ
ング21と、ハウジング21に保持されている主として
低速信号用として利用される端子群22と、ハウジング
21に保持されている主として高速信号用として利用さ
れる端子群23とを備えている。
ング21と、ハウジング21に保持されている主として
低速信号用として利用される端子群22と、ハウジング
21に保持されている主として高速信号用として利用さ
れる端子群23とを備えている。
【0014】ハウジング21は、端子群22を保持する
端子群保持部21aと、端子群23を保持する端子群保
持部21bとが一体に形成されたものである。端子群保
持部21aには、凹部21cが設けられている。一方、
端子群保持部21bには、3つの凹部21d、21e、
21fが設けられている。
端子群保持部21aと、端子群23を保持する端子群保
持部21bとが一体に形成されたものである。端子群保
持部21aには、凹部21cが設けられている。一方、
端子群保持部21bには、3つの凹部21d、21e、
21fが設けられている。
【0015】端子群22は、縦2列、横4列に配置され
た同じ形状の計8本のコンタクト22a、22b、22
c、22d、22e、22f、22g、22hからな
り、ハウジング21の端子群保持部21aに設けられた
凹部21cに収納されている。
た同じ形状の計8本のコンタクト22a、22b、22
c、22d、22e、22f、22g、22hからな
り、ハウジング21の端子群保持部21aに設けられた
凹部21cに収納されている。
【0016】端子群23は、ハウジング21の端子群保
持部21bに保持されており、2本の容量結合板24、
25と、3枚の導体板26、27、28とを備えてい
る。
持部21bに保持されており、2本の容量結合板24、
25と、3枚の導体板26、27、28とを備えてい
る。
【0017】容量結合板24は、細長い平板状をした導
体であり、端子群保持部21bに設けられた凹部21d
に収納されるようにハウジング21に保持されている。
そして、容量結合板24は、その一部がコネクタ2とコ
ネクタ3との嵌合時にコネクタ3の後述する容量結合板
34の一部と離隔した状態で対向する。
体であり、端子群保持部21bに設けられた凹部21d
に収納されるようにハウジング21に保持されている。
そして、容量結合板24は、その一部がコネクタ2とコ
ネクタ3との嵌合時にコネクタ3の後述する容量結合板
34の一部と離隔した状態で対向する。
【0018】容量結合板25は、細長い平板状をした導
体であり、端子群保持部21bに設けられた凹部21e
に収納され、かつ容量結合板24と平行になるようにハ
ウジング21に保持されている。そして、容量結合板2
5は、その一部がコネクタ2とコネクタ3との嵌合時に
コネクタ3の後述する容量結合板35の一部と離隔した
状態で対向する。
体であり、端子群保持部21bに設けられた凹部21e
に収納され、かつ容量結合板24と平行になるようにハ
ウジング21に保持されている。そして、容量結合板2
5は、その一部がコネクタ2とコネクタ3との嵌合時に
コネクタ3の後述する容量結合板35の一部と離隔した
状態で対向する。
【0019】ここで、図1に示すように、容量結合板2
4、25は、夫々、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時
にコネクタ3の後述する容量結合板34、35と非接触
でかつ一部が対向する状態でコネクタ2が取り付けられ
たプリント基板(不図示)からコネクタ3が取り付けら
れたプリント基板(不図示)へ、またはその逆に信号を
伝送する信号線S1、S2を形成する。
4、25は、夫々、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時
にコネクタ3の後述する容量結合板34、35と非接触
でかつ一部が対向する状態でコネクタ2が取り付けられ
たプリント基板(不図示)からコネクタ3が取り付けら
れたプリント基板(不図示)へ、またはその逆に信号を
伝送する信号線S1、S2を形成する。
【0020】導体板26、27、28は、夫々、平板の
形状をしている。導体板26は、端子群保持部21bに
設けられた凹部21dに収納され、かつ容量結合板24
と平行になるようにハウジング21に保持されている。
また、導体板27は、端子群保持部21bに設けられた
凹部21eに収納され、かつ容量結合板25と平行にな
るようにハウジング21に保持されている。さらに、導
体板28は、端子群保持部21cに設けられた凹部21
fに収納され、かつ導体板26、27と平行になるよう
にハウジング21に保持されている。
形状をしている。導体板26は、端子群保持部21bに
設けられた凹部21dに収納され、かつ容量結合板24
と平行になるようにハウジング21に保持されている。
また、導体板27は、端子群保持部21bに設けられた
凹部21eに収納され、かつ容量結合板25と平行にな
るようにハウジング21に保持されている。さらに、導
体板28は、端子群保持部21cに設けられた凹部21
fに収納され、かつ導体板26、27と平行になるよう
にハウジング21に保持されている。
【0021】コネクタ3は、図3に示すように、ハウジ
ング31と、ハウジング31に保持された主として低速
信号用として利用される端子群32と、ハウジング31
に保持された主として高速信号用として利用される端子
群33とを備えている。
ング31と、ハウジング31に保持された主として低速
信号用として利用される端子群32と、ハウジング31
に保持された主として高速信号用として利用される端子
群33とを備えている。
【0022】ハウジング31は、端子群32を保持する
端子群保持部31aと、端子群33を保持する端子群保
持部31bとが一体に形成されたものである。端子群保
持部31aには、凸部31cが設けられている。一方、
端子群保持部31bは、“U”字状の枠部31dを有
し、端子群保持部31bには、突出部31e、31fが
設けられている。
端子群保持部31aと、端子群33を保持する端子群保
持部31bとが一体に形成されたものである。端子群保
持部31aには、凸部31cが設けられている。一方、
端子群保持部31bは、“U”字状の枠部31dを有
し、端子群保持部31bには、突出部31e、31fが
設けられている。
【0023】端子群32は、縦2列、横4列に配置され
た同じ形状の計8本のコンタクト32a、32b、32
c、32d、32e、32f、32g、32hからな
り、ハウジング31の端子群保持部31aに設けられた
収納部31cの側面部に保持されている。
た同じ形状の計8本のコンタクト32a、32b、32
c、32d、32e、32f、32g、32hからな
り、ハウジング31の端子群保持部31aに設けられた
収納部31cの側面部に保持されている。
【0024】端子群33は、ハウジング31の端子群保
持部31bに保持されており、2本の容量結合板34、
35を備えている。
持部31bに保持されており、2本の容量結合板34、
35を備えている。
【0025】容量結合板34は、細長い平板状をした導
体である。そして、容量結合板34は、端子群保持部3
1bに設けられた突出部31eと突出部31fとの間に
位置し、また、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時にコ
ネクタ2の導体板26と平行となるように、かつ、容量
結合板24の一部と離隔した状態で対向するようにハウ
ジング31に保持されている。
体である。そして、容量結合板34は、端子群保持部3
1bに設けられた突出部31eと突出部31fとの間に
位置し、また、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時にコ
ネクタ2の導体板26と平行となるように、かつ、容量
結合板24の一部と離隔した状態で対向するようにハウ
ジング31に保持されている。
【0026】容量結合板35は、細長い平板状をした導
体である。そして、容量結合板35は、端子群保持部3
1bに設けられた突出部31fに対して突出部31eの
反対側に位置し、また、コネクタ2とコネクタ3との嵌
合時にコネクタ2の導体板27と平行となるように、か
つ、容量結合板25の一部と離隔した状態で対向するよ
うにハウジング31に保持されている。
体である。そして、容量結合板35は、端子群保持部3
1bに設けられた突出部31fに対して突出部31eの
反対側に位置し、また、コネクタ2とコネクタ3との嵌
合時にコネクタ2の導体板27と平行となるように、か
つ、容量結合板25の一部と離隔した状態で対向するよ
うにハウジング31に保持されている。
【0027】ここで、図1に示すように、容量結合板3
4、35は、夫々、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時
にコネクタ2の容量結合板24、25と非接触でかつ一
部が対向する状態で信号線S1、S2を形成する。
4、35は、夫々、コネクタ2とコネクタ3との嵌合時
にコネクタ2の容量結合板24、25と非接触でかつ一
部が対向する状態で信号線S1、S2を形成する。
【0028】以下、コネクタ2とコネクタ3との嵌合状
態について説明する。コネクタ3のハウジング31に設
けられた凸部31cが、コネクタ2のハウジング21に
設けられた凹部21cに収納され、コネクタ2の端子群
22とコネクタ3の端子群32が接触する。
態について説明する。コネクタ3のハウジング31に設
けられた凸部31cが、コネクタ2のハウジング21に
設けられた凹部21cに収納され、コネクタ2の端子群
22とコネクタ3の端子群32が接触する。
【0029】また、コネクタ2の端子群保持部21b
が、コネクタ3の端子群保持部31bの枠部31d内に
収納される。そして、コネクタ3のハウジング31に設
けられた突出部31eと容量結合板34とが、コネクタ
2の導体板26と容量結合板24との間に位置するよう
にコネクタ2の端子群保持部21bに設けられた凹部2
1dに収納され、容量結合板24と容量結合板34とが
非接触の状態で一部対向する。また、コネクタ3のハウ
ジング31に設けられた突出部31fと容量結合板35
とが、コネクタ2の導体板27と容量結合板25との間
に位置するようにコネクタ2の端子群保持部21bに設
けられた凹部21eに収納され、容量結合板25と容量
結合板35とが非接触の状態で一部対向する。
が、コネクタ3の端子群保持部31bの枠部31d内に
収納される。そして、コネクタ3のハウジング31に設
けられた突出部31eと容量結合板34とが、コネクタ
2の導体板26と容量結合板24との間に位置するよう
にコネクタ2の端子群保持部21bに設けられた凹部2
1dに収納され、容量結合板24と容量結合板34とが
非接触の状態で一部対向する。また、コネクタ3のハウ
ジング31に設けられた突出部31fと容量結合板35
とが、コネクタ2の導体板27と容量結合板25との間
に位置するようにコネクタ2の端子群保持部21bに設
けられた凹部21eに収納され、容量結合板25と容量
結合板35とが非接触の状態で一部対向する。
【0030】以下、電気コネクタの帯域通過特性につい
て説明する。コネクタ2とコネクタ3との嵌合時には、
容量結合板24と容量結合板34が非接触の状態で一部
対向するため、容量結合板24と容量結合板34間には
それらの対向する部分の面積と対向する部分の距離に応
じた結合容量が存在する。また、容量結合板24と容量
結合板34にはインダクタンスが存在する。
て説明する。コネクタ2とコネクタ3との嵌合時には、
容量結合板24と容量結合板34が非接触の状態で一部
対向するため、容量結合板24と容量結合板34間には
それらの対向する部分の面積と対向する部分の距離に応
じた結合容量が存在する。また、容量結合板24と容量
結合板34にはインダクタンスが存在する。
【0031】この関係を等価回路で示すと図4のように
なる。ただし、容量結合板24のインダクタンスをL
1、容量結合板34のインダクタンスをL2、容量結合
板24と容量結合板25との間の結合容量(キャパシタ
ンス)をC1としている。
なる。ただし、容量結合板24のインダクタンスをL
1、容量結合板34のインダクタンスをL2、容量結合
板24と容量結合板25との間の結合容量(キャパシタ
ンス)をC1としている。
【0032】図4に示す等価回路が帯域通過特性を示す
基本的考え方を記す。インダクタンスは、図5に概略を
表すように周波数fが高くなるにつれて減衰量は増加す
る。一方、キャパシタンスは、図6に概略を表すように
周波数fが高くなるにつれて減衰量が減少する。従っ
て、図4に示す等価回路の減衰量の概略は、キャパシタ
ンスC1による減衰量とインダクタンスL1、L2によ
る減衰量との和によって表されるため、図7中の実線と
して表される。従って、容量結合板24と容量結合板3
4とに相当する等価回路は、帯域通過特性を有すること
になる。なお、図7中の点線はインダクタンスL1によ
る減衰量とインダクタンスL2による減衰量との和を表
しており、図7中の一点鎖線は、キャパシタンスC1に
よる減衰量を表している。
基本的考え方を記す。インダクタンスは、図5に概略を
表すように周波数fが高くなるにつれて減衰量は増加す
る。一方、キャパシタンスは、図6に概略を表すように
周波数fが高くなるにつれて減衰量が減少する。従っ
て、図4に示す等価回路の減衰量の概略は、キャパシタ
ンスC1による減衰量とインダクタンスL1、L2によ
る減衰量との和によって表されるため、図7中の実線と
して表される。従って、容量結合板24と容量結合板3
4とに相当する等価回路は、帯域通過特性を有すること
になる。なお、図7中の点線はインダクタンスL1によ
る減衰量とインダクタンスL2による減衰量との和を表
しており、図7中の一点鎖線は、キャパシタンスC1に
よる減衰量を表している。
【0033】さらに、等価回路の帯域通過特性について
説明する。信号挿入側から見た回路のインピーダンスZ
は、下記式(1)のように表される。
説明する。信号挿入側から見た回路のインピーダンスZ
は、下記式(1)のように表される。
【数1】 なお、Rは、信号受信側の抵抗成分を表している。
【0034】上記式(1)の第2項が0となるとき、イ
ンピーダンスZの負荷が最小となり、等価回路の減衰量
が最小となる。このときの周波数をfcとすると、周波
数fcは、下記式(2)で表される。式(1)の第2項
を0とすると、
ンピーダンスZの負荷が最小となり、等価回路の減衰量
が最小となる。このときの周波数をfcとすると、周波
数fcは、下記式(2)で表される。式(1)の第2項
を0とすると、
【数2】 となり、これを変形すると、次のようになる。
【数3】
【0035】上記式(2)から分かるように、周波数f
cの値はL1、L2およびC1の値によって変化する。
即ち、減衰量の最も小さくなる周波数fcがL1、L2
およびC1の値によって変化する。
cの値はL1、L2およびC1の値によって変化する。
即ち、減衰量の最も小さくなる周波数fcがL1、L2
およびC1の値によって変化する。
【0036】また、インピーダンスZの絶対値は、下記
式(3)で表すことができる。
式(3)で表すことができる。
【数4】
【0037】上記式(3)から分かるように、インピー
ダンスZの絶対値は、周波数fの値が同じであっても、
L1、L2およびC1の値によって変化する。即ち、等
価回路の減衰量も、周波数fの値が同じであっても、L
1、L2およびC1の値によって変化する。従って、信
号が通過する帯域幅がL1、L2およびC1の値によっ
て変化する。
ダンスZの絶対値は、周波数fの値が同じであっても、
L1、L2およびC1の値によって変化する。即ち、等
価回路の減衰量も、周波数fの値が同じであっても、L
1、L2およびC1の値によって変化する。従って、信
号が通過する帯域幅がL1、L2およびC1の値によっ
て変化する。
【0038】以上のことから、L1、L2およびC1の
値を変化させることにより、等価回路の帯域通過特性を
種々変化させることができる。
値を変化させることにより、等価回路の帯域通過特性を
種々変化させることができる。
【0039】同様に、容量結合板25と容量結合板35
間との等価回路は結合容量とインダクタンスにより決定
される帯域通過特性を有し、この結果、周波数帯域の信
号のみが、容量結合板25から容量結合板35へ、また
はその逆へ通過することになる。
間との等価回路は結合容量とインダクタンスにより決定
される帯域通過特性を有し、この結果、周波数帯域の信
号のみが、容量結合板25から容量結合板35へ、また
はその逆へ通過することになる。
【0040】次に、結合容量板24と結合容量板34と
の間の結合容量について説明する。2枚の平板電極板
(結合容量板)間の容量Cは、一般的に下記式(4)に
より表される。ただし、平板電極板の面積をS、平板電
極板間の距離をd、平板電極板間の誘電率をεとする。
の間の結合容量について説明する。2枚の平板電極板
(結合容量板)間の容量Cは、一般的に下記式(4)に
より表される。ただし、平板電極板の面積をS、平板電
極板間の距離をd、平板電極板間の誘電率をεとする。
【数5】
【0041】ここで、図8に示すように、容量結合板2
4と容量結合板34との対向する部分の面積をA1、対
向する部分の間の距離をd1とすると、容量結合板間の
結合容量C1は、上記式(4)より下記式(5)で表さ
れる。なお、本実施の形態では、容量結合板間は空気で
あるので、誘電率はε0である。
4と容量結合板34との対向する部分の面積をA1、対
向する部分の間の距離をd1とすると、容量結合板間の
結合容量C1は、上記式(4)より下記式(5)で表さ
れる。なお、本実施の形態では、容量結合板間は空気で
あるので、誘電率はε0である。
【数6】
【0042】式(5)からわかるように、対向面積A1
と対向間距離d1の値を適宜調整することにより、結合
容量C1の値を調整することができる。従って、結合容
量板24と結合容量板34との等価回路の帯域通過特性
は、上述したように結合容量C1とインダクタンスL
1、L2との値により決定されるため、対向面積A1と
対向間距離d1との調整により結合容量C1の値を所定
の値にすれば、所定の帯域通過特性を得ることができ
る。
と対向間距離d1の値を適宜調整することにより、結合
容量C1の値を調整することができる。従って、結合容
量板24と結合容量板34との等価回路の帯域通過特性
は、上述したように結合容量C1とインダクタンスL
1、L2との値により決定されるため、対向面積A1と
対向間距離d1との調整により結合容量C1の値を所定
の値にすれば、所定の帯域通過特性を得ることができ
る。
【0043】同様に、結合容量板25と結合容量板35
との等価回路の帯域通過特性は、対向面積と対向間距離
との調整により結合容量の値を所定の値にすれば、所定
の帯域通過特性を得ることができる。
との等価回路の帯域通過特性は、対向面積と対向間距離
との調整により結合容量の値を所定の値にすれば、所定
の帯域通過特性を得ることができる。
【0044】上述した本実施の形態によれば、容量結合
板間の結合容量の値を調整することにより所定の帯域通
過特性を有する電気コネクタを実現することができ、コ
ネクタ2が取り付けられるプリント基板やコネクタ3が
取り付けられたプリント基板に別途バンドパスフィルタ
部品を設けることなく、プリント基板間を伝送する信号
を所定の周波数帯域の信号のみとすることができる。ま
た、容量結合板24と容量結合板34との対向面積およ
び対向距離と、容量結合板25と容量結合板35との対
向面積および対向距離とを別の値に設定することによっ
て、異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることができる。なお、容量結合板24;25と容量結
合板34;35との間に誘電体を配置するような構成に
して、誘電体の種類、すなわち誘電率を変化させること
により結合容量の値を調整するようにしてもよい。ま
た、誘電体の種類(誘電率)、容量結合板間の対向面
積、対向間距離を適宜組み合わせて、結合容量の値を調
整するようにしてもよい。
板間の結合容量の値を調整することにより所定の帯域通
過特性を有する電気コネクタを実現することができ、コ
ネクタ2が取り付けられるプリント基板やコネクタ3が
取り付けられたプリント基板に別途バンドパスフィルタ
部品を設けることなく、プリント基板間を伝送する信号
を所定の周波数帯域の信号のみとすることができる。ま
た、容量結合板24と容量結合板34との対向面積およ
び対向距離と、容量結合板25と容量結合板35との対
向面積および対向距離とを別の値に設定することによっ
て、異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることができる。なお、容量結合板24;25と容量結
合板34;35との間に誘電体を配置するような構成に
して、誘電体の種類、すなわち誘電率を変化させること
により結合容量の値を調整するようにしてもよい。ま
た、誘電体の種類(誘電率)、容量結合板間の対向面
積、対向間距離を適宜組み合わせて、結合容量の値を調
整するようにしてもよい。
【0045】また、容量結合板24;25と容量結合板
34;35とが接触しないため、容量結合板24;25
と容量結合板34;35の劣化により生じる帯域通過特
性の変化を防止することができる。さらに、信号線S1
と信号線S2との間には導体板27が存在するため、信
号線S1、S2を伝送する信号が互いに干渉することを
防止することができる。
34;35とが接触しないため、容量結合板24;25
と容量結合板34;35の劣化により生じる帯域通過特
性の変化を防止することができる。さらに、信号線S1
と信号線S2との間には導体板27が存在するため、信
号線S1、S2を伝送する信号が互いに干渉することを
防止することができる。
【0046】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施
の形態では2本の信号線を形成する構成の場合である
が、信号線の本数は任意の本数に変更することができ
る。また、導体板26、27、28をコネクタ2に設け
る構造としているが、コネクタ3に設けてもよく、ま
た、コネクタ2とコネクタ3の両方に設けてコネクタ2
とコネクタ3の嵌合時に夫々に設けられた導体板を接触
させてグランド線を形成する構成であってもよい。さら
に、導体板26と導体板27との間に複数の信号線が形
成されるように複数の結合容量板を設けるようにしても
よい。さらに、基板対基板用の電気コネクタのみなら
ず、その他の種々の電気コネクタに応用できることはい
うまでもない。
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施
の形態では2本の信号線を形成する構成の場合である
が、信号線の本数は任意の本数に変更することができ
る。また、導体板26、27、28をコネクタ2に設け
る構造としているが、コネクタ3に設けてもよく、ま
た、コネクタ2とコネクタ3の両方に設けてコネクタ2
とコネクタ3の嵌合時に夫々に設けられた導体板を接触
させてグランド線を形成する構成であってもよい。さら
に、導体板26と導体板27との間に複数の信号線が形
成されるように複数の結合容量板を設けるようにしても
よい。さらに、基板対基板用の電気コネクタのみなら
ず、その他の種々の電気コネクタに応用できることはい
うまでもない。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の電気コネクタによれば、
第1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に第1導体と第
2導体とが離隔した状態でその一部が対向し、第1導体
と第2導体間の結合容量が所定の周波数帯域の信号を第
1導体から第2導体へ通過するように調整されているた
め、所定の帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることが可能となる。また、第1コネクタと第2コネク
タとの嵌合時に第1導体と第2導体とが接触しないた
め、電気コネクタが有する帯域通過特性の変化を防止す
ることができる。
第1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に第1導体と第
2導体とが離隔した状態でその一部が対向し、第1導体
と第2導体間の結合容量が所定の周波数帯域の信号を第
1導体から第2導体へ通過するように調整されているた
め、所定の帯域通過特性を有する電気コネクタを実現す
ることが可能となる。また、第1コネクタと第2コネク
タとの嵌合時に第1導体と第2導体とが接触しないた
め、電気コネクタが有する帯域通過特性の変化を防止す
ることができる。
【0048】請求項2記載の電気コネクタによれば、第
1導体と第2導体間の結合容量を容易に調整することが
可能となるため、所定の帯域通過特性を有する電気コネ
クタを容易に実現することが可能となる。
1導体と第2導体間の結合容量を容易に調整することが
可能となるため、所定の帯域通過特性を有する電気コネ
クタを容易に実現することが可能となる。
【0049】請求項3記載の電気コネクタによれば、第
1導体と第2導体とにより形成される複数の信号線の間
には導体板が位置することになるため、各信号線を伝送
する信号が互いに干渉することを防止することが可能と
なる。また、複数の第1導体と複数の第2導体間の結合
容量値を、夫々別の値となるように調整すれば、複数の
異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現するこ
とができる。
1導体と第2導体とにより形成される複数の信号線の間
には導体板が位置することになるため、各信号線を伝送
する信号が互いに干渉することを防止することが可能と
なる。また、複数の第1導体と複数の第2導体間の結合
容量値を、夫々別の値となるように調整すれば、複数の
異なる帯域通過特性を有する電気コネクタを実現するこ
とができる。
【図1】電気コネクタの断面斜視図である。
【図2】図1に断面斜視図を示した電気コネクタの一の
コネクタの斜視図である。
コネクタの斜視図である。
【図3】図1に断面斜視図を示した電気コネクタの他の
コネクタの斜視図である。
コネクタの斜視図である。
【図4】図1に断面斜視図を示した電気コネクタに設け
られた結合容量板に関する等価回路を示す図である。
られた結合容量板に関する等価回路を示す図である。
【図5】インダクタンスの周波数特性の概略を示す図で
ある。
ある。
【図6】キャパシタンスの周波数特性の概略を示す図で
ある。
ある。
【図7】等価回路の周波数帯域特性を説明するための概
略図である。
略図である。
【図8】容量結合板間の対向面積と対向間距離を示す図
である。
である。
1 電気コネクタ 2 コネクタ 21 ハウジング 22 端子群 23 端子群 24 容量結合板 25 容量結合板 26 導体板 27 導体板 28 導体板 3 コネクタ 31 ハウジング 32 端子群 33 端子群 34 容量結合板 35 容量結合板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA10 FA14 FA16 FB02 FB14 FC20 FC23 FC36 FC38 KA05 MA31 MB20 5J024 AA01 CA09 DA05 EA03
Claims (3)
- 【請求項1】 第1導体を有する第1コネクタと、 前記第1コネクタとの嵌合時に前記第1導体と離隔した
状態でかつ少なくとも一部が前記第1導体の一部と対向
する第2導体を有する第2コネクタとを備えており、 所定の周波数帯域の信号を前記第1導体から前記第2導
体へ通過させることができるように前記第1導体と前記
第2導体との間の結合容量が調整されていることを特徴
とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 前記第1導体と前記第2導体間の結合容
量が、前記第1導体と前記第2導体間の誘電率、前記第
1導体と前記第2導体との対向部分間の距離、または前
記第1導体と前記第2導体との対向面積により調整され
ていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 前記第1コネクタおよび前記第2コネク
タの少なくともいずれか一方に設けられた複数の前記導
体板が互いに対向しており、 前記第1コネクタには、前記第1コネクタと前記第2コ
ネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に位置
する1または複数の前記第1導体が設けられており、 前記第2コネクタには、前記第1コネクタと前記第2コ
ネクタとの嵌合時に複数の前記導体板の夫々の間に位置
し且つ前記第1導体と容量結合する1または複数の前記
第2導体が設けられていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の電気コネクタ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001092178A JP2002289309A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 電気コネクタ |
TW091103831A TW552747B (en) | 2001-03-28 | 2002-03-01 | Electrical connector |
US10/093,147 US7064626B2 (en) | 2001-03-28 | 2002-03-07 | Electrical connector |
KR10-2002-0014256A KR100485999B1 (ko) | 2001-03-28 | 2002-03-16 | 전기 커넥터 |
EP02290775A EP1246306B1 (en) | 2001-03-28 | 2002-03-27 | Electrical connector |
DE60210854T DE60210854T2 (de) | 2001-03-28 | 2002-03-27 | Elektrischer Verbinder |
CNB021082545A CN1224142C (zh) | 2001-03-28 | 2002-03-28 | 电连接器 |
HK03102414A HK1050430A1 (en) | 2001-03-28 | 2003-04-03 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001092178A JP2002289309A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002289309A true JP2002289309A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18946686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001092178A Pending JP2002289309A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 電気コネクタ |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1246306B1 (ja) |
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KR (1) | KR100485999B1 (ja) |
CN (1) | CN1224142C (ja) |
DE (1) | DE60210854T2 (ja) |
HK (1) | HK1050430A1 (ja) |
TW (1) | TW552747B (ja) |
Cited By (3)
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JP2009289723A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-12-10 | Molex Inc | コネクタ及び端子保持体 |
WO2010088584A1 (en) | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Molex Incorporated | Connector with liquid dielectric reservoir |
WO2010088582A2 (en) | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Molex Incorporated | Connector using liquid dielectric for improved performance |
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US7351120B1 (en) * | 2007-02-05 | 2008-04-01 | International Business Machines Corporation | Adjustable impedance electrical connector |
US8475181B2 (en) | 2008-06-10 | 2013-07-02 | Molex Incorporated | Capacitively coupled connector for flexible printed circuit applications |
KR101331934B1 (ko) * | 2012-05-16 | 2013-11-21 | 주식회사 텔콘 | 알에프 커넥터 |
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JPH02235417A (ja) | 1989-03-08 | 1990-09-18 | Fujitsu Ltd | 多周波数直列共振回路 |
JPH0334704A (ja) | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Harada Ind Co Ltd | 自動車ラジオ用ガラス通過型アンテナ |
JPH0341601A (ja) | 1989-07-07 | 1991-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオフロッピー記録再生装置 |
US5073761A (en) | 1990-06-05 | 1991-12-17 | Westinghouse Electric Corp. | Non-contacting radio frequency coupler connector |
JPH0629047A (ja) | 1992-07-10 | 1994-02-04 | Meidensha Corp | 電解槽の電気的接続方法 |
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JP2513430B2 (ja) | 1993-10-18 | 1996-07-03 | 日本電気株式会社 | 誘電体フィルタ |
PL179922B1 (pl) | 1996-01-02 | 2000-11-30 | Ibm | Zlacze przesylajace sygnaly radiowej czestotliwosci PL PL |
JP3011671B2 (ja) | 1997-02-18 | 2000-02-21 | 株式会社東芝 | 同軸コネクタ |
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JPH1186980A (ja) | 1997-09-02 | 1999-03-30 | Canon Inc | コネクタ |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001092178A patent/JP2002289309A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-01 TW TW091103831A patent/TW552747B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-03-07 US US10/093,147 patent/US7064626B2/en not_active Expired - Fee Related
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-
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- 2003-04-03 HK HK03102414A patent/HK1050430A1/xx not_active IP Right Cessation
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WO2010088582A2 (en) | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Molex Incorporated | Connector using liquid dielectric for improved performance |
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