JP2002289070A - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JP2002289070A
JP2002289070A JP2001088069A JP2001088069A JP2002289070A JP 2002289070 A JP2002289070 A JP 2002289070A JP 2001088069 A JP2001088069 A JP 2001088069A JP 2001088069 A JP2001088069 A JP 2001088069A JP 2002289070 A JP2002289070 A JP 2002289070A
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Hironori Oba
広紀 大場
Tatsuaki Kawase
達章 川瀬
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の薄型化に対応してスイッチの薄型
化が可能であると共に、部品点数を削減して組立性の向
上が図れるスライドスイッチを提供する。 【解決手段】 共通固定接点2と個別固定接点3a、3
bを互いに背面側が対向した状態で配設し、可動接点7
を弾性変形可能なばね材でスライド部材6のスライド方
向へ長尺状に対向して配設すると共に、対向した可動接
点7の間に共通固定接点2及び個別固定接点3a、3b
を挟持して、対向した可動接点7同士を共通固定接点2
及び個別固定接点3a、3bと摺接するスライド領域外
で連結し、この連結部7aを含む可動接点7の高さを共
通固定接点2及び個別固定接点3a、3bの突出高さよ
り低く形成し、スライド部材6の可動接点の保持部の高
さを共通固定接点2及び個別固定接点3a、3bの突出
高さ寸法と略同一となるように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の通信機器
や音響機器などの薄型の電子機器の各種操作用スイッチ
として使用される薄型スライドスイッチの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の各種操作用スイッチと
しては、図5及び図6に示す構造のものが知られてい
る。図5はスライドスイッチの斜視図、図6は同じく縦
断面図である。
【0003】この従来のスライドスイッチは、内底面に
複数の固定接点12が立設されたハウジング11と、前
記固定接点12と摺接するクリップ状の可動接点17
と、この可動接点17を保持し前記ハウジング11上を
スライド移動するスライド部材16と、このスライド部
材16を収納して前記ハウジング11上に取り付けられ
た枠体18とから構成されている。
【0004】前記ハウジング11は、合成樹脂などの絶
縁材で形成されており、このハウジング11の内底面に
は絶縁体からなる突出部11bが一対形成されている。
この突出部11bの一面側には図示しない凹凸状のカム
部が形成されており、他面側には前記固定接点12が片
面を表出して埋設されている。前記固定接点12は、導
電性の金属板で形成されており、一つの共通固定接点
(図示せず)と二つ以上の個別固定接点(図示せず)と
から形成されており、お互いに所定の間隔で離間されて
前記突出部11bに埋設されている。
【0005】前記可動接点17は、ばね性を有する導電
性の金属板で逆U字型のクリップ状に形成されており、
先端側に設けられた突起部17cが前記固定接点12と
前記突出部11bのカム部を挟んだ状態で前記ハウジン
グ11に取り付けられている。
【0006】前記スライド部材16は、合成樹脂などの
絶縁材で形成されて、前記可動接点17を保持する収納
部が形成された基板部16aと、この基板部16aから
延設され、前記枠体18の外方に突出したつまみ部16
bが形成されている。このつまみ部16bが人の指など
でスライド操作されると、前記可動接点17の突起部1
7cが前記固定接点12及び前記突出部11bのカム部
と摺接して、図示しない一つの共通固定接点と二つ以上
の個別固定接点とに選択的に接離することでスイッチの
切り換が行われる。この時、前記可動接点17の突起部
17cが前記突出部11bのカム部と摺動することによ
り切り換え時のクリック感(節度感)が得られるものと
なっている。
【0007】前記枠体18は、金属板を打ち抜き、折り
曲げ加工して箱形に形成したもので、前記スライド部材
16の基板部16aを覆うように前記ハウジング11上
に取り付けられることにより、内部に前記可動接点17
及び前記固定接点12からなる接点部を収納して保持す
るようになっている。また、対向した一対の側板部18
bには下方へ突出した脚部18dが設けられており、こ
の脚部18dが図示しない電子機器の回路基板上に半田
付けされて固着されるものとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスライドスイッチの構造においては、前記可動
接点17がクリップ状に形成され前記固定接点12を跨
ぐように挟み込むことから、摺動スペースを確保するた
めに前記固定接点12の高さよりも前記可動接点17の
高さが高くなり、スイッチの薄型化が図れないという問
題があった。
【0009】また、前記可動接点17を別部材である前
記スライド部材16によってスライド可能に保持する必
要があることから、その保持構造の厚み分が必要となり
薄型化が困難であり、部品点数が多く、組立が煩雑にな
ってしまうという問題があった。
【0010】従って本発明は、上述した問題点を解決
し、電子機器の薄型化に対応してスイッチの薄型化が可
能であると共に、部品点数を削減して組立性の向上が図
れるスライドスイッチを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、収納部を有し、この収
納部の内底面に共通固定接点及び個別固定接点が突出し
て形成されたハウジングと、このハウジングにスライド
可能に収納され、前記共通固定接点及び個別固定接点と
摺接する可動接点が保持されたスライド部材とを備え、
前記共通固定接点と個別固定接点は互いに背面側が対向
した状態で配設され、前記可動接点は弾性変形可能なば
ね材で前記スライド部材のスライド方向へ長尺状に対向
して配設されると共に、対向した前記可動接点の間に前
記共通固定接点及び個別固定接点を挟持して、対向した
前記可動接点同士を前記共通固定接点及び個別固定接点
と摺接するスライド領域外で連結し、この連結部を含む
可動接点の高さを前記共通固定接点及び個別固定接点の
突出高さより低く形成し、前記スライド部材の前記可動
接点の保持部の高さを前記共通固定接点及び個別固定接
点の突出高さ寸法と略同一となるように形成したことを
特徴とする。
【0012】また、第2の手段として、前記スライド部
材には、上面が開口された方形状の貫通孔を形成し、こ
の貫通孔の高さ内に一対の前記可動接点と、前記共通固
定接点及び個別固定接点とを横方向に並設したことを特
徴とする。
【0013】また、第3の手段として、前記可動接点
は、ばね材からなる一本の板材または線材をU字状に折
り曲げた連結部を介して対向させ、前記連結部と他端側
の両端部とを前記スライド部材の前記貫通孔の対向する
側壁部内に固着したことを特徴とする。
【0014】また、第4の手段として、前記ハウジング
の内底面に絶縁体からなる突出部を形成し、この突出部
の表裏面に絶縁体を介して前記共通固定接点及び個別固
定接点を形成したことを特徴とする。
【0015】また、第5の手段として、前記個別固定接
点を、前記スライド部材のスライド方向に複数離間させ
て形成したことを特徴とする。
【0016】また、第6の手段として、前記突出部の両
端側には、円弧面からなるカム部を形成し、一対の前記
可動接点には、対向面の一部に前記カム部と摺接する一
対の突起部を形成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスライドスイッチ
の実施の形態を図1乃至図4に示す。図1は本発明のス
ライドスイッチの分解斜視図、図2は同じく縦断面図、
図3は可動接点と固定接点との関係を示す部分平面図、
図4は可動接点と固定接点の切り替わり状態を示し、図
4Aは初期状態、図4Bは切り替わり途上の状態、図4
Cは切り替わり後の状態を示す平面図である。
【0018】図において、ハウジング1は、合成樹脂な
どの絶縁材からなり、上面が開口された方形状の箱型に
形成されている。このハウジング1の中央には収納部1
aが形成されており、この収納部1aの内底面中央には
絶縁体からなる略直方体状の突出部1bが形成されてい
る。この突出部1bの長辺側の一方の面には、導電性の
金属板からなる共通固定接点2が片面を表出して埋設さ
れており、これと対向する他方の面には、同じく導電性
の金属板からなる一対の個別固定接点3a、3bが絶縁
体を介して所定の間隔を維持して離間されて、片面を表
出して埋設されている。すなわち、前記共通固定接点2
と一対の前記個別固定接点3a、3bとは、前記突出部
1bの表裏面に絶縁体を介して背中合わせに対向して埋
設されたものとなっている。
【0019】このように、前記共通固定接点2と一対の
前記個別固定接点3a、3bを、前記突出部1bの表裏
面に絶縁体を介して背中合わせに対向して埋設すること
により、固定接点部の構造が簡易となり、小型化が図れ
るものとなる。
【0020】また、前記共通固定接点2と一対の個別固
定接点3a、3bとは、前記突出部1bの長辺方向に沿
って形成されており、前記共通固定接点2は連続した一
枚の金属板で形成されている。また、前記突出部1bの
短辺側の対向する一対の面には、中央が外方に突出する
ように円弧面が形成されており、この円弧面が後述する
可動接点7の突起部7cが摺接してクリック感(節度
感)を発生させるためのカム部1cとなっている。
【0021】また、前記収納部1aの内底面には、前記
共通固定接点2及び個別固定接点3a、3bと接続さ
れ、前記ハウジング1の外方に突出形成された接続端子
4に接続される導電部5が引き回されて埋設されてい
る。前記接続端子4が、図示しない電子機器の回路基板
上の回路パターンに接続されて、信号が送信されること
で電気回路の切換が行われるものとなっている。
【0022】また、前記ハウジング1には、長辺側の一
側部中央に切り欠き部1dが形成されており、この切り
欠き部1dに後述するスライド部材6のつまみ部6bが
挿通されるものとなっている。また、前記ハウジング1
の短辺側には一対の係合突起1eが形成されており、こ
の係合突起1eに後述する枠体8の係合凹部8cが係合
されるものとなっている。
【0023】スライド部材6は、合成樹脂などの絶縁材
で薄板状に形成されており、長方形状の基板部6aと、
この基板部6aの一方から突出して形成された方形状の
つまみ部6bが形成されている。前記基板部6aには、
上面が開口して上下に貫通する長方形状の貫通孔6cが
形成され、この貫通孔6c内に弾性変形可能なばね材で
前記スライド部材6のスライド方向へ長尺状に対向した
状態で一対の可動接点7が配設されている。
【0024】前記可動接点7は、導電性のばね材からな
る一本の板材が、その中央でU字状に折り曲げられるこ
とにより対向されて形成されており、この折り曲げ部か
らなる連結部7aと他端側の両端部7b、7bとが、前
記スライド部材6の前記貫通孔6cの短辺側の対向する
側壁部内にインサート成形などの方法で一体に成形され
て固着されたものとなっている。また、対向された前記
可動接点7には、対向面の一部に一対の突起部7c、7
cが形成されている。尚、前記可動接点7は、導電性の
ばね材であれば一本の線材で形成するようにしてもよ
い。
【0025】この場合、前記可動接点7は、導電性のば
ね材からなる一本の板材あるいは線材を使用し、この板
材あるいは線材をその中央でU字状に折り曲げられるこ
とにより対向して形成することから、簡単な構成で容易
に可動接点が形成できる。また、連結部7aと両端部7
b、7bとを前記スライド部材6の貫通孔6cの側壁部
内にインサート成形して一体に成形することから、一部
品となり、部品点数が削減され、組立作業性が向上され
るものとなっている。
【0026】そして、対向された前記可動接点7の間に
は、前記ハウジング1の内底面に突出形成された前記突
出部1bが挟持されるようになっており、前記可動接点
7に設けられた一対の前記突起部7c、7cが、前記ハ
ウジング1の突出部1bの表裏面に形成された、前記共
通固定接点2や個別固定接点3a、3b、及び前記カム
部1cと摺接することにより、スイッチの切り換え、及
び切り換え時のクリック感が得られるものとなってい
る。
【0027】この場合、前記可動接点7の高さ(幅)
は、前記スライド部材6の貫通孔6cの高さ内に配置さ
れるように形成されており、また、対向した前記可動接
点7同士を、前記共通固定接点2及び個別固定接点3
a、3bと摺接するスライド領域外で連結するようにし
て、この連結部7aを含む前記可動接点7の高さ(幅)
を、前記共通固定接点2及び個別固定接点3a、3bの
突出高さより低く形成してあることから、前記スライド
部材6に形成された前記可動接点7の保持部の高さを、
前記共通固定接点2及び個別固定接点3a、3bの突出
高さとほぼ同一の高さに抑えることができるため、スイ
ッチの薄型化が図れるものとなっている。
【0028】また、前記スライド部材6に、上面が開口
された方形状の前記貫通孔6cを形成して、この貫通孔
6cの高さ内に一対の前記可動接点7と、前記共通固定
接点2及び個別固定接点3a、3bとを横方向に平行に
配置するようにしたことから、前記可動接点7の上面を
前記スライド部材6の天井面が覆う必要がないため、前
記スライド部材6の高さを更に薄くすることが可能とな
っている。
【0029】枠体8は、平板状の金属板を打ち抜き、折
り曲げて略U字状に形成したもので、長方形状の上板部
8aと、この上板部8aの両端部に下方に屈曲された側
板部8bが形成されている。この側板部8bの両側部に
は、前記ハウジング1に設けられた前記係合突起1eに
係合する係合凹部8cが設けられており、この係合凹部
8cと前記係合突起1eが係合することにより、前記ハ
ウジング1の上面開口部を覆うように、前記ハウジング
1上面に取り付けられるものとなっている。
【0030】次に、上記構成のスライドスイッチの動作
を図4を用いて説明する。図4Aは初期の状態を示し、
この時、前記スライド部材6のつまみ部6bは、前記ハ
ウジング1の切り欠き部1dの図示左側に位置されてい
る。この状態では、前記可動接点7の突起部7cは、前
記ハウジング1の内底面に形成された前記突出部1bの
表裏面に設けられた、前記共通固定接点2と図示左側の
前記個別固定接点3aとに接触しており、この間で回路
がオン状態となっている。
【0031】次に、図4Bに示すように、前記つまみ部
6bを指などで図示右方向へ操作すると、前記可動接点
7は、前記突出部1bの表裏面を摺動して、前記突起部
7cが前記突出部1bの左端面に設けられた前記カム部
1cから離間してほぼ中央位置に移動する。この状態で
は、前記可動接点7の突起部7cは、前記共通固定接点
2とは接触しているが、図示左側の前記個別固定接点3
aとは離間した状態となっており、回路がオフ状態とな
る。
【0032】次に、図4Cに示すように、前記つまみ部
6bを指などで図示右方向へ更に操作すると、前記可動
接点7は、前記突出部1bの表裏面を更に摺動して、前
記突起部7cが前記突出部1bの右端面に設けられた前
記カム部1cに当接した状態となる。この状態では、前
記可動接点7の突起部7cは、前記ハウジング1の内底
面に形成された前記突出部1bの表裏面に設けられた、
前記共通固定接点2と図示右側の前記個別固定接点3b
とに接触しており、この間で回路がオン状態となりスイ
ッチの回路が切り替わるものとなる。
【0033】この時、前記可動接点7の突起部7cが、
前記突出部1bの両端面に設けられた前記カム部1c、
1c間を移動する際に、拡開されることで長尺状に設け
られた前記可動接点7が弾性変形することにより、切り
換え時のクリック感(節度感)が得られるものとなって
いる。
【0034】このように、前記突出部1bの両端面に円
弧面からなる前記カム部1cを形成し、このカム部1c
と前記可動接点7の突起部7cとを摺接させるだけでス
ライド操作時のクリック感(節度感)を得ることができ
ることから、構成が簡易となり、小型化や廉価対応が可
能となっている。
【0035】尚、上記構成では、前記個別固定接点3
a、3bは一対形成されたものとなっているが、個別固
定接点は前記突出部1bの一方の面に複数個並べて形成
するようにしてもよく、この場合には、一つのスライド
スイッチで複数の回路や接点の切換が可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスライド
スイッチは、収納部を有し、この収納部の内底面に共通
固定接点及び個別固定接点が突出して形成されたハウジ
ングと、このハウジングにスライド可能に収納され、共
通固定接点及び個別固定接点と摺接する可動接点が保持
されたスライド部材とを備え、共通固定接点と個別固定
接点は互いに背面側が対向した状態で配設され、可動接
点は弾性変形可能なばね材でスライド部材のスライド方
向へ長尺状に対向して配設されると共に、対向した可動
接点の間に共通固定接点及び個別固定接点を挟持して、
対向した可動接点同士を共通固定接点及び個別固定接点
と摺接するスライド領域外で連結し、この連結部を含む
可動接点の高さを共通固定接点及び個別固定接点の突出
高さより低く形成し、スライド部材の可動接点の保持部
の高さを共通固定接点及び個別固定接点の突出高さ寸法
と略同一となるように形成したことから、スライド部材
に形成された可動接点の保持部の高さを、共通固定接点
及び個別固定接点の突出高さとほぼ同一の高さに抑える
ことができるため、スイッチの薄型化が図れるものとな
る。
【0037】また、スライド部材には、上面が開口され
た方形状の貫通孔を形成し、この貫通孔の高さ内に一対
の可動接点と、共通固定接点及び個別固定接点とを横方
向に並設したことから、可動接点の上面をスライド部材
の天井面が覆う必要がないため、スライド部材の高さを
更に薄くすることが可能となる。
【0038】また、可動接点は、ばね材からなる一本の
板材または線材をU字状に折り曲げた連結部を介して対
向させ、連結部と他端側の両端部とをスライド部材の貫
通孔の対向する側壁部内に固着したことから、簡単な構
成で容易に可動接点が形成できると共に、部品点数が削
減され、組立作業性が向上される。
【0039】また、ハウジングの内底面に絶縁体からな
る突出部を形成し、この突出部の表裏面に絶縁体を介し
て共通固定接点及び個別固定接点を形成したことから、
固定接点部の構造が簡易となり、スイッチの小型化が図
れるものとなる。
【0040】また、個別固定接点を、スライド部材のス
ライド方向に複数離間させて形成したことから、一つの
スライドスイッチで複数の回路や接点の切換が可能とな
る。
【0041】また、突出部の両端側には、円弧面からな
るカム部を形成し、一対の可動接点には、対向面の一部
にカム部と摺接する一対の突起部を形成したことから、
このカム部と可動接点の突起部とを摺接させるだけでス
ライド操作時のクリック感(節度感)を得ることができ
るため、構成が簡易となり、小型化や廉価対応が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスライドスイッチを示
す分解斜視図である。
【図2】本発明の同じくスライドスイッチを示す縦断面
図である。
【図3】本発明の同じく可動接点と固定接点との関係を
示す部分平面図である。
【図4】本発明の同じく可動接点と固定接点の切り替わ
り状態を示す平面図である。
【図5】従来のスライドスイッチを示す斜視図である。
【図6】従来のスライドスイッチを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b 突出部 1c カム部 1d 切り欠き部 1e 係合突起 2 共通固定接点 3a,3b 個別固定接点 4 接続端子 5 導電部 6 スライド部材 6a 基板部 6b つまみ部 6c 貫通孔 7 可動接点 7a 連結部 7b 端部 7c 突起部 8 枠体 8a 上板部 8b 側板部 8c 係合凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有し、この収納部の内底面に共
    通固定接点及び個別固定接点が突出して形成されたハウ
    ジングと、このハウジングにスライド可能に収納され、
    前記共通固定接点及び個別固定接点と摺接する可動接点
    が保持されたスライド部材とを備え、前記共通固定接点
    と個別固定接点は互いに背面側が対向した状態で配設さ
    れ、前記可動接点は弾性変形可能なばね材で前記スライ
    ド部材のスライド方向へ長尺状に対向して配設されると
    共に、対向した前記可動接点の間に前記共通固定接点及
    び個別固定接点を挟持して、対向した前記可動接点同士
    を前記共通固定接点及び個別固定接点と摺接するスライ
    ド領域外で連結し、この連結部を含む可動接点の高さを
    前記共通固定接点及び個別固定接点の突出高さより低く
    形成し、前記スライド部材の前記可動接点の保持部の高
    さを前記共通固定接点及び個別固定接点の突出高さ寸法
    と略同一となるように形成したことを特徴とするスライ
    ドスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記スライド部材には、上面が開口され
    た方形状の貫通孔を形成し、この貫通孔の高さ内に一対
    の前記可動接点と、前記共通固定接点及び個別固定接点
    とを横方向に並設したことを特徴とする請求項1記載の
    スライドスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記可動接点は、ばね材からなる一本の
    板材または線材をU字状に折り曲げた連結部を介して対
    向させ、前記連結部と他端側の両端部とを前記スライド
    部材の前記貫通孔の対向する側壁部内に固着したことを
    特徴とする請求項2記載のスライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの内底面に絶縁体からな
    る突出部を形成し、この突出部の表裏面に絶縁体を介し
    て前記共通固定接点及び個別固定接点を形成したことを
    特徴とする請求項1、又は2記載のスライドスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記個別固定接点を、前記スライド部材
    のスライド方向に複数離間させて形成したことを特徴と
    する請求項4記載のスライドスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記突出部の両端側には、円弧面からな
    るカム部を形成し、一対の前記可動接点には、対向面の
    一部に前記カム部と摺接する一対の突起部を形成したこ
    とを特徴とする請求項4記載のスライドスイッチ。
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