JP2002288889A - 光ディスク原盤露光装置 - Google Patents

光ディスク原盤露光装置

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JP2002288889A
JP2002288889A JP2001083981A JP2001083981A JP2002288889A JP 2002288889 A JP2002288889 A JP 2002288889A JP 2001083981 A JP2001083981 A JP 2001083981A JP 2001083981 A JP2001083981 A JP 2001083981A JP 2002288889 A JP2002288889 A JP 2002288889A
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signal
asynchronous
irradiation
optical disk
moving
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JP2001083981A
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Takashi Obara
隆 小原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度送りを実現できる光ディスク原盤露光
装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク原盤2にレーザ光41を照射
し情報を記録する光ディスク原盤露光装置において、モ
ータ4のシャフト7の回転方向の角度位置を検出し角度
位置信号を出力する検出器5と、スライダ16の位置を
検出し位置検出信号を出力する検出器40と、スライダ
16の移動方向に沿った原盤2の変位を検出し変位検出
信号を出力する検出器6を設ける。また角度位置信号と
変位検出信号に基づき、シャフト7の基準位置からの現
在角度位置における非同期回転振れを算出する非同期回
転振れ算出手段(1)27と、角度位置信号、及びスライ
ダ16の移動目標値信号と位置検出信号との差分信号に
基づいて、スライダ16の基準位置からの現在角度位置
における非同期送りずれを算出する非同期送りずれ算出
手段24と、非同期回転振れ算出手段(1)27と非同期
送りずれ算出手段24との出力信号の和信号に基づいて
偏向器13を制御し照射スポット位置を調整する手段を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク原盤露
光装置に係り、特に隣接するトラックの溝間隔を高精度
に露光することのできる光ディスク原盤露光装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク原盤露光装置(マスタ
リング装置)は、特開平10−293928号公報に示
されているように、移動ステージに搭載されたターンテ
ーブルと、ターンテーブル上の光ディスク原盤に光を照
射するヘッドとが設けられている。装置本体には移動手
段が設けられ、移動ステージは移動手段によってターン
テーブルの直径方向に移動する。また、装置本体には微
小移動手段が設けられ、ヘッドの位置を微小移動手段に
よって補正することができる。
【0003】また、特開平10−261245号公報に
は、レーザ干渉計またはレーザホロスケールを搭載し、
送りスライダの微量な送りムラを検出し、それを音響光
学光偏向器による記録レーザの光偏向で送り、スライダ
の微量な送りムラを光学的に補正することが、また、送
りスライダと記録ヘッドをピエゾアクチュエータを介し
一体化し、ピエゾアクチュエータの伸縮により、記録ヘ
ッドを動作させることで送りスライダの微量な送りムラ
を補正することがそれぞれ提案されている。
【0004】さらに、特開平8−329476号公報に
は、スライダに第1微動テーブルを設けるとともに、対
物レンズを有する第2微動テーブルを第1微動テーブル
に接続し、また第1微動テーブルの位置を微調整する圧
電素子を第2微動テーブルに設けて、スライダの振動と
同じ距離だけ、第1微動テーブルを振動方向と逆向きに
移動させることにより、スライダの振動を打ち消すよう
にした光ディスク原盤露光装置が提案されている。
【0005】なお、特開平9−190651号公報に
は、ターンテーブル非同期振れ(回転角度に無関係な振
れ)のトラックピッチへの影響をなくす方法が提案され
ている。この公報では、ターンテーブルの半径方向に非
接触にて変位センサーを設けて、ターンテーブルの原点
パルス信号をトリガとして、予めターンテーブルの各回
転位置での振れ量を計測し、各回転角位置ごとの振れ量
を平均した平均値をメモリに蓄積しておき、露光時には
測定した振れ量から各回転角の位置に対応する平均値を
減算し非同期振れ量のみを出力し、この出力値で露光光
の照射位置を調整手段で補正していくように構成されて
いる。この場合、光ディスク原盤露光装置ではターンテ
ーブルの各回転角の位置に無関係な非同期振れがリアル
タイムに出力できることから、露光中でもトラックピッ
チの精度に重大な悪影響を及ぼす非同期振れを作業中に
直ちに把握でき露光作業を中止することができ、また露
光光の照射位置を補正することで、ターンテーブルの非
同期振れによる影響を受けない送り機構としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち、特開平10−261245号公報では、
レーザ干渉計またはレーザホロスケールは送りスライダ
の微量な送りムラを検出するために設けられているが、
光ディスク原盤上に形成される記録溝のピッチ精度は、
ターンテーブルと移動台の相対的な振れにて決定される
ため、送りスライダのみの検出量から送り補正を行って
も補正精度が悪く露光品質上好ましくない。
【0007】また、特開平8−329476号公報で
は、スライダの振動と同じ距離だけ、第1微動テーブル
を振動方向と逆向きに移動させることにより、スライダ
の振動を打ち消す構成としているが、これも上記公報の
場合と同様に送りスライダーのみの検出量から送り補正
を行っているので補正精度が悪く露光品質上好ましくな
い。
【0008】さらに、特開平10−293928号公報
では、装置本体に固着されたレーザ測長計のレーザ光が
微小移動手段を介して装置本体に固定されて光を照射す
るヘッド側面と、ディスク原盤を支持するターンテーブ
ルが搭載されている移動ステージのターンテーブル側面
に照射して、ヘッドの装置本体に対する位置と、ターン
テーブルの装置本体に対する位置との差分に基づいて微
小移動手段により、この移動ステージの移動位置に対し
てこのヘッドの位置が補正されるように構成している。
通常、ディスク原盤は、外径に対して数十μm程度の偏
心、言い換えれば、数十μm程度の偏重心にてターンテ
ーブル上に搭載される。そのため、回転時に働く遠心力
により、回転部が振れ回り振動を発生するのでターンテ
ーブル側面のレーザ照射位置と反射角度が回転角ととも
に変わってしまうため、正確な送り方向の差分が計測で
きず、その信号に基づいて微小移動手段を動作させてし
まうと正確な補正動作ができず、逆にピッチ変動を発生
し露光品質上好ましくない。
【0009】また、上記3つの公報では、送り方向の補
正機構として光学ヘッド先端もしくは光学ヘッド筐体に
ピエゾアクチュエータを取り付ける構成のため、構造が
複雑で組立調整が困難であり、また、機械剛性が低下
し、送り系のサーボゲインを高く設定できないので制御
上好ましくない。
【0010】さらに、上記3つの公報では、送り方向の
補正機構しか設けられていない。そのため、回転変動に
伴って発生する、送り方向と垂直な方向の補正ができ
ず、露光品質上好ましくない。
【0011】本発明は、高精度送りを実現し、露光品質
の向上を図ることのできる光ディスク原盤露光装置を提
供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、光ディスク原盤を搭載し該
光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動手段と、情報記
録信号に基づいて前記光ディスク原盤に記録ビームを照
射する照射手段と、前記記録ビームの前記光ディスク原
盤上での照射スポット位置を制御する照射位置制御手段
と、前記回転駆動手段が有するシャフトの回転方向の角
度位置を検出し角度位置信号を出力する角度位置検出手
段と、前記角度位置検出信号に基づいて前記回転駆動手
段の動作を制御する回転制御手段と、前記照射手段もし
くは前記回転駆動手段を搭載し前記光ディスク原盤の半
径方向に移動自在な移動手段と、前記移動手段の位置を
検出し位置検出信号を出力する位置検出手段と、前記位
置検出信号に基づいて前記移動手段の動作を制御する移
動制御手段とを備えた光ディスク原盤露光装置におい
て、前記移動手段の移動方向に沿った、前記光ディスク
原盤の変位を検出し変位検出信号を出力する変位検出手
段を設け、前記照射位置制御手段は、前記角度位置信号
および前記変位検出信号に基づいて、前記シャフトの基
準位置からの現在角度位置における非同期回転振れを算
出する非同期回転振れ算出手段と、前記角度位置信号、
および前記移動手段の移動目標値信号と前記位置検出信
号との差分信号に基づいて、前記移動手段の基準位置か
らの現在角度位置における非同期送りずれを算出する非
同期送りずれ算出手段と、前記非同期回転振れ算出手段
の出力信号と前記非同期送りずれ算出手段の出力信号と
の和信号に基づいて、前記照射スポット位置を調整する
照射位置調整手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項1の構成によれば、移動手段と回転
駆動手段の相対的な非同期位置変動が記録ビームの照射
スポット位置を調節することによって補正可能となり、
移動手段による送り精度が向上し、さらには露光品質も
向上する。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記非同期送りずれ算出手段は、所定周期分サンプ
リングして取り込んだ移動目標値信号と前記位置検出信
号との差分信号を平均して算出した1周期分の角度位置
に対応する差分を前記移動手段の基準差分とする基準差
分算出手段と、現在差分から前記基準差分を減算して現
在角度位置における非同期送りずれを算出する減算手段
とを備えたことを特徴としている。
【0015】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
おいて、前記非同期回転振れ算出手段は、所定周期分サ
ンプリングして取り込んだ前記変位検出信号を平均して
算出した1周期分の角度位置に対応する変位を前記シャ
フトの基準位置とする回転基準位置算出手段と、現在変
位から前記基準位置を減算して現在角度位置における非
同期回転ずれを算出する減算手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0016】請求項2または請求項3の構成によれば、
非同期送りずれまたは非同期回転振れを簡単な構成で算
出できるので、検出装置を安価に実現できる。
【0017】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記照射手段は、光ビームを記録用ビームとする光
ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前
記非同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非同期送り
ずれ算出手段の出力信号との和信号に基づいて、光ビー
ムの照射方向を前記光ディスク原盤の半径方向に偏向す
る偏向器を有することを特徴としている。
【0018】請求項4の構成によれば、照射位置調節手
段が機械系の剛性に関与しないので、機械剛性が向上す
る。その結果、送り系のサーボゲインを高く設定でき、
送り精度が向上するとともに、露光品質も向上する。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項1におい
て、前記照射手段は、電子ビームを記録用ビームとする
電子ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手段
は、前記非同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非同
期送りずれ算出手段の出力信号との和信号に基づいて、
電子ビームの照射方向を前記光ディスク原盤の半径方向
に偏向する偏向電極を有することを特徴としている。
【0020】請求項5の構成によれば、請求項4の場合
と同様に、送り精度が向上するとともに、露光品質も向
上する。
【0021】請求項6に係る発明は、光ディスク原盤を
搭載し該光ディスク原盤を回転駆動する回転駆動手段
と、情報記録信号に基づいて前記光ディスク原盤に記録
ビームを照射する照射手段と、前記記録ビームの前記光
ディスク原盤上での照射スポット位置を制御する照射位
置制御手段と、前記回転駆動手段が有するシャフトの回
転方向の角度位置を検出し角度位置信号を出力する角度
位置検出手段と、前記角度位置検出信号に基づいて前記
回転駆動手段の動作を制御する回転制御手段と、前記照
射手段もしくは前記回転駆動手段を搭載し前記光ディス
ク原盤の半径方向に移動自在な移動手段と、前記移動手
段の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出手段
と、前記位置検出信号に基づいて前記移動手段の動作を
制御する移動制御手段とを備えた光ディスク原盤露光装
置において、前記移動手段の移動方向に沿った、前記光
ディスク原盤の変位を検出し第1変位検出信号を出力す
る第1の変位検出手段と、前記移動手段の移動方向と直
交する方向に沿った、前記光ディスク原盤の変位を検出
し第2変位検出信号を出力する第2の変位検出手段とを
設け、前記照射位置制御手段は、前記角度位置信号およ
び前記第1変位検出信号に基づいて、前記シャフトの基
準位置からの現在角度位置における、前記移動手段の移
動方向の非同期回転振れを算出する第1の非同期回転振
れ算出手段と、前記角度位置信号、および前記移動手段
の移動目標値信号と前記位置検出信号との差分信号に基
づいて、前記移動手段の基準位置からの現在角度位置に
おける非同期送りずれを算出する非同期送りずれ算出手
段と、前記角度位置信号および前記第2変位検出信号に
基づいて、前記シャフトの基準位置からの現在角度位置
における、前記移動手段の移動方向と直交する方向の非
同期回転振れを算出する第2の非同期回転振れ算出手段
と、前記第1の非同期回転振れ算出手段の出力信号と前
記非同期送りずれ算出手段の出力信号との和信号に基づ
いて、前記移動手段の移動方向に沿った方向の照射スポ
ット位置を調整するとともに、前記第2の非同期回転振
れ算出手段の出力信号に基づいて、前記移動手段の移動
方向と直交する方向の照射スポット位置を調整する照射
位置調整手段とを備えたことを特徴としている。
【0022】請求項6の構成によれば、移動手段の移動
方向に直交する方向の非同期変動に対しても補正が可能
となり、送り精度と露光品質をより一層向上させること
ができる。
【0023】請求項7に係る発明は、請求項6におい
て、前記照射手段は、光ビームを記録用ビームとする光
ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前
記第2の非同期回転振れ算出手段の出力信号に基づい
て、光ビームの照射方向を前記移動手段の移動方向と直
交する方向に偏向する偏向器を有することを特徴として
いる。
【0024】また、請求項8に係る発明は、請求項6に
おいて、前記照射手段は、電子ビームを記録用ビームと
する電子ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手
段は、前記第2の非同期回転振れ算出手段の出力信号に
基づいて、電子ビームの照射方向を前記移動手段の移動
方向と直交する方向に偏向する偏向電極を有することを
特徴としている。
【0025】請求項7または請求項8の構成によれば、
照射位置調節手段が機械系の剛性に関与しないので、機
械剛性が向上し、送り系のサーボゲインを高く設定で
き、送り精度が向上するとともに、露光品質も向上す
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
光ディスク原盤露光装置の全体構成を示しており、
(a)は上面図、(b)は一部を断面で示した側面図で
ある。基台20は、図示していない除振機構(例えば、
空気圧によるサーボマウンタ)上に設置され、その基台
20には、外部より供給される圧縮空気によって静圧浮
上するスライダ16を案内するためのガイド17が固着
されている。スライダ16の上面には移動台14の一端
部が固定され、その移動台14の他端部には折り返しミ
ラー14と集光手段14が取り付けられている。そし
て、レーザ光源10からのレーザ光41は、変調器12
および偏向器13を経て折り返しミラー14で反射され
た後、集光手段15に導かれて集光される。ここで、集
光手段15は、例えば、高開口数(NA≧0.9)を有
する対物レンズを搭載したボイスコイルアクチュエータ
で構成されている。さらに、スライダ16の下部には、
光ディスク原盤2の半径方向の位置を検出する位置検出
手段40が設けられている。この位置検出手段40は、
集光手段15の送り方向の位置を計測する受光部18と
スケール19から構成された光学式リニアエンコーダで
ある。本実施の形態では、スケール19がスライダ16
に固定され、受光部18が基台20に固定されている
が、受光部18をスライダ16に固定し、スケール19
を基台20に固定してもよい。
【0027】基台20には集光手段15に略対向する位
置に穴部20Aが形成され、この穴部20Aには光ディ
スク原盤2を吸着固定可能な回転駆動手段42が固定さ
れている。回転駆動手段42は、光ディスク原盤2が載
置されるターンテーブル1と、ターンテーブル1を支持
し、外部より供給される圧縮空気によりスラスト方向お
よびラジアル方向に静圧浮上するとともに回転自在なエ
アスピンドル3と、エアスピンドル3を回転駆動するA
C同期モータ4と、回転角度を検出する光学式ロータリ
ーエンコーダ5とから構成されている。
【0028】位置検出手段40からの位置検出信号35
は移動制御回路8に取り込まれ、移動制御回路8からは
動作出力32がスライダ16の図示していない駆動部
(例えばDCリニアモータ等)に出力される。また、移
動制御回路8から出力される送り差分信号(送り指令信
号と位置検出信号との差)38は後述する照射位置制御
手段43に入力されている。さらに、光学式ロータリー
エンコーダ5からの検出信号37は、一般的に一周を数
千等分割したA相、B相パルスと、一周に1回発生する
Z相パルスとから構成され、その検出信号37は回転制
御回路9に取り込まれる。そして回転制御回路9は制御
信号38をAC同期モータ4に出力する。また、回転制
御回路9に取り込まれた光学式ロータリーエンコーダ5
のZ相出力36は、送り動作と回転動作の協調をはかる
ために移動制御回路8に入力されている。さらに、移動
制御回路8および回転制御回路9には、装置全体を制御
する全体制御回路21からの制御信号34,35が入力
されている。また、全体制御回路21からの制御信号4
5は記録信号生成器44に取り込まれ、記録信号生成器
44は変調器12に対して制御信号を出力する。
【0029】次に、照射位置補正する機構について説明
する。ターンテーブル1に載置された光ディスク原盤2
の外周面に対向して変位検出手段(1)6が設けられてい
る。この変位検出手段(1)6は、光ディスク原盤2の送
り方向(スライダ16の移動方向)の回転部振れ(回転
振動)を計測するためのもので、例えば静電容量型の非
接触変位センサからなり、取付板39を介して基台20
に固定されている。変位検出手段(1)6からの検出信号
36は増幅器(1)22に取り込まれ、さらにローパスフ
ィルタであるLPF(1)23を介して非同期回転振れ算
出手段(1)27に入力された後、非同期回転振れ算出手
段(1)27から出力信号30として加算器28に出力さ
れる。
【0030】また、移動制御手段8からの送り差分信号
38は増幅器(2)25に取り込まれ、さらにローパスフ
ィルタであるLPF(2)26を介して非同期送りずれ算
出手段24に入力された後、非同期送りずれ算出手段2
4から出力信号31として加算器28に出力される。出
力信号30,31は加算器28で加算され、出力信号3
2として照射位置調整回路(29)に出力される。そし
て、照射位置調整回路29からの出力33は、図の上下
方向にレーザ光41を偏向させるための偏光器13に入
力される。
【0031】次に、非同期送りずれ算出手段24および
非同期回転振れ算出手段(1)27について、図2および
図3を用いて説明する。非同期送りずれ算出手段24
は、CPU(1)52a、カウンタ(1)53a、A/D変換
器(1)54a、ROM(1)55a、RAM(1)56a、D
/A変換器(1)57aから構成されている。CPU(1)5
2aには、光学式ロータリーエンコーダ5のA相パルス
信号が入力され、またカウンタ(1)53aには、A相パ
ルス信号と一周に1回発生するZ相パルス信号が入力さ
れている。ここで、Z相パルス信号はカウンタ(1)53
aのリセット信号として用いられている。さらにA/D
変換器(1)54aにはLPF(2)26の出力が入力され、
またD/A変換器(1)57aの出力信号は加算器28に
入力されている。
【0032】非同期送りずれの算出は、まず、図3
(a)のフローチャートに示すように、所定周期分(N
個)の送り差分信号を取込した後、平均値を計算してそ
の送り基準差分波形をRAM(1)56aに記憶する。次
に、光ディスク原盤2への記録開始と同時に図3(b)
のフローチャートに示すように現在角度θを取り込み、
その時の送り差分Xfi(θ)の値からRAM(1)56
aから読み込んだ送り基準差分波形を減算して算出す
る。
【0033】同様に、非同期回転振れ算出手段(1)27
は、CPU(2)52b、カウンタ(2)53b、A/D変換
器(2)54b、ROM(2)55b、RAM(2)56b、D
/A変換器(2)57bから構成されている。CPU(2)5
2bには、光学式ロータリーエンコーダ5のA相パルス
信号が入力され、またカウンタ(2)53bには、A相パ
ルス信号と一周に1回発生するZ相パルス信号が入力さ
れている。ここで、Z相パルス信号は、上記同様にカウ
ンタ(2)53bのリセット信号として用いられている。
さらにA/D変換器(2)54bにはLPF(1)23の光デ
ィスク原盤2変位出力が入力され、またD/A変換器
(2)57bの出力信号は加算器28に入力されている。
【0034】非同期回転振れの算出は、まず、図4
(a)のフローチャートに示すように、所定周期分(N
個)の変位信号を取込した後、平均値を計算してその回
転基準位置波形をRAM(2)56bに記憶する。次に、
光ディスク原盤2への記録開始と同時に図4(b)のフ
ローチャートに示すように現在角度θを取り込み、その
時の変位信号Xri(θ)の値からRAM(2)56bか
ら読み込んだ回転基準波形を減算して算出する。
【0035】非同期送りずれ算出結果は、D/A変換器
(1)57aに、また非同期回転振れ算出結果はD/A変
換器(2)57bに逐次送出され、D/A変換器(1)57
a、D/A変換器(2)57bの出力信号は加算器28に
送出され、和信号を生成して照射位置調整回路29に送
出される。照射位置調整回路29はこの信号に基づいて
偏光器13を駆動して照射位置を補正する。
【0036】以上述べた信号の流れを図5、図6、図7
に示す。ここで、送り基準差分信号と回転基準位置信号
は記録開始前に予め計測する必要があることは言うまで
もない。
【0037】本実施の形態によれば、隣接トラックピッ
チの変動原因であるスライダ16と回転駆動手段42の
相対的な非同期位置変動を、レーザ光41の照射位置を
調節することによって補正可能となる。 (実施の形態2)次に、実施の形態2について説明す
る。図8は、本発明の実施の形態2による光ディスク原
盤露光装置の全体構成を示した図である。なお、実施の
形態1と同じ構成の部分には同じ符号を記し、その詳細
な説明は省略する。
【0038】基台20の上には真空チャンバ72が設け
られ、この真空チャンバ72の上部には電子ビーム鏡筒
73が取り付けられている。また基台20上には、真空
チャンバ72内で電子ビーム鏡筒73に対向する位置
に、ステージ可動体16Aが設けられ、このステージ可
動体16Aの上面には回転駆動手段42が設置されてい
る。ステージ可動体16Aは図の左右方向に移動自在
で、基台20上に固定されたガイド17によって案内さ
れる。
【0039】また、基台20上には真空チャンバ72の
外部に、取付板75に固定された送りモータ46が設け
られている。送りモータ46としては、ステッピングモ
ータやDCモータ等がよい。送りモータ46には送りネ
ジ74が連結され、この送りネジ74はステージ可動体
16Aに形成されたネジ穴に螺合している。これによ
り、送りネジを送りモータ46で回転駆動すると、ステ
ージ可動体16Aを図の左右方向に移動させることがで
きる。
【0040】電子ビーム鏡筒73の内部には、電子銃5
1、集束レンズ50、ブランキング電極49、偏向電極
48、対物レンズ47が設けられている。そして、ブラ
ンキング電極49に記録信号生成器44からの出力信号
が入力されるように構成されている。また本実施の形態
では、照射位置制御手段43の出力信号が偏向電極48
に入力されており、実施の形態1と同様に隣接トラック
ピッチの変動原因である移動手段16と回転駆動手段4
2の相対的な非同期位置変動を記録ビームである電子ビ
ーム41Aの照射位置を調節することによって補正可能
となる。 (実施の形態3)次に、実施の形態3について説明す
る。図9は、本発明の実施の形態3による光ディスク原
盤露光装置の全体構成を示した図である。なお、実施の
形態1・2と同じ構成の部分には同じ符号を記し、その
詳細な説明は省略する。
【0041】本実施の形態では、実施の形態1に比べ
て、光ディスク原盤2の送り方向と直交する側面に変位
検出手段(2)62が設けられている。また、増幅器(3)7
6、LPF(3)77、および非同期回転振れ算出手段(2)
63が設けられている。そして、変位検出手段(2)62
からの検出信号70は増幅器(3)に取り込まれ、LPF
(3)77を介して非同期回転振れ算出手段(2)63に入力
される。非同期回転振れ算出手段(2)63からの出力信
号78は照射位置調整回路66に出力され、照射位置調
整回路66は、その出力信号79を記録用ビーム41を
紙面に対して垂直方向に偏向可能な偏向器(2)67に出
力する。
【0042】本実施の形態によれば、実施の形態1の補
正動作に加えて、光ディスク原盤2の送り方向と直交す
る方向の非同期回転振れに対して照射位置の補正ができ
る。ここで用いている非同期回転振れ算出手段(2)63
の構成については、非同期回転振れ算出手段(1)27の
構成と同様である。 (実施の形態4)次に、実施の形態4について説明す
る。図10は、本発明の実施の形態4による光ディスク
原盤露光装置の全体構成を示した図である。なお、実施
の形態1・2と同じ構成の部分には同じ符号を記し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0043】本実施の形態では、実施の形態2に比べ
て、光ディスク原盤2の送り方向と直交する側面に変位
検出手段(2)62を設けてその出力信号70を増幅器(3)
76、LPF(3)77を介して、非同期回転振れ算出手
段(2)63に入力し、その出力信号を照射位置調整回路
66に送出して、その出力信号を電子ビーム41Aを紙
面に対して垂直方向に偏向可能な偏向電極(2)71に接
続している。この構成では、実施の形態2の補正動作に
加えて、光ディスク原盤2の送り方向と直交する方向の
非同期回転振れに対して照射位置の補正ができる。ここ
で用いている非同期回転振れ算出手段(2)63の構成に
ついては、非同期回転振れ算出手段(1)27の構成と同
様である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、隣接トラックピッチの変動原因である移動
手段と回転駆動手段の相対的な非同期位置変動を記録ビ
ームの照射位置を調節することによって補正可能とな
り、送り精度の向上と露光品質の向上を図ることができ
る。
【0045】請求項2または請求項3に係る発明によれ
ば、非同期送りずれ及び非同期回転振れを簡単な構成で
算出できるので、検出装置を安価に実現できる。
【0046】請求項4に係る発明によれば、照射位置調
節手段が機械系の剛性に関与しないので、機械剛性が向
上し、送り系のサーボゲインを高く設定でき、送り精度
の向上と露光品質の向上を図ることができる。
【0047】請求項5に係る発明によれば、請求項4の
場合と同様、送り精度の向上と露光品質の向上を図るこ
とができる。
【0048】請求項6に係る発明によれば、光ディスク
原盤の送り方向と直交する方向の非同期変動に対しても
補正可能となり、送り精度と露光品質のより一層の向上
を図ることができる。
【0049】請求項7または請求項8に係る発明によれ
ば、照射位置調節手段が機械系の剛性に関与しないの
で、機械剛性が向上し、送り系のサーボゲインを高く設
定でき、送り精度の向上と露光品質の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光ディスク原盤露
光装置の全体構成を示しており、(a)は上面図、
(b)は一部を断面で示した側面図である。
【図2】非同期送りずれ算出手段と非同期回転振れ算出
手段の構成図である。
【図3】非同期送りずれ算出手段の動作手順を示したフ
ローチャートである。
【図4】非同期回転振れ算出手段の動作手順を示したフ
ローチャートである。
【図5】非同期送りずれ波形の算出方法を説明してお
り、(a)は送り差分信号取込波形を、(b)は波形平
均化を、(c)は基準差分波形を、(d)は非同期送り
ずれ波形をそれぞれ示した図である。
【図6】非同期回転振れ波形の算出方法を説明してお
り、(a)は回転変位信号取込波形を、(b)は波形平
均化を、(c)は回転基準位置波形を、(d)は非同期
回転振れ波形をそれぞれ示した図である。
【図7】非同期送りずれ波形と非同期回転振れ波形の加
算波形を示した図である。
【図8】本発明の実施の形態2による光ディスク原盤露
光装置の全体構成図である。
【図9】本発明の実施の形態3による光ディスク原盤露
光装置の全体構成図である。
【図10】本発明の実施の形態4による光ディスク原盤
露光装置の全体構成図である。
【符号の説明】
2 光ディスク原盤 5 光学式ロータリーエンコーダ(角度位置検出手段) 6 変位検出手段(1) 7 シャフト 8 移動制御回路(移動制御手段) 9 回転制御回路(回転制御手段) 10 レーザ光源 11 照射手段 13 偏向器(1)(照射位置調整手段の一部) 16 スライダ(移動手段) 16A ステージ可動体 24 非同期送りずれ算出手段 27 非同期回転振れ算出手段(1) 29 照射位置調整回路(照射位置調整手段の一部) 40 光学式リニアエンコーダ(位置検出手段) 41 レーザ光(記録ビーム) 41A 電子ビーム(記録ビーム) 42 回転駆動手段 43 照射位置制御手段 48 偏向電極 58 基準差分算出手段 59 減算手段(1) 60 回転基準位置算出手段 61 減算手段(2) 62 変位検出手段(2) 63 非同期回転振れ算出手段(2) 66 照射位置調整回路(照射位置調整手段の一部) 67 偏向器(2)(照射位置調整手段の一部) 72 真空チャンバ 73 電子ビーム鏡筒

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク原盤を搭載し該光ディスク原
    盤を回転駆動する回転駆動手段と、情報記録信号に基づ
    いて前記光ディスク原盤に記録ビームを照射する照射手
    段と、前記記録ビームの前記光ディスク原盤上での照射
    スポット位置を制御する照射位置制御手段と、前記回転
    駆動手段が有するシャフトの回転方向の角度位置を検出
    し角度位置信号を出力する角度位置検出手段と、前記角
    度位置検出信号に基づいて前記回転駆動手段の動作を制
    御する回転制御手段と、前記照射手段もしくは前記回転
    駆動手段を搭載し前記光ディスク原盤の半径方向に移動
    自在な移動手段と、前記移動手段の位置を検出し位置検
    出信号を出力する位置検出手段と、前記位置検出信号に
    基づいて前記移動手段の動作を制御する移動制御手段と
    を備えた光ディスク原盤露光装置において、 前記移動手段の移動方向に沿った、前記光ディスク原盤
    の変位を検出し変位検出信号を出力する変位検出手段を
    設け、 前記照射位置制御手段は、 前記角度位置信号および前記変位検出信号に基づいて、
    前記シャフトの基準位置からの現在角度位置における非
    同期回転振れを算出する非同期回転振れ算出手段と、 前記角度位置信号、および前記移動手段の移動目標値信
    号と前記位置検出信号との差分信号に基づいて、前記移
    動手段の基準位置からの現在角度位置における非同期送
    りずれを算出する非同期送りずれ算出手段と、 前記非同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非同期送
    りずれ算出手段の出力信号との和信号に基づいて、前記
    照射スポット位置を調整する照射位置調整手段と、を備
    えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク原盤露光装
    置において、 前記非同期送りずれ算出手段は、所定周期分サンプリン
    グして取り込んだ移動目標値信号と前記位置検出信号と
    の差分信号を平均して算出した1周期分の角度位置に対
    応する差分を前記移動手段の基準差分とする基準差分算
    出手段と、現在差分から前記基準差分を減算して現在角
    度位置における非同期送りずれを算出する減算手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ディスク原盤露光装
    置において、 前記非同期回転振れ算出手段は、所定周期分サンプリン
    グして取り込んだ前記変位検出信号を平均して算出した
    1周期分の角度位置に対応する変位を前記シャフトの基
    準位置とする回転基準位置算出手段と、現在変位から前
    記基準位置を減算して現在角度位置における非同期回転
    ずれを算出する減算手段と、を備えたことを特徴とする
    光ディスク原盤露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光ディスク原盤露光装
    置において、 前記照射手段は、光ビームを記録用ビームとする光ビー
    ム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前記非
    同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非同期送りずれ
    算出手段の出力信号との和信号に基づいて、光ビームの
    照射方向を前記光ディスク原盤の半径方向に偏向する偏
    向器を有することを特徴とする光ディスク原盤記録装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光ディスク原盤露光装
    置において、 前記照射手段は、電子ビームを記録用ビームとする電子
    ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前
    記非同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非同期送り
    ずれ算出手段の出力信号との和信号に基づいて、電子ビ
    ームの照射方向を前記光ディスク原盤の半径方向に偏向
    する偏向電極を有することを特徴とする光ディスク原盤
    記録装置。
  6. 【請求項6】 光ディスク原盤を搭載し該光ディスク原
    盤を回転駆動する回転駆動手段と、情報記録信号に基づ
    いて前記光ディスク原盤に記録ビームを照射する照射手
    段と、前記記録ビームの前記光ディスク原盤上での照射
    スポット位置を制御する照射位置制御手段と、前記回転
    駆動手段が有するシャフトの回転方向の角度位置を検出
    し角度位置信号を出力する角度位置検出手段と、前記角
    度位置検出信号に基づいて前記回転駆動手段の動作を制
    御する回転制御手段と、前記照射手段もしくは前記回転
    駆動手段を搭載し前記光ディスク原盤の半径方向に移動
    自在な移動手段と、前記移動手段の位置を検出し位置検
    出信号を出力する位置検出手段と、前記位置検出信号に
    基づいて前記移動手段の動作を制御する移動制御手段と
    を備えた光ディスク原盤露光装置において、 前記移動手段の移動方向に沿った、前記光ディスク原盤
    の変位を検出し第1変位検出信号を出力する第1の変位
    検出手段と、前記移動手段の移動方向と直交する方向に
    沿った、前記光ディスク原盤の変位を検出し第2変位検
    出信号を出力する第2の変位検出手段とを設け、 前記照射位置制御手段は、 前記角度位置信号および前記第1変位検出信号に基づい
    て、前記シャフトの基準位置からの現在角度位置におけ
    る、前記移動手段の移動方向の非同期回転振れを算出す
    る第1の非同期回転振れ算出手段と、 前記角度位置信号、および前記移動手段の移動目標値信
    号と前記位置検出信号との差分信号に基づいて、前記移
    動手段の基準位置からの現在角度位置における非同期送
    りずれを算出する非同期送りずれ算出手段と、 前記角度位置信号および前記第2変位検出信号に基づい
    て、前記シャフトの基準位置からの現在角度位置におけ
    る、前記移動手段の移動方向と直交する方向の非同期回
    転振れを算出する第2の非同期回転振れ算出手段と、 前記第1の非同期回転振れ算出手段の出力信号と前記非
    同期送りずれ算出手段の出力信号との和信号に基づい
    て、前記移動手段の移動方向に沿った方向の照射スポッ
    ト位置を調整するとともに、前記第2の非同期回転振れ
    算出手段の出力信号に基づいて、前記移動手段の移動方
    向と直交する方向の照射スポット位置を調整する照射位
    置調整手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク原
    盤露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光ディスク原盤記録装
    置において、 前記照射手段は、光ビームを記録用ビームとする光ビー
    ム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前記第
    2の非同期回転振れ算出手段の出力信号に基づいて、光
    ビームの照射方向を前記移動手段の移動方向と直交する
    方向に偏向する偏向器を有することを特徴とする光ディ
    スク原盤記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の光ディスク原盤記録装
    置において、 前記照射手段は、電子ビームを記録用ビームとする電子
    ビーム照射手段からなり、前記照射位置調整手段は、前
    記第2の非同期回転振れ算出手段の出力信号に基づい
    て、電子ビームの照射方向を前記移動手段の移動方向と
    直交する方向に偏向する偏向電極を有することを特徴と
    する光ディスク原盤記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059458A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Ricoh Co Ltd ディスク原盤製造装置

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