JP2002288782A - 進入路情報処理システム - Google Patents

進入路情報処理システム

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JP2002288782A JP2001086694A JP2001086694A JP2002288782A JP 2002288782 A JP2002288782 A JP 2002288782A JP 2001086694 A JP2001086694 A JP 2001086694A JP 2001086694 A JP2001086694 A JP 2001086694A JP 2002288782 A JP2002288782 A JP 2002288782A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 最寄りの幹線道路から工事現場までの道
を辿って走行しながら取得した進入路情報6を、サーバ
10の記憶装置13に登録する。この進入路情報6は道
幅や道の3次元的な情報からなる。シミュレーション手
段14は、進入路情報6を参照して、その道路を実際に
トラックやその他の資材運搬車が通過できるかどうか、
コンピュータ上でシミュレーションする。そのシミュレ
ーション結果をネットワークを通じて閲覧できるように
する。 【効果】 工事現場へのアクセスに関する業者の問い合
わせに応答する担当者の負担を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事現場等への進
入路を知らせる情報を提供するための進入路情報処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅建設工事が始まると、工事に関連す
る様々な業者が工事現場を訪れる。工事の監督管理をす
る工務店には、工事現場までの道順の問い合わせが頻繁
にある。こうした問い合わせへの対応のために、あらか
じめ現場までの地図を用意して、これをファクシミリ等
により関係者に通知するようにしている。最近は、カー
ナビゲーションシステムが普及し、道順についての問い
合わせは減少する傾向にある。しかしながら、特に、工
事用資材を搬入する業者の場合には、資材運搬用トラッ
クが通行できるかどうかが問題になるため、道順だけで
なく、道幅や周辺の環境を正確に知る必要がある。その
ため、工務店の担当者が現場を訪れたときに調査してお
いた情報や、いずれかの業者が実際に資材を運搬したと
きの経験から得られた情報を、問い合わせのつど伝える
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。工事現場への道路状況を含めた各種の情報を必要な
だけ収集して用意する業務は、担当者にとって大きな負
担になる。また、資材搬入業者がどのようなトラックを
使用するかによって事情が異なることから、必ずしも事
前に収集した情報だけで、円滑な資材運搬が可能になる
とは限らない。誤った情報が流されると、例えば、ユニ
ット化された住宅を運び込むときに、トラックが道幅の
関係で曲がりきれなかったり、進入路を誤って引き返し
たりするという問題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉工事現場周辺の道を辿りながら取得した道路
の垂直断面図と道路周辺の構造物の3次元的な情報を含
む進入路情報と、上記工事現場までの道を使用する予定
の自動車の型を示す情報とを電子化して記憶する記憶装
置と、上記進入路情報を利用して、登録された自動車に
ついて、その自動車が上記道を走行することが可能かど
うかのシミュレーションを実行してその結果を出力する
シミュレーション手段とを備えたことを特徴とする進入
路情報処理システム。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の進入路情報処理
システムにおいて、進入路情報は、最寄りの幹線道路か
ら工事現場までの進入路の情報を含むことを特徴とする
進入路情報処理システム。
【0006】〈構成3〉構成1に記載の進入路情報処理
システムにおいて、進入路情報はサーバに登録され、ネ
ットワークを通じて閲覧可能にされることを特徴とする
進入路情報処理システム。
【0007】〈構成4〉構成1に記載の進入路情報処理
システムにおいて、上記シミュレーション手段は、工事
現場まで複数の進入路があるとき、登録された自動車ご
とに、最適の進入路を選択してその結果を出力すること
を特徴とする進入路情報処理システム。
【0008】〈構成5〉構成1に記載の進入路情報処理
システムにおいて、上記シミュレーション手段は、登録
された自動車について、複数の工事現場を経由するため
の最適の道順と進入路を選択してその結果を出力するこ
とを特徴とする進入路情報処理システム。
【0009】〈構成6〉最寄りの幹線道路から工事現場
までの道を辿りながら取得した進入路情報と、上記工事
現場までの道を使用する自動車の型を示す情報とを電子
化して記憶し、上記進入路情報を利用して、登録された
自動車について、その自動車が上記道を走行することが
可能かどうかのシミュレーションを実行して、その結果
を出力することを特徴とする進入路情報処理方法。
【0010】〈構成7〉コンピュータに、最寄りの幹線
道路から工事現場までの道を辿りながら取得した進入路
情報と、上記工事現場までの道を使用する自動車の型を
示す情報とを電子化したものを記憶する処理と、上記進
入路情報を利用して、登録された自動車について、その
自動車が上記道を走行することが可能かどうかのシミュ
レーションを実行して、その結果を出力する処理とを実
行させるコンピュータプログラム。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明の進入路情報処理
システムの具体例を示すブロック図である。このシステ
ムは、例えばネットワーク1に接続されたサーバ10に
よって実現する。このサーバ10の内部に設けられた様
々な機能ブロックを、この図では一点鎖線の枠の中に表
示した。サーバ10には、ディスプレイ11やキーボー
ド12などが設けられている。また、記憶装置13は、
サーバ10の内部に設けられていてもよいし、外付けさ
れていてもよい。
【0012】シミュレーション手段14は後で説明する
ような動作を実行するコンピュータプログラムである。
バッファメモリ15は、プリンタ16やディスプレイ1
1に出力する前のシミュレーション結果19を、一時的
に記憶するための一時記憶装置である。シミュレーショ
ン結果19は、シミュレーション手段14が演算処理を
して得たデータである。この他に工事現場リスト17や
関連業者リスト18が、このシステムの動作のために設
けられている。工事現場リスト17や関連業者リスト1
8は、データベースなどから構成され、任意の記憶装置
に記憶される。なお、ネットワーク1には、工務店や工
事関連業者などの所有するモバイル端末3や、道路その
他の設備を撮影して進入路情報を生成するカメラ5など
が接続され、サーバ10との間で情報交換をするように
している。
【0013】本発明では、あらかじめ、最寄りの幹線道
路から工事現場までの道を辿って走行しながら取得した
進入路情報6を、画像データやその他の電子化されたデ
ータとして、サーバ10の記憶装置13に登録する。こ
の進入路情報6は、例えば走行中に撮影した道のビデオ
録画画像だったり、レーザ式の測長器により測定した道
幅や、道の3次元的な情報からなる。工事現場への資材
搬入用のトラックの通行等を考慮すると、道路の垂直断
面図と、道路周辺の構造物の3次元的な情報を含めるこ
とが好ましい。こうした進入路情報6を、カメラ5など
を用いて生成し、サーバ10の記憶装置13に登録して
おく。
【0014】工事現場リスト17は、サーバ10を用い
て管理する工事現場の名前やその他の情報をリストアッ
プしたデータベースである。関連業者リスト18は、関
連業者の名称などをリストアップしたデータベースであ
る。自動車の型情報7は、少なくとも関連業者の所有す
る自動車を含む様々な自動車のサイズなどの情報を記憶
するデータベースである。シミュレーション手段14
は、進入路情報6を利用して関連業者リスト18に登録
された関連業者の所有する自動車について、その自動車
が工事現場までの道を走行することが可能かどうかのシ
ミュレーションを実行し、その結果を出力するコンピュ
ータプログラムである。
【0015】図2は、進入路情報の具体例を示す説明図
で、(a)は工事現場周辺の道路地図、(b)は進入路
主要部の平面図、(c)は進入路主要部の道路の垂直断
面図である。図の工事現場21にアクセスするために
は、幹線道路22から交差点ABCDなどを通過する必
要がある。この道案内のためにまず、例えば進入路の各
部をクリックしたとき、各進入路の道幅を表示するよう
な進入路情報を作る。また、図のような交差点ABCD
をクリックしたときは、それぞれその交差点の拡大平面
図や垂直断面図を表示させる。例えば、交差点Aをクリ
ックすると、図の(b)に示すようにT字路の平面図を
含む画面23が表示される。
【0016】この図の中で道幅を示す矢印上にカーソル
を乗せると、それぞれその部分の道幅が数値で表示され
るようにするとよい。こうした道には、(c)に示すよ
うに、電柱25やその他の様々な障害物が存在する。こ
うした障害物に関する情報も具体的にここに含めること
が好ましい。この例では、(b)の破線Pをクリックす
ると、図の(c)に示すように、道路の該当部分の垂直
断面図が表示される。道路28の左右には、ブロック塀
26と垣根27が存在する。ブロック塀26側には電柱
25が立っている。このような状況を画面24に表示さ
せることによって、具体的に幹線道路22から工事現場
21までの道の状況を3次元的に正確に把握することが
できる。
【0017】図3(a)は、自動車の型情報の説明図
で、(b)は関連業者リスト18の説明図である。本発
明では、進入路情報を表示した上記のような道路を、実
際にトラックやその他の資材運搬車が通過できるかどう
か、コンピュータ上でシミュレーションする。図1に示
した自動車の型情報7は、この図に示すように、例えば
自動車の具体的な外観図と共に、車重や車幅、全長、ホ
イルベース、車高、荷台高、回転半径といった情報を含
むとよい。ここには、一般的に使用されるできるだけ多
くの自動車についての規格情報を記憶させておくことが
好ましい。業者の利用する様々な車種の車について、工
事現場までどのように通行できるかをシミュレーション
するためである。
【0018】一方、図の(b)に示すように、関連業者
リストにはそれぞれの店名とともに、少なくとも所有車
種の情報が含められる。即ち、工務店や塗装業者、ある
いはエクステリア業者などが、それぞれどのような車種
の自動車を所有しているかを関連業者リスト18に含め
ておく。自動車の車種が表示されていれば、(a)に示
す自動車の型情報7に基づいてその車の規格が明らかに
なり、全ての関連業者の自動車について工事現場まで、
その自動車が使用できるかどうかのシミュレーションを
自動的に行うことが可能になる。
【0019】図4は、シミュレーション手段14の動作
フローチャートである。図1に示したシミュレーション
手段14は、まずステップS1において、対象となる工
事現場の指定を要求する。このとき例えば図1に示した
サーバ10のキーボード12などを用いて工事現場の名
称あるいは整理番号等を入力する。次にステップS2に
おいて、指定された工事現場の進入路情報を検索する。
記憶装置13の進入路情報6に該当する工事現場のもの
が記憶されていれば、ステップS3において「情報ヒッ
ト?」という判断結果がYESになる。この場合、ステ
ップS4に進み、関連業者の指定を要求する。
【0020】この指定方法には2種類考えられる。特定
の工事現場に対する特定の業者のためのシミュレーショ
ンを実行する場合には、キーボード12を用いてその業
者名を入力すればよい。また、特定の工事現場に対し、
関連する全ての業者のためのシミュレーションを実行す
る場合には、例えば、「全部」という指定をする。「全
部」が指定されると、工事現場リスト17に含められた
全関連業者が処理対象になる。次にステップS5におい
て関連業者リスト18を検索する。すなわち、その工事
に関係する関連業者であって、既に図3(b)を用いて
説明したような使用車種の登録を受けているものを検索
する。関連業者リスト18の中に該当する情報が含まれ
ていれば、ステップS6においてリストヒットの判断結
果がYESになる。
【0021】この場合にはステップS7に進み、関連業
者の所有する自動車をシミュレーション対象に指定す
る。該当する業者が自動車を複数台所有していれば、全
部を順番に自動的に指定する。ステップS8では、自動
車の型情報7の検索を行い、該当する自動車に関する規
格情報が記憶されているかどうかを判断する。該当する
規格情報が含まれていれば、ステップS9において情報
ヒットかどうかの判断結果がYESになる。ここでステ
ップS10に進み、シミュレーション手段14が後で図
5を用いて説明するシミュレーション処理を実行する。
なお、ステップS3、ステップS6、ステップS9にお
いて、ヒットしなかった場合には、いずれもシミュレー
ションができないため、ステップS11に進み、エラー
処理が実行される。すなわち、「必要な情報が不足して
おりシミュレーションはできません。」といったメッセ
ージをディスプレイ11に表示して処理を終了すること
になる。
【0022】図5は、図4のステップS10おけるシミ
ュレーション処理の具体的な内容を示すフローチャート
である。ステップS21において、最初に自動車の型を
指定する。シミュレーションをしようとする全ての自動
車について1台ずつその型を指定し、このステップS2
1からステップS30までの処理を繰り返せばよい。ス
テップS22では、工事現場までの進路の選択をする。
幹線道路から工事現場までの、考えられる全ての進路を
順番に選択しながら処理を実行するという手順を踏む。
ステップS23において、その進入路情報に含まれた法
規制をチェックする。例えば大型車進入禁止とか一方通
行といった規制がないかどうかを判断する。その判断結
果は、一時記憶しておく。
【0023】次にステップS24において、道幅が車幅
よりも広いかどうかをチェックする。これで自動車が実
際にその道を通過できるかどうかを判断する。次にステ
ップS25において、車高をチェックする。その道路の
障害物などを考慮し、車の高さが許容されるものかどう
かを判断する。なお、車に資材を積載している場合に
は、積み荷の最高部の高さを考慮する必要がある。ステ
ップS26では、曲がり角のチェックを行う。このチェ
ックでは、具体的に例えば図2に示した交差点Aの画面
23中で該当するサイズの自動車を走行させ、曲がり角
を曲がりきれるかどうかのシミュレーションを実行す
る。どこにもぶつからずに、しかもある程度余裕をもっ
て曲がれるかどうかの判定をする。各自動車毎の方向転
換時の必要道路スペースを予め求めておき、道路の平面
図と重ね合わせた状態から判定をすればよい。
【0024】ステップS27では、ステップS23から
ステップS26までのチェック結果を総合して、車が通
過できるかどうかの判定を行う。例えば法規制上この車
種は通過できないとか、道幅に対して車幅がぎりぎりで
あるとか、曲がり角で容易に曲がることができない、い
った結果が出た場合には、ステップS27からステップ
S29に進む。同じ車が別の進路を通過できるかどうか
をチェックするためである。従って、ステップS29で
全ての進路についてチェックが終了したかどうかを判断
する。まだチェックしていない進路がある場合には、ス
テップS22に戻り、別の進路を選択し、ステップS2
3からステップS27の処理を繰り返す。
【0025】ステップS22から26のチェックの結
果、充分に通行が可能な進路があると判断された場合に
は、ステップS27からステップS28に進む。ステッ
プS28では該当する車種の自動車は、該当する進路に
ついて通行が可能という結果を、シミュレーション結果
として記録する。一方、全ての進路についてチェックを
しても通過できないと判断されると、ステップS29か
らステップS30に進み、該当する車種の自動車は通過
不可という結果を表示する。こうして、指定された工事
現場まで、業者の所有する車種の自動車を用いて、資材
などを運搬することができるかどうかの自動判定が可能
になる。
【0026】図6は、上記のようなシミュレーションの
結果得られた出力の例である。このシミュレーション結
果は、例えば図1に示すプリンタ16により印刷され、
あるいはディスプレイ11に表示される。また、図1に
示した記憶装置13に記憶させて、ネットワーク1を通
じて業者のモバイル端末3を用いて閲覧できるようにす
る。
【0027】まず、(a)に示すものは、特定の工事現
場に対し、その工事に関係する業者の所有する自動車が
通過できる進入路を整理して表示したものである。この
図の例では、例えば、山田工務店は所有車を進入路P1
を通じて利用することができると表示されている。この
進入路P1という部分をクリックしたとき、図2(a)
に示したような地図を表示するとよい。山田工務店の所
有する自動車が何種類もあれば、すべての自動車につい
てこの結果を表示するとよい。これによって山田工務店
の担当者は、所有するどの自動車を利用して、どの進入
路を通って工事現場21に行けばよいかが一目瞭然にな
る。その他の業者についても同様の表示を行うことによ
って各業者の便宜を図ることができる。また、こうした
情報をネットワークを通じていつでも自由に閲覧できる
ようにすれば、業者の問い合わせに応答する担当者の負
担を軽減できる。
【0028】また、例えば、山本塗装店の担当者が複数
の工事現場にかかわっているとする。この場合に、各工
事現場を巡回しながら資材を運搬したりすることが考え
られる。このとき、山本塗装店は図4のステップS1の
処理で、シミュレーション手段14に対して全ての工事
現場を指定する。これにより、巡回順や巡回経路の最適
化情報を得ることも可能になる。巡回経路の選択処理
は、カーナビゲーションシステムで行われている既知の
技術を利用すればよい。図6(b)に示した出力は、山
本塗装店が始めに指定した複数の工事現場を順番に巡回
するとき、どの地図を参照し、どの進入路を通過すれば
よいかを表示する。また、その場合に全ての進入路を考
慮し、どのような車種の自動車を利用すればよいかを表
示する。地図と表示した部分をクリックすると、工事現
場間のアクセス道路地図が表示されるとよい。また、進
入路と指定した部分には、シミュレーションによって通
過可能と判断された進入路の情報が含められる。この内
容は図6の(a)と同様でよい。
【0029】すなわち、進入路の部分をクリックする
と、図2(a)に示したような地図の中に通過すべき道
順を表示した矢印などを含めた案内が表示される。ま
た、あるいは通過すべき交差点の記号を例えばABCと
いった順に表示してもよい。いずれの場合においても複
数の工事現場を経由するための最適の道順と進入路とを
選択してその結果を出力し、利用者の便宜を図ることが
可能になる。
【0030】本発明は、以上の実施例に限定されない。
進入路情報の内容や自動車の型情報の内容、関連業者リ
ストの情報の内容などは、自由に変更し別の情報を追加
するようにして差し支えない。また、上記のような処理
は、ホストコンピュータの管理者がホストコンピュータ
を直接操作して実行させてもよいし、業者がモバイル端
末などを用いて遠隔操作して実行するようにしてもよ
い。その場合には、サーバ上で動作するCGI(Com
mon Gateway Interface)等のプ
ログラムを利用するとよい。また、シミュレーション手
段は、新たな工事現場に関する情報がサーバに登録され
たとき、自動的に起動して記憶装置13に登録されて、
その結果をいつでも閲覧できるようにするとよい。
【0031】なお、シミュレーション手段は、機能ブロ
ック毎に別々のプログラムモジュールにより構成しても
よいし、一体化したプログラムモジュールにより構成し
てもよい。また、これらの機能ブロックの全部または一
部を論理回路によるハードウエアで構成しても構わな
い。また、各プログラムモジュールは、既存のアプリケ
ーションプログラムに組み込んで動作させてもよいし、
独立のプログラムとして動作させてもよい。上記のよう
な本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、
例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録して、インストールして利用するこ
とができる。また、ネットワークを通じてコンピュータ
のメモリ中にダウンロードして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の進入路情報処理システムの具体例を示
すブロック図である。
【図2】進入路情報の具体例を示す説明図で、(a)は
工事現場周辺の道路地図、(b)は進入路主要部の平面
図、(c)は進入路主要部の道路の垂直断面図である。
【図3】(a)は、自動車の型情報の説明図で、(b)
は関連業者リスト18の説明図である。
【図4】シミュレーション手段14の動作フローチャー
トである。
【図5】図4のステップS10おけるシミュレーション
処理の具体的な内容を示すフローチャートである。
【図6】シミュレーションの結果得られた出力の例であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク 3 モバイル端末 5 カメラ 6 進入路情報 7 自動車の型情報 10 サーバ 11 ディスプレイ 12 キーボード 13 記憶装置 14 シミュレーション手段 15 バッファメモリ 16 プリンタ 17 工事現場リスト 18 関連業者リスト 19 シミュレーション結果

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事現場周辺の道を辿りながら取得した
    道路の垂直断面図と道路周辺の構造物の3次元的な情報
    を含む進入路情報と、前記工事現場までの道を使用する
    予定の自動車の型を示す情報とを電子化して記憶する記
    憶装置と、 前記進入路情報を利用して、登録された自動車につい
    て、その自動車が前記道を走行することが可能かどうか
    のシミュレーションを実行してその結果を出力するシミ
    ュレーション手段とを備えたことを特徴とする進入路情
    報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の進入路情報処理システ
    ムにおいて、 進入路情報は、最寄りの幹線道路から工事現場までの進
    入路の情報を含むことを特徴とする進入路情報処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の進入路情報処理システ
    ムにおいて、 進入路情報はサーバに登録され、ネットワークを通じて
    閲覧可能にされることを特徴とする進入路情報処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の進入路情報処理システ
    ムにおいて、 前記シミュレーション手段は、工事現場まで複数の進入
    路があるとき、登録された自動車ごとに、最適の進入路
    を選択してその結果を出力することを特徴とする進入路
    情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の進入路情報処理システ
    ムにおいて、 前記シミュレーション手段は、登録された自動車につい
    て、複数の工事現場を経由するための最適の道順と進入
    路を選択してその結果を出力することを特徴とする進入
    路情報処理システム。
  6. 【請求項6】 最寄りの幹線道路から工事現場までの道
    を辿りながら取得した進入路情報と、前記工事現場まで
    の道を使用する自動車の型を示す情報とを電子化して記
    憶し、 前記進入路情報を利用して、登録された自動車につい
    て、その自動車が前記道を走行することが可能かどうか
    のシミュレーションを実行して、その結果を出力するこ
    とを特徴とする進入路情報処理方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 最寄りの幹線道路から工事現場までの道を辿りながら取
    得した進入路情報と、前記工事現場までの道を使用する
    自動車の型を示す情報とを電子化したものを記憶する処
    理と、 前記進入路情報を利用して、登録された自動車につい
    て、その自動車が前記道を走行することが可能かどうか
    のシミュレーションを実行して、その結果を出力する処
    理とを実行させるコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004286455A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2012238085A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nippo Corp 工事用車両の運行管理方法
JP2013246483A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Kokusai Kogyo Co Ltd 障害物検出方法、及び障害物検出システム

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