JP2002288514A - 店舗通信システムおよび店舗通信方法 - Google Patents

店舗通信システムおよび店舗通信方法

Info

Publication number
JP2002288514A
JP2002288514A JP2001085548A JP2001085548A JP2002288514A JP 2002288514 A JP2002288514 A JP 2002288514A JP 2001085548 A JP2001085548 A JP 2001085548A JP 2001085548 A JP2001085548 A JP 2001085548A JP 2002288514 A JP2002288514 A JP 2002288514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
store
advertisement
sales
sales data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001085548A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Otsubo
浩太郎 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2001085548A priority Critical patent/JP2002288514A/ja
Publication of JP2002288514A publication Critical patent/JP2002288514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各店舗側に広告データを配信した状態におい
て、顧客との商取引毎に広告データを顧客に対して出力
させる見返りとして、当該店舗における売上データを収
集してその売上解析を代行する。 【解決手段】サービス事業者側のサーバコンピュータ2
は、各店舗側のECR端末装置3へ広告データを配信し
ておくと、ECR端末装置3は、顧客との商取引毎に広
告データを出力すると共に入力された売上データを登録
処理し、サービス事業者側のサーバコンピュータ2は、
ECR端末装置3から売上データを収集して売上解析を
行い、その解析結果を当該店舗側のECR端末装置3へ
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各店舗側に設置
されている売上データ処理装置と、各店舗側の売上デー
タ処理装置に広告データを配信すると共に、その売上デ
ータ処理装置から送信されて来た売上データを収集して
売上解析を行うセンター装置とが広域通信網を介してネ
ットワーク接続されてなる店舗通信システム、そのプロ
グラム、店舗通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客が買い上げた商品の売上デー
タを登録処理する売上データ処理装置としての電子式キ
ャッシュレジスタ(ECR)やPOSターミナルにおい
ては、一取引の終了時に、その取引分の売上明細を印刷
したレシートを発行して、顧客に提示するようにしてい
る。ところで、各店舗においては、その業種、地域、取
り扱い商品等によって売れ筋商品、顧客層が大きく相違
する特性があり、このような特性を生かした販売促進対
策の一環として、レシート発行時に、売上明細、店名等
の他、安売り商品、特売日等の各種メッセージをレシー
トに合わせて印刷したり、買い上げ高や買い上げた特定
商品に応じてポイントカードや割引券等のサービス券を
提供するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レシー
トに印刷されるメッセージ内容は、店舗側の情報であ
り、また、必要に応じてその内容を変更することができ
る程度のサービス情報であるため、販売促進対策とし
て、大きな効果を期待することはできなかった。また、
サービス券の提供によって固定客をつかむことはできる
が、特定商品や顧客層に対して大きな購買意欲を喚起で
きる程にはいたらなかった。
【0004】そこで、本出願人は先に、顧客との商取引
毎に、当該顧客を対象として広告価値の高い広告データ
のみを顧客に案内出力する技術(特願平2000−07
7991号、発明の名称:広告データ運用システム)提
案した。すなわち、広告データを管理運用する事業者側
のサーバは、会員店舗側から個別に要求された店舗属性
に基づいて、多数の広告データの中から当該店舗属性に
適合する広告データを会員店舗毎に選別すると共に、選
別された広告データを会員店舗対応の各ECR端末装置
へ配信し、また、各ECR端末装置側では、サーバから
配信されて来た広告データを記憶管理すると共に、顧客
との商取引毎に、レシートに広告データを出力するよう
にした広告データ運用システムを提案した。これによっ
て広告データは不特定多数に同時に出力するのではな
く、レシートに印刷されている登録明細に続けて広告デ
ータが印刷され、顧客はレシート内容を確認する都度、
否応なしに広告を目にすることになり、的を絞った確実
な広告が可能となり、全国から募集した一般広告を効果
的な方法で広告することが可能となる。この発明の課題
は、各店舗側に広告データを配信した状態において、顧
客との商取引毎に広告データを顧客に対して出力させる
広告出力の見返りとして、当該店舗における売上データ
を収集してその売上解析を代行する仕組みを提供できる
ようにすることである。
【0005】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明は、各店舗側に設置されている売上デ
ータ処理装置と、各店舗側の売上データ処理装置に広告
データを配信すると共に、その売上データ処理装置から
送信されて来た売上データを収集して売上解析を行うセ
ンター装置とが広域通信網を介してネットワーク接続さ
れてなる店舗通信システムであって、前記センター装置
は、前記売上データ処理装置に広告データを配信する広
告データ配信手段と、前記売上データ処理装置から売上
データを収集して売上解析を行う売上データ解析処理手
段と、この売上解析手段によって解析した解析結果を当
該店舗側の売上データ処理装置に送信する解析結果送信
手段とを有し、前記売上データ処理装置は、前記センタ
ー装置から配信された広告データを記憶する広告記憶手
段と、顧客との商取引の際、入力された売上データを登
録処理する売上データ登録手段と、前記広告記憶手段内
の広告データを顧客との商取引毎に出力する広告データ
出力手段と、前記売上データ登録手段によって登録され
た売上データを前記センタ装置へ送信する売上データ送
信手段とを有するものである。したがって、請求項1記
載の発明においては、各店舗側に広告データを配信した
状態において、顧客との商取引毎に広告データを顧客に
対して出力させる見返りとして、当該店舗における売上
データを収集してその売上解析を代行することができ
る。
【0006】なお、この発明は次のようなものであって
もよい。前記売上データ処理装置は、顧客との商取引毎
に当該顧客に対してレシートを発行する際に、前記広告
データ出力手段は、そのレシート用紙に印刷されている
登録明細に続けて広告データを印刷出力する(請求項2
記載の発明)。
【0007】前記売上データ処理装置は、顧客との商取
引毎に出力される広告データの出力数を計数すると共
に、計数された広告出力数を前記センタ装置へ送信し、
前記センタ装置は、各店舗側での前記広告出力数に応じ
て各店舗に支払う広告料金を算出すると共に、各店舗に
請求する売上データ解析の代行料を算出する他、各店舗
毎に算出された広告料金と売上データ解析の代行料とに
基づいてそれらを相殺する(請求項3記載の発明)。こ
の場合、各店舗毎に算出された広告料金と売上データ解
析の代行料とを比較し、解析の代行料の方が多ければ、
その分を当該店舗に対して請求する請求手続きを行うよ
うにしてもよい(請求項4記載の発明)。
【0008】前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
対応してその売上データを時間帯別、商品別等の集計種
別毎に売上合計を算出し、この集計種別毎の売上合計を
解析結果とする報告メッセージを作成する(請求項5記
載の発明)。
【0009】前記売上データ解析処理手段によって得ら
れた解析結果に応じた販売戦略上のアドバイスを作成
し、この販売戦略上のアドバイスを前記解析結果と共に
店舗側に提供する(請求項6記載の発明)。この場合、
前記売上データ解析処理手段は、各店舗に対応してその
売上データを解析することによって死筋商品を求め、こ
の売上データ解析処理手段によって求められた死筋商品
の変わりとなる売れ筋商品をアドバイスする報告メッセ
ージを作成するようにしてもよい。(請求項7記載の発
明)。更に、前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
対応してその売上データを解析して死筋商品を求め、こ
の売上データ解析処理手段によって求められた死筋商品
の変わりとなる売れ筋商品をアドバイスする場合に、そ
の店舗が属する地域特性を考慮した売れ筋商品をアドバ
イスする報告メッセージを作成するようにしてもよい
(請求項8記載の発明)。また、前記売上データ解析処
理手段は、各店舗に対応してその売上データを時間帯別
に集計して売れ筋時間帯を求め、この前記売上データ解
析処理手段によって求められた売れ筋時間帯をアドバイ
スする報告メッセージを作成するようにしてもよい(請
求項9記載の発明)。
【0010】他の発明は、コンピュータに対して、上述
した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させる
ためのプログラムを提供し(請求項10記載の発明)、
また、上述した請求項1記載の発明に示した主要手順に
したがった処理を行う店舗通信方法を提供するものであ
る(請求項11記載の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図21を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1は、広域通信網を
介して各店舗側との間でデータ通信を行う店舗通信シス
テムを示したブロック図である。この店舗通信システム
は、広告データを提供する各企業(広告主)側に設置さ
れているコンピュータ(広告提供者コンピュータ)1
と、広告データを管理運用して各種のサービスを行うサ
ービス事業者側のサーバコンピュータ2と、広告データ
を利用する各店舗側に設置されている売上データ処理装
置(ECR端末装置)3とが広域通信網(インターネッ
ト)4を介してネットワーク接続されてなる広域通信シ
ステムである。サービス事業者側のサーバコンピュータ
2には、データベース5が設けられている。
【0012】この場合、広告サービス事業者が中心とな
って、各広告提供企業と広告サービス事業者との間で広
告契約を結ぶと共に、広告サービス事業者と各店舗との
間で広告利用契約を結び、インターネット4を介してそ
れらの契約間において、広告データを運用するようにし
たものである。そして、各店舗側に広告データを配信し
た状態において、顧客との商取引毎に広告データを顧客
に対して出力させる見返りとして、当該店舗における売
上データを収集してその売上解析を代行するようにした
ものである。なお、この実施形態において、広告データ
は、広告契約を結んだ企業であれば、自由に提供可能な
一般広告であり、静止画像、文字列等を含む印刷用の広
告イメージデータであり、商品やサービス内容を複雑に
表現したものよりも、コンパクトに的確に表現したもの
が望ましいが、その構成は任意である。
【0013】そして、各企業から提供された広告データ
は、サービス事業者側の広告データベース4内に収集管
理されると共に、定期的に会員店舗側のECR端末装置
3へ配信される。会員店舗側では、サービス事業者側か
ら配信されて来た複数の広告データをECR端末装置3
に記憶保存させ、一取引の登録終了時に、複数の広告デ
ータの中から選択したいずれか1つの広告データをレシ
ート用紙に印刷するようにしている。すなわち、この実
施形態においては、一取引毎に顧客に提供される商取引
用の控えであるレシートを広告媒体として利用すること
により、当該顧客のみを対象とした広告を行うようにし
ている。この場合、レシートを発行する毎に、印刷対象
の広告データを変えるようにしている。
【0014】また、広告サービス事業者との間で広告契
約を結ぶ際に、広告提供企業から、広告を見て欲しい対
象の性別や年齢層、地域、時間帯といった広告ターゲッ
ト属性を提示してもらい、これをサービス事業者側でデ
ータベースとして記憶管理しておくと共に、レシート1
枚当たりの広告印刷はいくらかの広告料単価を決めてお
く。一方、会員店舗からは、その店の業種、地域、取り
扱い商品、サービス、顧客特性としての性別、年齢層と
いった店舗特有の特性(店舗属性)を提示してもらい、
これをサービス事業者側でデータベースとして記憶管理
しておく。
【0015】このように各広告提供企業から広告毎に提
示された広告ターゲット属性と、店舗側から提示された
店舗属性とが記憶管理されている状態において、サーバ
コンピュータ2は、この広告ターゲット属性と店舗属性
とに基づいて広告効果がありそうな広告データを選別
し、その店舗にふさわしい広告価値のある広告データだ
けをその店舗対応のECR端末装置3へ配信するように
している。つまり、広告提供企業から広告対象「店舗の
業種・地域・顧客層等」が要望されている場合、店舗固
有の特性を考慮し、店舗毎にそれにふさわしい広告デー
タを選別配信するようにしている。更に、広告利用によ
って得られた広告収入は、各店舗に還元すると共に、そ
の一部を広告サービス事業者の運営経費にあてるように
している。
【0016】また、各店舗側のECR端末装置3では、
どの広告をレシート印刷したかを示す広告利用実績を記
録しておき、これを広告サービス事業者側のサーバコン
ピュータ2へ送信することで、広告提供企業に対して広
告料を請求したり、各店舗に還元する支払い額を算出す
る際の根拠としている。この場合、サーバコンピュータ
2は、各店舗側からの利用実績を広告別/店舗別に集計
し、その集計結果に応じて広告料請求書/広告料支払書
を作成する。更に、広告サービス事業者側では、利用実
績の広告別集計結果に基づいて各広告提供者に対して広
告の利用状況を定期的にメール通知によって報告するよ
うにしている。
【0017】また、この実施形態においては、会員店舗
側において、サービス事業者側に対して定期的、例え
ば、1日毎に、その日の売上データをインターネット4
経由で送信すると、サービス事業者側のサーバコンピュ
ータ2は、各店舗毎の売上データに基づいて店舗単位で
の売上解析を行う他、地域毎の売上解析を行い、その解
析結果を各店舗へ報告メッセージとして配信するように
している。すなわち、各店舗側から送信されて来た売上
データを収集し、時間帯別集計、商品別集計、取引別集
計処理を行ってその店舗へ報告したり、同じ地域内での
売れ筋商品を解析したり、売れ筋商品の中でその店舗で
扱っていない商品を解析する等の売上解析を行ってその
店舗へ報告するようにしている。このような売上解析代
行処理を有償にて行うが、サービス事業者は、各店舗毎
に、売上データ解析代行に応じた請求金額と、レシート
印刷した広告出力数に応じた支払い金額とを考慮して、
それらの相殺金額を算出するようにしている。
【0018】なお、この実施形態においては、例えば、
TCP/IP通信プロトコルを利用したHTTPプロト
コル等によって、サービス事業者側のサーバコンピュー
タ2とECR端末装置3、広告提供者コンピュータ1と
の間でデジタル化(パケット化)されたデータの送受信
を行うようにしており、また、コード化された制御情報
を含むデータによって互いに必要な処理内容を認識しな
がら連携し合ってデータ処理を行うようにしている。
【0019】図2は、サービス事業者側のサーバコンピ
ュータ2が各店舗の属性に応じて広告効果の高い広告デ
ータを選別して配信する為に、予め各店舗側から取り寄
せておいた広告条件データを示した図であり、1レコー
ド(1店舗)分の内容を示している。すなわち、この広
告条件レコードは、「店舗名称」、「IP(インターネ
ット・プロトコル)アドレス」、「機器コード」の他、
店舗属性として、「年齢区分」、「地区区分」、「性別
区分」、「定休日」、「開店時刻」、「閉店時刻」の各
項目を有している。「機器コード」は使用しているEC
Rの機種を特定する情報であり、また、「年齢区分」、
「性別区分」はその店舗をよく利用する顧客層を示し、
「地区区分」はその店が所在する地域を示している。
【0020】図3は、各ECR端末装置3側において発
行されるレシート印字例を示した図である。このレシー
ト用紙には、店名、住所等が印字されているヘッダー情
報印字部、日付、商品別売上明細が印字されている登録
明細印字部に続いて、広告データが印刷される広告印刷
部となっている。この広告印刷部のサイズ(縦幅)は、
広告毎に相違するが、横幅は変わらず、固定サイズとな
っている。また、広告印刷の白黒印刷に限らず、カラー
印刷であってもよい。
【0021】図4(A)は、サービス事業者側のサーバ
コンピュータ2側に設けられているデータベース5の内
容を示したものである。すなわち、サービス事業者側の
サーバコンピュータ2側には、広告データファイル5−
1、店舗種類判別用データファイル5−2、店舗別時間
帯別売上データファイル5−3、店舗別商品別売上デー
タファイル5−4、店舗別取引別売上データファイル5
−5、地域別売れ筋商品データベース5−6、地域別商
品別データベース5−7を有している。
【0022】更に、サービス事業者側のサーバコンピュ
ータ2側には、広告印刷状況、広告料金の伝送時刻デー
タメモリ5−8、広告1枚印刷による店舗側への請求金
額データメモリ5−9、広告1枚印刷による店舗側への
謝礼金額データメモリ5−10、事業者側と広告提供者
側の銀行口座番号データメモリ5−11、店舗別相殺金
額データメモリ5−12を有している。図4(B)は、
ECR端末装置3側に設けられている各種のログファイ
ルを示し、売上ログファイル3−1、印刷ログファイル
3−2、取引ログファイル3−3を有している。
【0023】図5(A)は、広告データファイル5−1
の構成を示した図である。広告データファイル5−1
は、広告主から提供された広告データと、それに関係す
るデータを記憶管理するもので、その各レコードは、
「開始日」、「商品名」、「実広告データ」、「広告条
件データ」、「対象店舗種類」、「広告ID」、「店舗
ID」、「出力枚数」、「出力上限数」、「店舗支払い
金額」、「収集解析の請求金額」の項目を有している。
なお、「開始日」は、広告主から広告データが提供され
て各店舗へ配信可能となった日、「広告条件データ」、
「対象店舗種類」は、上述した広告ターゲット属性であ
る。「出力枚数」は、現時点までに配信した広告枚数を
示し、「出力上限数」は、最大出力枚数を示し、「出力
枚数」が「出力上限数」に達するまで広告データが配信
される。「店舗支払い金額」は、広告主がその「出力枚
数」に応じた支払う金額を示し、「収集解析の請求金
額」は、売上データの解析処理に応じた請求金額を示し
ている。
【0024】図5(B)は、店舗種類判別用データファ
イル5−2の構成を示した図である。店舗種類判別用デ
ータファイル5−2は、「対象店舗種類」と「店舗ID
の上位2桁」を対応して記憶するもので、「店舗IDの
上位2桁」に基づいて「対象店舗種類」を判別する際に
使用される。なお、「店舗ID」は、その上位2桁が店
舗の種類を示すデータ構成となっており、それに続く6
桁のデータが店舗固有の識別情報となっている。「対象
店舗種類」としては、例えば、食料品、衣料品等のよう
に店舗が主に取り扱っている商品の種類に応じて店舗を
分類仕分けするものである。
【0025】図6(A)は、店舗別時間帯別売上データ
ファイル5−3の構成を示した図である。店舗別時間帯
別売上データファイル5−3は、各店舗に対応して1日
分の売上データを時間帯別に分類仕分けして記憶管理す
るもので、「時間帯」、「売上個数」、「売上金額」の
各項目を有している。この場合、サービス事業者側のサ
ーバコンピュータ2は、各ECR端末装置3から1日の
営業終了時等に送信されて来る1日分の売上データを収
集してそれを時間帯別に集計し、その時間帯別集計結果
である「売上個数」、「売上金額」を店舗別時間帯別売
上データファイル5−3にセットする。
【0026】図6(B)は、店舗別商品別売上データフ
ァイル5−4の構成を示した図である。店舗別商品別売
上データファイル5−4は、各店舗に対応して1日分の
売上データを商品別に分類仕分けして記憶管理するもの
で、「商品コード」、「単価」、「売上個数」、「売上
合計金額」、「在庫」、「利益」の各項目を有してい
る。この場合、サービス事業者側のサーバコンピュータ
2は、各ECR端末装置3から1日の営業終了時等に送
信されて来る1日分の売上データを収集してそれを商品
別に集計し、その商品別集計結果である「売上個数」、
「売上合計金額」、「在庫」、「利益」を店舗別商品別
売上データファイル5−4にセットする。
【0027】図6(C)は、店舗別取引別売上データフ
ァイル5−5の構成を示した図である。店舗別取引別売
上データファイル5−5は、各店舗に対応して1日分の
売上データを取引別に分類仕分けして記憶管理するもの
で、「取引種別」、「売上合計金額」の各項目を有して
いる。この場合、サービス事業者側のサーバコンピュー
タ2は、各ECR端末装置3から1日の営業終了時等に
送信されて来る1日分の売上データを収集してそれを取
引別に集計し、その取引別集計結果である「売上合計金
額」を店舗別取引別売上データファイル5−5にセット
する。
【0028】図7(A)は、地域別売れ筋商品データベ
ース5−6の構成を示した図である。地域別売れ筋商品
データベース5−6は、各地域毎および商品区分毎に解
析された売れ筋商品を記憶管理するもので、例えば、食
料品、衣料品等の商品区分毎に「地域区分」、「商品コ
ード」、「売上個数」の各項目を有している。この場
合、サービス事業者側のサーバコンピュータ2は、各E
CR端末装置3から1日の営業終了時等に送信されて来
る1日分の売上データを収集してそれを地域別に集計
し、その地域別商品別の集計結果である「売上個数」を
比較し、「売上個数」が多い商品を抽出し、それを売れ
筋商品として、その「地域区分」、「商品コード」、
「売上個数」を地域別売れ筋商品データベース5−6に
セットする。
【0029】図7(B)は、地域別商品別データベース
5−7の構成を示した図である。地域別商品別データベ
ース5−7は、各地域毎に解析された商品の売上個数を
商品別に記憶管理するもので、各地域に対応する各商品
別売上個数、つまり、「地域区分」に対応して、「商品
コード」、「売上個数」の各項目を有している。この場
合、サービス事業者側のサーバコンピュータ2は、各E
CR端末装置3から1日の営業終了時等に送信されて来
る1日分の売上データを収集してそれを地域別に集計
し、その地域別商品別の集計結果である「売上個数」を
地域別商品別データベース5−7にセットする。
【0030】図8(A)は、広告印刷状況、広告料金の
伝送時刻データファイル5−8の内容を示したもので、
この広告印刷状況、広告料金の伝送時刻データメモリ5
−8は、広告印刷状況、広告料金を伝送する為のスケジ
ュール時刻(例えば、1日の営業終了時や夜間等のスケ
ジュール時刻)が予め設定されている。図8(B)は、
店舗別相殺金額データメモリ5−12の内容を示し、こ
の店舗別相殺金額データメモリ5−12は、店舗別に支
払い金額、請求金額を記憶するもので、「店舗ID」、
「支払い金額」、「請求金額」の各項目を有している。
すなわち、店舗別相殺金額データメモリ5−12は、店
舗側でレシート印刷された広告出力枚数分の支払い金額
と、売上データを解析することによってその店舗に対し
て請求する請求金額とを考慮した相殺金額を記憶するメ
モリである。
【0031】なお、広告1枚印刷による広告提供者側へ
の請求金額データメモリ5−9、広告1枚印刷による店
舗側への謝礼金額データメモリ5−10、事業者側と広
告提供者側の銀行口座番号データメモリ5−11につい
ては、図示していないが、請求金額データメモリ5−9
は、広告1枚印刷当たりの広告提供者側への請求金額、
謝礼金額データメモリ5−9は、広告1枚印刷当たりの
店舗側への謝礼金額、銀行口座番号データメモリ5−1
0は、事業者側と広告提供者側の銀行口座番号を記憶管
理するメモリである。
【0032】図9は、各ECR端末装置3側に設けられ
ている売上ログファイル3−1、印刷ログファイル3−
2、取引ログファイル3−3を示し、(A)は、売上ロ
グファイル3−1、(B)は、印刷ログファイル3−
2、(C)は、取引ログファイル3−3の構成を示した
図である。売上ログファイル3−1は、商品登録が行わ
れる毎に、1レコード分の商品登録履歴情報が順次書き
込まれるもので、その内容は一日に一回、サーバコンピ
ュータ2へ送信される。売上ログファイル3−1を構成
する1レコード分のデータは、「売上の年月日、時
刻」、「店舗ID」、「商品コード」、「キャラク
タ」、「売上金額・個数」、「在庫」、「地域ID」の
各項目を有している。
【0033】印刷ログファイル3−2は、レシートに広
告印刷が行われる毎に、1レコード分の印刷履歴情報が
順次書き込まれるもので、その内容は一日に一回、サー
バコンピュータ2へ送信される。印刷ログファイル3−
2を構成する1レコード分のデータは、「印刷の年月
日」、「広告ID」、「店舗ID」、「印刷時刻」の各
項目を有している。「広告ID」は、レシート印刷した
広告を示している。取引ログファイル3−3を構成する
1レコード分のデータは、「売上の年月日、時刻」、
「店舗ID」、「取引種別」、「合計売上高」、「税
金」の各項目を有している。
【0034】図10は、サービス事業者側のサーバコン
ピュータ2の全体構成を示したブロック図である。CP
U201は、記憶装置202内のオペレーティングシス
テムや各種アプリケーションソフトにしたがってこのサ
ーバコンピュータ2の全体動作を制御する中央演算処理
装置である。記憶装置202は、オペレーティングシス
テムや各種アプリケーションソフト、データベース等が
格納され、磁気的、光学的、半導体メモリ等によって構
成されている記録媒体203やその駆動系を有してい
る。この記録媒体203はハードディスク等の固定的な
媒体若しくは着脱自在に装着可能なCD−ROM、フロ
ッピィデスク、RAMカード、磁気カード等の可搬型の
媒体である。また、この記録媒体203内のプログラム
やデータは、必要に応じてCPU1の制御によりRAM
(例えば、スタティックRAM)204にロードされた
り、RAM204内のデータが記録媒体203にセーブ
される。更に、記録媒体はサーバ等の外部機器側に設け
られているものであってもよく、CPU201は伝送制
御部205を介してこの記録媒体内のプログラム/デー
タを直接アクセスして使用することもできる。
【0035】また、CPU201は記録媒体203内に
格納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝送
制御部205を介して取り込み、記録媒体203に新規
登録あるいは追加登録することもできる。更に、プログ
ラム/データはサーバ等の外部機器側で記憶管理されて
いるものであってもよく、CPU201は伝送制御部2
05を介して外部機器側のプログラム/データを直接ア
クセスして使用することもできる。一方、CPU201
にはその入出力周辺デバイスである伝送制御部205、
入力部206、表示部207、印刷部208がバスライ
ンを介して接続されており、入出力プログラムにしたが
ってCPU201はそれらの動作を制御する。
【0036】図11は、各ECR端末装置3の全体構成
を示したブロック図である。なお、ECR端末装置3の
構成要素も上述したサーバコンピュータ2の構成要素と
基本的に同様であり、CPU301、記憶装置302、
記録媒体303、RAM304、伝送制御部305、入
力部306、表示部307、印字部308の他、ドロア
ー309を有する構成となっている。入力部306に
は、テンキー、商品別キー、部門キー、締めキーの他、
モード切り替えスイッチが設けられている。このモード
切り替えスイッチは「登録」、「点検」、「精算」、
「設定」等の各種モードを指定するもので、「登録」モ
ードが指定されている場合、CPU301は、入力され
た売上データを商品別売上合計ファイル(図示せず)に
登録すると共に、その登録内容をレシートに印刷する。
そして、一取引の登録終了時に、締め処理を実行し、レ
シートを発行するが、その際、広告データをレシートに
印刷するようにしている。なお、ECR端末装置3には
モデム等の回線接続機能が内蔵されているが、外付けモ
デムを使用してもよい。
【0037】次に、この実施形態における店舗通信シス
テムの動作を図12〜図19に示すフローチャートを参
照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記
述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で記録媒体203(303)に格納されてお
り、CPU201(301)はこのプログラムコードに
したがった動作を逐次実行する。また、CPU201
(301)は伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプ
ログラムコードにしたがった動作を逐次実行することも
できる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外
部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形
態特有の動作を実行することもできる。
【0038】図12は、各ECR端末装置3側の全体動
作の概要を示したフローチャートである。先ず、ECR
端末装置3は、入力待ち状態において(ステップA
1)、何らかの入力を検出すると、その入力指示内容を
解析する処理を行う(ステップA2、A4、A8)。い
ま、売上データを登録する為の入力指示を検出したもの
とすると(ステップA2)、この入力指示にしたがって
売上データ登録処理を行う(ステップA3)。
【0039】図13は、上述の売上データ登録処理を示
したフローチャートである。先ず、ECR端末装置3
は、指示内容が売上入力か(ステップB1)、一取引分
の登録終了時に指示される締め入力かを判別する(ステ
ップB4)。ここで、売上入力であれば(ステップB
1)、入力された商品別売上データに基づいて売上登録
を行うと共に、入力された商品別売上データをレシート
/ジャーナルに印刷出力させたり、表示出力させる売上
データ登録処理を行う(ステップB2)。そして、登録
商品に対応して、「年月日」、「時刻」、「商品コー
ド」、「キャラクタ」、「金額」、「個数」、「粗利
益」、「在庫」、「地域ID」を売上ログファイル3−
1に格納する(ステップB3)。
【0040】また、締め入力の場合には(ステップB
4)、通常の締め処理を行ってレシート用紙に合計金
額、釣銭等を印刷した後(ステップB5)、広告データ
を読み出してレシートに広告印刷を行う(ステップB
6)。そして、「印刷の年月日」、「広告ID」、「店
舗ID」、「印刷時刻」を印刷ログファイル3−2に格
納すると共に(ステップB7)、「売上の年月日、時
刻」、「店舗ID」、「取引種別」、「合計売上高」、
「税金」を取引ログファイル3−3に格納する(ステッ
プB8)。
【0041】一方、図12のステップA4において、各
種ログファイルの送信指示が入力された場合には、売上
ログファイル3−1、印刷ログファイル3−2、取引ロ
グファイル3−3の内容を呼び出してサービス事業者側
のサーバコンピュータ2へ送信する(ステップA5)。
ここで、サービス事業者側のサーバコンピュータ2側で
は各ログファイルの内容に基づいて後述する売上データ
の解析処理が行われ、その解析結果を要求元のECR端
末装置3へ送信するようにしている。ECR端末装置3
は、サービス事業者側から送信されて来た解析結果を受
信すると(ステップA6)、それを表示・印刷出力させ
る(ステップA7)。
【0042】また、広告データの要求指示が入力された
場合には(ステップA8)、サービス事業者側のサーバ
コンピュータ2側へ広告データを要求する処理を行い
(ステップA9)、それに応答して広告データが送信さ
れて来た場合には、この広告データを受信して(ステッ
プA10)広告登録処理を行い、受信した広告データを
レシート印刷用のデータとして広告データファイル5−
1に保存する(ステップA11)。なお、その他の入力
指示であれば(ステップA8)、それに応じて他の処理
を行う(ステップA12)。
【0043】図14は、サービス事業者側のサーバコン
ピュータ2側における全体動作の概要を示したフローチ
ャートである。先ず、店舗側のECR端末装置3との間
において、データの送受信有りかを判別し(ステップC
1)、店舗側とデータの送受信を行う場合には、ECR
端末装置3から売上ログファイル3−1、印刷ログファ
イル3−2、取引ログファイル3−3が送信されて来た
かを判別する(ステップC2)。
【0044】いま、ECR端末装置3から売上ログファ
イル3−1、印刷ログファイル3−2、取引ログファイ
ル3−3が送信されて来た場合には、受信した各ログフ
ァイルを収集すると共に、それらの内容に基づいて店舗
別時間帯別売上データファイル5−3、店舗別商品別売
上データファイル5−4、店舗別取引別売上データファ
イル5−5を作成する他、店舗側から送信されて来た売
上ログファイル3−1に基づいて地域別売れ筋商品デー
タベース5−6、地域別商品別データベース5−7内の
該当地域の内容を更新する(ステップC3)。そして、
その他の売上解析処理を実行する(ステップC4)。な
お、その他の売上解析処理については、後述する図15
のフローチャートにしたがって行われる。
【0045】また、ECR端末装置3から広告データの
送信要求を受信した場合には(ステップC5)、店舗対
応の広告データを選別する処理を行う(ステップC
6)。すなわち、各広告提供企業から広告毎に提示され
た広告ターゲット属性と、店舗側から提示された店舗属
性とが記憶管理されている状態において、サーバコンピ
ュータ2は、この広告ターゲット属性と店舗属性とに基
づいて広告効果がありそうな広告データを選別する。そ
して、選別した広告データをその店舗対応のECR端末
装置3へ配信する(ステップC7)。
【0046】図15は、上述したその他の売上解析処理
を示したフローチャートである。この場合における売上
解析処理は、上述のようにして作成された店舗別時間帯
別売上データファイル5−3、店舗別商品別売上データ
ファイル5−4、店舗別取引別売上データファイル5−
5、地域別売れ筋商品データベース5−6、地域別商品
別データベース5−7を参照することにより行われる。
サービス事業者側のサーバコンピュータ2は、店舗別時
間帯別売上データファイル5−3の内容を参照して、当
該店舗の時間帯別売上データを比較することにより、一
番売れている時間帯を判別すると共に(ステップD
1)、一番売れている時間帯にタイムサービスを行うべ
きことを促すメッセージデータを作成する(ステップD
2)。次に、店舗別商品別売上データファイル5−4の
内容を参照して、当該店舗の商品別売上データを比較す
ることにより、売れている商品を売れ筋商品として10
品抽出し(ステップD3)、各売れ筋商品の「商品
名」、「商品コード」を含むメッセージデータを作成す
る(ステップD4)。
【0047】更に、店舗別商品別売上データファイル5
−4の内容を参照して、当該店舗の商品別売上データを
比較することにより、売れ行きの悪い商品を死筋商品と
して10品抽出する(ステップD5)。そして、地域別
売れ筋商品データベース5−6の内容を参照して、同じ
地域内で同一の店舗区分に属する商品群の中から売れ筋
商品を10品抽出する(ステップD6)。これによって
抽出した売れ筋商品に基づいて店舗別商品別売上データ
ファイル5−4を検索し、当該店舗は売れ筋商品(10
品)を既に販売しているかを判別し(ステップD7)、
扱っていない商品があれば、当該商品の「商品名」、
「商品コード」を一時記憶すると共に(ステップD
8)、扱っている商品の点数を求める(ステップD
9)。
【0048】次に、地域別売れ筋商品データベース5−
6の内容を参照し、同一地域に拘らず、異業種の売れ筋
1位の商品を判別すると共に(ステップD10)、その
商品の「商品名」、「商品コード」を一時記憶する(ス
テップD11)。そして、一時記憶の内容、つまり、同
じ地域内で同一の店舗区分に属する売れ筋商品の中で扱
っていない商品、同一地域に拘らずに異業種の売れ筋1
位の商品と死筋商品とを入れ替えるべき旨を薦めるメッ
セージデータを作成する(ステップD12)。そして、
今回分の売上解析料金を当該店舗対応の累計請求金額に
加算する加算処理を行った後(ステップD13)、後述
する店舗精算金額演算処理を行う(ステップD14)。
【0049】図16は、上述した店舗精算金額演算処理
を示したフローチャートである。この店舗精算金額演算
処理には、店舗別相殺金額データメモリ5−12が使用
される。先ず、店舗側において広告レシート印刷に応じ
て支払うべき店舗支払い金額から上述の店舗対応の請求
金額を減算することによって、相殺金額を求める(ステ
ップE1)。この結果、請求金額が店舗支払い金額より
も多いか、つまり、相殺金額は負の値かを調べ(ステッ
プE2)、多い場合には、相殺金額(絶対値)を請求金
額として記憶し、支払い金額にゼロを記憶する(ステッ
プE3)。そして、この請求金額を店舗請求金額として
セットする(ステップE4)。また、請求金額が店舗支
払い金額よりも、少ない場合には(ステップE2)、相
殺金額を支払い金額に記憶し、請求金額にゼロを記憶す
る(ステップE5)。そして、この支払い金額を店舗請
求金額としてセットする(ステップE6)。
【0050】このような店舗精算金額演算処理が終了す
ると、算出された店舗精算金額と共に、店舗別時間帯別
売上データファイル5−3、店舗別商品別売上データフ
ァイル5−4、店舗別取引別売上データファイル5−5
から当該店舗に対応する時間帯別、取引別、商品別の売
上データを読み出して要求元のECR端末装置3へ送信
する(図15のステップD15)。そして、上述のよう
にして作成した各種メッセージ、つまり、当該店舗にお
いて一番売れている時間帯にタイムサービスを行うべき
ことを促すメッセージ、当該店舗において売れ筋商品の
メッセージ、商品の入れ替えを薦めるメッセージを要求
元のECR端末装置3へ送信する(ステップD16)。
その後、送信した各データをクリアする(ステップD1
7)。
【0051】他方、サービス事業者側のサーバコンピュ
ータ2において、広告提供者コンピュータ1側からの通
信要求を受信した場合(図14のステップC8)、広告
データの登録要求かを判別し(ステップC9)、広告登
録要求であれば、受信した広告データを広告データファ
イル5−1へ登録する(ステップC10)。また、広告
提供者からの通信要求が広告データの登録要求でなけれ
ば、広告印刷状況、広告料金の伝送時刻データメモリ5
−8をアクセスし、この伝送時刻と現在のシステム時刻
とを比較することにより、その伝送時刻に到達したかを
判別する(ステップC11)。ここで、広告印刷状況、
広告料金の伝送時刻であれば、広告印刷状況、広告料金
の伝送処理を行う(ステップC12)。
【0052】図17は、広告印刷状況、広告料金の伝送
処理を示したフローチャートである。先ず、サービス事
業者側のサーバコンピュータ2は、広告データファイル
5−1をアクセスする為のポインタPに初期値“1”を
セットした後(ステップF1)、このポインタPの値で
広告データファイル5−1をアクセスし、その値に該当
する広告レコードを取り出して(ステップF2)、「出
力枚数」を抽出する(ステップF3)。そして、「出力
枚数」に「単価」を乗算して広告料金を算出した後(ス
テップF4)、「出力枚数」は、「出力限度数(出力上
限数)」を超えたかを判別する(ステップF5)。
【0053】ここで、「出力枚数」が「出力限度数」を
超えている場合には、広告提供者の口座より広告料金分
の金額引き落としを銀行に依頼送信すると共に(ステッ
プF6)、広告提供者宛に広告データファイル5−1の
内容(当該広告提供者対応の内容)と限度数を超えた旨
を送信する(ステップF7)。また、「出力枚数」が
「出力限度数」以下であれば(ステップF5)、広告提
供者宛に広告データファイル5−1の内容と広告料金を
送信する(ステップF9)。そして、ポインタPの値
は、広告データファイル5−1の最終レコード位置を超
えたかを判別し(ステップF8)、最終レコード位置を
超えていなければ、ポインタPの値に“1”を加算して
その値を更新した後(ステップF10)、更新後のポイ
ンタPの値で広告データファイル5−1をアクセスする
(ステップF2)。
【0054】図20は、広告印刷状況、広告料金の伝送
時刻に広告提供者宛に送信された広告印刷状況、広告料
金の報告(ディリー報告)画面を示している。このディ
リー報告画面には、広告提供者名やメッセージデータと
共に、「広告ID」、「広告名」、「開始日」、「実
績」、「累計」、「上限」の各項目、「広告印刷1枚の
単価」、「現時点の広告印刷料金」、「広告印刷を続行
するかの問い合わせ」が表示されている。
【0055】また、サービス事業者側のサーバコンピュ
ータ2において、広告提供者コンピュータ1側からの通
信要求を受信した場合に(図14のステップC8)、そ
れが広告印刷中止の要求であれば(ステップC13)、
後述する図18のフローチャートにしたがって広告印刷
中止処理を行うが(ステップC14)、その他の要求で
あれば(ステップC13)、広告提供者との間で、それ
に応じた送受信処理を行う(ステップC15)。
【0056】図18は、広告印刷中止処理を示したフロ
ーチャートである。この場合、広告提供者側から広告印
刷中止要求と共に、中止対象の広告IDが送信されて来
ると、サービス事業者側のサーバコンピュータ2におい
ては、この広告IDに基づいて広告データファイル5−
1を検索して、「広告ID」、「広告名」、「開始日」
等の必要項目のデータを抽出する(ステップG1)。そ
して、中止メッセージ、その広告提供者名、今日の日
付、広告ID、広告名、開始日、実績、累計、上限、単
価、料金を含む引き落としメッセージを作成してワーク
メモリ(図示せず)に一時記憶する(ステップG2)。
次に、広告提供者口座より料金分だけ引き落として事業
者側の口座に振り込むことを銀行に依頼するデータを当
該銀行に対して送信する(ステップG3)。そして、中
止対象の該当広告データおよびそれに関連するデータを
クリアした後(ステップG4)、上述のワークメモリに
一時記憶しておいた中止関連データを当該提供者宛に送
信する(ステップG5)。
【0057】図19は、広告提供者コンピュータ1側の
動作を示したフローチャートである。広告提供者コンピ
ュータ1は、サービス事業者側のサーバコンピュータ2
からデータを受信した場合(ステップH1)、それが広
告印刷状況、広告料金に関するデータであれば(ステッ
プH2)、受信データを該当ファイルに格納した後(ス
テップH4)、受信データを広告ID別に印刷する(ス
テップH5)。ここで、この広告印刷の続行可否入力を
受け付け(ステップH6)、続行しない場合の指示があ
れば(ステップH7)、広告IDと広告印刷の中止通知
をサービス事業者側のサーバコンピュータ2へ送信する
(ステップH8)。
【0058】なお、受信データが広告印刷状況、広告料
金に関するデータでなければ、その他の処理が行われる
(ステップH3)。一方、広告提供者側から広告データ
の入力が指示された場合には(ステップH9)、広告デ
ータの入力を受け付け可能状態となり(ステップH1
0)、入力された広告データをサービス事業者側のサー
バコンピュータ2へ送信する(ステップH11)。
【0059】図21は、広告提供者宛に送信された中止
了承画面を示している。この中止了承画面には、広告提
供者名やメッセージデータと共に、「広告ID」、「広
告名」、「開始日」、「実績」、「累計」、「上限」の
各項目、「広告印刷1枚の単価」、「現時点の広告印刷
料金」、「上記金額を口座番号より引き落とす旨」が表
示されている。
【0060】以上のように、この実施形態においてサー
ビス事業者側のサーバコンピュータ2は、会員店舗側か
ら個別に要求された店舗属性に基づいて、多数の広告デ
ータの中から当該店舗属性に適合する広告データを会員
店舗毎に選別すると共に、選別された広告データを会員
店舗対応の各ECR端末装置3へ配信し、また、各EC
R端末装置3は、サーバコンピュータ2から配信されて
来た広告データを記憶管理すると共に、顧客との商取引
毎に、広告データを出力するようにしたから、広告効果
を高めた新規な広告データ運用システムの構築を実現す
ることができる。
【0061】これによって、店舗特性等に応じて広告価
値の高い広告データのみを選別して配信することがで
き、各ECR端末装置3側では、顧客との商取引毎に、
当該顧客を対象として広告価値のある広告データのみを
出力することができる。つまり、広告データは不特定多
数に同時に出力するのではなく、レシートに印刷されて
いる登録明細に続けて広告データをレシート印刷するよ
うにしたから、顧客はレシート内容を確認する都度、否
応なしに広告を目にすることになり、的を絞った確実な
広告が可能となり、全国から募集した一般広告を効果的
な方法で広告することが可能となる。一方、顧客側から
見れば、レシート広告によって有益な情報を得ることが
できる。
【0062】特に、この実施形態において各店舗側のE
CR端末装置3は、上述のように広告データを顧客との
商取引毎に出力すると共に、入力された売上データを登
録処理し、登録された売上データをサービス事業者側へ
送信し、サービス事業者側では、店舗側からの売上デー
タを収集して売上解析を行い、その解析結果を当該店舗
側へ送信するようにしたから、各店舗側のECR端末装
置3では、登録された売上データを蓄えておくだけでよ
く、PLUファイル(商品別売上合計器)を設けたり、
売上解析用のアプリケーションソフトがなくても、売上
解析結果を知ることができる。この場合、サービス事業
者側で売上解析処理を代行したとしても、その代行料
は、店舗側に支払う広告印刷数分の支払い額と相殺する
ことができる。この場合、各店舗毎に算出された広告料
金と売上解析の代行料とを比較し、解析の代行料の方が
多ければ、その分を当該店舗に対して請求するようにす
ればよい。
【0063】また、サービス事業者側で行われる売上解
析処理は、売上データを時間帯別、商品別等の集計種別
毎に売上合計を算出し、この集計種別毎の売上合計を解
析結果する報告書を作成したり、その解析結果に応じた
販売戦略上のアドバイス、すなわち、死筋商品を求め
て、この死筋商品の変わりとなる売れ筋商品をアドバイ
スしたり、売上データを時間帯別に集計して売れ筋時間
帯を求めて、売れ筋時間帯をアドバイスすることができ
る。この場合、死筋商品の変わりとなる売れ筋商品をア
ドバイスする際に、その店舗が属する地域特性を考慮し
て売れ筋商品をアドバイスすることもできる。これによ
って店側においては販売改善を的確に行うことが可能と
なる。
【0064】なお、上述した一実施形態においては、イ
ンターネットを介して広告提供者コンピュータ1からサ
ーバコンピュータ2に対して、広告データや広告ターゲ
ット属性等を送信するようにしたが、広告提供者が任意
に作成した広告データや広告ターゲット属性をメモリカ
ード等の記憶媒体に書き込んでおき、これを広告サービ
ス事業者に配布し、広告サービス事業者がこの記憶媒体
をサーバコンピュータ2へ装着することで、サーバコン
ピュータ2に登録するようにしてもよい。
【0065】一方、大型店舗に構築されているPOS
(ポイント・オブ・セールス)システムにおいて、広告
サービス事業者側のサーバコンピュータ2は、POSシ
ステムを構成するマスタ装置へ広告データを配信するよ
うにしてもよい。この場合、マスタ装置は、スレーブ側
の各POSターミナルに広告データを配信するようにし
てもよい。つまり、広告サービス事業者から末端のEC
R端末装置3に対して広告データを配信する際、1また
は2以上の中継用コンピュータ装置を介して各ECR端
末装置3へ配信するようにしてもよい。
【0066】また、広告印刷は、レシートの表面に登録
明細に続けて印刷する他、その裏面印刷にもその広告の
詳細事項を印刷するようにしてもよい。この場合、両面
印刷機能を持つ印刷装置であれば実現可能である。レシ
ートの表面に1つの広告を印刷する場合に限らず、関係
する2以上の広告を印刷するようにしてもよい。また、
今回の取引の開始時に広告データをレシート用紙のヘッ
ダ部に印刷してもよく、または前回のレシート発行時に
次の取引用として広告データをレシート用紙に印刷する
ようにしてもよい。広告をレシート印刷する他、その登
録操作中における待ち時間を利用して、広告を音声メッ
セージや表示メッセージによって出力するようにしても
よい。
【0067】広告データを印刷物に印刷する場合に限ら
ず、顧客所有の携帯型記録媒体、例えば、コンパクトフ
ラッシュ(登録商標)カード、PCカード、スマートメ
ディア、CD(光ディスク)、MO(光磁気ディス
ク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)等に広
告データを出力して書き込むようにしてもよい。この場
合、広告データは、静止画、動画であってもよい。
【0068】なお、上述した実施形態においては、店舗
側では広告出力数を一括してサービス事業者側へ送信す
るようにしたが、一取引の終了毎に、広告出力枚数用の
カウントアップ信号をサービス事業者側へ送信し、サー
ビス事業者側では店舗別にカウントアップ信号を計数し
て店舗別広告出力枚数を記憶管理するようにしてもよ
い。また、広告出力数が多い場合には、売上解析サービ
スを無料で行うようにしているが、売上解析サービスを
割引で行うようにしてもよい。
【0069】なお、上述した実施形態においては、店舗
単位での売上解析処理として商品別集計、時間帯別集
計、取引別集計を行うようにしたが、週単位、月単位、
期間単位での集計処理や商品ジャンルに応じて部門別集
計を行うようにしてもよい。また、売上解析を定期的に
行う場合に限らず、登録会員ユーザが任意に指定した時
期に当該店舗の売上データを収集して売上解析を行うよ
うにしてもよい。
【0070】また、上述した実施形態においては、地域
毎の売上解析処理として、地域内での同業店舗や異業種
店舗での売れ筋商品を特定し、その報告メッセージを作
成するようにしたが、全国の各地域のうち、登録会員ユ
ーザが任意に指定した指定地域における同一店舗区分の
売れ筋商品を特定して、その報告メッセージを作成する
ようにしてもよい。また、予め用意されている各種の売
上解析メニューの中から登録会員ユーザが任意に指定し
た売上解析のみを行うようにしてもよい。
【0071】また、サービス事業者側においては、地区
条件の他に、購入者の年齢条件、性別条件等に応じた売
上解析を実行するようにしてもよい。つまり、購入者の
年齢別、性別等を考慮した売上解析を行うようにしても
よい。この場合、店舗側からサービス事業者側に対して
解析対象の地区条件、購入者の年齢条件、性別条件等を
店舗側から入力し、その入力条件に応じた売上解析の実
行をサービス事業者側に対して指示するようにしてもよ
い。更に、地区条件、購入者の年齢条件、性別条件に応
じた売上解析を実行する場合において、その条件の緩和
を店舗側から指示するようにしてもよい。
【0072】一方、コンピュータ(サービス事業者側の
サーバコンピュータ2、ECR端末装置3)に対して、
上述した各手段を実行させるためのプログラムコードを
それぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フ
ロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにし
てもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプ
ログラムコードを有する記録媒体であって、各店舗側の
ECR端末装置3へ広告データを配信する機能と、EC
R端末装置3から売上データを収集して売上解析を行う
機能と、解析結果を当該店舗側のECR端末装置3へ送
信する機能と、サービス事業者側のサーバコンピュータ
2センター装置から配信された広告データを顧客との商
取引毎に出力すると共に、入力された売上データを登録
処理する機能と、登録された売上データをサービス事業
者側のサーバコンピュータ2へ送信する機能とを実現さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取
り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、センター装置は、各
店舗側の売上データ処理装置へ広告データを配信してお
くと、売上データ処理装置は、顧客との商取引毎に広告
データを出力すると共に入力された売上データを登録処
理し、センター装置は、売上データ処理装置から売上デ
ータを収集して売上解析を行い、その解析結果を当該店
舗側の売上データ処理装置に送信するようにしたから、
各店舗側では、登録された売上データを蓄えておくだけ
でよく、商品別売上合計器を設けたり、売上解析用のア
プリケーションソフトがなくても、売上解析結果を知る
ことができる。この場合、センター側で売上解析処理を
代行したとしても、その代行料は、店舗側に支払う広告
印刷数分の支払い額と相殺することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】広域通信網を介して各店舗側との間でデータ通
信を行う店舗通信システムを示したブロック図。
【図2】サービス事業者側のサーバコンピュータ2が各
店舗の属性に応じて広告効果の高い広告データを選別し
て配信する為に、予め各店舗から取り寄せておいた広告
条件データを示した図。
【図3】各ECR端末装置3側において発行されるレシ
ート印字例を示した図。
【図4】(A)は、サービス事業者側のサーバコンピュ
ータ2側に設けられているデータベース5の内容を示し
た図、(B)は、ECR端末装置3側に設けられている
各種のログファイルを示した図。
【図5】(A)は、広告データファイル5−1の構成を
示した図、(B)は、店舗種類判別用データファイル5
−2の構成を示した図。
【図6】(A)は、店舗別時間帯別売上データファイル
5−3の構成を示した図、(B)は、店舗別商品別売上
データファイル5−4の構成を示した図、(C)は、店
舗別取引別売上データファイル5−5の構成を示した
図。
【図7】(A)は、地域別売れ筋商品データベース5−
6の構成を示した図、(B)は、地域別商品別データベ
ース5−7の構成を示した図。
【図8】(A)は、広告印刷状況、広告料金の伝送時刻
データファイル5−8の内容を示した図、(B)は、店
舗別相殺金額データメモリ5−12の内容を示した図。
【図9】各ECR端末装置3側に設けられている売上ロ
グファイル3−1、印刷ログファイル3−2、取引ログ
ファイル3−3を示し、(A)は、売上ログファイル3
−1、(B)は、印刷ログファイル3−2、(C)は、
取引ログファイル3−3の構成を示した図。
【図10】サービス事業者側のサーバコンピュータ2の
全体構成を示したブロック図。
【図11】各ECR端末装置3の全体構成を示したブロ
ック図。
【図12】各ECR端末装置3側の全体動作の概要を示
したフローチャート。
【図13】各ECR端末装置3側において実行される売
上データ登録処理を示したフローチャート。
【図14】サービス事業者側のサーバコンピュータ2側
における全体動作の概要を示したフローチャート。
【図15】サービス事業者側において実行されるその他
の売上解析処理を示したフローチャート。
【図16】サービス事業者側において実行される店舗精
算金額演算処理を示したフローチャート。
【図17】サービス事業者側において実行される広告印
刷状況、広告料金の伝送処理を示したフローチャート。
【図18】サービス事業者側において実行される広告印
刷中止処理を示したフローチャート。
【図19】広告提供者コンピュータ1側の動作を示した
フローチャート。
【図20】広告印刷状況、広告料金の伝送時刻に広告提
供者宛に送信された広告印刷状況、広告料金の報告(デ
ィリー報告)画面を示した図。
【図21】広告提供者宛に送信された中止了承画面を示
した図。
【符号の説明】
1 広告提供者コンピュータ 2 サービス事業者側のサーバコンピュータ 3 ECR端末装置 4 インターネット 5−1 広告データファイル 5−2 店舗種類判別用データファイル 5−3 店舗別時間帯別売上データファイル 5−4 店舗別商品別売上データファイル 5−5 店舗別取引別売上データファイル 5−6 地域別売れ筋商品データベース 5−7 地域別商品別データベース 5−8 広告印刷状況、広告料金の伝送時刻データメモ
リ 5−9 広告1枚印刷による店舗側への請求金額データ
メモリ 5−10 広告1枚印刷による店舗側への謝礼金額デー
タメモリ 5−11 事業者側と広告提供者側の銀行口座番号デー
タメモリ 5−12 店舗別相殺金額データメモリ 3−1 売上ログファイル 3−2 印刷ログファイル 3−3 取引ログファイル 101、301 CPU 102、302 記憶装置 103、303 記録媒体 105、305 伝送制御部 106、306 入力部 107、307 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/06 G07G 1/06 D 1/12 341 1/12 341B 341Z 1/14 1/14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各店舗側に設置されている売上データ処理
    装置と、各店舗側の売上データ処理装置に広告データを
    配信すると共に、その売上データ処理装置から送信され
    て来た売上データを収集して売上解析を行うセンター装
    置とが広域通信網を介してネットワーク接続されてなる
    店舗通信システムであって、前記センター装置は、前記
    売上データ処理装置に広告データを配信する広告データ
    配信手段と、前記売上データ処理装置から売上データを
    収集して売上解析を行う売上データ解析処理手段と、こ
    の売上解析手段によって解析した解析結果を当該店舗側
    の売上データ処理装置に送信する解析結果送信手段とを
    有し、前記売上データ処理装置は、前記センター装置か
    ら配信された広告データを記憶する広告記憶手段と、顧
    客との商取引の際、入力された売上データを登録処理す
    る売上データ登録手段と、前記広告記憶手段内の広告デ
    ータを顧客との商取引毎に出力する広告データ出力手段
    と、前記売上データ登録手段によって登録された売上デ
    ータを前記センタ装置へ送信する売上データ送信手段と
    を有し、たことを特徴とする店舗通信システム。
  2. 【請求項2】前記売上データ処理装置は、顧客との商取
    引毎に当該顧客に対してレシートを発行する際に、前記
    広告データ出力手段は、そのレシート用紙に印刷されて
    いる登録明細に続けて広告データを印刷出力する、よう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の店舗通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記売上データ処理装置は、顧客との商取
    引毎に出力される広告データの出力数を計数すると共
    に、計数された広告出力数を前記センタ装置へ送信し、
    前記センタ装置は、各店舗側での前記広告出力数に応じ
    て各店舗に支払う広告料金を算出すると共に、各店舗に
    請求する売上データ解析の代行料を算出する他、各店舗
    毎に算出された広告料金と売上データ解析の代行料とに
    基づいてそれらを相殺する、ようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の店舗通信システム。
  4. 【請求項4】各店舗毎に算出された広告料金と売上デー
    タ解析の代行料とを比較し、解析の代行料の方が多けれ
    ば、その分を当該店舗に対して請求する請求手続きを行
    う、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の店舗通
    信システム。
  5. 【請求項5】前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
    対応してその売上データを時間帯別、商品別等の集計種
    別毎に売上合計を算出し、この集計種別毎の売上合計を
    解析結果とする報告メッセージを作成する、ようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の店舗通信システム。
  6. 【請求項6】前記売上データ解析処理手段によって得ら
    れた解析結果に応じた販売戦略上のアドバイスを作成
    し、この販売戦略上のアドバイスを前記解析結果と共に
    店舗側に提供するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の店舗通信システム。
  7. 【請求項7】前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
    対応してその売上データを解析することによって死筋商
    品を求め、この売上データ解析処理手段によって求めら
    れた死筋商品の変わりとなる売れ筋商品をアドバイスす
    る報告メッセージを作成するようにしたことを特徴とす
    る請求項5記載の店舗通信システム。
  8. 【請求項8】前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
    対応してその売上データを解析して死筋商品を求め、こ
    の売上データ解析処理手段によって求められた死筋商品
    の変わりとなる売れ筋商品をアドバイスする場合に、そ
    の店舗が属する地域特性を考慮した売れ筋商品をアドバ
    イスする報告メッセージを作成するようにしたことを特
    徴とする請求項6記載の店舗通信システム。
  9. 【請求項9】前記売上データ解析処理手段は、各店舗に
    対応してその売上データを時間帯別に集計して売れ筋時
    間帯を求め、この前記売上データ解析処理手段によって
    求められた売れ筋時間帯をアドバイスする報告メッセー
    ジを作成するようにしたことを特徴とする請求項5記載
    の店舗通信システム。
  10. 【請求項10】コンピュータに対して、各店舗側の売上
    データ処理装置へ広告データを配信する機能と、売上デ
    ータ処理装置から売上データを収集して売上解析を行う
    機能と、解析結果を当該店舗側の売上データ処理装置に
    送信する機能と、センター装置から配信された広告デー
    タを顧客との商取引毎に出力すると共に、入力された売
    上データを登録処理する機能と、登録された売上データ
    をセンタ装置へ送信する機能と、を実現させるためのプ
    ログラム。
  11. 【請求項11】各店舗側に設置されている売上データ処
    理装置とセンター装置とが広域通信網を介してネットワ
    ーク接続されてなり、各店舗側の売上データ処理装置に
    広告データを配信すると共に、その売上データ処理装置
    から送信されて来た売上データを収集して売上解析を行
    う店舗通信方法であって、前記各売上データ処理装置に
    広告データを配信する前記センター装置は、売上データ
    処理装置から売上データを収集して売上解析を行って、
    その解析結果を当該店舗側の売上データ処理装置に送信
    し、顧客との商取引の際、入力された売上データを登録
    処理すると共に前記センター装置から配信された広告デ
    ータを顧客との商取引毎に出力する前記売上データ処理
    装置は、登録された売上データを前記センタ装置へ送信
    する、ようにしたことを特徴とする店舗通信方法。
JP2001085548A 2001-03-23 2001-03-23 店舗通信システムおよび店舗通信方法 Pending JP2002288514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085548A JP2002288514A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 店舗通信システムおよび店舗通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085548A JP2002288514A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 店舗通信システムおよび店舗通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002288514A true JP2002288514A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18941042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001085548A Pending JP2002288514A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 店舗通信システムおよび店舗通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002288514A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195921A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Junko Suginaka 電子貨幣発行システム
JP2007004517A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Nippon Television Network Corp コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信方法
JP2018180695A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 東芝テック株式会社 登録装置、決済装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195921A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Junko Suginaka 電子貨幣発行システム
JP2007004517A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Nippon Television Network Corp コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信方法
JP2018180695A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 東芝テック株式会社 登録装置、決済装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001266257A (ja) 広告データ運用システムおよびそのプログラム記録媒体・伝送媒体
US9697553B2 (en) Method and apparatus for providing cross-benefits based on a customer activity
US7580856B1 (en) Systems and methods for distributing targeted incentives to financial institution customers
US20090292606A1 (en) Electronic offer management system and method therefor
US20030195806A1 (en) Manufacturer's coupon ordering system
US20040059634A1 (en) Computerized system for a retail environment
KR20040107715A (ko) 단문 메시지를 이용한 개인별 회계 관리 서비스 제공시스템 및 그 방법
JP2003248774A (ja) 電子クーポン提供方法およびシステム
US20090024481A1 (en) Method and system for generating a real time offer or a deferred offer
KR101081624B1 (ko) 공급자가 온라인상에서 입점한 다수의 쇼핑몰을 통합하여관리하는 방법 및 시스템
US20020062244A1 (en) Method and apparatus for interaffiliate marketing
JP4806854B2 (ja) 売上解析代行システム及びプログラム
JP2001265997A (ja) 広告データ運用システムおよびそのプログラム記録媒体・伝送媒体
JP2008123550A (ja) サーバ装置及びプログラム
KR20210063009A (ko) Pos데이터를 이용한 상품 마케팅 정보의 수집 및 제공 시스템과 그 방법
JP5271847B2 (ja) 成約反映型広告システム
JP2002288514A (ja) 店舗通信システムおよび店舗通信方法
US20080288340A1 (en) System and method for providing a pre-paid rebate card
JP2001265998A (ja) 売上データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JP2002109177A (ja) 棚割データ処理装置、棚割データ処理方法、及び棚割データ処理システム
JP2002215996A (ja) 取引管理システム及び取引管理方法
US20230281672A1 (en) Advertisement distribution system
JP2002352333A (ja) 価格・対価決定方法及び取引におけるプレミアム率決定方法
JP2008123551A (ja) 売上データ処理装置及びプログラム
JP2001265999A (ja) 広告データ運用システムおよびそのプログラム記録媒体・伝送媒体