JP2002288076A - 公衆向け情報表示装置およびその表示制御方法 - Google Patents

公衆向け情報表示装置およびその表示制御方法

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JP2002288076A
JP2002288076A JP2001086866A JP2001086866A JP2002288076A JP 2002288076 A JP2002288076 A JP 2002288076A JP 2001086866 A JP2001086866 A JP 2001086866A JP 2001086866 A JP2001086866 A JP 2001086866A JP 2002288076 A JP2002288076 A JP 2002288076A
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JP2001086866A
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English (en)
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Liechti Olivier
リヒティ オリビエ
Kenji Mase
健二 間瀬
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ATR Media Integration and Communication Research Laboratories
Original Assignee
ATR Media Integration and Communication Research Laboratories
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 利用者Aが所持する携帯通信端末26から発
信されたメッセージは、公衆向けに設置された電子掲示
板12に表示される。ただし、メッセージの表示に先立
って、そのメッセージの発信元が会員であるか非会員で
あるか、ならびにメッセージが公の秩序または善良な風
俗を害するおそれがあるかどうかが、制御装置16によ
って判別される。公序良俗を害するおそれがあると判別
されたメッセージは、管理者に通知される。そして管理
者がメッセージを承認しないと、制御装置16はメッセ
ージの表示を制限する。 【効果】 公共性を考慮した情報提示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆向け情報表
示装置に関し、特にたとえば、通信端末から発信された
情報を屋外に設置された電子掲示板に表示する、公衆向
け情報表示装置に関する。この発明はまた、このような
公衆向け情報表示装置の表示制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】この種の公衆向け情報表示装置の一例が、
情報処理学会のヒューマンインタフェース研究会におい
て2001年1月18日付けで発表された論文“アクテ
ィブ電子掲示板を用いた情報提示”(鈴木和洋、本田良
司)に開示されている。この論文によれば、ユーザが携
帯通信端末によって所望の情報を所定のサーバに転送す
ると、転送された情報がサーバによって電子掲示板に表
示される。さらに、サーバ側で電子掲示板の周囲の状況
(場所,時間,人など)が検出され、検出結果に応じた
情報が電子掲示板に表示される。こうして、電子掲示板
を用いた動的な情報提示が実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、掲示板は公共
性を有するため、ユーザの発信した情報を無制限に掲示
すると、公序良俗を害するおそれがある。また、上述の
論文に記載の方法では、提示された情報に対する公衆の
意見を集約することはできない。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、公
共性を考慮した情報提示が可能な、公衆向け情報表示装
置またはその表示制御方法を提供することである。
【0005】この発明の他の目的は、電子掲示板の前に
存在する公衆の意見を集約することができる、公衆向け
情報表示装置またはその表示制御方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、通信端末
から発信されたメッセージを公衆向けに設置された電子
掲示板に表示する公衆向け情報表示装置において、メッ
セージの発信元が特定通信端末であるか否かを判別する
発信元判別手段、メッセージが公共性を害するおそれが
あるかどうかを発信元判別手段の判別結果に応じて異な
る態様で判別するメッセージ判別手段、およびメッセー
ジ判別手段の判別結果に基づいてメッセージの表示を制
限する制限手段を備えることを特徴とする、公衆向け情
報表示装置である。
【0007】第2の発明は、通信端末から発信されたメ
ッセージを公衆向けに設置された電子掲示板に表示する
公衆向け情報表示装置の表示制御方法において、メッセ
ージの発信元が特定通信端末であるか否かを判別するス
テップ(a)、メッセージが公共性を害するおそれがあ
るかどうかをステップ(a)の判別結果に応じて異なる
態様で判別するステップ(b)、およびステップ(b)
の判別結果に基づいてメッセージの表示を制限するステ
ップ(c)を備えることを特徴とする、公衆向け情報表
示装置の表示制御方法である。
【0008】第3の発明は、第1通信端末から発信され
たアンケートを公衆向けに設置された電子掲示板に表示
する公衆向け情報表示装置であって、アンケートの回答
を公衆が所持する第2通信端末から受信する受信手段、
回答を集計する集計手段、および集計手段による集計結
果を第1通信端末に送信する送信手段を備える、公衆向
け情報表示装置である。
【0009】第4の発明は、第1通信端末から発信され
たアンケートを公衆向けに設置された電子掲示板に表示
する公衆向け情報表示装置の表示制御方法であって、ア
ンケートの回答を公衆が所持する第2通信端末から受信
するステップ(a)、回答を集計するステップ(b)、
および所定時間が経過したとき回答の集計結果を第1通
信端末に送信するステップ(c)を備える、公衆向け情
報表示装置の表示制御方法である。
【0010】
【作用】第1の発明においては、通信端末から発信され
たメッセージは、公衆向けに設置された電子掲示板に表
示される。ただし、メッセージの発信元が特定通信端末
であるか否かが、まず発信元判別手段によって判別され
る。メッセージ判別手段は、メッセージが公共性を害す
るおそれがあるかどうかを発信元判別手段の判別結果に
応じた異なる態様で判別し、制限手段は、メッセージ判
別手段の判別結果に基づいてメッセージの表示を制限す
る。これによって、公共性を考慮した情報提示が実現さ
れる。
【0011】公共性を害するおそれがあると判別された
メッセージを管理者に通知する場合、制限手段は管理者
がメッセージを承認しないときにメッセージの表示を制
限するようにしてもよい。
【0012】第2の発明においても、通信端末から発信
されたメッセージは、公衆向けに設置された電子掲示板
に表示される。このとき、まずメッセージの発信元が特
定通信端末であるか否かがステップ(a)で判別され
る。ステップ(b)では、メッセージが公共性を害する
おそれがあるかどうかががステップ(a)の判別結果に
応じた異なる態様で判別され、ステップ(c)では、ス
テップ(b)の判別結果に基づいてメッセージの表示が
制限される。これによって、公共性を考慮した情報提示
が実現される。
【0013】第3の発明においては、第1通信端末から
発信されたアンケートが公衆向けに設置された電子掲示
板に表示される。公衆は、自分が所持する第2通信端末
によってアンケートに回答し、この回答は受信手段によ
って受信される。受信された回答は集計手段によって集
計され、これによって電子掲示板の前に存在する公衆の
意見が集約される。集計手段による集計結果は、第1通
信端末に送信される。なお、集計結果は電子掲示板に表
示してもよい。
【0014】第4の発明においても、第1通信端末から
発信されたアンケートは公衆向けに設置された電子掲示
板に表示される。公衆は、自分が所持する第2通信端末
によってアンケートに回答し、この回答はステップ
(a)で受信される。受信された回答はステップ(b)
で集計され、回答の集計結果はステップ(c)で第1通
信端末に送信される。
【0015】
【発明の効果】第1の発明および第2の発明によれば、
メッセージが公共性を害するおそれがあるとき、メッセ
ージの表示が制限される。このため、公共性を考慮した
情報提示を行なうことができる。
【0016】第3の発明または第4の発明によれば、ア
ンケートが電子掲示板に表示され、これに対する公衆の
回答が集計される。したがって、電子掲示板の前に存在
する公衆の意見を集約することができる。
【0017】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【実施例】図1を参照して、この実施例の公衆向け情報
表示装置10は、インターネット22に接続されたサー
バ20を含む。利用者Aが、伝言や広告のために自分の
携帯通信端末26によってメッセージを作成し、作成し
たメッセージを公衆向け情報表示装置10宛てに送信し
た場合、このメッセージは無線基地局24およびインタ
ーネット22を通してサーバ20に与えられる。
【0019】サーバ20は、受信したメッセージを制御
装置16に与え、制御装置16は、与えられた受信メッ
セージが公の秩序または善良な風俗(公序良俗)を害す
るおそれがあるかどうかを判別する。公序良俗を害する
おそれがないと判別したときは、受信メッセージを電子
掲示板12またはスピーカ14から出力するが、公序良
俗を害するおそれがあると判別したときは、受信メッセ
ージを管理センタ18に設置されたモニタ18aまたは
スピーカ18bから出力する。
【0020】管理センタ18には管理者が存在し、受信
メッセージの内容は管理者によって検証される。つま
り、受信メッセージの内容が公序良俗を害するおそれが
あるとき、このメッセージを公衆向けに出力すべきかど
うかの最終的な判断は管理者によって下される。管理者
が操作パネル18cを操作して受信メッセージを承認し
た場合、制御装置16は受信メッセージを電子掲示板1
2またはスピーカ14から出力するが、管理者が操作パ
ネル18cによって受信メッセージ非承認とした場合
は、制御装置16から発信元にメッセージの非承認が通
知される。
【0021】電子掲示板12およびスピーカ14は、駅
や繁華街に設置される。また、サーバ20が受信するメ
ッセージとしては、テキスト,画像または音声(音楽を
含む)の3種類がある。テキストメッセージまたは画像
メッセージは電子掲示板12またはモニタ18aに表示
され、音声メッセージはスピーカ14または18bから
出力される。したがって、個人利用者Aは、電子掲示板
12およびスピーカ14を利用して友達に伝言,写真,
待ち合わせメッセージなどを掲示することができる。ま
た法人利用者は、クーポン番号やクーポンURLを含む
広告メッセージを掲示することができる。図1によれ
ば、待ち合わせメッセージとして“Aさん四条河原町で
待ってます。B子”などが表示され、広告メッセージと
して“○○商店 15時−17時タイムサービス http:/
/****.html”が表示される。
【0022】このようなメッセージサービスは、予め会
員登録済みの法人(広告主)および個人だけでなく、非
会員である法人および個人も利用できる。ただし、利用
者Aが非会員である場合、制御装置16は、受信したメ
ッセージがテキスト,画像および音声のいずれであって
も、公序良俗に関する判別を行なう。これに対して、利
用者Aが個人会員であれば、画像メッセージおよび音声
メッセージを公序良俗の判別対象から除外し、利用者A
が法人会員であればテキストメッセージ,画像メッセー
ジおよび音声メッセージの全てを判別対象から除外す
る。
【0023】つまり、個人会員がメッセージを送信した
ときは、そのメッセージがテキストであるときだけ公序
良俗に関する判別が行なわれ、法人会員がメッセージを
送信したときは、いずれの種類のメッセージも公序良俗
に関する判別は行なわれない。個人会員についてテキス
トメッセージのみ判別対象とするのは、多くの個人会員
はテキストメッセージを利用し、かつ個人の場合は誤っ
て公序良俗を害する用語や文章を入力するおそれがある
からである。また、法人会員についていずれのメッセー
ジも判別対象から除外したのは、法人の場合、公序良俗
を害するメッセージによって失うのは自分の業務上の信
用であり、サービス提供者がメッセージの内容に介入す
る必要性に乏しいからである。
【0024】なお、法人会員および個人会員の会員デー
タは、図2に示すようなファイル形式でサーバ20に登
録される。図2によれば、ユーザ名(会員名),ユーザ
ID,パスワード,契約内容,住所,電話番号およびE
メールアドレスが各々の会員ファイル20aに記載され
る。
【0025】利用者Aが、市場調査のためにアンケート
を作成し、作成したアンケートを携帯通信端末26から
公衆向け情報表示装置10宛てに送信した場合、このア
ンケートもまた無線基地局24およびインターネット2
2を通してサーバ20に与えられる。サーバ20は、受
信したアンケートを制御装置16に与え、制御装置16
は、発信元が会員であるときだけこのアンケートを電子
掲示板12に表示する。つまり、アンケートについて
は、公序良俗を害するおそれがあるかどうかを判別され
ることはないが、電子掲示板12に表示できるのは登録
済みの会員だけである。
【0026】利用者A以外の公衆B,B,…が自分の携
帯通信端末26によってこのアンケートに回答した場
合、回答内容は、上述と同様、無線基地局24およびイ
ンターネット22を介してサーバ20に転送される。サ
ーバ20は転送された回答内容を制御装置16に与え、
制御装置16は与えられた回答内容を集計する。所定時
間が経過するとアンケートの回答受付が終了され、集計
結果が電子掲示板12に表示される。集計結果はまた、
制御装置16からサーバ20に与えられ、サーバ20は
インターネット22および無線基地局24を通して利用
者Aに転送する。
【0027】利用者Aまたは公衆B,B,…が所持する
携帯通信端末26は、図3に示すように構成されてい
る。図3において、CPU26dは、ROM26eに格
納されたプログラムを実行する。CPU26dは当初、
LCDドライバ26gを制御して図4(A)に示すメニ
ュー画面をLCD26hに表示する。図4(A)によれ
ば、“テキストメッセージ”,“画像メッセージ”,
“音声メッセージ”,“アンケート作成”および“アン
ケート回答”の5つのメニュー項目が表示される。
【0028】ここで、操作パネル26kの操作によって
“テキストメッセージ”,“画像メッセージ”または
“音声メッセージ”が選択されるとメッセージ入力処理
に移行し、“アンケート作成”が入力されるとアンケー
ト入力処理に移行する。メッセージおよびアンケートの
いずれを入力するときも、CPU26dは図4(B)に
示すような“入力領域”,“送信”および“キャンセ
ル”からなる入力画面をLCD26hに表示する。
【0029】テキストメッセージ,画像メッセージまた
はアンケートは操作パネル26kによって入力され、入
力されたテキストメッセージ,画像メッセージまたはア
ンケートは、RAM26fに格納されるとともに図4
(B)に示す“入力領域”に表示される。また、音声メ
ッセージはマイク26jを通して入力され、音声メッセ
ージもまたRAM26fに格納される。図4(B)に示
す“入力領域”には、音声メッセージの内容を示す文章
が表示される。
【0030】メッセージまたはアンケートの入力の途中
で“キャンセル”が選択されると、RAM26fに格納
されたメッセージまたはアンケートが消去され、“入力
領域”が空欄とされる。一方、メッセージまたはアンケ
ートの入力が完了した後に“送信”が選択されると、R
AM26fに格納されたメッセージまたはアンケートが
CPU26dによって読み出され、ベースバンド処理回
路26c,RF処理回路26bおよびアンテナ26aを
通してサーバ20宛てに送信される。なお、送信される
メッセージまたはアンケートには、発信元のユーザ名
(法人名または個人名)が付加される。
【0031】電子掲示板12に表示されたアンケートに
回答すべく、図4(A)に示す“アンケート回答”を選
択すると、CPU26dは、上述と同様に図4(B)に
示す入力画面をLCD26hに表示する。アンケートの
回答内容は、RAM26fに格納されるとともに、図4
(B)に示す“入力領域”に表示される。アンケートの
回答が完了した後に“送信”が選択されると、CPU2
6dは、アンケートの回答内容をRAM26fから読み
出し、読み出した回答内容をベースバンド処理回路26
c,RF処理回路26bおよびアンテナ26aを通して
公衆向け情報表示装置10に送信する。
【0032】通信端末26がアンテナ26a,RF処理
回路26bおよびベースバンド処理回路26cを通して
公衆向け情報表示装置10からアンケート集計結果を受
信した場合、受信した集計結果はCPU26dによって
RAM26fに格納される。ここで操作パネル26kに
よって所定の表示操作が行なわれると、RAM26fに
格納された集計結果がLCD26hに表示される。
【0033】公衆向け情報表示装置10の制御装置16
は、具体的には図5および図6に示すフロー図を処理す
る。まずステップS1でメッセージの受信の有無を判別
し、YESであれば、メッセージの発信元が法人会員,
個人会員および非会員のいずれの通信端末であるかをス
テップS3およびS15で判別する。この判別は、受信
メッセージ含まれるユーザ名とサーバ20に登録された
会員ファイル20aとを比較して行なう。発信元が非会
員の通信端末であれば(特定通信端末でなければ)ステ
ップS3でYESと判断し、受信メッセージの種類をス
テップS5およびS9で判別する。受信メッセージが音
声メッセージであるときはステップS5からステップS
7に進んで音声用のフィルタ処理を行ない、受信メッセ
ージが画像メッセージであるときはステップS9からス
テップS11に進んで画像用のフィルタ処理を行ない、
そして受信メッセージがテキストメッセージであるとき
はステップS9からステップS13に進んでテキスト用
のフィルタ処理を行なう。
【0034】音声用のフィルタ処理では、音声メッセー
ジの内容を認識し、認識結果から卑猥な用語や表現を抽
出する。画像用のフィルタ処理では、画像の色調を解析
して肌色領域を抽出する。テキスト用のフィルタ処理で
は、テキスト(文章)から卑猥な用語や表現を抽出す
る。いずれかのフィルタ処理が完了するとステップS1
9に進み、メッセージの内容に異常があるかどうか(メ
ッセージが公序良俗を害するおそれがあるかどうか)を
判別する。音声メッセージまたはテキストメッセージが
卑猥な用語や表現を含む場合、あるいは画像メッセージ
が所定サイズ以上の肌色領域を含むときは、受信メッセ
ージに異常があると判断してステップS21に進む。一
方、卑猥な用語・表現や所定サイズ以上の肌色領域を含
まないときは、受信メッセージに異常はないと判断して
ステップS25に進む。
【0035】発信元が個人会員の通信端末(特定通信端
末)であるときであるときは、ステップS15からステ
ップS17に進み、受信メッセージの種類を判別する。
ここで、受信メッセージがテキストメッセージであれば
ステップS13に進んでテキスト用のフィルタ処理を行
なうが、受信メッセージが音声メッセージまたは画像メ
ッセージであれば、そのままステップS25に進む。
【0036】ステップS21では、受信メッセージを管
理センタに出力する。したがって、テキストメッセージ
または画像メッセージはモニタ18aに表示され、音声
メッセージはスピーカ18bから出力される。管理者
は、モニタ18aまたはスピーカ18bから出力された
メッセージを検証する。そして、公序良俗を害しないと
判断したときは操作パネル18cによってメッセージの
承認操作を行ない、公序良俗を害すると判断したときは
操作パネル18cによってメッセージの非承認操作を行
なう。
【0037】ステップS23では、管理センタ18から
の応答が“承認”および“非承認”のいずれであるかを
判別する。そして、応答が“非承認”であれば、ステッ
プS27でメッセージの非承認を発信元に通知し、ステ
ップS29で発信元に課金をしてから処理を終了する。
一方、応答が“承認”であればステップS25で受信メ
ッセージを電子掲示板12またはスピーカ14から出力
し、その後ステップS29の課金処理を経てステップS
1に戻る。
【0038】なお、発信元が法人会員の通信端末(特定
通信端末)であるときであるときは、ステップS15で
NOと判断し、ステップS25のメッセージ出力処理お
よびステップS29の課金処理を経てステップS1に戻
る。
【0039】サーバ20を通してアンケートを受信した
ときは、ステップS31でYESと判断し、ステップS
33で発信元が会員であるかどうかを判別する。この判
別は、アンケートに付加されたユーザIDとサーバ20
に登録された会員ファイル20aとを比較して行なう。
ここで発信元が非会員であれば、ステップS27の非承
認通知処理およびステップS29の課金処理を経てステ
ップS1に戻る。
【0040】一方、発信元が会員であればステップS3
5に進み、電子掲示板12にアンケートを表示する。表
示されたアンケートに対して回答がないときはそのまま
ステップS41に進むが、回答があったときは、ステッ
プS39で回答を集計してからステップS41に進む。
ステップS41ではアンケートの表示から所定時間が経
過したかどうか判断し、NOであればステップS37に
戻るが、YESであればステップS43に進む。ステッ
プS43では集計結果をアンケートの発信元に送信し、
続くステップS45では集計結果を示す表(集計表)を
電子掲示板12に表示する。集計表が表示されると、ス
テップS29の課金処理を経てステップS1に戻る。
【0041】携帯通信端末26のCPU26dは、具体
的には図7に示すフロー図を処理する。まずステップS
51で図4(A)に示すメニュー画面をLCD26hに
表示する。ここで、“テキストメッセージ”が選択され
るとステップS53でYESと判断し、ステップS55
でテキストメッセージの入力処理を行なう。“画像メッ
セージ”が選択されるとステップS57でYESと判断
し、ステップS59で画像メッセージの入力処理を行な
う。“音声メッセージ”が選択されるとステップS61
でYESと判断し、ステップS63で音声メッセージの
入力処理を行なう。“アンケート作成”が選択されると
ステップS65からステップS67に進み、アンケート
入力処理を行なう。“アンケート回答”が選択されると
ステップS69からステップS71に進み、アンケート
回答処理を行なう。
【0042】いずれの入力処理でも、入力されたメッセ
ージ,アンケートまたは回答の内容は、図4(B)に示
す“入力領域”に表示される。図4(B)に示す“送
信”が選択されると、ステップS73で入力メッセー
ジ,入力アンケートまたは入力回答をサーバ20宛てに
送信する。ステップS73の処理が完了すると、ステッ
プS51に戻る。
【0043】サーバ20からアンケートの集計結果を受
信したときはステップS75でYESと判断し、ステッ
プS77で集計結果をLCD26hに表示する。また、
サーバ20から非承認通知を受信したときは、ステップ
S79でYESと判断し、ステップS81で非承認通知
をLCD26hに表示する。ステップS77またはS8
1の処理が完了すると、ステップS51に戻る。
【0044】以上の説明から分かるように、利用者Aが
所持する携帯通信端末26から発信されたメッセージ
は、公衆向けに設置された電子掲示板12に表示され
る。ただし、メッセージの表示に先立って、そのメッセ
ージの発信元が会員であるか非会員であるか、ならびに
メッセージが公の秩序または善良な風俗を害するおそれ
があるかどうかが、制御装置16によって判別される。
公序良俗を害するおそれがあると判別されたメッセージ
は、管理者に通知される。そして管理者がメッセージを
承認しないと、制御装置16はメッセージの表示を制限
する。これによって、公共性を考慮した情報提示が実現
される。
【0045】また、利用者Aの携帯通信端末26からア
ンケートが発信されると、このアンケートもまた、電子
掲示板12に表示される。公衆B,B,…は、自分が携
帯する携帯通信端末26によってアンケートに回答し、
この回答はサーバ20によって受信される。受信された
回答は制御装置16によって集計され、集計結果は電子
掲示板12に表示されるとともに、利用者Aの携帯通信
端末26に送信される。これによって、電子掲示板12
の前に存在する公衆の意見を集約することができる。
【0046】なお、この実施例では、電子掲示板を駅や
繁華街に設置するようにしたが、野球やサッカーのスタ
ジアムのスクリーンをこの発明の電子掲示板として用い
てもよい。この場合、メッセージ機能を利用して個々の
選手にエールを送ったり、アンケート機能を利用して人
気投票やファン対向のゲームを行なうことができる。ま
た、電子掲示板を会議場に設置すれば、会議内容に対す
るコメントや感想をメッセージとして掲示したり、アン
ケート機能によってオープンフォーラムを開催すること
ができる。
【0047】また、この実施例では、メッセージが公序
良俗を害するおそれがあると判別されたとき、当該メッ
セージを表示すべきかどうかの最終的な判断を管理者に
よって行なうようにしているが、この管理者によるメッ
セージの承認/非承認は省略しても良い。この場合、図
5に示すステップS5で異常ありと判別されたときにス
テップS27で非承認通知が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】サーバに登録される会員ファイルの一例を示す
図解図である。
【図3】携帯通信端末の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】(A)はメニュー画面の一例を示す図解図であ
り、(B)は入力画面の一例を示す図解図である。
【図5】制御装置の動作の一部を示すフロー図である。
【図6】制御装置の動作の他の一部を示すフロー図であ
る。
【図7】携帯通信端末の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10…公衆向け情報表示装置 12…電子掲示板 16…制御装置 18…管理センタ 20…サーバ 26,28…携帯通信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間瀬 健二 京都府相楽郡精華町光台二丁目2番地2 株式会社エイ・ティ・アール知能映像通信 研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信端末から発信されたメッセージを公衆
    向けに設置された電子掲示板に表示する公衆向け情報表
    示装置において、 前記メッセージの発信元が特定通信端末であるか否かを
    判別する発信元判別手段、 前記メッセージが公共性を害するおそれがあるかどうか
    を前記発信元判別手段の判別結果に応じて異なる態様で
    判別するメッセージ判別手段、および前記メッセージ判
    別手段の判別結果に基づいて前記メッセージの表示を制
    限する制限手段を備えることを特徴とする、公衆向け情
    報表示装置。
  2. 【請求項2】前記制限手段は前記メッセージ判別手段が
    前記公共性を害するおそれがあると判別したとき前記メ
    ッセージの表示を制限する、請求項1記載の公衆向け情
    報表示装置。
  3. 【請求項3】前記公共性を害するおそれがあると判別さ
    れた前記メッセージを管理者に通知する通知手段をさら
    に備え、 前記制限手段は前記管理者が前記メッセージを承認しな
    いとき前記メッセージの表示を制限する、請求項1また
    は2記載の公衆向け情報表示装置。
  4. 【請求項4】通信端末から発信されたメッセージを公衆
    向けに設置された電子掲示板に表示する公衆向け情報表
    示装置の表示制御方法において、 前記メッセージの発信元が特定通信端末であるか否かを
    判別するステップ(a)、 前記メッセージが公共性を害するおそれがあるかどうか
    を前記ステップ(a)の判別結果に応じて異なる態様で
    判別するステップ(b)、および前記ステップ(b)の
    判別結果に基づいて前記メッセージの表示を制限するス
    テップ(c)を備えることを特徴とする、公衆向け情報
    表示装置の表示制御方法。
  5. 【請求項5】第1通信端末から発信されたアンケートを
    公衆向けに設置された電子掲示板に表示する公衆向け情
    報表示装置であって、 前記アンケートの回答を公衆が所持する第2通信端末か
    ら受信する受信手段、前記回答を集計する集計手段、お
    よび前記集計手段による集計結果を前記第1通信端末に
    送信する送信手段を備える、公衆向け情報表示装置。
  6. 【請求項6】前記集計結果を前記電子掲示板に表示する
    表示手段をさらに備える、請求項5記載の公衆向け情報
    表示装置。
  7. 【請求項7】第1通信端末から発信されたアンケートを
    公衆向けに設置された電子掲示板に表示する公衆向け情
    報表示装置の表示制御方法であって、 前記アンケートの回答を公衆が所持する第2通信端末か
    ら受信するステップ(a)、 前記回答を集計するステップ(b)、および所定時間が
    経過したとき前記回答の集計結果を前記第1通信端末に
    送信するステップ(c)を備える、公衆向け情報表示装
    置の表示制御方法。
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