JP2002287730A - カラー表示可能な電子機器、カラー表示可能なミシン及び模様表示用プログラム - Google Patents

カラー表示可能な電子機器、カラー表示可能なミシン及び模様表示用プログラム

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JP2002287730A
JP2002287730A JP2001092248A JP2001092248A JP2002287730A JP 2002287730 A JP2002287730 A JP 2002287730A JP 2001092248 A JP2001092248 A JP 2001092248A JP 2001092248 A JP2001092248 A JP 2001092248A JP 2002287730 A JP2002287730 A JP 2002287730A
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Shintaro Tomita
信太郎 冨田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タッチバネル付きのディスプレイに表示される
操作画面の指令キー表示領域の背景色をオペレーターが
選択設定すると、キー色と背景色とのコントラストが低
下して指令キーを識別しにくくなり、操作性が低下す
る。 【解決手段】ディスプレイの操作画面の指令キー表示領
域42や設定キー表示領域43については、キー色と背
景色とを対応つけた複数組の配色パターンを記憶してお
き、この配色パターンのうちから選択設定した配色パタ
ーンでもって指令キー表示領域42や設定キー表示領域
43についての表示を行う。模様表示良領域40の背景
色も配色パターンに設定されており、選択設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、カラー表示可能
な電子機器、カラー表示可能なミシン及び模様表示用プ
ログラムに関し、特に画面に表示する種々の指令キーの
キー色とその背景色の組み合わせをを複数の配色パター
ンから選択設定可能にした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、カラーディスプレイを装備した
種々の電子機器が実用に供され、例えば最近の家庭用の
電子制御ミシンには、タッチパネル付きのカラー液晶デ
ィスプレイが設けられ、このディスプレイの画面に、種
々の指令キーや模様をカラー表示させ、指令キーを操作
して模様の選択、編集、その他の種々の設定を行えるよ
うになっており、画面の指令キー表示領域のキーの背景
の背景色も複数色の中から選択して設定できるようにな
っている。
【0003】一方、最近の家庭用の電子制御ミシンで
は、そのベッド部に着脱可能な刺繍枠移動ユニットを装
備し、刺繍縫製可能なミシンも実用化されており、この
刺繍縫製可能なミシンでは、複数の刺繍模様の模様表示
データや刺繍縫製データを格納したROMカードやフロ
ッピィディスクを装着し、カラー液晶ディスプレイの画
面に、複数の刺繍模様を表示させて模様選択したり、選
択した模様を表示させて種々の編集処理を施し得るよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前記のように、カラ
ーディスプレイの画面に種々の指令キーを表示させ得る
電子機器において、指令キー表示領域において、種々の
指令キーは予め設定されたキー色で表示されるが、指令
キーに対する背景は、予め設定された背景色で表示され
る場合もあるが、オペレーターが設定した背景色で表示
される場合もある。このオペレーターが設定した背景色
が、たまたまキー色とコントラストをなす場合には特に
問題がないが、オペレータがキー色と近い色調の背景色
を設定してしまうと、指令キーが見にくくなり、操作性
が低下したり、誤操作する可能性も高くなる。
【0005】本発明の目的は、キー色と背景色を適切な
複数の配色パターンから選択可能にしたカラー表示可能
な電子機器を提供すること、これと同様のカラー表示可
能なミシンを提供すること、前記と同様の機能を達成す
る模様表示用プログラムを提供すること等である。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1のカラー表示
可能な電子機器は、複数色にカラー表示可能でタッチパ
ネルを有し且つ指令入力の為の種々の指令キーを表示可
能な表示手段と、前記表示手段に表示される指令キーの
キー色と指令キーの背景部分の背景色とを組にした配色
パターンを複数組記憶した配色記憶手段と、前記配色記
憶手段に記憶された複数の配色パターンから使用する配
色パターンを選択する選択手段と、前記選択手段で選択
された配色パターンのキー色と背景色でもって指令キー
と背景部分を表示手段に表示させる表示制御手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】表示手段はカラー表示可能であってタッチ
パネルを有し、指令を入力する為の種々の指令キーを表
示可能であり、その表示された指令キーを押すことで指
令を入力可能である。配色記憶手段には、表示される指
令キーのキー色と指令キーの背景部分の背景色とを組に
した配色パターンが複数組記憶され、ここに記憶された
複数の配色パターンからオペレーターが使用する配色パ
ターンを選択手段により選択する。表示制御手段は、そ
の選択された配色パターンのキー色と背景色でもって指
令キーと背景部分を表示手段に表示させる。
【0008】請求項2のカラー表示可能な電子機器は、
請求項1の発明において、前記複数の配色パターンの中
から特定の配色パターンをデフォルト設定するデフォル
ト設定手段を備えたことを特徴とするものである。この
デフォルト設定手段により、複数の配色パターンの中か
ら特定の配色パターンをデフォルト設定することができ
る。
【0009】請求項3のカラー表示可能な電子機器は、
請求項2の発明において、前記デフォルト設定手段は、
機器本体の言語仕様における言語の種類を設定する言語
設定手段と、複数種類の言語について言語とデフォルト
の配色パターンとを対応付けて記憶した言語別デフォル
ト配色記憶手段と、前記言語設定手段で設定された言語
種類と言語別デフォルト配色記憶手段の記憶情報とから
デフォルト配色パターンを決定する配色決定手段とを有
することを特徴とするものである。言語別デフォルト配
色記憶手段に複数種類の言語について言語とデフォルト
の配色パターンとを対応付けて記憶しておき、言語設定
手段により機器本体の言語仕様における言語の種類を設
定し、配色決定手段により、言語設定手段で設定された
言語種類と言語別デフォルト配色記憶手段の記憶情報と
からデフォルト配色パターンを決定する。
【0010】請求項4のカラー表示可能なミシンは、複
数色にカラー表示可能でタッチパネルを有し且つ指令入
力の為の種々の指令キーや縫製模様を表示可能な表示手
段と、前記表示手段に表示される指令キーのキー色と指
令キーの背景部分の背景色とを組にした配色パターンを
複数組記憶した配色記憶手段と、前記配色記憶手段に記
憶された複数の配色パターンから使用する配色パターン
を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された配色
パターンのキー色と背景色でもって指令キーと背景部分
を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0011】前記表示手段は、指令入力の為の種々の指
令キーや縫製模様をカラー表示可能であり、配色記憶手
段には、指令キーのキー色と指令キーの背景部分の背景
色とを組にした配色パターンが複数組記憶され、この配
色記憶手段に記憶された複数の配色パターンからオペレ
ーターが使用する配色パターンが選択手段により選択さ
れると、表示制御手段は、その選択された配色パターン
のキー色と背景色でもって指令キーと背景部分を表示手
段に表示させる。
【0012】請求項5のカラー表示可能なミシンは、請
求項4の発明において、前記縫製模様をカラー表示させ
るための複数の縫製模様の模様表示情報を記憶した模様
記憶手段を有し、前記表示制御手段は、模様記憶手段か
ら読み出した模様表示情報に基づいて縫製模様を表示手
段に表示させることを特徴とするものである。模様記憶
手段には縫製模様をカラー表示させるための複数の縫製
模様の模様表示情報が記憶され、表示制御手段は、模様
記憶手段から読み出した模様表示情報に基づいて縫製模
様を表示手段に表示させる。
【0013】請求項6のカラー表示可能なミシンは、請
求項5の発明において、前記模様表示情報は、縫製模様
を縫製する糸の糸色で縫製模様をカラー表示する為の色
情報を含むことを特徴とするものである。つまり、縫製
模様、例えば刺繍模様を縫製した状態と同じ色でカラー
表示させることができる。
【0014】請求項7のカラー表示可能なミシンは、請
求項4〜6の何れかの発明において、前記複数の配色パ
ターンの中から特定の配色パターンをデフォルト設定す
るデフォルト設定手段を備えたことを特徴とするもので
ある。このデフォルト設定手段により、複数の配色パタ
ーンの中から特定の配色パターンをデフォルト設定する
ことができる。
【0015】請求項8のカラー表示可能なミシンは、請
求項7の発明において、前記デフォルト設定手段は、ミ
シンの言語仕様における言語の種類を設定する言語設定
手段と、複数種類の言語について言語とデフォルトの配
色パターンとを対応付けて記憶した言語別デフォルト配
色記憶手段と、前記言語設定手段で設定された言語種類
と言語別デフォルト配色記憶手段の記憶情報とからデフ
ォルト配色パターンを決定する配色決定手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項3と同様に、言語別デフォルト配色
記憶手段に複数種類の言語について言語とデフォルトの
配色パターンとを対応付けて記憶しておき、言語設定手
段により機器本体の言語仕様における言語の種類を設定
し、配色決定手段により、言語設定手段で設定された言
語種類と言語別デフォルト配色記憶手段の記憶情報とか
らデフォルト配色パターンを決定する。
【0017】請求項9の模様表示用プログラムは、縫製
模様を表示手段にカラー表示させるための複数の縫製模
様の模様表示情報を記憶した模様記憶手段から模様表示
情報を読み出し、その模様表示情報に基づいて縫製模様
を表示手段に表示させる模様表示機能と、前記表示手段
に表示される指令キーのキー色と指令キーの背景部分の
背景色とを組にした配色パターンを複数組記憶した配色
記憶手段から、配色パターンの情報を読み出す配色パタ
ーン読み出し機能と、前記配色パターン読み出し機能に
より読み出した複数の配色パターンから、入力情報に基
づいて配色パターンを選択する配色パターン選択機能
と、前記配色パターン選択機能で選択された配色パター
ンのキー色と背景色でもって指令キーと背景部分を表示
手段に表示させるキー背景表示機能とをコンピュータに
実現させるためのものである。
【0018】模様表示用プログラムにおける、模様表示
機能により、複数の縫製模様の模様表示情報を記憶した
模様記憶手段から模様表示情報を読み出して、その模様
表示情報に基づいて縫製模様を表示手段に表示させる。
次に、配色パターン読み出し機能により、表示される指
令キーのキー色と指令キーの背景部分の背景色とを組に
した配色パターンを複数組記憶した配色記憶手段から配
色パターンの情報を読み出す。次に、配色パターン選択
機能により、前記読み出した複数の配色パターンから入
力情報に基づいて配色パターンを選択する。次に、キー
背景表示機能により、配色パターン選択機能で選択され
た配色パターンのキー色と背景色でもって指令キーと背
景部分を表示手段に表示させる。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る電
子制御式ミシンM(これが、電子機器に相当する)は、
ベッド部1に着脱可能な刺繍枠移動機構2を有し、この
刺繍枠移動機構2によって、布を取付けた刺繍枠3をX
方向(左右方向)とY方向(前後方向)とに独立に移動
駆動しながら刺繍縫製可能なミシンである。
【0020】図1、図2に示すように、このミシンM
は、通常の電子制御式ミシンと同様のものであるので簡
単に説明する。ミシンMのミシン本体部は、ベッド部1
と脚柱部4とアーム部5とを有し、アーム部5の内部の
主軸6はミシンモータ7で駆動され、針棒8は主軸6に
より上下に往復駆動され、針棒8を布送り方向と直交す
る方向へ振る針振り機構10も設けられ、その針振り機
構10は針振り用バルスモータ11で駆動される。ベッ
ド部1の内部には、主軸6に連動連結された下軸12、
この下軸12で駆動される糸輪捕捉用釜回転機構13と
送り歯前後動機構14と送り歯上下動機構15が設けら
れている。前記送り歯前後動機構14に連係した送り量
調整機構16であって送り量調整用パルスモータ17で
駆動される送り量調整機構16も設けられている。
【0021】アーム部5には、上糸を繰り出す上糸繰出
機構18であって上糸繰出用パルスモータ19で駆動さ
れる上糸繰出機構18が設けられている。脚柱部4の前
面部には、液晶ディスプレイ20(LCD)が設けら
れ、この液晶ディスプレイ20には、R(赤)とG
(緑)とB(青)の3色のフィルターが組み込まれてカ
ラー表示可能なのものである。この液晶ディスプレイ2
0にはその全面にわたるタッチパネル22が設けられ、
画面に表示された種々の指令キーを指で押すことで指令
を入力し、また、種々の設定キーを押して種々の設定を
行うようになっている。尚、このタッチパネル22とし
ては、オペレータが指で指した位置座標を示す信号を出
力するものであれば何でもよい。ディスプレイ20の表
示面に重ねて装着された透明板にXY座標検出用の透明
電極を貼り合わせた構成のものでもよいし、ディスプレ
イ20の表示面の周囲を囲む枠体に投受光阻止を設けた
構成のものでもよい。
【0022】脚柱部4には、多数の刺繍模様について模
様表示データと模様縫製データなどを格納した外部RO
Mカード23を着脱可能に接続するカードコネクタ24
が設けられ、このカードコネクタ24の下側には電源ス
イッチ25も設けられ、アーム部5の頭部5aには、ス
タート・ストップスイッチ26も設けられている。
【0023】次に、この電子制御式ミシンMの制御系に
ついて説明する。図2に示すように、制御対象の機器を
制御する為の制御ユニット30は、CPU31、ROM
32、RAM33、EEPROM34、入力インターフ
ェース35、出力インターフェース36などで構成さ
れ、これらはバスで接続されている。入力インターフェ
ース35には、カードコネクタ24、スタートストップ
スイッチ26、位置入力手段としてのタッチパネル22
などが接続され、出力インターフェース36には、送り
調整用パルスモータ17、ミシンモータ7、針振り用パ
ルスモータ11、上糸繰出用パルスモータ19、液晶デ
ィスプレイ20を駆動制御するLCDコントローラ2
1、刺繍枠移動機構2のX方向パルスモータ2a及びY
方向パルスモータ2bなどが接続されている。
【0024】ROM32には、刺繍縫製以外の通常縫製
の際に、通常縫製に必要な諸機器を駆動制御する通常縫
製用制御プログラム、刺繍縫製の際に、ROMカード2
3から読み出される模様縫製データ等に基づいて刺繍縫
製に必要な諸機器(刺繍枠移動機構2を含む)を駆動制
御する刺繍縫製用制御プログラム、液晶ディスプレイ2
0を制御する表示制御プログラムなどが予め入力格納さ
れている。このミシンMでは、ディスプレイ20に表示
される操作画面(例えば、図8や図9参照)に表示され
る種々の指令キーや設定キーを操作することによりタッ
チパネル22を介して種々の指令や設定情報を入力する
ように構成され、前記表示制御プログラムには、複数の
操作画面を表示する制御プログラムが含まれており、本
願特有の後述の配色設定制御の制御プログラムも含まれ
ている。
【0025】揮発性メモリであるRAM33には、前記
の種々の制御の為の種々のメモリ類が設けられ、消去可
能な不揮発性メモリであるEEPROM34には、図3
(a)〜(f)に示す6組の配色パターンNo.1〜No.6、
図4に示す複数の言語とその言語用にデフォルト設定さ
れた配色パターンとを対応つけた言語別パターンテーブ
ル37が予め格納されている。前記ROMカード23に
おける多数の刺繍模様は、模様の種類別(例えば、文字
類、動物類、乗物類・・・)に分類して格納されてい
る。その各刺繍模様に関するデータは、模様番号デー
タ、模様を刺繍縫製する為の模様縫製データ、模様をデ
ィスプレイ20にカラー表示する為の模様表示データ
(色情報を含む)などを有する。また、ROMカード2
3には、刺繍模様の他に、所定の模様の輪郭に沿って縫
目を形成する為の縫製データも記憶される。この場合に
も、縫製データ、模様番号データ、模様表示データがR
OMカード23に記憶される。つまり、ROMカード2
3には、刺繍模様だけでなく、輪郭縫いの模様が記憶さ
れる場合もある。
【0026】この電子制御ミシンMは、言語仕様を約1
0言語のうちから選択設定可能であり、例えば英語を設
定した状態での操作画面の一例は、図8に示す通りであ
り、日本語を設定した状態での操作画面の一例は、図9
に示す通りである。図8は、複数の刺繍模様を選択して
編集した状態を示す操作画面であり、操作画面の中段部
に長方形状の模様表示領域40と模様表示付随領域41
が表示され、操作画面の下部に長方形状の指令キー表示
領域42が表示され、操作画面の上段部に設定キー表示
領域43が表示されている。
【0027】前記模様表示領域40には複数の刺繍模様
(7つの文字、サンタクロース)を編集して組み合わせ
た複合刺繍模様44と、その複合刺繍模様44の背景部
分45がカラー表示されている。刺繍模様をディスプレ
イ20にカラー表示する為のデータはROMカード23
から読み込まれ、模様表示領域40における背景部分4
5の背景色情報は、後述のようにEEPROM34に格
納されていて、後述の配色設定制御により決定される。
同様に、模様表示付随領域41に表示される文字や形象
の描画データはROM32に格納されており、これら文
字や形象の背景部分の背景色情報は、後述の配色設定制
御により決定される。
【0028】図8の場合、指令キー表示領域42には、
複数の指令キー46とその背景部分47とが表示されて
いる。指令キー表示領域42における各指令キー46
は、外形線と、外形線の内側の地と、この地に印された
文字や形象とで表示されるが、これら外形線と文字や形
象を規定する描画データはROM32に格納されてお
り、それら外形線の色(キー周り色という)と、内側の
地の色(キー中色という)と、文字や形象の色(キー下
色という)を規定する色情報は、後述のようにEEPR
OM34に格納されており、後述の配色設定制御により
決定される。
【0029】次に、EEPROM34に格納された複数
組の配色パターンの情報について図3(a)〜(f)に
基づいて説明する。各配色パターンにおける背景色1
は、模様表示領域40の背景部分45及び模様表示付随
領域41の背景部分48の背景色を示し、背景色2は指
令キー表示領域42の背景部分47と設定キー表示領域
43の背景部分49の背景色を示し、キー外形線色とキ
ー中色とキー下色は前記の通りである。図3(a)〜
(f)に示す各配色パターンは、背景色1と背景色2と
キー周り色とキー中色とキー下色とを対応づけて組にし
たものであり、本実施形態の場合、例えば、6組の異な
る配色パターン( No.1 〜 No.6 ) が格納されている。
【0030】これら6通りの背景色パターン( No.1 〜
No.6 ) において、背景色1は、カラー表示される刺繍
模様の視認性を確保できるように淡色系統の色に設定さ
れ、背景色2は、キー中色がぼやけることのないような
色、つまり指令キー46を明瞭に識別可能とするような
色に設定されている。しかも、このミシンMは、言語仕
様として約10の言語のうちから言語を選択して設定可
能なものであり、言語別にユーザーが好む色を考慮し
て、背景色1,2を設定してある。
【0031】図4は、EEPROM34に格納されてい
る、言語別にデフォルト設定した配色パターンの言語別
パターンテーブルを示し、10種類の言語の各々につい
て言語と配色パターン No.とを対応付けてテーブル化し
てある。このミシンMの言語仕様における言語を設定し
た場合には、図4のテーブルから言語に対応する配色パ
ターン No.を読み出し、その配色パターンでもって配色
パターンをデフォルト設定するようになっている。尚、
言語仕様においては日本語がデフォルト設定されてい
る。
【0032】EEPROM34には、言語の種類を設定
した場合にその設定された言語の種類を記憶する設定言
語メモリ、設定された言語に対応するデフォルト設定さ
れた配色パターンNo. を記憶するデフォルト配色パター
ンメモリ、後述のようにユーザーが配色パターンを図3
の6組の配色パターンのうちから選択設定した場合に、
その配色パターンNo. を記憶する選択配色パターンメモ
リ、およびその他の必要なメモリ類が設けられている。
【0033】次に、本願特有の配色設定制御についてフ
ローチャートに基づいて説明する。図5に示すように、
電源の投入とともにこの制御が開始されると、最初にR
AMのメモリをクリアする等の必要な初期設定が実行さ
れ(S1)、次にEEPROM34の選択配色パターン
メモリから選択配色パターンNo. が読み出され(S
2)、次に選択配色パターンNo. のデータが有るか否か
判定し(S3)、そのデータがある場合にはS5へ移行
するが、そのデータがない場合は、S4においてEEP
ROM34のデフォルト配色パターンメモリからデフォ
ルト設定された配色パターンNo. が読み出される。
【0034】次に、S5において、操作画面を表示する
表示データ作成処理が実行されるが、これについては図
7に基づいて後述する。次にS6においてディスプレイ
20にメニュー操作画面が表示される。次に、指令キー
や設定キー等の機能キーが押下されたか否か判定し(S
7)、Noのときはミシンが通常の動作(例えば、縫製
動作など)を行う(S8)。機能キーが押下された場合
には、画面切換指令に応じた操作画面表示データ作成処
理が実行される(S9)。この表示データ作成処理につ
いては図7に基づいて後述する。S9の次に画面切換え
して操作画面が表示される。但し、画面切換指令が入力
されない場合には、S9、S10のステップが省略され
る。
【0035】次に図6に示すフローチャートにおけるS
11〜S15のステップにより、配色パターンの選択が
実行され、その制御結果がEEPROM34の選択配色
パターンメモリに記憶される。この配色パターンの選択
処理においては、最初に、図9に示す配色変更+キー5
0が押下されたか否か判定し(S11),Yesの場合
は選択配色パターンNo. をカウントするカウンタNが
「1」だけインクリメントされ、また、S11の判定が
Noの場合は、配色変更−キー51が押下されたか否か
判定し(S13)、Yesの場合は前記カウンタNが
「1」だけデクリメントされて、夫々S15へ移行す
る。但し、S13の判定がNoの場合は、カウンタNは
変更されることなくS15へ移行する。S15では選択
配色No. 、つまりNがEEPROM34の選択配色パタ
ーンメモリに格納されると共に、そのNの値が図9に示
す操作画面の表示部52に表示される。
【0036】S16〜S19のステップにより、必要に
応じて、言語仕様における言語が選択設定される。ま
ず、S16では、図9に示す言語変更+キー53が押下
されたか否か判定し、Yesの場合は選択言語を指示す
る言語カウンタLが「1」だけインクリメントされて言
語設定メモリのデータが書換えられ(S17)、Noの
場合はS18において言語変更−キー54が押下された
か否か判定し、Yesの場合は選択言語を指示する言語
カウンタLが「1」だけデクリメントされて言語設定メ
モリのデータが書換えられ(S19)。言語変更キーが
操作されない場合は、言語カウンタLが変更されず、言
語設定メモリにおける前回の値が維持される。尚、言語
仕様においてデフォルト設定された言語は日本語であ
り、オペレーターが言語変更キー53,54を操作しな
い状態では、前記Lの値は、日本語に対応するNo.1であ
る(図4参照)。
【0037】次に、S20では、選択された言語No. 、
つまりカウンタLの値がEEPROM34のデフォルト
配色パターンメモリに格納される。次のS21ではその
他の機能キーが押下されたか否か判定し、Yesの場合
は、その機能キーに対応する処理が実行され(S2
2)、S23へ移行する。その他の機能キーが押下され
ていない場合はそのままS23へ移行する。S23で
は、閉じキー(例えば、図9参照)が押下されたか否か
判定して、Yesの場合はS2へ移行し、Noの場合は
S7へ移行する。
【0038】次に、S5やS9で実行される表示データ
作成処理について説明する。図7のフローチャートに示
すように、この表示データ作成処理が開始されると、最
初にROM32から今回表示すべき操作画面のキー類や
文字や形象などを描画する描画データが読み込まれてR
AM33のメモリに格納され(S30)、次にEEPR
OM34の選択配色パターンメモリから選択配色パター
ンNo. の情報(つまり、カウンタN)が読み込まれてR
AM33のメモリに格納されるが、配色パターンが選択
されていない状態では、選択配色パターンNo. の情報が
メモリに記憶されていないため、デフォルト設定された
配色パターンNo. が読み込まれる。但し、このデフォル
ト設定された配色パターンNo. は、EEPROM34の
設定言語メモリに格納されている選択言語No. (つま
り、Lの値)と、図4の言語別パターンテーブル37に
基づいて決定されてデフォルト配色パターンメモリに格
納されている。
【0039】次に、刺繍模様を表示する操作画面か否か
判定し(S32)、Yesの場合にはS33においてR
AM33に格納されている模様番号に基づいてその刺繍
模様を表示する為の模様表示データが読み込まれ、次に
S34において、模様表示領域40と模様表示付随領域
41に関して、RAM33のメモリから模様表示付随領
域41に描画する文字や形象の描画データが読み込ま
れ、S31においてRAM33のメモリに格納した配色
パターン情報のうちの背景色1のデータが読み込まれ、
それらの情報に基づいて表示データが作成されその後S
35へ移行する。
【0040】こうして、模様表示領域40に表示する刺
繍模様の色は、模様表示データに含まれた色情報に基づ
いて設定される。そのため、刺繍模様は、刺繍縫製する
糸の糸色でカラー表示されることになる。模様表示領域
40の背景部分の色は、配色パターンの背景色1のデー
タに基づいて設定される。模様表示付随領域41に表示
する文字や形象の描画は、ROM32から読み出した描
画データに基づいて設定され、模様表示付随領域41の
背景部分の色は、配色パターンの背景色1のデータに基
づいて設定される。
【0041】一方、S32の判定がNoの場合にはS3
2からS35へ移行する。次にS35においては、指令
キー表示領域42に関して、前記RAM33のメモリか
ら描画データが読み込まれ、RAM33のメモリから配
色パターン情報のうちの背景色2のデータが読み込ま
れ、これらのデータに基づいて表示データが作成され
る。次に、S36において、設定キー表示領域43につ
いて、前記RAM33のメモリから描画データが読み込
まれ、RAM33のメモリから配色パターン情報のうち
の背景色2のデータが読み込まれ、これらのデータに基
づいて表示データが作成される。最後に、S37におい
て、全部の表示領域40〜43の表示データが合成さ
れ、その表示データがLCD コントローラ21へ出力され
る。こうして、例えば、図8や図9に例示するような操
作画面、及びその他種々の操作画面が、ディスプレイ2
0にカラー表示される。
【0042】以上説明したカラー表示可能な電子制御ミ
シンMの作用、効果について説明する。図3に示すよう
な配色パターンを複数組準備して記憶しておき、この配
色パターンのうちから所望のものを選択設定でき、この
選択された配色パターンでもって指令キー46や設定キ
ーを表示した操作画面をディスプレイ20に表示できる
ので、複数組の配色パターンを適切に設定しておく限
り、指令キー表示領域42については、指令キー46の
キー色と背景色とのコントラストを良好にし、指令キー
を見やすくし、操作性を高め、誤操作の発生を防止する
ことができる。このことは、設定キー表示領域43につ
いても同様である。
【0043】図3の配色パターン No.1 〜No.6におい
て、模様表示領域40の背景色1と指令キー表示領域4
2及び設定キー表示領域43の背景色2とを個別に設定
してあるから、模様表示領域40についてはカラー表示
される刺繍模様やその他の模様(輪郭縫いの模様など)
が見にくくならないような背景色1を設定でき、また、
指令キー表示領域42及び設定キー表示領域43につい
ては、キーが見にくくならないような背景色2を設定で
きる。
【0044】図4に示すような、言語別配色パターンテ
ーブル37を予め格納しておき、言語仕様における言語
が選択された場合に、その言語に対応する配色パターン
をデフォルト設定できるため、その設定された言語を使
用する人々に好まれる蓋然性の高い配色パターンをデフ
ォルト設定できるように構成することができる。但し、
配色パターンをデフォルト設定したとしても、配色パタ
ーンを選択設定後は、その選択設定した配色パターンが
優先的に採用されるから、配色パターン設定の自由度が
高く、使い勝手のよいものとなる。
【0045】模様表示データには、刺繍模様を刺繍する
糸の糸色で刺繍模様をカラー表示する為の色情報を含む
ため、模様表示領域40に刺繍模様を、刺繍する糸の糸
色でカラー表示することができ、刺繍模様のカラーの刺
繍状態を把握しやすくなる。
【0046】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。1)図10に示す操作画面
は、ディスプレイ20の全部又は一部に、実用模様を選
択する為の複数の模様選択キー56を表示した例を示
し、この操作画面において模様選択キー56の色とその
背景色は、前記実施形態と同様に選択した配色パターン
に基づいて表示される。さらに、何れかの実用模様を選
択設定した場合に、その選択した実用模様の模様選択キ
ー56のキー周り色とキー中色とキー下色については、
その他の模様選択キー56と異なる色で表示させるよう
に構成する。この場合、図3に示す各配色パターンに、
選択される模様選択キー56のキー中色とキー下色を予
め設定しておくものとする。
【0047】2)図11に示すように、前記電子制御ミ
シンMの制御ユニット30Aと、カラー液晶ディスプレ
イ20は前記実施形態のものと同様ものである。但し、
この制御ユニット30AのROM32には刺繍模様のデ
ータは格納されておらず、前記EEPROM34には、
配色パターンNo.1〜No.6や言語別配色パターンテーブル
等が格納されていない。制御ユニット30Aは、通信用
インターフェース機器60を介してインターネット61
に接続され、インターネット61に接続されたサーバー
62には、前記ROMカード23に格納した複数の刺繍
模様と同様に、複数の刺繍模様のデータ(模様番号デー
タ、模様縫製データ、模様表示データ)と、図3に示し
たのと同様の配色パターンNo.1〜No.6と、図4に示した
のと同様の言語別配色パターンテーブルとが予め格納さ
れている。
【0048】このサーバー62から、前記種々のデータ
を読みだして模様選択し、配色パターンを選択してディ
スプレイ20に表示する場合の模様選択・配色設定制御
について、図12を参照して説明する。ミシンMの電源
の投入と共に制御が開始されると、前記図5のフローチ
ャートのS1と同様の初期設定処理が実行され(S
1)、次にS50において、サーバー62からの諸情報
の読み込みが実行される。
【0049】この場合、複数の刺繍模様の刺繍模様デー
タ(模様番号データ、模様縫製データ、模様表示デー
タ)を読み込んでRAM33のメモリに格納し、配色パ
ターンNo.1〜No.6を読み込んでRAM33のメモリに格
納し、言語別配色パターンテーブルを読み込んでRAM
33のメモリに格納する。このS51の次に、複数の刺
繍模様をディスプレイ20に表示させた状態で縫製対象
の刺繍模様を指定することで模様選択処理が実行され、
その選択された刺繍模様のデータがRAM33のメモリ
に格納され、その後S51から図5のS2へ移行し、S
2以降が前記図5、図6のフローチャートと同様に実行
される。
【0050】こうして、例えば、刺繍模様を提供するミ
シンメーカーや模様メーカーがサーバー62に前記のよ
うな諸情報を格納しておき、ミシンの各ユーザーがイン
ターネット61を介して刺繍模様情報と配色パターン情
報、言語別配色パターンテーブルの情報を受信して、ミ
シンMとディスプレイ20の制御に供することが可能で
ある。
【0051】この場合、以上の模様選択・配色設定制御
の制御プログラムをインターネット61を介して、ミシ
ンMの制御ユニット30にダウンロードすることも可能
であり、その模様選択・配色設定制御の制御プログラム
は、刺繍模様をディスプレイ20にカラー表示させるた
めの複数の刺繍模様の模様表示データ(刺繍模様情報)
を記憶したサーバー62から模様表示データを読み出
し、その模様表示データに基づいて刺繍模様をディスプ
レイ20に表示させる模様表示機能と、ディスプレイ2
0に表示される指令キーのキー色と指令キーの背景部分
の背景色とを組にした配色パターンを複数組記憶したサ
ーバー62から、配色パターンの情報を読み出す配色パ
ターン読み出し機能と、配色パターン読み出し機能によ
り読み出した複数の配色パターンから、入力情報に基づ
いて配色パターンを選択する配色パターン選択機能と、
配色パターン選択機能で選択された配色パターンのキー
色と背景色でもって指令キーと背景部分をディスプレイ
20に表示させるキー背景表示機能とをコンピュータに
実現させるための模様表示用プログラムを構成する。
【0052】この模様表示用プログラムによれば、遠隔
のサーバー62に格納された模様表示データを読込んで
ディスプレイ20に表示させると共に、複数組の配色パ
ターンの情報を読込み、入力情報に基づいて配色パター
ンを選択し、その選択した配色パターンのキー色と背景
色でもって指令キー表示領域42と設定キー表示領域4
3に複数のキーを表示させることができる。
【0053】尚、この変更形態では、サーバー62から
複数の刺繍模様の情報を一挙に読み込む場合を例にして
説明したが、サーバー62から複数の刺繍模様について
模様表示情報のみを読み込んでディスプレイ20に表示
させて模様選択した後に、選択した刺繍模様の全部の刺
繍模様情報を読み込むように構成してもよい。3)当業
者であれば本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施
形態及び変更形態以外に種々の変更を付加した形態で実
施できることは勿論である。尚、前記の実施形態及び変
更形態では、電子機器である電子制御ミシンに本発明を
適用した場合を例にして説明したが、電子制御ミシン以
外のカラー表示可能なディスプレイを有する電子機器に
も本発明を適用可能である。
【0054】
【発明の効果】 請求項1のカラー表示可能な電子機器
によれば、指令キーのキー色と指令キーの背景部分の背
景色とを組にした配色パターンを複数組記憶した配色記
憶手段と、配色パターンを選択する選択手段と、選択さ
れた配色パターンのキー色と背景色でもって表示手段に
表示させる表示制御手段を設けたので、複数組の配色パ
ターンを適切に設定しておけば、指令キーのキー色と背
景色とのコントラストを良好にし、指令キーを見やすく
し、操作性を高め、誤操作の発生を防止することができ
る。
【0055】請求項2のカラー表示可能な電子機器によ
れば、複数の配色パターンの中から特定の配色パターン
をデフォルト設定するデフォルト設定手段を設けたの
で、複数の配色パターンの中から特定の配色パターンを
デフォルト設定することができる。その他請求項1と同
様の効果を奏する。
【0056】請求項3のカラー表示可能な電子機器によ
れば、デフォルト設定手段が、言語設定手段と、言語別
デフォルト配色記憶手段と、配色決定手段とを有するの
で、言語仕様における言語の種類を設定後、配色決定手
段により、言語別デフォルト配色記憶手段の記憶情報か
ら、設定された言語の種類に対応するデフォルトの配色
パターンを読み出して配色パターンを決定するものとす
るが、言語別デフォルト配色記憶手段に言語の種類に適
した好ましいデフォルトの配色パターンを予め設定して
記憶しておけば、設定された言語の種類に適した好まし
いデフォルトの配色パターンを決定することができる。
その他請求項2と同様の効果を奏する。
【0057】請求項4のカラー表示可能なミシンによれ
ば、指令入力の為の種々の指令キーや縫製模様をカラー
表示可能な表示手段と、複数組の配色パターンを記憶し
た配色記憶手段と、配色パターンを選択する選択手段
と、選択された配色パターンのキー色と背景色でもって
指令キーと背景部分を表示手段に表示させる表示制御手
段とを設けたので、請求項1と同様に、複数組の配色パ
ターンを適切に設定しておけば、指令キーのキー色と背
景色とのコントラストを良好にし、指令キーを見やすく
し、操作性を高め、誤操作の発生を防止することができ
る。
【0058】請求項5のカラー表示可能なミシンによれ
ば、複数の縫製模様の模様表示情報を記憶した模様記憶
手段を設け、表示制御手段が、模様記憶手段から読み出
した模様表示情報に基づいて縫製模様を表示手段に表示
させるように構成したので、模様記憶手段から読み出し
た模様表示情報に基づいて縫製模様を表示手段にカラー
表示させることができる。その他請求項4と同様の効果
を奏する。
【0059】請求項6のカラー表示可能なミシンによれ
ば、模様表示情報は、縫製模様を縫製する糸の糸色で縫
製模様をカラー表示する為の色情報を含むため、縫製模
様を縫製した状態と同様にカラー表示させることができ
る。その他請求項5と同様の効果を奏する。
【0060】請求項7のカラー表示可能なミシンによれ
ば、複数の配色パターンの中から特定の配色パターンを
デフォルト設定するデフォルト設定手段を設けたので、
複数の配色パターンの中から特定の配色パターンをデフ
ォルト設定することができる。その他請求項4〜6と同
様の効果を奏する。
【0061】請求項8のカラー表示可能なミシンによれ
ば、デフォルト設定手段が、言語設定手段と、言語別デ
フォルト配色記憶手段と、配色決定手段とを有するの
で、請求項3と同様に、言語仕様における言語の種類を
設定後、配色決定手段により、言語別フォルト配色記憶
手段の記憶情報から、設定された言語の種類に対応する
デフォルトの配色パターンを読み出して配色パターンを
決定するものとするが、言語別デフォルト配色記憶手段
に、言語の種類に適した好ましいデフォルトの配色パタ
ーンを予め設定して記憶しておけば、設定された言語の
種類に適した好ましいデフォルトの配色パターンを決定
することができる。その他請求項7と同様の効果を奏す
る。
【0062】請求項9の模様表示用プログラムによれ
ば、模様記憶手段から模様表示情報を読み出して表示手
段に表示させる模様表示機能と、複数組の配色パターン
を記憶した配色記憶手段から配色パターンの情報を読み
出す配色パターン読み出し機能と、その読み出した複数
の配色パターンから、入力情報に基づいて配色パターン
を選択する配色パターン選択機能と、その選択された配
色パターンのキー色と背景色でもって指令キーと背景部
分を表示手段に表示させるキー背景表示機能とをコンピ
ュータに実現させるように構成したので、例えば、遠隔
の場所に設けたサーバーに格納された模様表示情報を読
込んで表示手段に表示させると共に、複数組の配色パタ
ーンの情報を読込み、入力情報に基づいて配色パターン
を選択し、その選択した配色パターンのキー色と背景色
でもって指令キーと背景部分を表示手段に表示させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子制御ミシンの斜
視図である。
【図2】ミシンの制御系のブロックブロックである。
【図3】(a)〜(f)は夫々配色パターン1〜6の説
明図である。
【図4】言語別パターンテーブルの説明図である。
【図5】配色設定制御のフローチャートの一部である。
【図6】配色設定制御のフローチャートの残部である。
【図7】表示データ作成処理のフローチャートである。
【図8】ディスプレイに表示した操作画面の一例の説明
図である。
【図9】ディスプレイに表示した操作画面の一例の説明
図である。
【図10】変更形態に係る操作画面の一例の説明であ
る。
【図11】変更形態に係るミシンの制御ユニットとイン
ターネットとサーバーの関係を示すブロック図である。
【図12】図11の変更形態に係る模様選択・配色設定
制御のフローチャートの要部である。
【符号の説明】
M 電子制御ミシン 20 液晶ディスプレイ(表示手段) 21 LCDコントローラ 30 制御ユニット 32 ROM 33 RAM 34 EEPROM 40 模様表示領域 42 指令キー表示領域 46 指令キー 60 インターフェース機器 62 サーバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色にカラー表示可能でタッチパネル
    を有し且つ指令入力の為の種々の指令キーを表示可能な
    表示手段と、 前記表示手段に表示される指令キーのキー色と指令キー
    の背景部分の背景色とを組にした配色パターンを複数組
    記憶した配色記憶手段と、 前記配色記憶手段に記憶された複数の配色パターンから
    使用する配色パターンを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された配色パターンのキー色と背景
    色でもって指令キーと背景部分を表示手段に表示させる
    表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするカラー表示可能な電子機器。
  2. 【請求項2】 前記複数の配色パターンの中から特定の
    配色パターンをデフォルト設定するデフォルト設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカラー表示
    可能な電子機器。
  3. 【請求項3】 前記デフォルト設定手段は、 機器本体の言語仕様における言語の種類を設定する言語
    設定手段と、 複数種類の言語について言語とデフォルトの配色パター
    ンとを対応付けて記憶した言語別デフォルト配色記憶手
    段と、 前記言語設定手段で設定された言語種類と言語別デフォ
    ルト配色記憶手段の記憶情報とからデフォルト配色パタ
    ーンを決定する配色決定手段と、 を有することを特徴とする請求項2に記載のカラー表示
    可能な電子機器。
  4. 【請求項4】 複数色にカラー表示可能でタッチパネル
    を有し且つ指令入力の為の種々の指令キーや縫製模様を
    表示可能な表示手段と、 前記表示手段に表示される指令キーのキー色と指令キー
    の背景部分の背景色とを組にした配色パターンを複数組
    記憶した配色記憶手段と、 前記配色記憶手段に記憶された複数の配色パターンから
    使用する配色パターンを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された配色パターンのキー色と背景
    色でもって指令キーと背景部分を表示手段に表示させる
    表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするカラー表示可能なミシン。
  5. 【請求項5】 前記縫製模様をカラー表示させるための
    複数の縫製模様の模様表示情報を記憶した模様記憶手段
    を有し、 前記表示制御手段は、模様記憶手段から読み出した模様
    表示情報に基づいて縫製模様を表示手段に表示させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のカラー表示可能なミシ
    ン。
  6. 【請求項6】 前記模様表示情報は、縫製模様を縫製す
    る糸の糸色で縫製模様をカラー表示する為の色情報を含
    むことを特徴とする請求項5に記載カラー表示可能なミ
    シン。
  7. 【請求項7】 前記複数の配色パターンの中から特定の
    配色パターンをデフォルト設定するデフォルト設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載
    のカラー表示可能なミシン。
  8. 【請求項8】 前記デフォルト設定手段は、 ミシンの言語仕様における言語の種類を設定する言語設
    定手段と、 複数種類の言語について言語とデフォルトの配色パター
    ンとを対応付けて記憶した言語別デフォルト配色記憶手
    段と、 前記言語設定手段で設定された言語種類と言語別デフォ
    ルト配色記憶手段の記憶情報とからデフォルト配色パタ
    ーンを決定する配色決定手段と、 を有することを特徴とする請求項7に記載のカラー表示
    可能なミシン。
  9. 【請求項9】 縫製模様を表示手段にカラー表示させる
    ための複数の縫製模様の模様表示情報を記憶した模様記
    憶手段から模様表示情報を読み出し、その模様表示情報
    に基づいて縫製模様を表示手段に表示させる模様表示機
    能と、 前記表示手段に表示される指令キーのキー色と指令キー
    の背景部分の背景色とを組にした配色パターンを複数組
    記憶した配色記憶手段から、配色パターンの情報を読み
    出す配色パターン読み出し機能と、 前記配色パターン読み出し機能により読み出した複数の
    配色パターンから、入力情報に基づいて配色パターンを
    選択する配色パターン選択機能と、 前記配色パターン選択機能で選択された配色パターンの
    キー色と背景色でもって指令キーと背景部分を表示手段
    に表示させるキー背景表示機能と、をコンピュータに実
    現させるための模様表示用プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005019958A2 (en) * 2003-08-22 2005-03-03 Full Gamut Printing Limited Method and apparatus
JP2018022528A (ja) * 2017-10-26 2018-02-08 三菱電機株式会社 入力表示装置、入力表示方法及び入力表示プログラム

Cited By (3)

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