JP2002287722A - 画像表示装置およびそれを用いた画像表示システム - Google Patents

画像表示装置およびそれを用いた画像表示システム

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JP2002287722A
JP2002287722A JP2001089564A JP2001089564A JP2002287722A JP 2002287722 A JP2002287722 A JP 2002287722A JP 2001089564 A JP2001089564 A JP 2001089564A JP 2001089564 A JP2001089564 A JP 2001089564A JP 2002287722 A JP2002287722 A JP 2002287722A
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JP2001089564A
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Iwao Arimori
巌 有森
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公共の車両内で少なくとも広告情報を含む所
定入力情報をカラー静止画像で表示するための画像表示
装置において、広告情報の訴求力を高めるとともに、任
意の外部情報を単一画面内に表示して外部情報を見逃す
可能性を低減させ且つ乗り物酔いなどの誘発を防止した
画像表示装置を得る。 【解決手段】 リアルタイムの外部情報を受信するため
の通信手段3と、外部情報を蓄えるフレームメモリ10
2dを有する制御部102と、制御部102により駆動
されるフルカラーの表示部101とを備え、制御部10
2は、広告情報の非表示期間に外部情報を表示部101
に一括表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バスや電車など
の公共の車両内でLCDなどを用いて鮮明なカラー静止
画像を表示する画像表示装置およびそれを用いた画像表
示システムに関し、特に乗客に対して広告情報のみなら
ずニュース情報などの情報をも効果的に表示することの
できる画像表示装置およびそれを用いた画像表示システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24はたとえば特開平5−21320
1号公報に記載された従来の画像表示装置の概略構造を
示す構成図であり、列車用案内表示装置の場合を示して
いる。また、図25は従来の画像表示装置による広告情
報のみの表示状態を示すフローチャートである。
【0003】図24において、31はデータ管理装置、
32はICカードであり、データ管理装置31内で編集
された各種情報は、ICカード32に転送される。33
は表示制御装置であり、ICカード32から情報を読み
出し、駅名情報、乗り換え情報、運行ダイヤ、基本文章
フォーマットおよび広告案内などの情報と、これら情報
の表示タイミングに関する情報とを内部に記録保持す
る。
【0004】34は表示制御装置33に無線接続された
移動体通信装置、35は表示制御装置33に接続された
表示変換器、36および37は表示変換器35に接続さ
れた行先表示器および車内表示器、38は表示制御装置
33に接続された設定器である。
【0005】表示制御装置33は、移動体通信装置34
からのリアルタイム情報を取り込んで記録するととも
に、外部からの速度信号、前後信号およびドア開閉信号
を取り込み、設定器38からの運行情報を取り込む。
【0006】表示制御装置33において各種入力に基づ
いて編集された表示情報は、表示変換器35を介して行
先表示器36および車内表示器37に送られ、各表示器
36、37において表示される。
【0007】次に、図25〜図27のフローチャートを
参照しながら、図24に示した従来の画像表示装置によ
る表示制御動作について説明する。図25において、車
内表示器37は、表示制御装置33および表示変換器3
5の制御下で、広告情報1、広告情報2、・・・広告情
報nが順次に繰り返し表示する。
【0008】図26において、まず、本日の運用が有る
か否かを判定し(ステップS2)、本日の運用がない
(すなわち、NO)と判定されれば、図26の自動処理
ルーチンを終了して直ちにストップする。
【0009】一方、ステップS1において、本日の運用
が有る(すなわち、YES)と判定されれば、運行ダイ
ヤを選択して(ステップS2)、行先表示であるか否か
を判定する(ステップS3)。
【0010】ステップS3において、行先表示でない
(すなわち、NO)と判定されれば、直ちにステップS
5に進み、行先表示である(すなわち、YES)と判定
されれば、運行ダイヤに適した行先を表示変換器35に
対して指令し(ステップS4)、ステップS5に進む。
【0011】このとき、ステップS4において指令を受
けた表示変換器35は、行先表示器36の制御を行う。
【0012】ステップS5においては、次駅が終着駅で
あるか否かを判定し、終着駅でない(すなわち、NO)
と判定されれば、ステップS3に戻って上記処理ステッ
プS3〜S5を繰り返す。
【0013】その後、列車が終着駅に近づき、ステップ
S5において、次駅が終着駅である(すなわち、YE
S)と判定されれば、ステップS1に戻り、運用が有り
(すなわち、YES)と判定されれば、同じ処理ステッ
プS2〜S5を繰り返す。
【0014】一方、ステップS1において、本日の運用
がない(すなわち、NO)と判定されれば、図26の自
動処理ルーチンを終了する。なお、図26内の判定ステ
ップS3において、車内表示器37により次駅案内など
の運行に関する案内を行う場合は、図27の処理ルーチ
ンに進む。
【0015】図27において、まず、運行ダイヤや表示
タイミングの情報から、運行案内表示するタイミングで
あるを否かを判定し(ステップS6)、運行案内表示タ
イミングである(すなわち、YES)と判定されれば、
表示時点の文章に合った基本文章を基本文章フォーマッ
トより選択する(ステップS7)。
【0016】続いて、運行ダイヤから駅名などを選択
し、基本フォーマットと組み合わせる(ステップS
8)。すなわち、次駅、行先、途中駅など運用により、
表示に適した情報を駅名データから、また乗り換えがあ
る場合には乗換データから判定し、案内文を基本フォー
マットに追加して表示文章を編集する。
【0017】続いて、編集した文章を表示変換器35に
対して指令し(ステップS9)、表示変換器35により
車内表示器37を制御させて文章を表示する。次に、終
着駅に着いたか否かを判定し(ステップS10)、終着
駅に着いていない(すなわち、NO)と判定されれば、
ステップS6に戻って上記処理ステップS3〜S5を繰
り返す。
【0018】その後、ステップS10において、終着駅
に着いた(すなわち、YES)と判定されれば、ステッ
プS1に戻って、次の運用が有るか否かを判定し(ステ
ップS1)、上記制御処理を繰り返す。
【0019】一方、ステップS6において、表示タイミ
ングの情報から運行案内表示タイミングでない(すなわ
ち、NO)と判定されれば、続いて、広告文または広告
案内などのリアルタイム情報を車内表示するタイミング
であるか否かを判定する(ステップS11)。
【0020】ステップS11において、リアルタイム情
報を車内表示するタイミングである(すなわち、YE
S)と判定されれば、タイミングに合った表示文章を選
択して表示変換器35に対して指令し(ステップS1
2)、ステップS10に進む。
【0021】このとき、ステップS12において指令を
受けた表示変換器35は、車内表示器37を制御して文
章を表示する。この広告情報表示処理(ステップS1
2)は、ステップS10において、列車が終着駅に着い
た(すなわち、YES)と判定された時点で、1運用の
処理を終了する。
【0022】次に、車内通報システムに関連した他の従
来例について説明する。図28はたとえば特開平11−
355856号公報に記載された従来の画像表示システ
ムを示す構成図であり、PHS通信機器を用いて車内通
報システムを実現した場合を示している。
【0023】図28において、車内通報システムと関連
した画像表示装置は、車掌室に設けられて車内発生事件
の通報を受信する通報装置40と、各車内に設けられた
アンテナ41aを有する基地局41bと、あらかじめ定
められた特殊コードを操作入力に基づいて出力するPH
S通信機器42(以下、単に「PHS42」と記す)と
を備えている。
【0024】基地局41bは、通報装置40と接続され
ており、アンテナ41aを介してPHS42との間で無
線通信を行うために、変復調処理、同期処理および送受
信処理を行うようになっている。
【0025】通報装置40は、基地局41bを介してP
HS42との間で呼接続制御を行うために、基地局41
bからの通報情報を受信して識別する処理部40aと、
処理部40aにより識別された情報を表示する表示部4
0bと、PHS42との通話を行うための送受話器40
cとを有する。
【0026】以下、図29のフローチャートを参照しな
がら、図28に示した他の従来装置およびシステムによ
る具体的な動作について説明する。
【0027】図29において、たとえば車内スリや暴行
などの刑事事件を発見した場合、乗客は、まず車内警備
特殊番号(たとえば、「0」ダイヤルしない「110
番」)を押し、通話可能であれば、もう一桁(たとえ
ば、「*」など)を押して発呼する。
【0028】また、乗客が犯行現場の近くにいて犯人に
見つかる可能性のある場合には、通信不可能を示すもう
一桁(たとえば、「#」など)を押し発呼する。こうし
て、乗客は、上記車内特番および押下情報をPHS42
から出力する(ステップS21)。
【0029】このとき、乗客のPHS42は、基地局4
1bと同期処理を行うことにより、車内で閉じた通信状
態にある。したがって、基地局41bは、アンテナ41
aを介して、車内のPHS42から発信された信号を受
信する(ステップS22)。
【0030】基地局41bは、PHS42からの受信信
号を復調して同期処理し(ステップS23)、通報装置
40内の処理部40aに送信する。処理部40aは、情
報発信したPHS42との呼を接続し、信号を受信する
とともに、信号を受信した基地局41bから車両番号を
特定する(ステップS24)。
【0031】続いて、処理部40aは、PHS42から
ダイヤルされた車内警備特殊番号から、事件または事故
内容の通報区分を検索識別し(ステップS25)、さら
に、通話の可否を識別する(ステップS26)。
【0032】次に、ステップS24〜S26での識別結
果を表示部40bに出力し、表示部40bにたとえば図
28内の表示例のように表示する(ステップS27)。
続いて、ステップS26での識別結果が通話可能か否か
を判定し、通話可能と識別されていれば、表示部40b
に情報を出力した後も呼を保持して通話を行い(ステッ
プS28)、図29の処理ルーチンを抜け出る。
【0033】一方、ステップS26での識別結果が通話
不可能であれば、表示部40bに情報を出力した後に呼
を切断し(ステップS29)、図29の処理ルーチンを
抜け出る。
【0034】なお、通報装置40において、表示部40
bのみならず、音声メモリ(図示せず)などを使用する
ことにより、表示内容を音声出力することもできる。こ
のように、表示部40bを参照することにより、警備の
通報区分と、通話可能または不可能の区分と、事件や事
故の発生した車両番号とを容易に認識することができ
る。
【0035】したがって、車掌は、可能であれば乗客と
の間で通話を行った後、既存の通報システムを用いて、
次の停車駅の職員に犯罪事件などの内容を連絡し、警察
署員などの準備手配を指示することができる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示装置は
以上のように、たとえば特開平5−213201号公報
に記載の装置(図24参照)では、車内表示器37上の
表示情報として全て文字を用いているので、広告情報表
示の場合にはインパクトが無いうえ、案内表示の場合に
は文字を読む能力を必要とし、外国人や幼い子供には理
解できないという問題点があった。
【0037】また、図25のように広告情報1〜nのみ
を繰り返し表示しているので、乗客は同じ物ばかりが表
示されるという先入観が発生し、意識的に目をそむける
か、見ても意識として認識せず、広告情報効果があがら
なくなり、いわゆる広告情報の訴求力が低下するという
問題点があった。
【0038】また、リアルタイムのニュース情報を表示
する場合に文字情報を用いているので、文字数が車内表
示器37の表示可能文字数を越えると横方向のスクロー
ル(すなわち、流し文字)で表示することになり、一瞬
見逃しただけで意味が分からなくなったり、動く文字を
見つめて乗り物酔いになるなどの問題点があった。
【0039】また、この種の装置に関連した他の従来装
置は、特開平10−75220号公報または実開昭58
−54698号公報などにも参照されるが、いずれも上
記従来装置と同様に表示手段が文字表示に限られてお
り、同様の課題を抱えている。
【0040】また、特開平11−355856号公報に
記載された従来の画像表示システム(図28参照)で
は、乗客による操作を前提としているので、事件の場合
に万一でも犯人に操作の場面を見られたときには、乗客
が危険にさらされるという問題点があった。
【0041】また、乗っ取り事件などの凶悪犯罪事件の
場合には、事件発生当初に犯人が乗客の通信手段を奪う
ことが常套手口であるので、せっかくの設備も機能しな
くなるという問題点があった。
【0042】また、この種の装置に関連した従来システ
ムは、たとえば実開昭64−57599号公報などにも
参照されるが、これは乗務員の急病救済を主目的として
おり、通報の有無のみを明示する仕組みになっており、
乗っ取り事件予防や解決には不向きである。
【0043】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、PHS通信機器を介して入力さ
れたリアルタイムのニュース情報などの外部情報を、ス
クロールすることなく単一画面内に全ての文字を納めて
表示することにより、広告情報の訴求力を高めるととも
に、外部情報を見逃す可能性を低減させ且つ乗り物酔い
などの誘発を防止可能な画像表示装置を得ることを目的
とする。
【0044】また、この発明は、リアルタイムのニュー
ス情報などの外部情報と広告情報とを交互に表示するこ
とにより、広告情報の訴求力およびインパクトを強める
とともに乗客へのサービスを向上させことのできる画像
表示装置を得ることを目的とする。
【0045】また、この発明は、駅名や停留所名などの
表示も単なる文字表示ではなく、イメージ絵またはシン
ボルマークを挿入することにより、外国人や幼い子供で
も自分の降車時期を簡単に判別することのできる画像表
示装置を得ることを目的とする。
【0046】また、この発明は、乗っ取り事件などが発
生した場合に、乗務員による極めて密かな操作により、
犯人には全く悟られずにセンター局に通報でき、事件の
場所を簡単に判別可能とした画像表示システムを得るこ
とを目的とする。
【0047】また、この発明は、乗っ取り事件などが発
生した場合に、センター局においてフラッシングなどの
人目を引く表示動作または最大音量出力のアラーム音な
どで報知することにより、周囲の人に乗っ取り事件の発
生を確実に報知可能にした画像表示システムを得ること
を目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る画像表示装置は、公共の車両内で少なくとも広告情報
を含む所定入力情報をカラー静止画像で表示するための
画像表示装置において、リアルタイムの外部情報を受信
するための通信手段と、外部情報を蓄えるフレームメモ
リを有する制御部と、制御部により駆動されるフルカラ
ーの表示部とを備え、制御部は、広告情報の非表示期間
に外部情報を表示部に一括表示するものである。
【0049】また、この発明の請求項2に係る画像表示
装置は、請求項1において、制御部は、広告情報と外部
情報とを、表示部に交互に表示するものである。
【0050】また、この発明の請求項3に係る画像表示
装置は、請求項1または請求項2において、通信手段
は、PHS通信機器を含むものである。
【0051】また、この発明の請求項4に係る画像表示
装置は、請求項1または請求項2において、通信手段
は、ポケットベル通信機器を含むものである。
【0052】また、この発明の請求項5に係る画像表示
装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、外部情報は、ニュース情報を含むものである。
【0053】また、この発明の請求項6に係る画像表示
装置は、請求項1または請求項2において、通信手段
は、パルス入力機器を含むものである。
【0054】また、この発明の請求項7に係る画像表示
装置は、請求項1または請求項2において、通信手段
は、カレントループインターフェイスを含むものであ
る。
【0055】また、この発明の請求項8に係る画像表示
装置は、請求項6または請求項7において、外部情報
は、車両の走行情報を含むものである。
【0056】また、この発明の請求項9に係る画像表示
装置は、請求項8において、走行情報は、停留所名、降
車を促す情報および発車時の注意を喚起する情報のうち
の少なくとも1つを含むものである。
【0057】また、この発明の請求項10に係る画像表
示装置は、請求項1から請求項9までのいずれかにおい
て、制御部は、外部情報を、イメージ画像によって表示
部に表示するものである。
【0058】また、この発明の請求項11に係る画像表
示装置は、請求項1から請求項10までのいずれかにお
いて、通信手段は、PHS通信機器を含み、PHS通信
機器を用いてあらかじめ登録された電話番号に発信する
ための操作スイッチを備えたものである。
【0059】また、この発明の請求項12に係る画像表
示装置は、請求項11において、操作スイッチは、車両
内の座席の下部に配設されたものである。
【0060】また、この発明の請求項13に係る画像表
示装置は、請求項11または請求項12において、制御
部は、操作スイッチの動作に応答して、表示部に広告情
報のみを表示するものである。
【0061】また、この発明の請求項14に係る画像表
示装置は、請求項11または請求項12において、制御
部は、操作スイッチの動作に応答して、表示部の駆動を
中止して表示画面を消すものである。
【0062】また、この発明の請求項15に係る画像表
示システムは、請求項1から請求項14までのいずれか
の画像表示装置を用いて、PHS通信機器を有する画像
表示装置と、第2のPHS通信機器を有するセンター局
と、外部操作により任意情報をセンター局に入力するた
めの入力手段とを備え、センター局は、入力手段からの
任意情報を第2のPHS通信機器により任意の設定タイ
ミングで画像表示装置に配信し、画像表示装置は、PH
S通信機器によりセンター局から送信される任意情報を
表示するものである。
【0063】また、この発明の請求項16に係る画像表
示システムは、請求項15において、リアルタイムの外
部情報は、ニュース情報配信元から配信されるニュース
情報を含み、センター局は、第2のポケットベル通信機
器を有し、ニュース情報配信元から定期的に配信される
ニュース情報を第2のポケットベル通信機器により取り
込んで蓄え、ニュース情報または任意情報を第2のPH
S通信機器により任意の設定タイミングで画像表示装置
に配信し、画像表示装置は、PHS通信機器によりセン
ター局から送信されるニュース情報または任意情報を表
示するものである。
【0064】また、この発明の請求項17に係る画像表
示システムは、請求項15または請求項16において、
任意情報は、オリジナルのメッセージまたはニュース情
報を含むものである。
【0065】また、この発明の請求項18に係る画像表
示システムは、請求項15から請求項17までのいずれ
かにおいて、画像表示装置は、センター局への発信を行
うための第2の操作スイッチを有し、センター局は、表
示部または報音部を有し、画像表示装置のPHS通信機
器からの送信を受けたときに、あらかじめ設定された1
つ以上の電話番号に対して第2のPHS通信機器により
発信するとともに、事件発生状態を表示部の文字表示ま
たは報音部のアラーム音により報知するものである。
【0066】また、この発明の請求項19に係る画像表
示システムは、請求項18において、表示部は、フラッ
シング動作で事件発生状態を報知するものである。
【0067】また、この発明の請求項20に係る画像表
示システムは、請求項18または請求項19において、
報音部は、最大音量出力で事件発生状態を報知するもの
である。
【0068】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。
【0069】図1はこの発明の実施の形態1による画像
表示装置を用いた画像表示システムを概略的に示す構成
図であり、図2はこの発明の実施の形態1による画像表
示装置を具体的に示すブロック構成図である。
【0070】図1において、1は画像表示装置であり、
広告情報などの所定入力情報が記憶されるメモリカード
2と、外部機器との間で双方向通信を行うためのPHS
通信機器3(以下、単に「PHS3」と記す)とが接続
されている。
【0071】4はパソコンにより構成されたセンター局
であり、画像表示装置1との間で双方向通信を行うため
のPHS通信機器5(以下、単に「PHS5」と記す)
と、受信専用のポケットベル通信機器6(以下、単に
「ポケットベル6」と記す)とを備えている。
【0072】7はセンター局4にニュース情報を配信す
るためのニュースセンターであり、電子化されたニュー
ス情報を、ポケットベル6を介して受信する。
【0073】図2において、画像表示装置1の構成が具
体的に示されており、1〜3は、前述(図1参照)と同
様のものである。101はディスプレイを構成するフル
カラーのLCD(以下、単に「LCD」と記す)、10
2はLCD101を駆動する制御部である。
【0074】制御部102は、LCD101に接続した
LCDインターフェイス102aと、メモリカード2に
接続したメモリカードインターフェイス102bと、P
HS3に接続したPHSインターフェイス102cと、
各インターフェイス102a〜102cに接続したフレ
ームメモリ102dとを有する。
【0075】フレームメモリ102dは、各インターフ
ェイス102bおよび102cからの入力情報を、一旦
蓄えた後に、LCD101に出力する。また、LCD1
01は、フレームメモリ102d内の画像データを一括
して表示できるように構成されている。
【0076】次に、図3および図4を参照しながら、図
1および図2に示したこの発明の実施の形態1による画
像表示システムおよび画像表示装置1による画像表示処
理動作について詳細に説明する。
【0077】図3はこの発明の実施の形態1による画像
表示装置1のバス内における設置状態を示す説明図であ
り、図4はこの発明の実施の形態1による画像表示処理
動作を示すフローチャートである。
【0078】図3において、20は運転席の背後に配設
された広告ポスター保持用のホルダー、21は運転席の
背後に配設されたHポール、22はHポール21の下部
に配設された押しボタンスイッチ、23はHポール21
の上部に配設された停車予告用の文字表示装置である。
【0079】24はバス内の前方上部に配設された文字
表示装置であり、広告情報や次の停留所などの走行情報
を表示する。25は文字表示装置24の下部に配設され
た料金表示装置である。
【0080】画像表示装置1は、Hポール21の背面に
固定されており、メモリカード2(図1、図2参照)に
記憶した広告情報などの画像データと、ニュースセンタ
ー7から、ポケットベル6、センター局4、PHS5お
よびPHS3からなる経路を介して受信したニュース情
報とを、図4に示す順序で表示する。
【0081】以下、図4のフローチャートを参照しなが
ら、図2に示した画像表示装置1による画像表示動作に
ついて詳細に説明する。
【0082】なお、メモリカード2には、あらかじめ複
数の広告情報画像が記憶されているとともに、これらの
広告情報とPHS3から入力するニュース情報とを、ど
のような配分で表示していくかを決定するための表示プ
ログラム(図4のフローチャートに相当する)が記憶さ
れている。
【0083】画像表示装置1の制御部102は、メモリ
カード2内の表示プログラムを読み出して、図4のフロ
ーチャートの動作を開始する。
【0084】まず、制御部102は、メモリカードイン
ターフェイス102bを介して、メモリカード2から広
告情報1を読み出してフレームメモリ102dに書き込
み、広告情報1をLCD101に鮮明なカラー静止画像
で表示する(ステップS3l)。
【0085】次に、制御部102は、PHSインターフ
ェイス102cを介してPHS3から受信したニュース
情報に含まれるニュース1を、フレームメモリ102d
に展開する。
【0086】このとき、ニュース1がJISなどの文字
コードで構成されていれば、フォントROM(図示せ
ず)を用いてニュース1をビットイメージに変換し、フ
レームメモリ102dに書き込む。
【0087】また、ニュース1が最初からビットイメー
ジであれば、そのままフレームメモリ102dに書き込
むことにより、LCD101にニュース1を表示する
(ステップS32)。
【0088】次に、制御部102は、次の広告情報2を
表示するために、再びメモリカードインターフェイス1
02bを介して、メモリカード2から広告情報2を読み
出してフレームメモリ102dに書き込むことにより、
LCD101に広告情報2を表示する(ステップS3
3)。
【0089】このとき、広告情報1の表示処理(ステッ
プS31)から、次の広告情報2の表示処理(ステップ
S33)されるまでの合間に、ニュース1の表示処理
(ステップS32)が実行される。
【0090】なお、ニュース情報は、PHS3により受
信されるが、複数のニュース情報をひとまとめにして受
信する場合には、制御部102のニュース情報用メモリ
(図示せず)にニュース情報を蓄えておく。
【0091】この場合、制御部102は、たとえばニュ
ース2を表示するタイミングになった時点で、ニュース
情報用メモリから読み出したニュース2(または、PH
Sインターフェイス102cを経由したPHS3からの
受信情報)をフレームメモリ102dに展開してLCD
101に表示する(ステップS34)。
【0092】このように、画像表示装置1にPHS3を
付加することにより、センター局4を介してニュースセ
ンター7からリアルタイムのニュース情報を受信して、
LCD101に一括表示することができる。
【0093】また、広告情報1および広告情報2の間に
リアルタイムのニュース情報を表示する。すなわち、文
字のみでなく、カラー静止画像による広告情報に加え
て、ニュース情報の表示機能や停留所名または乗降案内
などを表示する。特に、図4のフローチャートのよう
に、広告情報の合間にリアルタイムでニュース情報を受
信して表示する。
【0094】また、画像表示装置1の表示部がフルカラ
ーのLCD101により構成されているので、広告情報
1および広告情報2は鮮明な静止画像で表示するうえ、
PHS3により受信したリアルタイムのニュース情報
も、全情報がLCD101上の静止画像として1画面に
表示するので、読み易く、ニュース情報と鮮明画像との
相乗効果で広告情報の訴求力が著しく高まる。
【0095】したがって、公共バス会社の広告事業およ
び交通事業の収益に寄与するとともに、目や耳の不自由
な人に対するバリアフリー構想にも十分に役立つことが
できる。また、情報通信としてPHS3を使用している
ので、高速且つ高信頼性の双方向通信が可能となる。
【0096】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、画像表示装置1のニュース情報通信媒体としてPH
S3を用いたが、低コストのポケットベル通信機器を用
いてもよい。
【0097】以下、図5および図6を参照しながら、ニ
ュース情報通信媒体としてポケットベル通信機器を用い
たこの発明の実施の形態2による画像表示装置について
詳細に説明する。
【0098】図5はこの発明の実施の形態2による画像
表示装置を用いた画像表示システムを概略的に示すブロ
ック構成図であり、図6はこの発明の実施の形態2によ
る画像表示装置を具体的に示すブロック構成図である。
【0099】図5および図6において、前述(図1、図
2参照)と同様のものについては、同一符号を付して、
または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。図5
において、8は画像表示装置1Aに設けられたポケット
ベル通信機器(以下、単に「ポケットベル8」と記す)
であり、ニュースセンター7からのニュース情報を受信
する。
【0100】通常、時事通信社などに代表されるニュー
スセンター7は、ポケットベル8を介した通信を標準と
しているので、ニュースセンター7から配信されるニュ
ース情報は、センター局4(図1参照)を経由すること
なく、画像表示装置1Aに設けられたポケットベル8に
より直接受信することができる。
【0101】図6において、画像表示装置1Aは、LC
D101および制御部102Aを有し、メモリカード2
およびポケットベル8が接続されている。画像表示装置
1A内の制御部102Aは、前述(図2参照)の各イン
ターフェイス102a、102bおよびフレームメモリ
102dと、ポケットベル8に接続されたRS−232
Cインターフェイス102eとを有する。
【0102】次に、図5および図6を参照しながら、こ
の発明の実施の形態2による画像表示処理動作について
説明する。図5において、ニュースセンター7は、RS
−232C規格準拠の出力形式からなるニュース情報を
送信する。
【0103】画像表示装置1Aに設けられたポケットベ
ル8は、ニュースセンター7からのニュース情報を受信
し、RS−232Cインターフェイス102eを介し
て、画像表示装置1Aの制御部102Aにニュース情報
を入力する。
【0104】続いて、制御部102Aは、1枚の画面に
1枚分のニュース情報を表示するように画像データを構
成し、これをフレームメモリ102dに書き込む。ま
た、画像表示装置1Aの制御部102Aは、メモリカー
ドインターフェイス102bを介して、メモリカード2
内の広告情報などの画像データをフレームメモリ102
dに書込む。
【0105】その後、制御部102Aは、前述(図4参
照)のフローチャートに示すような設定タイミングによ
り、LCDインターフェイス102aを介して、広告情
報をLCD101に表示する動作と、上記ニュース情報
を表示する動作とを交互に実行する。
【0106】したがって、画像表示装置1Aは、前述と
同様に、広告情報の合間にニュース情報を表示すること
ができる。このように、画像表示装置1Aの通信手段と
してポケットベル8を用いることにより、前述と同等の
効果が得られる。
【0107】また、ニュースセンター7のニュース情報
を直接受信可能であることから、ニュース情報のリアル
タイム性が向上するうえ、画像表示装置1Aおよび画像
表示システム全体のトータルコストが抑制されるので、
低コストの画像表示装置1Aおよびそれを用いた画像表
示システムを実現することができる。
【0108】実施の形態3.なお、上記実施の形態1、
2では、広告情報以外に表示される外部情報としてニュ
ース情報を対象とした場合について説明したが、バスや
電車などの公共車両の走行情報(乗降案内や停留所名な
ど)を表示対象としてもよい。
【0109】以下、図7および図8を参照しながら、広
告情報以外に車両の走行情報を表示するこの発明の実施
の形態3による画像表示装置について詳細に説明する。
図7はこの発明の実施の形態3による画像表示装置に用
いられるパルス入力機器を示す構成図であり、図8はこ
の発明の実施の形態3による画像表示処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0110】図7において、前述と同様のものについて
は、同一符号を付して、または符号の後に「B」を付し
て詳述を省略する。この場合、画像表示装置1Bには、
パルス入力機器として、音声制御スイッチ10、音声テ
ープ装置11、扉制御器12および扉制御スイッチ13
が接続されている。
【0111】バスなどの車両内において、音声制御スイ
ッチ10は、音声テープ装置11を駆動制御し、扉制御
スイッチ13は、扉制御器12を制御しており、これら
の制御状態は、パルス信号として画像表示装置1Bに入
力される。
【0112】次に、図8を参照しながら、図7に示した
この発明の実施の形態3による画像表示動作について説
明する。画像表示装置1Bは、パルス入力機器からのパ
ルス情報を取り込み、そのパルスの種別によって表示画
像を変化させる。
【0113】図8において、まず、画像表示装置1B
は、パルス入力機器からスイッチパルスが入力されたか
否かを判定する(ステップS41)。
【0114】たとえば、音声制御スイッチ10が操作さ
れると、音声テープ装置11および画像表示装置1Bに
スイッチパルスが入力されるので、ステップS41にお
いて、スイッチパルスが有り(すなわち、YES)と判
定される。
【0115】これにより、音声テープ装置11は、次の
停車停留所名を示す「次は凸凹前」の音声を流すととも
に、画像表示装置1Bは、「次は凸凹前」の画面を表示
し(ステップS42)、ステップS41に戻る。このと
き、音声テープ装置11と画像表示装置1Bとが連動し
て画像も表示するので、耳の不自由な人でも次の停留所
名を容易に知ることができる。
【0116】また、このとき、画像表示装置1BのLC
D101(図6参照)に、「次は凸凹前」の文字のみで
なく、凸凹前のイメージ絵または凸凹前をイメージした
シンボルマークを添えて表示する。
【0117】一方、ステップS41において、スイッチ
パルスが無し(すなわち、NO)と判定されれば、続い
て、パルス入力機器からテープパルスが入力されたか否
かを判定する(ステップS43)。
【0118】たとえば、音声を流した音声テープ装置1
1から、音声テープに書き込まれたパルスが画像表示装
置1Bに入力されると、ステップS43において、テー
プパルスが有り(すなわち、YES)と判定される。
【0119】これにより、画像表示装置1BのLCD1
01は、広告情報1を表示し(ステップS44)、ステ
ップS41に戻る。
【0120】このとき、LCD101は、音声テープ装
置11と連動することになるので、広告情報1が特定の
停留所近くのクライアント広告情報であれば、特定の停
留所付近に来たときに、カラー静止画像で広告情報1を
効果的に表示することができる。
【0121】一方、ステップS43において、テープパ
ルスが無し(すなわち、NO)と判定されれば、続い
て、パルス入力機器から扉開パルスが入力されたか否か
を判定する(ステップS45)。
【0122】たとえば、扉制御スイッチ13を「開」側
にセットすると、画像表示装置1Bに扉開パルスが入力
され、扉制御スイッチ13を「閉」側にセットすると、
画像表示装置1Bに扉閉パルスが入力される。
【0123】ステップS45において、扉開パルスが有
り(すなわち、YES)と判定されれば、画像表示装置
1Bは、「ご乗車ありがとうございました。」を表示し
(ステップS46)、ステップS41に戻る。
【0124】また、ステップS45において、扉開パル
スが無し(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、
パルス入力機器から扉閉パルスが入力されたか否かを判
定する(ステップS47)。
【0125】ステップS47において、扉閉パルスが有
り(すなわち、YES)と判定されれば、画像表示装置
1Bは、「発車します。ご注意ください。」を表示し
(ステップS48)、ステップS41に戻る。
【0126】また、ステップS47において、扉閉パル
スが無し(すなわち、NO)と判定されれば、直ちにス
テップS1に戻る。なお、パルス入力機器からのパルス
情報に応じた上記表示画像は、全てメモリカード2に記
憶されているものとする。
【0127】このように、画像表示装置1Bにパルス入
力機器を付加することにより、パルス入力機器からのパ
ルス情報に応答して、必要に応じた停留所名、降車を促
す言葉、発車のための注意を喚起するための言葉、また
はそれらのイメージマークなどを車両の走行情報として
表示することができる。
【0128】したがって、目や耳の不自由な人や文字が
読めない幼児であっても、次の停留所名や乗降案内を音
声またはLCD101の画面上で容易に知ることがで
き、スムーズな乗り降りを可能にすることができる。
【0129】また、バリアフリー構想の一助となるう
え、バスの走行個所に合わせて広告情報を表示するタイ
ミングや広告情報のイメージを限定することかでき、効
果的な広告情報表示を行うことができる。
【0130】たとえば、同じ製品の広告情報であって
も、車両の乗客層に応じて、配色やキャッチフレーズを
変えるなどを限定することができ、効果的な広告情報表
示が実現する。また、これらの表示処理を任意に組み合
わせることにより、広告情報の訴求力も高まる。
【0131】また、パルス入力機器からの情報に応じ
て、案内などの走行情報の表示タイミングを認識し、必
要に応じて表示画像を切り替えることにより、老若男女
の誰でも容易に理解可能な表現豊かな画像で運行案内な
どを表示することができる。
【0132】さらに、このような走行情報の表示は、簡
単で安価な画像表示装置1Bで提供することができ、し
かも、バスなどの公共車両の形式を選ぶことがなく、任
意の車両に適用することができる。
【0133】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、画像表示装置1Bに接続される通信機器としてパル
ス入力機器を用いたが、カレントループインターフェイ
スを用いてもよい。
【0134】近年のバスにおいて、車内案内などに用い
られる音声装置(音声合成用のデジタル制御装置を含
む)は、主局として機能しており、従局機器(画像表示
装置など)をカレントループにより制御しているので、
画像表示装置にカレントループインターフェイスを設け
ることは極めて有効である。
【0135】以下、図9〜図11を参照しながら、通信
機器としてカレントループインターフェイスを用いたこ
の発明の実施の形態4による画像表示装置について詳細
に説明する。
【0136】図9はこの発明の実施の形態4による画像
表示装置を概略的に示す構成図、図10はこの発明の実
施の形態4による画像表示装置を具体的に示す構成図で
あり、図11はこの発明の実施の形態4による画像表示
処理動作を示すフローチャートである。
【0137】図9および図10において、前述と同様の
ものについては、同一符号を付して、または符号の後に
「C」を付して詳述を省略する。図9において、14は
バス内で主局となる音声装置などの放送装置であり、画
像表示装置1Cは、カレントループインターフェイス
(後述する)により、放送装置14に接続された従局と
なる。
【0138】また、前述(図3参照)のように、バス車
内において、文字表示装置24は、広告情報や次の停留
所名などを表示し、料金表示装置25は、次の停留所に
合わせた料金表を表示し、音声合成装置(図示せず)
は、バスの運行状況に合わせて次の停留所に関する走行
情報を出力する。
【0139】また、文字表示装置24および料金表示装
置25は、カレントループ上のデータコードを入出力す
ることにより、音声合成装置との間で互いに連動してい
る。
【0140】図10において、画像表示装置1C内の制
御部102Cは、前述(図2、図6参照)の各インター
フェイス102a、102bおよびフレームメモリ10
2dと、カレントループに接続されたカレントループイ
ンターフェイス102fとを有する。
【0141】次に、図11を参照しながら、図9および
図10に示したこの発明の実施の形態4による画像表示
装置1Cの処理動作について説明する。図11におい
て、ステップS54、S56およびS58は、それぞ
れ、前述(図8参照)のステップS42、S46および
S48に対応している。
【0142】画像表示装置1Cは、カレントループイン
ターフェイス102fを介して、放送装置14内の音声
合成装置から出力されたデータコードを取り込み、入力
されたデータコードに関係する画像データを1枚の画面
として生成し、これをフレームメモリ102dに書き込
み、LCD101に表示する。
【0143】すなわち、画像表示装置1Cは、図11に
おいて、まず、音声合成装置からの通信入力(データコ
ード)が有るか否かを判定する(ステップS51)。ス
テップS51において、通信入力が有り(すなわち、Y
ES)と判定されれば、そのデータコードにしたがって
カレントループコードを読み取る(ステップS52)。
【0144】続いて、カレントループコードが停留所名
であるか否かを判定し(ステップS53)、停留所名に
関するコードである(すなわち、YES)と判定されれ
ば、次の停留所名を表示する(ステップS54)。
【0145】また、ステップS53において、停留所名
に関するコードでない(すなわち、NO)と判定されれ
ば、続いて、カレントループコードが停車を示すか否か
を判定する(ステップS55)。
【0146】ステップS55において、カレントループ
コードが停車に関するコードである(すなわち、YE
S)と判定されれば、停車案内を表示し(ステップS5
6)、停車に関するコードでない(すなわち、NO)と
判定されれば、続いて、カレントループコードが発車を
示すか否かを判定する(ステップS57)。
【0147】ステップS57において、カレントループ
コードが発車に関するコードである(すなわち、YE
S)と判定されれば、発車案内を表示し(ステップS5
8)、発車に関するコードでない(すなわち、NO)と
判定されれば、次の判定ステップ(図示せず)に進む。
【0148】一方、ステップS51において、音声合成
装置からのデータコードが無い(すなわち、NO)と判
定されれば、広告情報1を表示して(ステップS5
9)、図11の処理ルーチンを抜け出る。同様に、各表
示ステップS54、S56およびS58の実行後には、
図11の処理ルーチンを抜け出る。
【0149】このように、画像表示装置1C内の制御部
102Cにカレントループインターフェイス102eを
設け、放送装置14内の音声合成装置と連動させること
により、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。
【0150】また、カレントループ制御によって画面を
切り替えることにより、音声合成装置と画像表示装置1
Cとの機器間の連動が確実になるので、音声報知と走行
状態表示とのタイミングのずれが低減し、安定した動作
を実現することができる。
【0151】実施の形態5.なお、上記実施の形態1で
は、画像表示装置1と関連したセンター局4(図1参
照)を含む画像表示システムについて具体的に言及しな
かったが、センター局4の機能を向上させることによ
り、画像表示装置1およびセンター局を含む画像表示シ
ステムの機能を向上させてもよい。
【0152】以下、図12〜図14を参照しながら、こ
の発明の実施の形態5による画像表示装置を用いた画像
表示システムについて詳細に説明する。図12および図
13はこの発明の実施の形態5による画像表示システム
の通信処理動作を図式的に示す説明図であり、図14は
この発明の実施の形態5による画像表示装置1の表示プ
ログラムを示すフローチャートである。
【0153】図12および図13において、前述(図1
参照)と同様のものについては、同一符号を付して詳述
を省略する。
【0154】また、ここでは図示を省略するが、前述と
同様に、センター局4は、キーボードなどの入力手段、
PHS5およびポケットベル6を有し、画像表示装置1
は、PHS3(図2参照)を有しているものとする。
【0155】一般に、PHS通信機器のデータ通信料金
は、契約内容によってまちまちであるが、以下、簡略化
のため、平成12年のA通信社の料金(=10円)を代
表的な最低単価として説明する。
【0156】PHS通信を行う場合、距離や時間帯に関
わらず最低単価(=10円)以内で通信しようと思え
ば、1回の通信時間を10秒〜10数秒以内に抑制する
必要がある。
【0157】また、通常、ニュースセンター7(時事通
信社などのニュース情報配信会社)が配信するニュース
情報のデータ量は、1件当り、100バイト以下であ
る。
【0158】一方、PHS通信機器のデータ通信速度
は、64KBPS(キロビット毎秒)または32KBP
Sであるが、誤り制御などのオーバーヘッド部分を除く
と、実効通信速度は、58.4KBPSまたは29.2
KBPSとなる。
【0159】ここで、サポートエリアが広く遅い方の実
効通信速度(=29.2KBPS)で、100バイトの
ニュース情報を10円で送信しようとした場合、10秒
以内の通信と考えて通信可能なニュース情報の最低数M
は、以下の式で表される。
【0160】 M=10×29.2K/(100×8) =365
【0161】上式から、1回10円で通信可能なニュー
ス情報の最低数Mは、365件となる。
【0162】そこで、この発明の実施の形態5による画
像表示システムは、図12のように機能する。すなわ
ち、センター局4は、ニュースセンター7から最高36
5件のニュース情報(ニュース365、・・・、ニュー
ス3、ニュース2、ニュース1)を、配信される毎に1
件ずつ受信する。
【0163】次に、センター局4は、受信したニュース
情報をPHS5で画像表示装置1に再配信するときに、
各ニュース情報を1つの情報にまとめて、1回の最低料
金で配信する。
【0164】センター局4と画像表示装置1との間の通
信手段を構成するPHS5、3は、たとえば乗っ取り事
件の通知などの画像表示装置1からの通信用の双方向性
を確保するとともに、イメージなどの大容量の広告情報
を通信するために必要としている。
【0165】また、この発明の実施の形態5によるPH
S5、3を有する画像表示システムは、ニュース情報や
メッセージまたは文字広告情報などの文字データを個体
毎に送信するのではなく、センター局4で一旦まとめて
1回の通信で送受信することができるので、通信料金を
低減するために極めて有効である。
【0166】ところで、一般に、ニュースセンター7か
らニュース情報を受信することは、ニュースセンター7
および画像表示システムのユーザーに対して、何らかの
契約および支払いの必要性を発生させることになる。
【0167】しかしながら、この発明の実施の形態5に
よる画像表示システムは、図13のように機能し、キー
ボードなどの入力手段から、メッセージや文字広告情報
などを直接取り込むことができるので、契約や支払いは
不要となる。
【0168】図13において、センター局4が入力手段
から直接取り込んだメッセージや文字広告情報に対して
は、料金が発生しないので、センター局4への直接入力
を多用することにより、安価な手段で画像表示装置1の
注目度を上げることができる。
【0169】また、画像表示装置1に接続されたメモリ
カード2内に記憶されている広告情報(鮮明な静止画
像)が表示期限を過ぎたり、または新たな広告情報(静
止画像)が必要となったときに、センター局4からの通
信により、メモリカード2内に記憶されている広告情報
(静止画像)を抹消したり、新たな広告情報(静止画
像)を画像表示装置1に送ってメモリカード2内に記憶
させることができる。
【0170】図14は広告情報などの静止画像を抹消ま
たは追加するための画像表示装置1による表示プログラ
ムを示している。図14において、画像表示装置1は、
メモリカード2に記憶可能な最大枚数Nまでの静止画像
を、静止画像の有無を確認しながら表示するように設定
されている。
【0171】すなわち、静止画1の有無を判定して、静
止画1が有りと判定されれば静止画1を表示し、静止画
2の有無を判定して、静止画2が有りと判定されれば静
止画2を表示し、以下、同様の処理を繰り返し、静止画
Nの有無を判定して、静止画Nが有りと判定されれば静
止画Nを表示する。
【0172】これにより、メモリカード2内の静止画像
を抹消すれば表示しなくなり、新たな静止画像をメモリ
カード2内に書き込めば表示を追加し、使用中の静止画
像を抹消して新たな静止画像を上書きすれば、静止画像
を入れ替えたことになる。
【0173】図14の表示プログラムは一例であり、あ
らかじめ全ての静止画像をメモリカード2内に入れてお
いて、画像表示装置1の表示プログラムの方を変更して
も同様の効果は得られる。
【0174】このように、この発明の実施の形態5によ
る画像表示システムのセンター局4は、画像表示装置1
と接続されたPHS5のみならず、ニュースセンター7
と接続されたポケットベル6を有し、ニュースセンター
7(ニュース情報配信元)から定期的に配信されるニュ
ース情報を蓄えて、任意の設定タイミングでPHS5に
より画像表示装置1に再配信するとともに、オリジナル
のメッセージやニュース情報を直接キーボードなどの入
力手段から取り込み、任意の設定タイミングでPHS5
により画像表示装置1に配信する。
【0175】したがって、画像表示装置1は、ニュース
センター7からのリアルタイムの豊富なニュース情報と
ともに、任意のメッセージを、センター局4からの送信
情報として受信して表示することができる。
【0176】また、表示画像を変更する場合に、それが
鮮明な静止画像であっても、メモリカード2を交換する
ことなく、センター局4からの通信によって変更するこ
とができる。
【0177】実施の形態6.なお、上記実施の形態5
(図12参照)では、ニュースセンター7、センター局
4および画像表示装置1により画像表示システムを構成
したが、図15に示すように、ニュースセンター7およ
びポケットベル6(図1参照)を省略して、センター局
4および画像表示装置1のみによって画像表示システム
を構成してもよい。
【0178】図15は構成を簡略化したこの発明の実施
の形態6による画像表示システムを示すブロック構成図
であり、図16はこの発明の実施の形態6による画像表
示システムの通信処理動作を図式的に示す説明図であ
る。
【0179】この場合、センター局4においては、図1
6のように、ニュース情報やメッセージを入力手段から
独自に取り込み、センター局4と画像表示装置1との間
においては、PHS5、3を用いて各種情報の送受信が
行われる。
【0180】ところで、図15および図16に示したこ
の発明の実施の形態6においては、ニュースセンター7
からのニュース情報を画像表示装置1に送信する前述の
実施の形態5に比べると、ワールドワイドなリアルタイ
ムのニュース情報が表示されないので、画像表示装置1
の表示画面のインパクトが薄れるおそれがある。
【0181】しかしながら、この発明の実施の形態6に
よる画像表示システムを運用するユーザー(たとえば、
公共交通事業者など)によっては、ワールドワイドなニ
ュース情報よりも、地域に密着した任意情報の方が乗客
に喜ばれるので、画像表示装置1の表示画像の訴求力が
高まることも十分考えられ、全く問題にならない。
【0182】また、地域に密着した任意情報を、キーボ
ードなどの入力手段によりセンター局4に定期的に入力
して画像表示装置1に表示すれば、必要に応じて、オペ
レータの操作によりワールドワイドなニュース情報をも
入力することができる。
【0183】特に、この場合、地域に応じて、ワールド
ワイドなニュース情報が地域性を考慮して取捨選択され
るので、画像表示装置1が効率の良い情報表示版として
機能し、地域に密着した存在感を持たせ、地域なりの訴
求力を高めることができる。
【0184】また、センター局4においてポケットベル
6が不要になるうえ、特に専任でないオペレータによる
片手間の操作で十分に対応できるので、ニュースセンタ
ー7(図1参照)から受信されるニュース情報の購読契
約料やポケットベル6の使用料などが不要になり、画像
表示システムとしての運用費を安価に抑制することがで
きる。
【0185】さらに、システム運用コストを抑制しつ
つ、前述と同様に、センター局4からオリジナルのニュ
ース情報やメッセージを受信して表示することができ
る。
【0186】実施の形態7.なお、上記実施の形態5、
6では、画像表示装置側からの緊急通報機能について特
に言及しなかったが、画像表示装置側に緊急通報用の操
作スイッチを設けてもよい。
【0187】近年、バスや電車などの公共交通産業界を
悩ます凶悪事件として、乗っ取り事件(バス業界では、
通常「バスジャック」と称される)などが発生するおそ
れがある。
【0188】このような凶悪事件が実際に発生した場合
に、乗っ取り犯人が用意周到に乗客の携帯電話などの通
信手段を奪い取って乗務員および乗客の動きを監視すれ
ば、容易に事件発生を周囲に知らせることはできず、事
件解決が遅れて被害が拡大するおそれがある。
【0189】そこで、運転席付近において、犯人に気付
かれないように配設された緊急通報用の操作スイッチを
設けることが望ましい。以下、図17〜図22を参照し
ながら、画像表示装置側に緊急通報用の操作スイッチを
設けたこの発明の実施の形態7による画像表示システム
について説明する。
【0190】図17はこの発明の実施の形態7による画
像表示システムの画像表示装置1を示す側面図であり、
図18、図21および図22は事件発生時におけるセン
ター局4での表示状態を示す説明図であり、前述と同様
のものについては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0191】また、図19はセンター局4に登録された
携帯電話の表示状態を示す説明図であり、図20はセン
ター局4内に登録されたPHS3の番号と車両との対応
マップデータを示す説明図である。
【0192】図17において、9は緊急時に操作される
押しボタンスイッチであり、通常時には発見されにくい
ように、車両内の運転席の下部に配設されている。スイ
ッチ9の信号線は、Hポールに沿ってPHS3に接続さ
れている。
【0193】画像表示装置1のPHS3にはスイッチ9
が接続されており、PHS3によりセンター局4との間
で双方向通信が可能に構成されている。
【0194】なお、スイッチ9は、運転席の下部のみな
らず、乗客の座席の下部にも配設され得る。また、この
発明の実施の形態7による画像表示システムの全体構成
は、図15に示した通りである。
【0195】バスジャック事件が発生した場合、運転手
は、たとえば運転席の下部に隠された押しボタンスイッ
チ9を、犯人に気付かれないように操作する。
【0196】これにより、センター局4の表示部におい
ては、図18に示すように、画面のフラッシング動作が
行われるとともに、報音部(図示せず)が駆動されてブ
ザー音が発生する。
【0197】したがって、オペレータなどのセンター局
4のそばに居る人に事件の発生を確実に知らせることが
できる。また、センター局4内のメモリに、あらかじめ
再発信の電話番号(たとえば、携帯電話番号)が登録さ
れていれば、その登録番号への発信が行われる。
【0198】これにより、発信された携帯電話の持ち主
は、図19のように、センター局4からの着信を見るだ
けで、事件の発生を知ることができる。したがって、こ
の場合、センター局4の無人化も可能となる。
【0199】このように、事件発生時にスイッチ9を緊
急操作することにより、画像表示装置側のPHS3から
センター局側のPHS5に発信されるので、センター局
4は、PHS3からの着信に応答して、あらかじめ設定
された電話番号に発信し、センター局4の画面上にフラ
ッシングなどで「乗っ取り事件発生」を文字表示し且つ
最大音量でアラーム音を出力して事件発生を報知するこ
とができる。
【0200】また、センター局4には、たとえば図20
のような対比関係がテーブルデータで登録されており、
センター局4は、事件を通報した画像表示装置1に接続
されているPHS3の電話番号と、PHS3を搭載して
いる車両(バスなど)の車両番号との関係を、直ちに認
識することができる。
【0201】これにより、センター局4の表示画面に
は、図21のように、事件の発生した車両番号とその車
両に搭載しているPHS3の番号とが表示される。した
がって、センター局4の関係者は、図21の表示内容を
参照して、車両に関する情報を早急に調べることがで
き、直ちに対応することができる。
【0202】たとえば、ヘリコプターなどによる捜査に
より、車両の屋根上に記された車両番号を確認すること
で、事件の発生した車両をいち早く発見することができ
る。また、インターネット接続を用いたA通信社の位置
認識表示サービスを使用すれば、図22のように、画面
上に事件発生車両に該当するPHS3の所在が示される
ので、発生した車両位置を直ちに確認することができ
る。
【0203】なお、A通信社の「インターネット位置認
識サービス」は、FAXによるサービスもあるので、F
AXを使った位置確認も可能になる。
【0204】また、事件発生時において、画像表示装置
1内の制御部102は、センター局4に対する通信機能
を連想させる表示は一切行わず、たとえば図25のよう
に、通常時の広告情報1〜nのみを表示したり、LCD
101の駆動を中止して、表示画面を消す。
【0205】これにより、車両内の画像表示装置がPH
Sなどの高性能通信機能を具備していることを犯人に知
られることはなく、車両内の画像表示装置が破壊される
ことなどを防ぐことができる。
【0206】一方、事件発生の有無にかかわらず、運転
手の誤操作による混乱もあり得るので、その予防策とし
て、PHS3を介してセンター局4との間で音声による
通話を行い、事件発生の有無を確認することが望まし
い。
【0207】通常、PHS3にはイヤホン端子が設けら
れ、PHS3に専用に準備されたイヤホンマイクセット
を介して、車両の運転手の肉声をセンター局4に発信す
る。
【0208】また、通常、運転手の口元には、車内外の
放送用にマイクが設けられているので、そのマイクにカ
ムフラージュしてイヤホンマイクセットを設置すれば、
犯人に気付かれること無く、車内の状況をセンター局4
に伝えることができる。
【0209】このように、通報元の電話番号から車両番
号を瞬時に割り出すとともに、スイッチ9の誤操作によ
る誤発信を確認し、付加価値の高い処理が可能な上に、
通信会社の上記サービスによってPHS3の所在位置も
割り出すことができ、間接的に事件の発生現場を容易に
知ることができる。
【0210】実施の形態8.なお、上記実施の形態7で
は、スイッチ9の操作により緊急事態発生状態をセンタ
ー局4に報知し、センター局4から登録電話番号に自動
発信してセンター局4にいない人に報知したが、登録電
話番号を画像表示装置1に設定しておき、スイッチ9の
操作に応答して、車両内の画像表示装置1から登録電話
番号に直接発信して事件発生を報知してもよい。
【0211】以下、図23を参照しながら、画像表示装
置1から登録電話番号に直接発信可能にしたこの発明の
実施の形態8について説明する。この場合、上記実施の
形態5〜7のような画像表示システムとしての機能を特
徴とするのではなく、画像表示装置1としての機能を特
徴としている。
【0212】図23はこの発明の実施の形態8による画
像表示装置1のPHS通信状態を示す説明図であり、画
像表示装置1が設置されたバス内で発生した乗っ取り事
件のイメージと、道路を通行中のバス会社員が携帯して
いるPHSに対し、PHS回線網を介して画像表示装置
1から呼び出しがかかっているイメージとを示してい
る。
【0213】なお、この発明の実施の形態8による画像
表示装置1の概略構成は図15に示した通りであり、バ
ス内の運転席の構成は図17に示した通りである。ま
た、緊急事態発生時において、バス会社員のPHSに
は、たとえば図18と同様に、「バスジャック発生」と
フラッシング表示されるものとする。
【0214】この場合、スイッチ9(図15、図17参
照)の操作に応答して、画像表示装置1のPHS3か
ら、PHS回線網を介して、バス会社員が携帯中のPH
Sに発信が行われる。
【0215】これにより、緊急事態発生とほぼ同時に、
スイッチ9の操作によって画像表示装置1から指定電話
番号のPHSに事件発生が報知され、着信したバス会社
員が直ちに対策を施すことができる。
【0216】また、PHS3による指定電話番号への直
接通報のみならず、前述と同様に、通信会社のサービス
によってPHS3の所在位置も割り出すことができ、間
接的に事件の発生現場を知ることができる。
【0217】また、前述と同様に、スイッチ9の配設位
置が認識されにくいので、バスジャックに遭過した場合
でも、乗客を危険に巻き込むことなく、確実に事件の発
生を伝えるとともに、事件発生車両の所在も明らかにす
ることができる。
【0218】さらに、1件の事件が早急に解決すれば、
それ以降の事件の発生が抑制されるので、結果的に事件
発生を未然に防ぐことができる。
【0219】なお、上記のようにバス会社員の携帯中P
HSに直接発信する場合、多数の車両を特定することは
難しいが、画像表示装置1を搭載した車両の保有台数が
比較的少ないユーザーに対して、安価なシステム構成を
用いて、乗っ取り事件の防止機能および早期解決機能を
実現することができる。
【0220】また、画像表示装置1は、スイッチ9の操
作に応答して、登録電話番号への直接発信のみならず、
センター局4への発信を同時に実行してもよい。また、
スイッチ9を複数設置してもよく、センター局への発信
用のスイッチと登録電話番号への発信用のスイッチとを
個別に設置してもよい。
【0221】さらに、上記実施の形態1〜8を任意に組
み合わせれば、それぞれの作用効果を重畳させることが
でき、さらなる効果を奏することは言うまでもない。
【0222】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、公共の車両内で少なくとも広告情報を含む所定入
力情報をカラー静止画像で表示するための画像表示装置
において、リアルタイムの外部情報を受信するための通
信手段と、外部情報を蓄えるフレームメモリを有する制
御部と、制御部により駆動されるフルカラーの表示部と
を備え、制御部は、広告情報の非表示期間に外部情報を
表示部に一括表示するようにしたので、広告情報の訴求
力を高めるとともに、任意の外部情報をスクロールさせ
ることなく単一画面内に全ての文字を納めて表示するこ
とができ、外部情報を見逃す可能性を低減させ且つ乗り
物酔いなどの誘発を防止した画像表示装置が得られる効
果がある。
【0223】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、制御部は、広告情報と外部情報とを、表
示部に交互に表示するようにしたので、広告情報の訴求
力をさらに高めることのできる画像表示装置が得られる
効果がある。
【0224】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、通信手段は、PHS通信
機器を含むので、高性能なPHS通信機器を介して入力
された外部情報を単一画面内に表示することのできる画
像表示装置が得られる効果がある。
【0225】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1または請求項2において、通信手段は、ポケットベ
ル通信機器を含むので、安価なポケットベル通信機器を
介して入力された外部情報を単一画面内に表示すること
のできる画像表示装置が得られる効果がある。
【0226】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、外部情報
は、ニュース情報を含むので、リアルタイムのニュース
情報を単一画面内に表示することのできる画像表示装置
が得られる効果がある。
【0227】また、この発明の請求項6によれば、請求
項1または請求項2において、通信手段は、パルス入力
機器を含むので、任意のパルス情報に応じた画像を単一
画面内に表示することのできる画像表示装置が得られる
効果がある。
【0228】また、この発明の請求項7によれば、請求
項1または請求項2において、通信手段は、カレントル
ープインターフェイスを含むので、カレントループコー
ドに応じた画像を単一画面内に表示することができるう
え、表示タイミングのずれが低減された安定な画像表示
装置が得られる効果がある。
【0229】また、この発明の請求項8によれば、請求
項6または請求項7において、外部情報は、車両の走行
情報を含むので、車両の走行情報に応じた画像を単一画
面内に表示することのできる画像表示装置が得られる効
果がある。
【0230】また、この発明の請求項9によれば、請求
項8において、走行情報は、停留所名、降車を促す情報
および発車時の注意を喚起する情報のうちの少なくとも
1つを含むので、容易に運行状況を理解することのでき
る画像表示装置が得られる効果がある。
【0231】また、この発明の請求項10によれば、請
求項1から請求項9までのいずれかにおいて、制御部
は、外部情報を、イメージ画像によって表示部に表示す
るようにしたので、乗客層の違いによらず容易に運行状
況を理解することのできる画像表示装置が得られる効果
がある。
【0232】また、この発明の請求項11によれば、請
求項1から請求項10までのいずれかにおいて、通信手
段は、PHS通信機器を含み、PHS通信機器を用いて
あらかじめ登録された電話番号に発信するための操作ス
イッチを備えたので、緊急事態発生時に直ちに外部に通
報することのできる画像表示装置が得られる効果があ
る。
【0233】また、この発明の請求項12によれば、請
求項11において、操作スイッチは、車両内の座席の下
部に配設されたので、緊急事態発生時に犯人に悟られず
に通報することのできる画像表示装置が得られる効果が
ある。
【0234】また、この発明の請求項13によれば、請
求項11または請求項12において、制御部は、操作ス
イッチの動作に応答して、表示部に広告情報のみを表示
するようにしたので、緊急事態発生時に、通報機能を犯
人に悟られずに通報することのできる画像表示装置が得
られる効果がある。
【0235】また、この発明の請求項14によれば、請
求項11または請求項12において、制御部は、操作ス
イッチの動作に応答して、表示部の駆動を中止して表示
画面を消すようにしたので、緊急事態発生時に、通報機
能を全く犯人に悟られずに通報することのできる画像表
示装置が得られる効果がある。
【0236】また、この発明の請求項15によれば、請
求項1から請求項14までのいずれかの画像表示装置を
用いて、PHS通信機器を有する画像表示装置と、第2
のPHS通信機器を有するセンター局と、外部操作によ
り任意情報をセンター局に入力するための入力手段とを
備え、センター局は、入力手段からの任意情報を第2の
PHS通信機器により任意の設定タイミングで画像表示
装置に配信し、画像表示装置は、PHS通信機器により
センター局から送信される任意情報を表示するようにし
たので、任意情報を低コストで取り込むことができるう
え、センター局から配信される任意情報を単一画面内に
表示することのできる画像表示システムが得られる効果
がある。
【0237】また、この発明の請求項16によれば、請
求項15において、リアルタイムの外部情報は、ニュー
ス情報配信元から配信されるニュース情報を含み、セン
ター局は、第2のポケットベル通信機器を有し、ニュー
ス情報配信元から定期的に配信されるニュース情報を第
2のポケットベル通信機器により取り込んで蓄え、ニュ
ース情報または任意情報を第2のPHS通信機器により
任意の設定タイミングで画像表示装置に配信し、画像表
示装置は、PHS通信機器によりセンター局から送信さ
れるニュース情報または任意情報を表示するようにした
ので、センター局からの情報配信時間を短縮してさらに
コストダウンを実現した画像表示システムが得られる効
果がある。
【0238】また、この発明の請求項17によれば、請
求項15または請求項16において、任意情報は、オリ
ジナルのメッセージまたはニュース情報を含むので、画
像表示装置での表示内容を必要に応じて任意に選択する
ことのできる画像表示システムが得られる効果がある。
【0239】また、この発明の請求項18によれば、請
求項15から請求項17までのいずれかにおいて、画像
表示装置は、センター局への発信を行うための第2の操
作スイッチを有し、センター局は、表示部または報音部
を有し、画像表示装置のPHS通信機器からの送信を受
けたときに、あらかじめ設定された1つ以上の電話番号
に対して第2のPHS通信機器により発信するととも
に、事件発生状態を表示部の文字表示または報音部のア
ラーム音により報知するようにしたので、センター局内
の人間に緊急事態を直ちに通報することのできる画像表
示システムが得られる効果がある。
【0240】また、この発明の請求項19によれば、請
求項18において、表示部は、フラッシング動作で事件
発生状態を報知するようにしたので、センター局内の人
間に緊急事態を確実に通報することのできる画像表示シ
ステムが得られる効果がある。
【0241】また、この発明の請求項20によれば、請
求項18または請求項19において、報音部は、最大音
量出力で事件発生状態を報知するようにしたので、セン
ター局内の人間に緊急事態を確実に通報することのでき
る画像表示システムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像表示装置
および画像表示システムを概略的に示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による画像表示装置
を具体的に示すブロック構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による画像表示装置
のバス内での設置状態を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による画像表示処理
動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2による画像表示装置
を用いた画像表示システムを概略的に示すブロック構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による画像表示装置
を具体的に示すブロック構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による画像表示装置
に用いられるパルス入力機器を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による画像表示処理
動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態4による画像表示装置
を概略的に示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による画像表示装
置を具体的に示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による画像表示処
理動作を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態5による画像表示シ
ステムの通信処理動作を図式的に示す説明図であり、セ
ンター局におけるニュース情報の受信および再配信の処
理形態を示している。
【図13】 この発明の実施の形態5による画像表示シ
ステムの通信処理動作を図式的に示す説明図であり、セ
ンター局におけるニュース情報の受信および再配信と広
告情報およびオリジナルメッセージの直接入力との処理
形態を示している。
【図14】 この発明の実施の形態5による画像表示装
置1の表示プログラムを示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態6による画像表示シ
ステムを概略的に示すブロック構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態6による画像表示シ
ステムの通信処理動作を図式的に示す説明図でああり、
センター局における広告情報およびオリジナルメッセー
ジの直接入力の処理形態を示している。
【図17】 この発明の実施の形態7による画像表示シ
ステムの画像表示装置を示す側面図である。
【図18】 この発明の実施の形態7による事件発生時
のセンター局でのフラッシング表示状態を示す説明図で
ある。
【図19】 この発明の実施の形態7によるセンター局
に登録された携帯電話のPHS通信表示状態を示す説明
図である。
【図20】 この発明の実施の形態7によるセンター局
に登録されたPHS電話番号と車両との対応マップデー
タを示す説明図である。
【図21】 この発明の実施の形態7による事件発生時
のセンター局4での車両データ表示状態を示す説明図で
ある。
【図22】 この発明の実施の形態7による事件発生時
のセンター局4での車両位置表示状態を示す説明図であ
る。
【図23】 この発明の実施の形態8による画像表示装
置のPHS通信状態を示す説明図であり、バス車内の事
件発生状態と歩行中のバス会社員のPHS携帯状態とを
示している。
【図24】 従来の画像表示装置の概略構造を示す構成
図であり、列車用案内表示装置の場合を示している。
【図25】 従来の画像表示装置による広告情報のみの
表示処理動作を示すフローチャートである。
【図26】 従来の画像表示装置による表示処理動作を
示すフローチャートである。
【図27】 従来の画像表示装置による表示処理動作を
示すフローチャートであり、車内表示器により次駅案内
などの運行案内を行う場合を示している。
【図28】 従来の画像表示システムを示す構成図であ
り、PHSを用いて車内通報システムを実現した場合を
示している。
【図29】 図28に示した従来の画像表示システムに
よる動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 画像表示装置、2 メモリカー
ド、3 PHS(通信手段)、4 センター局、5 P
HS(第2のPHS通信機器)、6 ポケットベル(第
2のポケットベル通信機器)、7 ニュースセンター
(ニュース情報配信元)、8 ポケットベル(通信手
段)、9 スイッチ、10〜13 パルス入力機器、1
4 放送装置、24 広告情報表示用の文字表示装置、
101 LCD(フルカラーの表示部)、102、10
2A、102C 制御部、102cPHSインターフェ
イス、102d フレームメモリ、102e RS−2
32Cインターフェイス、102f カレントループイ
ンターフェイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 21/04 G09F 21/04 Z H04B 7/26 101 H04B 7/26 101 H04Q 7/38 H04H 1/00 G H04H 1/00 H04B 7/26 109M

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公共の車両内で少なくとも広告情報を含
    む所定入力情報をカラー静止画像で表示するための画像
    表示装置において、 リアルタイムの外部情報を受信するための通信手段と、 前記外部情報を蓄えるフレームメモリを有する制御部
    と、 前記制御部により駆動されるフルカラーの表示部とを備
    え、 前記制御部は、前記広告情報の非表示期間に前記外部情
    報を前記表示部に一括表示することを特徴とする画像表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記広告情報と前記外部
    情報とを、前記表示部に交互に表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、PHS通信機器を含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記通信手段は、ポケットベル通信機器
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記外部情報は、ニュース情報を含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに
    記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記通信手段は、パルス入力機器を含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、カレントループインタ
    ーフェイスを含むことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記外部情報は、前記車両の走行情報を
    含むことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の
    画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記走行情報は、停留所名、降車を促す
    情報および発車時の注意を喚起する情報のうちの少なく
    とも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像
    表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記外部情報を、イメ
    ージ画像によって前記表示部に表示することを特徴とす
    る請求項1から請求項9までのいずれかに記載の画像表
    示装置。
  11. 【請求項11】 前記通信手段は、PHS通信機器を含
    み、 前記PHS通信機器を用いてあらかじめ登録された電話
    番号に発信するための操作スイッチを備えたことを特徴
    とする請求項1から請求項10までのいずれかに記載の
    画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記操作スイッチは、前記車両内の座
    席の下部に配設されたことを特徴とする請求項11に記
    載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、前記操作スイッチの動
    作に応答して、前記表示部に前記広告情報のみを表示す
    ることを特徴とする請求項11または請求項12に記載
    の画像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、前記操作スイッチの動
    作に応答して、前記表示部の駆動を中止して表示画面を
    消すことを特徴とする請求項11または請求項12に記
    載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 PHS通信機器を有する前記画像表示
    装置と、 第2のPHS通信機器を有するセンター局と、 外部操作により任意情報を前記センター局に入力するた
    めの入力手段とを備え、 前記センター局は、前記入力手段からの任意情報を前記
    第2のPHS通信機器により任意の設定タイミングで前
    記画像表示装置に配信し、 前記画像表示装置は、前記PHS通信機器により前記セ
    ンター局から送信される任意情報を表示することを特徴
    とする請求項1から請求項14までのいずれかに記載の
    画像表示装置を用いた画像表示システム。
  16. 【請求項16】 前記リアルタイムの外部情報は、ニュ
    ース情報配信元から配信されるニュース情報を含み、 前記センター局は、第2のポケットベル通信機器を有
    し、前記ニュース情報配信元から定期的に配信されるニ
    ュース情報を前記第2のポケットベル通信機器により取
    り込んで蓄え、前記ニュース情報または前記任意情報を
    前記第2のPHS通信機器により任意の設定タイミング
    で前記画像表示装置に配信し、 前記画像表示装置は、前記PHS通信機器により前記セ
    ンター局から送信されるニュース情報または任意情報を
    表示することを特徴とする請求項15に記載の画像表示
    システム。
  17. 【請求項17】 前記任意情報は、オリジナルのメッセ
    ージまたはニュース情報を含むことを特徴とする請求項
    15または請求項16に記載の画像表示システム。
  18. 【請求項18】 前記画像表示装置は、前記センター局
    への発信を行うための第2の操作スイッチを有し、 前記センター局は、表示部または報音部を有し、前記画
    像表示装置のPHS通信機器からの送信を受けたとき
    に、あらかじめ設定された1つ以上の電話番号に対して
    前記第2のPHS通信機器により発信するとともに、事
    件発生状態を前記表示部の文字表示または前記報音部の
    アラーム音により報知することを特徴とする請求項15
    から請求項17までのいずれかに記載の画像表示システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記表示部は、フラッシング動作で前
    記事件発生状態を報知することを特徴とする請求項18
    に記載の画像表示システム。
  20. 【請求項20】 前記報音部は、最大音量出力で前記事
    件発生状態を報知することを特徴とする請求項18また
    は請求項19に記載の画像表示システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9156480B2 (en) 2011-12-19 2015-10-13 Mitsubishi Electric Corporation In-vehicle information providing apparatus

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US9156480B2 (en) 2011-12-19 2015-10-13 Mitsubishi Electric Corporation In-vehicle information providing apparatus

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