JP2002286023A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2002286023A
JP2002286023A JP2001088758A JP2001088758A JP2002286023A JP 2002286023 A JP2002286023 A JP 2002286023A JP 2001088758 A JP2001088758 A JP 2001088758A JP 2001088758 A JP2001088758 A JP 2001088758A JP 2002286023 A JP2002286023 A JP 2002286023A
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JP
Japan
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spring
shaft
hinge
pair
positioning means
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001088758A
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English (en)
Inventor
Junji Kaneko
純司 金子
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JEWEL DENSHI KK
Original Assignee
JEWEL DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スプリングが設けられた軸の両端
側に回転位置決め手段を設けて圧縮荷重を従来の約2倍
とし、径小化等を得ることを目的とする。 【解決手段】 本発明によるヒンジは、軸(12)の外
周位置にスプリング(11)を介して筒状体(10)を
設け、軸(12)と筒状体(10)を相対回転自在と
し、軸(12)の両端位置に回転位置決め手段(40)
を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジに関し、特
に、内蔵されたスプリングの両端に回転位置決め部を設
けることにより、従来のヒンジのばねの約2倍の圧縮荷
重を得ることが出来、従来の2個使用のヒンジを1個の
みとして、従来の2個使用と同じ作用を1個で行うこと
ができるようにするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のヒンジと
しては、例えば、図15で示される携帯電話の場合、テ
ンキー1が設けられている本体側2と表示部3が設けら
れているフタ側4とは、一対のヒンジ5を介して互いに
相対回転自在すなわち開閉自在に設けられている。前記
本体側2とフタ側4は、図16に示されるように、各ヒ
ンジ5が有する一対の位置決め部(図示せず)によって
開閉時の「カシャ」と言う音が発生する閉る時の節度範
囲Aと開く時の節度範囲Bを設定していると共に、この
各節度範囲A、B間はフリーストップCと言う範囲で、
このフリーストップCにおいては、各ヒンジの各位置決
め部間の回転トルク(すなわち摩擦)によって本体側2
又はフタ側4が何れの角度位置でも止まっていることが
できる、すなわち、軽い摩擦を受けている状態を保つこ
とができるようにした構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒンジは、以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、ヒンジの中に内蔵されているばね
は、前述の各節度範囲A、Bにおける開閉時の節度感及
びフリーストップでの保持圧の確保のために強力なばね
力を必要とするが、このばねが接触するヒンジ内の回転
位置決め手段は、ばねの一方の端部側の1個のみであ
り、一対のヒンジを使用しなければ、前述の各動作に対
する特性を確保することが不可能であった。また、前述
の従来構成で所定の特性を満足させるためには、ヒンジ
の径を小さくして、小径のばねを用いることも困難で、
小径化のユーザー側の要望に沿うことは極めて困難であ
った。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、内蔵されたスプリングの両
側に回転位置決め部を設けることにより、従来のヒンジ
のばねの約2倍の圧縮荷重を得ることが出来、従来の2
個使用のヒンジを1個のみとして、従来の2個使用と同
じ作用を1個で行うことができるようにしたヒンジを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒンジは、
軸の外周位置にスプリングを介して筒状体を設け、前記
軸と筒状体を相対回転自在としたヒンジにおいて、前記
軸の両端位置に回転位置決め手段を設け、前記各回転位
置決め手段は、一対の位置決め部が設けられている構成
であり、また、前記各回転位置決め手段は、前記軸の両
端位置に設けられ一対の凹部を有する第1リングと、前
記スプリングの両端で前記各第1リングに接して設けら
れ前記各凹部に対応する一対の凸部を有する第2リング
とを備え、前記各凹部と各凸部が互いに重合した状態で
前記軸と筒状体の相対回転位置決めが行われる構成であ
り、また、前記スプリングは、大径と小径の一対のスプ
リングが同軸状に設けられている構成であり、また、前
記スプリングは、前記軸の軸方向に沿って分割された第
1、第2スプリング部よりなり、前記第1、第2スプリ
ング部は、前記筒状体の軸方向における中央位置に形成
された壁部の両側に配設されている構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるヒ
ンジの好適な実施の形態について説明する。尚、従来例
と同一部分には同一符号を付して説明する。図1及び図
2は、本発明による第1の実施の形態を示すもので、符
号10で示されるものは、コイルスプリングからなるス
プリング11が内設された筒状体であり、このスプリン
グ11の内側には、このばね11と非接触な状態で円柱
状の軸12が設けられている。
【0007】前記軸12の両端位置12a、12bに
は、一対の凹部13、13aを180度対向した位置に
有する一対の第1リング14、14が固定して設けられ
ている。前記各第1リング14、14とばね11の両端
との間には、一対の凸部20a、20bを有する第2リ
ング21、21が設けられ、この各第2リング21、2
1の係止片23は前記筒状体10の凹部10aに係合し
ている。
【0008】前記各凸部20a、20bは、互いに18
0度対向して前記各凹部13、13aと対応するように
形成されており、図11の状態では、各凹部13、13
aと各凸部20a、20bが互いに重合して位置決めが
されている状態を示している。この状態で、軸12と筒
状体10の相対回転を行うと、各凸部20a、20bが
凹部13、13aから離脱して回転し、前述のフリース
トップC範囲となる。尚、図3及び図4は、図1の半断
面図及び各第1リング14,14の裏面を示している。
【0009】次に、図5及び図6に示す第2の実施の形
態においては、前述のスプリング11を2個構成として
第1スプリング部11a及び第2スプリング部11bを
用い、各スプリング部11a、11bは前述筒状体10
の軸方向における中央位置に径方向に形成された壁部3
0によって区分されている。尚、他の部分は図1及び図
2と同一であるため、同一部分には同一符号を付し説明
は省略する。また、図7及び図8は、図5の半断面図及
び各第1リング14、14の裏面を示している。
【0010】尚、前述の各第1リング、14、14及び
各第2リング21、21によって一対の回転位置決め手
段40、40を構成し、前記各凹部13、13aと各凸
部20a、20bによって一対の位置決め部50、50
を構成したが、前述の構成に限ることなく、各凹部1
3、13aと各凸部20a、20bが逆に形成された場
合及びボールを使用して位置決め構造とした場合等も本
発明の範囲内であることは述べるまでもないことであ
る。また、図1のスプリング11も、この構成に限ら
ず、大径と小径のスプリングを二重状として同軸状に配
置することもできる。
【0011】
【発明の効果】本発明によるヒンジは、以上のように構
成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、ばねが設けられた軸の両端位置に一対の
回転位置決め手段が設けられているため、ばねの圧縮荷
重を約2倍とすることができ、ばねの径小化及びヒンジ
の径小化を達成することができる。従って、例えば、携
帯電話等の開閉機構のヒンジを、従来の2個使いから1
個使いに変更することができ、コストダウンに大きく寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒンジを示す断面図である。
【図2】図1の各第1リングの平面図である。
【図3】図1の半断面図である。
【図4】図1の各第1リングの裏面図である。
【図5】図1の他の形態を示す断面図である。
【図6】図5の各第1リングの平面図である。
【図7】図5の半断面図である。
【図8】図5の各第1リングの裏面図である。
【図9】図1、図5の第2リングの半断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の裏面図である。
【図12】図1、図5の第1リングの半断面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12の裏面図である。
【図15】従来の携帯電話を示す斜視図である。
【図16】図15の携帯電話の開状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 筒状体 11 スプリング 12 軸 11a、11b 第1、第2スプリング部 13、13a 凹部 14 第1リング 20a、20b 凸部 21 第2リング 30 壁部 40 回転位置決め手段 50 位置決め部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸(12)の外周位置にスプリング(1
    1)を介して筒状体(10)を設け、前記軸(12)と
    筒状体(10)を相対回転自在としたヒンジにおいて、
    前記軸(12)の両端位置に回転位置決め手段(40)
    を設け、前記各回転位置決め手段(40)は、一対の位
    置決め部(50)が設けられていることを特徴とするヒ
    ンジ。
  2. 【請求項2】 前記各回転位置決め手段(40)は、前
    記軸(12)の両端位置に設けられ一対の凹部(13,
    13a)を有する第1リング(14)と、前記スプリン
    グ(11)の両端で前記各第1リング(14)に接して
    設けられ前記各凹部(13、13a)に対応する一対の
    凸部(20a,20b)を有する第2リング(21)と
    を備え、前記各凹部(13,13a)と各凸部(20
    a,20b)が互いに重合した状態で前記軸(12)と
    筒状体(10)の相対回転位置決めが行われる構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載のヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記スプリング(11)は、大径と小径
    の一対のスプリングが同軸状に設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2記載のヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記スプリング(11)は、前記軸(1
    2)の軸方向に沿って分割された第1、第2スプリング
    部(11a,11b)よりなり、前記第1、第2スプリ
    ング部(11a,11b)は、前記筒状体(10)の軸
    方向における中央位置に形成された壁部(30)の両側
    に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3の
    何れかに記載のヒンジ。
JP2001088758A 2001-02-20 2001-02-20 ヒンジ Pending JP2002286023A (ja)

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